JP6374848B2 - クーラント処理装置を有する加工機ライン - Google Patents

クーラント処理装置を有する加工機ライン Download PDF

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Description

本発明は、クーラント処理装置を有する加工機ラインに係り、特に、加工機の側方に隣接して前後方向に配設されたクーラントの搬送装置を備えたクーラント処理装置を有する加工機ラインに関する。
従来、加工機から排出されたクーラントから加工屑(チップ)を除去して再生するクーラント処理装置を備えた生産ラインが知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載された生産ラインでは、生産ラインの流れ方向(搬送方向)に沿って配列された加工機の下方にチップコンベアが配設され、このチップコンベアによって加工機の加工室から落下したチップを左右方向(生産ラインの流れ方向)に沿って搬送し、チップ回収箱に排出する。
具体的には、チップを排出する加工室の前面下方にチップを誘導して回収する切屑シュートが配設され、切屑シュートの下方にチップコンベアが左右方向に配設されている。かかる構成により、加工室から落下したチップを切屑シュートで誘導してチップコンベアへ投入し、チップコンベアによってチップ回収箱へ搬送されるようになっている。
特許第3661440号公報(特許請求の範囲、および図1〜図4)
しかしながら、特許文献1に記載された加工機では、加工室の下方にチップコンベアが配設されているため、加工機の加工高さが高くなり、作業性および操作性が阻害され、ワークの投入・取り出し、および搬送にも弊害が生じる場合があるという問題があった。
また、特許文献1に記載された生産ラインでは、加工機の前方にワーク搬送方向に沿ってチップコンベアが配設されているため、加工機の前方に作業用の通路やワークを搬送する床面走行ロボット等を配設しにくいので、生産ラインのレイアウトの自由度が阻害されるという問題があった。
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、加工機における作業性および操作性を高めるとともに、多様なレイアウトを可能とし、生産性を向上させることができるクーラント処理装置を有する加工機ラインを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、加工機と、前記加工機から排出されたクーラントに含まれる加工屑を分離して再生処理するクーラント処理装置と、を有する加工機ラインであって、前記クーラント処理装置は、前記加工機から前記クーラントを側方に排出する排出手段と、前記加工機の両側面のうち少なくとも一方の側面に隣接して前後方向に配設され、前記加工機の側方から排出された前記クーラントを回収して後方へ搬送する搬送装置と、この搬送装置によって搬送される前記クーラントから加工屑を分離して当該クーラントを再生処理する加工屑処理装置と、この加工屑処理装置によって再生処理された前記クーラントを貯留するクーラントタンクと、を備え、前記加工機は、第1の加工機、および前記第1の加工機に横並びに配設された第2の加工機を有し、前記搬送装置は、前記第1の加工機と前記第2の加工機との間に配設されることによって、前記第1の加工機の両側面のうちの一方の側面、および前記第2の加工機の両側面のうちの一方の側面に隣接して前後方向に配設されており、前記排出手段は、前記第1の加工機の前記第2の加工機側の側方から前記搬送装置に前記クーラントを排出する第1の排出手段と、前記第2の加工機の前記第1の加工機側の側方から前記搬送装置に前記クーラントを排出する第2の排出手段と、を有すること、を特徴とする。
本発明に係るクーラント処理装置は、前記加工機の側方に隣接して前後方向に配設された搬送装置を備えたことで、加工機の外側に搬送装置を設けているため、加工高さを低く設定することができる。加工機の加工高さを低く設定した場合であっても加工屑をクーラントタンクまで円滑に排出できる。搬送装置によってクーラントタンクヘ加工屑及びクーラントを送るため、加工高さを低く設定した場合であっても、クーラントタンクの液位を高く設定できる。クーラントタンクの液位を高く設定できるため、クーラントタンクの所要床面積を縮小できる。
本発明に係るクーラント処理装置は、前記加工機の側方に搬送装置を備え、この搬送装置によって、前記加工機の側方から排出された前記クーラントを回収して後方へ搬送することで、加工機の前方にスペースを確保できる。
このため、加工機の前方に、作業者通路を設けることができるため、作業者が容易に加工機にアクセスすることができるので、メンテナンス性および操作性を高めて、生産性を向上させることができる。
