JP7162038B2 - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び情報処理装置の制御プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び情報処理装置の制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び情報処理装置の制御プログラムに関し、特に、車両の運行を管理する運行管理システムに係る情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び情報処理装置の制御プログラムに関する。
近年の自動運転車両の広がりとともに、それら自動運転車両の運行を遠隔で管理する運行管理システムの開発も進められている。例えば、特許文献1には、運行管理システムにおいて、管理側の負荷を軽減するためのサーバ等が開示されている。
特許第6705796号公報
自動運転車両の管理者は、当該車両を安全に運行させるために、車両の運行に関する様々な項目(パラメータ)を監視し、万が一車両に不具合が発生した場合、その不具合に迅速かつ適切に対処する必要がある。
本発明は、車両の運行管理システムにおいて、車両の運行を遠隔で監視する際の管理者の負担をさらに低減させ、管理における適切な判断を支援するための、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び情報処理装置の制御プログラムを提供する。
本発明の一実施形態による、車両の運行状況を管理する運行管理システムに係る情報処理装置は、車両の運行に関する複数のパラメータごとに、警告を発するための警告条件を記憶する記憶部と、複数のパラメータを、パラメータの種類ごとに区分して、複数のパラメータの状態に応じた表示態様で一の画面に表示させる表示情報を生成する生成部と、車両から、車両の運行に関する複数のパラメータを受信する受信部と、を備え、生成部は、受信部が受信した複数のパラメータのうち、警告条件を満たすパラメータについて、一の画面におけるパラメータの表示態様を変化させて表示させる表示情報を生成する。
本発明の一実施形態による情報処理装置において、生成部は、複数のパラメータを、車両の自動運転機能に関する第1パラメータと、車両の作動状態に関する第2パラメータとに区分して、第1パラメータをまとめて表示する領域と、第2パラメータをまとめて表示する領域とを含む一の画面を表示させる表示情報を生成してもよい。
本発明の一実施形態による情報処理装置において、生成部は、一の画面を縦方向に2つに分割した場合、一の画面に向かって左側に第1パラメータを表示し、一の画面に向かって右側に第2パラメータを少なくとも表示させる表示情報を生成してもよい。
本発明の一実施形態による情報処理装置において、生成部は、色の種類によってパラメータの状態を示す表示情報を生成し、警告条件を満たすパラメータについて、一の画面における色を変化させて表示させる表示情報を生成してもよい。
本発明の一実施形態による情報処理装置において、記憶部は、複数のパラメータについて、警告条件の生じやすさに関する優先度をさらに記憶し、生成部は、パラメータの種類ごとに区分された複数のパラメータを、当該区分において、優先度の高い順に、一の画面における上側から表示させる表示情報を生成してもよい。
本発明の一実施形態による情報処理装置において、生成部は、複数のパラメータのうち、一の画面に表示させるパラメータを、車両の種類に応じて異ならせてもよい。
本発明の一実施形態による情報処理装置において、受信部は、車両の運行に関する複数のパラメータのうちの1つとして、車両に設置されたカメラで撮像された、車両の外部又は内部の少なくともいずれかの画像を受信し、生成部は、画像を表示させる区分を少なくとも含む一の画面を表示させる表示情報を生成してもよい。
本発明の一実施形態による情報処理装置において、受信部は、複数の車両から、当該車両の運行に関する複数のパラメータを受信し、生成部は、複数の車両ごとに、一の画面を表示させる表示情報を生成してもよい。
本発明の一実施形態による、車両の運行状況を管理する運行管理システムに係る情報処理装置の制御方法は、情報処理装置が、車両の運行に関する複数のパラメータごとに、警告を発するための警告条件を記憶するステップと、複数のパラメータを、パラメータの種類ごとに区分して、複数のパラメータの状態に応じた表示態様で一の画面に表示させる表示情報を生成するステップと、車両から、車両の運行に関する複数のパラメータを受信するステップと、受信するステップで受信した複数のパラメータのうち、警告条件を満たすパラメータについて、一の画面におけるパラメータの表示態様を変化させて表示させる表示情報を生成するステップと、を実行する。
本発明の一実施形態による、車両の運行状況を管理する運行管理システムに係る情報処理装置の制御プログラムは、情報処理装置に、車両の運行に関する複数のパラメータごとに、警告を発するための警告条件を記憶する記憶機能と、複数のパラメータの状態を、パラメータの種類ごとに区分して、複数のパラメータの状態に応じた表示態様で一の画面に表示させる表示情報を生成する生成機能と、車両から、車両の運行に関する複数のパラメータを受信する受信機能と、を実現させ、生成機能は、受信機能が受信した複数のパラメータのうち、警告条件を満たすパラメータについて、一の画面におけるパラメータの表示態様を変化させて表示させる表示情報を生成する。
本発明によれば、車両の運行管理システムにおいて、車両の運行を遠隔で監視する際の管理者の負担をさらに低減させ、管理における適切な判断を支援するための、情報処理装置等を提供することができる。
