JP6377830B1 - 支保工用パイプサポートおよび長さ調整方法 - Google Patents

支保工用パイプサポートおよび長さ調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】作業者の労力負担を大幅に軽減すると共に、作業中の事故を未然に防いで安全に作業を行える、支保工用パイプサポートおよび長さ調整方法を提供すること。
【解決手段】サポート本体20と仮止装置60とからなり、仮止装置60は腰管30のねじ部31の側面に着脱可能な治具本体61と、治具本体61の装着面62の一部に真横に向けて突設された仮止ピン65とを具備していて、治具本体61の装着面62に係合突起63が突設されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、建築、建設工事等に用いられる支保工用パイプサポートおよび長さ調整方法に関する。
一般的なパイプサポートは、主に腰管と腰管内にスライド自在に挿通された差込管とを備えていて、現場の寸法に合わせてその全長(全高)を調整している。
差込管はその軸方向に沿って複数のピン孔を有している。腰管はその上部外周に調整環を螺着可能なねじ部を有すると共に、ねじ部の軸方向に沿って支持ピンを挿通可能な長孔を有している(特許文献1)。
一般的なパイプサポートは縦向きした状態で二段階に分けて全長の調整を行っている。
一段階目はピン孔のピッチ単位でパイプサポートのおおまかな全長(全高)を調整するための調整操作で、腰管に対して差込管をスライドさせて、調整環の長孔と差込管の任意の高さのピン孔とを位置合わせして支持ピンを差し込む。この調整作業の際には、支持ピンを差し込むまでの間、差込管が降下しないように作業者が差込管を片手で掴んで支えている必要がある。
二段階目はパイプサポートの全長を微調節するための操作で、腰管に螺着した調整環を回動操作することで、調整環に当接した支持ピンの支持位置を持ち上げて腰管に対する差込管の突出長を微調節する。
また腰管の一部に回動自在に枢支した仮止爪を使って長さ調整作業中にパイプサポートの全長を仮止めし得るパイプサポートも提案されている(特許文献2)。
このパイプサポートは、支持ピンによるピン孔を差し換える際に両管に跨って仮止爪を差し込んで両管の重合部を仮止めし得る構造になっている。
実開昭58−191244号公報 実開平5−69249号公報
従来のパイプサポートの長さ調整技術はつぎのような問題点を有する。
<1>差込管のスライド操作から支持ピンの差し込み操作を終えるまでの間は、差込管が降下しないように作業者が差込管を片手で掴んで支え続けなければならない。
特に、差込管は自重が10kg近くあるため、パイプサポートの長さ調整作業に多くの時間と労力を要する。
<2>前記したように1本のパイプサポートの作業に多くの労力を要するため、数百本ものパイプサポートを設置するような大型の現場では、パイプサポートの長さ調整作業に多大の時間と労力を要して過酷な作業となる。
<3>パイプサポートの長さ調整作業中に差込管を掴んでいた手が緩んだり、差込管の表面に塗布した防錆油で手が滑ったりすると、差込管が勢いよく落下して作業者が大怪我をして大変危険である。
<4>特許文献2に記載のパイプサポートは、腰管の側面に仮止爪を揺動自在に付設したり、腰管の側面に仮止爪を挿通するためのピン孔を追加して穿設したりしなければならず、パイプサポートの加工コストが嵩むだけでなく、パイプサポートの強度低下を問題がある。
本発明は以上の点に鑑みて成されたもので、その目的とするところは、作業者の労力負担を大幅に軽減すると共に、作業中の事故を未然に防いで安全に作業を行える、支保工用パイプサポートおよび長さ調整方法を提供することにある。
本発明は仮止装置を具備した支保工用パイプサポートおよび長さ調整方法である。
前提とする支保工用パイプサポートは、腰管と、腰管内にスライド自在に挿通された差込管と、腰管のねじ部に螺着された調整環と、腰管のねじ部と差込管の重合部を貫通して連結する支持ピンとを具備したサポート本体と、仮止装置とからなる。