また、本発明は、第1の加工機と第2の加工機との間に配設され前記第1の加工機および前記第2の加工機の側方から排出されたクーラントを回収して後方へ搬送する搬送装置を備えたことで、複数の加工機に対して搬送装置およびクーラントタンクを共用できるため、スペース効率およびレイアウトの自由度を高めて、生産性を向上させることができる。
本発明に係るクーラント処理装置は、前記加工機から前記クーラントを側方に排出する排出手段を備えたことで、排出距離が短縮され、クーラントが加工機内に滞留しにくい効果が生ずる。
請求項に係る発明は、請求項に記載の加工機ラインであって、前記第1の排出手段は、前記第1の加工機の加工室の底部に配設され該加工室の前記搬送装置とは反対側の端部から前記搬送装置側の端部まで下降する傾斜が形成された傾斜台を備え、前記第2の排出手段は、前記第2の加工機の加工室の底部に配設され該加工室の前記搬送装置とは反対側の端部から前記搬送装置側の端部まで下降する傾斜が形成された傾斜台を備えること、を特徴とする。
本発明は、前記加工機の底部に配設された傾斜台を備えたことで、簡易な構成によって、加工機から排出されたクーラントを円滑に搬送装置へ回収することができる。このため、加工機の加工高さを低く設定できる。
請求項に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の加工機ラインであって、前記第1の加工機は、加工室と、この加工室の後方に配設された機械室と、を有し、前記クーラントタンクは、前記第1の加工機の前記機械室の後方に配設されていること、を特徴とする。
本発明は、加工機の側方に搬送装置を配設し、前記機械室の後方にクーラントタンクを配設したことで、メンテナンスしやすい加工機ラインのレイアウトを実現できる。
本発明は、加工機における作業性および操作性を高めるとともに、多様なレイアウトを可能し、生産性を向上させることができるクーラント処理装置、加工機、および加工機ラインを提供することができる。
本発明の実施形態に係る加工機の構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る加工機の構成を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る加工機の構成を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る加工機の構成を示す平面図である。 本発明の実施形態に係るクーラント処理装置の構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るクーラント処理装置の液圧回路図である。 本発明の実施形態に係る加工機ラインの構成を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る加工機ラインの変形例を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る加工機の変形例を示す平面図である。
本発明の実施形態に係る加工機であるマシニングセンタ1について、適宜図1から図6を参照しながら詳細に説明する。
なお、本実施形態においては、加工機の例として立型のマシニングセンタ1を例として説明するが、これに限定されるものではなく、本発明は、横型のマシニングセンタ、旋盤、ボブ盤、その他の工作機械、専用機、トランスファーマシン等の種々の加工機に適用することができる。
マシニングセンタ1は、図1に示すように、基台となるベッド11と、ベッド11にX軸(左右)方向に移動自在に立設されたコラム12と、クーラントを噴射しながらワーク(不図示)の切削加工等をするための加工室13と、加工室13の後方に配置された機械室14と、加工室13から排出されたクーラントに含まれる加工屑(チップ)を分離してクーラントの再生処理をするクーラント処理装置2と、を備えている。
加工室13には、ベッド11に対してY軸(前後)方向に移動自在に配設されたテーブル15と、コラム12に対してZ軸(上下)方向に移動自在に配設された主軸ユニット16と、が配設されている。軸名称は、主軸の方向によって決定され、権利範囲には影響を及ぼさない。
加工室13は、遮蔽するためのカバー(不図示)で覆われ、カバーの前面に配設された開閉扉(不図示)を備えている。
テーブル15は、ワークを載置する載置台15aと、載置台15aをY軸方向に駆動させるY軸駆動装置15bと、Y軸駆動装置を覆うカバー部材15cと、を備えている。Y軸駆動装置15bは、いわゆるボールねじ駆動機構等を採用することができる。カバー部材15cは、Y軸方向に伸縮自在なスライドカバーを採用している。カバー部材15cは、加工屑が堆積しないように中央部から側方に向かって下降するように傾斜を設けている。かかる構成により、カバー部材15cに落下したクーラントC0は、加工室13の中央部から側方へ向かって自然に落下するようになっている。
