JP6380975B2 - 制御弁 - Google Patents

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本発明は、流量を調整する制御弁に関し、詳しくはステムが長くても正確な流量制御が行える制御弁に関する。
アクチュエータの動作により流量を調整する制御弁は、一般的に、バルブボディの流路を上下動により開閉するステムと、アクチュエータに設けられたシャフトとが一体的に連結した構造となっている。
このようなステムとシャフトの連結においては、一般的に雄ネジ部と雌ネジ部を用いたねじ込みにより固定される構造や、一方に設けられた突起部と他方に設けられた嵌合凹部とが接着剤によって接合される構造(例えば特許文献1参照)となっている。
このような制御弁は、ステムが挿通されるボンネット部のグランドパッキンによるシール機構や、制御弁の開度を表示するためのインジケータ部を設けることが望まれるため、必然的にステムが長くなり、シャフトの軸心とステムの軸心が一直線になり難く、組立が困難になったり、芯ずれによりシール部に悪影響を及ぼす恐れがあり、正確な流量制御が行えないおそれがある。
また、開閉弁においては、シャフトの軸心とステムの軸心を一直線にするために吊構造をとることが一般的であるが、制御弁においては吊部のガタツキにより吊構造を採用することは一般的ではない。
実公平1−40381号公報
本発明は、上記したような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、正確な流量制御を行うことができる制御弁を提供するものである。
請求項1に係る発明は、流路を有するバルブボディと、前記バルブボディの流路を上下動により開閉する弁体と、前記弁体を上下動させるアクチュエータとを備えた制御弁であって、前記弁体と前記アクチュエータとの間の連結を複数の連結物によって行い、連結される少なくとも一組の連結物が皿バネの圧力によって当接され、前記一組の連結物の内の一方の連結物の当接面は球面であり、他方の連結物の当接面は平面又は球面である連結構造を有することを特徴とする制御弁に関する。
請求項に係る発明は、前記アクチュエータに設けられた上下動するシャフトと、前記シャフトと前記弁体とを接続するステムとを備え、前記シャフトと前記ステムとの連結が前記連結構造であることを特徴とする制御弁に関する。
請求項に係る発明は、前記アクチュエータに設けられた上下動するシャフトと、前記シャフトと前記弁体とを接続するステムとを備え、前記ステムと前記弁体との連結が前記連結構造であることを特徴とする制御弁に関する。
請求項1に係る発明の制御弁によれば、一組の連結物の内の一方の連結物の当接面が球面であり、他方の連結物の当接面が平面又は球面である。このことにより、一方の連結物の軸心と他方の連結物の軸心とがたとえ一直線になっていなくても、一方の連結物の上下動が他方の連結物に正確に伝達され易くなる。
また、一組の連結物間に皿バネによる圧縮応力が働いており、皿バネの撓み量が一組の連結物間のガタツキ量になるが、皿バネは撓み量が小さいのでガタツキ量を小さくすることができる。
これらのことにより、正確な流量制御が期待される。
請求項に係る発明の制御弁によれば、前記シャフトと前記ステムとの連結が前記連結構造であるので、前記シャフトの上下動が前記ステムに正確に伝達され易くなる。また、前記シャフトと前記ステム間のガタツキ量を小さくすることができる。これらのことにより、正確な流量制御が期待される。
請求項に係る発明の制御弁によれば、前記ステムと前記弁体との連結が前記連結構造であるので、前記ステムの上下動が前記弁体に正確に伝達され易くなる。また、前記ステムと前記弁体間のガタツキ量を小さくすることができる。これらのことにより、正確な流量制御が期待される。

本発明に係る制御弁の概略図である。 本発明に係る制御弁に用いる連結構造の概略図である。
以下、本発明に係る制御弁の好適な実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1に制御弁の構成を示す。
制御弁1は、流路を有するバルブボディ2と、該バルブボディ2の流路を上下動により開閉する弁体3と、該弁体3を上下動させるアクチュエータ4とを備えている。アクチュエータ4には、アクチュエータ4の動作により上下動するシャフト41が設けられている。シャフト41と弁体3とはステム5によって連結されている。
