JP6384422B2 - 電力変換装置の制御装置 - Google Patents

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本発明は、電力変換装置の制御装置に関する。
高圧側回路と低圧側回路との間に、トランス及びスイッチング素子を備える電力変換回路を設け、高圧側回路と低圧側回路との間での電力の授受を行うものとして、特許文献1に記載の電力変換装置がある。特許文献1に記載の電力変換装置では、入力電圧及び出力電圧に基づいて出力電流に対する電流指令値を求め、その電流指令値に基づいてピーク電流制御を行うことで、出力電流の平均値を電流指令値としている。
特開2013−150490号公報
トランスを介して電力の授受を行う場合、コイルのインダクタンスのばらつき等により、出力電流のばらつきが生ずることがある。また、電圧を検出して電流指令値を求める場合では、検出値のばらつきにより、電流指令値の算出精度が低下することがある。その結果として、平均電流に対する制御の精度が低下する。一方で、ピーク電流制御を行わず、出力電流の平均値が指令値となるように制御する場合には、出力電流に対する制御の精度は高いものの、応答性が悪く、過電流が生ずる場合や、偏磁が生ずる場合がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、電流制御の応答性、及び、出力される電流の精度を共に向上させることができる、電力変換装置の制御装置を提供することにある。
本発明は、トランス及びスイッチング素子を備える電力変換回路を介して、一次側回路から二次側回路へ電力を供給する電力変換装置の制御装置であって、前記一次側回路の電流値を検出する電流検出部と、前記電流値の平均値を取得する平均値取得部と、前記平均値を指令する値である指令値を取得する指令値取得部と、前記平均値に基づいて前記指令値を補正し、ピーク指令値を算出するピーク指令値算出部と、前記電流値のピーク値が前記ピーク指令値となるように前記スイッチング素子を制御する制御指令部と、を備える。
上記構成では、電流値の平均値により指令値を補正してピーク指令値を得ることにより、平均電流制御の制御による精度を向上させることができ、さらに、そのピーク指令値によりスイッチング素子の制御を行うため、ピーク電流制御の応答性を得ることができる。よって、電流制御の応答性、及び出力される電流の精度を共に向上させることができる。
また、本発明は、トランス及びスイッチング素子を備える電力変換回路を介して、一次側回路から二次側回路へ電力を供給する電力変換装置の制御装置であって、前記二次側回路の電流値を二次側電流として検出する二次側電流検出部と、前記一次側回路の電流値を一次側電流として検出する一次側電流検出部と、前記二次側電流の平均値を取得する平均値取得部と、前記平均値を指令する値である指令値を取得する指令値取得部と、前記平均値に基づいて前記指令値を補正し、ピーク指令値を算出するピーク指令値算出部と、前記一次側電流のピーク値が前記ピーク指令値となるように前記スイッチング素子を制御する制御指令部と、を備える。
この構成においても、二次側電流の平均値により指令値を補正してピーク指令値を得ることにより、平均電流制御の制御による精度を向上させることができ、さらに、そのピーク指令値と一次側電流とを用いてスイッチング素子の制御を行うため、ピーク電流制御の応答性を得ることができる。
電力変換装置の回路図である。 電力変換装置により昇圧を行う場合のタイムチャートである。 制御部が実行する処理を示す制御ブロック図である。 制御部が実行する処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る電力変換装置の回路図である。 電力変換装置により降圧を行う場合のタイムチャートである。 第2実施形態における制御部が実行する処理を示す制御ブロック図である。 第3実施形態における昇圧処理を示す制御ブロック図である。 第3実施形態における降圧処理を示す制御ブロック図である。 第4実施形態に係る電力変換装置の回路図である。 第5実施形態に係る電力変換装置の回路図である。 第6実施形態に係る電力変換装置の回路図である。 第7実施形態に係る電力変換装置の回路図である。
以下、各実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付しており、同一符号の部分についてはその説明を援用する。
<第1実施形態>
本実施形態に係る電力変換装置は、公称電圧が12Vである鉛バッテリ等の補機バッテリと、公称電圧が数百Vであるリチウムイオンバッテリ等の主バッテリとを備えるハイブリッドカーに搭載される。
