JP6373136B2 - 医療用の取り外し具 - Google Patents
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Description
実施の形態.
図1は、一般的に利用されている気管切開チューブ1の説明図である。図2は、図1に示す気管切開チューブ1が人体に取り付けられている状態の説明図である。図3は、図1及び図2に示す気管切開チューブ1に取り付けるコネクタなどの説明図である。なお、図1(a)は気管切開チューブ1の全体斜視図であり、図1(b)は図1(a)のA−A断面図である。図1〜図3を参照して、気管切開チューブ1などについて説明をする。
気管切開チューブ1は、各種のルーメンが設けられているベントチューブ2と、加圧されると膨張するカフ4と、痰などの排出に利用される吸引ルーメン13及び吸引ルーメン用チューブ12と、カフ4の加圧に利用されるカフ膨張用小ルーメン5及びカフ用小チューブ10と、人工呼吸器側のコネクタ部50と連結されるコネクタ部6と、人体に気管切開チューブ1を固定するのに利用される固定具7とを有している。
なお、コネクタ部6は、図3に示すように、雄側のコネクタであるのに対し、コネクタ部6に取り付けられる人工呼吸器側のコネクタ部50は、雌側である。すなわち、コネクタ部6のテーパーに対応する形状のテーパーが人工呼吸器側のコネクタ部50の内部に形成されている。人工呼吸器側のコネクタ部50が、コネクタ部6に押し込まれることで人工呼吸器側のコネクタ部50とコネクタ部6とが嵌り合うようになっている。
図4は、一般的に利用されている気管チューブ1Bの説明図である。図5は、図4に示す気管チューブ1Bが取り付けられるコネクタなどの説明図である。図4及び図5を参照して、本実施の形態に係る取り外し具100の説明の前に気管チューブ1Bなどについて説明をする。
コネクタ部6Bには、コネクタ部50が接続され、コネクタ部50には人工呼吸器回路構成部材53が接続されている。人工呼吸器回路構成部材53は分岐しており、ホースC及び酸素供給用管路54に接続されている。ホースCはバッグBに接続されている。
図6は、実施の形態に係る取り外し具100の構成を説明する説明図である。図6(a)は、斜視図であり、図6(b)は平面図であり、図6(c)は第1のコネクタ取り外し部110A及び第2のコネクタ取り外し部110B側から屈曲部111側に向かう方向に取り外し具100を見た図である。なお、図6に示す矢印は、取り外し具100が屈曲自在であることを示したものである。
本実施の形態に係る取り外し具100は、医療用のものであり、利便性を向上させることができる改良が加えられたものである。図6を参照して取り外し具100の構成について説明する。
第1の握持部101A及び第2の握持部101Bは、一端側に第1のコネクタ取り外し部110A及び第2のコネクタ取り外し部110Bが接続され、他端側に屈曲部111が接続されている棒状部材である。医師、看護師などの施術者は、第1の握持部101A及び第2の握持部101Bを握持することで取り外し具100を保持することができる。施術者が第1の握持部101A及び第2の握持部101Bを握持する面、すなわち第1の握持部101A及び第2の握持部101Bの外側面は、表面が粗くなるように形成してもよい。これにより、施術者が取り外し具100をより確実に握持することができるようになる。本実施の形態では、第1のコネクタ取り外し部110Aと第2のコネクタ取り外し部110Bとが同一形状を有するものとして説明するが、たとえば、親指で保持する部分と、その他の指で保持する部分とで形状を適宜変更するなどの理由により、第1の握持部101Aと第2の握持部101Bとの形状を異なるものとしてもよい。
屈曲部111は、予め設定された曲率で湾曲して形成されたものである。屈曲部111は、一端側が第1の握持部101Aの他端側に接続され、他端側が第2の握持部101Bの他端側に接続されているものである。屈曲部111は、第1の握持部101A及び第2の握持部101Bとともに一体的に形成されており、たとえば、第1の握持部101A及び第2の握持部101Bと同程度の厚みに形成される。施術者が第1の握持部101A及び第2の握持部101Bを握持して、第1の握持部101A及び第2の握持部101Bを閉じると、それに応じて屈曲部111が屈曲する。そして、施術者が力を抜く、あるいは第1の握持部101A及び第2の握持部101Bから手を離すと、屈曲部111は弾性力によって元の形状に戻る。それに伴って、第1の握持部101A及び第2の握持部101Bも元の位置に戻る。
