JP6383644B2 - 開閉体の操作装置 - Google Patents
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Description
本発明の第1の実施形態について説明する。本実施形態に係る開閉体の操作装置100(以下、単に操作装置という。)は、吊下げられたスクリーンの開閉を操作するためのものである。まず、本実施形態に係る操作装置100を実施した開閉体であるブラインド10の全体構成について説明する。なお、ブラインド10の一例としてロールクリーンを例に挙げて説明する。
まず、本実施形態の操作装置100の全体の構成について、図1を参照しながら説明する。操作装置100は、スクリーン40を開閉操作可能なループ状の操作コード110と、駆動部50に駆動力を伝達するループ状の駆動コード120と、駆動コード120の下端が巻回される後述する上側プーリ141を有する上側ケース140と、操作コード110の上端が巻回される後述する下側プーリ151を有する下側ケース150と、上側ケース140に下側ケース150を係合する係合手段160とを主に備える。そして、下側ケース150からループ状に垂下する操作コード110のいずれか一方側が操作されてコードの片側に荷重が掛かったときは、下側プーリ151の回転が上側プーリ141に伝達され、下側ケース150からループ状に垂下する操作コード110の両側に荷重が掛かったときは、係合手段160の係合が解除されて、上側ケース140と下側ケース150とが分離するように構成される。
操作コード110は、スクリーン40を開閉操作するものであり、ループ状のボールチェーンによって構成されている。操作コード110の上端は、上側プーリ141に巻回され、操作コード110の下端は下側プーリ150からループ状に垂下する。
駆動コード120は、駆動部50に駆動力を伝達するものであり、ループ状のボールチェーンによって構成されている。駆動コード120の上端は、駆動部50に巻回されており、下端は上側プーリ141に巻回されている。これにより、上側プーリ141の回転が駆動コード120を介して駆動部50に伝達される。
上側ケース140は、駆動コード120の下端が巻回される上側プーリ141を有し、正面視において上部の両端が傾斜した六角形の薄い箱型の形状をしている。上側ケース140の底部142の中央部と上部の両傾斜部には、底部開口部143と上部開口部144が形成されている。底部開口部143からは上側ケース140内に係合手段160が挿入され、上側ケース140内に挿入された係合手段160は底部142に係合する。これにより、上側ケース140に下側ケース150が係合する。また、上部開口部144には、ループ状の駆動コード120の両側がそれぞれ挿通する。
下側ケース150は、正面視において底部の両端が傾斜した六角形の薄い箱型の形状であり、上部全面と底部の傾斜部には、上部開口部152と底部開口部153が形成されている。上部開口部152から係合手段160と後述する中間ギア156が突出する。また、上側ケース140と下側ケース150が連結されたときに、上部開口部152から前述の突起145が下側ケース150内に挿入される。底部開口部153には、ループ状の駆動コード120の両側がそれぞれ挿通する。
係合手段160は、図2に示したように、上側ケース140の底部開口部143を挟んだ両側の底部142にそれぞれ係合するように左右2か所に設けられており、それぞれの係合手段160−1、160−2(係合手段160−1、160−2を総称するときは係合手段160という)は略L字状(又は略逆L字状)の形状をしている。係合手段160は操作コード110と連動して作動する切換部材161の先端に形成されている。
以上説明したように、本実施形態によれば、通常の操作においては、操作コード110には下側ケース150からループ状に垂下するいずれか片側にしか荷重がかからないため、大きな引っ張り力をかけても係合手段160による係合は維持される。一方、居住者が操作コード110に引っ掛かった場合などのように、下側ケース150からループ状に垂下する操作コード110の両側に荷重がかかった場合には、係合手段160による係合が解除される。このように、通常操作では係合が維持され、非常時には係合が解除されるため、従来のようにフェイルセーフ機能における連結部材の嵌合力を、製品サイズに応じて厳密に設定する必要がなくなる。よって、製品サイズによらず安全性を確保できる。
次に、第2の実施形態に係るブラインドの操作装置200の構成について、図8を参照しながら説明する。図8は、本実施形態に係るブラインドの操作装置を示す図であり、(a)は正面から見た断面図であり、(b)は側面から見た断面図である。なお、本実施形態では、上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、通常操作では係合手段260の係合が維持され、非常時には係合が解除されるため、従来のようにフェイルセーフ機能における連結部材の嵌合力を、製品サイズに応じて厳密に設定する必要がなくなる。よって、製品サイズによらず安全性を確保できる。
次に、第3の実施形態に係るブラインドの操作装置300の構成について、図11を参照しながら説明する。図11は、本実施形態に係るブラインドの操作装置300を示す図であり、(a)は正面から見た断面図であり、(b)は側面から見た断面図である。なお、本実施形態では、上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態によれば、通常操作では下側プーリ351に引き下げる力が加わらず、切換部材361が作動しないため、係合部材の係合が解除されることはない。そして、非常時には、下側プーリ351に引き下げる力が加わり、切換部材361が作動することによって、係合部材の係合が解除される。このため、従来のようにフェイルセーフ機能における連結部材の嵌合力を、製品サイズに応じて厳密に設定する必要がなくなり、製品サイズによらず安全性を確保できる。
