JP6382606B2 - 伸縮棒 - Google Patents

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Description

本発明は、警察官やガードマン等の護身用や制圧用の警棒等として用いられている、伸縮棒に関するものである。
従来の伸縮棒は、 第1棒状体と前記第1棒状体を収納する第2棒状体とを有し、第1棒状体の端部を大径部とし、前記大径部の周面に軸方向及び円周方向においてずらして形成した2つのガイド穴に第1ロック板と第2ロック板とをそれぞれ出没自在に装着し、第2棒状体の端部近傍の内周面には前記大径部を係止する段部と、前記第1ロック板と第2ロック板の先端部を嵌合する環状溝を設けるとともに、前記環状溝の第1ロック板が当接する位置に前記環状溝の深さと同じ高さの突起を設けてなり、第1ロック板の先端面を前記突起に当接して押し下げることにより環状溝との嵌合状態を解除して第1ロック板を第2棒状体内に押し込み、続いて第2ロック板の先端面を前記突起に当接させて環状溝との嵌合状態を解除して第2棒状体内に押し込むことにより、第1棒状体を第2棒状体に収納可能としている(例えば、特許文献1、参照)。
特開平10―12211号公報
従来の伸縮棒には、次の様な問題がある。
(1)ロックを解除する際には、ロック板が突起に圧接するまで、前記棒状体を回動しなければならないので、効率よく解除できない。
(2)伸縮棒を伸ばして使用しているときに、第1棒状体が大きな力で押されると、環状溝内に突出しているロック板の先端部が前記溝の側壁に圧接され、大きな剪断力を受けるが、この剪断力は、前記側壁に圧接している先端部分だけで受けることになる。そのため、前記ロック板の剪断面積は、極めて小さなものとなるので、剪断力に耐え切れず、破損してしまい、ロック状態を維持することができないことがある。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、簡単、かつ、確実にロック機構のオン・オフができるようにすることを目的とする。
この発明は、第1棒状体と該第1棒状体が挿入される第2棒状体とを備えた伸縮棒において、前記第1棒状体には、前記第2棒状体に挿入可能な第1ガイド部材が連結され、該第1ガイド部材には、軸方向に直交し、かつ、第1キーが回動可能に遊嵌合されるキー収納溝が設けられ、前記第1キーは、基体部と出没部とを備えており、前記基体部の一端側が軸支され、他端側が付勢されて前記出没部が出没可能となっており、前記第2棒状体の端部側の内周面には、前記第1キーの出没部を収容する円環収容溝が設けられており、前記第1棒状体、又は、第2棒状体を押圧して第1キーの出没部の摩擦面と前記円環収容溝の側壁の摩擦面を圧接させ所定方向に回転させることにより、前記両摩擦面間の摩擦力により前記第1キーの他端側が押し下げられて前記円環収容溝の側壁との係合状態が解除されることを特徴とする。
この発明は、第1棒状体と該第1棒状体が挿入される第2棒状体とを備えた伸縮棒において、前記第1棒状体には、前記第2棒状体に挿入可能な第1ガイド部材を連結し、該第1ガイド部材には、軸方向に直交し、かつ、第1キーが回動可能に遊嵌合される第1キー収納溝を設け、前記第1キーは、基体部と出没部とを備えた半月状キーであり、前記基体部の一端側が軸支され、他端側が付勢されて前記出没部が出没可能となっており、前記第2棒状体の端部側の内周面には、前記第1キーの出没部を収容する円環収容溝が設けられており、第1棒状体、又は、第2棒状体を押圧して前記第1キーの出没部の摩擦面と前記円環収容溝の側壁の摩擦面を圧接させ所定方向に回転させることにより、前記両摩擦面間の摩擦力により第1キーの他端側が押し下げられて前記円環収容溝の側壁との係合状態が解除されることを特徴とする。