第1のコネクタ取り外し部110A及び第2のコネクタ取り外し部110Bは、二叉状に分岐して互いに対向する側に突出形成されたものである。第1のコネクタ取り外し部110A及び第2のコネクタ取り外し部110Bは、後述するがコネクタ部6(コネクタ部6Bを含む)と人工呼吸器側のコネクタ部50との接続部分を挟み込むものである。第1のコネクタ取り外し部110Aは、第1の握持部101Aの一端側に接続されているものであり、第2のコネクタ取り外し部110Bは、第2の握持部101Bの一端側に接続されているものである。
第1の前側挟持部102Aは、図6(c)に示すように、第1の握持部101Aに接続された第1の基部102A1と、第1の基部102A1から先細りとなるように延出形成された第1の前側先細部102A2とを有している。すなわち、第1の握持部101A、第1の基部102A1及び第1の前側先細部102A2がこの順番で連続的に形成されているということである。ただし、図6に示すように高さが第1の握持部101Aと、第1の基部102A1及び第1の前側先細部102A2とでは異なっている。第1の後側挟持部103Aは、第1の前側挟持部102Aとは異なり、第1の基部102A1に相当する部分を有さず、第1の前側先細部102A2に対応する形状に形成されたものである。つまり、第1の前側先細部102A2と第1の後側挟持部103Aとでは長さが異なる。この第1の後側挟持部103Aが「第1の後側先細部」である。
第2の前側挟持部102Bは、図6(c)に示すように、第2の握持部101Bに接続された第2の基部102B1と、第2の基部102B1から先細りとなるように延出形成された第2の前側先細部102B2とを有している。すなわち、第2の握持部101B、第2の基部102B1及び第2の前側先細部102B2がこの順番で連続的に形成されているということである。ただし、図6に示すように高さが第2の握持部101Bと、第2の基部102B1及び第2の前側先細部102B2とでは異なっている。第2の後側挟持部103Bは、第2の前側挟持部102Bとは異なり、第2の基部102B1に相当する部分を有さず、第2の前側先細部102B2に対応する形状に形成されたものである。
ここで、第1の前側先細部102A2及び第2の前側先細部102B2の先細り角度、すなわち第1の前側先細部102A2及び第2の前側先細部102B2の当接面の傾斜角は同じである。また、第1の後側挟持部103A及び第2の後側挟持部103Bの先細り角度、すなわち第1の後側挟持部103A及び第2の後側挟持部103Bの当接面の傾斜角は同じである。
同様に、(3)第2の前側挟持部102Bと第2の後側挟持部103Bとの間隔は上述のようにコネクタ部6の外径よりも大きく、(4)また、第2の前側挟持部102Bと第1の後側挟持部103Aとの間隔も、コネクタ部6の外径よりも小さくならないように確保されている。
たとえば、取り外し具100に力を加えていない状態において、第1の前側挟持部102Aの先端と第2の前側挟持部102Bの先端とが、コネクタ部6の外径よりも離間するとともに、第1の後側挟持部103Aの先端と第2の後側挟持部103Bの先端とが、コネクタ部6の外径よりも離間するように、長手方向の長さを設定してもよい。
リブ部120は、取り外し具100の補強のために形成されているものである。このリブ部120が取り外し具100に形成されていることにより、施術者が取り外し具100を閉じた後に力を緩めたとき、取り外し具100が元の状態に戻りやすくなっている。リブ部120は、第1の握持部101Aの内側面、屈曲部111の内側面及び第2の握持部101Bの内側面に連続的に形成されている。また、リブ部120は、第1のコネクタ取り外し部110A及び第2のコネクタ取り外し部110Bと同じ高さ位置に形成されている。
図7は、気管切開チューブ1のコネクタ部6と人工呼吸器側のコネクタ部50との接続についての説明図である。図7(a)は外側面図であり、図7(b)は断面図である。なお、図7では、一例として気管切開チューブ1についての説明をしているが、気管チューブ1Bのコネクタ部6Bとコネクタ部50との接続でも概ね同様であるため、記載を省略する。
図8は、取り外し具100を利用して、気管切開チューブ1のコネクタ部6から人工呼吸器側のコネクタ部50を取り外す様子についての説明図である。なお、図8でも、図7と同様に、一例として気管切開チューブ1についての説明をしているが、気管チューブ1Bでも概ね同様であるため、記載を省略する。
