JP7290515B2 - コイルアセンブリの製造方法、およびアクチュエータの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、コイルと基板とを備えるコイルアセンブリの製造方法に関する。また、コイルアセンブリを備えるアクチュエータの製造方法に関する。
情報を振動によって報知するデバイスとして用いられるアクチュエータは、特許文献1に開示される。同文献のアクチュエータは、永久磁石を備えた可動体と、永久磁石と対向するコイルおよび給電基板を備える支持体と、可動体と支持体とを接続するゲル状部材と、を有する。ゲル状部材は、可動体と支持体とを相対変位可能に接続している。
可動体は、振動方向と直交する方向で対向する第1ヨークおよび第2ヨークを備える。また、可動体は、永久磁石として、第1ヨークに固定された第1磁石、および第2ヨークに固定された第2磁石を備える。支持体は、コイル保持穴および基板保持部を有するホルダを備える。コイルは、コイル保持穴に保持されて、振動方向と直交する方向で第1磁石と第2磁石との間に位置する。配線基板は、基板保持部に保持され、コイルから引き出されたコイル線の引き出し部分が接続される。配線基板を介してコイルに電力を供給すると、可動体と支持体とが相対移動(振動)する。
特許文献1では、コイルおよび配線基板をホルダに固定する際に、まず、コイルをコイル保持穴に保持させるとともに、配線基板を基板保持部に保持させる。しかる後に、コイル線の引き出し部分を配線基板のランドまで延在させて、給電基板のランドに半田付けする。
特開2019-13094号公報
コイルから引き出されたコイル線の引き出し部分を給電基板のランドに接続する際には、引き出し部分の引き回しを容易とするために、ホルダ保持穴から給電基板のランドに至るコイル線の引き回し距離に対して、引き出し部分の長さ寸法を長くする必要がある。また、引き出し部分をランドに半田付けした後に、引き回し距離よりも長く確保したコイル線の余剰部分を切断する必要がある。
ここで、余剰部分を切断する際に、引き出し部分に張力を付与すると、引き出し部分とランドとの半田付けが剥がれて導通不良が発生する場合がある。また、余剰部分を切断する際に、余剰部分に切り残しが発生する場合がある。
本発明の課題は、以上の問題点に鑑みて、コイル線の引き出し部分と基板とを接続した後に引き出し部分をカットする必要がないコイルアセンブリの製造方法、およびアクチュエータの製造方法を提案することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、コイル線を巻回したコイル本体および当該コイル本体から引き出された前記コイル線の引き出し部分を有するコイルと、基板表面にランドを備える基板と、を有し、前記引き出し部分が前記ランドに半田付けされたコイルアセ
ンブリの製造方法において、前記基板を所定の位置に配置し、前記引き出し部分が延びる方向をコイル線引き出し方向とし、前記コイル線引き出し方向の一方側を第1方向、他方側を第2軸方向としたときに、前記コイルを、前記コイル本体が前記基板の前記第1方向に位置し、前記引き出し部分が前記基板表面に沿って延びて前記ランドを通過し、前記引き出し部分の先端が前記基板の前記第2軸方向に達する第1位置に配置し、前記引き出し部分を、前記基板よりも前記第2軸方向の切断位置で切断し、前記コイルを、前記第1方向に移動させて、前記引き出し部分の先端と前記ランドとが重なる第2位置に配置し、前記引き出し部分の先端を前記ランドに半田付けすることを特徴とする。
本発明によれば、コイル本体から引き出されたコイル線の引き出し部分は、必要な長さにカットされた後に、基板のランドに半田付けされる。従って、引き出し部分とランドとを半田付けした後に、引き出し部分をカットするカット作業を行う必要がない。
本発明において、前記第1位置と前記第2位置との第1距離と、前記所定の位置に配置された前記基板の前記ランドと前記切断位置との間の第2距離とは、等しいものとすることができる。このようにすれば、コイルを第2位置に配置したときに、引き出し部分の先端とランドとを重ねることができる。
本発明において、前記コイルは、前記引き出し部分として、平行に延びる第1引き出し部分および第2引き出し部分を備え、前記基板は、前記ランドとして、第1ランドと、前記第1引き出し部分と前記第2引き出し部分とが離間する離間距離だけ前記第1ランドから前記コイル線引き出し方向と直交する方向に離間する第2ランドと、を備えるものとすることができる。このようにすれば、コイル線における巻き始め側の引き出し部分と、巻き終わり側の引き出し部分とを、基板に接続することが容易となる。