この発明の第1ガイド部材には、軸方向に直交し、かつ、第2キーが回動可能に遊嵌合される第2キー収納溝が設けられ、該第2キー収納溝は、第1キー収納溝から軸方向に離間して配設され、前記第2キーは、基体部と出没部とを備えた半月状キーであり、前記基体部の一端側が軸支され、他端側が付勢されて前記出没部が出没可能となっており、前記第2棒状体の端部側の内周面には、前記第1及び第2キーの出没部を収容する円環収容溝が設けられており、第1棒状体、又は、第2棒状体を押圧して前記第2キーの出没部の摩擦面と前記円環収容溝の側壁の摩擦面を圧接させ所定方向に回転させることにより、前記両摩擦面間の摩擦力により第2キーの他端側が押し下げられて前記円環収容溝の側壁との係合状態が解除されることを特徴とする。
この発明は、第2棒状体を時計方向に回転させて第1キーの出没部と円環収容溝の側壁との係合状態を解除し、また、その反対方向に回転させて第2キーと円環収容溝の内壁との係合状態を解除することを特徴とする。この発明の前記第2棒状体内の先端と円環収溝との間に、第1ガイド部材の摺動を停止させるストッパリングが設けられていることを特徴とする。この発明の第1キーは、付勢手段を介して軸支されていることを特徴とする。
この発明は、以上の様に構成したので、第1、第2棒状体がロックされている状態では、第1棒状体、又は、第2棒状体を押圧して前記第1キーの出没部の摩擦面と円環収容溝の側壁の摩擦面を圧接させ所定方向に回転させることにより、前記両摩擦面間の摩擦力により第1キーの他端側が押し下げられて前記円環収容溝の側壁との係合状態が解除される。
又、ロック解除状態においては、第2棒状体を手で握って振ると、第1棒状体が第2棒状体内を摺動して所定の長さまで伸び、第1キーが円環収容溝に到達すると、付勢されている第1キーの出没部が前記円環収容溝内に突出し、ロック状態となる。この様に簡単に、かつ、確実にロック状態及びロック解除状態にすることができる。
本発明の第1実施例を示す斜視図で、第1棒状体の第1ガイド部材の分解図である。 ロック機構部のロックオン状態を示す拡大縦断面図である。 図2のIII−III線断面図である。 第1キーのロックが解除された状態を示す拡大断面図である。 図4のV―V線断面図である。 第1キーが押込まれ円環収容溝から離れた状態を示す拡大縦断面図である。 伸縮棒の保管状態を示す図で、第1及び第2棒状体が第3棒状体に収納されている状態を示す縦断面図である。 伸縮棒の使用状態を示す図で、第1及び第2棒状体が伸びきった状態を示す縦断面図である。
本発明の第1実施形態を図1〜図9により説明する。伸縮棒、例えば、警察官やガードマン等が護身用や制圧用として用いる三段式伸縮棒は、第1棒状体1と、該第1棒状体1が挿入される第2棒状体3と、該第2棒状体3が挿入される第3棒状体(「元筒」ともいう)5とを備えている(図7、図8参照)。
前記第1棒状体1の先端部には、トップボール7が設けられ、その後端部には、前記第2棒状体3に挿入可能な第1ガイド部材9が連結されている。前記第2棒状体3と第1ガイド部材9は、互いに摺動可能及び回動可能な範囲で略同一径に形成されている。前記第1ガイド部材9の後端部9aには、ガイド棒8の本体8aの基端部が連結され、その自由端は拡径部12となっている。この拡径部12は、円柱状の胴部12aと、その前後に設けられた前円錐部12b及び後円錐部12cと、前円錐部12bに連続する絞り部12dと、該絞り部12dと本体8aとを連結するテーパー部12eとを備えている(図1参照)。前記ガイド棒8は、第2棒状体3と同芯状に配設されている。
