JP6383589B2 - コージェネレーションシステム - Google Patents
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Description
なお、以下の説明では、比較的温度の低い水を「水」、比較的温度の高い水を「湯」と記載するが、水と湯は温度の違い以外に実質的な差異はない。
制御装置110は貯湯タンク温度センサ100に接続され、太陽熱貯湯タンク12内の温度に関する信号を受信することができる。
制御装置110は制御弁71に接続され、当該制御弁71の動作(開閉)を制御することができる。
制御装置110は第一三方弁83に接続され、当該第一三方弁83の動作(第一状態と第二状態の切り替え)を制御することができる。
制御装置110は第二三方弁84に接続され、当該第二三方弁84の動作(第一状態と第二状態の切り替え)を制御することができる。
ここで、集熱パネル11が太陽熱を集熱可能な状態とは、当該集熱パネル11に太陽光が照射されている状態を意味する。制御装置110は、パネル温度センサ90によって検出される集熱パネル11の温度の単位時間当たりの上昇量が、所定の閾値以上になった場合には、集熱パネル11に太陽光が照射している(すなわち、集熱パネル11が太陽熱を集熱可能である)と判定することができる。
なお、集熱パネル11に太陽光が照射している状態としては、例えば夜が明けて日が照り始めた場合や、天気が曇りや雨等から晴れに変わった場合等が想定される。
制御装置110は、集熱パネル11が太陽熱を集熱可能な状態ではないと判定した場合、ステップS101の処理を再度行う。
制御装置110は、集熱パネル11の温度が太陽熱貯湯タンク12内の温度未満であると判定した場合、ステップS103に移行する。
制御装置110は、集熱パネル11の温度が太陽熱貯湯タンク12内の温度以上であると判定した場合、ステップS101に移行する。
具体的には、太陽熱貯湯タンク12内の温度と集熱パネル11の温度との差、集熱パネル11と第二熱交換器81との間(図6参照)を循環する不凍液の量、当該不凍液の比熱等から、集熱パネル11の温度を太陽熱貯湯タンク12内の温度以上に上昇させるために必要な熱量を算出する。制御装置110は、当該熱量から、排熱貯湯タンク42から排出する必要がある湯の量を算出することができる。
制御装置110は、当該ステップS103の処理を行った後、ステップS104に移行する。
制御装置110は、集熱パネル11の温度が太陽熱貯湯タンク12内の温度以上であると判定した場合、ステップS106に移行する。
制御装置110は、集熱パネル11の温度が太陽熱貯湯タンク12内の温度未満であると判定した場合、ステップS104に移行する。
太陽光を受けて太陽熱を集熱する集熱パネル11(集熱器)と、
集熱パネル11で集熱された熱を蓄える太陽熱貯湯タンク12と、
燃料を用いて発電する発電ユニット41(発電装置)と、
発電ユニット41の排熱を蓄える排熱貯湯タンク42と、
排熱貯湯タンク42内の湯(熱媒体)を排出する排出管路70と、
排出管路70を流通する湯の熱を集熱パネル11へと供給し、当該集熱パネル11の温度を上昇させる排熱伝達機構80と、
を具備するものである。
このように構成することにより、発電ユニット41の排熱を利用して、集熱パネル11の温度を上昇させることができる。これによって、集熱パネル11の温度が太陽熱貯湯タンク12内の温度よりも低い場合に当該集熱パネル11の温度を上昇させることで、速やかに太陽熱を蓄えることができる状態(すなわち、集熱パネル11の温度が太陽熱貯湯タンク12内の温度よりも高い状態)にすることができ、ひいてはエネルギー効率の向上を図ることができる。
また、集熱パネル11の温度を上昇させるための熱として、発電ユニット41の排熱を用いることにより、当該発電ユニット41の排熱の余剰分を利用することができ、よりエネルギー効率の向上を図ることができる。
排出管路70を流通する湯との間で熱交換可能な第二熱交換器81(熱交換器)と、
集熱パネル11と第二熱交換器81との間で不凍液を循環させる第二管路82(排熱伝達管路)と、
を具備するものである。
このように構成することにより、簡素な構成でエネルギー効率の向上を図ることができる。
集熱パネル11と太陽熱貯湯タンク12との間で熱媒体を循環させる第一管路14(太陽熱伝達管路)に接続されることで、当該第一管路14を介して集熱パネル11に接続され、
排熱伝達機構80は、
第一管路14と第二管路82との接続部に設けられ、集熱パネル11と太陽熱貯湯タンク12とを連通すると共に集熱パネル11と第二熱交換器81との連通を遮断する第一状態と、集熱パネル11と第二熱交換器81とを連通すると共に集熱パネル11と太陽熱貯湯タンク12との連通を遮断する第二状態と、を切り替える第一三方弁83及び第二三方弁84(切替機構)をさらに具備するものである。