本発明の一実施形態による運行管理システム構成の概略図である。 本発明の一実施形態による、情報処理装置(サーバ)の機能ブロック図の一例である。 本発明の一実施形態による車両の機能ブロック図の一例である。 本発明の一実施形態による、警告条件に関するテーブルの一例である。 本発明の一実施形態による、表示装置に表示される管理画面の概略図である。 本発明の一実施形態による、表示装置に表示される管理画面の一例である。 本発明の一実施形態による、表示装置に表示される管理画面の一例である。 本発明の一実施形態による、運行管理システムに係る情報処理装置の制御方法のフローチャートの一例である。
以下、諸図面を参照しながら、本発明の一実施形態を詳細に説明する。
<システム構成>
図1は、本発明の一実施形態による運行管理システム構成の概略図である。運行管理システム600は、車両200の運行状況を遠隔で管理・監視するシステムであって、車両200A~200Cと、サーバ(情報処理装置)100と、表示装置170とを少なくとも含む。サーバ100は、車両の運行管理側の情報処理装置であって、ネットワーク500を介して複数の車両200A~200Cと情報の送受信を行う。なお、図1において、サーバ100は1つのみ示してあるが、これに限られるものではなく、複数存在してもよい。また、サーバ100は、ネットワークを介して通信を行うことで協調動作する分散型サーバシステムでも良く、いわゆるクラウドサーバでも良い。すなわち、サーバ100は、物理的なサーバに限らず、仮想的なサーバも含まれる。
表示装置170は、サーバ100の表示部及び入力受付部として機能する。表示装置170は、車両を遠隔で監視する、運行管理システム600の管理者(監視者)400からの入力操作を受け付けたり、管理者400に対して各種情報を提示する。なお、図では、表示装置170をモニタとキーボードにて示してあるが、タブレットや、スマートフォン等の端末装置であってもよいし、大型のモニタと、所定の入力装置であってもよい。
車両200A~200Cは、自動運転での作動が可能な車両であって、以下の説明ではバスを一例として説明する。車両200(200C)は、乗員300(300C)が乗り込んで、必要に応じて手動にて運転されてもよいし、乗員または運転手を必要としなくてもよい。なお、「自動運転」とは、運転手が運転操作を行うことなく、エンジン、ブレーキ、操舵の制御が自動で行われる運転を意味する。「手動運転」とは、エンジン制御(アクセルペダル操作)、ブレーキ制御(ブレーキぺダル操作)、操舵制御(ステアリングホイール操作)を、ドライバが実行する運転を意味する。図1では、車両としてバスを3台のみ示してあるが、複数の車両が存在してもよいことは言うまでもない。特に区別する必要がない場合、車両200A~200C、乗員300Cを、単に車両200、乗員300と表記する。
ネットワーク500は、無線ネットワークや有線ネットワークを含んでよく、具体的には、ワイヤレスLAN(wireless LAN:WLAN)や広域ネットワーク(wide area network:WAN)、ISDNs(integrated service digital networks)、CDMA(code division multiple access)、無線LANs、LTE(long term evolution)、LTE-Advanced、第4世代通信(4G)、第5世代通信(5G)、第6世代通信(6G)以降の移動体通信システム等である。なお、ネットワーク500は、これらの例に限られず、例えば、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)やブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、光回線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber LINE)回線、衛星通信網等であってもよい。また、ネットワーク500は、これらの組み合わせであってもよい。
<サーバ>
図2は、本発明の一実施形態によるサーバ100のブロック図である。サーバ100は、制御部110、通信部120、入出力部130、及び記憶部190を備える。制御部110は、典型的には中央処理装置(CPU)であってよい。制御部110は、記憶部190に記憶されるプログラムを読み出し、読み出したプログラムに含まれるコード又は命令を実行することによって、各実施形態に示す機能、方法を実行してよい。制御部110は、その他、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、マイクロプロセッサ(microprocessor)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ(multiprocessor)、ASIC(Application-Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等を含んでよい。制御部110は、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって各実施形態に開示される各処理を実現してもよい。また、これらの回路は、1又は複数の集積回路により実現されてよく、各実施形態に示す複数の処理を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。また、LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSI等と呼称されることもある。