前記第1ガイド部材9には、軸方向に直交し、かつ、第1キー11が回動可能に遊嵌合される第1キー収納溝10が設けられている。前記第1キー収納溝10は、第1ガイド部材9を半円板状に切り抜いて形成した様な、円弧状凹部であり、底部10cと該底部10cの両端に垂設された内側壁10a、外側壁10bとを備えている。前記両側壁10a、10b間の長さ(底部10cの幅)は、前記第1キー11の厚み(軸方向の幅)より少し大きく形成されている。
前記第1キー11は、基体部11aと出没部11bとを備えた半月状又は半円板状のキーであり、両面が平坦面となっている(図3参照)。該第1キー11の厚さ(軸方向の長さ)は、前記第1キー収納溝10の底部10cの幅の寸法よりもわずかに小さく形成されている。前記基体部11aの一端側は、前記底部10c側の前記両側壁10a、10bに軸支され、他端側は付勢手段13により付勢されている。前記付勢手段13は、第1キー11の底面と第1キー収容溝10の底部10c間に配設され、この付勢手段13の伸縮により第1キー11の出没部11bが第1キー収容溝10に出入り(出没)する。この付勢手段として、例えば、コイルバネ、板バネ、ゴム部材などが用いられる。
前記第1キ−11の内面11cと前記キー収納溝10の内側壁10aとの間には、付勢手段19が設けられているが、この付勢手段19は、バネ収容凹部17に配設されている。前記バネ収容凹部17は、第1キー11の内面11cの軸部20に形成されているが、第1キー収納溝10の内側壁10aに設けることも可能である。前記付勢手段19として、例えば、スプリングワッシャ、コイルバネ、板バネ、ゴム部材等が用いられる。
前記第1キー11の出没部11bと円環収納溝14の側壁14aとの係脱により、第1棒状体1と第2棒状体3が固定されたり(ロックオン)、該固定の解除がなされたり(ロックオフ)するので、これらはロック機構を構成している。
前記第1ガイド部材9の先端部9bには、軸方向に直交し、かつ、第2キー11Aが回動可能に遊嵌合される第2キー収納溝10Aが設けられている。この第2キー収納溝10Aは、前記第キー収納溝10から軸方向に離間し、かつ、前記第1キー収納溝10と反対側に開口している(図1参照)。図2、図3に示すように、第2キー11Aの一端側は、第1キー11の軸部20側で軸支され、他端側の出没部11bは付勢手段により付勢されている。そのため、前記第1キー11では、第2棒状体3を時計方向に回動すると付勢手段13が押圧されて出没部11bが没入しロック解除状態となるのに対し、第2キー11Aでは、反時計方向に回動すると出没部11bが没入してロック解除状態となる。なお、第2キー収納溝10A、第2キー11Aは、前記第1キー収納溝10、第1キー11と同様に形成されているので、詳細な説明は省略するが、同一図面符号は、その名称も機能も同一である。
前記第2棒状体3の先端部3a側の内周面には、前記第1キー11及び第2キー11Aの出没部11bを収容する円環収容溝14が設けられている。この円環収容溝14の軸方向の長さは、前記第1キー収納溝10の外側壁10bと第2キー収納溝10Aの外側壁10a間の長さと等しく形成されている。前記円環収容溝14の後側壁14a及び前側壁14bは、垂直状の摩擦面となっている。
第2棒状体3の先端部3a内部には、その先端と円環収容溝14との間に、ストッパリング18が設けられている(図2、図4、図6参照)。このストッパリング18は、第1棒状体1が伸長する際に第1ガイド部材9に当接し、第1棒状体1の摺動を停止させるものであり、伸縮棒が伸長する際に、第1棒状体1がすっぽ抜けるのを防止すると共に、第2キー11Aが円環収容溝14の14bに衝突するのを防止する。