図1は、本実施形態に係る電力変換装置の回路図である。本実施形態に係る電力変換装置は、低圧側回路に設けられる補機バッテリ100の電力を、電力変換回路10を介して高圧側回路に設けられる主バッテリ200、又はコンデンサ201へと供給するものである。このとき、低圧側回路から高圧側回路へと電力を供給するものであるから、低圧側回路を一次側回路と称することができ、高圧側回路を二次側回路と称することができる。
電力変換回路10は、トランスTr11と、MOSFETである第1〜第6スイッチング素子Q11〜Q16を備えている。トランスTr11は、互いに磁気的に結合した第1コイルL11と第2コイルL12とにより構成され、第1コイルL11は、センタータップを有している。第2コイルL12の巻数は、第1コイルL11の巻数のN/2倍である。すなわち、第2コイルL12の巻数が、第1コイルL11のいずれか一方の端からセンタータップまでの巻数のN倍となっている。
第1コイルL11の両端は、それぞれ、第1スイッチング素子Q11のドレイン、第2スイッチング素子Q12のドレインに接続されている。一方、第1スイッチング素子Q11のソースと第2スイッチング素子Q12のソースとが接続されている。
補機バッテリ100は、チョークコイルL13を介して電力変換回路10と接続されている。具体的には、チョークコイルL13の一端が補機バッテリ100の正極に接続され、チョークコイルL13の他端が、第1コイルL11のセンタータップに接続されている。一方、第1スイッチング素子Q11のソースと第2スイッチング素子Q12のソースとの接続点は、補機バッテリ100の負極に接続されている。また、補機バッテリ100には、コンデンサ101が並列接続されている。
第2コイルL12の端部の一方は、第3スイッチング素子Q13のソース及び第4スイッチング素子Q14のドレインに接続されている。第2コイルL12の端部の他方は、第5スイッチング素子Q15のソース及び第6スイッチング素子Q16のドレインに接続されている。第3スイッチング素子Q13のドレイン及び第5スイッチング素子Q15のドレインは、主バッテリ200の正極側に接続されており、第4スイッチング素子Q14のソース及び第6スイッチング素子Q16のソースは、主バッテリ200の負極側に接続されている。この主バッテリ200には、コンデンサ201が並列接続されている。
電力変換装置は、補機バッテリ100の電圧である低圧側電圧VLを検出する低圧側電圧検出部102、チョークコイルL13を流れる電流(入力側の回路を流れる電流)である低圧側電流ILを検出する低圧側電流検出部103、及び、高圧側の電圧である高圧側電圧VHを検出する高圧側電圧検出部202を備えている。検出された低圧側電圧VL、高圧側電圧VH、及び低圧側電流ILは、制御部300へ入力される。なお、上述した通り、本実施形態では一次側回路である低圧側回路から二次側回路である高圧側回路へと電力を供給するものであるため、低圧側電圧VL、低圧側電流ILは、それぞれ一次側電圧、一次側電流と称することができ、高圧側電圧VHは二次側電圧と称することができる。また、低圧側電圧検出部102、低圧側電流検出部103、高圧側電圧検出部202は、それぞれ、一次側電圧検出部、一次側電流検出部、二側電圧検出部と称することができる。
本実施形態では、補機バッテリ100から主バッテリ200への電力の供給、または、補機バッテリ100からコンデンサ201への電力の供給を行う。この際に、電力変換装置は、電流入力型プッシュプルDCDCコンバータとして機能する。充電は、車両の電源がONとなった場合に、車両に搭載されているECU内で充電開始指令が生成され、開始される。
図2は、補機バッテリ100から主バッテリ200へ電力を供給する場合における、第1スイッチング素子Q11及び第2スイッチング素子Q12の開閉状態と、そのときの低圧側電流ILとを示している。この制御では、第1スイッチング素子Q11及び第2スイッチング素子Q12が共にONである制御Aと、第1スイッチング素子Q11及び第2スイッチング素子Q12の一方がONであり他方がOFFである制御Bとを交互に繰り返す制御を行う。第1スイッチング素子Q11及び第2スイッチング素子Q12の制御周期は共にTsであり、位相差は1/2Tsである。各制御周期の始期において、それぞれON制御が開始され、OFF制御を開始する時期を可変とすることにより、低圧側電流ILの平均値IL_aveが電流指令値IL*となるように制御する。