制御部110は、通信制御部111、入出力制御部112、生成部113、判定部114を含む。通信制御部111は、通信部120による、外部装置とのネットワーク500を介した通信を制御する。通信部120は、受信部121、送信部122を備え、車両200との間でネットワーク500を介した情報(データ)の送受信を行う。例えば、受信部121は、車両200から、車両の運行に関する複数のパラメータを受信する。ここで、「車両の運行に関するパラメータ」とは、車両の状態を把握可能なパラメータである。ここで、本実施形態において、自動運転が可能な車両ではなく、運転者が搭乗して運転する既存の一般的な車両を「既存の車両」と記す。すると、車両の運行に関するパラメータは、既存の車両と同様の、車両の作動状態に関するパラメータであって、エンジンやモーター、ブレーキ等の状態を示すパラメータであってよい。車両の作動状態に関するパラメータは、例えば、車両の速度、加速度、車両内温度、出入口ドアの開閉状態、走行距離、乗客人数、売上、エンジン回転数、冷却水温度、ハンドルの操作量、燃料の残量、電気自動車である場合に燃料電池の充電率等を含んでよい。さらに、車両の運行に関するパラメータは、自動運転機能に関するパラメータであってよい。自動運転機能に関するパラメータとは、自動運転を実現するために必要であり、車両の運転を制御するソフトウェアにアドオンされた機能に関するパラメータである。自動運転機能に関するパラメータは、例えば、自己位置推定のためのGPS信号の受信レベル、衝突防止センサ、障害物検知のためのセンサ、車外に設けられたカメラ等の状態を示すパラメータである。なお、車両の運行に関するパラメータは、必ずしも、上述した2種類のパラメータに区分されるわけではない。車両の運行に関するパラメータの他の例として、例えば車両内に設けられた撮像部による画像によって取得可能な、車両内の乗客に関する情報が含まれてもよく、車椅子や松葉づえ、ベビーカーといった乗降に補助が必要な乗客の有無が含まれてもよい。
生成部113は、受信部121が受信した複数のパラメータを、パラメータの種類ごとに区分して、パラメータの状態に応じた表示態様で一の画面に表示させる表示情報を生成する。「パラメータの状態」とは、パラメータの値または内容が「正常」か「異常」かであるが、これ以外の状態を示すものであってもよい。また、生成部113は、後述する警告条件を満たすパラメータについて、一の画面におけるパラメータの表示態様を変化させて表示させる表示情報を生成する。なお、パラメータの表示態様を含む一の画面については後述する。
入出力制御部112は、入出力部130を介した外部装置との有線又は無線を介した情報の入出力を制御する。例えば、入出力部130は、入力部131、出力部132を備え、表示装置170と有線又は無線を介して情報の入出力を実行する。例えば、出力部132は、生成部113が生成した表示情報を、表示装置170へ出力する。また、入力部131は、表示装置170から出力された情報を受け付ける。
表示装置170は、入力受付部171および表示部172を備える。入力受付部171は、管理者400による、例えばキーボード等の所定の入力装置における入力操作により、車両200の制御指示を受け付ける。入力受付部171によって受け付けられた制御指示は、通信制御部111によって車両200へ送信される。
表示部172は、サーバ100から受信した表示情報に基づく表示画面を、例えばディスプレイ等の所定の表示装置に表示させる。なお、表示装置170は、図示しないスピーカを備えてもよい。なお、生成部113をサーバ100内に示してあるが、表示装置170に生成部を設け、表示情報の生成にかかる負荷を分散させてもよい。入力受付部171は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報を制御部110に伝達できる全ての種類の装置のいずれか、又は、その組み合わせにより実現されてよい。入力受付部171は、例えば、タッチパネル、タッチディスプレイ、キーボード等のハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイス、カメラ、マイクを含んでよい。表示部172は、制御部110で処理された処理結果に基づく画面を表示してよい。表示部172は、例えば、タッチパネル等を含んでよい。
判定部114は、1121が受信した複数のパラメータのうち、警告条件を満たすパラメータがあるか否かを判定する。ここで、警告条件とは、車両の運行に関するパラメータが、車両200の運行において管理者400に警告すべき状態であることを判定可能な条件である。管理者400に警告すべき状態とは、例えば、車両の不具合・異常や、自動運転機能の不具合等である。
記憶部190は、サーバ100が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する。記憶部190は、車両の運行に関する複数のパラメータごとに、警告を発するための警告条件を記憶する。記憶部190は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等を含んでよい。また、記憶部190は、制御部110に対する作業領域を提供するメモリ(RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等)を含んでよい。
図4に、記憶部190に記憶された警告条件テーブル191の一例を示す。警告条件テーブル191は、車両200から受信するパラメータに、パラメータの状態、警告条件、優先度が関連付けられて記憶されている。例えば、パラメータ「自動車両制御」に対して、「0:正常 1:自動発車制御失敗 2:自動停止制御失敗 3:自動経路制御失敗」の4つの状態が関連付けられ、警告条件は、「0以外」である。すなわち、サーバ100の判定部150は、車両200から受信したパラメータ「自動車両制御」の値が「2」である場合、パラメータ「自動車両制御」が警告条件を満たすと判定する。また、判定部150は、パラメータ「速度」が「〇〇km/h以上」であった場合、パラメータ「速度」が警告条件を満たすと判定する。なお、優先度については後述する。ここで、図は一例であって、車両の運行に関するパラメータは、警告条件テーブル191に記載のものに限られず、その他の情報が記憶されてもよい。例えば、上述した車両の不具合として、「燃料減少」、「エンジン回転数超過」等を警告可能な警告条件が記憶されてもよい。これは例えば、車両200に設けられた燃料センサからの値が所定の閾値以下であること、エンジン回転数が所定の閾値以上であることであってよい。さらに、上述した自動運転機能の不具合として、「通信モジュールのエラー」、「車両カメラの破損」を警告可能な警告条件が記憶されてもよい。これは例えば、車両200からのデータが受信されないこと、車両200の撮像部からの映像データが入力されないことであってよい。その他、警告すべき状態として、道路上での落下物の検出や、乗客の体調不良、渋滞情報、車両の運行に影響を与え得る道路工事、道路設備の工事等に関する情報が含まれてもよい。
