JP6387959B2 - Mimoアンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、小型に形成可能なMIMOアンテナ装置に関する。
近年、無線通信においては、Multiple−Input Multiple−Output(以下、MIMOと略す)システムが普及してきている。MIMOシステムでは、送信側の複数のアンテナが各々異なる情報ストリームを送信し、受信側の複数のアンテナがこれらを受信するという、空間多重伝送を行うことで、従来の無線通信に比べてチャネル容量を大幅に増やすことができる。
MIMOシステムに用いられる無線通信装置は、同一の共振周波数を有する複数のアンテナ素子を有する。このとき、アンテナポート間に相互カップリングが生じ、通信特性を劣化させてしまうという問題があった。この問題を解決する手段として、特許文献1のFIG.3に開示されているMULTIPLE−INPUT MULTIPLE−OUTPUT ANTENNA SYSTEMがある。特許文献1では、2本のモノポールアンテナの間を金属線で橋渡しすることでMIMOアンテナのアンテナポート間における相互カップリングを解消している。
米国特許出願公開第2011/0267245号明細書
しかしながら、特許文献1に開示されたMULTIPLE−INPUT MULTIPLE−OUTPUT ANTENNA SYSTEMには次の問題がある。すなわち、2本のモノポールアンテナは、構造上、金属線を介して必ず一定の間隔を空ける必要があるため、アンテナ全体の小形化が困難という問題である。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、小形でかつアンテナポート間のアイソレーションを確保することができるMIMOアンテナ装置を提供することである。
本発明によるMIMOアンテナ装置は、第1の開口部を有する第1の導体層と、各々が、前記第1の開口部を跨ぎ、前記第1の開口部の第1の開口縁との接続点を有し、前記接続点で前記第1の導体層に給電する、第1と第2の給電線と、を有し、前記第1の導体層が、前記第1の開口縁にあって、前記第1の導体層の導体縁まで切断された第1と第2のスプリット部を有する。
本発明によれば、小形でかつアンテナポート間のアイソレーションを確保することができるMIMOアンテナ装置を提供することができる。
本発明の第2の実施形態のMIMOアンテナ装置の構造を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態のMIMOアンテナ装置を構成する各層を分解してそれらの構造を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態のMIMOアンテナ装置のデュアルスプリットリングの構造を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態のMIMOアンテナ装置のSパラメータの周波数特性を表すグラフである。 本発明の第2の実施形態のMIMOアンテナ装置の放射効率の周波数特性を表すグラフである。 本発明の第2の実施形態のMIMOアンテナ装置の相関係数の周波数特性を表すグラフである。 本発明の第3の実施形態のMIMOアンテナ装置の構造を示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態のMIMOアンテナ装置を構成する各層を分解してそれらの構造を示す斜視図である。 本発明の第4の実施形態のMIMOアンテナ装置の構造を示す斜視図である。 本発明の第5の実施形態のMIMOアンテナ装置の構造を示す斜視図である。 本発明の第6の実施形態のMIMOアンテナ装置の構造を示す斜視図である。 本発明の第6の実施形態のMIMOアンテナ装置の構造の変形例を示す斜視図である。 本発明の第7の実施形態のMIMOアンテナ装置の構造を示す斜視図である。 本発明の第7の実施形態のMIMOアンテナ装置を構成する各層を分解してそれらの構造を示す斜視図である。 本発明の第7の実施形態のMIMOアンテナ装置のデュアルスプリットリングの構造を示す斜視図である。 本発明の第8の実施形態のMIMOアンテナ装置のデュアルスプリットリングの構造を示す斜視図である。 本発明の第8の実施形態のMIMOアンテナ装置のデュアルスプリットリングの変形例の構造を示す斜視図である。 本発明の第8の実施形態のMIMOアンテナ装置のデュアルスプリットリングの変形例の構造を示す斜視図である。 本発明の第8の実施形態のMIMOアンテナ装置のデュアルスプリットリングの変形例の構造を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態の6層の導電層を用いたMIMOアンテナ装置のデュアルスプリットリングの構造を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態のMIMOアンテナ装置の構造を示す上面図である。
