JP6372451B2 - シート - Google Patents

シート Download PDF

Info

Publication number
JP6372451B2
JP6372451B2 JP2015166883A JP2015166883A JP6372451B2 JP 6372451 B2 JP6372451 B2 JP 6372451B2 JP 2015166883 A JP2015166883 A JP 2015166883A JP 2015166883 A JP2015166883 A JP 2015166883A JP 6372451 B2 JP6372451 B2 JP 6372451B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
magnet
long side
slot
short side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015166883A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017046446A (ja
Inventor
真宏 木野
真宏 木野
浦野 広暁
広暁 浦野
健太 街
健太 街
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2015166883A priority Critical patent/JP6372451B2/ja
Publication of JP2017046446A publication Critical patent/JP2017046446A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6372451B2 publication Critical patent/JP6372451B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Description

本発明はシートに関する。
直方体形状を有する磁石をスロットに挿入して保持するロータコアがある。例えば、特許文献1に開示されるロータコアでは、磁石をプラスチックフィルムで挟んだ状態で、スロットに挿入して保持する。この開示されたロータコアでは、プラスチックフィルムを磁石とスロットとの間に挿入させて、磁石をスロットに固定させている。
特開2004−104966号公報
ところで、磁石をスロット内に良好な精度で固定できることが要求されている。磁石のスロット内への固定精度には、改善の余地があった。
本発明に係るシートによれば、
直方体形状を有する磁石をロータコアのスロットに挿入する際に、前記磁石とともに前記ロータコアの前記スロットに挿入されるシートであって、
前記スロットは、略直方体形状の孔部であり、
前記スロットは、前記孔部の断面において長辺部分に相当する2つの長辺相当面と、前記孔部の断面において短辺部分に相当する2つの短辺相当面と、を有し、
前記スロットに挿入された前記磁石は、前記長辺相当面と対向する長辺対向面と、前記短辺相当面に対向する短辺対向面と、前記磁石の挿入方向前方に向いた前方面とを有し、
前記シートは、前記磁石の前記長辺対向面をそれぞれ包む2つの長辺部と、前記2つの長辺部の間に形成されており、前記前方面を包む前方部と、前記短辺対向面をそれぞれ包む2つの短辺部とを有し、
前記2つの短辺部は、前記長辺部から延びるように形成されており、
前記短辺部の前記長辺部からの長さは、前記磁石が前記スロットへ挿入する挿入方向と反対方向に向かうにつれて長くなる。
本発明に係るシートは、磁石をロータコアのスロットに良好な精度で固定することができる。
実施の形態1に係るシートの平面図である。 実施の形態1に係るシートの貼り付け方法を示す模式図である。 実施の形態1に係るシートの貼り付け方法を示す模式図である。 実施の形態1に係るシートの貼り付け方法を示す模式図である。 実施の形態1に係るシートの貼り付け方法を示す模式図である。 実施の形態1に係るシートの貼り付け方法の一具体例を示す模式図である。 実施の形態1に係るシートの貼り付け方法の一具体例を示す模式図である。 実施の形態1に係るシートの貼り付け方法の一具体例を示す模式図である。 磁石をロータコアのスロットに挿入する挿入方法を示す模式図である。 ロータコアのスロットに挿入された磁石とシートを示す模式図である。 実施の形態2に係るシートの平面図である。 実施の形態2に係るシートの貼り付け方法を示す模式図である。 実施の形態2に係るシートの貼り付け方法を示す模式図である。 実施の形態2に係るシートの貼り付け方法を示す模式図である。 実施の形態2に係るシートの貼り付け方法を示す模式図である。 実施の形態2に係るシートの貼り付け方法の一具体例を示す模式図である。 実施の形態2に係るシートの貼り付け方法の一具体例を示す模式図である。 実施の形態2に係るシートの貼り付け方法の一具体例を示す模式図である。 シート基材から実施の形態2に係るシートを切り出す切出方法を示す模式図である。 シート基材から実施の形態1に係るシートを切り出す切出方法を示す模式図である。
実施の形態1
図1を参照して実施の形態1に係るシートについて説明する。図1は、実施の形態1に係るシートの平面図である。なお、図1〜図18では、適宜、右手系xyz三次元座標が規定されている。
図1に示すように、シート1は、長辺部1a、1bと、前面部1cと、短辺部1d、1eとを含む。前面部1cは、長辺部1aと長辺部1bとの間に形成されており、長辺部1aと長辺部1bとを繋ぐ。短辺部1d、1eは、長辺部1bから延びており、短辺部1d、1eの長辺部1bからの長さは、前面部1c側から長辺部1bの端部11bに向かう方向(ここでは、y軸方向プラス側)に向かうにつれて、長くなる。
