JP2019011020A - 報知システム - Google Patents

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和慶 脇田
Kazuyoshi Wakita
和慶 脇田
裕樹 境
Hiroki Sakai
裕樹 境
裕 吉井
Yutaka Yoshii
裕 吉井
道孝 坪井
Michitaka Tsuboi
道孝 坪井
良輔 大口
Ryosuke Oguchi
良輔 大口
一樹 西岡
Kazuki Nishioka
一樹 西岡
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Abstract

【課題】車両のバッテリに電気的に接続された状態で電気機器の置き忘れが発生していることを報知することができる報知システムを提供する。【解決手段】報知システム10は、車両40のバッテリ58に電気的に接続され、車室Rに持ち込まれる携帯電気機器92が接続されることによりバッテリ58と携帯電気機器92とを電気的に接続する接続器60と、接続器60に流れる電流を検出する電流センサ62と、車両40の使用終了後に電流センサ62により電流が検出される場合に報知指示を出力する制御器52と、報知指示に応じて報知する車両報知器54と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、車室に電気機器を置き忘れたユーザに対して置き忘れが発生したことを報知する報知システムに関する。
カーシェアリングのように複数のユーザが1台の車両を使用する場合、ユーザが車室に私物を置き忘れることが問題となる。特許文献1には、ユーザがスマートフォンを車室の充電位置に置き忘れて降車する場合に報知する置き忘れ報知装置が開示される。この装置は、所定の充電位置にスマートフォンの有無を検出する近接センサまたはコイルアンテナを備える。そして、近接センサまたはコイルアンテナによりスマートフォンが検出され、アクセサリ電源がオフ状態になり、ドアが開放されたときに、置き忘れが発生したと判定する。
特開2014−059835号公報
例えばケーブルを介して充電されるスマートフォンは、車室の任意の位置に置かれる。特許文献1の装置では所定の充電位置ではなく任意の位置で充電されるスマートフォンの置き忘れが発生しても報知することはできない。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、車両のバッテリに電気的に接続された状態で電気機器の置き忘れが発生していることを報知することができる報知システムを提供することを目的とする。
本発明は、
車両のバッテリに電気的に接続され、車室に持ち込まれる電気機器が接続されることにより前記バッテリと前記電気機器とを電気的に接続する接続器と、
前記接続器に流れる電流を検出する電流センサと、
前記車両の使用終了後に前記電流センサにより前記電流が検出される場合に報知指示を出力する制御器と、
前記報知指示に応じて報知する報知器と、を備える。
上記構成によれば、車両の使用終了後に接続器に流れる電流が検出される場合にユーザに対して報知される。このため、電気機器の位置に関わらず、車両のバッテリに電気的に接続された状態で電気機器の置き忘れが発生していることを報知することができる。その結果、車室に置き忘れの電気機器が存在することを、ユーザに気付かせることができる。
本発明において、
前記車両の起動状態と休止状態とを切り替える操作スイッチを更に備え、
前記制御器は、前記操作スイッチの切り替え操作に応じて前記車両が休止状態になることを条件に、前記車両の使用終了を検出するようにしてもよい。
上記構成によれば、ユーザが降車する前に必ず操作する操作スイッチの切り替え操作に応じて車両が休止状態になることを検出するため、ユーザの降車時に報知することができる。
本発明において、
時計と、
前記車両の位置を計測する測位器と、
所定時間と所定場所とを記憶する記憶部と、を更に備え、
前記制御器は、前記時計により示される時間が前記所定時間以降であり、かつ、前記測位器により計測される前記車両の位置が前記所定場所内である場合に、前記車両が停車状態になることを条件に、前記車両の使用終了を検出するようにしてもよい。
