JP6387274B2 - 運行管理システム、車載器及び外部装置 - Google Patents

運行管理システム、車載器及び外部装置 Download PDF

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Description

本発明は、車両の運転状態を記録する運行管理システム、車載器及び外部装置に関する。
従来、車両に搭載される車載器は、出庫中、運転状態を記録している時にアイドリング時間の超過が発生した場合、警報を鳴動し、事務所の運行管理装置に、警報が鳴動したことを通知していた。
また、先行技術として、安全面や燃費面から好ましくない運転内容が検出される回数が多くなった時、管理者側にそのことをリアルタイムに通知する車載器が知られている(特許文献1参照)。
特開2014−71621号公報
しかしながら、従来では、事務所側の運行管理装置は、車載器から車両の出庫中の運転状態を受信するものであるから、車両の入庫中における運転状態を管理していなかった。そのため、車両の入庫中にエンジンがかかったままであっても、この状態を管理することはできず、不必要なアイドリングが継続し、燃費が低下する可能性があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は出庫中でなくとも、不必要なアイドリングを抑制し、燃費の改善に寄与できる運行管理システム、車載器及び外部装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る運行管理システムは、下記(1)〜(3)を特徴としている。
(1) 車両に搭載され、出庫中に前記車両の運転状態を記録する車載器と、通信網を介して前記車載器に接続された外部装置とを備えた、運行管理システムであって、
前記車載器は、
前記車両が入庫したことを検知する入庫検知部と、
前記車両の入庫中におけるアイドリング状態を検出するアイドリング検出部と、
前記アイドリング状態の検出が継続している時間を計時する計時部と、を備え、
前記アイドリング検出部は、前記車両のイグニッションが一旦オフになってから所定時間以内に再びオンになった場合、前記イグニッションがオフであった期間も前記アイドリング状態の検出が継続していると判断し、
前記外部装置は、
前記計時部によって計時される時間が前記所定時間より長い超過判定時間を超えた場合、アイドリングの時間超過を表す警報情報を提示する提示部を備えること。
上記(1)の構成の運行管理システムによれば、車両の入庫中においても車両の運転状態に関する警報情報を提示させることができる。したがって、警報情報の提示を受けた者は、入庫中のアイドリングの時間超過を認識でき、該当する車両の運転者にアイドリング状態の停止を促すことで、不必要なアイドリングを抑制し、燃費の改善に寄与できる。また、運転者が警報情報の提示を回避することを目的としてイグニッションを一旦オフにし再びオンとしたとしても、入庫中のアイドリングの時間超過を検出することができる。
(2) 上記(1)の構成の運行管理システムであって、前記アイドリング検出部が前記アイドリング状態の停止を検出した場合、前記提示部は、アイドリングの解除を表す解除情報を提示すること。
上記(2)の構成の運行管理システムによれば、解除情報が提示されるので、解除情報の提示を受けた者はアイドリングが解除されたことを知ることができ、アイドリングの解除を促す指示等を中止できる。
(3) 上記(1)または(2)の構成の運行管理システムであって、前記警報情報には、前記アイドリングの超過の要因となる情報が付加され、
前記提示部は、前記警報情報に付加された前記要因となる情報を提示する、こと。
上記(3)の構成の運行管理システムによれば、入庫中のアイドリング時間の超過の要因となる情報の提示を受けることで、提示を受けた者は、入庫中のアイドリング時間の超過に繋がる要因を察知することも可能である。
また、本発明に係る車載器は、下記(4)〜(5)を特徴としている。
(4) 車両に搭載され、出庫中に前記車両の運転状態を記録する車載器であって、
前記車両が入庫したことを検知する入庫検知部と、
前記車両の入庫中におけるアイドリング状態を検出するアイドリング検出部と、
