JP6390242B2 - 液体収容容器及び液体消費システム - Google Patents
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[複合機10の全体構成]
複合機10(液体消費装置の一例)は、図1に示されるように、概ね直方体に形成されている。複合機10は、下部にインクジェット記録方式で用紙12(図2参照)に画像を記録するプリンタ部11を有している。プリンタ部11は、図2に示されるように、給送部15と、給送トレイ20と、排出トレイ21と、搬送ローラ部58と、記録部24と、排出ローラ部59と、プラテン42と、を備えている。なお、複合機10は、ファクシミリ機能及びプリント機能などの各種の機能を有している。
給送トレイ20は、図1に示されるように、複合機10の前面で且つ左右方向9の中央部に形成された開口13を通じて前後方向8にユーザによって複合機10に対して挿抜される。給送トレイ20は、積層された複数の用紙12を支持可能である。排出トレイ21は、給送トレイ20の上方に配置されており、給送トレイ20と共に挿抜される。排出トレイ21は、排出ローラ部59によって記録部24とプラテン42との間から排出された用紙12を支持する。
給送部15は、給送トレイ20に支持された用紙12を搬送経路65へ給送する。給送部15は、図2に示されるように、給送ローラ25と、給送アーム26と、軸27とを備えている。給送ローラ25は、給送アーム26の先端側に回転可能に支持されている。給送ローラ25は、搬送モータ(不図示)の逆転によって、用紙12を搬送向き16に搬送する向きに回転する。給送アーム26は、プリンタ部11のフレームに支持された軸27に回動可能に支持されている。給送アーム26は、自重或いはバネ等による弾性力によって給送トレイ20側へ回動付勢されている。
図2に示されるように、搬送経路65は、その一部がプリンタ部11の内部において、所定間隔で対向する外側ガイド部材18及び内側ガイド部材19によって形成される空間を指す。搬送経路65は、給送トレイ20の後端部からプリンタ部11の後方側に延びる経路である。また、搬送経路65は、プリンタ部11の後方側において下方から上方に延びつつUターンし、記録部24とプラテン42との間の空間を経て排出トレイ21に至る経路である。なお、搬送経路65内における用紙12の搬送向き16は、図2において一点鎖線の矢印で示されている。
図2に示されるように、搬送ローラ部58は、記録部24より搬送向き16の上流側に配置されている。搬送ローラ部58は、互いに対向する搬送ローラ60及びピンチローラ61を有する。搬送ローラ60は、搬送モータによって駆動される。ピンチローラ61は、搬送ローラ60の回転に伴って連れ回る。用紙12は、搬送モータの正転によって正回転する搬送ローラ60及びピンチローラ61に挟持されて搬送向き16に搬送される。
図2に示されるように、排出ローラ部59は、記録部24より搬送向き16の下流側に配置されている。排出ローラ部59は、互いに対向する排出ローラ62及び拍車63を有する。排出ローラ62は、搬送モータによって駆動される。拍車63は、排出ローラ62の回転に伴って連れ回る。用紙12は、搬送モータの正転によって正回転する排出ローラ62及び拍車63に挟持されて搬送向き16に搬送される。
図2に示されるように、記録部24は、搬送向き16における搬送ローラ部58及び排出ローラ部59の間に配置されている。また、記録部24は、搬送経路65を挟んでプラテン42と上下方向7に対向配置されている。すなわち、記録部24は、搬送経路65より上下方向7の上方で、且つ搬送経路65に対面して配置されている。記録部24は、キャリッジ23と、記録ヘッド39とを備えている。
図2に示されるように、プラテン42は、搬送向き16における搬送ローラ部58及び排出ローラ部59の間に配置されている。プラテン42は、上下方向7において記録部24に対向するようにして配置されており、搬送ローラ部58によって搬送される用紙12を下側から支持する。
図1に示されるように、複合機10の外方には、4つのインク容器100(液体収容容器の一例)が配置されている。各インク容器100は、複合機10と独立して配置可能なものである。複合機10及びインク容器100により、液体消費システムが構成されている。
