JP2010112048A - ブラインド - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な操作によって、2つの遮蔽材の昇降を行うことができるブラインドを提供する。
【解決手段】回転可能に支持され第1遮蔽材,第2遮蔽材にそれぞれ連結されて、その回転方向が第1遮蔽材,第2遮蔽材の昇降動作に対応する第1駆動軸42,第2駆動軸44と、第1遮蔽材,第2遮蔽材の付勢された方向に対応する第1駆動軸、第2駆動軸の回転を許容する状態と規制する状態とに切り替え可能な第1ストッパー,第2ストッパーと、操作力が伝達されて回転する操作軸50と、操作軸50と第1駆動軸42及び第2駆動軸44との間に設けられたクラッチ46と、を有する。クラッチ46は、操作軸50を一方向へ回転させると操作軸からの回転を第1駆動軸42と第2駆動軸44のいずれか一方に伝達し、操作軸50を他方向に回転させた後に一方向へ回転させると操作軸50からの回転を第1駆動軸42と第2駆動軸44のいずれか他方の駆動軸に伝達する。
【選択図】図3

Description

本発明は、第1遮蔽材と第2遮蔽材とを有する横型ブラインド、ローマンシェード、プリーツスクリーン、ロールスクリーンなどのブラインドにおいて、両遮蔽材の昇降操作を共通の操作軸の操作で行うことができるブラインドに関する。
従来のブラインドとしては、特許文献1に記載されたものが知られている。この日射遮蔽材の昇降装置には、第一及び第二の昇降動作部と、第一及び第二の日射遮蔽材の自重降下を阻止する状態と、自重降下を許容する状態とを選択可能とした第一及び第二のストッパーユニットとが設けられている。また、操作コードの一方への操作により、第一の昇降動作部及び第一のストッパーユニットを作動させて、第二の日射遮蔽材を昇降することなく第一の日射遮蔽材の引き上げ動作と、自重による下降動作と、自重降下防止動作とを選択可能とする第一のクラッチユニットと、操作コードの他方への操作により、第二の昇降動作部及び第二のストッパーユニットを作動させて、第一の日射遮蔽材を昇降することなく第二の日射遮蔽材の引き上げ動作と、自重による下降動作と、自重降下防止動作とを選択可能とする第二のクラッチユニットと、を備えている。
第一の日射遮蔽材を引き上げ操作する場合には、室内側(手前側)に垂れ下がる操作コードを下方に引く操作を行うことにより、第一の日射遮蔽材が引き上げられる。そして、第一の日射遮蔽材を所望位置まで引き上げた後に、操作コードを手放せば、第一のストッパーユニットが作動して第一の日射遮蔽材の自重降下が阻止される。第一の日射遮蔽材を下降操作する場合は、室内側(手前側)に垂下された操作コードをわずかに下方へ引くと、第一のストッパーユニットが作動して、第一の日射遮蔽材が自重で降下する。このように、第一の日射遮蔽材の昇降操作は、室内側(手前側)に垂れ下がる操作コードを操作することにより行われる。
また、第二の日射遮蔽材を引き上げ操作する場合には、室外側(奥側)に垂下される操作コードを下方に引く操作を行うことにより、第二の日射遮蔽材が引き上げられる。そして、第二の日射遮蔽材を所望位置まで引き上げた後に、操作コードを手放せば、第二のストッパーユニットが作動して第二の日射遮蔽材の自重降下が阻止される。第二の日射遮蔽材を下降操作する場合は、室外側(奥側)に垂下された操作コードをわずかに下方へ引くと、第二のストッパーユニットが作動して、第二の日射遮蔽材が自重で降下する。このように、第二の日射遮蔽材の昇降操作は、室外側(奥側)に垂れ下がる操作コードを操作することにより行われる。
こうして一本の操作コードの操作により、第一の日射遮蔽材の昇降操作と、第二の日射遮蔽材の昇降操作とを、それぞれ独立して行うことができる。
特開2004−16422号公報
特許文献1に記載のブラインドでは、第一の日射遮蔽材の昇降操作を行う場合と、第二の日射遮蔽材の昇降操作を行い場合とで、操作コードの異なる部分を操作する必要がある。しかしながら、操作に不慣れな者が操作コードを操作したときには、操作コードの異なる部分を操作したときに、同じように操作することが困難であるという問題がある。例えば、操作コードの室内側(手前側)と室外側(奥側)とを比較すると、室外側(奥側)の操作は室内側(手前側)の操作よりも困難である。
本発明はかかる課題に鑑みなされたもので、より簡単な操作によって、2つの遮蔽材の昇降を行うことができるブラインドを提供することをその目的とする。
前述した目的を達成するために、請求項1記載の発明は、上昇方向または下降方向のいずれか一方方向に付勢する作用下にある第1遮蔽材と、
上昇方向または下降方向のいずれか一方方向に付勢する作用下にある第2遮蔽材と、
回転可能に支持されると共に第1遮蔽材に連結されて、その回転方向が第1遮蔽材の昇降動作に対応する第1駆動軸と、
回転可能に支持されると共に第2遮蔽材に連結されて、その回転方向が第2遮蔽材の昇降動作に対応する第2駆動軸と、
第1遮蔽材の付勢された方向に対応する第1駆動軸の回転を許容する状態と規制する状態とに切り替え可能な第1ストッパーと、
第2遮蔽材の付勢された方向に対応する第2駆動軸の回転を許容する状態と規制する状態とに切り替え可能な第2ストッパーと、