20 フレーム
30 巻取パイプ
40 スクリーン
50 駆動部
100 操作装置
110 操作コード
120 駆動コード
140 上側ケース
141 上側プーリ
142 底部
143 底部開口部
144 上部開口部
145 突起
146 回転支持軸
147 上側ギア
150 下側ケース
151 下側プーリ
152 上部開口部
153 底部開口部
154 回転支持軸
155 下側ギア
156 中間ギア
157 回転支持軸
160、160−1、160−2 係合手段
161、161−1、161−2 切換部材
161a 側壁
162,162−1、162−2 バネ
170 駆動ケース
200 操作装置
210 操作コード
220 駆動コード
240 上側ケース
247 上側ギア
250 下側ケース
251 下側プーリ
255 下側ギア
260、260−1、260−2 係合手段
261、261−1、261−2 切換部材
262−1、262−2 バネ
300 操作装置
310 操作コード
320 駆動コード
340 上側ケース
347 上側ギア
350 下側ケース
351 下側プーリ
354 回転支持軸
355 下側ギア
358 切欠き部
358a 幅狭部
358b 先端部
360、360−1、360−2 係合手段
361、361−1、361−2 切換部材
362、362−1、362−2 バネ
Claims (5)
- 吊り下げられた遮蔽材を開閉操作するためのループ状の操作コードと、
前記遮蔽材を開閉する駆動部に駆動力を伝達可能なループ状の駆動コードと、
前記駆動コードの下端が巻回される上側プーリを有する上側ケースと、
前記操作コードの上端が巻回される下側プーリを有する下側ケースと、
前記上側ケースと前記下側ケースとを係合により連結する係合手段と、
を備え、
前記下側ケースには、前記操作コードと連動して作動する切換部材が設けられ、
前記切換部材は、前記下側プーリからループ状に垂下する前記操作コードの両側いずれにも接触しており、
前記下側ケースからループ状に垂下する前記操作コードのいずれか片側に荷重が掛かったときは、前記下側プーリの回転が前記上側プーリに伝達され、
前記下側ケースからループ状に垂下する前記操作コードの両側に荷重が掛かったときは、前記切換部材は、前記操作コードによる押圧によって、前記係合手段の係合を解除して、前記上側ケースと前記下側ケースとが分離することを特徴とする、開閉体の操作装置。 - 前記切換部材は、前記操作コードと前記下側プーリの間に設けられることを特徴とする、請求項1に記載の開閉体の操作装置。
- 前記切換部材は、前記操作コードよりも外周側に設けられることを特徴とする、請求項1に記載の開閉体の操作装置。
- 吊り下げられた遮蔽材を開閉操作可能なループ状の操作コードと、
前記遮蔽材を開閉する駆動部に駆動力を伝達可能なループ状の駆動コードと、
前記駆動コードの下端が巻回される上側プーリを有する上側ケースと、
前記操作コードの上端が巻回される下側プーリと、
前記下側プーリを移動可能に支持する下側ケースと、
前記上側ケースと前記下側ケースとを係合により連結する係合手段と、
を備え、
前記下側ケースからループ状に垂下する前記操作コードのいずれか片側に荷重が掛かったときは、前記下側プーリの回転が前記上側プーリに伝達され、
前記下側ケースからループ状に垂下する前記操作コードの操作によって、前記下側プーリに下方への荷重がかかると、前記下側プーリが移動して前記係合手段の係合が解除され、前記上側ケースと前記下側ケースとが分離することを特徴とする、開閉体の操作装置。 - 前記下側ケースには、前記下側プーリと連動して作動する切換部材が設けられ、
前記切換部材は、前記下側プーリの移動によって押圧されて、前記係合手段の係合を解除することを特徴とする、請求項4に記載の開閉体の操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014230233A JP6383644B2 (ja) | 2014-11-12 | 2014-11-12 | 開閉体の操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014230233A JP6383644B2 (ja) | 2014-11-12 | 2014-11-12 | 開閉体の操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016094714A JP2016094714A (ja) | 2016-05-26 |
JP6383644B2 true JP6383644B2 (ja) | 2018-08-29 |
Family
ID=56071623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014230233A Active JP6383644B2 (ja) | 2014-11-12 | 2014-11-12 | 開閉体の操作装置 |
Country Status (1)
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KR102050638B1 (ko) * | 2017-10-31 | 2019-11-29 | 지상훈 | 양줄 당김 분리수단을 갖는 블라인드 |
KR102050656B1 (ko) * | 2018-04-12 | 2019-11-29 | 지상훈 | 안전결속구를 갖는 블라인드줄 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2014
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JP2016094714A (ja) | 2016-05-26 |
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