記憶部190は、典型的には、HDD、SSD、フラッシュメモリなど各種の記録媒体により実現され、サーバ100が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を有する。記憶部190は、上述した警告条件テーブル191を記憶する。なお、警告条件テーブル191は、サーバ100とは異なる別個の記憶装置に記憶されてもよく、判定部150は、記憶装置から判定条件を読み出してもよい。
<車両>
図3は、本発明の一実施形態による車両200のブロック図である。車両200は、運転制御部220、車内及びサービス制御部250を備える。これら制御部は、典型的には電子制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit)により実現されてよい。ここで、運転制御部220は、車両200の運転・走行に関する制御を行う。車内及びサービス制御部250は、車内環境に関する制御を行う。このように、車両200の走行に関する制御を行う機能部と、車内環境に関する制御を行う機能部とを分離することにより、安全性が担保され、異常が検知された場合の原因の特定を容易にしたり、責任の分担を明確にすることができる。
運転制御部220は、情報取得部221、駆動力出力装置制御部(エンジン/モーターECU)222、ブレーキ制御部(ブレーキECU)223、及びステアリング制御部(ステアリングECU)224を備える。情報取得部221は、位置情報取得部201、車速センサ202、加速度センサ203、角速度センサ204、操舵角センサ205、測距センサ206、及び車外撮像部207に接続され、これらセンサや機能部で取得された測定値を取得する。
位置情報取得部201は、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)を用いて、車両200の現在位置の位置情報を取得する。また、位置情報取得部201は、3次元の角速度と加速度を検出するセンサーで、例えばIMU(inertial measurement unit/慣性計測装置)を含んでよい。車速センサ202は、車両200の速度を検出する。加速度センサ203は、車両200の加速度を検出する。角速度センサ204は、車両200の回転角速度(ヨーレート)を検出する。操舵角センサ205は、車両200の操舵角(ステアリングホイール舵角)を検出する。測距センサ206は、車両200の前方周囲の物体(車両、障害物、歩行者等)の有無、車両200と物体との距離、物体の位置等を検出するセンサであって、LiDAR(light detection and ranging)、ミリ波レーダー、超音波センサ等であってよい。測距センサ206は、車両200の前方のみならず、左右後方に設けられてもよい。車外撮像部207は、例えばカメラ(単眼カメラ、ステレオカメラ、マルチカメラ等)であって、車両の前後左右等に複数設けられ、車両200の外部を撮影する。車外撮像部207の撮影する対象は、車線、障害物等、自動運転に必要な情報であってよい。車外撮像部207によって撮影されたデータは、動画であってもよいし、静止画像であってもよい。
車両200は、さらに、駆動力出力装置(エンジン/モーター)231、ブレーキ装置232、ステアリング装置233を備える。駆動力出力装置制御部222は、駆動力出力装置231を制御する。ブレーキ制御部223は、ブレーキ装置232を制御する。ステアリング制御部224は、ステアリング装置234を制御する。運転制御部220は、上述した各種センサ等から取得した、車両200の現在位置、車速、操舵角、車外の動画像、障害物の有無等に基づいて、車両200を、予め設定された運行ルートで移動させたり、停止させたりする。運転制御部220は、車両200を経路上で移動・停止させるための制御信号を生成し、駆動力出力装置制御部222、ブレーキ制御部223、ステアリング制御部224へ出力する。駆動力出力装置制御部222、ブレーキ制御部223、ステアリング制御部224は、制御信号に基づいて、それぞれ、駆動力出力装置231、ブレーキ装置232、ステアリング装置233を制御する。なお、自動運転の制御については既存の技術が用いられてよい。
車内及びサービス制御部250は、通信制御部251、情報取得部252を備える。情報取得部252は、車両200に設けられた各種装置を制御するとともに、各種装置から情報を取得する。例えば、情報取得部252は、車外撮像部209によって撮像されたデータを取得する。車外撮像部209は、例えばカメラであって、車両200外の例えば前後左右に複数設けられ、車外の動画像を撮像する。車外撮像部209によって撮像された動画像データは、通信制御部251によってサーバ100へ送信される。サーバ100へ送信された動画像データは、表示装置170に表示され、監視者による遠隔監視に用いられる。
また、情報取得部252は、車内撮像部210が撮像したデータを取得する。車内撮像部210は、例えばカメラであって、車両内の出入口ドア、車内を一瞥可能な場所等に複数設けられ、車両200内を撮影する。車内撮像部210によって撮影されたデータは、動画であってもよいし、静止画像であってもよい。また、例えば、車両200の車内には、各種装置として、車内撮像部210のほか、図示しないスピーカ、マイク、ディスプレイ等が備えられてもよい。スピーカは、車両200内に、停車場や運賃等の案内、異常時の警告音声等を出力する。マイクは、車両内外の音声を録音する。ディスプレイは、上記停車場や運賃等の案内、異常時の警告メッセージ等を表示する。情報取得部252は、車両内の上述した各装置から、各装置が出力する情報を取得する。車内及びサービス制御部250は、取得した各種情報を運行管理システム600へ、すなわち、サーバ100へ送信する。なお、これら各種情報は、所定時間毎に送信されてよく、例えば、毎秒送信されてもよい。また、車内及びサービス制御部250は、サーバ100から送信された制御指示に基づいて、上述した各種装置を制御する。