前記第2棒状体3の後端部には、前記第3棒状体5に挿入可能な第2ガイド部材21が連結されているが、前記第3棒状体5と第2ガイド部材21は、互いに摺動可能及び回動可能な範囲で略同一径に形成されている。この第2ガイド部材21の中心には、貫通穴23が設けられているが、この貫通穴23は、前記ガイド棒8の拡径部12が挿通可能な大きさに形成され、かつ、同芯状に配設されている。
前記第2ガイド部材21の後端部には、軸方向に直交する第3キー収納溝25が設けられ、該第3キー収納溝25には、先端部を円弧状に形成したロック板27が出没自在に設けられている。このロック板27は、バネ手段29を介して付勢されているので、該ロック板27の先端部は、前記第3キー収納溝25に出入り(出没)可能となっている。前記ロック板27の中央部には、前記ガイド棒8を挿通させる上下動穴30が設けられている。この上下動穴30の径は、貫通穴23と同一、又は、それよりわずかに大きく形成されている。
前記第3棒状体5の先端部5a側の内周面には、前記ロック板27の先端部を収容する前側円環収容溝31が設けられている。この円環収容溝31の長さ(幅)は、前記第ロック板27の幅(厚さ)と略同じ大きさに形成されている。前記第3棒状体5の後端部5bには、前記ロック板27の先端部を収容する後側円環収容溝32が設けられている。この円環収容溝32の長さ(幅)は、前記第ロック板27の幅(厚さ)と略同じ大きさに形成されている。第3棒状体5の後端には、キャップ33が嵌められているが、このキャップ33の内面には、前記ガイド棒8の拡径部12を収容する収容凹部35が設けられている。
次に、本実施形態の作動について説明する。
「伸縮棒のロック状態(ロックオン)」
図8に示すように、第1棒状体1に連結された第1ガイド部材9の第1キー11及び第2キー11Aの出没部11bが円環収容溝14内に突出し、又、第2棒状体3に連結された第2ガイド部材21のロック板27が前側円環溝31内に突出し、前記棒状体1、3,5は互いに摺動できない状態(ロック状態)となっているので、伸縮棒は一本の棒体の様になり、押しても引いても摺動しなくなる。この状態で、前記伸縮棒を警棒等として使用しても、ロック状態を維持できるので、伸縮棒の長さが変化することはない。
「伸縮棒の収納時」
一方の手で第1棒状体1を握って固定し、他方の手で第2棒状体3を握り軸方向に押圧しながら矢印A1方向(時計回り)に回転させる。そうすると、第1キー11の出没部11bの摩擦面は、円環収容溝14の後側壁14aの摩擦面に圧接する(図2、図3参照)とともに、前記キー収納溝10は付勢手段19を圧縮しながら更に進むので、第1キー11の外面11dと第1キー収納溝10の外側壁10bとの間に隙間αが生ずる。そのため、第1キー11の出没部11bは、前記円環収容溝14の後側壁14aに圧接するが、第1キー11の基体部11aは、前記溝10、14の前記側壁10b、14aに接触しない状態となる(図4参照)。なお、第1キー11の内面11cと前記第1キー収納溝10の内側壁10aとの間には、付勢手段19が介在するので、両者は殆ど当接しない状態となっている。
この状態において、第2棒状体3を更に同方向に回転させると、前記第1キ−11の出没部11bの摩擦面と前記第2棒状体3の側壁14aの摩擦面が互いに圧接しているので、第1キー11は、付勢手段13のばね力に抗して出没部11bが、第2棒状体3に引き下げられる様にして回転して第1キー収納溝10内に没入する状態(図4、図5参照)になるとともに、前記第1キー11は第2棒状体3内に挿入される(図6参照)。なお、前記後側壁14aに圧接する前記第1キー11の出没部11bは、半月状の円弧状部となっているので、圧接面積(剪断面積)を大きくとることができる。そのため、第1キー11の剪断力による破損事故を防止することができる。