例えば、長辺部1bは略長方形状の板状部であり、短辺部1d、1eは、長辺部1bの略長方形状の向かい合う対辺に相当する部分から、それぞれ所定の方向(ここでは、x軸プラス側、x軸方向マイナス側)に延びる。短辺部1dは、前面部1c側から長辺部1bの端部11bに向かう方向に向かうにつれて、長辺部1bからの長さが長くなる傾斜部1d1と、長辺部1bからの長さが一定であるベース部1d2とを有する。短辺部1eは、前面部1c側から長辺部1bの端部11bに向かう方向(ここでは、y軸方向プラス側)に向かうにつれて、長辺部1bからの長さが長くなる傾斜部1e1と、長辺部1bからの長さが一定であるベース部1e2とを有する。
なお、後述するように、前面部1c側から長辺部1bの端部11bに向かう方向は、シート1を貼り付けた磁石3(図9参照)をスロット5aに挿入する挿入方向と反対方向に相当する。
長辺部1aと前面部1cの境界線、長辺部1bと前面部1cとの境界線、長辺部1bと短辺部1dとの境界線、長辺部1bと短辺部1eとの境界線に沿って折り曲げることができればよい。長辺部1a、1bと、前面部1cとの長さは、必要長さL1とする。
シート1は、折り曲げ可能な材料からなるとよく、例えば、プラスチックからなる。このようなプラスチックとして、例えば、フッ素樹脂、発泡樹脂などが挙げられる。また、シート1は、磁石3を電気的に絶縁するような絶縁性を有する材料からなるとよい。シート1は、磁石3に接着するように、接着性を有し、例えば、シート1の表面に接着材を備えてもよい。また、シート1は、所定の弾性率を有する材料からなるとよい。
(貼り付け方法)
次に、図2〜図5を参照して、シート1を磁石3に貼り付ける貼り付け方法について説明する。図2〜図5は、実施の形態1に係るシートの貼り付け方法を示す模式図である。図5では、分かり易くするために、シート1と磁石3とを離間させたように描写している。
図2に示すように、磁石3は、略直方体形状を有し、長辺対向面3a、3bと、底面3cと、短辺対向面3d、3eとを有する。シート1は所定の箇所を折り曲げられることによって、2つの磁石3を包む。この2つの磁石3は、2つの磁石3の一方の短辺対向面3dと、2つの磁石3の他方の短辺対向面3eとが互いに突き合わされた状態で、並んでいる。なお、この2つの磁石3ではなく、2つの磁石3を一体化した磁石を用いてもよい。
具体的には、まず、図2に示すように、磁石3の底面3cをシート1の前面部1cに押し合わせて貼り付けられる。長辺部1aと前面部1cとの境界線に沿ってシート1を折り曲げ、長辺部1bと前面部1cとの境界線に沿ってシート1を折り曲げる。長辺部1aは長辺対向面3aに接触して貼り付けられ、長辺部1bは長辺対向面3bに接触して貼り付けられる。
さらに、図3に示すように、長辺部1bと短辺部1dとの境界線に沿ってシート1を折り曲げて、長辺部1bと短辺部1eとの境界線に沿ってシート1を折り曲げる。図4及び図5に示すように、短辺対向面3dを短辺部1dに接触させて貼り付け、短辺対向面3eを短辺部1eに接触させて貼り付ける。これによって、シート1は2つの磁石3に貼り付けられる。
(貼り付け方法の一具体例)
次に、図6〜図8を参照して、実施の形態1に係るシートを磁石に貼り付ける貼り付け方法の一具体例について説明する。図6〜図8は、実施の形態1に係るシートの貼り付け方法の一具体例を示す模式図である。図8では、分かり易くするために、孔6bを概略的に示した。本具体例は、図6に示す貼付装置60を用いて、シート1を磁石3に貼り付ける貼付方法である。
図6に示すように、貼付装置60は、治具6と、治具7と、下側クランプ8と、上側クランプ9とを含む。治具6、7は、それぞれバネ6a、7aを介して所定の支持体(不図示)に支持されており、互いに突き合わされている。治具6は、治具7との突き合わせ面において、磁石3を通過させるための溝を有する。治具6と治具7とを突き合わせると、この溝と、治具6の溝と治具7との突き合わせ面とが押し合わされ、孔6bが形成される。下側クランプ8と、上側クランプ9とは、磁石3をそれぞれ上下から挟持した状態で、上下方向(ここでは、Z軸方向)に移動させることできる。
まず、シート1を孔6bの上側開口部に敷いて、孔6bを塞ぐ。続いて、磁石3をシート1、特に、シート1において孔6bの上側開口部近傍に、置く。続いて、図7及び図8に示すように、シート1を介して、下側クランプ8と、上側クランプ9とを用いて、磁石3を上下から挟持させる。磁石3を下方に移動させて、孔6bの上側開口部に侵入させる。すると、磁石3から受ける力にバネ6a、7aが反発し、治具6、7を押し合わせる。これによって、長辺部1aと前面部1cとの境界線、長辺部1bと前面部1cとの境界線、短辺部1dと長辺部1bとの境界線、及び、短辺部1eと長辺部1bとの境界線に沿って、シート1を折り曲げることを開始する。引き続いて、磁石3を下方に移動させて、孔6bを通過させる。すると、シート1は各境界線に沿って折り曲げられて、磁石3に貼り付けられる。
(挿入方法)
次に、図9及び図10を参照して、シート1を貼り付けられた磁石3を、ロータコアのスロットに挿入する挿入方法について説明する。図9は、磁石をロータコアのスロットに挿入する挿入方法を示す模式図である。図10は、ロータコアのスロットに挿入された磁石とシートを示す模式図である。図10では、分かり易くするために、シート1と磁石3とを離間させたように描写している。
図9に示すように、シート1を貼り付けられた磁石3を、ロータコア50のスロット5aに挿入する。言い換えると、シート1は、磁石3とともに、ロータコア50のスロット5aに挿入される。シート1を貼り付けた磁石3をスロット5aに挿入する挿入方向は、前面部1c(図1参照)側から長辺部1bの端部11bに向かう方向と反対方向に相当する。