また、図8の説明では、第1の前側挟持部102A及び第2の前側挟持部102Bについて図示し、第1の後側挟持部103A及び第2の後側挟持部103Bの記載については説明の都合上省略している。
当接部分Pでは、第1の前側先細部102A2の上面の全面で人工呼吸器側のコネクタ部50の下面と当接しているのではなく、第1の前側先細部102A2の上面の一部で人工呼吸器側のコネクタ部50の下面と当接している。すなわち、コネクタ部50の下面は平坦であるが、この平坦な下面に対して第1の前側先細部102A2の上面が平行となっておらず傾いているので、第1の前側先細部102A2の上面の一部で人工呼吸器側のコネクタ部50の下面と当接することになる。
ここで、上方向とは、コネクタ部6側から人工呼吸器側のコネクタ部50側に向かう方向を指すものとして説明している。逆に、下方向とは、人工呼吸器側のコネクタ部50側からコネクタ部6側に向かう方向を指すものとして説明している。このため、第1のコネクタ取り外し部110A及び第2のコネクタ取り外し部110Bの上面とは人工呼吸器側のコネクタ部50側の面を指し、第1のコネクタ取り外し部110A及び第2のコネクタ取り外し部110Bの下面とはコネクタ部6側の面を指す。
すなわち、取り外し具100によれば、人工呼吸器側のコネクタ部50に対してより点接触に近い状態になっている。言い換えれば、後者の方は、前者と比較すると、人工呼吸器側のコネクタ部50との接触面積が広くなっており、人工呼吸器側のコネクタ部50の取り外しに利用される力が分散されてしまう。
第1の前側先細部102A2、第2の前側先細部102B2、第1の後側挟持部103A及び第2の後側挟持部103Bは、先細り、すなわちテーパー状になっている。そして、第1の前側先細部102A2、第2の前側先細部102B2、第1の後側挟持部103A及び第2の後側挟持部103Bの先端の高さ位置は、高さ幅の中心位置である。より詳細には、第1の前側先細部102A2の上面、下面の高さ幅の中心位置(上面と下面との間隔の中心位置)に向けて傾斜させて先細り形状としている。
なお、第1の前側先細部102A2及び第1の後側挟持部103Aと、第2の前側先細部102B2及び第2の後側挟持部103Bとの両方が曲面状に形成されていてもよいし、いずれか一方に形成されていてもよい。両方に形成されていると、取り外し具100を閉じたときに、第1の前側先細部102A2及び第1の後側挟持部103Aが上側に来ても、第2の前側先細部102B2及び第2の後側挟持部103Bが上側に来ても、曲面とコネクタ部50とが当接することとなり、利便性が向上する。
また、第1の前側挟持部102A、第1の後側挟持部103A、第2の前側挟持部102B及び第2の後側挟持部103Bにブラスト加工などを施して面を粗してもよい。このようにブラスト加工を行うことで、第1の前側挟持部102A、第1の後側挟持部103A、第2の前側挟持部102B及び第2の後側挟持部103Bが、コネクタ部50の下面と接触したときに滑りにくく、よりコネクタ部50を取り外しやすくなる。
また、第1のコネクタ取り外し部110A及び第2のコネクタ取り外し部110Bをステンレスで構成し、第1の握持部101A、第2の握持部101B及び屈曲部111を樹脂で構成し、これらを組み立てることで取り外し具100を構成するようにしてもよい。
本実施の形態に係る取り外し具100は、特許文献1及び非特許文献1に記載の取り外し具100'(図18参照)のように、一方向から両コネクタ間に挿入するものではなく、両方向から挟み込む構成を有しているものである。すなわち、取り外し具100は、第1のコネクタ取り外し部110Aと第2のコネクタ取り外し部110Bを閉じて人工呼吸器側のコネクタ部50及びコネクタ部6の両側を均等な力で挟み込むことができるものである。このため、力の加減を誤りにくく、仮に力の加減を誤ったとしても、事故抜管を引き起こしてしまうことを防止することができる。
コネクタ部6及び人工呼吸器側のコネクタ部50の組み合わせによっては、コネクタ部6のうちの人工呼吸器側のコネクタ部50から露出している部分Rの高さが大きくなってしまう場合がある。しかし、本実施の形態に係る取り外し具100では、上述のように、第1のコネクタ取り外し部110A及び第2のコネクタ取り外し部110Bの高さをより大きく確保できるものとなっているので、利便性に欠けることとなることを抑制することができる。
図9は、図6に示す取り外し具100の変形例1(取り外し具200と称する)である。図10は、図9に示す取り外し具200で人工呼吸器側のコネクタ部50を取り外す様子についての説明図である。