仮止装置は腰管のねじ部の側面に着脱可能な治具本体と、治具本体の装着面の一部に真横に向けて突設され、腰管の長孔と差込管のピン孔に跨って挿通可能な仮止ピンとを具備していて、治具本体の装着面にねじ部のねじ山と噛合可能な係合突起が突設されている。
仮止装置は治具本体の弾力を利用して、または磁石の吸着力を利用して仮止装置をねじ部に着脱させることが可能である。
支保工用パイプサポートの長さ調整方法は、前記した支保工用パイプサポートを使用し、支持ピンを腰管のねじ部および差込管の重合部に貫通させる前に、ピン孔のピッチ単位で長さ調整を行った腰管のねじ部に仮止装置を取り付けて、腰管のねじ部および差込管の重合部をスライド不能に仮止めし、その後に仮止装置で仮止めしたまま、腰管のねじ部および差込管の重合部に支持ピンを押し込んで、仮止装置をねじ部から離脱させる。腰管のねじ部および差込管の重合部に貫通させた支持ピンの両端を調整環に支持させて腰管のねじ部および差込管の重合部をスライド不能に連結する。
最終的に調整環を回動操作してパイプサポートの全長を微調整する。
本発明は少なくともつぎのひとつの効果を奏する。
<1>サポート本体と別体の仮止装置を使用してサポート本体の全長を仮止めできるので、従来のように作業者が差込管を手で掴んで保持し続ける必要がなくなる。
そのため、作業者の労力負担と作業時間を大幅に削減できるうえに、作業中の事故を未然に防いで安全に作業を行うことができる。
<2>支持ピンの押込み力を利用することで、仮止装置の取り外し作業と支持ピンの差し込み作業を並行して行うことができるので、サポート本体の仮固定から本固定への切り換えが円滑に行えるだけでなく作業工数を削減することができる。
<3>仮止装置がサポート本体と別体であるため、サポート本体に一切の追加加工を施す必要がなく、サポート本体の強度低下を回避できる。
<4>仮止装置が簡単な構造であるため、仮止装置の製作コストが低廉で済み、さらに取り外した仮止装置は何度でも転用することができる。
本発明に係る支保工用パイプサポートの全体斜視図 腰管のねじ部と差込管の重合部の斜視図 仮止装置を用いて仮止めした腰管のねじ部と差込管間の仮止め構造の説明図 腰管のねじ部に仮止装置の着脱手段を説明するためのパイプサポートの横断面図で、(A)は治具本体を腰管のねじ部に抱持させる着脱手段のモデル図、(B)は磁石の吸着力を利用した着脱手段のモデル図 仮止装置の装着面に形成する係合突起の説明図で、(A)は装着面に連続した係合突起を形成した仮止装置の正面図、(B)は装着面に間欠的(不連続)に係合突起を形成した仮止装置の正面図 パイプサポートの長さ調整方法の説明図
以下に図面を参照しながら本発明を詳細に説明する。
<1>支保工用パイプサポートの概要
図1,2を参照して説明すると、本発明に係る支保工用パイプサポート10(以下「パイプサポート10」)は、長さ調整が可能なサポート本体20と、サポート本体20の長さを一時的に仮止めする仮止装置60とを具備する。
<2>サポート本体
サポート本体20は、例えばステンレス、アルミニウム、またはアルミニウム合金等の金属材料からなる公知のパイプサポートである。
本例について説明すると、サポート本体20は上部外周にねじ部31を有する腰管30と、腰管30内にスライド自在に挿通され、軸方向に沿って複数のピン孔41を有する差込管40と、腰管30のねじ部31に螺着された調整環50と、腰管30および差込管40の重合部に貫通して連結する支持ピン53と、を具備する。
腰管30のねじ部31の側面には相対向して一対の長孔32が軸方向に沿って開設されている。支持ピン53は長孔32およびピン孔41に対して挿通可能である。
調整環50は内周面に雌ねじを形成したナット部材であり、調整環50と支持ピン53とによりねじ式ジャッキを構成している。
調整環50はその外周にハンドル51が枢支されていて、ハンドル51を水平に持ち上げて調整環50を回動することで腰管30に対する差込管40の突出長の調節が可能である。
