JP6375681B2 - フィルタ素子内蔵コネクタ - Google Patents
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Description
底壁部と、前記底壁部から立ち上がる周壁部を有するハウジングと、
前記ハウジング内に収容されたフィルタ素子と、
前記フィルタ素子に接続された一対の端子金具と、
前記フィルタ素子に接続されたアース部材と、
前記周壁部に形成された複数の取付部とを備えたフィルタ素子内蔵コネクタであって、
前記取付部の数が、前記端子金具と前記アース部材を併せた数よりも多く、
前記一対の端子金具と前記アース部材が、前記複数の取付部のいずれかに対して選択的に取り付け可能であり、
前記一対の端子金具と前記アース部材を前記取付部に取り付けた状態では、複数の前記取付部のうち一部の前記取付部が、前記端子金具と前記アース部材のいずれも取り付けられない空き状態となるところに特徴を有する。
第2の発明は、
底壁部と、前記底壁部の外周縁から上方へ立ち上がる周壁部を有する合成樹脂製のハウジングと、
前記ハウジング内に収容されたフィルタ素子と、
前記フィルタ素子に接続された一対の端子金具と、
前記フィルタ素子に接続されたアース部材とを備えたフィルタ素子内蔵コネクタであって、
前記周壁部には、前記一対の端子金具を選択的に取り付けることが可能な取付部が、少なくとも3箇所に形成され、
前記フィルタ素子が、コイルと、前記アース部材に接続されるコンデンサとを有しており、
前記アース部材が、前記コンデンサのリード線と接続可能であって、前記底壁部の上面に沿うように配された平板状をなすアース側接続部を有しており、
前記アース側接続部の周縁部の少なくとも一部が、前記コイルの形成領域の外部に張り出した形態となっているところに特徴を有する。
また、第1の発明によれば、アース部材と端子金具との位置関係に関しても、設定の自由度が高くなる。
また、第2の発明によれば、平板状のアース側接続部が、ハウジングの底壁部に沿って広い範囲に亘って存在しているので、コンデンサがどのような位置に配置されていても、アース側接続部に接続されるリード線の長さを短くすることができる。コンデンサのリード線は比較的細いので、リード線を短くすることは折損回避のために有効な手段である。
この構成によれば、アース部材と端子金具との位置関係に関して、設定の自由度が高くなる。
以下、本発明の参考例1を図1〜図3を参照して説明する。本参考例1のフィルタ素子内蔵コネクタA1,A2,A3は、合成樹脂製のハウジング10と、一対の端子金具20と、アース部材23と、1つのコイル26(請求項に記載のフィルタ素子)と、一対のコンデンサ30(請求項に記載のフィルタ素子)とを備えて構成されている。尚、以下の説明において、前後方向については図1〜3における右側を前側と定義し、左右方向については図1〜3における下側を右側と定義する。
ハウジング10は、平面視略方形をなす底壁部12と、底壁部12の外周縁から上方へ立ち上がる周壁部13とを有する箱形部材11と、箱形部材11の上面の開口部を塞ぐ蓋部材(図示省略)とを組み付けて構成されている。底壁部12と周壁部13で囲まれた空間は、収容凹部17となっている。周壁部13は、前壁部14と、左右両側壁部15と、後壁部16とによって構成されている。箱形部材11には、前壁部14の外周縁から前方へ延出した角筒状をなす前部フード部18Fと、後壁部16の外周縁から後方へ延出した角筒状をなす後部フード部18Rとが一体に形成されている。
端子金具20は、平面視略L字形をなす金属板材からなる。端子金具20は、ハウジング10に取り付けた状態において前後方向に細長い端子側タブ21と、端子側タブ21の基端部から左右いずれかの方向へ突出した端子側接続部22とから構成されている。端子金具20は、前右取付孔19FRと前左取付孔19FLと後取付孔19Rのいずれに対しても自由に選択して取り付けることができる。
<アース部材23>
アース部材23は、端子金具20と共通(同一種)の部品である。即ち、アース部材23は、ハウジング10に取り付けた状態において前後方向に細長いアース側タブ24と、アース側タブ24の基端部から左右いずれかの方向へ突出したアース側接続部25とから構成されている。アース部材23は、端子金具20と同様、前右取付孔19FRと前左取付孔19FLと後取付孔19Rのいずれに対しても自由に選択して取り付けることができる。