操作力が伝達されて回転する操作軸と、
操作軸と第1駆動軸及び第2駆動軸との間に設けられたクラッチと、を有し、クラッチは、操作軸を一方向へ回転させると操作軸からの回転を第1駆動軸と第2駆動軸のいずれか一方に伝達し、操作軸を他方向に回転させた後に一方向へ回転させると操作軸からの回転を第1駆動軸と第2駆動軸のいずれか他方の駆動軸に伝達することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の前記クラッチが、操作軸を一方向へ回転させたときに操作軸と第1駆動軸と第2駆動軸のいずれか一方とを連結しており、操作軸を他方向に回転させた後に一方向へ回転させると操作軸と第1駆動軸と第2駆動軸のいずれか他方とを連結することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の操作軸を他方向に回転させると、そのときに連結された駆動軸の回転がストッパーによって規制されることにより、操作軸のそれ以上の他方向の回転が規制されることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のものにおいて、前記第1ストッパーは、第1駆動軸が第1遮蔽材の付勢された方向と反対の方向に対応する方向に設定角度以上回転されると、第1駆動軸の第1遮蔽材の付勢された方向に対応する方向の回転を規制し、第1駆動軸が第1遮蔽材の付勢された方向の反対の方向に対応する方向に設定角度まで回転されると、第1駆動軸の第1の遮蔽材の付勢された方向に対応する方向の回転を許容し、
前記第2ストッパーは、第2駆動軸が第2遮蔽材の付勢された方向と反対の方向に対応する方向に設定角度以上回転されると、第2駆動軸の第2遮蔽材の付勢された方向に対応する方向の回転を規制し、第2駆動軸が第2遮蔽材の付勢された方向の反対の方向に対応する方向に設定角度まで回転されると、第2駆動軸の第2の遮蔽材の付勢された方向に対応する方向の回転を許容することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の前記第1遮蔽材及び/または第2遮蔽材が、自重により下降方向に付勢する作用下にあることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の前記第1駆動軸及び/または第2駆動軸には、第1遮蔽材及び/または第2遮蔽材に一端が連結されたコードの他端が巻取り・巻解き可能に連結された巻取ドラムが連結されることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の前記第1遮蔽材及び/または第2遮蔽材が、巻取スプリングにより上昇方向に付勢する作用下にあることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の前記第1駆動軸及び/または第2駆動軸には、第1遮蔽材及び/または第2遮蔽材の一端が巻取り・巻解き可能に連結された巻取パイプが連結されることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1ないし8のいずれか1項に記載のものにおいて、ループ状の操作コードまたは2本の操作コードが、手前側と奥側とにそれぞれ配置され、手前側に配置される操作コードが操作されることにより操作軸を前記一方向へ回転させ、奥側に配置される操作コードが操作されることにより操作軸を前記他方向へ回転させるようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、操作軸の一方向への操作によって、2つの遮蔽材の昇降を行うことができ、操作軸の他方向への操作は、操作する側の遮蔽材を切替える手段として利用されるだけであるため、遮蔽材の昇降操作にあたっては、操作軸の一方向への操作、つまり同じ操作で、いずれの遮蔽材の昇降も行うことができるので、操作が簡単となる。
また、操作軸を他方向へ操作すると、操作軸のそれ以上の他方向の回転がストッパーにより規制されて操作がそれ以上できなくなるようにすることにより、操作者はそれ以上の操作を続けずに、操作軸を一方向へ操作するようになるため、昇降操作と昇降させる遮蔽材の切替え操作とが完全に分離された操作となり、操作が分かりやすく簡単となる。
また、手前側に配置される操作コードを操作することにより操作軸を前記一方向へ回転させることにより、操作し易い手前側の操作によって、いずれの遮蔽材の昇降操作も行うことができるため、奥側に配置される操作コードを操作し続ける煩わしさがなく、昇降操作が簡単となる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明に係るブラインドの第1の実施形態を表す正面図であり、図2はヘッドボックス内の各部材の配置を模式的に示す平面図である。
図において、10はヘッドボックスであり、ブラケット11によって窓枠や壁面等に固定されるものであり、ヘッドボックス10には、遮蔽材14の上端が取付けられている。また、遮蔽材14の下端には中間バー18が取付けられており、中間バー18に遮蔽材16の上端が取付けられている。遮蔽材16の下端はボトムレール20となっており、遮蔽材14及び遮蔽材16はそれぞれジグザグ状に折り畳み可能となったスクリーンで構成される。
