JP6383812B2 - フューエルレール及びこれの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ポンプで圧縮された燃料をインジェクタに供給するフューエルレールに関する。
フューエルレールには、一般に低圧燃料用として、中空パイプに複数の分配管をロー付けして構成した低価格タイプがある。また、高圧燃料用として、外形を熱間鍛造で成型した後、燃料通路を穴明けして構成した一体タイプのものがある。一体タイプは、一般的に耐久性が良いが、外面が鍛造特有の凸凹であり、また、材料歩留りが悪くコスト高になりやすい。
特開2001−295723号公報
そこで、本発明の目的は、例えば50MPa以上の高燃圧に使用でき、エンジン装着性に優れ、材料歩留りを改善したフューエルレールとその製法を提供することにある。
本発明は、長手方向に延びて貫通する主管穴を有する主管部と、前記主管穴から分岐して貫通する分配管穴を有する分配管部と、を備え、前記分配管部は、前記分配管部の根本部と前記主管部との間に継ぎ目がないように、前記主管部と一部材として形成され、前記分配管部の前記根本部は、前記分配管穴が貫通する方向に垂直な方向の断面形状が正方形または長方形となるように形成され、前記分配管部は、複数設けられ、前記主管部の外周側面に対して櫛歯状に形成され、前記主管部の外周側面のうち、前記分配管側が形成される側の外周側面は、前記主管部の長手方向に進むにしたがって前記分配管部の軸心方向に変位する波面状に形成されることを特徴とする。
また、本発明は、長手方向に延びて貫通する主管穴を有する主管部と、前記主管穴から分岐して貫通する分配管穴を有する複数の分配管部と、を備えたフューエルレールの製造方法であって、平板状または扁平状の一枚板から、前記一枚板の幅方向の両側部分が前記フューエルレールの主管部となり、前記両側部分の間が前記複数の分配管部となるように、互い違に下駄状に切断することにより、少なくとも1組の2個のフューエルレールを切り出し、前記一枚板から切り出した前記少なくとも1組の2個のフューエルレールのそれぞれにおいて、前記主管部の板幅の面と板厚の面は前記一枚板の板幅の面と板厚の面をそのまま使い、前記一枚板から切り出された前記分配管部の根本部は、前記分配管穴が貫通する方向に垂直な方向の断面形状が正方形または長方形に形成されることを特徴とする。
本発明によれば、例えば50MPa以上の高燃圧に使用でき、エンジン装着性に優れ、材料歩留りを改善することができる。
また、本発明によれば、波面がフューエルレールの実用状態で発生する熱を放熱する効果がある
また、本発明によれば、一枚板の板材の両面(板幅の面)は、鍛造面等に比べ、面粗度が良く安定しており、その面に直に、ブラケット、またはステーを精度良く固定することができ、取り付け面の加工が省略できる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
フューエルレールの外観図。 フューエルレールの製法を示す説明図。 フューエルレールの材料の一枚板の横断面図。 フューエルレールの外観図。 フューエルレールの製法を示す説明図。 フューエルレールの材料の一枚板の外観図。 フューエルレールの材料取りを示す説明図。 フューエルレールのエンジンへの取り付け状態を示す説明図。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明は、燃料ポンプで圧縮した燃料が、ブラケットまたはステーを介してエンジンに固定されたフューエルレールの燃料通路穴を通って、インジェクタに供給され、エンジンに噴射される燃料供給システムにおいて、長手方向に延びた主管部と、この主管部から横方向に分岐した複数の分配管部を有するフューエルレールに関し、主管部と分配管部が同一の一枚板からの切り出しで作られ、その一枚板が平板、または、横断面が異形の扁平板であり、主管穴と分配管穴とインジェクタ取り付け穴が継ぎ目のないシームレスに構成されたフューエルレールに関する。
本発明は、長手方向に延びた主管部と、この主管部から横方向に分岐した複数の分配管部を有するフューエルレールにおいて、主管部と分配管部が同一の一枚板からの切り出しで、その一枚板が平板、または、横断面が異形の扁平板であって、レーザ切断、砥粒混合水ジェット、ワイヤー放電、ワーヤソー加工、エンドミル加工、プレス切断などの方法で切断するとともに、主管部中央に軸方向に長く延びる燃料通路穴をガンドリル加工やボーリング加工等で、また、その燃料通路穴から分岐した分配管部の燃料通路穴とインジェクタ取付け穴を、ドリル、エンドミル、リーマ、または、ボーリング加工等で形成し、フューエルレール内の主管穴と分配管穴とインジェクタ取付け穴から成る燃料通路部を繋ぎ目のないシームレスに構成した。