また、情報取得部252は、車内に設けられたセンサ群260から、各種センサが取得した測定値を取得してもよい。センサ群260としては、例えば、人感センサ、呼気センサ、温度センサ、熱センサ、煙センサ等であってよいが、これらに限られるものではない。
通信制御部251は、通信I/F(インタフェース)208による、車両200とサーバ100との間のネットワーク500を介した通信(情報のやり取り)を制御する。また、通信制御部251は、車両200同士の通信や、道路に設置された路側機と車両200との間の通信を制御してもよい。通信制御部251は、上述した、情報取得部221,252が取得した各種データを、「車両の運行に関する複数のパラメータ」として、サーバ100へ送信する。
記憶部270は、典型的には、HDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリなど各種の記録媒体により実現され、車両200が動作するうえで必要とする各種プログラム及びデータを記憶(格納)する機能を有する。また、記憶部270は、車外撮像部209、車内撮像部210によって撮影された動画像を記憶してもよい。また、記憶部270は、前述した車両200の運行に関するパラメータを、サーバ100へ送信する前に、一時的に記憶してもよい。
<管理画面>
ここで、図5~8を用いて、生成部113によって生成された表示情報に基づいて表示装置170に表示される一の画面(管理画面)について説明する。管理画面は、管理者400が車両200を遠隔から監視する際に注視する画面であって、サーバ100の生成部113によって生成された表示情報に基づき表示される。なお、図は一例であって、本発明はこれに限られない。
図5は、本発明の一実施形態による管理画面10の概略図である。管理画面10は、管理者400が管理すべき車両として管理者400に関連付けられた車両の一覧11を含む。車両の一覧11は、リスト形式であってもよいし、アイコンで区別されて表示されてもよい。車両の一覧11において選択された車両(図の例では、「01 HOGE」)に関する情報が、表示装置170に表示される。タブ12は、管理画面10に表示させる情報の種類を管理者400に選択させる。図の例では、「車両詳細」の画面例である。第1パラメータ一覧13は、自動運転機能に関するパラメータを表示する。図5の例では、第1パラメータとして、「障害物検知」、「自己位置推定」、「自動制御」、「通信」の4つがメインとして表示されるとともに、「エアコン」、「ラック内温度」がサブとして表示されている。第2パラメータ一覧14は、車両の作動に関するパラメータを表示する。図5の例では、第2パラメータとして、「エンジン/モーター」、「パワートレイン」、「ブレーキ」、「エネルギー」の4つがメインとして表示されるとともに、「ドア」、「外気温」がサブとして表示されている。メーター15は、既存の車両と同様に、車両200の作動状態を視認性よく表示するものであって、図5の例では、スピードメーター、方向指示器、ギア、残燃料、走行距離等を含む。
ステータスラベル16は、車両の運行に関するパラメータ(第1パラメータ及び第2パラメータ)の状態を表示する。ステータスラベル16は、その色の種類によって、パラメータが正常であるか否かを示すものであって、図の例では、斜線のステータスラベル16は正常であり、黒色のステータスラベル16Aは、不具合が生じている状態(異常)であることを示してよい。なお、不具合が生じていることを視認可能であれば、ステータスラベル16の色はどのようなものであってもよく、例えば、正常な状態が緑色、不具合が生じている状態が赤色で示されてもよい。サーバ100の判定部150は、受信部121が受信した複数のパラメータのうち、警告条件を満たすパラメータがあるか否かを判定し、生成部113は、警告条件を満たすパラメータについて、パラメータの表示態様を変化させて表示させる表示情報を生成する。出力部132は、生成部113によって生成された表示情報に基づき、ステータスラベル16の色を変化させる。すなわち、ステータスラベル16が緑色であったパラメータを、赤色に変化させる。
なお、生成部113は、警告条件を満たすパラメータについて、メーター15において、状態を変化させる表示情報を生成してもよい。例えば図5の場合、車両200の速度が警告条件を満たすと判定部150によって判定された場合、生成部113は、速度ラベル17の色を変化させてもよい。さらに、管理画面10は、車両200を遠隔で操作するためのコマンド一覧18を含んでもよく、また、車外/車内のカメラ画像の一覧19を含んでもよい。
上述のように、本発明の一実施形態によれば、車両200の運行に関する複数のパラメータが、パラメータの種類ごとに区分されて一の画面に表示される。そして、一の画面において、警告を発するための警告条件を満たすパラメータが、通常の表示態様から変化して、異なる態様で表示される。従って、管理者400は、不具合が発生したことを即座に確認できるとともに、不具合が発生したパラメータがどの種類に区分されているかを迅速に把握することができる。これにより、管理者400による、不具合が発生した場合に取るべき処置の判断を支援することができる。