ヘッドボックス10からは昇降コード22が昇降可能に垂下されており、昇降コード22の一端は、遮蔽材14の各襞、中間バー18及び遮蔽材16の各襞を挿通し、ボトムレール20に連結される。昇降コード22の他端は、ヘッドボックス10内で、回転可能に軸支された第1巻取ドラム24に巻取り及び巻解き可能に連結されており、第1巻取ドラム24には、第1巻取軸26が一体回転するように連結されている。遮蔽材16は、自重により遮蔽材16を下降方向に付勢する作用下にあり、その遮蔽材16の下降方向に対応する第1巻取軸26の昇降コード22の巻解き方向の回転を許容する状態と規制する状態とに切り替え可能な第1ストッパー27が第1巻取軸26に設けられている。
同じく、ヘッドボックス10からは調光コード32が昇降可能に垂下されており、調光コード32の一端は、遮蔽材14の各襞を挿通し、中間バー18に連結される。調光コード32の他端は、ヘッドボックス10内で、回転可能に軸支された第2巻取ドラム34に巻取り及び巻解き可能に連結されている。第2巻取ドラム34には、第2巻取軸36が一体回転するように連結されている。遮蔽材14は、自重により遮蔽材14を下降方向に付勢する作用下にあり、その遮蔽材14の下降方向に対応する第2巻取軸36の昇降コード22の巻解き方向の回転を許容する状態と規制する状態とに切り替え可能な第2ストッパー37が第2巻取軸36に設けられている。
第1巻取軸26及び第2巻取軸36は、ヘッドボックス10内において、互いに平行に延びており、それらの各一端は、ヘッドボックス10の一端に設けられた操作ユニット40に連結される。
操作ユニット40は、第1巻取軸26に一体回転可能に連結される第1駆動軸42と、第2巻取軸36に一体回転可能に連結される第2駆動軸44と、クラッチ46と、操作軸50と、プーリ52と、プーリ52と一体に回転する第1伝達ギヤ54と、第1伝達ギヤ54と噛み合いプーリ52の回転を操作軸50に伝達する第2伝達ギヤ55とから構成される。プーリ52には、これを回転駆動させることが可能なループ状の操作コード70が巻き掛けられており、操作コード70は、ヘッドボックス10から垂下される。
図3及び図4に基づいてクラッチ46について詳述する。
クラッチ46は、プーリ52から伝達された操作軸50の回転を第1駆動軸42及び第2駆動軸44のいずれかに選択的に伝達するもので、第1クラッチギヤ48と、第2クラッチギヤ49と、クラッチ枠56と、クラッチピン58と、クラッチ軸60と、クラッチ座62と、バネ64とを備えている。
第1クラッチギヤ48及び第2クラッチギヤ49は同軸上に並んで配置されて、それぞれ前記第1駆動軸42及び第2駆動軸44の外周面に形成されたギヤにそれぞれ噛み合っている。
第1クラッチギヤ48及び第2クラッチギヤ49の内周面には、円周方向に等間隔(120度)を空けた3か所に直径方向に突出する突起48a及び49aがそれぞれ形成され、第1クラッチギヤ48及び第2クラッチギヤ49はクラッチ枠56の外周側に遊嵌される。図4に示すように、クラッチ枠56の第1クラッチギヤ48及び第2クラッチギヤ49に対応する軸方向位置には、クラッチ枠56の円周方向に等間隔(120度)を空けてそれぞれ3か所に開口部56a、56bが設けられる。
第1クラッチギヤ48に対応する開口部56aと第2クラッチギヤ49に対応する開口部56bとが設けられる位置は、図5に示すようにクラッチ枠56の円周方向に対して60度の位相がずれており、各開口部56a及び56bにはクラッチピン58がそれぞれ挿入されている。
クラッチ枠56には、その内部にクラッチ軸60の挿入部60aが回転自在に嵌め合わされて挿入されており、図6に示すように、挿入部60aの外周面には、円周方向に等間隔(120度)を空けた3か所にクラッチピン58が挿入可能な凹部60bが形成される。
それぞれのクラッチピン58は、クラッチ枠56の外周面より径方向に突出する位置と、クラッチ枠56内に没入する位置との間で移動可能であり、クラッチ軸60の凹部60bでない部分とクラッチ枠56の開口部56aまたは56bとが周方向に整合したときには、クラッチピン58はクラッチ枠56の外周面より突出し、クラッチ軸60の凹部60bとクラッチ枠56の開口部56aまたは56bとが周方向に整合したときには、クラッチ枠56内に没入する。そして、クラッチピン58が突出すると、クラッチピン58は、第1クラッチギヤ48の突起48aまたは第2クラッチギヤ49の突起49aに当接するので、クラッチ枠56と第1クラッチギヤ48または第2クラッチギヤ49とが連結し、一体に回転する。一方、クラッチピン58が没入すると、クラッチピン58は、第1クラッチギヤ48または第2クラッチギヤ49から離反するので、クラッチ枠56と第1クラッチギヤ48または第2クラッチギヤ49とは非連結となる。
クラッチ枠56の端部には大径部が形成され、大径部の端面にはラチェット56cが形成されるとともに、軸方向に一対の突起56dが互いに対向するようにして、周方向に180度離間して突設される。