機械室14には、主軸ユニット16を駆動する駆動装置と、動作を制御する制御装置と、が配設されている。コラム12及びテーブル15の移動方向は、自在に組み合わせできる。機械室14にはクーラントおよび蒸気が進入しないように、機械室14と加工室13との間はカバー部材(不図示)で遮蔽されてもよい。
クーラント処理装置2は、図2に示すように、加工室13から排出されたクーラントC0に含まれる加工屑を分離してクーラントを再生処理する装置であり、加工室13からクーラントC0を側方に排出する排出手段である傾斜台3(31,32)と(図1を合わせて参照)、加工室13の両側面から排出されたクーラントC0を投入口(41a,42a)から回収して後方へ搬送する搬送装置4(41,42)と、搬送装置4(41,42)によって搬送されるクーラントC0から加工屑C11,C21を分離してクーラントC0を再生処理する加工屑処理装置5と、加工屑処理装置5によって再生処理されたクーラントを貯留するクーラントタンク6と、を備えている。
なお、本実施形態においては、クーラント処理装置2は、傾斜台3を備えて構成したが、これに限定されるものではなく、加工室13の下部に配設されたカバー部材15c等を利用して加工室13からクーラントC0を側方に排出することもできる。
搬送装置4は、図3に示すように、正面視で加工室13の右側に隣接して前後方向に配設された右搬送装置41と、正面視で加工室13の左側に隣接して前後方向に配設された左搬送装置42と、を備えている。
なお、本実施形態においては、説明の便宜上、搬送装置4と加工屑処理装置5とを区別して説明するが、特に限定されるものではなく、搬送装置4と加工屑処理装置5をユニット化したり、クーラントや加工屑を搬送しながら分離したりしてもよい。
マシニングセンタ1で加工中に使用されたクーラントには加工屑が含まれるが、説明の便宜上、使用前の純粋なクーラント、使用されて加工屑が含まれるクーラント(ダーティクーラント)、およびクーラントから加工屑を分離して再生処理されたクーラント(クリーンクーラント)を特に区別する必要がない場合には、包括的に「クーラント」というものとする。また、「加工屑(チップ)」に対しても同様に、「加工屑」にはクーラントが混在しているが、特に区別する必要がない場合には、単に「加工屑」というものとする。
傾斜台3(31,32)は、図1に示すように、テーブル15の周囲を取り囲むように加工室13の底部に配設され、加工室13で使用されたクーラントC0や加工屑を回収して搬送装置4(41,42)に排出するように構成されている。傾斜台3は、テーブル15を挟んで主として中央から正面視で右側に配設された右傾斜台31と、テーブル15を挟んで主として中央から正面視で左側に配設された左傾斜台32と、を備えている。
右傾斜台31は、加工室13から正面視で主として右側方にクーラントを排出する。左傾斜台32は、加工室13から正面視で主として左側方にクーラントを排出する。
右傾斜台31は、テーブル15の周りに側方へ向けて下降するように傾斜を設けて配設された傾斜板31aと、傾斜板31aから流れてきたクーラントC0を集めて回収する回収ダクト32bと、回収ダクト32bに形成された排出口31cと、を備えている。
傾斜板31aは、テーブル15から右搬送装置41の投入口41aまでクーラントC0を誘導するように下降する傾斜を設けて配設されている。
回収ダクト31bは、加工室13の側面に開口するように配設され、加工室13からクーラントC0が飛散しないように回収して排出口31cまで誘導するように構成されている。なお、回収ダクト31bは、図1等において、内側の底面の傾斜を図示するため、上カバーを外した状態で表示するものとする。
排出口31cは、右搬送装置41に形成された投入口にクーラントC0が落下するように下方に向けて開口されている。
右傾斜台31と左傾斜台32とは、左右対称の構成を採用することができるため、同様の構成であるので、左傾斜台32についての詳細な説明は省略する。
なお、本実施形態においては、構成を簡素化するために排出手段を傾斜台3で構成したが、これに限定されるものではなく、傾斜させなくてもエアシリンダ等によって加工屑やクーラントを押し出すようにスクレーパ(不図示)を移動させるプッシャ装置やチップやクーラントを搬送するコンベア等を使用してもよい。
搬送装置4は、右搬送装置41と左搬送装置42とを備えているが、右搬送装置41と左搬送装置42とは左右対称に構成することができるため、同様の構成であるので右搬送装置41について詳細に説明し、左搬送装置42については説明を省略する(図5参照)。