このとき、制御Aが行われる期間における電流の増加量と、制御Bが行われる期間における電流の減少量が等しければ、低圧側電流ILの過剰な増加を抑制することができる。制御Aが行われる期間と制御Bが行われる期間の長さの比を1未満の数であるDを用いて、D:(1−D)とすると、次式(1)が成立し、次式(2)によりDが求まる。
Figure 0006384422
加えて、低調波発振を抑制すべく、低圧側電流ILにスロープ電流Isを加算した値が定電流指令値Iref_ccとなるように、第1スイッチング素子Q11及び第2スイッチング素子Q12をOFFとするタイミングを制御する。このスロープ電流Isは、直線的に増加する仮想的な値である。なお、スロープ電流Isのその時間当たりの増加量をmとしている。このとき、定電流指令値Iref_ccは、低圧側電流ILの平均値IL_aveからのリプル量ΔIL、及び加算されるスロープ電流の変化量ΔIsを用いて、次式(3)で算出することができる。なお、定電流指令値Iref_ccを算出するうえで、PI制御を行うため、式(3)においてフィードバック補正値IL_piを加算している。
Figure 0006384422
続いて、制御部が実行する処理を、図3の制御ブロック図により説明する。定電圧制御部40では、高圧側電圧VHの電圧指令値VH*をメモリから読み出して、定電圧制御におけるピーク電流の指令値である定電圧指令値Iref_cvを算出する。詳しくは、徐変部41は、入力された電圧指令値VH*が変化した場合に、高圧側電圧VHが急激に変動しないように電圧指令値VH*を徐々に変化させる。偏差算出部42は、徐変された電圧指令値VH*と、検出した高圧側電圧VHとの偏差を算出する。PI制御部43は、入力された出力電圧指令値Vo*と出力電圧Voとの偏差を減らすべく、偏差に比例する値と偏差の時間積分に比例する値との和を、定電圧指令値Iref_cvとして出力する。
定電流制御部50では、低圧側電流ILの平均値IL_aveについての指令値である電流指令値IL*を、メモリから読み出して制御に用いる。このとき、定電流制御部50は指令値取得部として機能する。電流指令値IL*は、PI制御部51に入力される。PI制御部51は、加えて、低圧側電流ILの実電流である平均値IL_aveを取得する。このとき、定電流制御部50は平均値取得部として機能する。この平均値IL_aveは、低圧側電流検出部103により検出された低圧側電流ILを所定期間蓄積し、その値を平均化したものである。電流指令値IL*と平均値IL_aveは加算部52に入力され、加算部52は、電流指令値IL*と平均値IL_aveの差分をとる。この差分はPI制御器53に入力され、PI制御器53は、入力された電流指令値IL*と平均値IL_aveの差を減らすべく、偏差に比例する値と偏差の時間積分に比例する値との和をフィードバック補正値IL_piとして出力する。このフィードバック補正値IL_piはリミッタ54へ入力される。リミッタ54では、フィードバック補正値IL_piの出力値が上限値よりも大きければ、その出力値を上限値に制限する。この上限値は、電流指令値IL*よりも小さい値に設定されている。リミッタ54を経たフィードバック補正値IL_piは、加算器55において電流指令値IL*に加算され、PI制御部51から出力される。なおPI制御部51はフィードバック制御を行うため、フィードバック制御部と呼ぶこともできる。
一方、電流補正部57には、低圧側電圧VL及び高圧側電圧VHが入力され、電流指令値IL*の補正量を出力する。この補正値は上式(3)に基づくものであり、加算器56で電流指令値IL*とフィードバック補正値IL_piとの和に加算されることにより、定電流指令値Iref_ccが得られる。
なお、定電流指令値Iref_ccは、ピーク電流制御に用いられる指令値であるため、ピーク指令値と呼ぶことができ、定電流制御部50は、ピーク指令値算出部と呼ぶことができる。
定電圧制御部40から出力された定電圧指令値Iref_cv、及び、定電流制御部50から出力された定電流指令値Iref_ccは、指令値選択部60に入力される。指令値選択部60は、定電圧指令値Iref_cv及び定電流指令値Iref_ccのうち、小さい方の値をピーク電流制御部70に入力する。
指令値選択部60から出力された定電圧指令値Iref_cv及び定電流指令値Iref_ccの一方は、ピーク電流制御部70のDA変換器71においてアナログ値に変換され、コンパレータ72のマイナス端子に入力される。