カーシェアリング等では、車両の使用終了時間と返却場所は予め決まっている。上記構成によれば、時間と車両の位置に応じて車両が休止状態になることを検出するため、ユーザの降車時に報知することができる。
本発明において、
前記車両を使用するユーザの固有情報を取得し、前記車両の今回使用時のユーザである今回ユーザの前記固有情報と、前記車両の今回使用終了後のユーザである次回ユーザの前記固有情報とに基づいて今回ユーザと次回ユーザとが一致するか否かを判定するユーザ判定部と、を更に備え、
前記制御器は、今回ユーザと次回ユーザとが一致しない場合にのみ報知指示を出力するようにしてもよい。
上記構成によれば、次回の使用者が今回の使用者と一致しない場合にのみ報知指示を出力することで、置き忘れによる影響の大小に応じた報知が可能となり、処理を簡便化できる。
本発明において、
前記車両を使用するユーザの固有情報を取得し、前記車両の前回使用終了後のユーザである今回ユーザの前記固有情報と、前記車両の使用終了前のユーザである前回ユーザの前記固有情報とに基づいて今回ユーザと前回ユーザとが一致するか否かを判定するユーザ判定部と、を更に備え、
前記制御器は、今回ユーザと前回ユーザとが異なる場合であって前記電流センサにより前記電流が検出される場合に報知指示を出力するようにしてもよい。
上記構成によれば、今回ユーザと前回ユーザとが異なる場合に、車室に前回ユーザが置き忘れた電気機器が存在することを、前回ユーザ以外の別のユーザに気付かせることができる。
本発明において、
前記制御器は、前記車両の前回使用終了後に前記電流センサにより前記電流が検出される場合に第1報知指示を出力し、前記第1報知指示の出力後に前記電流センサにより前記電流が検出されかつ今回ユーザと前回ユーザとが異なる場合に第2報知指示を出力するようにしてもよい。
上記構成によれば、車室に置き忘れの電気機器が存在することを、前回ユーザに気付かせることができる。仮に前回ユーザが置き忘れに気付かなかったとしても、前回ユーザ以外の別のユーザに気付かせることができる。
本発明において、
前記車両に設けられる通信器と、
前記車両の外部に設けられ、前記通信器と通信する管理サーバと、を更に備え、
前記報知器は、前記車両のユーザに報知する車両報知器と、前記管理サーバのユーザに報知するサーバ報知器と、を含み、
前記制御器は、前記第1報知指示を前記車両報知器に出力し、前記第2報知指示を前記通信器を介して前記サーバ報知器に出力するようにしてもよい。
上記構成によれば、車室に置き忘れの電気機器が存在することを、車両のユーザ(前回ユーザと今回ユーザ)および/または管理サーバでシステムを管理する側のユーザにも気付かせることができる。
本発明において、
前記車両に設けられる通信器と、
前記車両の外部に設けられ、前記通信器と通信する管理サーバと、を更に備え、
前記報知器は、前記車両のユーザに報知する車両報知器と、前記管理サーバのユーザに報知するサーバ報知器と、を含み、
前記制御器は、前記第1報知指示を前記通信器を介して前記サーバ報知器に出力し、前記第2報知指示を前記車両報知器に出力するようにしてもよい。
上記構成によれば、車室に置き忘れの電気機器が存在することを、車両のユーザ(前回ユーザと今回ユーザ)および/または管理サーバでシステムを管理する側のユーザにも気付かせることができる。
本発明によれば、電気機器の位置に関わらず、車両のバッテリに電気的に接続された状態で電気機器の置き忘れが発生していることを報知することができる。その結果、車室に置き忘れの電気機器が存在することを、ユーザに気付かせることができる。
図1は本発明の一実施形態に係る報知システムの構成図である。 図2は使用終了処理のフローチャートである。 図3は使用開始処理のフローチャートである。 図4は図1に示される報知システムの変形例の構成図である。 図5は使用終了処理の変形例のフローチャートである。
以下、本発明に係る報知システムについて、好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施形態は1台の車両を複数のユーザが共有するカーシェアリングに使用される報知システムを想定する。