以下、図を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい限定がされているが、発明の範囲を以下に限定するものではない。
(第1の実施形態)
図21は、本発明の第1の実施形態のMIMOアンテナ装置の構造を示す上面図である。本実施形態のMIMOアンテナ装置11は、第1の開口部12を有する第1の導体層13を有する。さらに、各々が、前記第1の開口部12を跨ぎ、前記第1の開口部12の第1の開口縁14との接続点15を有し、前記接続点15で前記第1の導体層13に給電する、第1の給電線16aと第2の給電線16bを有する。さらに、前記第1の導体層13が、前記第1の開口縁14にあって、前記第1の導体層13の導体縁17まで切断された第1のスプリット部18aと第2のスプリット部18bを有する。
本実施形態によれば、小形でかつアンテナポート間のアイソレーションを確保することができるMIMOアンテナ装置を提供することができる。
(第2の実施形態)
図1、図2、図3は、本発明の第2の実施形態のMIMOアンテナ装置1の構造を示す斜視図である。図1は、第2の実施形態のMIMOアンテナ装置1の全体を示す斜視図である。図2は、MIMOアンテナ装置1を構成する各層を分解してそれらの構造を示す斜視図である。図3は、MIMOアンテナ装置1のデュアルスプリットリング3を拡大して示す斜視図である。
第2の実施形態のMIMOアンテナ装置1は、誘電層10を挟んで表側と裏側とに、第1の導体層2aと第2の導体層2bとを有する導体層2を有する。そして、誘電層10を貫通して第1の導体層2aと第2の導体層2bとを電気的に接続する複数の金属ビア8を有する。第1の導体層2aと第2の導体層2bとは、第1のデュアルスプリットリング3aと第2のデュアルスプリットリング3bとを有し、それぞれ、第1の開口部4aと第2の開口部4bとを有する。これらの開口部の第1の開口縁5aと第2の開口縁5bとは、第1の導体層2aと第2の導体層2bの外周である導体縁まで切断した第1のスプリット部6aと第2のスプリット部6b、及び、第3のスプリット部6cと第4のスプリット部6dとを有する。
さらに、表側の第1の導体層2aには、第1の開口部4aを跨いだ第1の給電線7aと第2の給電線7bとの一端が、第1の開口縁5aにそれぞれ接続されている。そして、第1の開口部4aから、第1のクリアランス11aと第2のクリアランス11bとが第1の導体層2a内部へ向けて形成されている。さらに、第1のクリアランス11aと第2のクリアランス11bとに沿って、第1の給電線7aと第2の給電線7bとが配線され、第1の導体層2aと第2の導体層2bとに対しての給電が行われる。
第1のデュアルスプリットリング3aの第1の開口部4aの内部には、第1の給電線7aと第2の給電線7bとを橋渡しして接続するブリッジ線9を有する。ブリッジ線9は、第1の給電線7aあるいは第2の給電線7bから給電を行った際、それぞれ他方の給電線に電流が混入することを抑える働きを有する。すなわち、当該ブリッジ線9によりアンテナポート間のアイソレーションを確保することができる。なお、本実施形態では直線状のブリッジ線を示したが、当然その構造は限定されるものでなく、例えばミアンダ構造であったりしてもよい。
第1の給電線7aと第2の給電線7bには、各々の給電線からデュアルスプリットリング3を覗いたときの入力インピーダンスとの整合を図るため、集中定数X1〜X4を用いて形成されるL字型の整合回路が接続されている。