<3>仮止装置
仮止装置60はパイプサポート10の長さ調整時において、支持ピン53を用いずに腰管30に対する差込管40の突出長を暫定的に仮止めするためのストッパ用治具であって、腰管30のねじ部31に着脱自在に取り付けられる。
図2に例示した仮止装置60について説明すると、仮止装置60は腰管30のねじ部31に側面に着脱可能な治具本体61と、治具本体61の内周面に水平に突設された仮止ピン65とを有する。
<3.1>治具本体
治具本体61は腰管30のねじ部31に外装して接面可能な曲率で内側に湾曲した帯状の装着面62を有している。図3に拡大して示すように装着面62にはねじ部31のねじ山31aと噛合可能な単数又は複数の係合突起63が突設してある。
治具本体61は腰管30のねじ部31に対して着脱可能であると共に、調整環50の上面と当接可能な板厚を有している。
本例では治具本体61の平面形状がC字形を呈する形態について示すが、治具本体61の平面形状に制約はなく、ねじ部31の側方から装着して着脱が可能な形状であればよい。
<3.2>仮止装置の着脱手段
仮止装置60の着脱手段としては、例えば治具本体61の弾力を利用してねじ部31に抱持させる手段、磁石の吸着力を利用して着脱する手段、またはこれら複数手段の組み合せを適用できる。
図4(A)は治具本体61をねじ部31に弾力的に抱持させる着脱手段のモデル図を示すもので、治具本体61の装着面62の周長を、ねじ部31の円周の1/2を少し超える長さに形成して形態を示す。本形態では、治具本体61をねじ部31に対して側方から差し込みまたは抜き取ることで、治具本体61を弾力変形させてねじ部31に着脱することができる。
図4(B)は磁石の吸着力を利用した着脱手段のモデル図を示すもので、磁性材料からなる治具本体61に磁石(永久磁石)66を内蔵するか、または治具本体61そのものを磁化処理して形態を示す。本形態では磁力を用いて治具本体61をねじ部31に吸着して取り付けでき、磁力による吸着力を越えた離脱力を加えることで治具本体61をねじ部31から取り外しができる。
<3.3>係合突起
係合突起63はねじ部31のねじ山31aと噛合して鉛直荷重を伝達可能な突起体である。
係合突起63をねじ部31のねじ山に噛合させるのは、腰管30のねじ部31から反力を得て支持ピン53を支持するためである。
図5に例示した係合突起63について説明すると、同図(A)は湾曲した装着面62にねじ状の連続した係合突起63を一体に形成した形態を示し、同図(B)は湾曲した装着面62に間欠的に係合突起63を形成した形態を示している。
要は治具本体61を腰管30のねじ部31に外装したときにねじ部31のねじ山31aと噛合可能な突起体が装着面62の一部に形成してあればよい。
<3.4>仮止ピン
治具本体61の装着面62の一部には仮止めピン65が一体に垂設してある。
仮止ピン65は重合した腰管30のねじ部31と差込管40の二部材を暫定的に連結するため連結ピンである。
<3.5>仮止ピンの突出長
本例では仮止ピン65が腰管30のねじ部31と差込管40の重合部の一箇所を挿通可能な長さを有する形態について示すが、仮止ピン65の全長は腰管30のねじ部31の径を越えた寸法でもよい。
<3.6>仮止ピンの形成位置
装着面62の高さ方向へ向けた仮止ピン65の形成位置は、仮止ピン65の最下周面が治具本体61の下面と面一となるように、装着面62の最下位面に合せて形成する。
さらに装着面62の周方向へ向けた仮止ピン65の形成位置は、装着面62の中央位置に限定されず、装着面62の中央から左右へ多少ずれた位置でもよい。
[パイプサポートの長さ調整方法]
つぎにパイプサポート10の長さ調整方法について説明する。
<1>仮止装置による仮止め
差込管40の周面に形成されているピン孔41のピッチ単位でサポート本体20のおおまかな全長(全高)を調節する目的で、腰管30に対して差込管40をスライドさせて長さ調整をした後、仮止装置60を腰管30のねじ部31に装着して腰管30のねじ部31と差込管40の間をスライド不能に仮止めする。
