JP6380499B2 - 排気ターボ過給機付きエンジン - Google Patents
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- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
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Description
また、本態様に係る排気ターボ過給機付きエンジンでは、吸気管における湾曲部の外周側に張出して吸気レゾネータを構成しているので、更に効果的に吸気騒音の消音を図ることができる。即ち、圧力変動が直接衝突する湾曲部の外周側に吸気レゾネータを設けることにより、効果的に消音を図ることができる。
また、本発明の一態様に係る排気ターボ過給機付エンジンは、エンジン本体と、前記エンジン本体からの排気ガスのエネルギにより、吸入空気を加圧して前記エンジン本体に供給するコンプレッサを有する排気ターボ過給機と、前記コンプレッサへの空気供給経路中において、当該コンプレッサの上流に配されてなり、一端側開口が前記コンプレッサに接続されてなる吸気管と、を備え、前記吸気管は、前記一端側開口に続く部分であって、管軸が湾曲してなる湾曲部と、当該湾曲部に設けられ、それぞれが管内空間に連続する凹部を有し構成されてなる複数の吸気レゾネータと、を有し、前記エンジン本体は、エンジンヘッドと、当該エンジンヘッドに接合されてなるエンジンブロックと、を有し、前記エンジンブロックが前記エンジンヘッドに対して第1方向下側に位置すると仮定した場合に、前記複数の吸気レゾネータの各々は、前記湾曲部における前記第1方向下側に張出して構成されている。
本態様に係る排気ターボ過給機付エンジンでは、吸気管における湾曲部の第1方向下側に張出して吸気レゾネータを構成しているので、当該エンジン回りの機能部の配置に対して障害とならず、吸気騒音の消音を図ることができる。
そして、本態様に係る排気ターボ過給機付エンジンでも、過給性能の向上を図った場合にも吸気騒音の低減を図ることができる。
また、本発明の一態様に係る排気ターボ過給機付エンジンは、エンジン本体と、前記エンジン本体からの排気ガスのエネルギにより、吸入空気を加圧して前記エンジン本体に供給するコンプレッサを有する排気ターボ過給機と、前記コンプレッサへの空気供給経路中において、当該コンプレッサの上流に配されてなり、一端側開口が前記コンプレッサに接続されてなる吸気管と、を備え、前記吸気管は、前記一端側開口に続く部分であって、管軸が湾曲してなる湾曲部と、当該湾曲部に設けられ、それぞれが管内空間に連続する凹部を有し構成されてなる複数の吸気レゾネータと、を有し、前記エンジン本体は、エンジンヘッドと、当該エンジンヘッドに接合されてなるエンジンブロックと、を有し、前記エンジンヘッドの側から上面視するとき、前記排気ターボ過給機は、前記エンジン本体における一側のコーナー部分に配置されており、前記吸気管の前記湾曲部は、前記一側から、前記コーナー部分に沿って外方を湾曲している。
本態様に係る排気ターボ過給機付きエンジンでは、吸気管が、排気ターボ過給機との接続部分である一端側開口から直ぐに湾曲する構成となっている。このような構成においても、上記のような吸気レゾネータの配置により、吸気騒音の低減を図ることができる。
そして、本態様に係る排気ターボ過給機付エンジンでも、過給性能の向上を図った場合にも吸気騒音の低減を図ることができる。
本実施形態に係る排気ターボ過給機付きエンジン1の概略構成について、図1を用い説明する。
吸気管12の構成について、図1から図4を用い説明する。
吸気管12における吸気レゾネータ12f,12gの構成について、図5を用い説明する。図5は、吸気管12における湾曲部12cの一部と、吸気レゾネータ12fを取り出して図示している。なお、上述のように、吸気レゾネータ12fと吸気レゾネータ12gとは、略同じ形状及びサイズを有するので、以下では、吸気レゾネータ12fについてのみ説明する。
なお、本実施形態では、凹部12iの横断面サイズが、深さ方向に略同一としている。ただし、深さ方向に横断面サイズが異なる凹部とすることも可能である。例えば、開口から底部に向けて横断面サイズが漸減するような凹部や、逆に、開口から底部に向けて横断面サイズが漸増するような凹部とすることもできる。さらに、管内空間12hに対して細い管が接続され、当該管の底部に横断面サイズが大きいキャビティ部が連通してなる構成の凹部とすることもできる。
なお、上式において、波の伝搬速度vを340m/sec.(=340×103mm/sec.)とする。
以上の構成を備える排気ターボ過給機付きエンジン1は、次の効果を奏することができる。
上記実施形態では、吸気管12における湾曲部12cに2つの吸気レゾネータ12f,12gを設けることとしたが、本発明は、これに限定を受けるものではない。例えば、湾曲部12c及びその周囲に、3つ以上の吸気レゾネータを設けることとしてもよい。また、湾曲部12cだけでなく、第2湾曲部12dや直伸部12eなどに吸気レゾネータを設けることとしてもよい。
10 エンジン本体
11 排気ターボ過給機
11a コンプレッサ
11b タービン部
12 吸気管
12a 一端側開口
12b 他端側開口
12c 湾曲部
12f,12g 吸気レゾネータ
12i 凹部
Claims (11)
- エンジン本体と、
前記エンジン本体からの排気ガスのエネルギにより、吸入空気を加圧して前記エンジン本体に供給するコンプレッサを有する排気ターボ過給機と、
前記コンプレッサへの空気供給経路中において、当該コンプレッサの上流に配されてなり、一端側開口が前記コンプレッサに接続されてなる吸気管と、
を備え、