ロータコア50は、電磁鋼板からなるロータコア要素5の複数枚を積層したものである。ロータコア要素5は、スロット5aと軸孔5bとを有する円板状体であり、スロット5aは、軸孔5bの周囲に複数設けられている。詳細には、ロータコア要素5同士は、スロット5aと軸孔5bとが重ね合わさった状態で、積層されている。スロット5aは、略長方形状の断面形状を有する孔部である。スロット5aは、この孔部の断面において長辺部分に相当する2つの長辺相当面51a、51aと、この孔部の断面において短辺部分に相当する2つの短辺相当面52a、52aとを有する。
磁石3が、スロット5aに挿入されたとき、長辺対向面3a、3bは、それぞれ長辺相当面51a、51aと対向し、短辺対向面3d、3eは、それぞれ短辺相当面52a、52aに対向する。また、底面3cは、磁石3の挿入方向前方に向いており、また、底面3cは、前方面と称してもよい。スロット5aのサイズは、磁石3がスロット5aに固定できるよう、磁石3の形状に応じて、決めるとよく、例えば、シート1に包まれた磁石3と略同じ、又は、少し大きいとよい。
また、シート1の長辺部1a、1bは、磁石3の長辺対向面3a、3bをそれぞれ包み、前面部1cは、磁石の底面3cを包む。また、短辺部1d、1eは、短辺対向面3d、3eをそれぞれ包む。
図10に示すように、スロット5aは、磁石3の位置を固定するための位置固定部5d、5eを有する。位置固定部5d、5eは、磁石3を挟み込むように、スロット5aの中央近傍に向かって突き出ている。位置固定部5dが、シート1の短辺部1dを介して、磁石3の短辺対向面3dと接触する。また、位置固定部5eが、シート1の短辺部1eを介して、磁石3の短辺対向面3eと接触する。言い換えると、位置固定部5d、5eが、磁石3、特に、短辺対向面3d、3eとそれぞれ直接接触しない。位置固定部5dを長辺部1bと短辺部1dとの境界近傍に直接接触させつつ、位置固定部5eを長辺部1bと短辺部1eとの境界近傍に直接接触させるように、シート1及び磁石3をスロット5aに挿入するとよい。
以上、実施の形態1の係るシート1は、長辺部1a、1bと、前面部1cと、短辺部1d、1eとを含み、短辺部1d、1eは、長辺部1bから延びており、短辺部1d、1eの長辺部1bからの長さは、シート1を貼り付けた磁石3(図9参照)をスロット5aに挿入する挿入方向と反対方向に向かうにつれて、長くなる。したがって、磁石3の略全ての面を包むことができるため、磁石3をロータコア50のスロット5aに良好な精度で固定することができる。
しかも、貼付装置60を用いることで、シート1を磁石3に容易に貼り付けることができる。さらに、スロット5aにおける位置固定部5d、5eの位置に応じて、シート1及び磁石3をスロット5aに挿入することで、磁石3をスロット5aに直接接触することを抑制することができる。
実施の形態2
次に、図11を参照して実施の形態2に係るシートについて説明する。図11は、実施の形態2に係るシートの平面図である。
図11に示すように、シート2は、長辺部2a、2bと、前面部2cと、短辺部2d、2eとを含む。前面部2cは、長辺部2aと長辺部2bとの間に形成されており、長辺部2aと長辺部2bとを繋ぐ。
短辺部2dは、長辺部2aから延びており、短辺部2dの長辺部2aからの長さは、前面部2c側から長辺部2aの端部21aに向かう方向(ここでは、y軸方向マイナス側)に向かうにつれて、長くなる。なお、前面部2c側から長辺部2aの端部21aに向かう方向は、磁石3(図9参照)をスロット5aに挿入する挿入方向と反対方向に相当する。
例えば、長辺部2aは略長方形状の板状部であり、短辺部2dは、長辺部2aにおいて前面部2cとの境界となる一辺と隣り合う一辺に相当する部分から、所定の方向(ここでは、x軸プラス側)に延びる。短辺部2dは、前面部2c側から長辺部2aの端部21aに向かう方向に向かうにつれて、長辺部2aからの長さが長くなる傾斜部2d1と、長辺部2aからの長さが一定であるベース部2d2とを有する。
短辺部2eは、長辺部2bから延びており、短辺部2eの長辺部2bからの長さは、前面部2c側から長辺部2bの端部21bに向かう方向(ここでは、y軸方向プラス側)に向かうにつれて、長くなる。なお、前面部2c側から長辺部2bの端部21bに向かう方向は、磁石3(図9参照)をスロット5aに挿入する挿入方向と反対方向に相当する。
例えば、長辺部2bは略長方形状の板状部であり、短辺部2eは、長辺部2bにおいて前面部2cとの境界となる一辺と隣り合う一辺に相当する部分から、所定の方向(ここでは、x軸マイナス側)に延びる。短辺部2eは、前面部2c側から長辺部2bの端部21bに向かう方向(ここでは、y軸方向プラス側)に向かうにつれて、長辺部2bからの長さが長くなる傾斜部2e1と、長辺部2bからの長さが一定であるベース部2e2とを有する。
長辺部2aと前面部2cの境界線、長辺部2bと前面部2cとの境界線、長辺部2aと短辺部2dとの境界線、長辺部2bと短辺部2eとの境界線に沿って折り曲げることができればよい。長辺部2a、2bと、前面部2cとの長さは、必要長さL2とする。
シート2は、シート1と同じ種類の材料からなるとよい。
(貼り付け方法)
次に、図12〜図15を参照して、シート2を磁石3に貼り付ける貼り付け方法について説明する。図12〜図15は、実施の形態2に係るシートの貼り付け方法を示す模式図である。
図12に示すように、シート2は所定の箇所を折り曲げられることによって、磁石3を包む。図15では、分かり易くするために、シート2と磁石3とを離間させたように描写している。