このように構成することにより、予め設けられた第一管路14を用いることで、簡素な構成でエネルギー効率の向上を図ることができる。
また、第二管路82からの熱媒体を集熱パネル11内で循環させるための配管等を別途設ける必要もない(第一管路14からの熱媒体を集熱パネル11内で循環させるための配管等を兼用できる)ため、より簡素な構成でエネルギー効率の向上を図ることができる。
集熱パネル11の温度を検出するパネル温度センサ90(集熱器温度検出手段)と、
太陽熱貯湯タンク12内の温度を検出する貯湯タンク温度センサ100(タンク温度検出手段)と、
集熱パネル11の温度が太陽熱貯湯タンク12内の温度未満である場合に、排出管路70を流通する湯の熱を集熱パネル11へと供給する制御装置110と、
を具備するものである。
このように構成することにより、必要な場合、すなわち集熱パネル11の温度が太陽熱貯湯タンク12内の温度未満であり、太陽熱を蓄えることが出来ない場合にのみ集熱パネル11の温度を上昇させることができる。
集熱パネル11が太陽熱を集熱可能である場合にのみ、排出管路70を流通する湯の熱を集熱パネル11へと供給するものである。
このように構成することにより、集熱パネル11が太陽熱を集熱することが可能となるタイミングに合わせて、当該集熱パネル11の温度を上昇させることができる。
10 太陽熱温水システム
11 集熱パネル(集熱器)
12 太陽熱貯湯タンク
14 第一管路(太陽熱伝達管路)
40 燃料電池システム
41 発電ユニット(発電装置)
42 排熱貯湯タンク
60 給湯管路
70 排出管路
80 排熱伝達機構
81 第二熱交換器(熱交換器)
82 第二管路(排熱伝達管路)
83 第一三方弁(切替機構)
84 第二三方弁(切替機構)
90 パネル温度センサ(集熱器温度検出手段)
100 貯湯タンク温度センサ(タンク温度検出手段)
110 制御装置
Claims (5)
- 太陽光を受けて太陽熱を集熱する集熱器と、
前記集熱器で集熱された熱を蓄える太陽熱貯湯タンクと、
燃料を用いて発電する発電装置と、
前記発電装置の排熱を蓄える排熱貯湯タンクと、
前記排熱貯湯タンク内の熱媒体を排出する排出管路と、
前記排出管路を流通する熱媒体の熱を前記集熱器へと供給し、当該集熱器の温度を上昇させる排熱伝達機構と、
前記集熱器の温度を検出する集熱器温度検出手段と、
前記太陽熱貯湯タンク内の温度を検出するタンク温度検出手段と、
前記集熱器の温度が前記太陽熱貯湯タンク内の温度未満である場合に、前記排出管路を流通する熱媒体の熱を前記集熱器へと供給する制御装置と、
を具備するコージェネレーションシステム。 - 前記排熱伝達機構は、
前記排出管路を流通する熱媒体との間で熱交換可能な熱交換器と、
前記集熱器と前記熱交換器との間で熱媒体を循環させる排熱伝達管路と、
を具備する、
請求項1に記載のコージェネレーションシステム。 - 前記排熱伝達管路は、
前記集熱器と前記太陽熱貯湯タンクとの間で熱媒体を循環させる太陽熱伝達管路に接続されることで、当該太陽熱伝達管路を介して前記集熱器に接続され、
前記排熱伝達機構は、
前記太陽熱伝達管路と前記排熱伝達管路との接続部に設けられ、前記集熱器と前記太陽熱貯湯タンクとを連通すると共に前記集熱器と前記熱交換器との連通を遮断する第一状態と、前記集熱器と前記熱交換器とを連通すると共に前記集熱器と前記太陽熱貯湯タンクとの連通を遮断する第二状態と、を切り替える切替機構をさらに具備する、
請求項2に記載のコージェネレーションシステム。 - 前記制御装置は、
前記集熱器が太陽熱を集熱可能である場合にのみ、前記排出管路を流通する熱媒体の熱を前記集熱器へと供給する、
請求項1に記載のコージェネレーションシステム。 - 前記制御装置は、
現在時刻から、前記集熱器が太陽熱を集熱可能となると予測される時刻までの時間が所定時間未満になった場合にのみ、前記排出管路を流通する熱媒体の熱を前記集熱器へと供給する、
請求項1に記載のコージェネレーションシステム。
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JP2014137391A JP6383589B2 (ja) | 2014-07-03 | 2014-07-03 | コージェネレーションシステム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014137391A JP6383589B2 (ja) | 2014-07-03 | 2014-07-03 | コージェネレーションシステム |
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2014
- 2014-07-03 JP JP2014137391A patent/JP6383589B2/ja active Active
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