取り外し具200が、取り外し具100と相違するのは第1の前側先細部202A2、第2の前側先細部202B2、第1の後側挟持部203A、及び第2の後側挟持部203Bの形状である。また、取り外し具200は、リブ部220の高さ位置、第1のコネクタ取り外し部210Aの高さ位置及び第2のコネクタ取り外し部210Bの高さ位置が、取り外し具100とは異なっている。その他の第1の握持部201A、第2の握持部201B、屈曲部211、第1の基部202A1及び第2の基部202B1については、取り外し具100と同様の形状となっている。
なお、取り外し具200は、取り外し具200を閉じたときにおける第1のコネクタ取り外し部210A及び第2のコネクタ取り外し部210Bの上下関係が、取り外し具100とは異なり定まっている。すなわち、図10に示す取り外し具200の上下位置を固定して、両コネクタ(6、50)を挟む場合には、第2のコネクタ取り外し部210Bが第1のコネクタ取り外し部210Aの上側に来る。逆に、図10に示す取り外し具200の上下位置を逆にして、両コネクタ(6、50)を挟む場合には、第1のコネクタ取り外し部210Aが第2のコネクタ取り外し部210Bの上側に来る。
図11は、図6に示す取り外し具100の変形例2(取り外し具300と称する)である。図12は、図11に示す取り外し具300で人工呼吸器側のコネクタ部50を取り外す様子についての説明図である。
取り外し具300が、取り外し具100と相違するのは第1のコネクタ取り外し部310A及び第2のコネクタ取り外し部310Bの形状である。その他の第1の握持部301A、第2の握持部301B、屈曲部311及びリブ部320については取り外し具100と概ね同様の形状となっている。
なお、図示は省略しているが、後側挟持部303Aも、前側挟持部302Aに対応するように、上面の一部で人工呼吸器側のコネクタ部50の下面と当接している。
また、第2のコネクタ取り外し部310Bには第2の挟持部が形成されている。本変形例2では、第2のコネクタ取り外し部310Bには、取り外し具100の第2の前側挟持部102Bなどの構成が形成されていないため、第2のコネクタ取り外し部310Bと第2の挟持部とは同じ構成である。
図13は、図6に示す取り外し具100の変形例3(取り外し具400と称する)である。なお、図13(a)は、斜視図であり、図13(b)は、取り外し具400を上面側から見た図であり、図13(c)は第1のコネクタ取り外し部410A及び第2のコネクタ取り外し部410B側から屈曲部411側に向かう方向に取り外し具400を見た図である。図14は、(a)が取り外し具400の第2のコネクタ取り外し部410B側の側面図であり、(b)が第1のコネクタ取り外し部410A側の側面図であり、(c)が取り外し具400を下面側から見た図である。
また、取り外し具400には、第1の握持部401Aと第1のコネクタ取り外し部410Aとの間に第1の保持部430Aが設けられ、第2の握持部401Bと第2のコネクタ取り外し部410Bとの間に第2の保持部430Bが設けられている。すなわち、施術者が取り外し具400を持ったときに指先が接触する位置に第1の保持部430A及び第2の保持部430Bが位置しており、施術者は取り外し具400を開閉する力を加えやすくなっている。
(2)また、取り外し具400は、上下を逆にして使用すると、コネクタ部6のフランジ6aに干渉してしまう。
このように、取り外し具400は、上下を逆にして使用すると機能しない。
また、第2のコネクタ取り外し部410Bには第2の挟持部が形成されている。本変形例2では、第2のコネクタ取り外し部410Bには、取り外し具100の第2の前側挟持部102Bなどの構成が形成されていないため、第2のコネクタ取り外し部410Bと第2の挟持部とは同じ構成である。
Claims (10)
- 第1のコネクタ部から第2のコネクタ部を取り外すのに利用される医療用の取り外し具であって、
屈曲自在な屈曲部と、
前記屈曲部の一端に接続された第1の握持部と、
前記屈曲部の他端に接続された第2の握持部と、
前記第1の握持部の前記屈曲部に接続されている側と反対側に形成された第1のコネクタ取り外し部と、
前記第2の握持部の前記屈曲部に接続されている側と反対側に形成された第2のコネクタ取り外し部と、
前記第1のコネクタ取り外し部に形成された第1の挟持部と、
前記第2のコネクタ取り外し部に形成され、前記第1の挟持部と対向する第2の挟持部と、を有し、
前記第1の挟持部は、
前記第2の握持部側に突出形成され、前記第2の握持部に向かうにしたがって先細りとなっている前側先細部と、