仮止装置60による仮固定作業はサポート本体20を横に寝かせた状態で行い、その後にパイプサポート10を縦向きにして所定の支保位置に配置する。
サポート本体20の仮止め操作について詳しく説明すると、腰管30のねじ部31の側面に仮止装置60を外装して係合突起63をねじ部31に噛合させると共に、位置合わせしたねじ部31の長孔32および差込管40のピン孔41に跨って仮止ピン65を差し込む。
係合突起63がねじ部31と噛合することで、仮止装置60と腰管30のねじ部31との間が軸方向へ向けてスライド不能に連結される。ねじ部31の長孔32および差込管40のピン孔41に跨って仮止ピン65を差し込むことで、腰管30と差込管40との間が軸方向へ向けてスライド不能に連結される。
仮止装置60を付設した状態でサポート本体20を縦向きに起こしても、仮止装置60が腰管30と差込管40との間のスライド移動を規制するため、サポート本体20の全長は変化しない。
すなわち、仮止装置60の下端を調整環50で支持せずに、仮止装置60のみで腰管30と差込管40との間のスライド移動を規制することができる。
サポート本体20を縦向きにすることで、差込管40に差込管40の自重が作用するが、差込管40の作用する荷重は仮止装置60を通じて差込管40へ伝えられ、最終的にサポート本体20の全体で支持される。
したがって、サポート本体20の一段回目の長さ調整を行う際に、従来のように作業者が差込管40を手で掴んで保持し続ける必要がなくなるため、作業者の労力負担を軽減できるうえに、差込管40が突発的に滑り落ちることもなくなり、作業者の怪我を未然に防止できる。
なお、パイプサポート10が小型サイズで、差込管40の重量が軽いときは、サポート本体20を縦向きにした状態で仮止装置60を装着することも可能である。
<2>調整環の回動操作
つぎに調整環50の上面が仮止装置60の治具本体61の下面に当たるまで、腰管30のねじ部31に螺着してある調整環50を上昇方向へ向けて回動操作する。
調整環50には差込管40の重量が負荷していないので、小さな回動力で以て調整環50を短時間のうちに上昇させることができる。
このとき調整環50をごく僅かに上昇させて、ピン孔41に挿通させた仮止装置60の仮止ピン25を浮かせておくとよい。
<3>支持ピンの押込みと仮止装置の取り外し
図6を参照して説明すると、腰管30のねじ部31の長孔32および差込管40のピン孔41に差し込んだ仮止ピン65の挿通方向の他側から支持ピン53を押し込む。
支持ピン53の両端が調整環50の上面に支持されるまで押し込む。
支持ピン53を強く押し込むことによって仮止ピン65が管外へ押し出され、仮止ピン65の後退に伴い治具本体61の装着面62がねじ部31から離脱するので、仮止装置60をねじ部31から取り外すことができる。
仮止ピン65に置き換わった支持ピン53の両端は調整環50の上面で支持されるので、支持ピン53が降下することはない。
仮止ピン65の抜き取りと支持ピン53の差し込みが並行して進行するので、サポート本体20の仮固定から本固定への切り換えが円滑に行えるだけでなく、作業工数を削減することができる。
本固定への切り換え後において、差込管40の自重はサポート本体20全体で支持される。
例えば、仮止装置60を完全に抜き取った後に、支持ピン53を差し込む方法も考えられるが、この方法では大きな負荷がかかった状態で仮止装置60を単独で引き抜くことが困難であるだけでなく、仮止装置60を抜き取った直後に差込管40が腰管30内に落下する危険がある。
本発明では支持ピン53の押込み力を利用して仮止装置60を抜き取るので仮止装置60の取り外しが容易であり、さらに仮止ピン65と支持ピン53が協働して両管30,40のスライドを規制するので、前記したふたつの問題を同時に解消できる。
