JP6377740B2 - 向上した選別性のためのms3を通したフロー - Google Patents
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Description
本願は、2013年11月7日に出願された、米国仮特許出願第61/901,096号の利益を主張するものであり、該仮出願の内容は、その全体が参照により本明細書中に援用される。
本明細書は、例えば、以下の項目も提供する。
(項目1)
質量分析/質量分析/質量分析(MS 3 )実験において第1の前駆体イオンを選別および断片化するためのシステムであって、
イオンの連続ビームを提供するイオン源と、前記イオンの連続ビームを受信し、双極子励起を前記イオンの連続ビームに印加するように適合される、第1の四重極とを含む、質量分析計と、
前記質量分析計と通信する、プロセッサであって、
第1の前駆体イオンを選別し、前記第1の前駆体イオンを断片化し、第2の前駆体イオンを生成する、第1の双極子励起を定義する、1つまたはそれを上回る第1の励起パラメータを計算することと、
前記第1の四重極が前記第1の双極子励起を前記イオンの連続ビームに印加するように、前記第1の励起パラメータを含む第1のデータセットを前記質量分析計に送信することによって、前記第1の双極子励起をイオンの連続ビームに印加することと
を行う、プロセッサと
を備える、システム。
(項目2)
前記第1の励起パラメータは、電圧、周波数、および持続時間のうちの1つまたはそれを上回るものを含む、MS 3 実験において第1の前駆体イオンを選別および断片化するためのシステムの前記項目の任意の組み合わせに記載のシステム。
(項目3)
前記第1の四重極は、前記第1の双極子励起を対のロッド間に印加することによって、前記第1の双極子励起をイオンの連続ビームに印加する、MS 3 実験において第1の前駆体イオンを選別および断片化するためのシステムの前記項目の任意の組み合わせに記載のシステム。
(項目4)
前記第1の四重極はさらに、前記第1の四重極のロッド間に設置される補助電極を含む、MS 3 実験において第1の前駆体イオンを選別および断片化するためのシステムの前記項目の任意の組み合わせに記載のシステム。
(項目5)
前記第1の四重極イオンは、前記第1の双極子励起を前記対の補助電極間に印加することによって、前記第1の双極子励起をイオンの連続ビームに印加する、MS 3 実験において第1の前駆体イオンを選別および断片化するためのシステムの前記項目の任意の組み合わせに記載のシステム。
(項目6)
前記プロセッサはさらに、
前記第2の前駆体イオンの場所におけるイオンを除去する第2の双極子励起を定義する、1つまたはそれを上回る第2の励起パラメータを計算するステップと、
前記第1の双極子励起の前に、加えて、前記第1の四重極が前記第1の双極子励起をイオンの連続ビームに印加する前に、前記第1の四重極が前記第2の双極子励起をイオンの連続ビームに印加するように、前記第2の励起パラメータを含む第2のデータセットを前記質量分析計を送信することによって、前記第2の双極子励起をイオンの連続ビームに印加するステップと
によって、前記第1の前駆体イオンを選別および断片化する前に、前記第2の前駆体イオンの領域内のイオンを除去する、MS 3 実験において第1の前駆体イオンを選別および断片化するためのシステムの前記項目の任意の組み合わせに記載のシステム。
(項目7)
前記第1の四重極のロッド間に設置される補助電極はさらに、イオンの連続ビームを前記イオン源から受信する第1の電極セットと、前記第1の四重極の軸に沿って直列に位置する第2の電極セットとにセグメント化される、MS 3 実験において第1の前駆体イオンを選別および断片化するためのシステムの前記項目の任意の組み合わせに記載のシステム。
(項目8)
前記プロセッサは、
前記第1の四重極が、前記第2の励起パラメータを使用して、前記第2の双極子励起を前記第1の電極セットに印加し、前記第1の四重極が、前記第1の励起パラメータを使用して、前記第1の双極子励起を前記第2の電極セットに印加するように、前記第2のデータセットを前記質量分析計に送信するステップによって、前記第1の双極子励起の前に、前記第2の双極子励起をイオンの連続ビームに印加する、
MS 3 実験において第1の前駆体イオンを選別および断片化するためのシステムの前記項目の任意の組み合わせに記載のシステム。
(項目9)