[1 報知システム10の構成]
図1に示されるように、報知システム10には、管理側設備20と、車両40と、カードキー90と、が含まれる。
[1.1 管理側設備20の構成]
管理側設備20は、管理サーバ22と、サーバ報知器24と、を備える。管理サーバ22は、CPU等のプロセッサがサーバ記憶部に格納されるプログラムを読み出し実行することで各種機能を実現する。ここでは、会員登録、会員情報の管理、車両40の予約の受付、車両40の監視等に関する機能を実行する。管理サーバ22は、通信ネットワーク100を介して各車両40との間で情報を送受信することが可能である。サーバ報知器24は、管理側設備20のユーザに対して情報を報知する装置、例えば画像で情報を報知する表示装置や、音声で情報を報知する音響装置を有する。サーバ報知器24は、管理サーバ22から出力される報知指示に応じて報知を行う。
[1.2 車両40の構成]
車両40は、電気供給回路42と、操作スイッチ44と、測位器46と、通信器48と、カードリーダ50と、制御器52と、車両報知器54と、を備える。
電気供給回路42は、車両40に搭載される電気機器、例えば駆動用モータ、補機類、電装品等の電源であるバッテリ58と、車室Rに設けられる接続器60と、接続器60に流れる電流を検出する電流センサ62と、を有する。
接続器60は、車室Rに持ち込まれるスマートフォン等の電気機器92(以下、携帯電気機器92ともいう。)と車両40とのインターフェースであり、例えば、携帯電気機器92に電気的に接続されるケーブルCの接続端子である。接続器60は、バッテリ58に電気的に接続されており、携帯電気機器92が直接またはケーブルCを介して接続されることにより、バッテリ58と携帯電気機器92とを電気的に接続する。接続器60に携帯電気機器92が接続されない状態で、バッテリ58と接続器60は開回路を形成する。接続器60に携帯電気機器92が接続される状態で、バッテリ58と接続器60と携帯電気機器92は閉回路を形成する。本実施形態の場合、接続器60とバッテリ58との電気的接続は、車両40が休止状態(操作スイッチ44がオフ状態)であっても維持される。
電流センサ62は、バッテリ58と接続器60との間の回路上に設けられ、電気供給回路42に流れる電流の有無を検出する。電流の有無を検出できるものであれば、電流センサ62の形態は問わない。電流センサ62は、検出情報を制御器52に出力する。
操作スイッチ44は、ユーザが車両40の起動状態と休止状態とを切り替える際に手動で操作するスイッチであり、車室Rに設けられる。操作スイッチ44としては、エンジン車両のイグニッションスイッチや、電動車両のスタートスイッチ等を使用できる。操作スイッチ44が操作されて車両40が起動状態になると、起動の操作が行われたことを示す起動情報が制御器52に出力される。操作スイッチ44が操作されて車両40が休止状態になると、休止の操作が行われたことを示す休止情報が制御器52に出力される。
測位器46は、GPS装置の他にジャイロや加速度センサのような自律航法を行うためのセンサを有し、車両40の現在位置を計測する。測位器46としてはカーナビゲーション装置を使用できる。測位器46は、測位情報を制御器52に出力する。
通信器48は、電話回線を含む通信ネットワーク100を介して管理サーバ22との間で情報を送受信することが可能である。通信器48は、管理サーバ22から受信した情報を制御器52に出力し、制御器52から取得した情報を管理サーバ22に送信する。
カードリーダ50は、ユーザが車両40を解錠および施錠する際に使用するカードキー90との間で無線通信を行う。カードリーダ50は、解錠および施錠の際にカードキー90から取得する解錠/施錠情報を車両40の解錠/施錠制御器(不図示)および制御器52に出力する。