また、本発明の一実施形態によれば、生成部113は、複数のパラメータを、車両の自動運転機能に関する第1パラメータと、車両の作動状態に関する第2パラメータとに区分して、第1パラメータをまとめて表示する領域と、第2パラメータをまとめて表示する領域とを含む一の画面を表示させる表示情報を生成する。これにより、不具合の発生したパラメータが、自動運転機能に関するものであるのか、車両自体に関するものであるのかを、管理者400が簡単に把握することができる。ここで、自動運転機能に関するパラメータに不具合が生じた場合、管理者400が連絡すべき先は、例えば車両200の乗員300である。これに対し、車両の作動に関するパラメータに不具合が生じた場合、例えば車両の製造元にサポートを要請する。このように、パラメータが区分されることにより、管理者400は、不具合が発生したパラメータの種類に応じて、連絡すべき対象を即座に判断することができる。
また、本発明の一実施形態によれば、色の種類によってパラメータの状態を示す表示情報が生成され、警告条件を満たすパラメータについて、一の画面における色が変化して表示される。従って、管理者400は、車両の不具合が発生したパラメータが何であるかを即判断することができる。
なお、記憶部190は、複数のパラメータについて、警告条件の生じやすさに関する優先度をさらに記憶してもよい。図4を参照して、パラメータに、優先度がさらに関連付けられて記憶されてもよい。警告条件の生じやすさとは、警告すべき状態の発生しやすさを意味する。優先度は、予め管理者400によって設定されてもよいし、管理者400の制御指示に応じて、図示しない学習部によって設定されてもよい。生成部113は、パラメータの種類ごとに区分された複数のパラメータを、当該区分において、優先度の高い順に、一の画面における上側から表示させる表示情報を生成してもよい。図5の管理画面10の例では、第1パラメータ一覧13においては、「障害物検知」が発生しやすく、第2パラメータ一覧14においては、「エンジン/モーター」の不具合が発生しやすいことになる。
このように、本発明の一実施形態によれば、種類ごとに区分された複数のパラメータのうち、不具合の発生しやすいパラメータが、管理画面においてより上側に表示される。人間の習性として、視線は上から下へ向かうため、管理者400を、不具合の発生しやすいパラメータにより注視させることができる。
なお、生成部113は、複数のパラメータのうち、一の画面に表示させるパラメータを、車両の種類に応じて異ならせるように表示情報を生成してもよい。これにより、車両の種類に応じた、柔軟な運行管理システム600を提供することができる。図5の場合、自動運転機能に関する第1パラメータ一覧13において、「エアコン」が区分されているが、「エアコン」は、車両の作動に関する第2パラメータ一覧14に区分されてもよい。しかしながら、自動運転用の制御基板は熱を帯びやすく、制御基板を載置するラックは冷却される必要がある。従って、自動運転機能に関するパラメータに不具合が生じたとき、熱が原因である場合、「エアコン」を第1パラメータ一覧13に区分しておくことで、冷却不足の可能性を管理者400が判断することができる。
さらに、本発明の一実施形態によれば、受信部121は、車両200の運行に関する複数のパラメータのうちの1つとして、車両200に設置されたカメラで撮像された、車両200の外部又は内部の少なくともいずれかの画像を受信し、生成部113は、画像を表示させる区分を少なくとも含む一の画面を表示させる表示情報を生成してもよい。これにより、車内/車外のカメラ画像の一覧19が表示される。このようにすれば、パラメータの状態が変化した場合に、車内又は車外の状態を管理者400が確認することができ、パラメータの状態が変化した原因、すなわち不具合の原因を判断する一助となる。
さらに、本発明の一実施形態によれば、受信部121は、複数の車両200A~200Cから、車両の運行に関する複数のパラメータを受信し、生成部113は、複数の車両200A~200Cごとに、一の画面を表示させる表示情報を生成してもよい。これにより、車両の一覧11と、車両の一覧11から選択された車両に対し、管理画面10を表示させることができ、ユーザビリティの高い運行管理システム600を提供することができる。
なお、図5の管理画面10は一例であって、本発明はこれに限られるものではない。例えば、図6の管理画面20のように、車両一覧表示領域21、車内/車外映像表示領域22、自動運転機能に関するパラメータ表示領域23、車両の作動に関するパラメータ表示領域24、各種コマンド表示領域25を含んでいるものであれば、本発明の範疇に含まれる。
さらに、図7の管理画面30のように、自動運転機能に関するパラメータ表示領域31と、車両の作動状態に関するパラメータ表示領域32とを少なくとも含むものであれば、本発明の範疇に含まれる。なお、本発明の一実施形態によれば、図6や図7のように、生成部113は、一の画面を縦方向に2つに分割した場合、一の画面に向かって左側に第1パラメータを表示し、一の画面に向かって右側に第2パラメータを少なくとも表示させる表示情報を生成してもよい。人間は、左上から右下に向かって視線を走らせる習性があるため、図7のように、左側に自動運転機能に関するパラメータを表示させることで、管理者400に、自動運転機能に関するパラメータについて先に視認させることができる。
次に、上述したサーバ100の制御方法について、図を用いて説明する。図8は、サーバ100による制御方法のフローチャートの一例である。まず、車両の運行に関する複数のパラメータごとに、警告を発するための警告条件を、所定の記憶部に記憶させる(ステップS11)。生成部113は、複数のパラメータを、パラメータの種類ごとに区分して、パラメータの状態に応じた表示態様で一の画面に表示させる表示情報を生成する(ステップS12)。そして、受信部121は、車両200から、車両の運行に関する複数のパラメータを受信する(ステップS13)。ここで、車両の運行に関するパラメータは、一定時間(例えば、15分)毎に、それ以前のパラメータをまとめて車両200から送信されてもよいし、逐一(例えば、1分ごと)送信されてもよい。一定時間ごとに送信される場合は、車両200の記憶部270に、パラメータが一時的に記憶される。判定部150は、警告条件を満たすパラメータがあるか否かを判定する(ステップS14)。