コイル26は、軸線26Aを前後方向に向けた円柱形のコア27の外周に、1本の導線28を螺旋状に巻き付けて構成されている。導体は、コア27の一方の端部から巻き始め、他方の端部で折り返し、一方の端部で巻き終わるように二重巻きされている。コイル26は、収容凹部17内、つまり端子側接続部22及びアース側接続部25が収容される空間と同じ空間内に配置されるようになっている。導線28の両端部のうち一方の端部は、半田29により、一対の端子金具20のうち一方の端子金具20の端子側接続部22に接続されるようになっている。導線28の他方の端部は、半田29により他方の端子金具20の端子側接続部22に接続されるようになっている。
コンデンサ30は、コンデンサ本体31と、コンデンサ本体31の上面から延出する一対のリード線32とを備えて構成されている。一対のコンデンサ30は、収容凹部17内、つまり端子側接続部22、アース側接続部25及びコイル26が収容される空間と同じ空間内に配置されるようになっている。一対のリード線32のうち一方のリード線32は、半田29(溶接)によりアース部材23のアース側接続部25に接続されるようになっている。他方のリード線32は、半田29により端子金具20の端子側接続部22に接続される。
図1に示すフィルタ素子内蔵コネクタA1は、一方の端子金具20を前右取付孔19FRに取り付け、他方の端子金具20を前左取付孔19FLに取り付け、アース部材23を後取付孔19Rに取り付けている。つまり、一対の端子金具20は、左右対称に並んだ状態でハウジング10の前端部に配置されている。アース部材23はハウジング10の後端部に配置されている。
本参考例1のフィルタ素子内蔵コネクタA1,A2,A3は、底壁部12と、底壁部12から立ち上がる周壁部13を有するハウジング10と、ハウジング10内に収容されたコイル26及びコンデンサ30と、コイル26及びコンデンサ30に接続された一対の端子金具20と、コンデンサ30に接続されたアース部材23とを備えており、周壁部13には、一対の端子金具20を選択的に取り付けることが可能な取付孔19FL,19FR,19Rが、3箇所に形成されている。
次に、本発明の参考例2を図4〜図6を参照して説明する。本参考例2のフィルタ素子内蔵コネクタB1,B2,B3は、コイル34を上記参考例1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記参考例1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。本参考例2で使用するコイル34は、軸線34Aを前後方向に向けた円柱形のコア35の外周に、1本の導線36を螺旋状に巻き付けて構成されている。導体は、コア35の一方の端部から巻き始め、他方の端部で巻き終わるように一重巻きされたものである。つまり、導線36の巻き方が参考例1のコイル26と異なっている。
以下、本発明を具体化した実施例1を図7〜図9を参照して説明する。本実施例1のフィルタ素子内蔵コネクタC1,C2,C3は、合成樹脂製のハウジング40と、一対の端子金具50と、アース部材53と、1つのコイル26(請求項に記載のフィルタ素子)と、一対のコンデンサ30(請求項に記載のフィルタ素子)とを備えて構成されている。尚、以下の説明において、前後方向については図7〜9における右側を前側と定義し、左右方向については図7〜9における下側を右側と定義する。
ハウジング40は、平面視略方形をなす底壁部42と、底壁部42の外周縁から上方へ立ち上がる周壁部43とを有する箱形部材41と、箱形部材41の上面の開口部を塞ぐ蓋部材(図示省略)とを組み付けて構成されている。底壁部42と周壁部43で囲まれた空間は、収容凹部47となっている。周壁部43は、前壁部44と、左右両側壁部45と、後壁部46とによって構成されている。箱形部材41には、前壁部44の外周縁から前方へ延出した角筒状をなす前部フード部48Fと、後壁部46の外周縁から後方へ延出した角筒状をなす後部フード部48Rとが一体に形成されている。
端子金具50は、全体として細長い金属板材からなる。端子金具50は、ハウジング40に取り付けた状態において前後方向に細長い端子側タブ51と、端子側タブ51の基端部から左右両方向へ対称に突出した端子側接続部52とから構成されている。端子金具50は、前右取付孔49FRと前中取付孔49FCと前左取付孔49FLと後取付孔49Rの4つの取付孔のいずれに対しても、自由に選択して取り付けることができる。