前記アイドリング状態の検出が継続している時間を計時する計時部と、
前記計時部によって計時される時間が超過判定時間を超えた場合、前記アイドリングの時間超過を表す警報情報を外部装置に送信する送信部と、
を備え、
前記アイドリング検出部は、前記車両のイグニッションが一旦オフになってから前記超過判定時間より短い所定時間以内に再びオンになった場合、前記イグニッションがオフであった期間も前記アイドリング状態の検出が継続していると判断すること。
上記(4)の構成の車載器によれば、車両の出庫中における車両の運転状態のみならず、入庫中においても警報情報を外部装置に送信することができる。したがって、警報情報の提示を受けた者はアイドリングの超過にすぐさま気付くことができ、アイドリングの停止を促すことで、出庫中でなくとも、不必要なアイドリングを抑制し、燃費の改善に寄与できる。また、運転者が警報情報の提示を回避することを目的としてイグニッションを一旦オフにし再びオンとしたとしても、入庫中のアイドリングの時間超過を検出することができる。
(5) 上記の(4)構成の車載器であって、前記アイドリング検出部が前記アイドリング状態の停止を検出した場合、前記送信部は、アイドリングの解除を表す解除情報を前記外部装置に送信すること。
上記(5)の構成の車載器によれば、解除情報を送信するので、解除情報の提示を受けた者はアイドリングが解除されたことを知ることができ、アイドリングの解除を促す指示等をすぐさま中止できる。
また、本発明に係る外部装置は、下記(6)〜(7)を特徴としている。
(6) 車両に搭載された上記(4)または(5)の構成の車載器に通信網を介して接続された外部装置であって、
前記車載器から入庫中にアイドリングの超過を表す警報情報を受信する受信部と、
前記警報情報を提示する提示部と、を備えること。
上記(6)の構成の外部装置によれば、アイドリングの超過を表す警報情報を受信するので、警報情報を受けた者がアイドリングの停止を促すことで、出庫中でなくとも、不必要なアイドリングを抑制し、燃費の改善に寄与できる。
(7) 上記(6)の構成の外部装置であって、前記受信部は、前記車載器から前記アイドリングの解除を表す解除情報を受信し、前記受信部が前記解除情報を受信した場合、前記提示部は、前記解除情報を提示すること。
上記(7)の構成の外部装置によれば、解除情報を受信するので、警報イベントを受けた者はアイドリングが解除されたことを知ることができ、アイドリングの解除を促す指示等をすぐさま中止できる。
本発明によれば、出庫中でなくとも、不必要なアイドリングを抑制し、燃費の改善に寄与できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は本発明の実施形態に係る運行管理システム5の構成を示すブロック図である。 図2は入庫中のアイドリング状態を説明する図である。 図3はデジタルタコグラフ10の動作手順を示すフローチャートである。 図4は事務所PC30の動作手順を示すフローチャートである。 図5は表示部33に表示される運行管理画面33aを示す図である。 図6は地図情報81及び付加情報83が表示された運行管理画面33aを示す図である。
以下、本実施形態に係る運行管理システム、車載器及び外部装置について図面を用いて説明する。本実施形態の運行管理システムは、入庫中のアイドリング時間超過を通知するアイドリング時間超過通知システムとして利用される。車載器には、一例としてデジタルタコグラフが用いられる。外部装置には、一例として事務所PCが用いられるが、スマートフォン等の携帯端末でもよい。
図1は本発明の実施形態に係る運行管理システム5の構成を示すブロック図である。運行管理システム5は、運行記録計(以下、デジタルタコグラフ10という)及び事務所PC30から構成され、出庫中の車両8(図2参照)の運転状態を管理するとともに、入庫中のアイドリング時間超過を警報する。デジタルタコグラフ10と事務所PC30とは、広域通信網50及びパケット通信網80を介して接続される。