警告条件を満たすパラメータがある場合(ステップS13でYES)、生成部113は、警告条件を満たすパラメータについて、一の画面におけるパラメータの表示態様を変化させて表示させる表示情報を生成する(ステップS15)。そして、出力部132は、表示情報を、一の画面を表示させる表示装置170へ出力する(ステップS16)。警告条件を満たすパラメータがない場合(ステップS13でNO)、出力部132は、受信した複数のパラメータによる表示情報を、一の画面を表示させる表示装置へ出力する(ステップS17)。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を容易に行えることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、上記実施の形態に示す構成を適宜組み合わせることとしてもよい。例えば、サーバ100、車両200又は表示装置170として区別して説明した機能は、サーバ100のみによって行われても良い。また、サーバ100が備えるとして説明した各構成部は、複数の情報処理装置によって分散されて実現されてもよい。
また、上述の例では、警告条件を満たすパラメータを、ステータスラベル16の色の変化によって表した。しかしながら、警告条件を満たすパラメータを点滅させたり、拡大表示させたりしてもよい。また、不具合により車両200からパラメータを受信できない場合、管理画面に表示されるパラメータを灰色に表示させてもよい。これにより、パラメータが受信できていないことをユーザに通知することができる。なお、警告条件を満たすパラメータは、同時に2つ以上存在することもあり得る。その場合、それら2つ以上のパラメータのステータスラベル16の色が変化して表示されることは言うまでもない。また、不具合の内容に応じて、ステータスラベル16の色が例えば赤、青、黄、水色等に決定されていてもよい。
なお、上述では、警告条件の判定を、サーバ100で行うとして説明した。しかしながら、警告条件の判定は、車両200の運転制御部220において行われてもよい。そして、車両200における判定結果に基づき、警告条件を満たすパラメータや、映像のみが、サーバ100へ送信されてもよい。
また、警告条件は、車両200の走行環境に応じて異なってもよい。例えば、車両200が走行している場所(住宅地、ビル街の別)、道路状況(混雑、道幅、路面状態等)、天候(台風、強風、降雨等)に応じて、異なる警告条件が設定されてもよい。
また、車両200に人工知能(AI:Artifical Intelligence)を設け、車両の走行中に警告条件を満たす箇所を学習させ、警告条件テーブルが更新されてもよい。これにより、より走行環境に則した安全な運転を提供することができる。
また、上述では、車両としてバスについて説明した。しかしながら、車両としては、トラック、タクシー、荷物運送用コンテナ等に本発明を適用することができる。
また、本発明に係る発明の一実施形態を説明したが、本発明はこれに限られないことは言うまでもない。例えば、上述において、サーバ100の記憶部190に記憶されると説明した各種情報は、サーバ100とは別の外部メモリや、クラウド上に記憶されてもよいし、どちらかの記憶部に集約されていてもよい。また、表示画面は一例であり、これ以上の情報が表示されてもよいし、これ以下の情報であってもよい。
サーバ100、車両200の各機能部は、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。また、各機能部は、1または複数の集積回路により実現されてよく、複数の機能部の機能を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。さらに、上述したサーバ100は、複数のサーバコンピュータで実現してもよいし、機能によっては、外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)等で呼び出して実現してもよい。
サーバ100の各機能部をソフトウェアにより実現する場合、サーバ100は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラム及び各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。すなわち、本発明に係るサーバ100は、CPUがRAM上にロードされたプログラムを実行することにより、上述した各構成部として機能する。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、当該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、上記プログラムは、例えば、ActionScript、JavaScript(登録商標)、Python、Rubyなどのスクリプト言語、C言語、C++、C#、Objective-C、Swift、Java(登録商標)などのオブジェクト指向プログラミング言語、HTML5などのマークアップ言語などを用いて実装できる。さらに、特許請求の範囲における「部(section、module、unit)」との記載は、「手段」や「回路」に読み替えてもよい。例えば、受信部は、受信手段や受信回路に読み替えることができる。
100 情報処理装置(サーバ)
200A~200C 車両
300 乗員
400 管理者(監視者)
500 ネットワーク
600 運行管理システム
110 制御部
111 通信制御部
112 入出力制御部
113 生成部
114 判定部
120 通信部
121 受信部
122 送信部
130 入出力部
131 入力部
132 出力部
170 表示装置
171 入力受付部
172 表示部
190 記憶部
191 警告条件テーブル
201 位置情報取得部
202 車速センサ
203 加速度センサ
204 角速度センサ
205 操舵角センサ
207 測距センサ
208 通信I/F
209 車外撮像部
210 車内撮像部
220 運転制御部
221 情報取得部
222 駆動力出力装置制御部
223 ブレーキ制御部