一方、ピーク電流制御部70のスロープ補償部73は、レジスタの値により得られるスロープ電流Isの値を信号として生成し、DA変換器74に入力する。このスロープ電流Isは、上述した通り、各制御周期において0Aから直線的に単調増加する鋸歯状波の信号である。そして、DA変換器74によりアナログ波形とされたスロープ電流Isと低圧側電流ILとを、加算部75において加算して、コンパレータ72のプラス端子に入力する。なお、スロープ補償部73は、直接アナログ波形を生成し、DA変換器74を介さずコンパレータ72に入力するものとしてもよい。
コンパレータ72は、マイナス端子に入力された、定電流指令値Iref_cc及び定電圧指令値Iref_cvの一方と、プラス端子に入力された、低圧側電流ILにスロープ電流Isが加算された値との比較を行う。そして、プラス端子の入力値がマイナス端子の入力値よりも小さい期間において、ハイ状態の信号をRSフリップフロップ77のS端子に入力し、プラス端子の入力値がマイナス端子の入力値よりも大きい期間において、ロー状態の信号をRSフリップフロップ77のS端子に入力する。また、RSフリップフロップ77のR端子には、クロック76からクロック信号が入力される。
RSフリップフロップ77は、コンパレータ72の出力がハイとなれば、第1スイッチング素子Q11及び第2スイッチング素子Q12の一方へオフ指令を送信し、制御Aから制御Bへと切り替える。そして、1制御周期が経過すれば、第1スイッチング素子Q11及び第2スイッチング素子Q12を共にONとする信号を送信することにより、制御Bから制御Aへと切り替える。
RSフリップフロップ77の出力は、Duty制限部78へ入力される。このDuty制限部78では、各制御の期間の長さが上限値を超えていればその上限値に設定され、下限値を下回っていれば、下限値に設定される。そして、第1スイッチング素子Q11及び第2スイッチング素子Q12へ制御信号が送信される。
なお、ピーク電流制御部70は、各スイッチング素子へ制御指令をおこなうものであるため、制御指令部と呼ぶことができる。
この制御部300が実行する一連の処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。図4のフローチャートに係る処理は、所定の制御周期毎に繰り返し行われる。
まず、充電開始の指示を取得したか否かを判定する(S101)。この充電開始の指示は、例えば、上位の制御装置であるECU等から送信される。充電開始の指示を取得していない場合(S101:NO)、一連の制御を行わず、待機状態を継続する。
充電開始の指示を取得すれば、メモリから電流指令値IL*及び電圧指令値VL*を取得し(S102,S103)、定電流指令値Iref_cc及び定電圧指令値Iref_cvを算出する(S104,S105)。続いて、算出した定電流指令値Iref_ccと定電圧指令値Iref_cvについて、どちらが小さいかを判定する(S106)。定電流指令値Iref_ccのほうが小さいと判定すれば(S106:YES)、定電流指令値Iref_ccによりピーク電流制御を行う(S107)。定電圧指令値Iref_cvのほうが小さいと判定すれば(S106:NO)、定電圧指令値Iref_cvによりピーク電流制御を行う(S108)。なお、図中、定電流指令値Iref_ccと定電圧指令値Iref_cvが等しい場合には定電流指令値Iref_ccを用いてピーク電流制御を行うものとしているが、定電圧指令値Iref_cvも同じ値であるため、定電圧指令値Iref_cvを用いてもよい。
ピーク電流制御が行われた後、充電終了の指示を取得したか否かを判定する(S109)。この充電終了の指示は、充電開始の指示と同様に、上位の制御装置であるECU等から送信される。充電終了の指示を取得していない場合(S109:NO)、再度S102〜S108の制御を行う。充電終了の指示を取得すれば(S109:YES)、一連の処理を終了し、再び充電開始の指示についての待機状態へと移行する。
上記構成により、本実施形態に係る電力変換装置は、以下の効果を奏する。
・PI制御部51により、電流指令値IL*と平均値IL_aveの偏差をとり、その偏差を用いて電流指令値IL*を補正して定電流指令値Iref_ccを算出するものとしている。そして、その定電流指令値Iref_ccを用いて、ピーク電流制御部70でピーク電流制御を行うものとしている。これにより、平均電流制御による制御の精度と、ピーク電流制御による制御の応答性とを両立することができる。
・PI制御部51にリミッタ54を設けているため、フィードバック補正値IL_piが過剰に大きくなることがなく、負荷の急変時等における過電流を抑制することができる。