デジタルタコグラフ10は、車両8(図2参照)に搭載され、エンジン回転数オーバー、急発進・急加速、急減速等、車両の運転状態を表す運行データを記録するものである。デジタルタコグラフ10は、CPU11、メモリ26、記録部17、カードI/F18、音声I/F19、RTC(時計IC)21、SW入力部22、表示コントローラ23及びLED表示部27を有する。
CPU11は、デジタルタコグラフ10の全体を制御する。メモリ26は、CPU11によって実行される動作プログラム等を格納する。
記録部17には、運行データが記録される。カードI/F18には、乗務員が所持するメモリカード55が挿抜自在である。音声I/F19には、マイク29及び内蔵のスピーカ20が接続される。RTC21(計時部)は、現在時刻を計時するとともに、アイドリング時間を計時するタイマを内蔵する。SW入力部22には、入庫ボタン、出庫ボタン等の各種ボタンのON/OFF信号が入力される。表示コントローラ23は、外部に接続された表示器28の表示を制御する。LED表示部27は通信や動作の状態を表示する。
また、デジタルタコグラフ10は、速度I/F12A、エンジン回転I/F12B、外部入力I/F13、センサ入力I/F14、GPS受信部15、CAN_I/F16、通信部24及び電源部25を有する。
速度I/F12Aには、車速センサからの速度パルスが入力される。エンジン回転I/F12Bには、エンジン回転数センサからの回転パルスが入力される。外部入力I/F13には、外部機器(図示せず)が接続される。センサI/F14には、エンジン温度(冷却水温)を検知する温度センサ、燃料量を検知する燃料センサ、バッテリ電圧を検出する電圧計、エアコンやAV機器等のスイッチ(SW)、ギアシフト位置センサの信号が入力される。
GPS受信部15は、GPSアンテナ15aに接続され、現在位置(GPS情報)を取得する。CAN_I/F16には、CAN(Controller Area Network)規格のネットワークに接続された車両内の各種デバイスが接続され、速度、エンジン、燃料量等の各種データが通信可能である。通信部24(送信部)は、無線通信回線(例えば、3G/LTE回線)等の広域通信網50及びインターネット等のパケット通信網80を介して、広域通信を行う。電源部25は、イグニッションスイッチのオンによりデジタルタコグラフ10の各部に電力を供給する。
事務所PC30は、汎用のコンピュータで構成されており、本実施形態では、運行管理装置として機能する。事務所PC30は、CPU31、通信部32、表示部33、記憶部34、地図データベース39、入力部35、操作部36、出力部37及び音声I/F部38を有する。
CPU31は、事務所PC30の全体を制御する。通信部32(受信部)は、広域通信網50やパケット通信網80を介してデジタルタコグラフ10と通信可能である。表示部33(提示部)は、運行管理画面を表示するとともに、各種のメッセージを表示(提示)する。なお、各種のメッセージの提示は、スピーカ42から発せられる音声(発音)であってもよい。記憶部34は、動作プログラムや運行データ等を格納する。地図データベース39には、地図情報が登録されている。
入力部35には、メモリカード55が挿抜自在に装着され、運行データ等が入力される。操作部36は、キーボードやマウス等を有し、管理者等の操作を受け付ける。出力部37は、各種データを外部装置に出力する。音声I/F部38には、マイク41及びスピーカ42が接続される。
図2は入庫中のアイドリング状態を説明する図である。車両8が出庫してから3時間運行し、入庫した場合を想定する。車両8に搭載されたデジタルタコグラフ10は、GPS受信部15から得られる現在位置、あるいは入庫スペースに設置された近距離無線通信(図示せず)から得られる受信信号をもとに、出庫状態から入庫中に切り替える。
デジタルタコグラフ10は、RTC21で入庫してからのアイドリング時間を計時する。アイドリング時間が所定時間(超過判定時間)である2時間が超えると、デジタルタコグラフ10は、運行していないにも拘わらず、エンジンをかけっぱなしであると判断し、広域通信網50及びパケット通信網80を介して、事務所に設置された事務所PC30に、入庫中のアイドリング時間超過を表す警報イベント(警報情報)を送信する。