本発明において、前記コイル本体を着脱可能に保持するコイル保持部を有する移動治具と、前記所定の位置に前記基板を支持する基板載置部および前記引き出し部分を切断するためのカッターの刃先が接触可能な切断部を備え、前記移動治具を前記基板載置部に対して接近する方向および離間する方向に移動可能に支持する固定治具と、を有し、前記コイル保持部に前記コイル本体を保持したときに前記移動治具の移動方向と前記コイル線引き出し方向とが一致し、前記移動方向で前記切断部が前記基板載置部の前記移動治具とは反対側に位置する治具を用い、前記基板載置部に前記基板を載置することにより、前記基板を前記所定の位置に配置し、前記コイル保持部に前記コイル本体を保持させて前記移動治具を移動させることにより、前記コイルを前記第1位置と前記第2位置との間で移動させるものとすることができる。このようにすれば、固定治具に基板を載置し、移動治具にコイル本体を保持させることより、コイルを第1位置と第2位置との第で移動させることが容易となる。
次に、本発明は、支持体と、可動体と、弾性および粘弾性の少なくとも一方を備え前記可動体と前記支持体とを相対変位可能に接続する接続体と、前記支持体に保持されたコイルおよび基板と、前記可動体に保持されて前記コイルに対向する磁石と、を有し、前記コイルは、コイル線を巻回したコイル本体および当該コイル本体から引き出された前記コイル線の引き出し部分を備え、前記基板は、基板表面に設けられたランドに前記コイル線の前記引き出し部分が接続され、前記基板を介して前記コイルに電力を供給することにより前記支持体と前記可動体とを相対移動させるアクチュエータの製造方法において、前記支持体に、前記コイルを保持するコイル保持部および前記基板を保持する基板保持部を設けておき、上記のコイルアセンブリの製造方法により前記コイルと前記基板とを接続したコイルアセンブリを製造し、前記コイルを前記コイル保持部に保持させるとともに、前記基板を前記基板保持部に保持させることを特徴とする。
本発明によれば、アクチュエータを製造する際に、まず、コイルと基板とを備えるコイルアセンブリを製造し、しかる後に、コイルアセンブリを支持体に保持させる。ここで、コイルアセンブリを製造する際には、コイル本体から引き出されたコイル線の引き出し部分は、必要な長さにカットされた後に、基板のランドに半田付けされる。従って、引き出し部分とランドとを半田付けした後に、引き出し部分をカットする必要がない。また、アクチュエータを製造する際には、コイルと基板とが一体とされたコイルアセンブリを支持体に保持させる。従って、支持体にコイルと基板とを別々に保持させた後に、コイル線の引き出し部分と基板とを半田付けする必要がない。従って、アクチュエータの組立が容易となる。
本発明によれば、コイルアセンブリを製造する際には、コイル本体から引き出されたコイル線の引き出し部分は、必要な長さにカットされた後に、基板のランドに半田付けされる。従って、引き出し部分とランドとを半田付けした後に、引き出し部分をカットする必要がない。
また、アクチュエータを製造する際には、コイルと基板とが一体とされたコイルアセンブリを支持体に保持させる。従って、支持体にコイルと基板とを別々に保持させた後に、コイル線の引き出し部分と基板とを半田付けする必要がない。従って、アクチュエータの組立が容易となる。
本発明を適用したアクチュエータの外観斜視図である。 図1のA-A断面図である。 図1のB-B断面図である。 アクチュエータの分解斜視図である。 ケースを取り外したアクチュエータの分解斜視図である。 支持体を第1方向の他方側からみた分解斜視図である。 支持体を第1方向の一方側からみた分解斜視図である。 コイルアセンブリの斜視図である。 コイルの引き出し部分を切断する動作の説明図である。 コイルの引き出し部分を給電基板に接続する動作の説明図である。 コイルアセンブリの製造方法のフローチャートである。 アクチュエータの製造方法のフローチャートである。
以下では、まず、コイルアセンブリを備えるアクチュエータを説明し、次に、本発明を適用したコイルアセンブリの製造方法、およびアクチュエータの製造方法を説明する。
(アクチュエータ)
図1は、アクチュエータの外観斜視図である。図2は、図1のA-A断面図である。図3は、図1のB-B断面図である。図4は、アクチュエータの分解斜視図である。