右搬送装置41は、右傾斜台31の排出口31cから排出されたクーラントを回収する投入口41aと、主として粗い加工屑を搬送する上段コンベア41bと、主として細かい加工屑を搬送する下段コンベア41cと、上段コンベア41bおよび下段コンベア41cから流下するクーラントを貯留するキャッチタンク41d(41d1,41d2)と、を備えている。
投入口41aは、回収ダクト31bに形成された排出口31cの下方に配設されている。
投入口41aは、上方の排出口31cに向けて開口され、排出口31cから排出されたクーラントが投入口41aから右搬送装置41に導入されるようになっている。投入口41aの下方には上段コンベア41bおよびキャッチタンク41d(41d1)が配設されている。
上段コンベア41bは、図2に示すように、前端部が投入口41aの下方に位置し、後端部が機械室14よりもさらに後方まで延びて、キャッチタンク41dの内部に配設されている。上段コンベア41bは、左右方向に延びる板材が搬送方向に屈折可能に連接し、無限軌道状をなしている。搬送体は、前端部と後端部で折り返して循環するように、回転可能に支持されている。上段コンベア41bは、上段コンベア41bの上面に落下した加工屑C11を後端部へ搬送する。上段コンベア41bは、後方を持ち上げるように傾斜しているため、搬送に伴い、排出されたクーラントC0から粗い加工屑C11を分離する(図2参照)。
なお、上段コンベア41bは、無限軌道状のコンベアに替えて、スクレーパ式のコンベア又はスクリュー式コンベアを利用できる。切りくずが旋削加工で発生するような長い切りくずであれば、無限軌道状のコンベアが適する。他方、切りくずがフライス加工で発生するような短い切りくずであれば、かき上げ式のコンベア又はスクリュー式のコンベアが適している。
下段コンベア41cは、前端部が機械室14の側方に位置し、後端部が機械室14よりもさらに後方まで延びて配設され、前端部と後端部で折り返して循環する。下段コンベア41cには、左右方向に延び、コンベアにやや傾斜するように設けられた複数のスクレーパ41c1が設けられている。下段コンベア41cは、キャッチタンク41dの低床部41d2に貯留されたクーラントC12から上段コンベア41bで分離されなかったより細かい加工屑C21をスクレーパ41c1(図2参照)で掻き上げて分離し後端部へ搬送する。
キャッチタンク41dは、前後方向では、投入口41aの下方から機械室14よりもさらに後方まで延びて配設され、投入口41aから下段コンベア41cの前方までに配設された高床部41d1と、高床部41d1の後方であって下段コンベア41cの下方に配設された低床部41d2と、高床部41d1から低床部41d2へクーラントC12を流動させる開口部41d3と、を備えている。
上述のように、上段コンベア41bが無限軌道状のコンベアであれば、高床部41d1は設けずに、高床部41d1と低床部41d2とを一体に構成しても良い。他方、上段コンベア41bがスクレーパ式のコンベアであれば、高床部41d1と低床部41d2とを別々に設け、高床部41d1の底面に落下した粗い加工屑C11を、上段コンベア41bを用いて一旦排出することが望ましい。スクレーパ式のコンベアを使用し、加工屑C11を排出する場合には、高床部41d1の開口部41d3は、高床部41d1の底面よりも高い位置に設ける。
高床部41d1は、低床部41d2よりも底上げされているため、高床部41d1は、排出されたクーラントC0から粗い加工屑C11が分離されたクーラントC12を開口部41d3から低床部41d2へ流動させる。低床部41d2には、粗い加工屑C11が分離されたクーラントC12が貯留される。低床部41d2は、貯留されたクーラントC12が所定の水位に到達すると加工屑処理装置5を構成する右ドラムフィルタ51を通して、後述するクーラントタンク6へクーラントを送出する。
キャッチタンク41dは、幅方向(左右方向)では、上段コンベア41bおよび下段コンベア41cと同程度の幅寸法で構成されている(図4参照)。
加工屑処理装置5は、右搬送装置41のキャッチタンク41dの低床部41d2に配設された右ドラムフィルタ51と、左搬送装置41のキャッチタンク42dの低床部42d2に配設された左ドラムフィルタ52と、ドラムフィルタ51、52で加工屑C21(図2参照)を分離(1次再生処理)したクーラントC14からさらに微細な加工屑を分離(2次再生処理)してクリーンクーラントCCを生成する液体サイクロン処理装置53と、を備えている。
ここで、右ドラムフィルタ51と左ドラムフィルタ52とを総称して、ドラムフィルタ51,52という。
右ドラムフィルタ51と左ドラムフィルタ52とは、それぞれ左右対称に構成することができるため、同様の構成であるので右ドラムフィルタ51について詳細に説明し、左ドラムフィルタ52については詳細な説明を省略する(図5参照)