224 ステアリング制御部
231 駆動力出力装置
232 ブレーキ装置
233 ステアリング装置
240 記憶部
250 車内及びサービス制御部
251 通信制御部
252 車内制御部
260 センサ群
270 記憶部
10 管理画面
11 車両一覧
12 タブ
13 第1パラメータ一覧
14 第2パラメータ一覧
15 メーター
16,16A ステータスラベル
17 速度ラベル
18 コマンド一覧
19 車内/車外カメラ画像一覧
20,30 管理画面
21 車両一覧表示領域
22 車内/車外映像表示領域
23,31 自動運転機能に関するパラメータ表示領域
24,32 車両の作動に関するパラメータ表示領域
25 各種コマンド領域

Claims (9)

  1. 車両の運行状況を管理する運行管理システムに係る情報処理装置であって、
    前記車両の運行に関する複数のパラメータごとに、警告を発するための警告条件を記憶する記憶部と、
    前記複数のパラメータを、前記パラメータの種類ごとに、前記車両の自動運転機能に関する第1パラメータと、前記車両の作動状態に関する第2パラメータとに区分して、前記複数のパラメータの状態に応じた表示態様で、前記第1パラメータをまとめて表示する領域と、前記第2パラメータをまとめて表示する領域とを含む一の画面に表示させる表示情報を生成する生成部と、
    前記車両から、前記車両の運行に関する前記複数のパラメータを受信する受信部と、
    を備え、
    前記生成部は、前記受信部が受信した前記複数のパラメータのうち、前記警告条件を満たすパラメータについて、前記一の画面におけるパラメータの表示態様を変化させて表示させる表示情報を生成する、
    情報処理装置。
  2. 前記生成部は、前記一の画面を縦方向に2つに分割した場合、前記一の画面に向かって左側に前記第1パラメータを表示し、前記一の画面に向かって右側に前記第2パラメータを少なくとも表示させる表示情報を生成する、
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記生成部は、色の種類によって前記パラメータの状態を示す前記表示情報を生成し、前記警告条件を満たすパラメータについて、前記一の画面における色を変化させて表示させる表示情報を生成する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記記憶部は、前記複数のパラメータについて、前記警告条件の生じやすさに関する優先度をさらに記憶し、
    前記生成部は、前記パラメータの種類ごとに区分された前記複数のパラメータを、当該区分において、前記優先度が高く前記警告条件が生じやすい順に、前記一の画面における上側から表示させる表示情報を生成する、
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記生成部は、前記複数のパラメータのうち、前記一の画面に表示させるパラメータを、前記車両の種類に応じて異ならせる、
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記受信部は、前記車両の運行に関する複数のパラメータのうちの1つとして、前記車両に設置されたカメラで撮像された、前記車両の外部又は内部の少なくともいずれかの画像を受信し、
    前記生成部は、前記画像を表示させる区分を少なくとも含む前記一の画面を表示させる表示情報を生成する、
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記受信部は、複数の前記車両から、当該車両の運行に関する複数のパラメータを受信し、
    前記生成部は、前記複数の車両ごとに、前記一の画面を表示させる表示情報を生成する、
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 車両の運行状況を管理する運行管理システムに係る情報処理装置が、
    前記車両の運行に関する複数のパラメータごとに、警告を発するための警告条件を、所定の記憶部に記憶させるステップと、
    前記複数のパラメータを、前記パラメータの種類ごとに、前記車両の自動運転機能に関する第1パラメータと、前記車両の作動状態に関する第2パラメータとに区分して、前記複数のパラメータの状態に応じた表示態様で、前記第1パラメータをまとめて表示する領域と、前記第2パラメータをまとめて表示する領域とを含む一の画面に表示させる表示情報を生成するステップと、
    前記車両から、前記車両の運行に関する前記複数のパラメータを受信するステップと、
    前記受信するステップで受信した前記複数のパラメータのうち、前記警告条件を満たすパラメータについて、前記一の画面におけるパラメータの表示態様を変化させて表示させる表示情報を生成するステップと、
    を実行する、情報処理装置の制御方法。
  9. 車両の運行状況を管理する運行管理システムに係る情報処理装置に、
    前記車両の運行に関する複数のパラメータごとに、警告を発するための警告条件を、所定の記憶部に記憶させる記憶機能と、
    前記複数のパラメータを、前記パラメータの種類ごとに、前記車両の自動運転機能に関する第1パラメータと、前記車両の作動状態に関する第2パラメータとに区分して、前記複数のパラメータの状態に応じた表示態様で、前記第1パラメータをまとめて表示する領域と、前記第2パラメータをまとめて表示する領域とを含む一の画面に表示させる表示情報を生成する生成機能と、
    前記車両から、前記車両の運行に関する前記複数のパラメータを受信する受信機能と、
    前記受信機能が受信した前記複数のパラメータのうち、前記警告条件を満たすパラメータについて、前記一の画面におけるパラメータの表示対象を変化させて表示させる表示情報を生成する、
    情報処理装置の制御プログラム。
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