アンテナの共振周波数は、第1のスプリット部6aと第2のスプリット部6b、及び、第3のスプリット部6cと第4のスプリット部6dによるキャパシタンスと、第1の開口縁5aと第2の開口縁5bの経路長によるインダクタンスとにより決まる。共振周波数は、キャパシタンスとインダクタンスとの大きさが大きいほど低くなる。そのため、例えば、キャパシタンスを大きくするように第1のスプリット部6aと第2のスプリット部6b、および、第3のスプリット部6cと第4のスプリット部6dの長さを長くすることで、アンテナ全体の占有面積は変えずにアンテナの小形化が可能となる。
また、デュアルスプリットリング3は、それ自体が2本のアンテナの役割を担っている。そのため、特許文献1のMIMOアンテナとは異なり、2本のアンテナを一定の間隔で隔てるという必要がなく、MIMOアンテナ装置1全体の小形化を容易にしている。
図4は、本実施形態のMIMOアンテナ装置1のSパラメータの周波数特性を表すグラフである。ここでMIMOアンテナ装置1は、2箇所の給電箇所から見て構造的に対称であるため、S11=S22、S12=S21が成り立つ。そのため図4では、グラフを簡略化するために、S11およびS21の結果のみを示している。
ここでMIMOアンテナ装置1の各部の寸法は、導体層2の幅L1=106.7mm、導体層2の奥行きL2=58.1mm、導体層2の厚さL3=1mm、開口部4の幅L4=28.9mm、開口部4の奥行きL5=5mmとした。また、整合回路はX1=X3=3pF、X2=X4=1.5pFとした。アンテナの動作帯域は2.4〜2.5GHz帯となるように設計されている。図4においては、2.4〜2.5GHzではS11およびS21が共に−12dB以下となり、アンテナの共振動作およびアンテナポート間のアイソレーションが実現していることが分かる。
図5は、本実施形態のMIMOアンテナ装置1の放射効率の周波数特性を表すグラフである。図5においては、2.4〜2.5GHzでは放射効率70%程度を示しており、MIMOアンテナ装置1がアンテナとして十分動作していることが分かる。
図6は、本実施形態のMIMOアンテナ装置1の相関係数の周波数特性を表すグラフである。MIMO通信における指標のひとつである相関係数は、2つの給電ポートがそれぞれ受信する信号の間の相関の度合いを表すものであり、相関係数が低いほどMIMO通信性能は良くなる。相関係数は、図4のSパラメータを用いることで、以下の(1)式の通り計算される。
Figure 0006387959
図6によると、相関係数は2.4〜2.5GHzの範囲においてほぼゼロとなり、MIMO通信において理想的な特性を示していることがわかる。
本実施形態のMIMOアンテナ装置1によれば、デュアルスプリットリング3を用いることで、小形でかつアンテナポート間のアイソレーションを確保することができるMIMOアンテナ装置を提供することができる。
また、本実施形態では、第1の導体層2a/誘電層10/第2の導体層2bの3層構造としたが、導体層の単層とすること、あるいは、導体層/誘電層/導体層/誘電層/導体層というように多層化することが可能である。これは複数の金属ビア8により、各導体層を電気的に接続できるためである。さらに、各導体層にはスプリット部が形成されているので、多層化することでスプリット部の数を増やすことができ、アンテナ全体でのキャパシタンスを大きくすることができる。これにより所望のアンテナ共振周波数を得るために必要なインダクタンスを小さくできる。よって、インダクタンスを決めている開口縁5の経路長を短くすることができ、デュアルスプリットリング3を小さくすることができる。すなわち、多層化することによって、アンテナを小型化することができる。
図20は、導体層を6層としたときの本実施形態のMIMOアンテナ装置のデュアルスプリットリングの構造を示す斜視図である。6層の導体層202は、複数の金属ビア208によって電気的に接続されており、各導体層間には誘電層(図20では省略)が挟まれている。最上層は、図3と同様に、クリアランス2011a、2011bを介した2本の給電線207a、207bと、それぞれの給電線に接続される整合回路X1〜X4、また2本の給電線間を接続するブリッジ線209が設けられている。給電線207a、207bは開口部204を跨ぎ、開口部204の開口縁205と接続点を有し、この接続点で導体層202に給電を行う。
さらに6層の導体層にはそれぞれ2つずつスプリット部206a、206bが設けられており、これらのスプリット部が積層されていることで、1層のスプリット部が作るキャパシタンスよりも大きなキャパシタンスを作ることができる。これにより、開口縁の経路長を短縮することができ、MIMOアンテナ装置の小形化が可能となる。