具体的には、まず、図12に示すように、磁石3の底面3cをシート2の前面部2cに押し合わせて貼り付けられる。長辺部2aと前面部2cとの境界線に沿ってシート1を折り曲げ、長辺部2bと前面部2cとの境界線に沿ってシート2を折り曲げる。長辺部2aは長辺対向面3aに接触して張り付けられ、長辺部2bは長辺対向面3bに接触して張り付けられる。
さらに、図13に示すように、長辺部2aと短辺部2dとの境界線に沿ってシート2を折り曲げ、長辺部2bと短辺部2eとの境界線に沿ってシート2を折り曲げる。図14及び図15に示すように、短辺対向面3dを短辺部2dに接触させて貼り付け、短辺対向面3eを短辺部2eに接触させて貼り付ける。これによって、シート2は磁石3に貼り付けられる。
(貼り付け方法の一具体例)
次に、図16〜図18を参照して、実施の形態2に係るシートを磁石に貼り付ける貼り付け方法の一具体例について説明する。図16〜図18は、実施の形態2に係るシートの貼り付け方法の一具体例を示す模式図である。本具体例は、図16に示す貼付装置70を用いて、シート1を磁石3に貼り付ける貼付方法である。
貼付装置70は、治具を除いて貼付装置60と共通する構成を有する。ここでは、共通する構成を除いて、異なる構成についてのみ説明する。図16に示すように、貼付装置70は、治具26と、治具27とを含む。治具26、27は、それぞれバネ26a、27aを介して所定の支持体(不図示)に支持されており、互いに突き合わされている。治具26、27は、磁石3を通過させるための溝26b、27bをそれぞれ有する。治具26、27が互いに突き合わされていると、溝26b、27bが互いに突き合わされて、孔267が形成される。
まず、シート2を孔267の上側開口部に敷いて、孔267を塞ぐ。続いて、磁石3をシート2、特に、シート2において孔267の上側開口部の上方に、置く。続いて、図7及び図8に示すように、シート2を介して、下側クランプ8と、上側クランプ9とを用いて、磁石3を上下から挟持させる。磁石3を下方に移動させて、孔267の上側開口部に侵入させる。すると、磁石3から受ける力にバネ6a、7aが反発し、治具26、27を押し合わせる。これによって、長辺部2aと前面部2cとの境界線、長辺部2bと前面部2cとの境界線、短辺部2dと長辺部2aとの境界線、及び、短辺部2eと長辺部2bとの境界線に沿って、シート2を折り曲げることを開始する。引き続いて、磁石3を下方に移動させて、孔267を通過させる。すると、シート2は各境界線に沿って折り曲げられて、磁石3に貼り付けられる。
また、シート2を貼り付けられた磁石3は、実施の形態1に係るシート1を貼り付けられた磁石3(図9及び図10)と同様に、ロータコア50のスロット5aに挿入することができる。
シート2を貼り付けられた磁石3を、ロータコア50のスロット5aに挿入したとき、シート2の長辺部2a、2bは、磁石3の長辺対向面3a、3bをそれぞれ包み、前面部2cは、磁石の底面3cを包む。また、短辺部2d、2eは、短辺対向面3d、3eをそれぞれ包む。
(シートの切出方法)
次に、図19を参照して、実施の形態2に係るシートをシート基材から切出す方法について説明する。図19は、シート基材から実施の形態2に係るシートを切り出す切出方法を示す模式図である。
図19に示すように、必要長さL2と同じ長さの幅を有するシート基材20を切出し線に沿って切出すことで、シート基材20から複数枚のシート2を切出すことができる。また、切出された複数枚のシート2は、ロール方向に沿って、同じ位相で並べることができる。言い換えると、切出された複数枚のシート2は、ロール方向に沿って、同じ向きで並べることができる。したがって、切出された複数枚のシート2の位相を調整しなくともよく、そのような調整するための設備を必要とすることが無く、簡易な構成の設備で、複数枚のシート2を複数の磁石3にそれぞれ貼りつけることができる。
ところで、図20に示すように、シート基材から実施の形態1に係るシートを切り出す切出方法がある。図20は、シート基材から実施の形態1に係るシートを切り出す切出方法を示す模式図である。必要長さL1と同じ長さの幅を有するシート基材10を切出し線に沿って切出すことで、シート基材10から複数枚のシート1を切出すことができる。また、切出された複数枚のシート1は、ロール方向に沿って、一つ置きに同じ位相で並べることができる。したがって、実施の形態1に係るシート1をシート基材10から切出す方法は、実施の形態2に係るシート2をシート基材20から切出す方法と異なり、切出された複数枚のシート1の位相を反転させる設備を用いることで、複数枚のシート1を複数の磁石3にそれぞれ貼りつけることができる。
以上、実施の形態2に係るシート2によれば、実施の形態1に係るシート1と同様に、磁石3の略全ての面を包むことができるため、磁石3をロータコア50のスロット5aに良好な精度で固定することができる。
しかも、貼付装置70を用いることで、シート2を磁石3に容易に貼り付けることができる。さらに、シート基材20から切出された複数枚のシート2の位相を調整する必要がなく、簡易な構成の設備で、シート2を磁石3に貼りつけることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、実施の形態1に係るシート1又は実施の形態1又は2に係るシート2を貼り付けられた磁石3を、ロータコア50のスロット5aに挿入したが、その後、樹脂をスロット5aに充填させてもよい。このような樹脂の充填によって、磁石3をスロット5aにさらに高い精度で固定することができる。
1、2 シート
1a、1b、2a、2b 長辺部 1c、2c 前面部
1d、1e、2d、2e 短辺部
3 磁石
3a、3b 長辺対向面 3c 底面
3d、3e 短辺対向面
50 ロータコア
5a スロット 51a 長辺相当面
52a 短辺相当面