制御器52はECUであり、本実施形態の報知処理を管理する。制御器52は、CPU等のプロセッサで構成される車両演算部66と、各種情報を記憶する車両記憶部68と、システム時計としての時計70と、を備える。車両演算部66は、車両記憶部68に格納されるプログラムを読み出し実行することで各種機能を実現する。ここでは、車両演算部66は、ユーザ判定部72としても機能する。ユーザ判定部72は、車両40を使用する今回ユーザ(車両40の使用終了後のユーザである今回ユーザ)と、1回前に車両40を使用した前回ユーザ(車両40の使用終了前のユーザである前回ユーザ)と、を比較し、今回ユーザと前回ユーザとが一致するか否かを判定する。車両記憶部68は、車両演算部66により実行されるプログラムを記憶する他に、管理サーバ22から送信されるユーザの固有情報(ID等)および車両40の使用情報(使用開始日時、使用終了日時、返却場所等)を記憶する。
車両報知器54は、車両40のユーザに対して情報を報知する装置、例えば画像で情報を報知する表示装置や、音声で情報を報知する音響装置を有する。車両報知器54は、制御器52から出力される報知指示に応じて報知を行う。
カードキー90は、カーシェアリングシステムに登録したユーザが車両40の解錠/施錠の際に使用する端末装置である。カードキー90としては、ICチップとアンテナを備えるICカード等を使用できる。カードキー90にはユーザの固有情報(ID等)が記憶される。
[2 報知システム10の動作]
[2.1 車両40の予約時の動作]
ユーザは、通信ネットワーク100を介してスマートフォンまたはパーソナルコンピュータ等(以下、スマートフォン等という。)を管理サーバ22に接続する。そして、予約に必要な情報をスマートフォン等から管理サーバ22に送信する。管理サーバ22は、ユーザを認証した場合に予約情報をデータベースに格納し、予約完了のメッセージをユーザのスマートフォン等に返信する。
管理サーバ22は、予約完了後であってユーザが車両40を利用する前に、通信ネットワーク100を介して車両40にユーザの固有情報(ID等)および車両40の使用情報(使用開始日時、使用終了日時、返却場所等)を送信する。車両40の通信器48が使用情報を受信すると、車両演算部66は車両記憶部68にユーザの固有情報および使用情報を相互に紐付けて記憶させる。
[2.2 車両40の使用終了時の動作]
本実施形態は、車室Rに携帯電気機器92を置き忘れたユーザに対して置き忘れが発生したことを報知する報知システム10である。このような状況はユーザが車両40を使用し終わった後に発生する。このため、車両40の使用開始時の報知システム10の動作説明よりも前に車両40の使用終了時の報知システム10の動作説明を行う。
図2を用いて車両40の使用終了時に報知システム10で行われる使用終了処理を説明する。使用終了処理は、車両40の使用が開始されると共に開始されてもよいし、車両記憶部68に記憶される使用終了日時の所定時間前に開始されてもよい。
ステップS1において、制御器52の車両演算部66は、ユーザが車両40を使用し終わったか否か、すなわち車両40の使用終了か否かを判定する。車両演算部66は、操作スイッチ44の切り替え操作に応じて車両40が休止状態になることを検出した場合に、車両40の使用終了を検出する。または、車両演算部66は、時計70により示される時間が車両記憶部68に記憶される使用終了日時以降であり、かつ、測位器46により計測される車両40の現在位置が車両記憶部68に記憶される返却場所内であり、更に、車両40が停車状態(車速0)になる場合に、車両40の使用終了を検出する。それ以外にも、操作スイッチ44が操作されて車両40が休止状態となり、かつ、車両40が使用終了日時以降に返却場所内にある場合に、車両40の使用終了を検出してもよい。車両40の使用終了である場合(ステップS1:YES)、処理はステップS2に移行する。一方、車両40の使用終了でない場合(ステップS1:NO)、ステップS1の処理が繰り返し実行される。
ステップS1からステップS2に移行すると、車両演算部66は、電流センサ62により電流が検出されるか否かを判定する。接続器60に携帯電気機器92が接続されていると、接続器60を介してバッテリ58から携帯電気機器92に電流が流れる。電流センサ62はこの電流を検出する。電流が検出される場合(ステップS2:YES)、処理はステップS3に移行する。一方、電流が検出されない場合(ステップS2:NO)、車室Rに携帯電気機器92の置き忘れはないものとして処理は終了する。
