JP6388008B2 - 搬送装置 - Google Patents
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Description
ローラ群においては、最外レベルが他のローラよりも内側に位置付けられた特定ローラが少なくとも1つ含まれ、
特定ローラと、その特定ローラに隣り合う隣接ローラとの間では、ベルトがローラ最上レベルとローラ最下レベルとの双方を経るように設けられている。
、ベルト20上に載置された物品200(搬送物・搬送用ボックス)を例えば手で押すことによって、ローラ回転に起因したベルト20の周回運動で物品200を搬送できる。より具体的には、物品200を押圧すると、物品200とベルト20とローラ15との間の摩擦力などに起因してローラ15が回転運動することになり、それに伴ってベルト20がローラ群の周りで周回運動する。かかるベルト20の運動は、ベルト上に載置された物品200の移動を伴うので、物品の搬送がなされることになる。
かかる態様は、特定ローラとベルトとの間の摩擦をより好適に調整する態様である。特定ローラ15Aと隣接ローラ15Bとの間においてはベルト20がローラ最上レベルとローラ最下レベルとの双方を経るように設けられており、そのような構成において特定ローラ15Aとベルト20とが接した状態となる。本発明のある好適な態様では、特定ローラ15Aとベルト20との接触部での摩擦をより好適にするために“摩擦材”が用いられてよい。図9に示すように、特定ローラ15Aとベルト20との間の摩擦力を調整する摩擦材40が特定ローラ15Aに設けられていることが好ましい。摩擦材40が設けられると、特定ローラ15Aとベルト20との間の接触部で摩擦をより高めることができ、特定ローラ15Aでベルト20をしっかりと引き込むことができる。つまり、特定ローラ15の設置に伴うベルトの“緩み”をより減じることができ、その結果、物品搬送中の“局所的な撓み”(図13(B)参照)がより生じにくくなる。
かかる態様は、搬送ベルトの強度をより好適にする態様である。搬送装置100では、物品(搬送物・搬送用ボックス)をベルト上に載置して搬送を行うので、物品の自重によってベルトに伸び応力が発生し得る。また、そのような伸び応力は、“手動式”の搬送装置では物品押圧時に過度に発生し易いといえる。ベルトの伸び応力が過度に不都合に働いてベルトが伸びると(又は度重なる使用などによって“伸び縮み”が繰り返されると)、ベルトが外れる虞がある。したがって、本態様はベルトの伸びを好適に減じるべく措置を施す意図を有している。
かかる態様は、傾斜したローラ列を有する態様である。すなわち、複数のローラから成る群の少なくとも一部が傾斜するように整列しており、それによって、搬送装置の搬送レベルに傾斜面が含まれている。
かかる態様は、ローラ列が複数配置された態様である。すなわち、ローラ群が単一でなく、複数設けられている。具体的には、図12に示すように、少なくとも2つ以上のローラ群が互いに並列的に設置され、その並列的なローラ群の各々に対してベルトが個々に取り付けられている。図示する態様では、ローラ群10Aとローラ群10Bと2つの並列的なローラ群が設けられ、その各々に対してベルト20が個々に取り付けられている。
10A 並列的に設けられるローラ群
10B 並列的に設けられるローラ群
10a サブ・ローラ群
10b サブ・ローラ群
15 ローラ(ローラ群又はサブ・ローラ群を構成するローラ)
15A 特定ローラ
15B 特定ローラ以外のローラ
20 ベルト
40 摩擦材
50 ベルト強化材
100 搬送装置(本発明)
200 搬送物
250 搬送用ボックス
10’ ローラ群(従来技術)
15’ ローラ(従来技術)
20’ ベルト(従来技術)
80’ ベルト撓み(従来技術)
85’ 撓み発生箇所の前方側の領域(従来技術)
100’ 搬送装置(従来技術)
200’ 搬送物(従来技術)
Claims (10)
- 列状に配置された複数のローラから成るローラ群と、該ローラ群を囲むように該ローラ群に取り付けられたベルトとを有して成る搬送装置であって、
前記ローラ群においては、最外レベルが他のローラよりも内側に位置付けられた特定ローラが少なくとも1つ含まれ、
前記特定ローラと、該特定ローラに隣り合う隣接ローラとの間では、前記ベルトがローラ最上レベルとローラ最下レベルとの双方を経るように設けられ、
前記ローラ群では前記複数のローラが直線状に整列しており、前記特定ローラと前記隣接ローラとの間でローラ回転軸が同じ高さレベルとなっており、該特定ローラのサイズが該隣接ローラよりも小さい、搬送装置。 - 列状に配置された複数のローラから成るローラ群と、該ローラ群を囲むように該ローラ群に取り付けられたベルトとを有して成る搬送装置であって、
前記ローラ群においては、最外レベルが他のローラよりも内側に位置付けられた特定ローラが少なくとも1つ含まれ、
前記特定ローラと、該特定ローラに隣り合う隣接ローラとの間では、前記ベルトがローラ最上レベルとローラ最下レベルとの双方を経るように設けられ、
前記特定ローラと前記ベルトとの間の摩擦力を調整する摩擦材が該特定ローラに設けられている、搬送装置。 - 前記ベルトの外側主面に相当するベルト搬送面と前記特定ローラとが互いに接するように前記ベルトが設けられている、請求項1または2に記載の搬送装置。
- 前記特定ローラが前記隣接ローラよりも低いレベルの回転軸を有する、請求項2に記載の搬送装置。
- 前記ベルトよりも硬質のベルト強化材が前記ベルトの内側主面に相当するローラ接触面に設けられている、請求項1〜4のいずれかに記載の搬送装置。
- 前記特定ローラの回転方向と前記隣接ローラの回転方向とが互いに逆向きである、請求項1〜5のいずれかに記載の搬送装置。
- 前記ローラ群が少なくとも2つのサブ・ローラ群から構成され、該サブ・ローラ群の少なくとも1つが非水平面上に位置付けられている、請求項1〜6のいずれかに記載の搬送装置。
- 前記搬送装置が手動式装置である、請求項1〜7のいずれかに記載の搬送装置。
- 少なくとも2つ以上の前記ローラ群が互いに並列的に設置され、該並列的な該ローラ群の各々に対して前記ベルトが個々に取り付けられている、請求項1〜8のいずれかに記載の搬送装置。
- 前記搬送装置が自動車関連パーツを搬送する装置である、請求項1〜9のいずれかに記載の搬送装置。
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JP2016180643A JP6388008B2 (ja) | 2016-09-15 | 2016-09-15 | 搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018043862A JP2018043862A (ja) | 2018-03-22 |
JP6388008B2 true JP6388008B2 (ja) | 2018-09-12 |
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Family Applications (1)
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DE102009023730B4 (de) * | 2009-06-03 | 2012-03-22 | Weber Maschinenbau Gmbh Breidenbach | Vorrichtung und Verfahren zum Aufschneiden von Lebensmittelprodukten |
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2016
- 2016-09-15 JP JP2016180643A patent/JP6388008B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2018043862A (ja) | 2018-03-22 |
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