また、クラッチ軸60には挿入部60aに隣接して挿入部60aよりも径方向寸法が大きい大径部が形成され、大径部にはクラッチ枠56のラチェット56cと対面する面に第1ラチェット60cが、反対側の面に第2ラチェット60dがそれぞれ形成される。また、クラッチ軸60には、ラチェット60c、60dが形成された大径部から軸部60eが延設されており、軸部60eは前記クラッチ座62、バネ64及び駆動軸50内を延びる。
クラッチ座62には、クラッチ軸60に形成された第2ラチェット60dに対向する面にラチェット62aが形成されている。また、クラッチ座62の外周面に一対の突起62bが形成される。
操作軸50は、図3(e)及び図9(a)に示すように、その一端50cが第2伝達ギヤ55と相対回転不能に連結されている。また、操作軸50の他端側は筒状形状となっており、その内周面には、クラッチ座62の突起62bを受ける凹部50bが形成され、この突起62bと凹部50bとの間の嵌合によって、クラッチ座62は操作軸50延いては第2伝達ギヤ55と一体回転する。また、操作軸50の内周面には、凹部50bが形成された部分とは異なる位置において、前記クラッチ枠56の一対の突起56dがそれぞれ挿入される一対の切欠部50aが形成される。突起56dは、切欠部50a内を周方向に移動可能となっており、これにより、操作軸50とクラッチ枠56とは所定角度(約60度)相対回転自在に遊びを持って連結される。
クラッチ座62のラチェット62aが形成された面と反対側の面と操作軸50内の段部との間に、前記バネ64が介挿されており、バネ64は、クラッチ座62のラチェット62aをクラッチ軸60の第2ラチェット60dの方へと付勢している。
図10に示すように、クラッチ軸60の第1ラチェット60cと第2ラチェット60dとはラチェット山の向きが反対になるように形成されており、これによって、クラッチ軸60は、以下で述べるように、操作コード70の奥側を下方に引いたときに、図3(b)、図10(b)に示すように、クラッチ座62のラチェット62aとクラッチ軸60の第2ラチェット60dとは噛み合わず、クラッチ軸60の第1ラチェット60cとクラッチ枠56のラチェット56cとは噛み合い、また、操作コード70の手前側を下方に引いたときに、図3(c)、図10(c)に示すように、クラッチ座62のラチェット62aとクラッチ軸60の第2ラチェット60dとが噛み合い、クラッチ軸60の第1ラチェット60cとクラッチ枠56のラチェット56cとが噛み合わない関係が成り立つように設定されている。
以上のように構成される操作ユニット40の作用を説明する。図3(e)に示す操作コード70の奥側70bを下方に引いてプーリ52を対応する方向に回転すると、プーリ52と一体に第1伝達ギヤ54が図3(e)中反時計回りに回転し、この回転が第2伝達ギヤ55に伝達し、第2伝達ギヤ55とともに図9(a)に示すように操作軸50が時計回りに回転する。
操作軸50が時計回りに回転すると、クラッチ座62が操作軸50と一緒に回転する。しかしながら、図3(b)、図10(b)に示すように、クラッチ座62のラチェット62aとクラッチ軸60の第2ラチェット60dとは噛み合わず、その一方で、クラッチ軸60の第1ラチェット60cとクラッチ枠56のラチェット56cとが噛み合う。一方、図9(a)に示すように、操作軸50の切欠部50aとクラッチ枠56の突起56dとの間には遊びがあるために、操作軸50は、切欠部50aの端面がクラッチ枠56の突起56dに当接するまでクラッチ枠56に対して回転することができる。この際に、クラッチ座62のラチェット62aがクラッチ軸60の第2ラチェット60dの山を乗り越えると、乗り越えた際に、カチッと音が鳴る。
切欠部50aの端面がクラッチ枠56の突起56dに当接した後、操作コード70の手前側70aを下方に引いてプーリ52を対応する方向に回転すると、図9(b)に示すように操作軸50及びクラッチ座62が反対側に回転し、図3(c)、図10(c)に示すように、クラッチ座62のラチェット62aが先に乗り越えたクラッチ軸60の第2ラチェット60dと噛み合うので、クラッチ軸60は操作軸50及びクラッチ座62と一緒に回転する。しかしながら、クラッチ軸60の第1ラチェット60cとクラッチ枠56のラチェット56cは噛み合わないので、クラッチ軸60とクラッチ枠56との間には相対回転が発生する。
これにより、図7(b)及び図8(b)に示すように、第1クラッチギヤ48内においては、クラッチピン58が突出し、第2クラッチギヤ49内においては、クラッチピン58が没入する。そして、クラッチピン58が第1クラッチギヤ48の突起48aに係合し、第1クラッチギヤ48はクラッチ枠56と連結され、第2クラッチギヤ49はクラッチ枠56と非連結となる。
クラッチ軸60の第1ラチェット60cがクラッチ枠56のラチェット56cの山を乗り越えると、乗り越えた際にカチッと音が鳴る。
さらに、操作軸50の回転が続き、操作軸50、クラッチ座62及びクラッチ軸60がクラッチ枠56に対して約60°相対回転すると、図9(c)に示すように切欠部50aの端面がクラッチ枠56の突起56dに当接して、操作軸50と共に、クラッチ枠56が一緒に回転する。
これらの一連の動作によって、操作コード70の手前側の操作力が、第1クラッチギヤ48を介して第1駆動軸42に伝達可能となる。