ステップS2からステップS3に移行すると、車両演算部66は、第1報知処理を行う。ここでは、車両演算部66は、車両報知器54に対して報知指示を出力する。車両報知器54は、報知指示に応じて、例えば警告音を出力して携帯電気機器92の置き忘れが発生していることをユーザに報知する。
[2.3 車両40の使用開始時の動作]
図3を用いて車両40の使用開始時に報知システム10で行われる使用開始処理を説明する。使用開始処理は、ユーザがカードキー90をカードリーダ50にかざしたときに開始される。カードキー90がカードリーダ50にかざされると、カードリーダ50はカードキー90の情報を受信し、制御器52がカードリーダ50から受信情報を入力する。制御器52は、このタイミングで使用開始処理を開始する。
ステップS11において、車両演算部66は、車両40の前回使用終了以降に電流センサ62により電流が検出されたか否かを判定する。仮に、車両40の使用終了時に接続器60に携帯電気機器92が接続されていたとすると、図2に示されるステップS3において第1報知処理が行われる。ユーザが警告音等の報知により携帯電気機器92の置き忘れに気付き、接続器60から携帯電気機器92を取り外した場合は、置き忘れは発生しない。しかし、ユーザが警告音自体に気付かない場合、置き忘れが発生する可能性がある。このような状況では車両40の使用終了後に接続器60を介してバッテリ58から携帯電気機器92に電流が流れる。電流センサ62はこの電流を検出する。車両演算部66は、電流が検出されたことを示す情報(以下、電流検出情報という。)を車両記憶部68に一時的に記憶させる。車両記憶部68に電流検出情報が記憶されている場合(ステップS11:YES)、処理はステップS12に移行する。一方、車両記憶部68に電流検出情報が記憶されていない場合(ステップS11:NO)、車室Rに携帯電気機器92の置き忘れはないものとして処理は終了する。
ステップS11からステップS12に移行すると、ユーザ判定部72は、今回ユーザと前回ユーザとを比較する。車両40の予約が発生する度に管理サーバ22から車両40にユーザの固有情報と車両40の使用情報が送信される。車両記憶部68は、ユーザの固有情報と車両40の使用情報を記憶する。ユーザ判定部72は、車両記憶部68に記憶されるユーザの固有情報および使用情報を参照し、使用開始日時が最新である今回ユーザの固有情報と、使用開始日時が1つ古い前回ユーザの固有情報と、を比較する。固有情報が異なる場合、すなわち今回ユーザと前回ユーザとが異なる場合(ステップS12:異)、処理はステップS13に移行する。一方、固有情報が同じである場合、すなわち今回ユーザと前回ユーザとが同じである場合(ステップS12:同)、報知の必要がないものとして処理は終了する。
ステップS12からステップS13に移行すると、車両演算部66は、第2報知処理を行う。ここでは、車両演算部66は、通信器48を介して管理サーバ22に対して報知指示を出力する。報知指示を受信した管理サーバ22は、サーバ報知器24に対して報知指示を出力する。サーバ報知器24は、報知指示に応じて、例えば警告音および/または警告表示を出力して携帯電気機器92の置き忘れが発生していることを管理側設備20のユーザに報知する。
[3 変形例]
[3.1 変形例1]
上記実施形態では、車両40の使用終了時に電流センサ62により電流が検出される場合に、車両報知器54により第1報知としての警告音が出力される(図2のステップS3)。また、車両40の使用開始時に車両記憶部68に電流検出情報が記憶されている場合に、サーバ報知器24により第2報知としての警告音および/または警告表示が出力される(図3のステップS13)。これに代わり、車両40の使用終了時に電流センサ62により電流が検出される場合に、サーバ報知器24により第1報知としての警告音および/または警告表示が出力されてもよい。また、車両40の使用開始時に車両記憶部68に電流検出情報が記憶されている場合に、車両報知器54により第2報知としての警告音が出力されてもよい。
また、第1報知処理(図2のステップS3)および第2報知処理(図3のステップS13)において、車両報知器54のみで報知が行われるようにしてもよいし、サーバ報知器24のみで報知が行われるようにしてもよいし、車両報知器54とサーバ報知器24の双方で報知が行われるようにしてもよい。