Claims (1)

  1. 直方体形状を有する磁石をロータコアのスロットに挿入する際に、前記磁石とともに前記ロータコアの前記スロットに挿入されるシートであって、
    前記スロットは、略直方体形状の孔部であり、
    前記スロットは、前記孔部の断面において長辺部分に相当する2つの長辺相当面と、前記孔部の断面において短辺部分に相当する2つの短辺相当面と、を有し、
    前記スロットに挿入された前記磁石は、前記長辺相当面と対向する長辺対向面と、前記短辺相当面に対向する短辺対向面と、前記磁石の挿入方向前方に向いた前方面とを有し、
    前記シートは、前記磁石の前記長辺対向面をそれぞれ包む2つの長辺部と、前記2つの長辺部の間に形成されており、前記前方面を包む前方部と、前記短辺対向面をそれぞれ包む2つの短辺部とを有し、
    前記2つの短辺部は、前記長辺部から延びるように形成されており、
    前記短辺部の前記長辺部からの長さは、前記磁石が前記スロットへ挿入する挿入方向と反対方向に向かうにつれて長くなるシート。
JP2015166883A 2015-08-26 2015-08-26 シート Expired - Fee Related JP6372451B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015166883A JP6372451B2 (ja) 2015-08-26 2015-08-26 シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015166883A JP6372451B2 (ja) 2015-08-26 2015-08-26 シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017046446A JP2017046446A (ja) 2017-03-02
JP6372451B2 true JP6372451B2 (ja) 2018-08-15