前記第1の四重極はさらに、前記第1の四重極の入口端に設置される入口電極と、前記第1の四重極の出口端における出口レンズとを含む、MS 3 実験において第1の前駆体イオンを選別および断片化するためのシステムの前記項目の任意の組み合わせに記載のシステム。
(項目10)
前記プロセッサは、前記質量分析計が、
電圧電位を前記入口電極および前記出口レンズに印加することによって、イオンを前記第1の四重極内に捕捉することと、
前記第2の双極子励起を前記第1の四重極内に捕捉されたイオンに印加し、前記第2の前駆体イオンの領域内のイオンを除去することと、
前記第1の双極子励起を前記第1の四重極内に捕捉されたイオンに印加し、および前記第1の前駆体イオンを選別および断片化することと、
前記出口レンズ上の電圧電位を低下させ、前記捕捉されたイオンを第2の四重極に伝送することと
を行うように、前記第1の双極子励起の前に、前記第2の双極子励起をイオンの連続ビームに印加する、MS 3 実験において第1の前駆体イオンを選別および断片化するためのシステムの前記項目の任意の組み合わせに記載のシステム。
(項目11)
質量分析/質量分析/質量分析(MS 3 )実験において第1の前駆体イオンを選別および断片化するための方法であって、
プロセッサを使用して、第1の前駆体イオンを選別し、前記第1の前駆体イオンを断片化し、第2の前駆体イオンを生成する、第1の双極子励起を定義する、1つまたはそれを上回る第1の励起パラメータを計算するステップと、
前記プロセッサを使用して、第1の四重極が、前記第1の双極子励起をイオンの連続ビームに印加するように、前記第1の励起パラメータを含む第1のデータセットを質量分析計に送信することによって、前記第1の双極子励起をイオンの連続ビームに印加するステップであって、前記質量分析計は、イオンの連続ビームを提供するイオン源と、イオンの連続ビームを受信し、双極子励起をイオンの連続ビームに印加するように適合される、前記第1の四重極とを含む、ステップと
を含む、方法。
(項目12)
前記第1の四重極は、前記第1の双極子励起を対のロッド間に印加することによって、前記第1の双極子励起をイオンの連続ビームに印加する、MS 3 実験において第1の前駆体イオンを選別および断片化するための方法の前記項目の任意の組み合わせに記載の方法。
(項目13)
前記第1の四重極はさらに、前記第1の四重極のロッド間に設置された補助電極を含む、MS 3 実験において第1の前駆体イオンを選別および断片化するための方法の前記項目の任意の組み合わせに記載の方法。
(項目14)
前記第1の四重極は、前記第1の双極子励起を前記対の補助電極間に印加することによって、前記第1の双極子励起をイオンの連続ビームに印加する、MS 3 実験において第1の前駆体イオンを選別および断片化するための方法の前記項目の任意の組み合わせに記載の方法。
(項目15)
前記プロセッサを使用して、
前記第2の前駆体イオンの場所におけるイオンを除去する第2の双極子励起を定義する、1つまたはそれを上回る第2の励起パラメータを計算するステップと、
前記第1の双極子励起の前に、加えて、前記第1の四重極が前記第1の双極子励起をイオンの連続ビームに印加する前に、前記第1の四重極が前記第2の双極子励起をイオンの連続ビームに印加するように、前記第2の励起パラメータを含む第2のデータセットを前記質量分析計を送信することによって、前記第2の双極子励起をイオンの連続ビームに印加するステップと
によって、前記第1の前駆体イオンを選別および断片化する前に、前記第2の前駆体イオンの領域内のイオンを除去するステップをさらに含む、MS 3 実験において第1の前駆体イオンを選別および断片化するための方法の前記項目の任意の組み合わせに記載の方法。
(項目16)
前記第1の四重極のロッド間に設置される補助電極はさらに、イオンの連続ビームを前記イオン源から受信する第1の電極セットと、前記第1の四重極の軸に沿って直列に位置する第2の電極セットとにセグメント化される、MS 3 実験において第1の前駆体イオンを選別および断片化するための方法の前記項目の任意の組み合わせに記載の方法。
(項目17)
前記第1の双極子励起の前に、前記第2の双極子励起をイオンの連続ビームに印加するステップは、