図1に示すように、アクチュエータ1は、直方体形状をしている。以下の説明では、互いに直交する3方向をそれぞれ、X軸方向、Y軸方向およびZ軸方向とする。また、X軸方向の一方側をX1方向とし、他方側をX2方向とする。Y軸方向の一方側をY1方向とし、他方側をY2方向とする。Z軸方向の一方側をZ1方向とし、他方側をZ2方向とする。X軸方向は、アクチュエータ1の短手方向であり、Y軸方向は、アクチュエータ1の長手方向である。
アクチュエータ1は、アクチュエータ1の外形を規定するケース3を含む支持体2を備える。また、図2、図3、図4に示すように、アクチュエータ1は、ケース3の内部で、X軸方向に移動可能な状態で支持体2に支持された可動体6と、を有する。支持体2は、ケース3およびコイルホルダ4を備える。コイルホルダ4には、コイル5および給電基板10(基板)が支持されている。可動体6は、磁石7およびヨーク8を備える。可動体6の磁石7は支持体2のコイル5とZ軸方向で対向する。コイル5と磁石7とは、可動体6をX軸方向に振動させる磁気駆動機構9を構成する。コイル5は給電基板10に電気的に接続されている。給電基板10は、コイルホルダ4のY1方向の端面に保持されている。
Z軸方向における可動体6と支持体2との間には、接続体91、接続体92が配置されている。接続体91および接続体92は、弾性および粘弾性の少なくとも一方を備える。可動体6は、接続体91および接続体92により、支持体2に相対変位可能に接続されている。言い換えれば、可動体6は、接続体91および接続体92を介して支持体2に支持されることにより、X軸方向に移動可能とされている。
アクチュエータ1は、可動体6がX軸方向に振動することにより、アクチュエータ1や、アクチュエータ1を取り付けた機器等を利用する者の身体を通して利用者に情報を報知する。アクチュエータ1は、例えば、ゲーム機の操作部材、操作パネル、自動車のハンドルやいす等に組み込んで利用される。すなわち、アクチュエータ1は、可動体6のX軸方向の振動によって利用者に触覚を与える触覚デバイスとして使用される。アクチュエータ1を触覚デバイスとして使用する際に、コイル5に印加する交流波形を調整して、可動体6がX1方向に移動する加速度と、可動体6がX2方向に移動する加速度とを相違させれば、利用者は、X軸方向において方向性を有する振動を体感することができる。
(可動体)
図5は、ケース3を取り外したアクチュエータ1の分解斜視図である。図6は、支持体2をZ2方向からみた場合の分解斜視図である。図7は、支持体2をZ1方向からみた場合の分解斜視図である。図2、図5に示すように、アクチュエータ1は、磁石7として、第1永久磁石71および第2永久磁石72を備える。第1永久磁石71は、コイル5のZ1方向に位置する。第2永久磁石72は、コイル5のZ2方向に位置する。第1永久磁石71および第2永久磁石72は、第1軸線方向Xで2つに分極されている。第1永久磁石71の着磁分極線は、X軸方向の中心をY軸方向に延びる。第2永久磁石72の着磁分極線は、X軸方向の中心をY軸方向に延びる。
ヨーク8は磁性材料からなる。図2、図4に示すように、ヨーク8は、第1ヨーク81および第2ヨーク82の2部材を組み立てて構成される。第1ヨーク81は、平板状の第1板部811を備える。図5示すように、第2ヨーク82は、第1板部811とZ軸方向で対向する第2板部821を備える。第1板部811および第2板部821は、Y軸方向を長手方向とする略長方形である。図2に示すように、第1永久磁石71は、第1板部811のZ2方向の面に保持される。また、第2永久磁石72は、第2板部821のZ1方向の面に保持される。
ヨーク8は、第1板部811と第2板部821をX軸方向で離間した2箇所で接続する一対の接続部812を備える。一対の接続部812は、コイル5および磁石7を挟んでX軸方向で対向する。本形態では、接続部812はX軸方向に対して垂直な板部であり、第1板部811と一体に形成されている。従って、第1ヨーク81が一対の接続部812を備えている。接続部812は、第1板部811のY軸方向の中間部分と繋がっており、第1板部811のX軸方向の両側の端部からZ2方向へ折れ曲がってZ2方向へ延びる。
第2ヨーク82は、第2板部821のY軸方向の中間部分からX1方向および他方側X
2へ張り出した一対の張り出し部822を備える。図4に示すように、一対の張り出し部822には、一対の接続部812のZ2方向の先端部分が溶接等の方法で連結される。これにより、第1ヨーク81と第2ヨーク82とが接続部812を介して固定される。
(支持体)