事務所PC30は、車両の運行を管理しており、表示部33の運行管理画面33aに含まれる緊急情報一覧65(図5参照)に、警報イベントを表す情報(警報メッセージ71)を表示する。警報メッセージ71が運行管理画面33aに表示されると、事務所側の管理者93は、警報メッセージ71に気付くと、マイク41から入力した音声データをデジタルタコグラフ10に送信し、入庫中のアイドリング時間超過について注意を促す。なお、管理者93は、他の無線通信装置であるいはIP電話を用いて、このデジタルタコグラフ10を搭載する車両8の運転者91と通話を行ってもよい。
上記構成を有する運行管理システム5の動作を示す。図3はデジタルタコグラフ10の動作手順を示すフローチャートである。この動作プログラムは、デジタルタコグラフ10内のメモリ26に記憶されており、CPU11によって実行される。CPU11は、出庫状態から入庫中に切り替わるまで待つ(S1)。入庫は、GPS(Global Positioning System)で得られた位置情報が入庫時の駐車スペースであること、入庫スペースに設置された近距離無線装置から、車両を検知したことで送信される信号を受信したこと、運転者91が入庫ボタンを押下したこと等で、検知される。この場合、GPS受信部15やSW入力部22等は入庫検知部に相当する。
ステップS1で、車両が入庫に切り替わったことのイベントは、デジタルタコグラフ10から事務所PC30に通知される。なお、事務所PC30は、近距離無線装置が車両の入庫を検知した場合、その検知信号を受信することで、入庫と判断してもよい。
入庫中に切り替わると、CPU11は、RTC21を作動し、アイドリング時間の計測を開始する(S2)。車両のアイドリング状態は、例えばエンジンが回転している状態で、ギアシフト位置がニュートラルやパーキングであることで検出される。この場合、CPU11と、エンジン回転数I/F12B、イグニッションSW及びギアシフト位置センサが接続されるセンサ入力I/F14とがアイドリング検出部に相当する。
CPU11は、エンジン回転I/F12Bを介して入力されるエンジン回転パルスの有無から、エンジンが停止したか否かを判別する(S3)。エンジンが停止している場合、CPU11は本動作を終了する。ここで、CPU11は、イグニッションSWが一旦オフとなり、所定時間以内に再度オンとなった場合には、エンジンが停止したと判断せず、本動作が継続される。所定時間は数分や数十分など予め設定されている。なお、CPU11は、イグニッションSWが一旦オフとなってから再度オンとなるまでの時間に代え、ドアロックの開閉が検出されずに再度イグニッションスイッチがオンとなったことを条件としてもよい。
一方、エンジンが停止していない場合、CPU11は、アイドリング時間が超過判定時間(ここでは一例として2時間)を超えたか否かを判別する(S4)。超過判定時間を超えていない場合、CPU11は、ステップS3の処理に戻る。
一方、アイドリング時間が超過判定時間を超えている場合、CPU11は、入庫中のアイドリング時間超過を表す警報イベントを外部装置である、事務所PC(運行管理装置)30に送信する(S5)。この警報イベントには、「時刻」、「車両番号」、「乗務員情報」、「位置情報」等が含まれる。さらに、この警報イベントには、後述するように、入庫中のアイドリング時間超過の要因となる付加情報が含まれる。
この後、CPU11は、事務所PC30から音声データを受信すると、スピーカ20からその音声を発する(S6)。この音声には、管理者93からのアイドリング時間超過に対する注意等が含まれる。なお、デジタルタコグラフ10に備わるマイク29を使って、事務所PC30と双方向に音声データを送受信し、運転者91と管理者93とが直接通話を行ってもよい。また、音声の代わりに、事務所PC30から警報メッセージを受信した場合、CPU11は表示器28の画面にこの警報メッセージを表示してもよい。
CPU11は、運転者91によってイグニッションSWがオフに操作される、あるいは、アクセルを踏んで走行を開始したこと等によって、アイドリングが解除されたか否かを判別する(S7)。アイドリングが解除されない場合、CPU11はステップS6の処理に戻る。