上記構成によれば、フューエルレールを一枚板から切り出し、燃料通路をシームレスに形成したため継ぎ目が無く、例えば50MPa以上の高燃圧に耐えられるフューエルレールが実現できる。また、平板または扁平板は、材料の精製段階から、内部品質を十分にコントロールして製作されるため、従来の熱間鍛造法等に比べ内部欠陥が皆無で、信頼性が高く、製作後の非破壊検査のような検査工程が省略できる。また、圧延された板材は、強度が向上しており、フューエルレールの設計上、薄肉化が図れ、軽量化できる利点もある。
また、平板または扁平板を使うことで、厚み寸法が薄くて一定寸法のフューエルレールができ、エンジンの狭隘部への装着性が向上する。さらに、エンジンへの取り付けスペースが小さくできるため、エンジンの小型化にも貢献できる。
また、フューエルレールには、エンジンへ固定するための、ブラケット、またはステーを設けるが、一枚板の板材の両面は、鍛造面等に比べ、面粗度が良く安定しており、その面に直に、ブラケット、またはステーを精度良く固定することができ、取り付け面の加工が省略できる。
また、上記に加え、主管部の外周側面のうち、分配管側を向いた側の外周側面を、分配管部の軸心に対し、垂直の関係にある仮想平面に対し、並列の関係にある波面で構成した。
上記構成によれば、上記の効果に加えて、波面がフューエルレールの実用状態で発生する熱を放熱する効果がある。
また、フューエルレールの製造方法は、厚み<幅<長さの関係にある細長い平板、または、横断面が異形の扁平の一枚板を用い、この板材の幅方向の両側がフュールレールの主管部と成り、それらの間が分配管部となるように、互い違いに下駄状(櫛歯状)に材料取りし、少なくとも一組の2個のフューエルレールを切り出す構成とした。
上記構成によれば、細長い板材の幅方向の両側がフュールレールの主管部と成り、それらの間が分配管部と成るように、互い違いに下駄状(櫛歯状)に材料取りし、少なくとも一組以上のフューエルレールを切り出すことで、材料歩留りが格段に向上する。これにより、フューエルレールの生産性が飛躍的に向上し、高燃圧用に使え、かつ低コストなフューエルレールが実現できる。
以下、図面を参照して、本発明に係る実施例を説明する。
図1は、本発明の一参考例のフューエルレールの外観図である。フューエルレール1は、長手方向に延びた主管部10と、この主管部10から横方向に分岐した複数の分配管部20a,20b,20c,20dから成っている。主管部10の内部に主管穴11が、また分配管部20a,20b,20c,20dの内部には、それぞれ分配管穴21a,21b,21c,21d、及びインジェクタ取付穴22a,22b,22c,22dが形成されている。そして、主管穴11と分配管穴21a,21b,21c,21d、及びインジェクタ取付穴22a,22b,22c,22dは、連通する燃料通路を構成しており、これらの燃料通路部は、継ぎ目のないシームレス構造となっている。また、フューエルレール1には、エンジンへ固定するためのブラケット40a,40bが取り付けられている。また、主管部外周側面12のうち、分配管部20a,20b,20c,20dを向いた側の主管部外周側面12aを平面で構成しており、主管部外周側面12aの主管穴11を挟んで反対側の面を円弧形状として、肉薄に構成している。
図2は、図1に示したフューエルレール1の製造方法を説明図である。(a)は、材料の一枚板を示しており、この例では、片側が円弧状で、板厚み方向に段差の付いた扁平の一枚板100を使っている。この材料の作り方としては、引き抜き法、押し出し法などか採用できる。
(b)は、次工程で、横断面が異形の扁平板100から、主管部10と分配管部20a,20b,20c,20dを一体に切り出した状態を示している。この切断法としては、スピードの点でレーザ切断、もしくは、砥粒混合水ジェットが適切であるが、ワイヤー放電、ワーヤソー加工、エンドミル加工、プレス切断などの方法で切断することも可能である。
(c)は、その次工程で、主管穴11、分配管穴21a,21b,21c,21d、及びインジェクタ取付穴22a,22b,22c,22d等を加工した状態を示している。この場合、主管穴11はガンドリル加工やボーリング加工等で加工し、また、分配管穴21a,21b,21c,21d、及びインジェクタ取付穴22a,22b,22c,22d等は、ドリル、エンドミル、リーマ、で加工されるが、特に、U軸付きマシニングセンタでのボーリング工法では、リセス加工が可能で、かつ滑らかな穴が加工できる。