右ドラムフィルタ51は、フィルタで覆われた回転ドラム(不図示)を回転させながらクーラントC13(図2参照)をフィルタ(不図示)で濾過して再生処理する装置である。回転ドラムに設けられたフィルタは、フィルタポンプ53bから送水されたクーラントをスプレー噴射されて清掃される。
右ドラムフィルタ51は、キャッチタンク41dの低床部41d2に貯留されたクーラントC12(図2参照)に浸漬され、下段コンベア41cの循環とともにスプロケット(不図示)を介して回転するようになっている。キャッチタンク41d(低床部41d2)に貯留されたクーラントの液位によって、右ドラムフィルタ51の外側から内側にクーラントが浸透しながら進入して濾過される(図6参照)。右ドラムフィルタ51によって濾過されたクーラントC14は、1次タンク61へ流出し1次タンク61に貯留される(図6参照)。
同様に、左ドラムフィルタ52によって濾過されたクーラントC14は、左ドラムフィルタ52から1次タンク61へ流出し1次タンク61に貯留される(図5と図6参照)。
なお、キャッチタンク41d、42dの低床部41d1、41d2、ドラムフィルタ51,52および下段コンベア41c, 42cは省いても良い。この場合、高床部41d1、42d1は、1次タンク61にクーラントC12を排出する。また、ドラムフィルタ51,52および下段コンベア41c,42cに替えて、網かごを利用しても良い。
クーラントタンク6は、図5に示すように、ドラムフィルタ51,52で1次再生処理したクーラントC14(図2参照)を貯留する1次タンク61と、液体サイクロン処理装置53で生成(2次再生処理)したクリーンクーラントCC(図2参照)を貯留する2次タンク62と、を備えている。
1次タンク61は、図4に示すように、機械室14の幅方向のスペースを利用して機械室14の後方に配設され、前端部は機械室14に隣接し、後端部はキャッチタンク41d,42dの後端部に合わせて配設されている。
液体サイクロン処理装置53は、図5に示すように、逆円錐形状をなした液体サイクロン53aと、1次タンク61に貯留されたクーラントC14(図2参照)を液体サイクロン53aへ圧送するフィルタポンプ53bと、を備えている。液体サイクロン処理装置53は、フィルタポンプ53bによって液体サイクロン53aに噴出されたクーラントC14が液体サイクロン53aの内周壁に沿って回転することで、クーラントC14に含まれる微細な加工屑を遠心力で分離して除去する装置であり、上部からクリーンクーラントCC(図2参照)を送出し、下部から分離した加工屑を排出する。液体サイクロン処理装置53によって生成されたクリーンクーラントCCは2次タンク62に貯留される。
2次タンク62は、1次タンク61よりも小型のタンクであり、1次タンク61の上部に配設されている。2次タンク62に貯留されたクリーンクーラントCCは、浸漬型のクーラ62aによって冷却される。クリーンクーラントCCは、高圧送出ポンプ62bによって加工室13へ向けて圧送されるようになっている(図6参照)。
なお、液体サイクロン処理装置53、クーラ62a又は2次タンク62は、省いても良い。液体サイクロン53aに替えて、バグフィルタ、メンブレンフィルタ、その他のラインフィルタを利用できる。
以上のように構成された本発明の実施形態に係るマシニングセンタ1の動作について、主として図2と図4を参照しながら説明する。
マシニングセンタ1は、図4に示すように、右傾斜台31によって、加工室13で使用されたクーラントC0(図2参照)を回収して右搬送装置41の投入口41aまで誘導して排出する(S1R)。同時に、左傾斜台32によって、加工室13で使用されたC0(図3参照)を回収して左搬送装置42の投入口まで誘導して排出する(S1L)。
マシニングセンタ1は、右搬送装置41によって、投入口41aから投入されたクーラントC0を後方に配設されたキャッチタンク41dの低床部41d2へ流動させる。このとき、上段コンベア41bは、排出されたクーラントC0から粗い加工屑C11を分離して、後端部から排出する(S21R)。そして、下段コンベア41cは、低床部41d2に貯留されたクーラントC12から上段コンベア41bで分離されなかったより細かい加工屑C21を分離して後端部から排出する(S22R)。
このようにして、低床部41d2には下段コンベア41cによって加工屑C21が分離されたクーラントC13(図2参照)が貯留される。なお、低床部41d2に流入するクーラントC12(図2参照)と低床部41d2に貯留されるクーラントC13(図2参照)とを厳格に区別することはできないが、低床部41d2には加工屑C21が混入したクーラントC12の層が形成され、右ドラムフィルタ51の内部には加工屑C21が混入していないクーラントC13の層が形成される。クーラントC13をドラムフィルタ51で1次再生処理する。