図1に示すように、アクチュエータ1の外形を規定するケース3は、第1ケース部材31および第2ケース部材32を備える。第1ケース部材31は、Z1方向からコイルホルダ4に取り付けられている。第2ケース部材32は、Z2方向からコイルホルダ4に取り付けられている。図4に示すように、第1ケース部材31は、長方形形状の第1板部310と、第1板部のX軸方向の両端縁からZ1方向に延びる一対の側板部311と、を備える。一対の側板部311は、コイルホルダ4のX軸方向の両側に位置する。第2ケース部材32は、長方形形状の第2板部320と、第2板部320のX軸方向の両端縁からZ2方向に延びる一対の側板部321と、を備える。一対の側板部321は、コイルホルダのX軸方向の両側に位置する。
図6、図7に示すように、コイルホルダ4は、Z軸方向から見てY軸方向に長い長方形である。図6に示すように、コイルホルダ4は、X軸方向の中央においてY軸方向に延びる板部41を備える。板部41には、コイル保持穴410がZ軸方向に開口している。コイル保持穴410は、Y軸方向に長い長円状の貫通穴である。図2、図3に示すように、コイル保持穴410には、コイル5が保持される。
コイルホルダ4は、板部41のX軸方向の両側の縁を内側へ切り欠いた切欠き部42、43を備える。切欠き部42、43は、板部41のY軸方向の中間部分に設けられている。図4に示すように、コイルホルダ4と可動体6とを組み立てると、コイルホルダ4の切欠き部42、43には、それぞれ、ヨーク8の接続部812および張り出し部822が配置される。
また、コイルホルダ4は、図6に示すように、切欠き部42、43のY1方向において、板部41のY1方向の端縁からZ1方向に突出する側板部413を備える。さらに、コイルホルダ4は、切欠き部42、43のY1方向において、板部41のX1方向の縁、およびX2方向の縁から、Z1方向、およびZ2方向に突出する側板部414、415を備える。また、コイルホルダ4は、切欠き部42、43のY2方向において、板部41のY2方向の端縁からZ1方向、およびZ2方向に突出する側板部417を備える。さらに、コイルホルダ4は、切欠き部42、43のY2方向において、板部41のX1方向の縁、およびX2方向の縁から、Z1方向、およびZ2方向に突出する側板部418、419を備える。側板部414の-Z方向の端部と、側板部418の-Z方向の端部とは、Y軸方向に延びるリブ421により接続されている。側板部415の-Z方向の端部と、側板部419の-Z方向の端部とは、Y軸方向に延びるリブ422により接続されている。
さらに、コイルホルダ4は、X軸方向で対向する側板部414、415の端部に一対のスリット414t、415tを備える。一対のスリット414t、415tのそれぞれはZ軸方向に延びる。また、コイルホルダ4は、板部41のZ2方向の面に、コイル保持穴41からY1方向に平行に延びる2本のガイド溝411cを備える。
コイルホルダ4には、コイル5が保持される。図6、図7に示すように、コイル5は、長円状に巻回された環状の平面形状を有する空芯コイルである。コイル5は、コイル線を巻回したコイル本体50、およびコイル本体50からY1方向に引き出されたコイル線の第1引き出し部分56および第2引き出し部分57を有する。第1引き出し部分56および第2引き出し部分57は平行に延びる。第1引き出し部分56は、コイル線における巻き始め側の引き出し部分であり、第2引き出し部分57は、巻き終わり側の引き出し部分
である。コイル本体50は、X軸方向で並列してY軸方向に延びる2つの長辺部51と、2つの長辺部51のY軸方向の両端を繋ぐ円弧状の2つの短辺部52とを備える。コイル本体50は、コイル保持穴41に収容される。第1引き出し部分56および第2引き出し部分57は、コイル保持穴41からガイド溝411cを通過して、Y1方向に延びる。
また、コイルホルダ4には、一対のスリット414t、415tを利用して、給電基板10が保持されている。給電基板10は、X軸方向の両側の端縁が、+Z方向からそれぞれスリット414t、415tに嵌め込まれている。これにより、給電基板10は、コイルホルダ4のうち、Y1方向で側板部413、414、415に囲まれた開口部の開口縁により支持される。一対のスリット414t、415tは、給電基板10を保持する基板保持部である。給電基板10は、配線パターン11が形成された基板表面10aをY1方向に向けている。コイル5および給電基板10は、接着剤により、コイルホルダ4に固定される。
図5に示すように、配線パターン11は、第1ランド11aおよび第2ランド11bを備える。第1ランド11aおよび第2ランド11bは、X軸方向に所定の間隔を開けて設けられている。コイル本体50から、ガイド溝411cを通ってY1方向へ引き出された第1引き出し部分56は、Z2方向へ曲げられて、第1ランド11aに接続されている。コイル本体50から、ガイド溝411cを通ってY1方向へ引き出された第2引き出し部分57は、Z2方向へ曲げられて、第2ランド11bに接続されている。