アース部材53は、金属板材を曲げ加工して成形されたものである。アース部材53は、ハウジング40に取り付けた状態において前後方向に細長いアース側タブ54と、アース側タブ54の基端部から下方へ延出する脚部55と、脚部55の下端部からアース側タブ54とは反対方向へ延出したアース側接続部56とから構成されている。アース側接続部56は、アース側タブ54よりも幅広であり、ハウジング40に取り付けた状態における平面視形状は略方形である。アース部材53は、端子金具50と同様、前右取付孔49FRと前中取付孔49FCと前左取付孔49FLと後取付孔49Rのいずれに対しても自由に選択して取り付けることができる。
コイル26は、参考例1のフィルタ素子内蔵コネクタA1,A2,A3で用いたものと同じ部品である。即ち、軸線26Aを前後方向に向けた円柱形のコア27の外周に、1本の導線28を螺旋状に巻き付けて構成されている。導体は、コア27の一方の端部から巻き始め、他方の端部で折り返し、一方の端部で巻き終わるように二重巻きされている。コイル26は、収容凹部47内、つまり端子側接続部52及びアース側接続部56が収容される空間と同じ空間内に配置されるようになっている。導線28の両端部のうち一方の端部は、半田29により、一対の端子金具50のうち一方の端子金具50の端子側接続部52に接続されるようになっている。導線28の他方の端部は、半田29により他方の端子金具50の端子側接続部52に接続されるようになっている。
コンデンサ30は、参考例1のフィルタ素子内蔵コネクタA1,A2,A3で用いたものと同じ部品である。即ち、コンデンサ本体31と、コンデンサ本体31の上面から導出された一対のリード線32とを備えて構成されている。一対のコンデンサ30は、収容凹部47内、つまり端子側接続部52、アース側接続部56及びコイル26が収容される空間と同じ空間内に配置されるようになっている。一対のリード線32のうち一方のリード線32は、半田29(溶接)によりアース部材53のアース側接続部56に接続されるようになっている。他方のリード線32は、半田29により端子金具50の端子側接続部52に接続されるようになっている。
図7に示すフィルタ素子内蔵コネクタC1は、一方の端子金具50を前右取付孔49FRに取り付け、他方の端子金具50を前左取付孔49FLに取り付け、アース部材53を前中取付孔49FCに取り付けている。つまり、一対の端子金具50は、アース部材53を挟むように左右対称に並んだ状態でハウジング40の前端部に配置されている。つまり、前部フード部48F内では、一対の端子側タブ51とアース側タブ54が左右に並列配置されている。
本実施例1のフィルタ素子内蔵コネクタC1,C2,C3は、底壁部42と、底壁部42から立ち上がる周壁部43を有するハウジング40と、ハウジング40内に収容されたコイル26及びコンデンサ30と、コイル26及びコンデンサ30に接続された一対の端子金具50と、コンデンサ30に接続されたアース部材53とを備えており、周壁部43には、一対の端子金具50を選択的に取り付けることが可能な取付孔49FC,49FL,49FR,49Rが、4箇所に形成されている。
次に、本発明を具体化した実施例2を図10〜図12を参照して説明する。本実施例2のフィルタ素子内蔵コネクタD1,D2,D3は、コイル34を上記実施例1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施例1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
次に、本発明を具体化した実施例3を図13〜図16を参照して説明する。本実施例3のフィルタ素子内蔵コネクタE1,E2,E3,E4は、合成樹脂製のハウジング60と、一対の端子金具50と、アース部材72と、1つのコイル26(請求項に記載のフィルタ素子)と、一対のコンデンサ30(請求項に記載のフィルタ素子)とを備えて構成されている。尚、以下の説明において、前後方向については図13〜16における右側を前側と定義し、左右方向については図13〜16における下側を右側と定義する。
ハウジング60は、平面視略方形をなす底壁部62と、底壁部62の外周縁から上方へ立ち上がる周壁部63とを有する箱形部材61と、箱形部材61の上面の開口部を塞ぐ蓋部材(図示省略)とを組み付けて構成されている。底壁部62と周壁部63で囲まれた空間は、収容凹部67となっている。周壁部63は、前壁部64と、左右両側壁部65と、後壁部66とによって構成されている。箱形部材61には、右側壁部65の外周縁から右方へ延出した角筒状をなす右部フード部68Rと、左側壁部65の外周縁から左方へ延出した角筒状をなす左部フード部68Lと、後壁部66の外周縁から後方へ延出した角筒状をなす後部フード部69とが一体に形成されている。