前記第1の四重極が、前記第2の励起パラメータを使用して、前記第2の双極子励起を前記第1の電極セットに印加し、前記第1の四重極が、前記第1の励起パラメータを使用して、前記第1の双極子励起を前記第2の電極セットに印加するように、前記プロセッサを使用して、前記第2のデータセットを前記質量分析計に送信するステップを含む、MS 3 実験において第1の前駆体イオンを選別および断片化するための方法の前記項目の任意の組み合わせに記載の方法。
(項目18)
前記第1の四重極はさらに、前記第1の四重極の入口端に設置される入口電極と、前記第1の四重極の出口端における出口レンズとを含む、MS 3 実験において第1の前駆体イオンを選別および断片化するための方法の前記項目の任意の組み合わせに記載の方法。
(項目19)
前記第1の双極子励起の前に、前記第2の双極子励起をイオンの連続ビームに印加するステップは、前記質量分析計が、
電圧電位を前記入口電極および前記出口レンズに印加することによって、イオンを前記第1の四重極内に捕捉することと、
前記第2の双極子励起を前記第1の四重極内に捕捉されたイオンに印加し、前記第2の前駆体イオンの領域内のイオンを除去することと、
前記第1の双極子励起を前記第1の四重極内に捕捉されたイオンに印加し、および前記第1の前駆体イオンを選別および断片化することと、
前記出口レンズ上の電圧電位を低下させ、前記捕捉されたイオンを第2の四重極に伝送することと
を行うように、前記プロセッサを使用して、前記第2のデータセットを前記質量分析計に送信するステップを含む、MS 3 実験において第1の前駆体イオンを選別および断片化するための方法の前記項目の任意の組み合わせに記載の方法。
(項目20)
非一過性の有形コンピュータ可読記憶媒体を備える、コンピュータプログラム製品であって、そのコンテンツは、
システムを提供するステップであって、前記システムは、1つまたはそれを上回る個別のソフトウェアモジュールを備え、前記個別のソフトウェアモジュールは、分析モジュールおよび制御モジュールを備える、ステップと、
前記分析モジュールを使用して、第1の前駆体イオンを選別し、前記第1の前駆体イオンを断片化し、第2の前駆体イオンを生成する、第1の双極子励起を定義する、1つまたはそれを上回る第1の励起パラメータを計算するステップと、
前記制御モジュールを使用して、第1の四重極が、前記第1の双極子励起をイオンの連続ビームに印加するように、前記第1の励起パラメータを含む第1のデータセットを質量分析計に送信することによって、前記第1の双極子励起をイオンの連続ビームに印加するステップであって、前記質量分析計は、イオンの連続ビームを提供するイオン源と、イオンの連続ビームを受信し、双極子励起をイオンの連続ビームに印加するように適合される、前記第1の四重極とを含む、ステップと
を含む、質量分析/質量分析/質量分析(MS 3 )実験において第1の前駆体イオンを選別および断片化するための方法を行うように、プロセッサ上で実行される命令を伴うプログラムを含む、コンピュータプログラム製品。
図1は、本教示の実施形態が実装され得る、コンピュータシステム100を図示するブロック図である。コンピュータシステム100は、情報を通信するためのバス102または他の通信機構と、情報を処理するためにバス102と結合されたプロセッサ104とを含む。コンピュータシステム100は、プロセッサ104によって実行される命令を記憶するために、バス102に結合されるランダムアクセスメモリ(RAM)または他の動的記憶デバイスであり得るメモリ106も含む。メモリ106は、プロセッサ104によって実行される命令の実行の間、一時的変数または他の中間情報を記憶するためにも使用され得る。コンピュータシステム100は、プロセッサ104のための静的情報および命令を記憶するために、バス102に結合された読取専用メモリ(ROM)108または他の静的記憶デバイスをさらに含む。磁気ディスクまたは光ディスク等の記憶デバイス110は、情報および命令を記憶するために提供され、バス102に結合される。
前述のように、現在の標準的質量分析/質量分析/質量分析(MS3)実験は、イオン捕捉、冷却、および活性化のための追加時間を要求する。そのことは、現在の線形イオントラップ(例えば、四重極イオントラップ(QTrap))技術にも当てはまり、将来的に、任意のトラップ飛行時間技術のために必要となるであろう。
種々の実施形態によると、いくつかの予備実験結果が、レセルピン(m/z609.2)を第1の前駆体イオンとして使用して、Q0四重極内の第1の前駆体イオンを励起させることによって、MS3を通したフローのために得られた。
(背景干渉の除去)
