JP6373667B2 - 接合構造、及び接合方法 - Google Patents
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供することを課題とする。
れる前記挿入部と、当該挿入部に曲げ部を介して連なり、前記ウェブを基準として、前記第1の構造体の鉄筋の反対側に位置する定着部と、を有し、前記支持部を前記第1の構造体の鉄筋側から前記貫通孔に通し、前記第1の構造体の鉄筋の端部を前記挿入部に通して、当該第1の構造体の鉄筋と当該支持部とを接続する、接合方法である。
<<多層建築物の構成>>
図1は、第1実施形態に係る接合構造を含む多層建築物の斜視図を示す。図2は、第1実施形態に係る接合構造を含む多層建築物の平面図の一例を示す。図3Aは、第1実施形態に係る接合構造の断面図を示す。図3Bは、第1実施形態に係る接合構造の原理図を示す。図4は、第1実施形態に係る接合構造の拡大斜視図を示す。図5は、図4の分解斜視図を示す。なお、図では、鉄骨や鉄筋は、簡略化して図示する。
形部71、U形部71に連なる直線状の定着部73を有する。U形部71と定着部73は、U形部71の両端部を直角に折り曲げた曲げ部72を介して連なっている。U形部71は、対向する2本の直線部と2本の直線部に直交し、2本の直線部と連なる1本の直線部からなる。U形部71を構成する2本の直線部の間隔(1本の直線部の長さ)や2本の直線部の長さは、U形部71とウェブ33との間に形成される空間が梁間方向に延びる大梁の鉄筋6を挿入できるように設計されている。支持部材7は、1本の異形鉄筋が折り曲げられることで構成されている。なお、U形部71と定着部73とのなす角度は、直角でなくてもよい。U形部71と定着部73との夾角は、鋭角、鈍角のいずれでもよい。
図6は、第1実施形態に係る接合構造の接合方法の一例を示す。図7は、第1実施形態に係る接合構造の接合方法を説明する図を示す。以下に説明する接合方法は、多層建築物Mの鉄骨組立工程完了後、鉄筋組立工程で行うことができる。但し、穿孔工程については、鉄骨組立工程前に行ってもよい。
90度回転される。U形部71が垂直状態から徐々に水平状態となる。図8(d)は、梁間方向に延びる大梁の主筋6の端部のL形状部分62がU形部71に挿入された状態を示す。支持部材7がウェブ33に固定されると、最後に、梁間方向に延びる大梁の主筋6の端部のL形状部分62がU形部71に挿入される。その結果、U形部71とウェブ33との間に梁間方向に延びる大梁の主筋6のL形状部分62が位置する。
第1実施形態に係る接合構造10では、梁間方向に延びる大梁の主筋6の端部のL形状部分62を支持部材7のU形部71に挿入するだけでよい。そのため、例えば梁間方向に延びる大梁の主筋6をウェブの貫通孔に通す必要がないので、施工性が向上する。また、梁間方向に延びる大梁の主筋6に引張力が加わると、大梁の主筋6の端部のL形状部分62が挿入されたU形部71に引張力が加わる。U形部71に引張力が加わると、曲げ部72とウェブ33が接触し、若しくは貫通孔34に通されたU形部71近傍のコンクリートを介して引張力と反対方向の反力が得られる。その結果、大梁の鉄筋6及び支持部材7とコンクリートとの定着力を確保できる。また、第1実施形態に係る接合構造10は、梁間方向に延びる大梁の主筋6の両端部がL形状部分62であっても適用することができる。また、支持部材7は、梁間方向に延びる大梁の主筋6を位置決めした後に接続できるため、例えば、梁間方向に延びる大梁の主筋6を含む梁鉄筋を地組することも可能となる。
図11、第2実施形態に係る接合構造の拡大斜視図を示す。なお、先に説明した実施形態に係る接合構造と同一の構成については、同一符号を付し、説明は割愛する。第2実施形態に係る接合構造では、支持部材7bの定着部73bを構成する2本の直線部が相反する方向(左右方向)を指している。換言すると、支持部材7bは、全体として、π型形状である。また、ウェブ33には貫通孔34が存在せず、定着部73bが梁間方向に延びる大梁の主筋6側のウェブ33に隅肉溶接されて固定されている。支持部材7bがウェブ33に隅肉溶接されて固定されているため、支持部材7bをより安定的にウェブ33に固定
することができる。