次に、伝達可能な駆動軸を第2駆動軸44に切り替えるには、再び、操作コード70の奥側70bを下方に引いてプーリ52を対応する方向に回転した後、操作コード70の手前側70aを下方に引くことにより、クラッチ軸60とクラッチ枠56との間には相対回転が発生し、図7(a)及び図8(a)に示すように、第1クラッチギヤ48内においては、クラッチピン58が没入し、第2クラッチギヤ49内においては、クラッチピン58が突出する。そして、クラッチピン58が第2クラッチギヤ49の突起49aに係合し、第2クラッチギヤ49はクラッチ枠56と連結され、第1クラッチギヤ48はクラッチ枠56と非連結となる。
尚、以上の説明では、図示した構成に即して説明したが、例えば、同じ構成の操作ユニット40を左右反転させた場合においても、同様の切替動作を行わせることができる。但し、その場合、クラッチ軸60とクラッチ枠56との相対回転は、操作コード70の奥側を下方に引いてプーリ52を対応する方向に回転して操作軸50を回転させたときに発生し、そこで、伝達可能な駆動軸の切替動作が実行されることに留意されたい。
いずれにしても、操作軸50を一方向に回転させて他方向に回転させれば、操作軸の回転が伝達される駆動軸の切り替えを行うことができる。
次に、図11及び図12に基づき、第1ストッパー27及び第2ストッパー37について説明する。第1ストッパー27は、第1巻取軸26及び第1駆動軸42の回転の許容と規制とを切替え、第2ストッパー37は、第2巻取軸36及び第2駆動軸44の回転の許容と規制とを切替える。第1ストッパー27及び第2ストッパー37は同じ構成を有するので、第2ストッパー37を例に説明する。
第2ストッパー37は、ストッパーケース66と、ストッパーケース66に回転自在に支持されており、第2巻取軸36がその中を貫通し第2巻取軸36と一体に回転する入力軸68と、入力軸68の小径部の外周側に外嵌されたカムドラム72と、ストッパーケース66の内周面に形成された縦溝66a内で軸方向にスライド可能となったスライダー74と、入力軸68の大径部の外周面とカムドラム72のそれぞれの外周面に渡って巻回されたコイル状のクラッチバネ76と、を備える。クラッチバネ76の一端は入力軸68に、他端はカムドラム72にそれぞれ連結されている。
カムドラム72の外周面には、案内溝72aが形成されており、この案内溝72aを前記スライダー74がスライド可能となっている。案内溝72aは、図12に示すように、カムドラム72の円周方向に無端で伸びる無端ループ72bと、無端ループ72bから分岐した分岐ループ72cとから構成され、分岐ループ72cには第1係止部72d及び第2係止部72eが形成されている。
以上のように構成されるストッパーの作用を説明する。まず、第2巻取軸36が遮蔽材の上昇方向へと回転されると、入力軸68と共にカムドラム72も回転する。このとき、カムドラム72は、スライダー74が図12(a)の実線の矢印で示したように、無端ループ72bから分岐ループ72cへと相対的に移動し、その第1係止部72dへと達する。よって、この後は、カムドラム72はその方向に回転することができなくなるため、クラッチバネ76が弛緩し、入力軸68とカムドラム72とを非連結とし、入力軸68がカムドラム72に対して空転する。従って、遮蔽材は第2ストッパー37とは切り離されて上昇動作を行う。
次いで、上昇動作を停止させると、自重により第2巻取軸36が遮蔽材の下降方向に回転し、図12(b)示のように、カムドラム72が上昇方向とは反対方向へ若干回転し、スライダー74が図中実線の矢印で示したように、第2係止部72eへと達する。よってカムドラム72はその方向に回転することができなくなり、クラッチバネ76が締めつけられるため、入力軸68の回転が規制され、ストッパー37は第2巻取軸36の回転を規制し、停止状態となる。
次いで、第2巻取軸36を遮蔽材の上昇方向へ若干回転させると、入力軸68と共にカムドラム72も回転し、スライダー74が図12(c)の実線の矢印で示したように、第2係止部72eから無端ループ72bに移動した後、図12(c)の一点鎖線の矢印で示したように、無端ループ72bから分岐ループ72cへと相対的に移動する。
次いで、第2巻取軸36が遮蔽材の自重により、遮蔽材下降方向へと回転されると、入力軸68が共に回転し、クラッチバネ76が締め付けられて、入力軸68とカムドラム72を連結して共に回転させる。このとき、カムドラム72は、ケース66に対して回転不能となったスライダー74が案内溝72aの無端ループ72bを図12(c)の実線の矢印で示したように上から下へ相対移動するよう回転する。
スライダー74が図12(b)の第2係止部72eから図12(c)に示すように無端ループ72bを通り分岐ループ72cに移動し、第1係止部72dに達する手前の位置72fまで移動するのに対応する第2巻取軸36の設定角度の回転までは、遮蔽材の下降動作を可能にする。その一方で、第2巻取軸36が設定角度以上回転した後に操作をやめると、スライダー74が第2停止部72eへと移動するので、遮蔽材は停止する。
以上のように構成されるブラインドにおいて、全体の作用を説明する。
遮蔽材が動作していない停止時には、前述の第1ストッパー27、第2ストッパー37の作用により、第1巻取軸26、第2巻取軸36の遮蔽材下降方向の回転はそれぞれ規制され、遮蔽材14、遮蔽材16はそれぞれ停止している(図13(a))。