一方、アイドリングが解除された場合、CPU11は、アイドリングの解除を表す解除イベント(解除情報)を事務所PC30に送信する(S8)。この後、CPU11は本動作を終了する。
図4は事務所PC30の動作手順を示すフローチャートである。この動作プログラムは、事務所PC30内の記憶部34に格納されており、CPU31によって実行される。
CPU31は、デジタルタコグラフ10から警報イベントを受信するまで待つ(S11)。警報イベントを受信すると、CPU31は、表示部33の運行管理画面に警報メッセージ71(図5参照)を表示する(S12)。この警報メッセージが表示される運行管理画面については後述する。
CPU31は、管理者93による操作で、運行管理画面に表示された警報メッセージがカーソル74(図5参照)等で選択されたか否かを判別する(S13)。警報メッセージが選択されない場合、CPU31はステップS15の処理に進む。一方、警報メッセージが選択された場合、CPU31は、地図データベース39に登録された地図情報及びGPS受信部15で得られた現在位置を用いて、表示部33の運行管理画面33aに、地図情報81及び付加情報83(図6参照)を表示する(S14)。地図情報81には、警報イベントを送信したデジタルタコグラフ10を搭載する車両8の現在位置がアイコン8aで表示される。
CPU11は、このデジタルタコグラフ10に対し、音声データを送信する(S15)。なお、ステップS15では、前述したように、デジタルタコグラフ10に備わるマイク29を使って、事務所PC30と双方向に音声データを送受信し、運転者と管理者とが直接通話を行ってもよい。また、音声データの代わりに、警報メッセージを送信し、デジタルタコグラフ10の表示器28の画面にこの警報メッセージを表示させてもよい。
この後、CPU31は、デジタルタコグラフ10から解除イベントを受信したか否かを判別する(S16)。解除イベントを受信していない場合、CPU31はステップS15の処理に戻る。一方、解除イベントを受信した場合、CPU31は、表示部33の運行管理画面33aに解除メッセージ76(図6参照)を表示する(S17)。
CPU31は、管理者93による削除キーの押下等の入力操作の有無を判別する(S18)。この入力操作が無い場合、CPU31はステップS18の処理を繰り返す。一方、この入力操作があった場合、CPU31は、表示部33の画面に表示されていた警報メッセージ等を消去する(S19)。ここでは、ステップS14で地図情報81及び付加情報83が表示されていた場合、地図情報81及び付加情報83も消去される。また、ステップS17で表示された解除メッセージ76も消去される。この後、CPU31は本動作を終了する。
図5は表示部33に表示される運行管理画面33aを示す図である。この運行管理画面33aでは、メニューアイコン62、タブで切り替え可能な選択画面63、緊急情報一覧65等が表示される。メニューアイコン62では、「配送計画」、「出退勤」、「点呼」、「運行状況」、「労務確認」、「乗務管理」、「ユーティリティ」等の項目が選択可能である。
選択画面63として、「休憩が短い順」、「休憩が長い順」、「絞り込み表示」の画面がタブで切り替え可能である。ここでは、「労務確認」が選択され、「休憩が長い順」の画面に切り替えられた状態が示されている。また、選択画面63には、休憩が長いとして検索された、車両情報66、67、68が表示されている。特に、車両情報68には、車両が入庫中であることを表す「入庫中」のメッセージ68aが付加されている。
また、緊急情報一覧65には、「入庫中のアイドリング超過」の警報メッセージ71が表示される。この警報メッセージ71には、アイドリング時間超過発生時刻及び発生車両の情報(ここでは、「18:10、565号車」)が含まれる。
管理者93が緊急情報一覧65に含まれる、警報メッセージ71をカーソル74で選択すると、運行管理画面33aには、車両の現在位置を示す地図情報81、及び、入庫中のアイドリング時間超過の要因となる付加情報83が表示される。