図11から14は、Q0を捕捉領域として使用するときの技法を説明する。したがって、図11から14に示される結果は、図10に示されるように、補助電極を使用したフロースルーMS3技法に対応しない。
図15は、種々の実施形態による、MS3実験において第1の前駆体イオンを選別および断片化するためのシステム1500の概略図である。システム1500は、質量分析計1510と、プロセッサ1520とを含む。
図16は、種々の実施形態による、MS3実験において第1の前駆体イオンを選別および断片化するための方法1600を示す、フロー図である。
種々の実施形態では、コンピュータプログラム製品は、有形コンピュータ可読記憶媒体を含み、そのコンテンツは、MS3実験において第1の前駆体イオンを選別および断片化するための方法を行うように、プロセッサ上で実行される命令を伴うプログラムを含む。本方法は、1つまたはそれを上回る個別のソフトウェアモジュールを含むシステムによって行われる。
Claims (20)
- 質量分析/質量分析/質量分析(MS3)実験において第1の前駆体イオンを選別および断片化するためのシステムであって、前記システムは、
イオンの連続ビームを提供するイオン源と、前記イオンの連続ビームを受信する第1の四重極Q0イオンガイドとを含む質量分析計であって、前記第1の四重極Q0イオンガイドは、前記第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に双極子励起を印加することにより、前記第1の四重極Q0イオンガイドを通過しながら前記イオンの連続ビームを励起するように適合される、質量分析計と、
前記質量分析計と通信するプロセッサと
を備え、
前記プロセッサは、
第1の双極子励起を定義する1つ以上の第1の励起パラメータを計算することであって、前記第1の双極子励起は、第1の前駆体イオンを選別し、前記第1の前駆体イオンを断片化して、第2の前駆体イオンを生成する、ことと、
前記第1の励起パラメータを含む第1のデータセットを前記質量分析計に送信することによって前記第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に前記第1の双極子励起を印加して前記イオンの連続ビームを励起することにより、前記第1の四重極Q0イオンガイドが前記第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に前記第1の双極子励起を印加して、前記第1の四重極Q0イオンガイド内の前記第1の前駆体イオンを選別および断片化し、前記第1の四重極Q0イオンガイド内に前記第2の前駆体イオンを生成するようにすることであって、前記第2の前駆体イオンは、前記第1の前駆体イオンの断片イオンである、ことと、
第2の四重極Q1内で前記第2の前駆体イオンを質量選別することと、
高エネルギー衝突誘発解離(CID)のために前記第2の前駆体イオンを第3の四重極Q2へと加速させることと、
前記第1の四重極Q0イオンガイド内で前記第1の前駆体イオンを選別および断片化する前に、前記第1の四重極Q0イオンガイド内の前記第2の前駆体イオンの領域内のイオンを除去することと
を行う、システム。 - 前記第1の励起パラメータは、電圧、周波数、および持続時間のうちの1つ以上を含む、請求項1に記載のシステム。
- 前記第1の四重極Q0イオンガイドは、前記第1の双極子励起を対のロッド間に印加することによって、前記第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に前記第1の双極子励起を印加して前記イオンの連続ビームを励起する、請求項1に記載のシステム。
- 前記第1の四重極Q0イオンガイドはさらに、前記第1の四重極Q0イオンガイドのロッド間に設置される補助電極を含む、請求項1に記載のシステム。
- 前記第1の四重極Q0イオンガイドは、前記第1の双極子励起を対の前記補助電極間に印加することによって、前記第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に前記第1の双極子励起を印加して前記イオンの連続ビームを励起する、請求項4に記載のシステム。
- 前記プロセッサは、
前記第2の前駆体イオンの場所におけるイオンを除去する第2の双極子励起を定義する1つ以上の第2の励起パラメータを計算することと、