コイルホルダ4には、板部41に対してZ1方向およびZ2方向から重なるように第1プレート47および第2プレート48が取り付けられる。
第1プレート47は、X軸方向の両側からZ1方向に斜めに突出した爪部472を有する。また、第2プレート48は、X軸方向の両側からZ2方向に斜めに突出した爪部482を有する。図5に示すように、爪部482は、側板部414の内面、415の内面、418の内面、419の内面にそれぞれ形成された溝状の凹部414s、415s、418s、419sに弾性をもって当接する。
(接続体)
図4に示すように、接続体91は、Y軸方向に長い直方体形状である。図2、図3に示すように、接続体91は、Z軸方向で、第1ヨーク81と第1ケース部材31との間に配置されている。接続体91は、第1ヨーク81および第1ケース部材31の、X軸方向およびY軸方向の中央に位置する。また、接続体92は、Y軸方向に長い直方体形状である。接続体92は、Z軸方向で、第2ヨーク82と第2ケース部材32との間に配置されている。また、接続体92は、第2ヨーク82および第2ケース部材32のX軸方向およびY軸方向の中央に位置する。接続体91および接続体92は、Z軸方向の両面が各々、可動体6および支持体2に接着等の方法で接続されている。接続体91、接続体92は、支持体2と可動体6との間でZ軸方向に圧縮された状態とされている。
可動体6がX軸方向に振動した際、接続体91および接続体92は、せん断方向に変形する。従って、接続体91、接続体92では、可動体6がX軸方向に振動した際、せん断方向のバネ要素を用いることにより、入力信号に対する振動加速度の再現性を向上することができる。これにより、アクチュエータ1は、微妙なニュアンスをもって振動を実現できる。
可動体6が、接続体91、92を介して支持体2に支持された状態では、コイル5がZ軸方向で第1永久磁石71と第2永久磁石72との間に配置される。この状態をZ軸方向から見た場合には、コイル本体50の長辺部51は、Z1方向で第1永久磁石71に対向
し、Z2方向で第2永久磁石72に対向する。
また、可動体6が、接続体91、92を介して支持体2に支持された状態では、第1ヨーク81の第1板部811および第2ヨーク82の第2板部821が、X軸方向で、コイルホルダ4の側板部414と側板部418との間、および、側板部415と側板部419との間に配置される。さらに、ヨーク8の一対の接続部812が、Y軸方向で側板部414と側板部418との間に位置する切欠き部43、および、側板部415と側板部419との間に位置する切欠き部44に配置される。
ここで、切欠き部43を間に挟んでY軸方向で対向する側板部414と側板部418、および、切欠き部43を間に挟んでY軸方向で対向する側板部415と側板部419は、可動体6がY軸方向に移動する際の可動範囲を規定する度当たり部として機能する。また、コイルホルダ4の側板部414、側板部418、側板部415および側板部419は、可動体6がX軸方向に移動する際の可動範囲を規定する度当たり部として機能する。
(動作)
アクチュエータ1を搭載する機器からの配線は、給電基板10の配線パターン11に接続される。ここで、給電基板10を介してコイル5に所定方向の電流が供給されると、支持体2に支持された可動体6は、X軸方向の一方に移動する。その後、電流の向きが反転すると、可動体6は、X軸方向の他方に移動する。コイル5に供給される電流の向きの反転が繰り返されることにより、可動体6は振動する。
(コイルアセンブリの製造方法)
次に、図8を参照して、コイルアセンブリの製造方法を説明する。図8に示すように、コイルアセンブリ30は、コイルホルダ4に保持されるコイル5および給電基板10からなる。
コイル5は、コイル本体50と、第1引き出し部分56および第2引き出し部分57と、を有する。第1引き出し部分56および第2引き出し部分57は、コイル本体50から直線状に平行に引き出されている。給電基板10は、基板表面10aに設けられた配線パターン11に、第1ランド11aおよび第2ランド11bを備える。ここで、コイルアセンブリ30の説明では、コイル線の第1引き出し部分56および第2引き出し部分57が延びる方向をコイル線引き出し方向Dする。また、コイル線引き出し方向Dの一方側をD1方向、他方側をD2方向とする。D1方向は、給電基板10が位置する側であり、第2方向は、コイル本体50が位置する側である。
