JP6380752B2 - 固体撮像装置、撮像モジュールおよび撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置、撮像モジュールおよび撮像装置 Download PDF

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Description

本発明は、固体撮像装置、撮像モジュールおよび撮像装置に関する。
図16は、有機光電変換膜を用いた固体撮像装置の画素アレイ部の断面図である。半導体基板には、電荷蓄積部102と信号読み出し部103が形成されている。半導体基板の上には、絶縁膜104が形成されている。電荷蓄積部102と接続されたプラグ105が絶縁膜104を貫通して形成されている。絶縁膜104の上には、電荷蓄積部102に対応し、プラグ105に接続された下部電極106が形成されている。下部電極106の上には有機光電変換膜107、上部電極108、保護膜109が形成されている。保護膜109の上には、下部電極106に対応して、赤色カラーフィルタ110R,緑色カラーフィルタ110G,青色カラーフィルタ110Bが形成されている。カラーフィルタ110R,110G,110Bの上には、カラーフィルタに対応してマイクロレンズ111が形成されている(例えば特許文献1)。
特開2008−252004号公報
従来技術にあっては、開口率(画素ピッチに対する下部電極106の幅の割り合い(または画素面積に対する下部電極の面積の割り合い))を小さくすると、有機光電変換膜が剥離しやすくなるという問題がある。
本開示は、開口率を小さくしても剥離しにくい固体撮像装置、撮像モジュールおよび撮像装置を提供する。
このような問題を解決するために、本開示の1態様に係る固体撮像装置は、2次元に配列された複数の画素を有し、それぞれの画素は、第1電極と、第1電極と同じ層であって隣の第1電極との間に設けられた第2電極と、第1電極と第2電極とに接するように設けられた有機光電変換膜と、有機光電変換膜に対し第1電極と接する面と反対側に設けられた対向電極と、を含み、有機光電変換膜は複数の画素に跨って形成され、第1電極は有機光電変換膜で発生する電子又は正孔を取り出すためのものであり、第1電極の画素当たりの面積率が25%以下であり、第1電極と第2電極とを合わせた画素当たりの面積率が40%以上である。
本開示における固体撮像装置、撮像モジュールおよび撮像装置によれば、開口率(すなわち画素に占める第1電極の割り合い)を小さくしても(つまり25%以下にしても)有機光電変換膜が剥離しにくいという効果がある。
実施の形態に係る固体撮像装置の構成例を示す模式的な断面図である。 実施の形態に係る固体撮像装置において有機光電変換膜が堆積される下地のレイアウト例を示す平面図である。 有機光電変換膜の下地に対する密着力の電極面積率依存性を示した特性図である。 実施の形態に係る固体撮像装置において有機光電変換材料が堆積される下地の他のレイアウト例を示す平面図である。 実施の形態に係る有機光電変換膜の構成例を示す断面図である。 実施の形態に係る有機光電変換膜の他の構成例を示す断面図である。 実施の形態に係る撮像モジュールおよび被写体付きの電子プレパラートの構成例を示す断面図である。 実施の形態に係る撮像システムの構成例を示すブロック図である。 実施の形態に係る撮像システムの撮像例を示す説明図である。 実施の形態に係る撮像システムの他の撮像例を示す説明図である。 実施の形態に係る撮像システムの超解像の例を示す説明図である。 面積率約25%の第1電極をもつ固体撮像装置と、異なる入射角度の光で撮像される試料の撮像部位を表す模式図である。 面積率約33%の第1電極をもつ固体撮像装置と、異なる入射角度の光で撮像される試料の撮像部位を表す模式図である。 第1電極面積率と、撮像部位の重なりが全体に占める割合とを示した特性図である。 撮像データの感度ばらつきの6σ値を表した感度ばらつきの第1電極面積率依存性を表した特性図である。 第1電極および第2電極の形状を示す図である。 第1電極に取り込む電荷が一定時間の後にどれがだけ残存したかをしめ示す残像を表した特性図である。 従来の積層型固体撮像装置の画素部の断面構造を示す図である。 従来の第1の積層型固体撮像装置の下部電極レイアウトを示す図である。 従来の第2の積層型固体撮像装置の下部電極レイアウトを示す図である。