この状態から図13(b)に示すように、操作コード70の手前側を下方に引くと、この操作力が操作軸50の回転となり、クラッチ46において操作軸50の回転が、クラッチ枠56に連結されたクラッチギヤに応じて第1駆動軸42または第2駆動軸44のいずれかに伝達される。今、第2駆動軸44に回転が伝達するものとすると、第2巻取軸36が調光コード32を巻取り、調光コード32の一端が上昇して、中間バー18が上昇することで、遮蔽材14が折り畳まれ、遮蔽材16が伸ばされる(図13(c))。このとき、第2ストッパー37においては、スライダー74が第1係止部72dに達した状態となっている。操作が停止されると、スライダー74は第2係止部72eへと達する。
または、図13(d)に示すように、操作コード70の手前側を下方に少し引くと、第2ストッパー37において、スライダー74が無端ループ72bに移動するので、遮蔽材14及び中間バー18の自重により、調光コード32は、第2巻取軸36から巻解かれ、遮蔽材14及び中間バー18は下降する(図13(e))。これにより、遮蔽材14が伸ばされて、遮蔽材16が折り畳まれる。
また、操作コード70の手前側を下方に引き続けると、遮蔽材14及び中間バー18は上昇する(図13(f))。
こうして、遮蔽材14及び遮蔽材16の露出割合を変化させることができる。
昇降コード22を動作させるには、図13(g)に示すように、操作コード70の奥側を引く。停止中は、前述の通り、第1ストッパー27及び第2ストッパー37によって、第1巻取軸26及び第2巻取軸36の回転が規制されるため、前述のクラッチ46において、第1巻取軸26及び第2巻取軸36に連結される第1駆動軸42及び第2駆動軸44のギヤに噛み合う第1クラッチギヤ48及び第2クラッチギヤ49は、図7、図8において、その時計回りに回転することができず、第1クラッチギヤ48及び第2クラッチギヤ49のいずれかに連結するクラッチ枠56も時計回りの回転が規制されている。
この状態から、操作コード70の奥側を操作して、操作軸50を時計回りに回転させたときに、クラッチ枠56は一緒に回転することはできないので、操作軸50の切欠部50aの端面がクラッチ枠56の突起56dに当接した時点で、それ以上、操作コード70を奥側に操作することはできない。また、当接する手前で、クラッチ座62のラチェット62aがクラッチ軸60の第2ラチェット60dの山を乗り越えて、カチッと音が鳴るので、操作者は、その音により、操作量の限界を検知することができる。
このカチッと音が鳴ったのが検知された後に、操作コード70の手前側を操作して、操作軸50を反時計回りに回転すると、前述の通り、操作軸50の回転の伝達が第1駆動軸42に切り替わる。そのまま操作コード70の手前側を操作することにより、第1巻取軸26が昇降コード22を巻取り、昇降コード22の一端が上昇して、遮蔽材16及びボトムレール20は上昇する(図13(h))。
または、図13(i)に示すように、操作コード70の手前側を下方に少し引くと、第1ストッパー27において、スライダー74が無端ループ72bに移動するので、遮蔽材16及びボトムレール20の自重により、昇降コード22は、第1巻取軸26から巻解かれ、遮蔽材16及びボトムレール20は下降する(図13(j))。
再び、図13(k)〜(l)に示すように、操作コード70の奥側を下方に引いた後、手前側に引くことで、操作コード70の操作による操作軸50の回転が伝達される巻取軸を切替えることができる。
また、図13(e)の状態から図13(f’)に示すように、操作コード70の奥側を引いて切替を行い、操作コード70の操作による操作軸50の回転が第1巻取軸26に伝達されるように切替えた後、操作コード70の手前側を引くと、その操作量に応じて昇降コード22が巻取り(図13(g’))、巻解き(図13(h’))、ボトムレール20の昇降を行うことができる(図13(g’)〜(i’))。
こうしてブラインドを様々な状態に遷移させることができる。
以上のように、本実施形態によれば、操作コード70を操作して、操作軸50の回転が伝達される駆動軸を切替えるときに、操作コード70の奥側の操作により切替が行われ、常に、操作コード70の手前側の操作により、第1駆動軸または第2駆動軸の回転操作となり、遮蔽材14及び遮蔽材16のいずれの遮蔽材の昇降も行うことができるので、操作者に分かりやすく、また、操作コード70の操作し易い側、例えば手前側を、遮蔽材の昇降操作に割り当てることができる。
尚、操作ユニット40において、第1伝達ギヤ54と第2伝達ギヤ55とを設けたが、これらを省略して、プーリ52の回転が直接操作軸50に伝達するようにしてもよい。この場合、クラッチ軸60とクラッチ枠56との相対回転は、操作コード70を奥側に引いたときに行われる。
以上の例は、ブラインドとしてプリーツスクリーンを例にとったが、これに限るものではない。例えば、ブラインドとして、ロールスクリーンに適用することも可能である。ロールスクリーンは、図14(a)に示したように、サイドブラケット100に回転可能に軸支される2つの第1巻取パイプ102と第2巻取パイプ112を備えており、第1巻取パイプ102及び第2巻取パイプ112には、第1遮蔽材104、第2遮蔽材114の一端が巻取り、巻解き可能に取り付けられる。