マシニングセンタ1は、同時に、左搬送装置42によって、右搬送装置41と同様の動作を行う(S21L,S22L)。
マシニングセンタ1は、低床部41d2に貯留されたクーラントC13をキャッチタンク41dの低床部41d2に配設された右ドラムフィルタ51によって、低床部41d2に貯留されたクーラントC13を1次再生処理する。この1次再生処理したクーラントC14を1次タンク61に貯留する(S3R)。
マシニングセンタ1は、同時に、左搬送装置42に配設された左ドラムフィルタ52によって、右搬送装置41に配設された右ドラムフィルタ51と同様の動作を行う(S3L)。
マシニングセンタ1は、さらに液体サイクロン処理装置53によって、微細な加工屑を分離する2次再生処理をしてクリーンクーラントCCを生成して、2次タンク62に貯留する(S4)。
このように動作するマシニングセンタ1は、以下のような作用効果を奏する。
加工ラインにおいては、機械後方にクーラント装置を集中的に配置し、機械前方からワークを搬入出する場合が多い。本実施形態のクーラント処理装置によれば、機械前方に加工室13を配置し、機械後方にクーラント処理装置2を配置するため、加工ラインによく適合する。
マシニングセンタ1は、加工室13の左右両側方に隣接して前後方向に配設された搬送装置4を備えたことで、加工室13の外側に搬送装置4を設けているため、加工高さ(言い換えると、テーブル15の高さ又はワーク取り付け高さ)を低く設定できる。
マシニングセンタ1の加工高さを低く設定した場合であっても加工屑を搬送装置4によって、後方のクーラントタンク6まで円滑に排出するとともに、マシニングセンタ1の前方にスペースを確保することができる。
従来技術によれば、テーブル15の高さを低くし、クーラントタンク6を機械室14の後方に配置した場合には、クーラントを、傾斜する排出路によってテーブル15から機械室14の下部を通って後方のクーラントタンク6へ排出しようとするとき、クーラントタンク6の液面高さを低くする必要がある。また、クーラントタンク6に貯留すべきクーラント量は、クーラント量と液位変化を見越し、ある程度の量が必要になる。クーラントタンク6の液面高さが低くなると、クーラントタンク6の設置面積が増加する。また、液位変動に伴う余剰クーラント量が設置面積増加に比例して増加する。クーラント量の増加は、管理コストの上昇をもたらす。
他方、本実施形態のクーラント処理装置2によれば、マシニングセンタ1の側方からクーラントを排出し、搬送装置4によって後方に搬送するため、クーラント排出高さを比較的高く保てる。そのため、クーラントタンク6の液面を比較的高く維持でき、その設置面積を縮小できる。
マシニングセンタ1は、通常、機械室14が後方に、加工室13が前方に設置されている。前方の加工部の空間である加工室13の側面から加工屑を排出するため、排出長さが短い。そのため、加工室13から、加工屑をスムーズに排出できる。このため、加工室13や傾斜台3に加工屑が堆積しにくい。
そして、マシニングセンタ1は、マシニングセンタ1の前方にスペースを確保することで、作業者が容易に加工機にアクセスすることができるので、メンテナンス性および操作性を高めて、生産性を向上させることができる。
また、ワーク(不図示)を加工機に搬入搬出したり、次工程に搬送したりするワークの搬送装置を設ける場合にも、床面を使用してレイアウトの自由度を高めることができるため、床面を走行するワーク搬送ロボット1D(図7参照)を配設することも可能である。
続いて、複数のマシニングセンタ(1A,1B,1C)を使用して構成した加工機ライン100について、図7を参照しながら説明する。
加工機ライン100は、第1の加工工程に配設された第1マシニングセンタ1Aと、第2の加工工程に配設された第2マシニングセンタ1Bと、第3の加工工程に配設された第3マシニングセンタ1Cと、ワーク(不図示)を第1工程から第3工程まで搬送するワーク搬送ロボット1Dと、を備えている。
なお、以下の説明において、前記したマシニングセンタ1と同様の構成については、同じ符号を付して、重複する詳細な説明は省略する。
第1マシニングセンタ1Aは、マシニングセンタ1(図1参照)と同様の構成であり、加工室13の両側にクーラント処理装置2を構成する右搬送装置41と、左搬送装置42と、それぞれを備えている。第3マシニングセンタ1Cは、加工室13の両側にクーラント処理装置2を構成する右搬送装置41と、左搬送装置42と、それぞれを備えている。
第3マシニングセンタ1Cは、第1マシニングセンタ1Aと同様の構成である。