前記第2の励起パラメータを含む第2のデータセットを前記質量分析計にさらに送信することによって、前記第1の双極子励起の前に、前記第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に前記第2の双極子励起を印加して前記イオンの連続ビームを励起することにより、前記第1の四重極Q0イオンガイドが前記第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に前記第1の双極子励起を印加して前記イオンの連続ビームを励起する前に、前記第1の四重極Q0イオンガイドが前記第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に前記第2の双極子励起を印加して前記イオンの連続ビームを励起するようにすることと
によって、前記第1の四重極Q0イオンガイド内の前記第1の前駆体イオンを選別および断片化する前に、前記第1の四重極Q0イオンガイド内の前記第2の前駆体イオンの領域内のイオンを除去する、請求項4に記載のシステム。 - 前記第1の四重極Q0イオンガイドのロッド間に設置される前記補助電極はさらに、前記イオンの連続ビームを前記イオン源から受信する第1の電極セットと、前記第1の四重極Q0イオンガイドの軸に沿って直列に位置する第2の電極セットとにセグメント化される、請求項6に記載のシステム。
- 前記プロセッサは、
前記第1の四重極Q0イオンガイドが、前記第2の励起パラメータを使用して、前記第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に前記第2の双極子励起を印加して前記第1の電極セットを励起し、前記第1の四重極Q0イオンガイドが、前記第1の励起パラメータを使用して、前記第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に前記第1の双極子励起を印加して前記第2の電極セットを励起するように、前記第2のデータセットを前記質量分析計に送信することによって、
前記第1の双極子励起の前に、前記第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に前記第2の双極子励起を印加して前記イオンの連続ビームを励起する、請求項7に記載のシステム。 - 前記第1の四重極Q0イオンガイドはさらに、前記第1の四重極Q0イオンガイドの入口端に設置される入口電極と、前記第1の四重極Q0イオンガイドの出口端における出口レンズとを含む、請求項6に記載のシステム。
- 前記プロセッサは、前記第1の双極子励起の前に、前記第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に前記第2の双極子励起を印加して前記イオンの連続ビームを励起することにより、前記質量分析計が、
電圧電位を前記入口電極および前記出口レンズに印加することによって、イオンを前記第1の四重極Q0イオンガイド内に捕捉することと、
前記第2の双極子励起を前記第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に印加して前記第1の四重極Q0イオンガイド内の前記捕捉されたイオンを励起することにより、前記第2の前駆体イオンの領域内のイオンを除去することと、
前記第1の双極子励起を前記第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に印加して前記第1の四重極Q0イオンガイド内の前記捕捉されたイオンを励起することにより、前記第1の前駆体イオンを選別および断片化することと、
前記出口レンズ上の前記電圧電位を低下させて、前記捕捉されたイオンを前記第2の四重極Q1に伝送することと
を行うようにする、請求項9に記載のシステム。 - 質量分析/質量分析/質量分析(MS3)実験において第1の前駆体イオンを選別および断片化するための方法であって、前記方法は、
プロセッサを使用して、第1の双極子励起を定義する1つ以上の第1の励起パラメータを計算することであって、前記第1の双極子励起は、第1の前駆体イオンを選別し、前記第1の前駆体イオンを断片化して、第2の前駆体イオンを生成する、ことと、