第2棒状態2を押圧しながら矢印A1と反対方向(反時計回り)に回転させると、第2キー11Aの出没部11bの摩擦面が前記円環収容溝14の後側壁14aの摩擦面に圧接するが、その後の第2キー11Aは、前記第1キー11と同様に作動してロックが解除されるので、ここでは、説明を省略する。
第1キー11及び第2キー11Aのロックが解除された後、第1棒状体1を第2棒状体3内に押し込むと、ガイド棒8が第2ガイド部材21の貫通穴23内を通る。この際に、ガイド棒8の拡径部12が、ロック板27の上下動穴30を通り、バネ手段29のばね力に抗してロック板27を押し下げる。そのため、前記ロック板27の先端部は、第3キー収納溝25内に没入するので、前記ロック板27と前側円環収容溝31との係止が解除されるので、ロックオフとなる。
なお、前記ガイド棒8の拡径部12は、胴部12aの前後の円錐台部12b、12c、テーパー部12eを備えているので、ロック板27の上下動穴30への抜き差しをスムーズに行うことができる。
更に、第1棒状体1を押込むと、前記第2ガイド部材23は前記第1ガイド部材9に押されて第3棒状体5内を摺動し、第2ガイド部材23のロック板27が、後側円環収容溝32に到達すると、その先端部が前記後側円環溝32内に突出するとともに、前記ガイド棒8の拡径部12は収容凹部35に嵌入されるので、第1棒状体1、第2棒状体3は完全に第3棒状体5内に収納され固定される(図7参照)。この状態では、前記ロック板27の上下動穴30内にガイド棒8の絞り部12dが位置し、前記ロック板27は押し下げる力を受けないので、ロック板27の先端部が後側円環収容溝32から外れることは無い(図7参照)。そのため、確実に、ロック状態を維持することができる。
「伸縮棒の使用時」
ロック状態の伸縮棒の第3棒状体5を一方の手で握り、強く振ると、拡径部12が収容凹部35から外れ、ガイド棒8が摺動し、貫通穴23内を通り抜ける。この時、ガイド棒8の拡径部12は該上下動穴30を通過する際にロック板27を押し下げるので、前記ロック板27の先端部は第3キー収納溝25内に没入する。そのため、前記ロック板27と後側円環収容溝32との係合状態が解除される。
又、第2棒状体3は第3棒状体5内を摺動するとともに、第1棒状体1は第2棒状体3内を摺動するので、第1ガイド部材9がストッパリング18に衝突し、それ以上摺動することができなくなる。この時、付勢されているロック板27の先端部は前側円環収容溝31に入り込み、又、付勢されている第1キー11、第2キー11Aの出没部11bは、円環収容溝14に入り込むので、ロック状態となる(図8参照)。なお、この伸縮棒は、前記のように強く振って伸長させる代わりに、第1棒状体1のトップボール7を引っ張って前記ロック板27と後側円環収容溝32との係合状態を解除した後、第1及び2棒状体1、3を手で引っ張って伸ばし、ロック状態にすることもできる。
この発明の実施形態は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、次の様にしてもよい。
(1)第1キー収納溝10の内側壁10aと第1キー11の内面11cとの間に付勢部材19を設ける代わりに、前記内側壁10aと前記内面11cを極力摩擦抵抗が少なくなるように加工し、当接してもほとんど摩擦抵抗が発生しない様にしても良い。
(2)第1キー及び第2キーの形状は、半月状、又は、半円板状に限定されるものではなく、軸支される基体部11aとその外側に突出部11bがあれば良いので、例えば、銀杏の葉状に形成することもできる。
(3)第1キー及び第2キーの出没部11bの摩擦面及び円環収容溝の側壁の摩擦面を粗面等に加工し、摩擦抵抗が大きくなるようにしても良い。
1 第1棒状体
3 第2棒状体
5 第3棒状体
8 ガイド棒
9 第1ガイド部材
10 第1キー収納溝