[3.2 変形例2]
上記実施形態では制御器52の車両演算部66がユーザ判定部72として機能する。これに代わり、図4に示されるように、管理サーバ22がユーザ判定部72として機能してもよい。管理サーバ22のサーバ記憶部は、車両40の予約が発生する度にユーザの固有情報と車両40の使用情報とを紐付けて記憶する。車両演算部66は、車両40の使用開始時に車両記憶部68に電流検出情報が記憶される場合に、置き忘れが発生していることを示す情報を管理サーバ22に送信する。このとき、管理サーバ22のユーザ判定部72は、サーバ記憶部に記憶されるユーザの固有情報および使用情報を参照し、使用開始日時が最新である今回ユーザの固有情報と、使用開始日時が1つ古い前回ユーザの固有情報と、を比較する。固有情報が異なる場合、管理サーバ22は、サーバ報知器24に対して報知指示を出力する。
[3.3 変形例3]
図2に示される使用終了処理において、第1報知処理(ステップS3)を実行するか否かを判定する更なるステップを加えてもよい。例えば、図5に示されるように、今回ユーザと次回ユーザとを比較するようにしてもよい。図5の使用終了処理におけるステップS21、S22、S24の処理は、図2の使用終了処理におけるステップS1〜S3の処理と同じである。以下でステップS23の処理について説明する。
ステップS23において、ユーザ判定部72は、今回ユーザと次回ユーザとを比較する。車両40の予約が発生する度に管理サーバ22から車両40にユーザの固有情報と車両40の使用情報が送信される。車両記憶部68は、ユーザの固有情報と車両40の使用情報を記憶する。ユーザ判定部72は、車両記憶部68に記憶されるユーザの固有情報および使用情報を参照し、今回ユーザの固有情報と、次回ユーザの固有情報と、が一致するか否かを判定する。固有情報が不一致の場合、すなわち今回ユーザと次回ユーザとが異なる場合(ステップS23:YES)、処理はステップS24に移行する。一方、固有情報が一致する場合、すなわち今回ユーザと次回ユーザとが同じである場合(ステップS23:NO)、報知の必要がないものとして処理は終了する。
なお、次回の車両40の予約が成立していない場合(すなわち次回ユーザがいない場合)にも、今回ユーザの固有情報と次回ユーザの固有情報とが不一致であると判断してもよい。この場合には、次回ユーザの固有情報の値として例えばゼロ値やデフォルト値を用い、この値と今回ユーザの固有情報とを比較する処理を用いてもよい。
[3.4 その他の変形例]
制御器52が、車両40のドア、具体的には運転席側のサイドドアが開放されたことを検出した場合に車両40の使用終了を検出するようにしてもよい。また、制御器52が、使用終了日時以降に使用終了場所でカードキー90がカードリーダ50にかざされたことを検出した場合、すなわち施錠時に車両40の使用終了を検出するようにしてもよい。
車両報知器54やサーバ報知器24に報知指示を出力する他に、通信器48を介してユーザが携行する携帯通信端末(スマートフォン)に報知指示を送信し、携帯通信端末がユーザに対して報知するようにしてもよい。
カードリーダ50がカードキー90からユーザの固有情報を受信し、車両記憶部68には受信されたユーザの固有情報と受信日時とが記憶されてもよい。そして、ユーザ判定部72がこれらの情報を使用して今回ユーザと前回ユーザとを比較するようにしてもよい。
[4 実施形態のまとめ]
報知システム10は、車両40のバッテリ58に電気的に接続され、車室Rに持ち込まれる携帯電気機器92が接続されることによりバッテリ58と携帯電気機器92とを電気的に接続する接続器60と、接続器60に流れる電流を検出する電流センサ62と、車両40の使用終了後に電流センサ62により電流が検出される場合に報知指示を出力する制御器52と、報知指示に応じて報知する車両報知器54と、を備える。
上記構成によれば、車両40の使用終了後に接続器60に流れる電流が検出される場合にユーザに対して報知される。このため、携帯電気機器92の位置に関わらず、車両40のバッテリ58に電気的に接続された状態で携帯電気機器92の置き忘れが発生していることを報知することができる。その結果、車室Rに置き忘れの携帯電気機器92が存在することを、ユーザに気付かせることができる。