第1ランド11aと第2ランド11bとは、第1引き出し部分56と第2引き出し部分57とが離間する離間距離Sだけ、コイル線引き出し方向Dと直交する方向に離間する。第1引き出し部分56の先端は、第1ランド11aに半田付けされている。第2引き出し部分57の先端は、第2ランド11bに半田付けされている。
コイルアセンブリ30の製造に際しては、図9、図10に示す治具20を用いる。治具20は、コイル本体50を着脱可能に保持するコイル保持部21を有する移動治具22と、所定の位置に給電基板10を支持する基板載置部23を備える固定治具24と、を備える。固定治具24は、移動治具22を基板載置部23に対して接近する方向および離間する方向に移動可能に支持する。
より詳細には、固定治具24は、移動軸具の移動方向Mに延びるベース241と、ベース241における移動方向Mの一方側の端部分から上方に突出するステージ242と、ベース241から突出する2本の軸部243を備える。2本の軸部243は、移動治具22
の移動方向Mと直交する直交方向Nに並んでいる。ステージ242の上面には、基板載置部23が設けられている。基板載置部23は、給電基板10を嵌め込み可能な凹部である。また、ステージ242の上面には、切断部25が設けられている。切断部25は、移動治具22の移動方向Mで、基板載置部23を間に挟んだ反対側に設けられている。すなわち、切断部25は、基板載置部23のD2方向に設けられている。切断部25は、直交方向Nに延びるV字溝25aを備える。V字溝25aには、第1引き出し部分56および第2引き出し部分57を切断するためのカッター40の刃先40aが接触する。
移動治具22は、上面にコイル保持部21を備える。コイル保持部21は、移動治具22の上面における直交方向Nの中央に設けられている。コイル保持部21は、移動方向Mに配列された2つの突起211を備える。各突起211は円柱形状をしている。また、移動治具22は、コイル保持部21の直交方向Nの両側に、移動方向Mに延びる一対の長穴221を備える。
移動治具22は、一対の長穴221のそれぞれに、固定治具24の一対の軸部243のそれぞれが貫通した状態でベース241に載せられる。移動治具22は、ステージ242に当接する前進位置22A(図9参照)と、ステージ242から移動方向Mに離間する後退位置22B(図10参照)との間を移動する。後退位置22Bでは、移動治具22における各長穴221の内壁面が、ステージ242の側から各軸部243に当接する。従って、移動治具22は、前進位置22Aと後退位置22Bとの間を移動する。
図11に示すように、コイルアセンブリ30を製造する際には、基板載置部23に、給電基板10を載置する。これにより、給電基板10を所定の位置に配置する(ステップST1)。
次に、図9に示すように、移動治具22を前進位置22Aに配置して、コイル保持部21にコイル5のコイル本体50を保持させる。或いは、コイル保持部21にコイル5のコイル本体50を保持させ、しかる後に、移動治具22を前進位置22Aに配置する。これにより、コイル5は、第1位置5Aに配置される(ステップST2)。第1位置5Aでは、コイル本体50が給電基板10のD1方向に位置し、第1引き出し部分56および第2引き出し部分57が、それぞれ給電基板10の基板表面10aに沿って延びて第1ランド11aおよび第2ランド11bを通過する。また、第1引き出し部分56の先端56aおよび第2引き出し部分57の先端57aが、給電基板10のD2方向に位置する切断部25に達する。
次に、コイル線の第1引き出し部分56および第2引き出し部分57を、切断部25が位置する切断位置Cで、切断する(ステップST3)。すなわち、切断部25にカッター40の刃先40aを接触させることにより、第1引き出し部分56および第2引き出し部分57を、V字溝25aの内部で切断する。なお、第1引き出し部分56および第2引き出し部分57の切断に際しては、弾性を備える抑え部材によって、第1引き出し部分56および第2引き出し部分57をステージ242の上面に抑え付けることが望ましい。
その後、図10に示すように、移動治具22を前進位置22Aから後退位置22Bに移動させる。これにより、コイル5は、第1位置5AからD1方向に移動して、第2位置5Bに配置される(ステップST4)。第2位置5Bでは、第1引き出し部分56の先端56aは、第1ランド11aと重なる。第2引き出し部分57の先端57aは、第2ランド11bと重なる。
すなわち、本例では、移動治具22の前進位置22Aと後退位置22Bとの間の第1距離Q1が、固定治具24の基板載置部23に支持された給電基板10のランド(第1ラン