・PI制御部51の出力値に、電流補正部57が算出する電流のリプル量ΔIL及びスロープ電流の変化量ΔIsを加算するものとしている。これにより、PI制御部51において電流指令値IL*に加算されるフィードバック補正値IL_piを、定電流指令値Iref_ccに対して相対的に小さくすることができ、負荷の急変時等における過電流を抑制することができる。
<第2実施形態>
本実施形態では電力変換装置の構成が第1実施形態と一部異なっている。また、制御部300が実行する処理が第1実施形態と異なっている。本実施形態では、主バッテリ200が接続された高圧側回路から補機バッテリ100が接続された低圧側回路へと電力を供給する。このとき、高圧側回路から低圧側回路へと電力を供給するものであるから、高圧側回路を一次側回路と称することができ、低圧側回路を二次側回路と称することができる。
図5は、本実施形態における電力変換装置の回路図である。電力変換装置は、第1実施形態に係る電力変換装置に対して、高圧側電流検出部203を設け、主バッテリ200側の回路に流れる電流である高圧側電流IHを検出するものとしている。この高圧側電流検出部203の検出値は、低圧側電流IL、低圧側電圧VL及び高圧側電圧VHとともに、制御部300へ入力される。なお、上述した通り、本実施形態では一次側回路である高圧側回路から二次側回路である低圧側回路へと電力を供給するものであるため、高圧側電圧VH、高圧側電流IHは、それぞれ一次側電圧、一次側電流と称することができ、低圧側電圧VL、低圧側電流ILは、それぞれは二次側電圧と、二次側電流と称することができる。また、低圧側電圧検出部102、低圧側電流検出部103、高圧側電圧検出部202、高圧側電流検出部203は、それぞれ、二次側電圧検出部、二次側電流検出部、一次側電圧検出部、一次側電流検出部と称することができる。
図6は、主バッテリ200から補機バッテリ100へ、降圧を行い電力を供給する場合における、第3〜第6スイッチング素子Q13〜Q16の開閉状態と、そのときの低圧側電流ILとを示している。この制御でも、制御Aと制御Bとを交互に繰り返す制御を行う。第3〜第6スイッチング素子Q13〜Q16の制御周期はいずれもTsである。このとき、第3スイッチング素子Q13と第6スイッチング素子Q16とを同期させて制御し、第4スイッチング素子Q14と第5スイッチング素子Q15とを同期させて制御する。また、第3スイッチング素子Q13及び第6スイッチング素子Q16の制御周期と、第4スイッチング素子Q14と第5スイッチング素子Q15の制御周期の位相差は、半周期(Ts/2)である。制御周期の始期において、それぞれON制御が開始され、OFF制御を開始する時期を可変とすることにより、低圧側電流ILの平均値IL_aveが電流指令値IL*となるように制御する。
このとき、制御Aが行われる期間における電流の増加量と、制御Bが行われる期間における電流の減少量が等しければ、低圧側電流ILの過剰な増加を抑制することができる。制御Aが行われる期間と制御Bが行われる期間の長さの比を1未満の数であるDを用いて、D:(1−D)とすると、次式(4)が成立し、次式(5)によりDが求まる。
Figure 0006384422
加えて、低調波発振を抑制すべく、低圧側電流ILにスロープ電流Isを加算した値が定電流指令値Iref_ccとなるように、第3スイッチング素子Q13及び第6スイッチング素子Q16をOFFとするタイミング、又は、第4スイッチング素子Q14及び第5スイッチング素子Q15をOFFとするタイミングを制御する。このスロープ電流Isは、直線的に増加する仮想的な値である。スロープ電流Isのその時間当たりの増加量をmとしている。また、受電側である補機バッテリ100側の回路には励磁電流IMが生ずるため、その励磁電流IMの変化量ΔIMも加算する。この励磁電流IMの時間当たりの変化量は、高圧側電圧VHを励磁インダクタンスLMで除算することにより得ることができる。このとき、定電流指令値Iref_ccは、低圧側電流ILの平均値IL_aveからのリプル量ΔIL、励磁電流IMの変化量ΔIM、及び加算されるスロープ電流の変化量ΔIsを用いて、次式(6)で算出することができる。なお、定電流指令値Iref_ccを算出するうえで、PI制御を行うため、第1実施形態と同様に、式(6)においてフィードバック補正値IL_piを加算している。
Figure 0006384422
続いて、制御部300が実行する処理を、図7の制御ブロック図により説明する。定電圧制御部40では、定電圧制御部40では、低圧側電圧VLの電圧指令値VL*をメモリから読み出し、低圧側電圧VLとの偏差をとり、定電圧制御におけるピーク電流の指令値である定電圧指令値Iref_cvを算出する。この定電圧制御部40が実行する具体的処理については、第1実施形態と同様の処理である。