報知システム10は、車両40の起動状態と休止状態とを切り替える操作スイッチ44を更に備える。制御器52は、操作スイッチ44の切り替え操作に応じて車両40が休止状態になることを条件に、車両40の使用終了を検出する。上記構成によれば、ユーザが降車する前に必ず操作する操作スイッチ44の切り替え操作に応じて車両40が休止状態になることを検出するため、ユーザの降車時に報知することができる。
報知システム10は、時計70と、車両40の位置を計測する測位器46と、使用終了日時(所定時間)と返却場所(所定場所)とを記憶する車両記憶部68と、を更に備える。制御器52は、時計70により示される時間が使用終了時間以降であり、かつ、測位器46により計測される車両40の位置が返却場所内である場合に、車両40が停車状態(車速0)になることを条件に、車両40の使用終了を検出する。カーシェアリング等では、車両40の使用終了時間と返却場所は予め決まっている。上記構成によれば、時間と車両40の位置に応じて車両40が休止状態になることを検出するため、ユーザの降車時(車両返却時)に報知することができる。
報知システム10は、車両40を使用するユーザの固有情報を取得し、車両40の今回使用時のユーザである今回ユーザの固有情報と、車両40の今回使用終了後のユーザである次回ユーザの固有情報とに基づいて今回ユーザと次回ユーザとが一致するか否かを判定するユーザ判定部72を更に備える。制御器52は、今回ユーザと次回ユーザとが一致しない場合にのみ報知指示を出力する。上記構成によれば、次回の使用者が今回の使用者と一致しない場合にのみ報知指示を出力することで、置き忘れによる影響の大小に応じた報知が可能となり、処理を簡便化できる。
報知システム10は、車両40を使用するユーザの固有情報を取得し、車両40の前回使用終了後のユーザである今回ユーザの固有情報と、車両40の使用終了前のユーザである前回ユーザの固有情報とに基づいて今回ユーザと前回ユーザとが一致するか否かを判定するユーザ判定部72を更に備える。制御器52は、今回ユーザと前回ユーザとが異なる場合であって電流センサ62により電流が検出される場合に報知指示を出力する。上記構成によれば、今回ユーザと前回ユーザとが異なる場合に、車室Rに前回ユーザが置き忘れた携帯電気機器92が存在することを、前回ユーザ以外のユーザに気付かせることができる。
制御器52は、車両40の前回使用終了後に電流センサ62により電流が検出される場合に報知指示(第1報知指示)を出力する(図2のステップS3)。また、報知指示の出力後に電流センサ62により電流が検出されかつ今回ユーザと前回ユーザとが異なる場合に報知指示(第2報知指示)を出力する(図3のステップS13)。上記構成によれば、車室Rに置き忘れの携帯電気機器92が存在することを、前回ユーザに気付かせることができる。仮に前回ユーザが置き忘れに気付かなかったとしても、前回ユーザ以外の別のユーザ、例えば今回ユーザや管理側設備20のユーザに気付かせることができる。
報知システム10は、車両40に設けられる通信器48と、車両40の外部に設けられ、通信器48と通信する管理サーバ22と、を備える。制御器52は、報知指示を車両報知器54に出力し、また、通信器48および管理サーバ22を介してサーバ報知器24に出力する。上記構成によれば、車室Rに置き忘れの携帯電気機器92が存在することを、車両40のユーザ(前回ユーザと今回ユーザ)および/または管理サーバ22でシステムを管理する側のユーザにも気付かせることができる。
なお、本発明に係る報知システムは、上述の実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…報知システム 22…管理サーバ
24…サーバ報知器(報知器) 40…車両
44…操作スイッチ 46…測位器
48…通信器 52…制御器
54…車両報知器(報知器) 58…バッテリ
60…接続器 62…電流センサ
66…車両演算部 70…時計
72…ユーザ判定部 92…携帯電気機器(電気機器)

Claims (8)

  1. 車両のバッテリに電気的に接続され、車室に持ち込まれる電気機器が接続されることにより前記バッテリと前記電気機器とを電気的に接続する接続器と、