(d)はフューエルレール1の主管部10の外周側面12に、エンジン取り付け用のブラケット40a,40bを取り付けた状態である。この例では、ブラケット40aを平面30aと分配管部20aの間で位置決めし、またブラケット40bを平面30dと分配管部20dの間で位置決めする。それぞれの接合法としては、プロジェクション溶接、その他の溶接、ロー付け法などが挙げられる。
(e)は、フューエルレール1のインジェクタ取付穴22a,22b,22c,22dに、インジェクタ50a,50b,50c,50dを取り付けた状態を示している。
参考例によれば、フューエルレール1を一枚板から切り出し、燃料通路をシームレスに形成したため継ぎ目が無く、例えば50MPa以上の高燃圧に耐えられるフューエルレール1が実現できる。また、扁平板100は、材料の素材成型段階まで、材料の内部品質を十分にコントロールして製作できるため、内部欠陥が皆無で信頼性が高く、製作後の非破壊検査のような検査工程が省略できる。また、一般に成型された板材は、強度が向上しており、フューエルレール1の設計上、薄肉化が図れ、軽量化できる。
さらに、主管部10の外周側面12のうち、分配管側20a,20b,20c,20dを向いた側の面を平面12aで構成し、その反対面を円弧状に構成したことにより、フューエルレールの軽量化を図りつつ、かつ、捩れ、曲がりに対する強度を確保することができる。
また、この平面12aを生産上の基準面として使うことができ、通路穴加工及びインジェクタ取り付け穴加工の高精度化、インジェクタ等組み付け工程での精密位置決め化、転倒落下防止、搬送のスピードアップ、また、完成品出荷時の荷姿のシンプル化、パッキングのコンパクト化などが図れる。
また、主管部10の外周側面12のうち、分配管側20a,20b,20c,20dを向いた面を平面12aとし、その反対側に円弧部(薄肉軽量化部)を設けて、主管部の断面を非対称としたことで、フューエルレール1の実使用時の振動騒音を低減する効果があった。また、この主管部10の非対称断面形状の別の効果として、フューエルレールに高圧がかかった時の膨張変形を円弧部(薄肉軽量部)の方が主に担うことで、平面12a側は、変形が少なく、インジェクタに過度な曲げ力がかからないとともに、円弧部(薄肉軽量化部)側は、アキュームレータ効果で燃圧の脈動を減らす機能があった。
図3(a)及び(b)は、フューエルレール1の材料の扁平板の別の参考例で、それぞれ、一枚板の横断面の形状を示している。
本参考例では、材料を押し出し、または引き抜き工法により成型できるため、横断面形状への自由度が高く、設計上の最適化が図れる。
図4は、本発明の一実施例で、フューエルレール1の主管部10の主管部外周側面12のうち、分配管部20a,20b,20c,20dを向いた側の主管部外周側面12aを、実施例1の平面30a,30b,30c,30d,30eに代わって、それらの平面と並列の関係にある波面31a,31b,31c,31d,31eで構成した。
本実施例では、上述した効果に加えて、波面がフューエルレールの実用状態で発生する熱を放熱する役目を果たすことができ、特に、燃圧が高圧になるほど、熱の発生が多いため、この方法が有効である。また、本実施例の製法によれば、この波面も切断工法により、比較的容易に形成できる。
図5は、フューエルレール1の製法を示す本発明の一実施例で、一枚の細長い平板103から、2本のフューエルレール1aと1bを切出す製法である。110は板幅、111は板厚み、112は板長さを示す。平板103の板幅110の両側から、それぞれの主管部10を取り、それらの間をジグザグな下駄状113に切断することにより、それぞれの分配管部20a,20b,20c,20dを、主管部10と一体に切り抜く。また、この実施例では、レーザ切断法を採用しており、一枚板103の板幅110の面と板厚111の面は、材料引き抜き時の面をそのまま使い、板幅110の中央付近だけを、レーザ光120で切断している。
この方法によれば、材料歩留りが格段に向上するとともに、切断距離が短く、短時間で切断でき、切断時の熱影響での材料の曲がりも少ない。この方法によれば、フューエルレール1の生産性が飛躍的に向上し、高燃圧用に使えるシームレスのフューエルレール1が低コストで実現できる。