制御弁1は、弁体3とアクチュエータ4との間の連結において、後述する連結構造を有している。つまり、シャフト41とステム5との連結、ステム5と弁体3との連結に、次に説明する連結構造を用いている。
前述した連結構造について、図2を参照して説明する。
連結構造10の説明においては、連結される一方の連結物を第一連結物61とし、他方の連結物を第二連結物62とする。
第一連結物61は、先端にボルト611が螺合されるネジ穴612が設けられた軸体613を有している。
軸体613の下端面とボルト611の頭部との間にリング状の中継部614が介装され、中継部614はボルト611によって軸体613に固定される。
中継部614の外径は軸体613の外径よりも大きい。また、中継部614の周辺部614aの下端面は、ネジ穴612に螺合されるボルト611の下端よりも下側に突出しており、その突出した周辺部614aに囲まれた凹部に当接部615が嵌合される。第一連結物61は、当接部615によって第二連結物62と当接する。第二連結物62と当接する当接部615の当接面は、球面になっている。
第二連結物62は、上部が筒状になった棒体であり、この筒状部分621が中継部614と軸体613とを包囲する。第二連結物62は、筒状部分621の底面、換言すれば第二連結物62の径中央の上端面において第一連結物61と当接する。この第二連結物62の当接面は平面になっているが、球面でもよい。
第二連結物62の筒状部分621の上部の内周面には雌ネジが形成されている。
第一連結物61と第二連結物62とは、第一連結物61の軸体613の外周面と第二連結物62の筒状部分621との間に介装されるリング状の締付部63によって連結される。
締付部63は、下端面が径方向に二段になっており、内側の面が外側の面よりも下側に突出している。締付部63の下側に突出した部分の外周面に雄ネジが形成されており、締付部63は第二連結物62の筒状部分621の内側に螺合され、締付部63の下端面の外側の面は第二連結物62の筒状部分621の上端面と対向し、締付部63の下端面の内側の面は中継部614の上端面と対向する。
締付部63の下端面の内側の面と中継部614の上端面との間に皿バネ7が介装される。
皿バネ7は、第一連結物61の当接部615を第二連結物62に付勢する。つまり、皿バネ7は、第一連結物61と第二連結物62とに圧縮応力を働かせる。締付部63を第二連結物62の筒状部分621に螺合することによって、第一連結物61と第二連結物62は連結される。
第一連結物61と第二連結物62の当接する面がどちらも平面である場合、第一連結物61の軸心と第二連結物62の軸心とが一直線でないと、一方から他方への応力が面全体に均一にかからずに接触面の端部に集中してしまう。このために、一方の連結物の上下動が他方の連結物に正確に伝達され難くなる。しかし、本実施形態のように当接部615の当接面が球面であると、第一連結物61と第二連結物62とは、それぞれの中心部分で当接する。そのため、たとえ第一連結物61の軸心と第二連結物62の軸心とが一直線でなくても、一方の連結物の上下動が他方の連結物に正確に伝達され易くなる。
また、皿バネ7の撓み量が第一連結物61と第二連結物62との間のガタツキ量、つまり第一連結物61と第二連結物62との間の距離の変動量となるが、皿バネ7は撓み量が小さいので、第一連結物61と第二連結物62との間のガタツキは小さくなる。また、弾性係数の大きい皿バネ7を用いることにより、ガタツキを更に小さくすることができる。
このように、第一連結物61の当接部615の当接面が球面であることと、皿バネ7を用いることにより一方の連結物の上下動が他方の連結物に正確に伝達され易くなるので、正確な流量制御が期待される。
なお、軸体613、中継部614、当接部615、第二連結物62及び締付部63の材質は特に限定されないが、金属やセラミック等を用いることができる。
続いて、制御弁1の構成の追加説明を、図1を参照して行う。
制御弁1は、バルブボディ2の上部に接続されるボンネット8と、ボンネット8とアクチュエータ4とを接続するヨーク9とを備えている。
バルブボディ2は、上方に弁体3を挿通させる円筒部21を有しており、この円筒部21の外周には雄ネジが形成されている。
ボンネット8は下部の周囲に鍔部8aを有しており、鍔部8aの下面がバルブボディ2の円筒部21の上面に接続される。ボンネット8のバルブボディ2への接続はリング状のボンネットナット81によって行われる。
ボンネットナット81は、内周面に雌ネジが形成されており、ボンネット8の鍔部8aを挟んでボンネットナット81をバルブボディ2の円筒部21に螺合することによりボンネット8をバルブボディ2に接続する。このボンネット8内に弁体3とステム5が挿通される。
ボンネット8の内部にはOリングホルダー82に保持された状態でOリング83が設けられており、このOリング83によってボンネット8の内面とステム5の外面との隙間からの流体の漏洩を防ぐようになっている。
Oリングホルダー82の下部にはグランドパッキン84が介装されている。グランドパッキン84は、例えばPFA、PTFE等の硬質合成樹脂から形成されており、Oリング83と共にボンネット8の内面とステム5の外面との隙間からの流体の漏洩を防ぐ。
グランドパッキン84の下部には、仕切りとなるハメワ85を介してコイルバネ86が介装されている。このコイルバネ86はOリングホルダー82及びグランドパッキン84を上向きに付勢する。
ボンネット8の上部内面には、Oリングホルダー82の上面に当接するようにパッキン押さえネジ87が回転操作可能に螺着されており、グランドパッキン84はパッキン押さえネジ87の締め付けにより所定量以上の圧縮力が加わったときに拡径するようになっている。
これにより、Oリング83が経時的に劣化してステム5とボンネット8の隙間から流体が漏洩した場合、パッキン押さえネジ87を締め付けてグランドパッキン84を拡径させることで、ステム5とボンネット8との間の隙間を密封することができる。
ヨーク9は、上下2枚の円板91、92と、これら2枚の円板91、92を左右の縁部においてそれぞれ連結する右連結部93及び左連結部94から構成されて、正面視においては図1に示す如く四角形の枠状を呈しており、これによって前方或いは後方からパッキン押さえネジ87の締め付け操作を容易に行うことが可能となっている。
上部の円板91はアクチュエータ4の下端面とネジ(図示せず)によって連結され、下部の円板92はその中心に形成されたネジ穴に筒部8の上部外面に形成された雄ネジ部が螺着されており、これによってボンネット8とアクチュエータ4がヨーク9によって連結されている。
ステム5にはインジケータ(図示せず)が設けられており、制御弁の開度を確認することができる。
シャフト41とステム5との連結、及びステム5と弁体3との連結には上述した連結構造10が用いられている。
このように、各連結箇所に上述した連結構造10を用いているので、ステム5等を長くしてもアクチュエータ4によるシャフト41の上下動が弁体3に正確に伝達され、正確な流量制御を行うことができる。
なお、本実施形態では、シャフト41とステム5との連結、及びステム5と弁体3との連結の全ての連結に上述した連結構造10を用いたが、全ての連結箇所に用いずに少なくとも1箇所の連結に用いてもよい。
本発明は、ステムが長い制御弁に好適に使用されるがこれに限るものではない。
1 制御弁
2 バルブボディ
3 弁体
4 アクチュエータ
41 シャフト
5 ステム
61 第一連結物(連結物)
62 第二連結物(連結物)
7 皿バネ
9 ヨーク
10 連続構造

Claims (1)

  1. 流路を有するバルブボディと、
    前記バルブボディの流路を上下動により開閉する弁体と、
    前記弁体を上下動させるアクチュエータと
    前記アクチュエータに設けられた上下動するシャフトと、
    前記シャフトと前記弁体とを接続するステムと
    を備えた制御弁であって、
    前記弁体と前記アクチュエータとの間の連結を複数の連結物によって行い、
    連結される少なくとも一組の連結物が皿バネの圧力によって当接され、前記一組の連結物の内の一方の連結物の当接面は球面であり、他方の連結物の当接面は平面又は球面である連結構造を有し、
    前記シャフトと前記ステムとの連結が前記連結構造であり、かつ、
    前記ステムと前記弁体との連結が前記連結構造である
    ことを特徴とする制御弁。
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