JP6380153B2 - 駆動信号の生成方法および液体噴射装置 - Google Patents
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Description
本態様によれば、駆動信号において、各単位パルスにおける基準電位とバイアス電位との差を、各単位パルスにおける関係と一致させることができるので、合成後の駆動信号の歪みを除去することができる。
本態様によれば、駆動信号において、各単位パルスにおける基準電位とバイアス電位との差を、各単位パルスにおける関係と一致させることができるので、合成後の駆動信号の歪みを除去することができる。
<インクジェット式記録ヘッドの構造>
先ず、液体噴射ヘッドの一例であるインクジェット式記録ヘッドの構造を説明する。当該インクジェット式記録ヘッドには、所定量のインク滴を吐出させるための駆動電圧とともにバイアス電圧が印加される。
かかるインクジェット式記録ヘッドIは、インクカートリッジ等と連通するインクを具備する記録ヘッドユニットの一部を構成して、本発明の実施の形態に係るインクジェット式記録装置IIに搭載される。
図3は、本形態に係るインクジェット式記録装置IIの一例を示す概略図である。同図に示すように、インクジェット式記録ヘッドIを有する記録ヘッドユニット1A及び1Bは、インク供給手段を構成するカートリッジ2A及び2Bが着脱可能に設けられ、この記録ヘッドユニット1A及び1Bを搭載したキャリッジ3は、装置本体4に取り付けられたキャリッジ軸5に軸方向移動自在に設けられている。この記録ヘッドユニット1A及び1Bは、例えば、それぞれブラックインク組成物及びカラーインク組成物を噴射するものとしている。そして、駆動モーター6の駆動力が図示しない複数の歯車およびタイミングベルト7を介してキャリッジ3に伝達されることで、記録ヘッドユニット1A及び1Bを搭載したキャリッジ3はキャリッジ軸5に沿って移動される。一方、装置本体4には搬送手段としての搬送ローラー8が設けられており、紙等の記録媒体である記録シートSが搬送ローラー8により搬送されるようになっている。なお、記録シートSを搬送する搬送手段は、搬送ローラーに限定されずベルトやドラム等であってもよい。
図4は前記インクジェット式記録装置IIにおける制御系で生成される駆動信号を示す波形図である。図4(a)に示す単位パルスPU1は、図6(a)に示す単位パルスPU1と同一であり、図4(b)に示す単位パルスPU2は、図6(b)に示す単位パルスPU2と同一である。
上記実施の形態では、偏差αのデータを演算処理装置102のRAMに記憶させているが、これに限定するものではない。駆動回路120において偏差αに相当する電圧を付与してバイアス電圧を生成するようにしても良い。
Claims (6)
- 圧電素子の駆動により圧力発生室に充填された液体に圧力を作用させて前記圧力発生室に連通するノズル開口から液滴を吐出させる液体噴射ヘッドの駆動信号の生成方法であって、
接地電位に対する所定の電位であって、振幅の基準となる基準電位と、バイアス電位とで規定される複数種類の単位パルスを組み合わせて前記圧電素子を駆動する前記駆動信号を生成する一方、
時間軸の前後において隣接する前記単位パルス同士の、前記基準電位を一致させるとともに前記単位パルス同士の前記基準電位の差である偏差に応じて各単位パルスのバイアス電位を変化させて各単位パルスの基準電位とバイアス電位との差が、前記駆動信号で対応する部分における基準電位とバイアス電位との差に一致するように前記各バイアス電位を調整し、その後前記単位パルス同士を合成して前記駆動信号を生成することを特徴とする駆動信号の生成方法。 - 請求項1に記載する駆動信号の生成方法において、
前記偏差を表すデータは、印刷データとともに記憶しておき、駆動信号を生成する際にそのバイアス電位を変化させるようにしたことを特徴とする駆動信号の生成方法。 - 請求項1に記載する駆動信号の生成方法において、
前記偏差は、前記圧電素子の一方の電極に印加する駆動電圧のバイアス電圧を調整することにより形成することを特徴とする駆動信号の生成方法。 - 駆動信号に基づき圧電素子を駆動することにより圧力発生室に充填された液体に圧力を作用させて前記圧力発生室に連通するノズル開口から液滴を吐出させる液体噴射ヘッドと、前記駆動信号を生成する駆動制御部とを有する液体噴射装置であって、
前記駆動制御部は、接地電位に対する所定の電位であって、振幅の基準となる基準電位と、バイアス電位とで規定される複数種類の単位パルスを組み合わせて前記圧電素子を駆動する前記駆動信号を生成する一方、
時間軸の前後において隣接する前記単位パルス同士の、前記基準電位を一致させるとともに前記単位パルス同士の前記基準電位の差である偏差に応じて各単位パルスのバイアス電位を変化させて各単位パルスの基準電位とバイアス電位との差が、前記駆動信号で対応する部分における前記基準電位と前記バイアス電位との差に一致するように前記各バイアス電位を調整し、その後前記単位パルス同士を合成して前記駆動信号を生成するように構成したことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項4に記載する液体噴射装置において、
前記駆動制御部は、印刷データとともに前記偏差を表すデータを記憶する記憶手段を有することを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項4に記載する液体噴射装置において、
前記駆動制御部で前記基準電位を一致させて生成した駆動信号に対するバイアス電位の偏差を前記バイアス電位に重畳して前記圧電素子の一方の電極に印加するバイアス電圧としたことを特徴とする液体噴射装置。
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JP2015029311A JP6380153B2 (ja) | 2015-02-18 | 2015-02-18 | 駆動信号の生成方法および液体噴射装置 |
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