定電流制御部50では、第1実施形態と同様に、低圧側電流ILの平均値IL_aveについての指令値である電流指令値IL*を、メモリから読み出して制御に用いる。また、第1実施形態と同様に、低圧側電流ILの実電流である平均値IL_aveを取得し、平均値IL_aveと電流指令値IL*の偏差を電流指令値IL*に加算した値に、電流補正部57が算出した補正値を加算し、定電流指令値Iref_ccを算出する。
定電圧制御部40が算出した定電圧指令値Iref_cv、及び定電流制御部50が算出した定電圧指令値Iref_ccは、指令値選択部60に入力され、小さい方の値が、ピーク電流制御部70へ入力される。
ピーク電流制御部70では、スロープ補償部73から出力されたスロープ電流Isを高圧側電流IHに加算し、コンパレータ72のプラス端子に入力する。すなわち、第1実施形態とことなり、低圧側電流ILではなく、高圧側電流IHによりピーク電流制御を行う。なお、他の構成については、第1実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
上記構成により、本実施形態に係る電力変換装置は第1実施形態に準ずる効果を奏する。
<第3実施形態>
本実施形態は、制御部300が実行する処理が第1実施形態及び第2実施形態と一部異なっている。図8は、本実施形態に係る制御部300が、補機バッテリ100から主バッテリ200へと電力を供給する際に実行する処理を示す制御ブロック図である。
定電流制御部50は、電流指令値IL*に加えて、電力指令値P*をメモリから読み出して取得する。この電力指令値P*は、主バッテリ200へ供給される電力を示している。電力指令値P*は除算器58へ入力され、この除算器58において、電力指令値P*が高圧側電圧VHにより除算される。
電力指令値P*を高圧側電圧VHで除算した値は、最小値選択部59へ入力される。この最小値選択部59には、電流指令値IL*も入力され、電力指令値P*を高圧側電圧VHで除算した値と、電流指令値IL*とのうち、小さいほうの値が出力される。すなわち、電力指令値P*を高圧側電圧VHで除算した値のほうが電流指令値IL*よりも小さい場合、その値を電流指令値IL*に代えて、第1実施形態に係る各処理を行うこととなる。
図9は、本実施形態に係る制御部300が、主バッテリ200から補機バッテリ100へと電力を供給する際に実行する処理を示す制御ブロック図である。
図8で示した昇圧の場合と同様に、定電流制御部50は、電流指令値IL*に加えて、電力指令値P*をメモリから読み出して取得する。電力指令値P*は除算器58へ入力され、この除算器58において、電力指令値P*が低圧側電圧VLにより除算されることとなる。そして、電力指令値P*を低圧側電圧VLで除算した値と電流指令値IL*とが最小値選択部59で比較され、小さいほうの値が第2実施形態に係る各処理に用いられることとなる。
上記構成により、本実施形態に係る電力変換装置は第1実施形態に準ずる効果、又は第2実施形態に準ずる効果に加えて、以下の効果を奏する。
・定電流制御部50において、電力指令値P*を高圧側電圧VH又は低圧側電圧VLで除算した値と、電流指令値IL*とのうち、小さい方の値を用いて定電流指令値Iref_ccを算出しているため、定電流制御から定電圧制御への過渡期において、電力指令値P*を用いた制御を行うことができる。
<第4実施形態>
本実施形態に係る電力変換装置は回路の一部が第1実施形態と異なっている。図10は、本実施形態に係る電力変換装置の回路図である。電力変換回路10aにおいて、トランスTr11aを構成する第1コイルL11aの端部のそれぞれに、第1スイッチング素子Q11aのソース、第2スイッチング素子Q12aのソースがそれぞれ接続されている。一方で、第1スイッチング素子Q11aのドレインと第2スイッチング素子Q12aのドレインは接続され、その接続点はチョークコイルL13の一端に接続される。また、第1コイルL11のセンタータップは、補機バッテリ100の負極に接続される。なお、第2コイルL12側の構成については、第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。このとき、制御部300が実行する処理は、第1〜第3実施形態と同様のものとなる。
<第5実施形態>
本実施形態に係る電力変換装置は回路の一部が第1実施形態と異なっている。図11は、本実施形態に係る電力変換装置の回路図である。電力変換装置が備える電力変換回路20は、第1コイルL21及び第2コイルL22からなるトランスTr21と、MOSFETである第1〜第8スイッチング素子Q21〜Q28を備えている。第1コイルL21と第2コイルL22の巻数比は、1:Nである。