インク容器100は、複合機10と連結される前に、シール部材118が剥がされる。これにより、大気連通口106が開放され、インク貯留部103の気体層が大気連通される。インク容器100は、複合機10が載置される載置面や、その他の任意の面に載置することができる。すなわち、複合機10に対するインク容器100のレイアウトは自在である。
本実施形態によれば、インク容器100において、スプール109が回転することによりチューブ104が巻かれてチューブ収納部105に収容される。また、チューブ104の他端が引っ張られることにより、スプール109が回転して、チューブ収納部105からチューブ104が引き出される。したがって、インク容器100から必要な長さ分だけチューブ104を延出させることができる。また、チューブ収納部105に、余分な長さのチューブ104を収容することができる。
前述された第1実施形態では、インクの色などの種類毎に複数のインク容器100が複合機10に連結される態様が説明されたが、1つのインク容器100に複数のインク貯留部103と、複数のチューブ104とが設けられてもよい。
前述された第1実施形態では、第1筐体101に形成された大気連通口106によってインク貯留部103が大気連通される態様が説明されたが、インク貯留部103の上部付近に開口する大気流路119が第1筐体101の側壁101Bに形成され、インク用とは別の大気用チューブ120が、チューブ104と共にスプール109に巻き取り可能に設けられ、第2筐体102から貫通孔115を通じてチューブ104とともに大気用チューブ120が外方へ引き出し可能に設けられてもよい。
前述された第2実施形態では、圧力センサ51が複合機10に設けられているが、圧力センサ131がインク容器130に設けられてもよい。
前述された第3実施形態では、インク貯留部103に圧力センサ131及びRFIDタグ132が設けられているが、圧力センサ131に代えてフロート133が設けられてもよい。
前述された第3実施形態では、容積が変化しないインク貯留部103に圧力センサ131及びRFIDタグ132が設けられているが、容積が可変のインク貯留部134に圧力センサ136及びRFIDタグ132が設けられてもよい。
103 インク貯留部
104 チューブ
105 チューブ収納部
107 インク流路
108 回転軸
109 スプール
Claims (14)
- 液体が貯留される液体貯留部と、
液体を流通するチューブと、
上記チューブが、回転軸を中心として回転するスプールに巻かれた状態で収納されるチューブ収納部と、
上記液体貯留部から上記スプールの回転軸を介して上記チューブへ通ずる液体流路と、
上記液体貯留部及び上記チューブ収納部を内部空間に有する筐体と、
上記筐体の側壁の上端付近に設けられており、上記チューブの一端を係止可能な係止部と、
上記筐体の上壁に設けられており、上記液体貯留部と連通する大気連通口と、
上記係止部に係止されたチューブの一端側の開口及び上記大気連通口を閉塞するシール部材と、を具備する液体収容容器であって、
上記回転軸が水平方向に沿った上記液体収容容器の使用姿勢において、
上記液体流路は、上記液体貯留部の底部付近において上記液体貯留部と連通しており、
上記チューブは、上記筐体の側壁の下端付近から外部へ引き出し可能である液体収容容器。 - 液体が貯留される液体貯留部と、
液体を流通するチューブと、
上記チューブが、回転軸を中心として回転するスプールに巻かれた状態で収納されるチューブ収納部と、
上記液体貯留部から上記スプールの回転軸を介して上記チューブへ通ずる液体流路と、
上記スプールに巻かれた状態で上記チューブ収納部に収納可能であり、気体が流通する大気用チューブと、
上記液体貯留部から上記スプールの回転軸を介して上記チューブへ通ずる気体流路と、を具備する液体収容容器。 - 上記回転軸が水平方向に沿った上記液体収容容器の使用姿勢において、
上記液体流路は、上記液体貯留部の底部付近において上記液体貯留部と連通している請求項2に記載の液体収容容器。 - 上記液体貯留部及び上記チューブ収納部を内部空間に有する筐体を更に具備しており、