端子金具50は、実施例1のフィルタ素子内蔵コネクタC1,C2,C3で用いたものと同じ部品である。即ち、端子金具50は、全体として細長い金属板材からなり、ハウジング60に取り付けた状態において前後方向又は左右方向に細長い端子側タブ51と、端子側タブ51の基端部から略直角な方向へ対称に突出した端子側接続部52とから構成されている。端子金具50は、9つの取付孔70LC,70LF,70LR,70RC,70RL,70RR,71C,71L,71Rのいずれに対しても、自由に選択して取り付けることができる。
アース部材72は、端子金具50とは形状も大きさも異なる部品である。アース部材72は、全体として平面視形状が前後方向に長い方形をなし、ハウジング60に対しインサート成形等により一体化された状態で取り付けられている。アース部材72の前端側部分は、ハウジング60の前壁部64よりも前方へ露出した接地用取付部73となっている。接地用取付部73には、ボルトとナットとから構成される締結部材(図示省略)の雄ネジ部を貫通させるためのネジ孔74が形成されている。接地用取付部73は、締結部材により、自動車のボディ等の接地部(図示省略)に接続されるようになっている。
コイル26は、参考例1のフィルタ素子内蔵コネクタA1,A2,A3で用いたものと同じ部品である。即ち、軸線を前後方向に向けた円柱形のコア27の外周に、1本の導線28を螺旋状に巻き付けて構成されている。導体は、コア27の一方の端部から巻き始め、他方の端部で折り返し、一方の端部で巻き終わるように二重巻きされている。コイル26は、収容凹部67内、つまり端子側接続部52及びアース側接続部75が収容される空間と同じ空間内に配置されるようになっている。導線28の両端部のうち一方の端部は、半田29により、一対の端子金具50のうち一方の端子金具50の端子側接続部52に接続されるようになっている。導線28の他方の端部は、半田29により他方の端子金具50の端子側接続部52に接続されるようになっている。
コンデンサ30は、参考例1のフィルタ素子内蔵コネクタA1,A2,A3で用いたものと同じ部品である。即ち、コンデンサ本体31と、コンデンサ本体31の上面から導出された一対のリード線32とを備えて構成されている。一対のコンデンサ30は、収容凹部67内、つまり端子側接続部52、アース側接続部75及びコイル26が収容される空間と同じ空間内に配置されるようになっている。一対のリード線32のうち一方のリード線32は、半田29(溶接)によりアース部材72のアース側接続部75に接続されるようになっている。他方のリード線32は、半田29により端子金具50の端子側接続部52に接続されるようになっている。
図13に示すフィルタ素子内蔵コネクタE1は、一方の端子金具50を右後取付孔70RRに取り付け、他方の端子金具50を左前取付孔70LFに取り付けている。つまり、一対の端子金具50は、平面視において対角状に配置されている。コイル26は、軸線を左右方向に向けて収容凹部67の中央に配置されている。コイル26の左端部から導出された一対の導線28の端部は、一対の端子側接続部52に接続されている。一対のコンデンサ30は、コイル26を前後両側から挟むように配置されている。
本実施例3のフィルタ素子内蔵コネクタE1,E2,E3,E4は、底壁部62と、底壁部62から立ち上がる周壁部63を有するハウジング60と、ハウジング60内に収容されたコイル26及びコンデンサ30と、コイル26及びコンデンサ30に接続された一対の端子金具50と、コンデンサ30に接続されたアース部材72とを備えており、周壁部63には、一対の端子金具50を選択的に取り付けることが可能な取付孔70LC,70LF,70LR,70RC,70RL,70RR,71C,71L,71Rが、9箇所に形成されている。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例1〜3では、2つのコンデンサと1つのコイルによりπ形のフィルタ回路が構成されているが、本発明は、フィルタ回路が、1つのコンデンサと1つのコイルで構成されている場合や、コイルを設けずに1つのコンデンサだけで構成されている場合や、コイルを設けずに2つのコンデンサだけで構成されている場合にも適用できる。