(本開示の基礎となった知見)
本発明者は、「背景技術」の欄において記載した、固体撮像装置の表層側に有機光電変換膜を有する固体撮像装置における開口率と高解像度化(つまり超解像)に関し、以下の問題が生じることを見出した。
第1に、開口率を高めても(開口率を1に近付けても)解像度を高める技術である超解像には適していないという問題がある。一般に、超解像は低解像度の複数枚の画像を用いて画素補間することにより高解像度の画像を生成することをいい、1枚の低解像度の画像に欠落している部分を、他の画像によって補間することが望ましいが、図17のように、開口率が1に近い場合、1枚の低解像度の画像に欠落している部分が極めて小さいので、他の画像により補間するのが困難になる。このように、図17のように開口率が1に近いと超解像に適していない。従って、超解像に適した撮影を行う場合、図18のように固体撮像装置における開口率は小さい方が良い。
また、超解像技術を使用しないケースであっても、光の強度が強すぎる環境で感度を下げて撮像したい場合なども固体撮像装置における開口率は小さい方が好ましい。
第2に、開口率を小さくすると有機光電変換膜が剥離しやすくなるという問題がある。具体的には、固体撮像装置の製造過程で有機光電変換膜を形成した後の工程において、例えば、有機光電変換膜の上に上部電極を形成する際の加熱工程や上部電極の上に形成される保護膜を形成する際の加熱工程や、ウェーハーをダイシングする前に貼り付けられるテープを、ダイシング後に剥がす工程で、有機光電変換膜が剥離するという問題がある。
物質間の密着性は、機械的な結合力、化学結合力、分子間力により決定されるが、有機光電変換膜は金属材料との密着性が高く、絶縁膜との密着性は低いことによるものと推定される。
以下、このような問題を解決するための実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、請求の範囲を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態に係る固体撮像装置について、図面を用いて説明する。
[固体撮像装置の構成]
図1は、実施の形態に係る固体撮像装置の構成例を示す模式的な断面図である。同図のように、固体撮像装置100は、シリコン基板1、読み出し回路21、有機光電変換膜11、層間絶縁膜8、第1電極9、第2電極10、上部電極12(対向電極とも呼ぶ)、保護膜13を有している。同図では3つの単位画素20の断面に相当する。
シリコン基板1は、例えばp型のシリコン基板である。
読み出し回路21は、シリコン基板1上に半導体プロセスにより形成され、単位画素20内の対応する第1電極9を介して取り出された電子又は正孔に応じた画素信号を読み出す回路である。
有機光電変換膜11は、有機光電変換層を少なくとも含んで構成されている。有機光電変換層は、受光した光に応じて電荷を発生する光電変換材料で構成された層である。有機光電変換膜11は、層間絶縁膜8、複数の第1電極9、第2電極10の上にこれらを覆って設けられている。つまり、有機光電変換膜11は複数の単位画素20に跨って形成されている。
また、有機光電変換膜11は、第1電極9の上では一定の膜厚となっているが、単位画素20以外(有効画素領域外)では膜厚が変化していても問題ない。なお、有機光電変換膜11は、有機材料のみからなる層で構成されたものだけでなく、一部の層が無機材料を含む構成であるものであってもよい。
層間絶縁膜8は、例えば、シリコン酸化物またはシリコン窒化物により形成され、第1電極9、第2電極10等を絶縁する。