また、本実施形態では、例えば、第1の導体層2aに形成されたスプリット部の数は、第1のスプリット部6aと第2のスプリット部6bの2個とした。しかしながら、各層のスプリット部の数を増やすこともできる。但し、スプリット部の数を増やすことは、直列のキャパシタンスを増やすことになるため、アンテナ全体でのキャパシタンスを大きくすることにはならない。このため、アンテナの小形化という観点では逆効果となる。また、各層のスプリット部の数を1個とすることもできるが、アンテナとしての動作が不安定となる。各層におけるスプリット部は2個が好適である。
また、本実施形態のMIMOアンテナ装置では、2×2のMIMO通信を想定しているが、例えば本MIMOアンテナ装置をプリント基板内に4つ設置することで容易に8×8のMIMO通信へと拡張することが出来る。
以上のように、本実施形態によれば、小形でかつアンテナポート間のアイソレーションを確保することができるMIMOアンテナ装置を提供することができる。
(第3の実施形態)
図7は、本発明の第3の実施形態のMIMOアンテナ装置の構造を示す斜視図である。また、図8は、本発明の第3の実施形態のMIMOアンテナ装置を構成する各層を分解してそれらの構造を示す斜視図である。
本実施形態のMIMOアンテナ装置71は、誘電層710を挟んで表側と裏側とに、第1の導体層72aと第2の導体層72bとを有する導体層72を有する。そして、誘電層710を貫通して第1の導体層72aと第2の導体層72bとを電気的に接続する複数の金属ビア78を有する。第1の導体層72aと第2の導体層72bとは、第1のデュアルスプリットリング73aと第2のデュアルスプリットリング73bとを有し、それぞれ、第1の開口部74aと第2の開口部74bとを有する。第1の開口部74aの第1の開口縁75aは、第1の導体層72aの外周である導体縁まで切断した第1のスプリット部76aと第2のスプリット部76bを有する。第2の開口部74bの第2の開口縁75bは、第2の導体層72bの外周である導体縁まで切断した第3のスプリット部76cと第4のスプリット部76dとを有する。
本実施形態のデュアルスプリットリング73は、第2の実施形態のデュアルスプリットリング3とは異なり、第1の導体層72aと第2の導体層72bの共通の角に形成されている。各導体層には、角の形状に沿うように、デュアルスプリットリング73の開口縁が直角に折り曲がるようにして形成されている。
さらに、表側の第1の導体層72aには、第1の開口部74aを跨いだ第1の給電線77aと第2の給電線77bとの一端が、第1の開口縁75aにそれぞれ接続されている。そして、第1の開口部74aから、2本のクリアランス(図7と図8に記載なし。図3を参照)が第1の導体層72a内部へ向けて形成されている。各クリアランスに沿って、第1の給電線77aと第2の給電線77bとが配線され、第1の導体層72aと第2の導体層72bとに対しての給電が行われる。
第1のデュアルスプリットリング73aの第1の開口部74aの内部には、第1の給電線77aと第2の給電線77bとを橋渡しして接続するブリッジ線79を有する。ブリッジ線79は、第1の給電線77aあるいは第2の給電線77bから給電を行った際、それぞれ他方の給電線に電流が混入することを抑える働きを有する。すなわち、当該ブリッジ線79によりアンテナポート間のアイソレーションを確保することができる。
第1の給電線77aと第2の給電線77bとには、各々の給電線からデュアルスプリットリング73を覗いたときの入力インピーダンスとの整合を図るため、集中定数を用いて形成されるL字型の整合回路が接続される(図7と図8に記載なし。図3を参照)。
アンテナの共振周波数は、第1のスプリット部76aと第2のスプリット部76b、及び、第3のスプリット部76cと第4のスプリット部76dによるキャパシタンスと、第1の開口縁75aと第2の開口縁75bとの経路長によるインダクタンスで決まる。共振周波数は、キャパシタンスとインダクタンスの大きさが大きいほど低くなる。よって、キャパシタンスを大きくするように第1のスプリット部76aと第2のスプリット部76b、および、第3のスプリット部76cと第4のスプリット部76dの長さを長くすることで、アンテナ全体の占有面積は変えずにアンテナの小形化が可能となる。