図6は地図情報81及び付加情報83が表示された運行管理画面33aを示す図である。地図情報81には、入庫し、アイドリング状態にある車両8の現在位置がアイコン8aで表示される。これにより、管理者は、注意を払う対象の車両がどこにいるかを把握できる。また、アイドリング時間超過の要因となる付加情報83は一覧として表示される。付加情報83は、前述したステップS5において、デジタルタコグラフ10が、入庫中のアイドリング時間超過を表す警報イベントを、事務所PC30に送信する際、警報イベントに付加される。
付加情報83として、例えば、冷却水温(エンジン温度)を測る温度センサの値、バッテリ電圧の値、エアコンのオン/オフ、AV機器等のオン/オフ等の情報が挙げられる。
事務所側の管理者は、例えば、冷却水温が高い場合、オーバーヒートを起こしかけているので、エンジンを冷やすために、アイドリングを長い時間継続させていると察知することができる。また、バッテリ電圧の値が低い場合、バッテリを充電する必要があるとしてアイドリングを長い時間継続させていると察知することができる。
また、エアコンがオン状態のままである場合、夏場の暑さをしのぐために、乗員が涼んでいると察知することができる。AV機器がオンのままである場合、乗員が音楽やバラエティ等の番組を楽しんでいると察知することができる。
従って、入庫中のアイドリング時間超過があった場合でも、事務所側の管理者は、これらの付加情報を勘案することで、より適切な指示を行うことが可能となる。
また、アイドリング時間超過に付帯する情報として、走行中のログや、不具合箇所のアラーム情報等を送信するようにしてもよい。これにより、入庫中のアイドリング時間超過でも、運転者がアイドリングを継続していることに関し、さらなる手掛かりが得られる可能性がある。
この運行管理システム5では、出庫状態から入庫中に切り替わってから、超過判定時間(例えば2時間)が経過すると、警報イベントが事務所PC30に発せられる。事務所PC30の管理者93が、運行管理画面33aに表示された警報メッセージに気付き、発生時刻や発生車両を特定する。さらに、管理者93が、この警報メッセージをクリックすると、運行管理画面33aには、アイドリング駐車している車両が存在する地図情報81、さらには、入庫中のアイドリング時間超過の要因となる付加情報83が表示される。
従って、管理者93は、運転者91に対し、これらの情報を参考にし、直接に注意や指示を行う。管理者が注意や指示を行う際、音声で一方的に発音してもよいし、管理者と運転者との間で、会話を行ってもよい。
このように、従来では、事務所側の管理者は、運行している時など、出庫中のみ、車両の運転状態を管理していたが、本実施形態では、入庫中も、アイドリング時間超過を把握することができる。従って、管理者は、この車両の運転者に対し、音声やメッセージ等で、運行していないにも拘わらず、エンジンがかかっていることを直接に注意することができる。これにより、不必要なアイドリングを抑制でき、燃費の改善に寄与することができる。
なお、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態は、本発明の技術的範囲内で種々の変形や改良等を伴うことができる。
例えば、車載器としては、デジタルタコグラフに限らず、メータ装置、ECU等の装置であってもよい。外部装置としては、事務所に設置されたPC(運行管理装置)に限らず、管理者や運転者等が所持するスマートフォン等の携帯端末であってもよい。
また、出庫時と入庫時とで、アイドリングの時間超過と判定するための超過判定時間を変えてもよく、例えば、入庫時には超過判定時間を、出庫時よりも短く設定することで、より一層、不必要なアイドリングを抑制できる。
また、運行管理装置は、表示部の運行管理画面に警報イベントを表す緊急情報を表示していたが、表示の代わりにあるいは表示とともに、音声をスピーカから発生させてもよい。
また、上記実施形態では、デジタルタコグラフが入庫中のアイドリング時間を計時していたが、デジタルタコグラフの代わりに、例えばデジタルタコグラフが入庫中やアイドリング中であることを表す信号を事務所PCに送り続けることにより、事務所PCが入庫中のアイドリング時間を計時し、自装置でこのアイドリング時間が超過判定時間を超えた場合、警報メッセージを表示してもよく、この場合、デジタルタコグラフの処理の負荷を軽減できる。