10A 第2キー収納溝
11 第1キー
11A 第2キー
11a 基体部
11b 出没部
11c 内面
11d 外面
12 拡径部
13 付勢手段
14 円環収容溝
14a 側壁
15 軸部
17 バネ収容凹部
18 ストッパリング
19 付勢手段
21 第2ガイド部材
23 貫通穴
27 ロック板
30 上下動穴
31 前側円環収容溝
32 後側円環収容部
35 収容凹部
α 隙間

Claims (6)

  1. 第1棒状体と該第1棒状体が挿入される第2棒状体とを備えた伸縮棒において、
    前記第1棒状体には、前記第2棒状体に挿入可能な第1ガイド部材が連結され、該第1ガイド部材には、軸方向に直交し、かつ、第1キーが回動可能に遊嵌合されるキー収納溝が設けられ、前記第1キーは、基体部と出没部とを備えており、前記基体部の一端側が軸支され、他端側が付勢されて前記出没部が出没可能となっており、前記第2棒状体の端部側の内周面には、前記第1キーの出没部を収容する円環収容溝が設けられており、
    前記第1棒状体、又は、第2棒状体を押圧して第1キーの出没部の摩擦面と前記円環収容溝の側壁の摩擦面を圧接させ所定方向に回転させることにより、前記両摩擦面間の摩擦力により前記第1キーの他端側が押し下げられて前記円環収容溝の側壁との係合状態が解除されることを特徴とする伸縮棒。
  2. 第1棒状体と該第1棒状体が挿入される第2棒状体とを備えた伸縮棒において、
    前記第1棒状体には、前記第2棒状体に挿入可能な第1ガイド部材を連結し、該第1ガイド部材には、軸方向に直交し、かつ、第1キーが回動可能に遊嵌合される第1キー収納溝を設け、前記第1キーは、基体部と出没部とを備えた半月状キーであり、前記基体部の一端側が軸支され、他端側が付勢されて前記出没部が出没可能となっており、前記第2棒状体の端部側の内周面には、前記第1キーの出没部を収容する円環収容溝が設けられており、
    第1棒状体、又は、第2棒状体を押圧して前記第1キーの出没部の摩擦面と前記円環収容溝の側壁の摩擦面を圧接させ所定方向に回転させることにより、前記両摩擦面間の摩擦力により第1キーの他端側が押し下げられて前記円環収容溝の側壁との係合状態が解除されることを特徴とする伸縮棒。
  3. 第1ガイド部材には、軸方向に直交し、かつ、第2キーが回動可能に遊嵌合される第2キー収納溝が設けられ、該第2キー収納溝は、第1キー収納溝から軸方向に離間して配設され、前記第2キーは、基体部と出没部とを備えた半月状キーであり、前記基体部の一端側が軸支され、他端側が付勢されて前記出没部が出没可能となっており、前記第2棒状体の端部側の内周面には、前記第1及び第2キーの出没部を収容する円環収容溝が設けられており、
    第1棒状体、又は、第2棒状体を押圧して前記第2キーの出没部の摩擦面と前記円環収容溝の側壁の摩擦面を圧接させ所定方向に回転させることにより、前記両摩擦面間の摩擦力により第2キーの他端側が押し下げられて前記円環収容溝の側壁との係合状態が解除されることを特徴とする請求項2記載の伸縮棒。
  4. 第2棒状体を時計方向に回転させて第1キーの出没部と円環収容溝の側壁との係合状態を解除し、また、その反対方向に回転させて第2キーと円環収容溝の内壁との係合状態を解除することを特徴とする請求項3記載の伸縮棒。
  5. 前記第2棒状体内の先端と円環収溝との間に、第1ガイド部材の摺動を停止させるストッパリングが設けられていることを特徴とする請求項1、2、3、又は、4記載の伸縮棒。
  6. 第1キーは、付勢手段を介して軸支されていることを特徴とする請求項1、2、3、4、又は、5記載の伸縮棒。
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