第1巻取パイプ102及び第2巻取パイプ112内には、それぞれ、ストッパーが内蔵される。このストッパーとしては、例えば、ストッパー37と同様の構成のストッパーを使用することができ、この場合、カムドラム72を巻取パイプと一体回転可能に連結し、入力軸68を固定軸に連結することで、構成することができる。
そして第1巻取パイプ102及び第2巻取パイプ112の端部には、第1実施形態と同様の操作ユニット40が設けられる。操作ユニット40は、第1伝達ギヤ54と第2伝達ギヤ55を省略することができ、クラッチ46の第1駆動軸42が第1巻取パイプ102に連結され、第2駆動軸44が図示しないギヤを介して第2巻取パイプ112に連結される。
以上のように構成されるブラインドにおいて、遮蔽材を動作させるべく、図14(b)〜図14(c)に示すように、操作コード70の手前側を下方に引くと、一方の第1遮蔽材104が引いた量に合わせて上昇する。また、図14(d)〜図14(e)に示すように、操作コード70の手前側を下方に少し引くと、ストッパーの解除によって、第1遮蔽材104が自重によって下降する。
次に、図14(f)に示すように、操作コード70の奥側を下方に引いた後、手前側を下方に引くと、切替動作が行われ、そのまま手前側を下方に引くと、他方の第2遮蔽材114が引いた量に合わせて上昇する(図14(g))。また、操作コード70の手前側を下方に少し引くと、ストッパーの解除によって、第2遮蔽材114が自重によって下降する(図14(h))。
また、操作コード70の奥側を引いた後、手前側に引くことで、操作コード70の操作による操作軸50の回転が伝達される巻取軸を切替えることができる(図14(i)、(j)、(h’)、(i’))。
図15は、ブラインドとしてロールスクリーンとした例であるが、図14の例と異なり、巻取パイプ内部には、巻取パイプを常時、遮蔽材巻取方向へ付勢する巻取スプリングが収容されている。そして、巻取パイプに内蔵されるストッパーのカムドラム72の案内溝72aの向きが、図14の例と反対となっている点で異なっている。
この場合には、操作コード70の手前側を下方に引くことで、遮蔽材が引いた量に合わせて下降し、操作コード70の手前側を少し下方に引くことで、遮蔽材が自重ではなく、巻取スプリングの付勢力によって上昇する方向に付勢されている点で異なっているが、他の切替動作に関しては、図14の例と同様である。
また、図16は、ブラインドとしてローマンシェードとした例である。この場合には、ヘッドボックス10から第1遮蔽材204と第2遮蔽材214とが吊り下げられており、ヘッドボックス10からは第1昇降コード206と第2昇降コード216とが垂下されている。第1昇降コード206と第2昇降コード216の一端は、第1遮蔽材204と第2遮蔽材206の下端にそれぞれ連結される。また、第1昇降コード206の他端は、ヘッドボックス10内で回転可能に軸支された第1巻取ドラムに巻取り及び巻解き可能に連結され、第2昇降コード216の他端は、ヘッドボックス10内で回転可能に軸支された第2巻取ドラムに巻取り及び巻解き可能に連結される。第1巻取ドラム及び第2巻取ドラムは、第1実施形態と同様に、第1巻取軸及び第2巻取軸に一体回転可能に連結される。
そしてヘッドボックス10の一端には、第1実施形態と同様の操作ユニット40が設けられる。操作ユニット40は、第1伝達ギヤ54と第2伝達ギヤ55を省略することができ、クラッチ46の第1駆動軸42が第1巻取軸に連結され、第2駆動軸44が図示しないギヤを介して第2巻取軸に連結される。
以上のローマンシェードにおいても、同様に作用させることができる。また、以上のブラインド以外にも、ブラインドとして2つのスラット群からなる遮蔽材を有する横型ブラインドに適用することも可能である。また、ブラインドの2つの遮蔽材は、異なる種類の遮蔽材とすることもでき、例えば、一方の遮蔽材が自重により下降方向に付勢する作用下にあり、他方の遮蔽材が巻取スプリングにより上昇方向に付勢する作用下にあってもよい。
また、以上の例では、操作コード70はループ状の1つの操作コードとしたが、これに限るものではなく、奥側と手前側にそれぞれ配置された2つの操作コードとすることもでき、手前側の操作コードを操作することにより、操作軸50を一方向に回転させて、各遮蔽材の操作を行うことができ、奥側の操作コードを操作することにより、操作軸50を他方向に回転させて、操作する遮蔽材を切替えることができる。
本発明に係るブラインドの第1の実施形態を表す正面図である。 ヘッドボックス内の各部材の配置を模式的に示す平面図である。 (a)〜(c)は操作ユニットの内部構造を表す断面図であり、(d)は操作ユニットの平面図、(e)は、(d)のA−A線に沿って見た断面図である。 クラッチの分解斜視図である。 (a)はクラッチ枠の図3(a)のB−B線に沿って見た断面図、(b)はクラッチ枠の図3(a)のC−C線に沿って見た断面図である。 クラッチ軸の断面図である。 図3(d)のB−B線に沿って見たクラッチ軸及びクラッチ枠等の断面図である。 図3(d)のC−C線に沿って見たクラッチ軸及びクラッチ枠等の断面図である。 図3(d)のD−D線に沿って見た操作軸、クラッチ軸及びクラッチ枠等の断面図である。 クラッチ座、クラッチ軸、クラッチ枠との間のラチェットの関係を示す平面図である。 ストッパーの断面図である。 ストッパーのカムドラムの展開図である。 ブラインドとしてのプリーツスクリーンの全体の作用を表す側面図である。 ブラインドとしてのロールスクリーンの全体の作用を表す側面図である。 ブラインドとしての別のロールスクリーンの全体の作用を表す側面図である。 ブラインドとしてのローマンシェードの全体の作用を表す側面図である。