ここで、上述した本発明に係る運行管理システム、車載器及び外部装置の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[7]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 車両(8)に搭載され、出庫中に前記車両(8)の運転状態を記録する車載器(デジタルタコグラフ10)と、通信網を介して前記車載器(デジタルタコグラフ10)に接続された外部装置(事務所PC30)とを備えた、運行管理システム(5)であって、
前記車載器(デジタルタコグラフ10)は、
前記車両(8)が入庫したことを検知する入庫検知部(GPS受信部15、SW入力部22)と、
前記車両(8)の入庫中におけるアイドリング状態を検出するアイドリング検出部(CPU11、センサ入力I/F14)と、
前記アイドリング状態の検出が継続している時間を計時する計時部(RTC21)と、を備え、
前記アイドリング検出部(CPU11、センサ入力I/F14)による検出には、前記車両(8)のイグニッションが一旦オフになってから再びオンになった場合の前記アイドリング状態を含み、
前記外部装置(事務所PC30)は、
前記計時部(RTC21)によって計時される時間が所定時間を超えた場合、アイドリングの時間超過を表す警報情報を提示する提示部(表示部33)を備える、
ことを特徴とする運行管理システム(5)。
[2] 前記アイドリング検出部(CPU11、センサ入力I/F14)が前記アイドリング状態の停止を検出した場合、前記提示部(表示部33)は、アイドリングの解除を表す解除情報を提示する、
ことを特徴とする上記[1]に記載の運行管理システム(5)。
[3] 前記警報情報には、前記アイドリングの超過の要因となる情報が付加され、
前記提示部(表示部33)は、前記警報情報に付加された前記要因となる情報を提示する、
ことを特徴とする上記[1]または[2]に記載の運行管理システム(5)。
[4] 車両(8)に搭載され、出庫中に前記車両(8)の運転状態を記録する車載器(デジタルタコグラフ10)であって、
前記車両(8)が入庫したことを検知する入庫検知部(GPS受信部15、SW入力部22)と、
前記車両(8)の入庫中におけるアイドリング状態を検出するアイドリング検出部(CPU11、センサ入力I/F14)と、
前記アイドリング状態の検出が継続している時間を計時する計時部(RTC21)と、
前記計時部(RTC21)によって計時される時間が所定時間を超えた場合、前記アイドリングの時間超過を表す警報情報を外部装置(事務所PC30)に送信する送信部(通信部24)と、
を備え、
前記アイドリング検出部(CPU11、センサ入力I/F14)による検出には、前記車両(8)のイグニッションが一旦オフになってから再びオンになった場合の前記アイドリング状態を含む、ことを特徴とする車載器(デジタルタコグラフ10)。
[5] 前記アイドリング検出部(CPU11、センサ入力I/F14)が前記アイドリング状態の停止を検出した場合、前記送信部(通信部24)は、アイドリングの解除を表す解除情報を前記外部装置(事務所PC30)に送信する、
ことを特徴とする上記[4]に記載の車載器(デジタルタコグラフ10)。
[6] 車両(8)に搭載された車載器(デジタルタコグラフ10)に通信網を介して接続された外部装置(事務所PC30)であって、
前記車載器(デジタルタコグラフ10)から入庫中にアイドリングの時間超過を表す警報情報を受信する受信部(通信部32)と、
前記警報情報を提示する提示部(表示部33)と、
を備える、ことを特徴とする外部装置(事務所PC30)。
[7] 前記受信部(通信部32)は、前記車載器(デジタルタコグラフ10)から前記アイドリングの解除を表す解除情報を受信し、
前記受信部(通信部32)が前記解除情報を受信した場合、前記提示部(表示部33)は、前記解除情報を提示する、
ことを特徴とする上記[6]に記載の外部装置(事務所PC30)。
5 運行管理システム
8 車両
8a アイコン
10 デジタルタコグラフ(運行記録計)
11、31 CPU
12A 速度I/F
12B エンジン回転数I/F
13 外部入力I/F
14 センサ入力I/F
15 GPS受信部
15a GPSアンテナ
17 記録部