図12は、第3実施形態に係る接合構造の拡大斜視図を示す。なお、先に説明した実施形態に係る接合構造と同一の構成については、同一符号を付し、説明は割愛する。第3実施形態に係る接合構造では、支持部材7cが鉄板を折り曲げたアングルによって構成されている。換言すると、第3実施形態に係る支持部材7cは、梁間方向に延びる大梁の主筋6の端部のL形状部分62が挿入される孔が形成された第1プレート71cと、第1プレート71cと直交して連なる第2プレート73c(本発明の定着部に相当する)とを有する構成である。ウェブ33には貫通孔34が存在せず、第2プレート73cが梁間方向に延びる大梁の主筋6側のウェブ33に隅肉溶接されて固定されている。支持部材7cがウェブ33に隅肉溶接されて固定されているため、支持部材7をより安定的にウェブ33に固定することができる。
2・・・桁方向に延びる大梁
21・・・梁間方向に延びる大梁
3・・・鉄骨
31、32・・・フランジ
33・・・ウェブ
34・・・貫通孔
4・・・主筋
5・・・スターラップ
6・・・大梁の主筋
61・・・直線部分
62・・・L形状部分
7・・・定着部材
71・・・U形部
72・・・曲げ部
73・・・定着部
M・・・多層建築物
Claims (4)
- 直線状の第1構造体と当該第1構造体が接続される直線状の第2構造体が接合する、鉄骨鉄筋コンクリート構造物の接合構造であって、
前記第2構造体の鉄骨と、
前記第1構造体の鉄筋であって、端部がL形状である第1構造体の鉄筋と、
前記第1構造体の鉄筋の端部が挿入される挿入部を有し、前記第2構造体の鉄骨のウェブと接続され、当該第1構造体の鉄筋を支持する支持部と、を備え、
前記第2構造体の鉄骨は、前記支持部の挿入部が通る貫通孔を前記ウェブに有し、
前記支持部は、前記貫通孔に通される前記挿入部と、当該挿入部に曲げ部を介して連なり、前記ウェブを基準として、前記第1構造体の鉄筋の反対側に位置する定着部と、を有する、接合構造。 - 直線状の第1構造体と当該第1構造体が接続される直線状の第2構造体が接合する、鉄骨鉄筋コンクリート構造物の接合構造であって、
前記第2構造体の鉄骨と、
前記第1構造体の鉄筋であって、端部がL形状である第1構造体の鉄筋と、
前記第1構造体の鉄筋の端部が挿入される挿入部を有し、前記第2構造体の鉄骨のウェブと接続され、当該第1構造体の鉄筋を支持する支持部と、を備え、
前記支持部は、前記挿入部に曲げ部を介して連なり、前記第2構造体のウェブに接続される接続部を更に有する、接合構造。 - 直線状の第1構造体と当該第1構造体が接続される直線状の第2構造体が接合する、鉄骨鉄筋コンクリート構造物の接合構造の接合方法であって、
前記接合構造は、
前記第2構造体の鉄骨と、
前記第1構造体の鉄筋であって、端部がL形状である第1構造体の鉄筋と、
前記第1構造体の鉄筋の端部が挿入される挿入部を有し、前記第2構造体の鉄骨のウェブと接続され、当該第1構造体の鉄筋を支持する支持部と、を備え、
前記第2構造体の鉄骨は、前記支持部の挿入部が通る貫通孔を前記ウェブに有し、
前記支持部は、前記貫通孔に通される前記挿入部と、当該挿入部に曲げ部を介して連なり、前記ウェブを基準として、前記第1構造体の鉄筋の反対側に位置する定着部と、を有
し、
前記支持部を前記第1構造体の鉄筋側から前記貫通孔に通し、前記第1構造体の鉄筋の端部を前記挿入部に通して、当該第1構造体の鉄筋と当該支持部とを接続する、接合方法。 - 直線状の第1構造体と当該第1構造体が接続される直線状の第2構造体が接合する、鉄骨鉄筋コンクリート構造物の接合構造の接合方法であって、
前記接合構造は、
前記第2構造体の鉄骨と、
前記第1構造体の鉄筋であって、端部がL形状である第1構造体の鉄筋と、
前記第1構造体の鉄筋の端部が挿入される挿入部を有し、前記第2構造体の鉄骨と接続され、当該第1構造体の鉄筋を支持する支持部と、を備え、
前記支持部は、前記挿入部に曲げ部を介して連なり、前記第2構造体のウェブに接続される接続部を更に有し、
前記支持部を前記第1構造体の鉄筋側に接続し、前記第1構造体の鉄筋の端部を前記挿入部に通して、当該第1構造体の鉄筋と当該支持部とを接続する、接合方法。
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