上記使用姿勢において、上記チューブは、上記筐体の側壁の下端付近から外部へ引き出し可能である請求項3に記載の液体収容容器。 - 液体が貯留される複数の液体貯留部と、
複数の上記液体貯留部にそれぞれ対応して設けられており、液体を流通するチューブと、
複数の上記チューブにそれぞれ対応して設けられており、回転軸を中心として回転する複数のスプールと、
上記チューブが上記スプールに巻かれた状態で収納されるチューブ収納部と、
複数の上記液体貯留部及び複数の上記スプールにそれぞれ対応して設けられており、上記液体貯留部から上記スプールの回転軸を介して上記チューブへ通ずる複数の液体流路と、を具備する液体収容容器であって、
上記回転軸が水平方向に沿った上記液体収容容器の使用姿勢において、
複数の上記液体流路は、対応する複数の上記液体貯留部の底部付近において上記液体貯留部とそれぞれ連通している液体収容容器。 - 複数の上記の液体貯留部及び複数の上記チューブ収納部を内部空間に有する筐体を更に具備しており、
上記使用姿勢において、複数の上記チューブは、上記筐体の側壁の下端付近から外部へ引き出し可能である請求項5に記載の液体収容容器。 - 液体収容容器と、
チューブの一端側が接続されて液体貯留部から供給される液体を消費する液体消費装置と、
上記液体貯留部内の圧力を検知して検知信号を発する圧力検知手段と、
上記液体貯留部の圧力を調整する圧力調整手段と、
上記圧力検知手段の検知信号に応じて上記圧力調整手段を駆動する制御手段と、を具備する液体消費システムであって、
上記液体収容容器は、
液体が貯留される上記液体貯留部と、
液体を流通する上記チューブと、
上記チューブが、回転軸を中心として回転するスプールに巻かれた状態で収納されるチューブ収納部と、
上記液体貯留部から上記スプールの回転軸を介して上記チューブへ通ずる液体流路と、を具備する液体消費システム。 - 上記圧力検知手段は、上記液体貯留部における気圧を測定する圧力センサを有するものである請求項7に記載の液体消費システム。
- 上記圧力調整手段は、上記液体貯留部へ気体を流通させるポンプを有するものである請求項7に記載の液体消費システム。
- 上記液体収容容器は、上記スプールに巻かれた状態で上記チューブ収納部に収納可能であり、気体が流通する大気用チューブと、上記液体貯留部から上記スプールの回転軸を介して上記チューブへ通ずる気体流路と、を更に具備するものであり、
上記圧力検知手段及び上記圧力調整手段は、上記液体消費装置に設けられたものである請求項9に記載の液体消費システム。 - 上記圧力センサは、RFIDタグと電気的に接続されており、
上記液体消費装置に、上記RFIDタグと無線通信する送受信部が設けられたものである請求項8に記載の液体消費システム。 - 上記液体貯留部に貯留された液体に対して一定の浮力を有するフロートを更に備え、
上記圧力センサ及び上記RFIDタグは当該フロートに設けられており、
上記液体消費装置に、上記RFIDタグの位置を検出する位置検出手段が設けられた請求項11に記載の液体消費システム。 - 上記圧力調整手段は、上記液体貯留部の容積を変化させる可動部と、当該可動部を移動させるアクチュエータと、を有するものである請求項7に記載の液体消費システム。
- 液体収容容器と、
チューブの一端側が接続されて液体貯留部から供給される液体を消費する液体消費装置と、
上記液体貯留部に貯留された液体に対して一定の浮力を有するフロートと、
上記フロートに設けられたRFIDタグと、
上記液体貯留部の圧力を調整する圧力調整手段と、
上記RFIDタグの位置を検出する位置検出手段と、
上記RFIDタグの位置に応じて上記圧力調整手段を駆動する制御手段と、を具備する液体消費システムであって、
上記液体収容容器は、
液体が貯留される上記液体貯留部と、
液体を流通する上記チューブと、
上記チューブが、回転軸を中心として回転するスプールに巻かれた状態で収納されるチューブ収納部と、
上記液体貯留部から上記スプールの回転軸を介して上記チューブへ通ずる液体流路と、を具備する液体消費システム。
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