18 カードI/F
19 音声I/F
20、42 スピーカ
21 RTC
22 SW入力部
23 表示コントローラ
24、32 通信部
25 電源部
26 メモリ
27 LED表示部
28 表示器
29、41 マイク
30 事務所PC
33 表示部
33a 運行管理画面
34 記憶部
35 入力部
36 操作部
37 出力部
38 音声I/F部
39 地図データベース
50 広域通信網
55 メモリカード
65 緊急情報一覧
66、67、68 車両情報
68a メッセージ
71 警報メッセージ
74 カーソル
76 解除メッセージ
80 パケット通信網
81 地図情報
83 付加情報
91 運転者
93 管理者

Claims (7)

  1. 車両に搭載され、出庫中に前記車両の運転状態を記録する車載器と、通信網を介して前記車載器に接続された外部装置とを備えた、運行管理システムであって、
    前記車載器は、
    前記車両が入庫したことを検知する入庫検知部と、
    前記車両の入庫中におけるアイドリング状態を検出するアイドリング検出部と、
    前記アイドリング状態の検出が継続している時間を計時する計時部と、を備え、
    前記アイドリング検出部は、前記車両のイグニッションが一旦オフになってから所定時間以内に再びオンになった場合、前記イグニッションがオフであった期間も前記アイドリング状態の検出が継続していると判断し、
    前記外部装置は、
    前記計時部によって計時される時間が前記所定時間より長い超過判定時間を超えた場合、アイドリングの時間超過を表す警報情報を提示する提示部を備える、
    ことを特徴とする運行管理システム。
  2. 前記アイドリング検出部が前記アイドリング状態の停止を検出した場合、前記提示部は、アイドリングの解除を表す解除情報を提示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の運行管理システム。
  3. 前記警報情報には、前記アイドリングの超過の要因となる情報が付加され、
    前記提示部は、前記警報情報に付加された前記要因となる情報を提示する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の運行管理システム。
  4. 車両に搭載され、出庫中に前記車両の運転状態を記録する車載器であって、
    前記車両が入庫したことを検知する入庫検知部と、
    前記車両の入庫中におけるアイドリング状態を検出するアイドリング検出部と、
    前記アイドリング状態の検出が継続している時間を計時する計時部と、
    前記計時部によって計時される時間が超過判定時間を超えた場合、前記アイドリングの時間超過を表す警報情報を外部装置に送信する送信部と、
    を備え、
    前記アイドリング検出部は、前記車両のイグニッションが一旦オフになってから前記超過判定時間より短い所定時間以内に再びオンになった場合、前記イグニッションがオフであった期間も前記アイドリング状態の検出が継続していると判断する、
    ことを特徴とする車載器。
  5. 前記アイドリング検出部が前記アイドリング状態の停止を検出した場合、前記送信部は、アイドリングの解除を表す解除情報を前記外部装置に送信する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の車載器。
  6. 車両に搭載された請求項4または5に記載の車載器に通信網を介して接続された外部装置であって、
    前記車載器から入庫中にアイドリングの時間超過を表す警報情報を受信する受信部と、
    前記警報情報を提示する提示部と、
    を備える、ことを特徴とする外部装置。
  7. 前記受信部は、前記車載器から前記アイドリングの解除を表す解除情報を受信し、
    前記受信部が前記解除情報を受信した場合、前記提示部は、前記解除情報を提示する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の外部装置。
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