(2)上記実施例1、2では、取付部を、ハウジングの前壁部と後壁部のみに形成したが、取付部は、少なくともいずれか一方の側壁部を含む異なる2つ以上の壁部に形成することができる。即ち、前壁部と後壁部と側壁部に取付部を形成する形態、前壁部と側壁部のみに取付部を形成する形態、後壁部と側壁部のみに取付部を形成する形態、左右両側壁部のみに取付部を形成する形態とすることが可能である。
(3)アース部材をハウジングに対して固定して設けた実施例3において、左右両側壁部と後壁部に形成する取付部の数は、2つでもよく、1つでもよく、また、いずれかの壁部に取付部を形成しない形態としてもよい。
(4)参考例1,2の図3,6に示すように、コイルの軸線を境としてハウジング内を2つの収容空間に分割したときに、一対の端子側接続部を同じ収容空間内に配置する形態は、実施例1〜3にも適用できる。
(5)参考例1,2の図3,6に示すように、コイルの軸線を境としてハウジング内を2つの収容空間に分割したときに、一対のコンデンサを同じ収容空間内に配置する形態は、実施例1〜3にも適用できる。
(6)上記実施例1〜3では、ハウジングに端子金具の取り付けるための取付部を孔状(取付孔)としたが、取付部は溝状であってもよい。
(7)上記実施例3において、参考例2及び実施例2で使用されている形態(導線を一重巻きとして、導線の両端部をコアの両端部から導出させる形態)のコイルを適用してもよい。
10…ハウジング
11…周壁部
12…底壁部
19FL…前左取付孔(取付部)
19FR…前右取付孔(取付部)
19R…後取付孔(取付部)
20…端子金具
23…アース部材
25…アース側接続部
26…コイル(フィルタ素子)
26A…コイルの軸線
30…コンデンサ(フィルタ素子)
32…リード線
33L,33R…収容空間
B1,B2,B3…フィルタ素子内蔵コネクタ
34…コイル(フィルタ素子)
C1,C2,C3…フィルタ素子内蔵コネクタ
40…ハウジング
41…周壁部
42…底壁部
49FC…前中取付孔(取付部)
49FL…前左取付孔(取付部)
49FR…前右取付孔(取付部)
50…端子金具
53…アース部材
56…アース側接続部
D1,D2,D3…フィルタ素子内蔵コネクタ
E1,E2,E3,E4…フィルタ素子内蔵コネクタ
60…ハウジング
61…周壁部
62…底壁部
70LC…左中取付孔(取付部)
70LF…左前取付孔(取付部)
70LR…左後取付孔(取付部)
70RC…右中取付孔(取付部)
70RF…右前取付孔(取付部)
70RR…右後取付孔(取付部)
71C…後中取付孔(取付部)
71L…後左取付孔(取付部)
71R…後右取付孔(取付部)
72…アース部材
75…アース側接続部
Claims (3)
- 底壁部と、前記底壁部から立ち上がる周壁部を有するハウジングと、
前記ハウジング内に収容されたフィルタ素子と、
前記フィルタ素子に接続された一対の端子金具と、
前記フィルタ素子に接続されたアース部材と、
前記周壁部に形成された複数の取付部とを備えたフィルタ素子内蔵コネクタであって、
前記取付部の数が、前記端子金具と前記アース部材を併せた数よりも多く、
前記一対の端子金具と前記アース部材が、前記複数の取付部のいずれかに対して選択的に取り付け可能であり、
前記一対の端子金具と前記アース部材を前記取付部に取り付けた状態では、複数の前記取付部のうち一部の前記取付部が、前記端子金具と前記アース部材のいずれも取り付けられない空き状態となることを特徴とするフィルタ素子内蔵コネクタ。 - 底壁部と、前記底壁部の外周縁から上方へ立ち上がる周壁部を有する合成樹脂製のハウジングと、
前記ハウジング内に収容されたフィルタ素子と、
前記フィルタ素子に接続された一対の端子金具と、
前記フィルタ素子に接続されたアース部材とを備えたフィルタ素子内蔵コネクタであって、
前記周壁部には、前記一対の端子金具を選択的に取り付けることが可能な取付部が、少なくとも3箇所に形成され、
前記フィルタ素子が、コイルと、前記アース部材に接続されるコンデンサとを有しており、
前記アース部材が、前記コンデンサのリード線と接続可能であって、前記底壁部の上面に沿うように配された平板状をなすアース側接続部を有しており、
前記アース側接続部の周縁部の少なくとも一部が、前記コイルの形成領域の外部に張り出した形態となっていることを特徴とするフィルタ素子内蔵コネクタ。 - 前記アース部材が、前記取付部に対して選択的に取り付け可能とされていることを特徴とする請求項2記載のフィルタ素子内蔵コネクタ。
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