第1スイッチング素子Q21のソースと、第2スイッチング素子Q22のドレインとが接続され、その接続点には第1コイルL21の一端が接続されている。一方、第3スイッチング素子Q23のソースと第4スイッチング素子Q24のドレインとが接続され、その接続点には第1コイルL21の他端が接続されている。第1スイッチング素子Q21のドレイン及び第3スイッチング素子Q23のドレインは、チョークコイルL23の一端に接続され、チョークコイルL23の他端は補機バッテリ100の正極に接続されている。第2スイッチング素子Q22のソース及び第4スイッチング素子Q24のソースは、補機バッテリ100の負極に接続されている。
第2コイルL22側に設けられる第5〜第8スイッチング素子Q25〜Q28については、第1実施形態の第3〜第6スイッチング素子Q13〜Q16と同様に接続されるため、その説明を省略する。また、制御部300が実行する処理は、第1〜第3実施形態に準ずるものとなる。
<第6実施形態>
本実施形態に係る電力変換装置は回路の一部が第1実施形態と異なっている。図12は、本実施形態に係る電力変換装置の回路図である。電力変換装置が備える電力変換回路30は、トランスTr31、第1〜第4スイッチング素子Q31〜Q34、第1〜第4ダイオードD31〜D34、及びコンデンサC30を含んで構成されている。トランスTr31の入力側として設けられる第1コイルL31には、MOSFETである第2スイッチング素子Q32が直列接続されて直列接続体をなし、その直列接続体にMOSFETである第1スイッチング素子Q31が並列接続されている。より具体的には、第1コイルL31の一端に第1スイッチング素子Q31のドレインが接続されており、第1コイルL31の他端に第2スイッチング素子Q32のドレインが接続されている。そして、第1スイッチング素子Q31のソースと第2スイッチング素子Q32のソースが接続されている。
第1スイッチング素子Q31のドレインと第1コイルL31との接続点は、チョークコイルL33を介して補機バッテリ100の正極に接続されている。一方、第1スイッチング素子Q31のソースと第2スイッチング素子Q32のソースとの接続点は、補機バッテリ100の負極に接続されている。
トランスTr31の出力側には第1コイルL31と磁気的に結合する第2コイルL32が設けられている。第1コイルL31と第2コイルL32との巻数比は、1:Nである。出力側では、MOSFETである第3スイッチング素子Q33とコンデンサC30とが直列接続されて直列接続体をなし、その直列接続体と第2コイルL32とが並列接続されて並列接続体をなしている。その並列接続体には、MOSFETである第4スイッチング素子Q34が直列接続されている。より具体的には、第2コイルL32の一端とコンデンサC30の一端とが接続され、コンデンサC30の他端と第3スイッチング素子Q33のドレインが接続され、第2コイルL32の他端と第3スイッチング素子Q33のソースが接続されている。第2コイルL32と第3スイッチング素子Q33のソースとの接続点には、第4スイッチング素子Q34のドレインが接続されている。第2コイルL32とコンデンサC30との接続点は、主バッテリ200の正極に接続されており、第4スイッチング素子Q34のソースは主バッテリ200の負極に接続されている。
なお、制御部300が実行する処理は、第1〜第3実施形態に準ずるものとなる。
<第7実施形態>
本実施形態に係る電力変換装置は回路の一部が第6実施形態と異なっている。図13は、本実施形態に係る電力変換装置の回路図である。トランスTr31の出力側を構成する第2コイルL32の一端は主バッテリ200の正極に接続されており、他端は第4スイッチング素子Q34aのドレインに接続されている。第2コイルL32と第4スイッチング素子Q34aのドレインとの接続点は、コンデンサC30aを介して第3スイッチング素子Q33aのソースに接続されており、第4スイッチング素子Q34aのソースは第3スイッチング素子Q33aのドレインに接続されている。この第4スイッチング素子Q34aと第3スイッチング素子Q33aの接続点は、主バッテリ200の負極に接続されている。なお、第3スイッチング素子Q33aには第3ダイオードD33aが逆方向に並列接続されており、第4スイッチング素子Q34には第4ダイオードD34aが逆方向に並列接続されている。