前記前側先細部よりも前記屈曲部側において前記第2の握持部側に突出形成され、前記第2の握持部に向かうにしたがって先細りとなっている後側先細部とを有する
ことを特徴とする医療用の取り外し具。 - 前記第2の挟持部は、前記第2のコネクタ部の外周面に対応するように、断面円弧状に形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の医療用の取り外し具。 - 前記第1の挟持部は、
前記第1の握持部及び前記第2の握持部が開いている状態において、
前記前側先細部の先端及び前記後側先細部の先端が、前記屈曲部の頂点よりも前記第2の握持部側に位置するように形成されている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の医療用の取り外し具。 - 前記第1の挟持部は、
前記前側先細部の先端及び前記後側先細部の先端が、前記第2の握持部の下面の高さ位置にくるように形成されている
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の医療用の取り外し具。 - 前記第1の握持部のうちの前記第1のコネクタ取り外し部側の部分、及び前記第2の握持部のうちの前記第2のコネクタ取り外し部側の部分は、
前記屈曲部の高さ位置の方が、前記第1のコネクタ取り外し部及び前記第2のコネクタ取り外し部の高さ位置よりも高くなるように曲げ形成されている
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の医療用の取り外し具。 - 前記第1の握持部と前記第1のコネクタ取り外し部との接続位置に設けられ、突出部が形成された第1の保持部と、
前記第2の握持部と前記第2のコネクタ取り外し部との接続位置に設けられ、突出部が形成された第2の保持部とを有する
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の医療用の取り外し具。 - 第1のコネクタ部から第2のコネクタ部を取り外すのに利用される医療用の取り外し具であって、
屈曲自在な屈曲部と、
前記屈曲部の一端に接続された第1の握持部と、
前記屈曲部の他端に接続された第2の握持部と、
前記第1の握持部の前記屈曲部に接続されている側と反対側に形成された第1のコネクタ取り外し部と、
前記第2の握持部の前記屈曲部に接続されている側と反対側に形成された第2のコネクタ取り外し部と、
前記第1のコネクタ取り外し部に形成された第1の挟持部と、
前記第2のコネクタ取り外し部に形成され、前記第1の挟持部と対向する第2の挟持部と、を有し、
前記第1の挟持部は、
前記第2の握持部側に突出形成され、前記第2の握持部に向かうにしたがって先細りとなっている第1の前側先細部と、
前記第1の前側先細部よりも前記屈曲部側において前記第2の握持部側に突出形成され、前記第2の握持部に向かうにしたがって先細りとなっている第1の後側先細部とを有し、
前記第2の挟持部は、
前記第1の握持部側に突出形成され、前記第1の握持部に向かうにしたがって先細りとなっている第2の前側先細部と、
前記第2の前側先細部よりも前記屈曲部側において前記第1の握持部側に突出形成され、前記第1の握持部に向かうにしたがって先細りとなっている第2の後側先細部とを有している
ことを特徴とする医療用の取り外し具。 - 前記第1の挟持部には、
前記第1の前側先細部の先端及び前記第1の後側先細部の先端が、前記第1の挟持部の高さ幅の中心位置にくるように形成され、
前記第2の挟持部には、
前記第2の前側先細部の先端及び前記第2の後側先細部の先端が、前記第2の挟持部の高さ幅の中心位置にくるように形成されている
ことを特徴とする請求項7に記載の医療用の取り外し具。 - 前記第1の前側先細部及び前記第1の後側先細部の上面及び下面と、前記第2の前側先細部及び前記第2の後側先細部の上面及び下面とのうちの少なくとも1つの面が、前記第2のコネクタ部側に突出する曲面状に形成されている
ことを特徴とする請求項8に記載の医療用の取り外し具。 - 前記第1の挟持部には、
前記第1の前側先細部の先端及び前記第1の後側先細部の先端が、前記第1の挟持部の上面の高さ位置にくるように形成され、
前記第2の挟持部には、
前記第2の前側先細部の先端及び前記第2の後側先細部の先端が、前記第2の挟持部の下面の高さ位置にくるように形成されている
ことを特徴とする請求項7に記載の医療用の取り外し具。
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