第2マシニングセンタ1Bは、マシニングセンタ1(図1参照)においてクーラント処理装置2を除いた構成を備えた加工機である。第2マシニングセンタ1Bは、第1マシニングセンタ1Aと第3マシニングセンタ1Cとの間に配設され、第2マシニングセンタ1Bは、加工室13から正面視で主として右側方にクーラントを排出する右傾斜台31と、加工室13から正面視で主として左側方にクーラントを排出する左傾斜台32と、を備えている。
第2マシニングセンタ1Bの右傾斜台31から排出されたクーラントは、第1マシニングセンタ1Aの左搬送装置42を介して、第1マシニングセンタ1Aのクーラント処理装置2を使用して再生処理する。第2マシニングセンタ1Bの左傾斜台32から排出されたクーラントは、第3マシニングセンタ1Cの右搬送装置41を介して、第3マシニングセンタ1Cのクーラント処理装置2を使用して再生処理する。
ワーク搬送ロボット1Dは、加工機ライン100の搬送方向に沿って床面に配設された搬送レール101と、搬送レール101に懸架されワーク(不図示)を第1〜第3マシニングセンタ(1A,1B,1C)に搬入搬出して移動させるロボット102と、を備えて構成することができるが、特に限定されないので、詳細な説明は省略する。
センタースルー工具を用いる高圧クーラント加工においては、クーラント流路が狭い。そのため、上述の用途に使用するクーラントは、2重、3重のろ過を行う必要がある。ろ過回数に応じたタンク数が必要となる。また、高圧送出ポンプ62bは、熱排出量が多いため、クーラ62aによって温度管理される必要がある。クーラ62a、高圧送出ポンプ62bは所要床面積が大きい。これらの理由から、高圧クーラント加工用のクーラント処理装置の床面積は大きくなり、その内部に貯留するクーラント量も増加する問題がある。
かかる構成により、加工機ライン100は、3台のマシニングセンタ(1A,1B,1C)に対して、2台のクーラント処理装置2,2を適用することで、1台分のクーラント処理スペースを浮かせて、コンパクトなレイアウトを実現しながら、加工機の生産能力に合わせて効率よくクーラントの再生処理を実行することができる。また、貯留するクーラント量を少なくできる。
なお、本実施形態に係る加工機ライン100では、第1マシニングセンタ1Aの2次クーラントタンク62と第3マシニングセンタ1Cの2次クーラントタンク62との液面のレベルを調整する流量調整装置(不図示)を設けることがより好適である。かかる構成によれば、第1マシニングセンタ1Aと第3マシニングセンタ1Cとのクーラントの回収量又は消費量のばらつきを好適に調整できる。
加工機ライン100の変形例に係る加工機ライン200について、図8を参照しながら説明する。
図8に示すように、加工機ライン200は、第1の加工工程に配設された第1マシニングセンタ1Eと、第2の加工工程に配設された第2マシニングセンタ1Fと、第1マシニングセンタ1Eと第2マシニングセンタ1Fから排出されるクーラントを再生処理するクーラント処理装置2Aと、を備えている。
第1マシニングセンタ1Eと第2マシニングセンタ1Fとは、同様の構成であり、マシニングセンタ1(図1参照)においてクーラント処理装置2を除いた構成を備えた加工機である。
クーラント処理装置2Aは、第1マシニングセンタ1Eの加工室13からクーラントを正面視で左側方に排出する排出手段である傾斜台3Aと、第2マシニングセンタ1Fの加工室13からクーラントを正面視で右側方に排出する排出手段である傾斜台3Bと、第1マシニングセンタ1Eと第2マシニングセンタ1Fの間に配設された搬送装置4Aと、搬送装置4Aによって搬送されるクーラントから加工屑を分離してクーラントを再生処理する加工屑処理装置5と、加工屑処理装置5によって再生処理されたクーラントを貯留するクーラントタンク6と、を備えている。
傾斜台3Aは、第1マシニングセンタ1Eのテーブル15の周囲を取り囲むように加工室13の底部に配設され、第1マシニングセンタ1Eの加工室13で使用されたクーラントや加工屑を回収して搬送装置4Aに排出するように加工室の右端から左端まで下降する傾斜が形成されている。傾斜台3Bは、第2マシニングセンタ1Fのテーブル15の周囲を取り囲むように加工室13の底部に配設され、第2マシニングセンタ1Fの加工室13で使用されたクーラントや加工屑を回収して搬送装置4Aに排出するように加工室13の左端から右端まで下降する傾斜が形成されている。
搬送装置4Aの構成は、マシニングセンタ1における左搬送装置42と同様である。加工機ライン200における加工屑処理装置5は、左ドラムフィルタ52と液体サイクロン処理装置53とを有し、右ドラムフィルタ51を有しないが、他の構成はマシニングセンタ1における加工屑処理装置5と同様である。