ド11aおよび第2ランド11b)と切断部25との間の第2距離Q2と、等しい。従って、移動治具22を前進位置22Aから後退位置22Bに移動させてコイル5を第1位置5Aから第2位置5Bに移動させると、第1引き出し部分56の先端56aと第1ランド11aとが上下方向で重なり、第2引き出し部分57の先端57aと第2ランド11bとが上下方向で重なる。
しかる後に、ステージ242上において、第1引き出し部分56の先端56aと第1ランド11aとを半田付けする。また、ステージ242上において、第2引き出し部分57の先端57aと第2ランド11bとを、半田付けする(ステップST5)。そして、コイル5および給電基板10を、コイル保持部21および基板載置部23から取り外す。これにより、図8に示すコイルアセンブリ30が完成する。
(コイルアセンブリの製造方法による作用効果)
本例のコイルアセンブリ30の製造方法によれば、コイル本体50から引き出されたコイル線の第1引き出し部分56および第2引き出し部分57は、必要な長さにカットされた後に、給電基板10の第1ランド11aまたは第2ランド11bに半田付けされる。従って、第1引き出し部分56を第1ランド11aに接続した後に、第1引き出し部分56をカットする必要がない。また、第2引き出し部分57を第2ランド11bに接続した後に、第2引き出し部分57をカットする必要がない。
また、本例では、固定治具24に給電基板10を載置し、固定治具24に移動可能に支持された移動治具22にコイル本体50を保持させる。従って、コイル5を第1位置5Aと第2位置5Bとの第で移動させることが容易である。
(アクチュエータの製造方法)
図12は、アクチュエータ1の製造方法のフローチャートである。図11に示すように、アクチュエータ1の製造方法では、予め、支持体2(コイルホルダ4)に、コイル5を保持するコイル保持穴410および給電基板10を保持する基板保持部(一対のスリット414t、415t)を設ける(ステップST11)。また、図11に示すコイルアセンブリ30の製造方法により、コイル5と給電基板10とを接続したコイルアセンブリ30を製造する(ステップST12)。なお、ステップST1とステップST2とは、並行して行われる場合もある。また、ステップST11とステップST12とは、順番が入れ替わる場合がある。
次に、コイルアセンブリ30のコイル本体50をコイル保持穴410に保持させるとともに、給電基板10を基板保持部(一対のスリット414t、415t)に保持させる(ステップST13)。本例では、コイル本体50から引き出されたコイル線の第1引き出し部分56および第2引き出し部分57を、コイル本体50と給電基板10との間で屈曲させた状態としながら、Z2方向から基板保持部(一対のスリット414t、415t)に給電基板10を挿入する。これにより、給電基板10を基板保持部(一対のスリット414t、415t)に保持する。その後、コイル本体50を、コイル保持穴41に挿入する。また、基板保持部(一対のスリット414t、415t)と給電基板10との間に接着剤を塗布して、これらを固定する。さらに、コイルホルダ4の板部41とコイル本体50との間に接着剤を塗布して、これらを固定する。
(アクチュエータの製造方法による作用効果)
本例によれば、アクチュエータ1を製造する際に、まず、コイルアセンブリ30を製造し、次に、コイルアセンブリ30を支持体2(コイルホルダ4)に保持させる。従って、支持体2にコイル5と給電基板10とを保持させた後に、コイル線の第1引き出し部分56および第2引き出し部分57と給電基板10とを半田付けする必要がない。よって、ア
クチュエータ1の組立が容易である。
1…アクチュエータ、2…支持体、3…ケース、4…コイルホルダ、5…コイル、5A…第1位置、5B…第2位置、6…可動体、7…磁石、8…ヨーク、9…磁気駆動機構、10…給電基板、10a…基板表面、11…配線パターン、11a…第1ランド、11b…第2ランド、20…治具、21…コイル保持部、22…移動治具、22A…前進位置、22B…後退位置、23…基板載置部、24…固定治具、25…切断部、25a…V字溝、30…コイルアセンブリ、31…第1ケース部材、32…第2ケース部材、40…カッター、40a…刃先、41…板部、41…コイル保持穴、42、43…切欠き部、47…第1プレート、48…第2プレート、50…コイル本体、51…長辺部、52…短辺部、56…第1引き出し部分、56a…先端、57…第2引き出し部分、57a…先端、71…第1永久磁石、72…第2永久磁石、81…第1ヨーク、82…第2ヨーク、91…接続体、92…接続体、211…突起、221…長穴、241…ベース、242…ステージ、243…軸部、310…第1板部、311…側板部、320…第2板部、321…側板部、410…コイル保持穴、411c…ガイド溝、413、414、415、418、419…側板部、414t,415t…スリット(基板保持部)、421…リブ、422…リブ、472…爪部、482…爪部、811…第1板部、812…接続部、821…第2板部、822…張り出し部、Q1…第1距離、Q2…第2距離