第1電極9は、第1電極9とそれに対向する上部電極12との間にある有機光電変換膜11で発生した電子又は正孔を取り出すための電極である。取り出された電子又は正孔は、読み出し回路21によって読み出し回路21内の蓄積容量に蓄積される。本実施の形態では、単位画素20当たりの第1電極9の面積率が25%以下に形成される。面積率を25%以下にすることにより、後述する超解像を容易にする。以下、電子又は正孔を総称して電荷という。第1電極9としては、後述する電子阻止層11aや正孔阻止層11cと接したときに両者の仕事関数を良好な関係に保つ材料としてTi、TiN、Ta、Moなどの高融点金属又はその化合物が望ましい。
第2電極10は、第1電極9と同じ材料、同じプロセスにより形成され、単位画素20当たりの電極面積率を調整するための電極であり、読み出し回路21内の蓄積容量には接続されていない。つまり、前記第2電極10は、前記第1電極9とは異なる機能である、メタル面積率の調整用のダミー電極である。
そして、第1電極9と前記第2電極10とを合わせた単位画素20当たりの面積率(以下、メタル面積率と呼ぶ)が40%以上であるように形成される。メタル面積率を40%以上にすることにより、有機光電変換膜11を剥離しにくくする。
上部電極12は、第1電極9と対向する電極であり、有機光電変換膜11上にこれを覆って設けられている。上部電極12は、有機光電変換膜11に光を入射させるため、透明な導電性材料(例えば、ITO:インジウム・チタン・スズ)で構成されている。
保護膜13は、上部電極12の上に、上部電極12を覆って形成される。上部電極12には正のバイアス電圧が印加されており、光の入射により有機光電変換膜11で発生した電子正孔対の内、第1電極9上方に発生する正孔が第1電極9へ移動する。正孔は、単位画素20毎に第1電極9を介して読み出し回路21内の蓄積容量に蓄積される。
図2は実施の形態に係る固体撮像装置において有機光電変換膜11が堆積される下地のレイアウト例を示す平面図である。図2の構成例では単位画素20の画素ピッチが0.9μmである。第2電極10は、格子上に形成され、正方形の各格子窓の中央部に第1電極9が配置される。つまり、第2電極10は第1電極9の四方を囲むように形成されており、四方の第2電極10の各中心線で囲まれた領域が単位画素20に相当する。ここで、画素ピッチとは、図2において横方向に隣接する第2電極10のそれぞれの中心間の距離を指す。有機光電変換膜11が堆積される下地には、層間絶縁膜8、第1電極9、第2電極10が形成されている。有機光電変換膜11は、これらに接して且つ密着するように形成される。超解像を実現する為、第1電極9は、例えば、縦方向・横方向共に画素ピッチ30の1/2の幅となる0.45μmに設計している。第1電極9の単位画素20当たりの面積は25%以下である。また、同図における第1電極9および第2電極10の単位画素20当たりの面積は40%以上である。これは、有機光電変換膜11の剥離を低減または防止するためである。
図3は、有機光電変換膜11の下地に対する密着力の電極面積率依存性を示した特性図である。
同図において横軸は、有機光電変換膜11下部におけるメタル(つまり第1電極9および第2電極10)の単位画素20の面積に占める面積率(メタル面積率)を示す。縦軸は、任意単位の密着力を測定した結果を示す。
同図のように密着力はメタル面積率が25%以下で極端に低下する。また、メタル面積率が40%以上では、有機光電変換膜11の剥離は生じていない。
上述した通り、物質間の密着性は、機械的な結合力、化学結合力、分子間力により決定されるが、一般的に有機膜は金属材料との密着性が高く、絶縁膜との密着性は低いことによるものと推定している。本開示は、信号を発生させる電荷を取り込む第1電極9の幅を画素ピッチの1/2程度と小さく設定することにより超解像に適した構成にすると共に、第1電極9と同じ電極材料で構成された第2電極10を、第1電極9と第2電極10の面積の和が有機光電変換膜11が剥離しない面積率まで高めることを提案する。すなわち、同図から、第1に、剥離を低減または防止するためにメタルの面積率は40%以上にすることを提案する。第2に、超解像を効果的に行う観点からは、第1電極9の単画素当たりの面積率は25%以下であることを提案する。
[有機光電変換膜11の下地の変形例]
図4は、実施の形態に係る固体撮像装置において有機光電変換膜11の下地の他のレイアウト例を示す平面図である。図4では、第2電極10は、第1電極9の周囲に離散的に形成されている。このような構成においても、第1電極9おび第2電極10を合わせたメタル面積率を40%以上にし、かつ、第1電極9の単画素当たりの面積率を25%以下にする。これにより、有機光電変換膜11の剥離を低減または防止し、かつ超解像に適した画像を得ることができる。
次に、有機光電変換膜11の構成例について説明する。
図5Aは、実施の形態に係る有機光電変換膜の構成例を示す断面図である。また、図5Bは、実施の形態に係る有機光電変換膜の他の構成例を示す断面図である。
図5Aおよび図5Bのように、有機光電変換膜11は、電子阻止層11a、有機光電変換層11bおよび正孔阻止層11cを有する。図5Aと図5Bとでは積層の順番が逆になっている。これは、有機光電変換層11bの光電変換により発生する正孔−電子対のうち第1電極9を介して取り出される電荷が電子であるか正孔であるかの違いによる。なお、有機光電変換膜11において、上部電極12側に存在する電子阻止層11a又は正孔阻止層11cは省略しても良い。
電子阻止層11aは、電子供与性有機材料を含み、例えば芳香族ジアミン化合物、ポリフィリン化合物、トリアゾール誘導体、オキサジザゾール誘導体、イミダゾール誘導体、ポリアリールアルカン誘導体、ピラゾリン誘導体、ピラゾロン誘導体、フェニレンジアミン誘導体、アニールアミン誘導体、アミノ置換カルコン誘導体、オキサゾール誘導体、スチリルアントラセン誘導体、フルオレノン誘導体、ヒドラゾン誘導体、シラザン誘導体などを用いることができる。
正孔阻止層11cは、電子受容性材料を含み、有機C60、C70をはじめとするフラーレンおよびそれらの誘導体などを用いることができる。
有機光電変換層11bは、有機p型半導体と有機n型半導体の混合・分散(バルクヘテロ接合構造)層を持つ。
[撮像モジュールの構成]
次に、上記の固体撮像装置100を用いた撮像モジュールについて説明する。
図6は、実施の形態に係る撮像モジュール200および被写体付きの試料片300の構成例を示す断面図である。
撮像モジュール200は、固体撮像装置100と、基材201(例えば、プラスチックパッケージ)と、固体撮像装置100を半田付けする半田ボール203と、配線202と、接続用配線204とを備える。
この撮像モジュール200は、医療用のダイレクトイメージングに用いられ、その表面には、例えば、試料片300が押し付けられる。それゆえ、撮像モジュール200は、電子プレパラートとも呼ばれる。
試料片300は、ダイレクトイメージングの対象となる被写体としての試料301と、試料301が付着されたスライドガラス302とを有する。試料301は、病理検体等であり、例えば約4μmの薄さにスライスされ、スライドガラス302に付着している。
[撮像システムの構成]
次に、上記の撮像モジュールを用いた撮像装置および撮像システムについて説明する。
図7は、実施の形態に係る撮像システムの構成例を示すブロック図である。
同図の撮像システムは、照明装置40と撮像装置50とを備える。同図において照明装置40は、複数の光源40a、40b、40c、・・・を備える。撮像装置50は、撮像モジュール200と画像処理部400とを備え、試料片300を異なる入射角度の光により複数枚の画像を撮像し、高解像度化する。
複数の光源40a、40b、40cは、異なる入射角度の光を択一的に試料片300に照射する。各光源40a、40b、40cの光は同じであり、例えば白色の可視光でよい。あるいは、試料の特定部位を透過するあるいは透過しない特定の波長の光でもよい。
撮像モジュール200は、図6の構成例のとおりである。照明装置40は、同図では、光源40a、40b、40cの3つを備える例を示しているが、超解像に用いる画像の枚数と同数の光源を備える。
画像処理部400は、撮像モジュール200によって互いに異なる入射角度の照明光で撮像された複数枚の画像を高解像度化(つまり超解像)する。
[撮像システムの動作]
以上のように構成された撮像システムについて、以下その動作例を説明する。ここでは図7に示した撮影システムが、4枚の画像(低解像度画像)を撮像し、4倍の解像度をもつ画像(高解像度画像)を得る超解像動作の例について説明する。
4枚の低解像度画像のうち2枚の低解像度画像について図8、図9を用いて説明する。
図8は、実施の形態に係る撮像システムにおける低解像度画像の撮像例を示す説明図である。図9は、実施の形態に係る撮像システムにおける他の低解像度画像の撮像例を示す説明図である。
図8において、被写体である試料301には、光源の1つから垂直に光が照射されている。図8(a)は、試料301を透過した光が有機光電変換膜11に入射する様子を模式的に示す断面図である。図8(b)は、着目する6個の単位画素20内の第1電極9を模式的に示す平面図である。図8(c)は、6個の第1電極9から得られる画素を模式的に表した図である。図8(c)の画素21cから低解像度画像60cが構成される。6個の画素21cの位置は試料301の光透過面のうち第1電極9を介して電荷が取り出される部分を表している。つまり、6個の画素21cの位置は、試料301の光透過面のうちの実際に撮像に用いられた部分を表している。
図9は、実施の形態に係る撮像システムの他の撮像例を示す説明図である。図9は、図8と比べて、試料301への斜め光が入射されている点が異なり、また、画素21dの位置が図8(c)の画素21cの位置とは異なっている。以下、異なっている点を中心に説明する。図9(c)における6個の画素21dの位置は、試料301の斜め光が透過した面のうちの実際に撮像に用いられた部分を表している。すなわち、図9の画素21dと図8の画素21cとでは、試料301中の撮像される部分が互いに異なっている。図9の画素21dは、図8の画素21cでは欠落している情報を表している。言い換えれば、図8の画像60cと図9の画像60dは、画像レベルでは共に試料301のほぼ同じ位置の画像であるが、画素レベルでは互いに欠落している部分の情報を表している。
図8および図9に示したように、撮像システムの光源を切り替えて異なる入射角度の光で複数回撮像することによって、試料301の画像レベルではほぼ同じ位置の画像ではあるが、画素レベルでは画素間の欠落している部分を表す複数の画像を得ることができる。このような複数の画像を用いれば有効に超解像(高解像度化)することができる。
図10は、実施の形態に係る撮像システムの超解像の例を示す説明図である。同図の画像60a〜60dは、4つの異なる入射角度で試料301を撮像した画像である。画像60c、60dは、それぞれ図8、図9のように撮像した画像である。画像60a、60bは、さらに異なる入射角度で撮像した画像である。
4枚の画像60a〜60dは、図10のように画像レベルでは試料301の同じ部分の表しているが、画素レベルでは互いに異なる部分を表している。画像処理部400は、このような画像60a〜60dを用いて互いに画素間を補間することにより、1枚の高解像度画像60を生成する。
図8〜図10の例では、面積率が25%の第1電極9を用いている。これは斜め光を用いて1画素を2×2=4分割して分解能を縦2倍横2倍に高める際に、第1電極9が取り込む電荷の元となる撮像部位が重ならないようにする為である。
図11A、図11Bを用いて撮像部位の重なりについて説明する。図11Aは、面積率25%の第1電極9をもつ固体撮像装置100と、異なる入射角度の光で撮像される試料301の撮像部位を表す模式図である。図11Aの左側には面積率約25%の第1電極9をもつ固体撮像装置100の模式的に表している。同図の右側は、異なる入射角度で試料301を4回撮像したときの撮像部位を表している。撮像部位301a〜301dは、異なる入射角度で撮像される部位を表している。図11Aのように、第1電極9の面積率が25%で、撮像回数が4回の場合は、撮像部位301a〜301dは互いに重なることなく、かつ、撮像されない部位を余すことなく撮像することができる。
これに対して、図11Bは、面積率30%の第1電極9をもつ固体撮像装置100と、異なる入射角度の光で撮像される試料301の撮像部位を表す模式図である。図11Bのように、第1電極9の面積率が30%で、撮像回数が4回の場合は、撮像部位301a〜301dのそれぞれは、他の入射角度での撮像部位と互いに重なる部分が生じてしまう。このように、第1電極9の面積率が25%を超えて30%になると、図11Bに示すように、撮像部位の情報が重なってしまうことになり、撮像部位間のクロストークを発生させ、解像度(ここでは単位面積当たりの分解能)を実質的に劣化させてしまう。このクロストークは画像ボケ等の画質劣化を生じさせる。
図12は、第1電極9の面積率と、撮像部位の重なりが全体に占める割り合いとを示した特性図である。縦軸の「電化抽出面積重なり」は「撮像部位の重なりが占める割り合い」を意味する。同図のように第1電極9の面積率が25%を超えると急激にクロストークが増えてしまうことがわかる。この場合、クロストークによる画質劣化を低減するには、第1電極9の画素面積率が25%以下であることが望ましい。
なお、25%以下であれば撮像部位間のクロストークは生じないが、第1電極9の面積率が小さければ良い訳ではない。この点について図13を用いて説明する。
図13は、撮像データの感度ばらつきの6σ値を表した感度ばらつきの第1電極面積率依存性を表した特性図である。第1電極9の面積率を小さくすると有機光電変換膜11の量子効率ばらつきや電極面積の加工ばらつきにより感度ばらつきは悪化する傾向にある。例えば、量子効率ばらつきは、固体撮像装置100の画素サイズが1μm以下になると第1電極9あたりに対応する有機光電変換膜11の分子数のばらつきの影響を受けやすくなる。図13のように、第1電極面積率が5%を下回ると感度ばらつきは急激に悪化する。従って、第1電極面積率は5%以上が望ましい。
また、図14は、第1電極9および第2電極10の形状を示す図である。第2電極10は複数の画素に跨った格子形状であり、画素毎に開口を有する。第1電極9は、第2電極10の開口の中に矩形状に形成されている。第2電極10の開口は、矩形の4隅が丸まった形状である。図14に示すように、第2電極10の形状を内側の角部を丸めた形にすることで、電極面積率を確保しながら、第1電極9と第2電極10の間の電荷を速やかに電極に取り込むことが可能になる。より詳しく説明すると、有機光電変換膜11で発生した電荷は、第1電極9または第2電極の電界によって、第1電極9または第2電極10に取り出される。ところが、有機光電変換膜11と、第1電極9および第2電極10とが接していない部分(図14の白抜き部分)では電界が弱いので、電荷は第1電極9および第2電極10のどちらかに取り出されるものの、その移動速度は、接している部分に比べて小さくなる。したがって、有機光電変換膜11と、第1電極9および第2電極10とが接していない部分では、弱い電界により有機光電変換膜11中の電荷が残留電荷になりやすい。この残留電荷はノイズおよび画質劣化の原因となる。
もし、第2電極10の形状が内側の角部を丸めた形ではなく直角に近い形状であれば、第1電極9の角と第2電極10の角との距離は、第1電極9の辺と第2電極10の辺との距離よりも大きくなる。この場合、上記の接していない部分において、第1電極9の角と第2電極10の角との間に対応する有機光電変換膜11の電界は、第1電極9の辺と第2電極10の辺との間に対応する有機光電変換膜11の電界よりも小さくなる。したがって、第2電極10の形状が内側の角部を丸めた形にすることによって、図14の白抜き部分に対応する有機光電変換膜11の残留電荷を低減することができる。つまり、第1電極9の角と第2電極10の角との間に対応する有機光電変換膜11の残留電荷を、第1電極9の辺と第2電極10の辺との間に対応する有機光電変換膜11の残留電荷と同等にすることができる。
図15は、第1電極9に取り込む電荷が一定時間の後にどれだけ残存したかを示す残像を表した特性図である。横軸の曲率半径「0.0μm」は、第2電極10の内側の角部がほぼ直角であることを示す。曲率半径が「0.0μm」以外は、図14のような第2電極10の内側の角部を丸めた形状を示す。図15のように、第2電極10の内側の角部の曲率半径を大きくすることで、角部での第1電極9と第2電極10の距離を縮めることができ、残像を低減することが可能となる。なぜなら、第1電極9の角と第2電極10の角との間に対応する有機光電変換膜11の電界(または電荷移動速度)を、第1電極9の辺と第2電極10の辺との間に対応する有機光電変換膜11の電界(または電荷移動速度)と同じか小さくすることができるからである。画素サイズが1μm以下の場合には、第2電極10の内側の角部の曲率半径を0.1μm以上にすることが望ましい。
このように本実施の形態における固体撮像装置100によれば、第1電極9と第2電極10とを合わせた画素当たりの面積率が40%以上であるので、有機光電変換膜11の剥離を低減または防止することができる。しかも、開口率(すなわち画素に占める第1電極9の割り合い)を小さくして(つまり25%以下にして)いるので超解像に適しているという効果がある。
以上説明してきたように本開示における固体撮像装置は、2次元に配列された複数の画素を有し、それぞれの画素は、第1電極と、第1電極と同じ層であって隣の第1電極との間に設けられた第2電極と、第1電極と第2電極とに接するように設けられた有機光電変換膜と、有機光電変換膜に対し第1電極と接する面と反対側に設けられた対向電極と、を含み、有機光電変換膜は複数の画素に跨って形成され、第1電極は有機光電変換膜で発生する電子又は正孔を取り出すためのものであり、第1電極の画素当たりの面積率が25%以下であり、第1電極と前記第2電極とを合わせた画素当たりの面積率が40%以上である。
この構成によれば、開口率(すなわち画素に占める第1電極の割り合い)を小さく(25%以下)しつつ有機光電変換膜の剥離を低減または防止することができる。
ここで、複数の画素のピッチが1μm以下であってもよい。
ここで、第1電極の画素当たりの面積率が5%以上であってもよい。
ここで、第2電極は第1電極の四方を囲むように形成されていてもよい。
ここで、第2電極は複数の画素に跨った格子形状であり、画素毎に開口を有し、第1電極は開口の中に矩形状に形成され、開口は、矩形の4隅が丸まった形状であってもよい。
ここで、複数の画素のピッチが1μm以下であり、前記開口の4隅のそれぞれの曲率半径は0.1μm以上であってもよい。
ここで、第2電極は第1電極の周囲に絶縁物を挟んで離散的に形成されてもよい。
ここで、第2電極は第1電極とは異なる機能を有してもよい。
ここで、第1電極間はシリコン酸化物またはシリコン窒化物を主成分とする絶縁膜により電気的に分離されていてもよい。
ここで、有機光電変換膜は、電子供与性有機材料を含む電子阻止層、および、電子受容性有機材料を含む正孔阻止層の少なくとも一方と、電子阻止層または正孔阻止層に積層された有機光電変換層とを有していてもよい。
また、本開示における固体撮像装置は、2次元に配列された複数の画素を有し、それぞれの画素は、第1電極と、第1電極と同じ層であって隣の第1電極との間に設けられた第2電極と、第1電極と第2電極とに接するように設けられた有機光電変換膜と、有機光電変換膜に対し第1電極と接する面と反対側に設けられた対向電極と、を含み、有機光電変換膜は複数の画素に跨って形成され、第1電極は有機光電変換膜で発生する電子又は正孔を取り出すためのものであり、第2電極は複数の画素に跨った格子形状であり、画素毎に開口を有し、第1電極は開口の中に矩形状に形成され、開口は、矩形の4隅が丸まった形状である。この構成によれば、残像を低減することができる。
ここで、複数の画素のピッチが1μm以下であり、開口の4隅のそれぞれの曲率半径は0.1μm以上であってもよい。
また、本開示における撮像モジュールは、上記の固体撮像装置と、前記固体撮像装置を実装した基材とを備える。
また、本開示における撮像装置は、上記の撮像モジュールを備える。
なお、図8〜図10、図11A、図11Bでは4枚の低解像度画像を用いて超解像することによって1枚の高解像度画像を得る動作例を説明したが、低解像度画像の枚数は2枚以上であればよく、例えば9枚、16枚であってもよい。
また、医療用のコンタクトイメージングに固体撮像装置100を用いる例について説明したが、固体撮像装置100は、この用途に限らない。固体撮像装置100は、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ等に用いてもよい。
以上、例示的な各実施の形態について説明したが、本願の請求の範囲は、これらの実施の形態に限定されるものではない。添付の請求の範囲に記載された主題の新規な教示および利点から逸脱することなく、上記各実施の形態においてさまざまな変形を施してもよく、上記各実施の形態の構成要素を任意に組み合わせて他の実施の形態を得てもよいことを、当業者であれば容易に理解するであろう。したがって、そのような変形例や他の実施の形態も本開示に含まれる。
本発明は、有機光電変換膜を用いた積層型イメージセンサで超解像を実現するために必要不可欠となる、極めて産業上の価値の高いものである。
1 シリコン基板
8 層間絶縁膜
9 第1電極
10 第2電極
11 有機光電変換膜
11a 電子阻止層
11b 有機光電変換層
11c 正孔阻止層
12 上部電極
13 保護膜
20 単位画素
21 読み出し回路
21c、21d 画素
40 照明装置
40a、40b、40c 光源
50 撮像装置
60、60a〜60d 画像
100 固体撮像装置
200 撮像モジュール
201 基材
202 配線
203 半田ボール
204 信号接続部
300 試料片
301 試料
302 スライドガラス
400 画像処理部

Claims (12)

  1. 2次元に配列された複数の画素を有し、
    それぞれの画素は、第1電極と、前記第1電極と同じ層であって隣の第1電極との間に設けられた第2電極と、
    前記第1電極と第2電極とに接するように設けられた有機光電変換膜と、前記有機光電変換膜に対し前記第1電極と接する面と反対側に設けられた対向電極と、を含み、
    前記有機光電変換膜は前記複数の画素に跨って形成され、
    前記第1電極は前記有機光電変換膜で発生する電子又は正孔を取り出すためのものであり、
    前記第1電極の画素当たりの面積率が25%以下であり、
    前記第1電極と前記第2電極とを合わせた画素当たりの面積率が40%以上である
    固体撮像装置。
  2. 前記複数の画素のピッチが1μm以下である請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 前記第1電極の画素当たりの面積率が5%以上である
    請求項1又は2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記第2電極は前記第1電極の四方を囲むように形成されている
    請求項1又は2に記載の固体撮像装置。
  5. 前記第2電極は前記複数の画素に跨った格子形状であり、画素毎に開口を有し、
    前記第1電極は前記開口の中に矩形状に形成され、
    前記開口は、矩形の4隅が丸まった形状である
    請求項1〜3のいずれかに記載の固体撮像装置。
  6. 前記複数の画素のピッチが1μm以下であり、
    前記開口の4隅のそれぞれの曲率半径は0.1μm以上である
    請求項5に記載の固体撮像装置。
  7. 前記第2電極は、前記第1電極の周囲に前記絶縁物を挟んで離散的に形成される
    請求項1〜3のいずれかに記載の固体撮像装置。
  8. 前記第2電極は前記第1電極とは異なる機能を有する
    請求項1〜7のいずれかに記載の固体撮像装置。
  9. 前記第1電極間はシリコン酸化物またはシリコン窒化物を主成分とする絶縁膜により電気的に分離されている
    請求項1〜8のいずれかに記載の固体撮像装置。
  10. 前記有機光電変換膜は、
    電子供与性有機材料を含む電子阻止層、および、電子受容性有機材料を含む正孔阻止層の少なくとも一方と、
    前記電子阻止層または前記正孔阻止層に積層された有機光電変換層とを有する
    請求項1〜9のいずれかに記載の固体撮像装置。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載の固体撮像装置と、
    前記固体撮像装置を実装した基材とを備える
    撮像モジュール。
  12. 請求項11に記載の撮像モジュールを備える撮像装置。
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