    前記接続器に流れる電流を検出する電流センサと、
    前記車両の使用終了後に前記電流センサにより前記電流が検出される場合に報知指示を出力する制御器と、
    前記報知指示に応じて報知する報知器と、を備える
    ことを特徴とする報知システム。
  2. 請求項1に記載の報知システムにおいて、
    前記車両の起動状態と休止状態とを切り替える操作スイッチを更に備え、
    前記制御器は、前記操作スイッチの切り替え操作に応じて前記車両が休止状態になることを条件に、前記車両の使用終了を検出する
    ことを特徴とする報知システム。
  3. 請求項1に記載の報知システムにおいて、
    時計と、
    前記車両の位置を計測する測位器と、
    所定時間と所定場所とを記憶する記憶部と、を更に備え、
    前記制御器は、前記時計により示される時間が前記所定時間以降であり、かつ、前記測位器により計測される前記車両の位置が前記所定場所内である場合に、前記車両が停車状態になることを条件に、前記車両の使用終了を検出する
    ことを特徴とする報知システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の報知システムにおいて、
    前記車両を使用するユーザの固有情報を取得し、前記車両の今回使用時のユーザである今回ユーザの前記固有情報と、前記車両の今回使用終了後のユーザである次回ユーザの前記固有情報とに基づいて今回ユーザと次回ユーザとが一致するか否かを判定するユーザ判定部と、を更に備え、
    前記制御器は、今回ユーザと次回ユーザとが一致しない場合にのみ報知指示を出力する
    ことを特徴とする報知システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の報知システムにおいて、
    前記車両を使用するユーザの固有情報を取得し、前記車両の前回使用終了後のユーザである今回ユーザの前記固有情報と、前記車両の使用終了前のユーザである前回ユーザの前記固有情報とに基づいて今回ユーザと前回ユーザとが一致するか否かを判定するユーザ判定部と、を更に備え、
    前記制御器は、今回ユーザと前回ユーザとが異なる場合であって前記電流センサにより前記電流が検出される場合に報知指示を出力する
    ことを特徴とする報知システム。
  6. 請求項5に記載の報知システムにおいて、
    前記制御器は、前記車両の前回使用終了後に前記電流センサにより前記電流が検出される場合に第1報知指示を出力し、前記第1報知指示の出力後に前記電流センサにより前記電流が検出されかつ今回ユーザと前回ユーザとが異なる場合に第2報知指示を出力する
    ことを特徴とする報知システム。
  7. 請求項6に記載の報知システムにおいて、
    前記車両に設けられる通信器と、
    前記車両の外部に設けられ、前記通信器と通信する管理サーバと、を更に備え、
    前記報知器は、前記車両のユーザに報知する車両報知器と、前記管理サーバのユーザに報知するサーバ報知器と、を含み、
    前記制御器は、前記第1報知指示を前記車両報知器に出力し、前記第2報知指示を前記通信器を介して前記サーバ報知器に出力する
    ことを特徴とする報知システム。
  8. 請求項6に記載の報知システムにおいて、
    前記車両に設けられる通信器と、
    前記車両の外部に設けられ、前記通信器と通信する管理サーバと、を更に備え、
    前記報知器は、前記車両のユーザに報知する車両報知器と、前記管理サーバのユーザに報知するサーバ報知器と、を含み、
    前記制御器は、前記第1報知指示を前記通信器を介して前記サーバ報知器に出力し、前記第2報知指示を前記車両報知器に出力する
    ことを特徴とする報知システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114450731A (zh) * 2019-10-10 2022-05-06 日产自动车株式会社 信息处理装置和信息处理方法

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