JP6390060B2 - 高所作業車におけるデッキ扉の安全装置 - Google Patents
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Description
第2発明の高所作業車におけるデッキ扉の安全装置は、第1発明において、前記地上高検出手段は、前記ブームの起伏角度を検出する起伏角度検出器と、前記ブームの長さを検出する長さ検出器と、前記起伏角度検出器により検出された起伏角度と、前記長さ検出器により検出された長さとから、前記デッキの地上高を求める地上高演算手段と、を備えることを特徴とする。
第3発明の高所作業車におけるデッキ扉の安全装置は、第1または第2発明において、前記ブームの格納状態を検出するブーム格納状態検出器を備え、前記切替手段は、前記ブーム格納状態検出器が格納状態と検出している場合にも前記施錠手段を解錠することを特徴とする。
第4発明の高所作業車におけるデッキ扉の安全装置は、第1、第2または第3発明において、解錠操作手段を備え、前記切替手段は、前記施錠手段が施錠されている状態において前記解錠操作手段により解錠操作された場合に該施錠手段を解錠することを特徴とする。
第5発明の高所作業車におけるデッキ扉の安全装置は、第4発明において、前記切替手段は、前記解錠操作手段の解錠操作により前記施錠手段を解錠した後、所定時間経過後に該施錠手段を施錠することを特徴とする。
第6発明の高所作業車におけるデッキ扉の安全装置は、第4発明において、前記切替手段は、前記解錠操作手段の解錠操作により前記施錠手段を解錠した後、前記デッキの移動操作がなされたときに該施錠手段を施錠することを特徴とする。
第7発明の高所作業車におけるデッキ扉の安全装置は、第1、第2、第3、第4、第5または第6発明において、前記デッキ扉の開閉状態を検出するデッキ扉開閉状態検出器を備え、前記切替手段は、前記地上高検出手段により検出された地上高が閾値以上であり、かつ、前記デッキ扉開閉状態検出器が閉状態と検出している場合に前記施錠手段を施錠することを特徴とする。
第8発明の高所作業車におけるデッキ扉の安全装置は、第1、第2、第3、第4、第5、第6または第7発明において、前記施錠手段は、キープ型のソレノイドロックであることを特徴とする。
第9発明の高所作業車におけるデッキ扉の安全装置は、第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7または第8発明において、前記デッキ扉を閉める方向に付勢する付勢手段を備えることを特徴とする。
第2発明によれば、一般的な高所作業車に備えられる検出器でデッキの地上高を求めることができるので、高所作業車のコスト増加とならない。
第3発明によれば、ブームが格納状態である場合にデッキ扉が解錠されるので、通常乗り込みの際には自動でデッキ扉が解錠され、作業員がデッキ扉の施錠・解錠を意識する必要がない。
第4発明によれば、解錠操作手段により任意のタイミングでデッキ扉を解錠できるので、高所作業中の荷物の積み降ろしができる。
第5発明によれば、解錠操作手段の解錠操作によりデッキ扉を解錠した後、所定時間経過後にデッキ扉が施錠されるので、デッキ扉を解錠したまま高所作業を行うことを防止でき、物体との接触や振動によってデッキ扉が不意に開くことを防止できる。
第6発明によれば、解錠操作手段の解錠操作によりデッキ扉を解錠した後、デッキの移動操作がなされたときにデッキ扉が施錠されるので、デッキ扉を解錠したまま高所作業を行うことを防止でき、物体との接触や振動によってデッキ扉が不意に開くことを防止できる。
第7発明によれば、デッキ扉が閉状態である場合に施錠手段を施錠するので、デッキ扉が開いたまま施錠手段が施錠状態となることを防止でき、デッキ扉を確実に施錠できる。
第8発明によれば、キープ型のソレノイドロックによりデッキ扉を施錠するので、デッキを高所に移動させた状態で安全装置の電源をOFFにしても、デッキ扉を施錠したまま保持でき、デッキ扉が不意に開くことを防止できる。
第9発明によれば、付勢手段によりデッキ扉が自動的に閉まるので、デッキ扉が開いたまま施錠手段が施錠状態となることを防止でき、デッキ扉を確実に施錠できる。
まず、高所作業車100の構成について説明する。図6において符号110は車両であり、この車両110には車両走行用の駆動源や運転室、車輪の外、作業中の安定を確保するアウトリガ111が設けられている。車両110の荷台の後方には旋回台120が搭載され、旋回モータにより水平面内で360°旋回できるようになっている。
つぎに、本発明の第1実施形態に係る安全装置Aを説明する。
本実施形態の安全装置Aは、上記のような高所作業車100におけるデッキ扉143が不意に開くことを防止するための安全装置である。図1に示すように、安全装置Aは、起伏角度検出器11と、長さ検出器12と、制御装置20と、ソレノイドロック30とを備えている。
前述のごとく、高所作業車100を用いた作業においては、地上乗り込みの他に、ブーム130を格納状態としてデッキ140に乗り降りする通常乗り込みも行われる。本発明の第2実施形態に係る安全装置Bは、地上乗り込みと通常乗り込みとを考慮した実施形態である。