このように支持ピン53を押し込むだけの簡単な操作で以て、仮止装置60による両管30,40の間を仮固定した状態から、支持ピン53による本固定の状態に切り換えできるので、サポート本体20に支持ピン53を差し込む際においても、従来の長さ調整方法のような作業者が差込管40を片手で掴んで保持する必要がなくなり、安全な環境下で支持ピン53の押込み作業と仮止装置60の取り外し作業を行うことができる。
取り外した仮止装置60は保管して再使用する。
<4>長さの微調節
従来と同様に、腰管30のねじ部31に螺着した調整環50を上昇方向へ回動し、調整環50に載置した支持ピン53と共に、差込管40をリフトアップしてパイプサポート10の全長を微調節する。
<5>支保工の撤去
支保工の撤去時は、従来と同様にパイプサポート10の調整環50をジャッキアップ時と逆方向に回動操作してパイプサポート10の全長を短くすることでパイプサポート10を撤去する。
10・・・・パイプサポート
20・・・・サポート本体
30・・・・腰管
31・・・・ねじ部
32・・・・長孔
40・・・・差込管
41・・・・ピン孔
50・・・・調整環
51・・・・ハンドル
53・・・・支持ピン
60・・・・仮止装置
61・・・・治具本体
62・・・・装着面
63・・・・係合突起
65・・・・仮止ピン
66・・・・磁石

Claims (6)

  1. 外周にねじ部を有し、該ねじ部に軸方向の長孔を有する腰管と、腰管内にスライド自在に挿通され、軸方向に沿って複数のピン孔を有する差込管と、腰管のねじ部に螺着された調整環と、腰管および差込管の重合部を貫通して連結する支持ピンとを具備したサポート本体と、前記支持ピンを腰管のねじ部および差込管の重合部に貫通させる前に、腰管のねじ部に着脱自在に取り付けられ、腰管のねじ部および差込管の重合部をスライド不能に仮止めする仮止装置とを有する支保工用パイプサポートであって、
    前記仮止装置は腰管のねじ部の側面に着脱可能であり、かつ調整環の端面に当接可能な治具本体と、
    前記治具本体の装着面の一部に真横に向けて突設され、腰管の長孔と差込管のピン孔に跨って挿通可能な仮止ピンとを有し、
    前記治具本体の装着面に前記ねじ部のねじ山と噛合可能な単数又は複数の係合突起が突設されていることを特徴とする、
    支保工用パイプサポート。
  2. 前記治具本体の弾力を利用して仮止装置をねじ部に着脱させることを特徴とする、請求項1に記載の支保工用パイプサポート。
  3. 磁石の吸着力を利用して仮止装置をねじ部に着脱させることを特徴とする、請求項1または2に記載の支保工用パイプサポート。
  4. 前記ねじ部のねじ山と噛合して鉛直荷重を伝達可能な係合突起が、治具本体の装着面に連続して形成されていることを特徴とする、請求項1乃至3の何れか一項に記載の支保工用パイプサポート。
  5. 前記ねじ部のねじ山と噛合して鉛直荷重を伝達可能な係合突起が、治具本体の装着面に間欠的に形成されていることを特徴とする、請求項1乃至3の何れか一項に記載の支保工用パイプサポート。
  6. 前記請求項1乃至5の何れか一項に記載した支保工用パイプサポートを使用し、前記調整環を回動操作してサポート本体の全長を微調整する支保工用パイプサポートの長さ調整方法であって、
    支持ピンを腰管のねじ部および差込管の重合部に貫通させる前に、ピン孔のピッチ単位で長さ調整を行った腰管のねじ部に仮止装置を取り付けて、腰管のねじ部および差込管の重合部をスライド不能に仮止めし、
    前記腰管のねじ部および差込管の重合部を仮止装置で仮止めしたまま、仮止ピンの差し込み方向の他側から腰管のねじ部および差込管の重合部に支持ピンを押し込んで、仮止装置をねじ部から離脱すると共に、腰管のねじ部および差込管の重合部に貫通させた支持ピンの両端を調整環に支持させて腰管のねじ部および差込管の重合部をスライド不能に連結することを特徴とする、
    支保工用パイプサポートの長さ調整方法。
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