また、デュアルスプリットリング73は、それ自体が2本のアンテナの役割を担っている。そのため、特許文献1のMIMOアンテナとは異なり、2本のアンテナを一定の間隔で隔てるという必要がなく、MIMOアンテナ装置1全体の小形化を容易にしている。
以上のように、本実施形態によれば、小形でかつアンテナポート間のアイソレーションを確保することができるMIMOアンテナ装置を提供することができる。
(第4の実施形態)
図9は、本発明の第4の実施形態のMIMOアンテナ装置の構造を示す斜視図である。
第4の実施形態のMIMOアンテナ装置91と第2の実施形態のMIMOアンテナ装置1との違いは、第4の実施形態のMIMOアンテナ装置91では、第2の実施形態のMIMOアンテナ装置1(図3)のブリッジ線9が、設けられていないことである。その他の構成は、第2の実施形態のMIMOアンテナ装置1と同様である。
ブリッジ線を設けずとも、開口辺98がブリッジ線を兼ねる効果を有するため、アンテナポート間のアイソレーションを確保することができる。但し、開口辺98の効果はブリッジ線の効果には及ばないため、本実施形態のアンテナポート間のアイソレーションは、第2の実施形態には及ばない。
以上のように、本実施形態によれば、小形でかつアンテナポート間のアイソレーションを確保することができるMIMOアンテナ装置を提供することができる。
(第5の実施形態)
図10は、本発明の第5の実施形態のMIMOアンテナ装置の構造を示す斜視図である。
第5の実施形態のMIMOアンテナ装置101と第2の実施形態のMIMOアンテナ装置1との違いは、次の通りである。すなわち、第5の実施形態のMIMOアンテナ装置101では、第2の実施形態のMIMOアンテナ装置1(図3参照)のブリッジ線9が、開口縁105から離れた位置にブリッジ線109として設けられていることである。その他の構成は、第2の実施形態のMIMOアンテナ装置1と同様である。第5の実施形態のMIMOアンテナ装置101の特性は、第2の実施形態のMIMOアンテナ装置1と同等である。
以上のように、本実施形態によれば、小形でかつアンテナポート間のアイソレーションを確保することができるMIMOアンテナ装置を提供することができる。
(第6の実施形態)
図11は、本発明の第6の実施形態のMIMOアンテナ装置の構造を示す斜視図である。
第6の実施形態のMIMOアンテナ装置111と第2の実施形態のMIMOアンテナ装置1との違いは、次の通りである。すなわち、第6の実施形態のMIMOアンテナ装置111では、給電線117aと給電線117bとの間を通るように、かつデュアルスプリットリング113の開口部114を跨ぐようにして、両端が開口縁115に接続される分離線1112が接続される。これにより、デュアルスプリットリング113を2つのシングルスプリットリングへと分離している。この際、ブリッジ線119は分離線1112と接触しないように、分離線1112を立体的に跨いで給電線117aと給電線117bとに接続する。その他の構成は、第2の実施形態のMIMOアンテナ装置1と同様である。
また、図12は、本実施形態のMIMOアンテナ装置の変形例として、分離線を太くしたMIMOアンテナ装置121の構造を示す斜視図である。図12のように、分離線1212の幅を太く変えることができる。
図11の分離線1112のように幅が狭いときには、分離線1112にはほとんど電流が流れないため、分離線1112の有無に関わらずアンテナとしての特性は第2の実施形態と同等である。一方、図12の分離線1212には、幅が太い分、ある程度の電流が流れる。そのため、開口縁125の経路長を調整してインダクタンスを調整することで、図11と同等の特性を得ることができる。
以上のように、本実施形態によれば、小形でかつアンテナポート間のアイソレーションを確保することができるMIMOアンテナ装置を提供することができる。
(第7の実施形態)
図13、図14、図15は、本発明の第7の実施形態のMIMOアンテナ装置131の構造を示す斜視図である。図13は、本実施形態のMIMOアンテナ装置131の全体の構造を示す斜視図である。図14は、本実施形態のMIMOアンテナ装置131を構成する各層を分解してそれらの構造を示す斜視図である。図15は、本実施形態のMIMOアンテナ装置131のデュアルスプリットリングの構造を拡大して示す斜視図である。