符号の説明
16、104、204 第1遮蔽材
14、114、214 第2遮蔽材
22 昇降コード(コード)
32 調光コード(コード)
26、36 巻取軸
27、37 ストッパー
42 第1駆動軸
44 第2駆動軸
46 クラッチ
50 操作軸
70 操作コード
102、112 巻取パイプ
206 第1昇降コード(コード)
216 第2昇降コード(コード)

Claims (9)

  1. 上昇方向または下降方向のいずれか一方方向に付勢する作用下にある第1遮蔽材と、
    上昇方向または下降方向のいずれか一方方向に付勢する作用下にある第2遮蔽材と、
    回転可能に支持されると共に第1遮蔽材に連結されて、その回転方向が第1遮蔽材の昇降動作に対応する第1駆動軸と、
    回転可能に支持されると共に第2遮蔽材に連結されて、その回転方向が第2遮蔽材の昇降動作に対応する第2駆動軸と、
    第1遮蔽材の付勢された方向に対応する第1駆動軸の回転を許容する状態と規制する状態とに切り替え可能な第1ストッパーと、
    第2遮蔽材の付勢された方向に対応する第2駆動軸の回転を許容する状態と規制する状態とに切り替え可能な第2ストッパーと、
    操作力が伝達されて回転する操作軸と、
    操作軸と第1駆動軸及び第2駆動軸との間に設けられたクラッチと、を有し、クラッチは、操作軸を一方向へ回転させると操作軸からの回転を第1駆動軸と第2駆動軸のいずれか一方に伝達し、操作軸を他方向に回転させた後に一方向へ回転させると操作軸からの回転を第1駆動軸と第2駆動軸のいずれか他方の駆動軸に伝達することを特徴とするブラインド。
  2. 前記クラッチは、操作軸を一方向へ回転させたときに操作軸と第1駆動軸と第2駆動軸のいずれか一方とを連結しており、操作軸を他方向に回転させた後に一方向へ回転させると操作軸と第1駆動軸と第2駆動軸のいずれか他方とを連結することを特徴とする請求項1記載のブラインド。
  3. 操作軸を他方向に回転させると、そのときに連結された駆動軸の回転がストッパーによって規制されることにより、操作軸のそれ以上の他方向の回転が規制されることを特徴とする請求項1または2記載のブラインド。
  4. 前記第1ストッパーは、第1駆動軸が第1遮蔽材の付勢された方向と反対の方向に対応する方向に設定角度以上回転されると、第1駆動軸の第1遮蔽材の付勢された方向に対応する方向の回転を規制し、第1駆動軸が第1遮蔽材の付勢された方向の反対の方向に対応する方向に設定角度まで回転されると、第1駆動軸の第1の遮蔽材の付勢された方向に対応する方向の回転を許容し、
    前記第2ストッパーは、第2駆動軸が第2遮蔽材の付勢された方向と反対の方向に対応する方向に設定角度以上回転されると、第2駆動軸の第2遮蔽材の付勢された方向に対応する方向の回転を規制し、第2駆動軸が第2遮蔽材の付勢された方向の反対の方向に対応する方向に設定角度まで回転されると、第2駆動軸の第2の遮蔽材の付勢された方向に対応する方向の回転を許容することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のブラインド。
  5. 前記第1遮蔽材及び/または第2遮蔽材は、自重により下降方向に付勢する作用下にあることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のブラインド。
  6. 前記第1駆動軸及び/または第2駆動軸には、第1遮蔽材及び/または第2遮蔽材に一端が連結されたコードの他端が巻取り・巻解き可能に連結された巻取ドラムが連結されることを特徴とする請求項5記載のブラインド。
  7. 前記第1遮蔽材及び/または第2遮蔽材は、巻取スプリングにより上昇方向に付勢する作用下にあることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のブラインド。
  8. 前記第1駆動軸及び/または第2駆動軸には、第1遮蔽材及び/または第2遮蔽材の一端が巻取り・巻解き可能に連結された巻取パイプが連結されることを特徴とする請求項7記載のブラインド。
  9. ループ状の操作コードまたは2本の操作コードが、手前側と奥側とにそれぞれ配置され、手前側に配置される操作コードが操作されることにより操作軸を前記一方向へ回転させ、奥側に配置される操作コードが操作されることにより操作軸を前記他方向へ回転させるようにしたことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項記載のブラインド。
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