前記プロセッサを使用して、前記第1の励起パラメータを含む第1のデータセットを質量分析計に送信することによって第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に前記第1の双極子励起を印加してイオンの連続ビームを励起することにより前記第1の四重極Q0イオンガイドが前記第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に前記第1の双極子励起を印加して、前記第1の四重極Q0イオンガイド内の前記第1の前駆体イオンを選別および断片化し、前記第1の四重極Q0イオンガイド内に前記第2の前駆体イオンを生成するようにすることであって、前記第2の前駆体イオンは、前記第1の前駆体イオンの断片イオンであり、前記質量分析計は、前記イオンの連続ビームを提供するイオン源と、前記第1の四重極Q0イオンガイドとを含み、前記第1の四重極Q0イオンガイドは、前記イオンの連続ビームを受信し、前記第1の四重極Q0イオンガイドは、前記第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に双極子励起を印加して前記イオンの連続ビームを励起するように適合される、ことと、
第2の四重極Q1内で前記第2の前駆体イオンを質量選別することと、
高エネルギー衝突誘発解離(CID)のために前記第2の前駆体イオンを第3の四重極Q2へと加速させることと、
前記プロセッサを使用して、前記第1の四重極Q0イオンガイド内で前記第1の前駆体イオンを選別および断片化する前に、前記第1の四重極Q0イオンガイド内の前記第2の前駆体イオンの領域内のイオンを除去することと
を含む、方法。 - 前記第1の四重極Q0イオンガイドは、前記第1の双極子励起を対のロッド間に印加することによって、前記第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に前記第1の双極子励起を印加して前記イオンの連続ビームを励起する、請求項11に記載の方法。
- 前記第1の四重極Q0イオンガイドはさらに、前記第1の四重極Q0イオンガイドのロッド間に設置された補助電極を含む、請求項11に記載の方法。
- 前記第1の四重極Q0イオンガイドは、前記第1の双極子励起を対の前記補助電極間に印加することによって、前記第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に前記第1の双極子励起を印加して前記イオンの連続ビームを励起する、請求項13に記載の方法。
- 前記除去するステップは、
前記第2の前駆体イオンの場所におけるイオンを除去する第2の双極子励起を定義する1つ以上の第2の励起パラメータを計算することと、
前記第2の励起パラメータを含む第2のデータセットを前記質量分析計にさらに送信することによって、前記第1の双極子励起の前に、前記第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に前記第2の双極子励起を印加して前記イオンの連続ビームを励起することにより、前記第1の四重極Q0イオンガイドが前記第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に前記第1の双極子励起を印加して前記第1の四重極Q0イオンガイドを通過しながら前記イオンの連続ビームを励起する前に、前記第1の四重極Q0イオンガイドが前記第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に前記第2の双極子励起を印加して前記イオンの連続ビームを励起するようにすることと
によって実行される、請求項13に記載の方法。 - 前記第1の四重極Q0イオンガイドのロッド間に設置される前記補助電極はさらに、前記イオンの連続ビームを前記イオン源から受信する第1の電極セットと、前記第1の四重極Q0イオンガイドの軸に沿って直列に位置する第2の電極セットとにセグメント化される、請求項15に記載の方法。
- 前記第1の双極子励起の前に、前記第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に前記第2の双極子励起を印加して前記イオンの連続ビームを励起することは、
前記第1の四重極Q0イオンガイドが、前記第2の励起パラメータを使用して、前記第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に前記第2の双極子励起を印加して前記第1の電極セットを励起し、前記第1の四重極Q0イオンガイドが、前記第1の励起パラメータを使用して、前記第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に前記第1の双極子励起を印加して前記第2の電極セットを励起するように、前記プロセッサを使用して、前記第2のデータセットを前記質量分析計に送信することを含む、請求項16に記載の方法。 - 前記第1の四重極Q0イオンガイドはさらに、前記第1の四重極Q0イオンガイドの入口端に設置される入口電極と、前記第1の四重極Q0イオンガイドの出口端における出口レンズとを含む、請求項15に記載の方法。