Claims (5)

  1. コイル線を巻回したコイル本体および当該コイル本体から引き出された前記コイル線の引き出し部分を有するコイルと、基板表面にランドを備える基板と、を有し、前記引き出し部分が前記ランドに半田付けされたコイルアセンブリの製造方法において、
    前記基板を所定の位置に配置し、
    前記引き出し部分が延びる方向をコイル線引き出し方向とし、前記コイル線引き出し方向の一方側を第1方向、他方側を第2軸方向としたときに、
    前記コイルを、前記コイル本体が前記基板の前記第1方向に位置し、前記引き出し部分が前記基板表面に沿って延びて前記ランドを通過し、前記引き出し部分の先端が前記基板の前記第2軸方向に達する第1位置に配置し、
    前記引き出し部分を、前記基板よりも前記第2軸方向の切断位置で切断し、
    前記コイルを、前記第1方向に移動させて、前記引き出し部分の先端と前記ランドとが重なる第2位置に配置し、
    前記引き出し部分の先端を前記ランドに半田付けすることを特徴とするコイルアセンブリの製造方法。
  2. 前記第1位置と前記第2位置との第1距離と、前記所定の位置に配置された前記基板の前記ランドと前記切断位置との間の第2距離とは、等しいことを特徴とする請求項1に記載のコイルアセンブリの製造方法。
  3. 前記コイルは、前記引き出し部分として、平行に延びる第1引き出し部分および第2引き出し部分を備え、
    前記基板は、前記ランドとして、第1ランドと、前記第1引き出し部分と前記第2引き出し部分とが離間する離間距離だけ前記第1ランドから前記コイル線引き出し方向と直交する方向に離間する第2ランドと、を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のコイルアセンブリの製造方法。
  4. 前記コイル本体を着脱可能に保持するコイル保持部を有する移動治具と、前記所定の位置に前記基板を支持する基板載置部および前記引き出し部分を切断するためのカッターの刃先が接触可能な切断部を備え、前記移動治具を前記基板載置部に対して接近する方向および離間する方向に移動可能に支持する固定治具と、を有し、前記コイル保持部に前記コイル本体を保持したときに前記移動治具の移動方向と前記コイル線引き出し方向とが一致し、前記移動方向で前記切断部が前記基板載置部の前記移動治具とは反対側に位置する治具を用い、
    前記基板載置部に前記基板を載置することにより、前記基板を前記所定の位置に配置し、
    前記コイル保持部に前記コイル本体を保持させて前記移動治具を移動させることにより、前記コイルを前記第1位置と前記第2位置との間で移動させることを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか一項に記載のコイルアセンブリの製造方法。
  5. 支持体と、可動体と、弾性および粘弾性の少なくとも一方を備え前記可動体と前記支持体とを相対変位可能に接続する接続体と、前記支持体に保持されたコイルおよび基板と、前記可動体に保持されて前記コイルに対向する磁石と、を有し、前記コイルは、コイル線を巻回したコイル本体および当該コイル本体から引き出された前記コイル線の引き出し部分を備え、前記基板は、基板表面に設けられたランドに前記コイル線の前記引き出し部分が接続され、前記基板を介して前記コイルに電力を供給することにより前記支持体と前記可動体とを相対移動させるアクチュエータの製造方法において、
    前記支持体に、前記コイルを保持するコイル保持部および前記基板を保持する基板保持部を設けておき、
    請求項1から4のうちのいずれか一項に記載のコイルアセンブリの製造方法により前記コイルと前記基板とを接続したコイルアセンブリを製造し、
    前記コイルを前記コイル保持部に保持させるとともに、前記基板を前記基板保持部に保持させることを特徴とするアクチュエータの製造方法。
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