第7の実施形態のMIMOアンテナ装置131と第2の実施形態のMIMOアンテナ装置1との違いは以下のようである。すなわち、第7の実施形態のMIMOアンテナ装置131は、第1の導体層132aと第2の導体層132bとに、第1の開口部134aと第2の開口部134bとを有する。さらに、第1の開口部134aと第2の開口部134bとに、第1の開口縁135aと第2の開口縁135bとを有する。さらに、第1の開口縁135aと第2の開口縁135bとに、第1のスプリット部136aと第2のスプリット部136b、および、第3のスプリット部136cと第4のスプリット部136dとを有する。さらに、第1のスプリット部136aと第2のスプリット部136b、および、第3のスプリット部136cと第4のスプリット部136dとが、第1の開口部134aと第2の開口部134bとの端部にあって、各開口縁と各スプリット部とが対を成す。この構造によりキャパシタンスを形成する、第1のデュアルスプリットリング133aと第2のデュアルスプリットリング133bとを有する。
第7の実施形態のMIMOアンテナ装置131によれば、スプリット部を開口部の両端に設けたことで、第2の実施形態とは異なる放射パターンを得ることができる。
以上のように、本実施形態によれば、小形でかつアンテナポート間のアイソレーションを確保することができるMIMOアンテナ装置を提供することができる。
(第8の実施形態)
図16は、本発明の第8の実施形態のMIMOアンテナ装置のデュアルスプリットリングの構造を示す斜視図である。
第8の実施形態のMIMOアンテナ装置と第2の実施形態のMIMOアンテナ装置1との違いは以下のようである。すなわち、第8の実施形態のMIMOアンテナ装置は、スプリット部166a、166bとスプリット部166c、166dとが、第1の給電線167aと第2の給電線167bとが挟む領域に位置する開口縁165aと開口縁165bとに設けられる。その他の構成は、第2の実施形態のMIMOアンテナ装置1と同様である。本実施形態のMIMOアンテナ装置の特性は、第2の実施形態のMIMOアンテナ装置1と同等である。
また、第8の実施形態の変形例として、例えば、図17、図18、図19に示す構造が可能である。すなわち、導体層162が、誘電層を介した第1の導体層162aと第2の導体層162bとからなる。このとき、第1の導体層162aの2箇所のスプリット部166a、166bの位置と、第2の導体層162bの2箇所のスプリット部166c、166dの位置とは、各々、独立に、開口縁165aと開口縁165bとに任意に設定することができる。
このとき、好ましくは、図17、図18、図19に示す構造のように、2箇所のスプリット部166a、166bは、第1の給電線167aと第2の給電線167bとが挟む領域の左右に位置する開口縁165aのどちらか一方に集中して存在しない。および、2箇所のスプリット部166c、166dは、第1の給電線167aと第2の給電線167bとが挟む領域の左右に位置する開口縁165bのどちらか一方に集中して存在しない。
また、好ましくは、図17〜19に示すように、各スプリット部を独立に設ける場合には、第1の導体層162aと第2の導体層162bの開口縁165aと開口縁165bの内、スプリット部166を有する開口辺において、金属ビア168は設置されていない。
以上のように、本実施形態によれば、小形でかつアンテナポート間のアイソレーションを確保することができるMIMOアンテナ装置を提供することができる。
本発明は、上記の第1から第8の実施形態に限定されることなく、請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものである。
この出願は、2013年5月28日に出願された日本出願特願2013−111867を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明は、無線通信におけるMIMOシステムで使用する無線通信装置のアンテナとして利用することができる。
1、11、71、91、101、111、121、131 MIMOアンテナ装置
2、13、72、92、102、112、122、132、162、202 導体層
2a、72a、132a 第1の導体層
2b、72b、132b 第2の導体層