加工機ライン200におけるクーラントタンク6の構成は、マシニングセンタ1におけるクーラントタンク6と同様である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前記した実施形態に限定されず、適宜変形して実施することが可能である。例えば、本実施形態においては、マシニングセンタ1(図1参照)において加工室13の両側面に搬送装置4(41,42)を配設したが、これに限定されるものではなく、図9に示すように、マシニングセンタ1Eと、クーラント処理装置2Aと、を備えて構成してもよい。
マシニングセンタ1E、およびクーラント処理装置2Aの構成は、図8に示す加工機ライン200におけるマシニングセンタ1E、およびクーラント処理装置2Aの構成と同様である。
前記した実施形態における加工屑処理装置5では、クーラントを1次再生処理するための右ドラムフィルタ51と左ドラムフィルタ52をそれぞれ加工室13の両側に独立して配設し、クーラントを2次再生処理するための液体サイクロン処理装置53を右搬送装置41と左搬送装置42に対して共用化したが、これに限定されるものではなく、右搬送装置41に対応する加工屑処理装置と左搬送装置42に対応する加工屑処理装置をそれぞれ独立して設けてもよい。
以上のように、本発明は、前記した実施形態に係るマシニングセンタ1(図1参照),1A,1B,1C,1E,1F(図7〜図9参照)、およびクーラント処理装置2(図1参照),2A(図8参照)を種々組み合わせて、レイアウトの自由度を向上させるとともに、生産目的に柔軟に対応して生産性を向上させることができる加工機ラインを構築できる。
1 マシニングセンタ
1A 第1マシニングセンタ
1B 第2マシニングセンタ
1C 第3マシニングセンタ
1D ワーク搬送ロボット
1E 第1マシニングセンタ
1F 第2マシニングセンタ
2,2A クーラント処理装置
3,3A,3B 傾斜台(排出手段)
4、4A 搬送装置
5 加工屑処理装置
6 クーラントタンク
11 ベッド
12 コラム
13 加工室
14 機械室
15 テーブル
31 右傾斜台
31a 傾斜板
31b 回収ダクト
31c 排出口
32 左傾斜台
32b 回収ダクト
32c 排出口
41 右搬送装置(搬送装置)
41a 投入口
41b 上段コンベア
41c 下段コンベア
41d キャッチタンク
42 左搬送装置(搬送装置)
51 右ドラムフィルタ(加工屑処理装置)
52 左ドラムフィルタ(加工屑処理装置)
53 液体サイクロン処理装置
61 1次タンク(クーラントタンク)
62 2次タンク(クーラントタンク)
100,200 加工機ライン
C11,C21 加工屑
C0,C12,C13,C14 クーラント
CC クリーンクーラント

Claims (3)

  1. 加工機と、前記加工機から排出されたクーラントに含まれる加工屑を分離して再生処理するクーラント処理装置と、を有する加工機ラインであって、
    前記クーラント処理装置は、
    前記加工機から前記クーラントを側方に排出する排出手段と、
    前記加工機の両側面のうち少なくとも一方の側面に隣接して前後方向に配設され、前記加工機の側方から排出された前記クーラントを回収して後方へ搬送する搬送装置と、
    この搬送装置によって搬送される前記クーラントから加工屑を分離して当該クーラントを再生処理する加工屑処理装置と、
    この加工屑処理装置によって再生処理された前記クーラントを貯留するクーラントタンクと、を備え
    前記加工機は、第1の加工機、および前記第1の加工機に横並びに配設された第2の加工機を有し、
    前記搬送装置は、前記第1の加工機と前記第2の加工機との間に配設されることによって、前記第1の加工機の両側面のうちの一方の側面、および前記第2の加工機の両側面のうちの一方の側面に隣接して前後方向に配設されており、
    前記排出手段は、前記第1の加工機の前記第2の加工機側の側方から前記搬送装置に前記クーラントを排出する第1の排出手段と、前記第2の加工機の前記第1の加工機側の側方から前記搬送装置に前記クーラントを排出する第2の排出手段と、を有すること、を特徴とする加工機ライン。
  2. 前記第1の排出手段は、前記第1の加工機の加工室の底部に配設され該加工室の前記搬送装置とは反対側の端部から前記搬送装置側の端部まで下降する傾斜が形成された傾斜台を備え、
    前記第2の排出手段は、前記第2の加工機の加工室の底部に配設され該加工室の前記搬送装置とは反対側の端部から前記搬送装置側の端部まで下降する傾斜が形成された傾斜台を備えること、を特徴とする請求項1に記載の加工機ライン。
  3. 前記第1の加工機は、加工室と、この加工室の後方に配設された機械室と、を有し、
    前記クーラントタンクは、前記第1の加工機の前記機械室の後方に配設されていること、を特徴とする請求項1または請求項2に記載の加工機ライン。
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