また、フューエルレール1には、エンジンへ固定するための、ブラケット40a,40bを取り付けるが、一枚板の板材103の両面は、面粗度が良く安定しており、その面に追加工を施すことなく、ブラケットを精度良く固定することができた。
図6は、図5の平板103の代わりに、横断面が異形の扁平板104、または、105を使った実施例である。フューエルレール1の分配管部20a,20b,20c,20dには、インジェクタ取付穴22a,22b,22c,22dが構成されるため、その大きさ分の厚みが必要である。一方、主管部10は、軽量化のため、できるだけ薄い方が良い。そのため、この実施例では、扁平板104、または105の厚さを、主管部10になる板幅の両端部分と、分配管部20a,20b,20c,20dになる中央部分とで、材料引き抜き段階で段を付けている。また、(a)の場合、フューエルレール1の外周側面12のうち、分配管部の反対側の外周側面が円弧形状となるようにして、より一層の軽量化と手扱いの容易化に配慮している。
図7は、フューエルレールの材料取りを示す説明図で、(a)は、一枚板106から、2本のフューエルレール1a,1bを切る出す場合、また、(b)は、さらに細長い一枚板107から10本のフューエルレールを切り出す場合を示している。(a)の場合で、材料歩留り82%、さらに(b)の場合で、材料歩留り90%の結果が得られた。(b)の場合、(a)の場合の、長さ方向の片側の切り落とし部を、次ぎに並んでいるフューエルレールのために使うことで、歩留りが向上している。
図8は、インジェクタ50を組み付けたフューエルレール1をエンジンブロック60に組み込んだ状態の図である。本実施例によれば、フューエルレール1を一枚板の平板または扁平板で、かつ燃料通路を継ぎ目のないシームレスで構成したことで、フューエルレール1のエンジン取り付け性が向上した。また、エンジン側の取り付けスペースの狭隘化が図れ、エンジンの小型軽量化に寄与できる。
1 フューエルレール
10 主管部
11 主管穴
12 主管部外周側面
20a,20b,20c,20d 分配管部
21a,21b,21c,21d 分配管穴
22a,22b,22c,22d インジェクタ取付穴
30a,30b,30c,30d,30e 平面部
30a,30b ブラケット
100 扁平の一枚板
50a,50b,50c,50d インジェクタ
101 扁平の一枚板
102 扁平の一枚板
103 平板
31a,31b,31c,31d,31e 波面
110 板幅
111 板厚み
112 板長さ
113 下駄状
120 レーザ光
104 扁平の一枚板
105 扁平の一枚板
106 扁平の一枚板
107 扁平の一枚板
60 エンジンブロック
70 エンジン筒内

Claims (2)

  1. 長手方向に延びて貫通する主管穴を有する主管部と、
    前記主管穴から分岐して貫通する分配管穴を有する分配管部と、を備え、
    前記分配管部は、前記分配管部の根本部と前記主管部との間に継ぎ目がないように、前記主管部と一部材として形成され、
    前記分配管部の前記根本部は、前記分配管穴が貫通する方向に垂直な方向の断面形状が正方形または長方形となるように形成され
    前記分配管部は、複数設けられ、前記主管部の外周側面に対して櫛歯状に形成され、
    前記主管部の外周側面のうち、前記分配管側が形成される側の外周側面は、前記主管部の長手方向に進むにしたがって前記分配管部の軸心方向に変位する波面状に形成されるフューエルレール。
  2. 長手方向に延びて貫通する主管穴を有する主管部と、前記主管穴から分岐して貫通する分配管穴を有する複数の分配管部と、を備えたフューエルレールの製造方法であって、
    平板状または扁平状の一枚板から、前記一枚板の幅方向の両側部分が前記フューエルレールの主管部となり、前記両側部分の間が前記複数の分配管部となるように、互い違に下駄状に切断することにより、少なくとも1組の2個のフューエルレールを切り出し、
    前記一枚板から切り出した前記少なくとも1組の2個のフューエルレールのそれぞれにおいて、前記主管部の板幅の面と板厚の面は前記一枚板の板幅の面と板厚の面をそのまま使い、
    前記一枚板から切り出された前記分配管部の根本部は、前記分配管穴が貫通する方向に垂直な方向の断面形状が正方形または長方形に形成されるフューエルレールの製造方法。
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