- 前記第1の双極子励起の前に、前記第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に前記第2の双極子励起を印加して前記イオンの連続ビームを励起することは、前記質量分析計が、
電圧電位を前記入口電極および前記出口レンズに印加することによって、イオンを前記第1の四重極Q0イオンガイド内に捕捉することと、
前記第2の双極子励起を前記第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に印加して前記第1の四重極Q0イオンガイド内の前記捕捉されたイオンを励起することにより、前記第2の前駆体イオンの領域内のイオンを除去することと、
前記第1の双極子励起を前記第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に印加して前記第1の四重極Q0イオンガイド内の前記捕捉されたイオンを励起することにより、前記第1の前駆体イオンを選別および断片化することと、
前記出口レンズ上の前記電圧電位を低下させて、前記捕捉されたイオンを前記第2の四重極Q1に伝送することと
を行うように、前記プロセッサを使用して、前記第2のデータセットを前記質量分析計に送信することを含む、請求項18に記載の方法。 - 非一過性の有形コンピュータ可読記憶媒体であって、前記非一過性の有形コンピュータ可読記憶媒体のコンテンツは、命令を伴うプログラムを含み、前記命令は、プロセッサ上で実行されることにより、質量分析/質量分析/質量分析(MS 3 )実験において第1の前駆体イオンを選別および断片化するための方法を行い、前記方法は、
システムを提供することであって、前記システムは、1つ以上の個別のソフトウェアモジュールを備え、前記個別のソフトウェアモジュールは、分析モジュールおよび制御モジュールを備える、ことと、
前記分析モジュールを使用して、第1の双極子励起を定義する1つ以上の第1の励起パラメータを計算することであって、前記第1の双極子励起は、第1の前駆体イオンを選別し、前記第1の前駆体イオンを断片化して、第2の前駆体イオンを生成する、ことと、
前記制御モジュールを使用して、前記第1の励起パラメータを含む第1のデータセットを質量分析計に送信することによって、第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に前記第1の双極子励起を印加してイオンの連続ビームを励起することにより前記第1の四重極Q0イオンガイドが前記第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に前記第1の双極子励起を印加して、前記第1の四重極Q0イオンガイド内の前記第1の前駆体イオンを選別および断片化し、前記第1の四重極Q0イオンガイド内に前記第2の前駆体イオンを生成するようにすることであって、前記第2の前駆体イオンは、前記第1の前駆体イオンの断片イオンであり、前記質量分析計は、前記イオンの連続ビームを提供するイオン源と、前記第1の四重極Q0イオンガイドとを含み、前記第1の四重極Q0イオンガイドは、前記イオンの連続ビームを受信し、前記第1の四重極Q0イオンガイドは、前記第1の四重極Q0イオンガイド内のロッドまたは電極間に双極子励起を印加することにより、前記第1の四重極Q0イオンガイドを通過しながら前記イオンの連続ビームを励起するように適合される、ことと、
第2の四重極Q1内で前記第2の前駆体イオンを質量選別することと、
高エネルギー衝突誘発解離(CID)のために前記第2の前駆体イオンを第3の四重極Q2へと加速させることと、
前記第1の四重極Q0イオンガイド内で前記第1の前駆体イオンを選別および断片化する前に、前記第1の四重極Q0イオンガイド内の前記第2の前駆体イオンの領域内のイオンを除去することと
を含む、非一過性の有形コンピュータ可読記憶媒体。
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