なお、第1コイルL31側の構成については第6実施形態と同様である。また、制御部300が実行する処理は、第1〜第3実施形態に準ずるものとなる。
<変形例>
・各実施形態において、定電流制御部50にPI制御部51を設け、PI制御を行うものとしたが、PI制御以外のフィードバック制御を行うものとしてもよい。
・各実施形態において、昇圧制御及び降圧制御をいずれも行うものとしているが、一方の制御のみを行うものとしてもよい。この場合には、昇圧制御のみをおこなうものであれば、高圧側の回路にスイッチング素子を設けず、その代わりに整流素子を設けるものとすればよい。また、降圧制御のみをおこなうものであれば、低圧側の回路にスイッチング素子を設けず、その代わりに整流素子を設けるものとすればよい。
・各実施形態において、電力変換装置をハイブリッドカーに搭載するものとしたが、搭載対象はこれにかぎられず、低圧側の回路と高圧側の回路とのあいだで電力の授受を行うものであればよい。
10…電力変換回路、10a…電力変換回路、20…電力変換回路、30…電力変換回路、300…制御部、Tr11,Tr11a,Tr21,Tr31…トランス、Q11〜Q16,Q21〜Q28,Q31〜Q34…スイッチング素子。

Claims (7)

  1. トランス(Tr11,Tr11a,Tr21,Tr31)及びスイッチング素子(Q11〜Q16、Q21〜Q28,Q31〜Q34)を備える電力変換回路(10,10a,20,30,30a)を介して、一次側回路から二次側回路へ電力を供給する電力変換装置の制御装置(300)であって、
    前記一次側回路の電流値を検出する電流検出部と、
    前記電流値の平均値を取得する平均値取得部と、
    前記平均値を指令する値である指令値を取得する指令値取得部と、
    前記平均値に基づいて前記指令値を補正し、ピーク指令値を算出するピーク指令値算出部と、
    前記電流値のピーク値が前記ピーク指令値となるように前記スイッチング素子を制御する制御指令部と、を備える、制御装置。
  2. トランス(Tr11,Tr21,Tr31)及びスイッチング素子(Q11〜Q16、Q21〜Q28,Q31〜Q34)を備える電力変換回路(10,10a,20,30,30a)を介して、一次側回路から二次側回路へ電力を供給する電力変換装置の制御装置(300)であって、
    前記二次側回路の電流値を二次側電流として検出する二次側電流検出部と、
    前記一次側回路の電流値を一次側電流として検出する一次側電流検出部と、
    前記二次側電流の平均値を取得する平均値取得部と、
    前記平均値を指令する値である指令値を取得する指令値取得部と、
    前記平均値に基づいて前記指令値を補正し、ピーク指令値を算出するピーク指令値算出部と、
    前記一次側電流のピーク値が前記ピーク指令値となるように前記スイッチング素子を制御する制御指令部と、を備える、制御装置。
  3. 前記平均値と、前記指令値との差を取得し、その差に基づいて補正値を算出するフィードバック制御部をさらに備え、
    前記ピーク指令値算出部は、前記補正値に基づいて前記指令値を補正して前記ピーク指令値を算出する、請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記フィードバック制御部は、前記補正値を前記指令値よりも小さい値に制限する、請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記一次側回路の電圧及び前記二次側回路の電圧をそれぞれ検出する電圧検出部をさらに備え、
    前記ピーク指令値算出部は、前記電圧に基づいて前記一次側回路の電流値の前記平均値からのリプル量を求め、そのリプル量を前記指令値に加算して前記ピーク指令値を算出する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 前記制御指令部は、前記指令値に鋸歯状波の増加量を加算し前記ピーク指令値とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 前記指令値取得部は、前記平均値を指令する値である電流指令値と、出力される電力を指令する値である電力指令値と、二次側回路の電圧とをさらに取得し、
    前記電力指令値を前記二次側回路の電圧により除算した値と、前記電流指令値とのうち、小さい方の値を前記指令値とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の制御装置。
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