前記吸気管は、前記一端側開口に続く部分であって、管軸が湾曲してなる湾曲部と、当該湾曲部に設けられ、それぞれが管内空間に連続する凹部を有し構成されてなる複数の吸気レゾネータと、を有し、
前記複数の吸気レゾネータの各々は、前記湾曲部における外周側に張出して構成されている、
排気ターボ過給機付きエンジン。 - エンジン本体と、
前記エンジン本体からの排気ガスのエネルギにより、吸入空気を加圧して前記エンジン本体に供給するコンプレッサを有する排気ターボ過給機と、
前記コンプレッサへの空気供給経路中において、当該コンプレッサの上流に配されてなり、一端側開口が前記コンプレッサに接続されてなる吸気管と、
を備え、
前記吸気管は、前記一端側開口に続く部分であって、管軸が湾曲してなる湾曲部と、当該湾曲部に設けられ、それぞれが管内空間に連続する凹部を有し構成されてなる複数の吸気レゾネータと、を有し、
前記エンジン本体は、エンジンヘッドと、当該エンジンヘッドに接合されてなるエンジンブロックと、を有し、
前記エンジンブロックが前記エンジンヘッドに対して第1方向下側に位置すると仮定した場合に、前記複数の吸気レゾネータの各々は、前記湾曲部における前記第1方向下側に張出して構成されている、
排気ターボ過給機付きエンジン。 - エンジン本体と、
前記エンジン本体からの排気ガスのエネルギにより、吸入空気を加圧して前記エンジン本体に供給するコンプレッサを有する排気ターボ過給機と、
前記コンプレッサへの空気供給経路中において、当該コンプレッサの上流に配されてなり、一端側開口が前記コンプレッサに接続されてなる吸気管と、
を備え、
前記吸気管は、前記一端側開口に続く部分であって、管軸が湾曲してなる湾曲部と、当該湾曲部に設けられ、それぞれが管内空間に連続する凹部を有し構成されてなる複数の吸気レゾネータと、を有し、
前記エンジン本体は、エンジンヘッドと、当該エンジンヘッドに接合されてなるエンジンブロックと、を有し、
前記エンジンヘッドの側から上面視するとき、
前記排気ターボ過給機は、前記エンジン本体における一側のコーナー部分に配置されており、
前記吸気管の前記湾曲部は、前記一側から、前記コーナー部分に沿って外方を湾曲している、
排気ターボ過給機付きエンジン。 - 請求項1から請求項3の何れか記載の排気ターボ過給機付きエンジンであって、
前記複数の吸気レゾネータの各々における前記凹部の内径は、前記湾曲部における管内径に対し、70%〜90%である、
排気ターボ過給機付きエンジン。 - 請求項1から請求項4の何れか記載の排気ターボ過給機付きエンジンであって、
前記複数の吸気レゾネータの各々は、共鳴周波数が2000Hz〜3500Hzである、
排気ターボ過給機付きエンジン。 - 請求項1から請求項5の何れか記載の排気ターボ過給機付きエンジンであって、
前記複数の吸気レゾネータの各々は、前記湾曲部において、当該湾曲部の内周側を除く何れかの側に張出して構成されている、
排気ターボ過給機付きエンジン。 - 請求項2または請求項3記載の排気ターボ過給機付きエンジンであって、
前記複数の吸気レゾネータの各々は、前記湾曲部における外周側に張出して構成されている、
排気ターボ過給機付きエンジン。 - 請求項1または請求項3記載の排気ターボ過給機付きエンジンであって、
前記エンジン本体は、エンジンヘッドと、当該エンジンヘッドに接合されてなるエンジンブロックと、を有し、
前記エンジンブロックが前記エンジンヘッドに対して第1方向下側に位置すると仮定した場合に、前記複数の吸気レゾネータの各々は、前記湾曲部における前記第1方向下側に張出して構成されている、
排気ターボ過給機付きエンジン。 - 請求項1から請求項8の何れか記載の排気ターボ過給機付きエンジンであって、
前記吸気管は、複数の構成部材が接合され、当該複数の構成部材の側辺同士の突き合せが管軸に沿ってなされており、
前記複数の吸気レゾネータの各々は、前記複数の構成部材の内の少なくとも2つの構成部材に跨った状態で構成されている、
排気ターボ過給機付きエンジン。 - 請求項1または請求項2記載の排気ターボ過給機付きエンジンであって、
前記エンジン本体は、エンジンヘッドと、当該エンジンヘッドに接合されてなるエンジンブロックと、を有し、
前記エンジンヘッドの側から上面視するとき、
前記排気ターボ過給機は、前記エンジン本体における一側のコーナー部分に配置されており、
前記吸気管の前記湾曲部は、前記一側から、前記コーナー部分に沿って外方を湾曲している、
排気ターボ過給機付きエンジン。 - 請求項1から請求項10の何れか記載の排気ターボ過給機付きエンジンであって、
前記吸気管は、樹脂材料を用い構成されている、
排気ターボ過給機付きエンジン。
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JP2016198644A JP6380499B2 (ja) | 2016-10-07 | 2016-10-07 | 排気ターボ過給機付きエンジン |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016198644A JP6380499B2 (ja) | 2016-10-07 | 2016-10-07 | 排気ターボ過給機付きエンジン |
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JP2018059467A JP2018059467A (ja) | 2018-04-12 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016198644A Active JP6380499B2 (ja) | 2016-10-07 | 2016-10-07 | 排気ターボ過給機付きエンジン |
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