高所作業車100を用いた作業においては、デッキ140を高所に移動させた状態で荷物の積み降ろしをする場合がある。このような場合には、デッキ140が高所にあるとしてもデッキ扉143を開閉する必要がある。本発明の第3実施形態に係る安全装置Cは、このような場合を考慮した実施形態である。
高所作業車100を用いた作業においては、地上と高所とを往復して荷物の積み降ろしをする場合がある。この場合、デッキ140を高所の特定の場所に移動させて荷物の積み降ろしを行う。この際にもデッキ扉143を開閉する必要がある。本発明の第4実施形態に係る安全装置Dは、このような場合を考慮した実施形態である。
つぎに、本発明の第5実施形態に係る安全装置Eを説明する。
図5に示すように、本実施形態の安全装置Eは、第2実施形態に係る安全装置Bにおいて、さらにデッキ扉開閉状態検出器17を備える構成である。デッキ扉開閉状態検出器17は、デッキ扉143の開閉状態を検出する検出器であり、例えば柵142bに設けられたスイッチで構成されている。
上記実施形態では、デッキ140の地上高Hを検出する地上高検出手段として、起伏角度検出器11、長さ検出器12および地上高演算手段21からなる構成としてが、これに代えて他の手段を採用してもよい。例えば、光学式、レーザ光線式、超音波式等の非接触式距離計をデッキ140に設けて、デッキ140の地上高Hを直接検出する構成としてもよい。ただし、一般的な高所作業車100には起伏角度検出器11および長さ検出器12が設けられているので、これらを用いてデッキ140の地上高Hを求める方が、検出器を追加する必要なく、高所作業車100のコスト増加とならない。
11 起伏角度検出器
12 長さ検出器
13 ブーム格納状態検出器
14 解錠スイッチ
15 ブーム旋回角度検出器
16 デッキ旋回角度検出器
17 デッキ扉開閉状態検出器
20 制御装置
21 地上高演算手段
22 切替手段
23 姿勢比較手段
24 姿勢記憶手段
30 ソレノイドロック
31 本体
32 ラッチ
40 バネヒンジ
50 ストッパー
60 ドアラッチ
Claims (9)
- ブームと、該ブームの先端に設けられたデッキとを備える高所作業車の安全装置であって、
前記デッキの地上高を検出する地上高検出手段と、
前記デッキのデッキ扉を施錠する施錠手段と、
前記施錠手段の施錠と解錠とを切り替える切替手段と、
前記デッキの姿勢を記憶する姿勢記憶手段と、を備え、
前記切替手段は、前記地上高検出手段により検出された地上高が、閾値より低い場合に前記施錠手段を解錠し、閾値以上の場合に前記施錠手段を施錠し、
前記切替手段は、前記デッキの姿勢が前記姿勢記憶手段に記憶された姿勢と一致した場合にも前記施錠手段を解錠する
ことを特徴とする高所作業車におけるデッキ扉の安全装置。 - 前記地上高検出手段は、
前記ブームの起伏角度を検出する起伏角度検出器と、
前記ブームの長さを検出する長さ検出器と、
前記起伏角度検出器により検出された起伏角度と、前記長さ検出器により検出された長さとから、前記デッキの地上高を求める地上高演算手段と、を備える
ことを特徴とする請求項1記載の高所作業車におけるデッキ扉の安全装置。 - 前記ブームの格納状態を検出するブーム格納状態検出器を備え、
前記切替手段は、前記ブーム格納状態検出器が格納状態と検出している場合にも前記施錠手段を解錠する
ことを特徴とする請求項1または2記載の高所作業車におけるデッキ扉の安全装置。 - 解錠操作手段を備え、
前記切替手段は、前記施錠手段が施錠されている状態において前記解錠操作手段により解錠操作された場合に該施錠手段を解錠する
ことを特徴とする請求項1、2または3記載の高所作業車におけるデッキ扉の安全装置。 - 前記切替手段は、前記解錠操作手段の解錠操作により前記施錠手段を解錠した後、所定時間経過後に該施錠手段を施錠する
ことを特徴とする請求項4記載の高所作業車におけるデッキ扉の安全装置。 - 前記切替手段は、前記解錠操作手段の解錠操作により前記施錠手段を解錠した後、前記デッキの移動操作がなされたときに該施錠手段を施錠する
ことを特徴とする請求項4記載の高所作業車におけるデッキ扉の安全装置。 - 前記デッキ扉の開閉状態を検出するデッキ扉開閉状態検出器を備え、
前記切替手段は、前記地上高検出手段により検出された地上高が閾値以上であり、かつ、前記デッキ扉開閉状態検出器が閉状態と検出している場合に前記施錠手段を施錠する
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載の高所作業車におけるデッキ扉の安全装置。 - 前記施錠手段は、キープ型のソレノイドロックである
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6または7記載の高所作業車におけるデッキ扉の安全装置。 - 前記デッキ扉を閉める方向に付勢する付勢手段を備える
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7または8記載の高所作業車におけるデッキ扉の安全装置。
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