3、73、93、103、113、123、133、163、203 デュアルスプリットリング
3a、73a、93a、103a、113a、123a、133a 第1のデュアルスプリットリング
3b、73b、93b、103b、113b、123b、133b 第2のデュアルスプリットリング
4、74、94、104、114、124、134、164、204 開口部
4a、74a、134a、12 第1の開口部
4b、74b、134b 第2の開口部
5、75、95、105、115、125、135、165、205 開口縁
5a、75a、135a、14 第1の開口縁
5b、75b、135b 第2の開口縁
6a、76a、96a、106a、116a、126a、136a、166a、206a、18a 第1のスプリット部
6b、76b、96b、106b、116b、126b、136b、166b、206b、18b 第2のスプリット部
6c、76c、136c 第3のスプリット部
6d、76d、136d 第4のスプリット部
7a、77a、97a、107a、117a、127a、137a、167a、207a、16a 第1の給電線
7b、77b、97b、107b、117b、127b、137b、167b、207b、16b 第2の給電線
8、78、138、168、208 金属ビア
9、79、109、119、129、139、169、209 ブリッジ線
98 開口辺
10、710、1310 誘電層
11a、1311a、1611a、2011a 第1のクリアランス
11b、1311b、1611b、2011b 第2のクリアランス
1112、1212 分離線
15 接続点
17 導体縁

Claims (10)

  1. 第1の開口部を有する第1の導体層と、
    各々が、前記第1の開口部を跨ぎ、前記第1の開口部の第1の開口縁との接続点を有し、前記接続点で前記第1の導体層に給電する、第1と第2の給電線と、を有し、
    前記第1の導体層が、前記第1の開口縁にあって、前記第1の導体層の導体縁まで切断された第1と第2のスプリット部を有する、MIMOアンテナ装置。
  2. 前記第1と第2の給電線を繋ぐブリッジ線を有する、請求項1記載のMIMOアンテナ装置。
  3. 前記第1の開口部を跨ぎ前記第1の開口縁と2箇所で接続し前記ブリッジ線と非接触な第1の分離線を有し、前記第1の分離線によって分離された前記第1の開口部は、各々、前記第1と第2のスプリット部の一方ずつを有する、請求項2記載のMIMOアンテナ装置。
  4. 前記第1の導体層は、前記第1の開口縁を始点として前記第1の導体層中へ延伸する第1と第2のクリアランスを有し、前記第1と第2の給電線は、各々、前記第1と第2のクリアランスの内側でかつ前記第1と第2のクリアランスに非接触に設けられた、請求項1からの3内の1項記載のMIMOアンテナ装置。
  5. 前記第1と第2の給電線は、各々、インピーダンス整合回路を有する、請求項1から4の内の1項記載のMIMOアンテナ装置。
  6. 前記インピーダンス整合回路は、前記MIMOアンテナ装置側のインピーダンスと給電側のインピーダンスとを整合させる、請求項5記載のMIMOアンテナ装置。
  7. 前記第1の導体層に誘電層を介して積層された第2の導体層を有し、
    前記第1の導体層と前記第2の導体層とはビアにより電気的に接続し、
    前記第2の導体層は、第2の開口部を有し、前記第2の開口部の第2の開口縁にあって、前記第2の導体層の導体縁まで切断された2箇所のスプリット部を有する、請求項1から6の内の1項記載のMIMOアンテナ装置。
  8. 前記第2の導体層は、前記第2の開口部を跨ぎ前記第2の開口縁と2箇所で接続する第2の分離線を有し、前記第2の分離線によって分離された各々の前記第2の開口部は、各々、前記2箇所のスプリット部の一方ずつを有する、請求項7記載のMIMOアンテナ装置。
  9. 前記第2の導層は、誘電層を介して積層された複数の導電層からなる、請求項7または8記載のMIMOアンテナ装置。
  10. 前記第1と第2の給電線の挟む領域の左右に位置する前記第1あるいは第2の開口縁の一方に、各々、前記第1と第2のスプリット部の双方、あるいは、前記2箇所のスプリット部の双方が集中しない、請求項1から9の内の1項記載のMIMOアンテナ装置。
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