Family

ID=58210530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015166883A Expired - Fee Related JP6372451B2 (ja) 2015-08-26 2015-08-26 シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6372451B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3277780B2 (ja) * 1995-12-07 2002-04-22 松下電器産業株式会社 永久磁石埋め込み形モータにおける永久磁石の固定方法
JP3036259U (ja) * 1996-09-27 1997-04-15 レック株式会社 磁性取付具用保護シート
JP2008148364A (ja) * 2006-12-06 2008-06-26 Honda Motor Co Ltd ロータコアの製造方法
JP2009219314A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Toyota Industries Corp 回転電機の回転子及びその製造方法
JP2014027746A (ja) * 2012-07-25 2014-02-06 Asmo Co Ltd ロータ及びモータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017046446A (ja) 2017-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016187245A (ja) ステータの製造方法及びステータ
JP6390772B2 (ja) ステータ組立方法及びステータ組立装置
JP5055394B2 (ja) 二次電池および二次電池製造装置
JP5824282B2 (ja) ワイヤハーネス
WO2017111051A1 (ja) クリップ及び固定機構
JP6350107B2 (ja) ステータのインシュレータ及びこれを用いた回転電機用ステータ、並びに、回転電機用ステータの製造方法
WO2014178246A1 (ja) ロータコアへの磁石挿入方法
JP6369420B2 (ja) 回転子の製造方法
WO2018116543A1 (ja) 電極積層体の製造装置
JP2009066616A (ja) 金属接合体、金属接合方法、及び、金属接合装置
JP6372451B2 (ja) シート
JP2012099301A (ja) ワイヤハーネス及びその製造方法
KR102580548B1 (ko) 전자 디바이스 패키지 박스
JP2016096106A (ja) 組付け治具、及び、組付け方法
JP2017187126A (ja) 真空断熱装置及びその製造方法
JP6428559B2 (ja) ロータコアの製造方法
JP6616276B2 (ja) スナバコンデンサユニット
JP2019515512A5 (ja)
JP2012157158A (ja) ワイヤハーネス
WO2020170559A1 (ja) 電線用外装体及び外装体付きワイヤーハーネス
JP2020010455A (ja) 電線用外装体及び外装体付きワイヤーハーネス
JP7290515B2 (ja) コイルアセンブリの製造方法、およびアクチュエータの製造方法
JP7283447B2 (ja) ロータの製造方法およびロータ製造装置
JP6828797B2 (ja) コイル部品の端子用板材、及び、電子部品の製造方法
JP5091851B2 (ja) 床暖房パネルの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170920

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180611

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180619

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180702

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6372451

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees