JP7290515B2 - コイルアセンブリの製造方法、およびアクチュエータの製造方法 - Google Patents
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Description
ンブリの製造方法において、前記基板を所定の位置に配置し、前記引き出し部分が延びる方向をコイル線引き出し方向とし、前記コイル線引き出し方向の一方側を第1方向、他方側を第2軸方向としたときに、前記コイルを、前記コイル本体が前記基板の前記第1方向に位置し、前記引き出し部分が前記基板表面に沿って延びて前記ランドを通過し、前記引き出し部分の先端が前記基板の前記第2軸方向に達する第1位置に配置し、前記引き出し部分を、前記基板よりも前記第2軸方向の切断位置で切断し、前記コイルを、前記第1方向に移動させて、前記引き出し部分の先端と前記ランドとが重なる第2位置に配置し、前記引き出し部分の先端を前記ランドに半田付けすることを特徴とする。
図1は、アクチュエータの外観斜視図である。図2は、図1のA-A断面図である。図3は、図1のB-B断面図である。図4は、アクチュエータの分解斜視図である。
図5は、ケース3を取り外したアクチュエータ1の分解斜視図である。図6は、支持体2をZ2方向からみた場合の分解斜視図である。図7は、支持体2をZ1方向からみた場合の分解斜視図である。図2、図5に示すように、アクチュエータ1は、磁石7として、第1永久磁石71および第2永久磁石72を備える。第1永久磁石71は、コイル5のZ1方向に位置する。第2永久磁石72は、コイル5のZ2方向に位置する。第1永久磁石71および第2永久磁石72は、第1軸線方向Xで2つに分極されている。第1永久磁石71の着磁分極線は、X軸方向の中心をY軸方向に延びる。第2永久磁石72の着磁分極線は、X軸方向の中心をY軸方向に延びる。
2へ張り出した一対の張り出し部822を備える。図4に示すように、一対の張り出し部822には、一対の接続部812のZ2方向の先端部分が溶接等の方法で連結される。これにより、第1ヨーク81と第2ヨーク82とが接続部812を介して固定される。
図1に示すように、アクチュエータ1の外形を規定するケース3は、第1ケース部材31および第2ケース部材32を備える。第1ケース部材31は、Z1方向からコイルホルダ4に取り付けられている。第2ケース部材32は、Z2方向からコイルホルダ4に取り付けられている。図4に示すように、第1ケース部材31は、長方形形状の第1板部310と、第1板部のX軸方向の両端縁からZ1方向に延びる一対の側板部311と、を備える。一対の側板部311は、コイルホルダ4のX軸方向の両側に位置する。第2ケース部材32は、長方形形状の第2板部320と、第2板部320のX軸方向の両端縁からZ2方向に延びる一対の側板部321と、を備える。一対の側板部321は、コイルホルダのX軸方向の両側に位置する。
である。コイル本体50は、X軸方向で並列してY軸方向に延びる2つの長辺部51と、2つの長辺部51のY軸方向の両端を繋ぐ円弧状の2つの短辺部52とを備える。コイル本体50は、コイル保持穴41に収容される。第1引き出し部分56および第2引き出し部分57は、コイル保持穴41からガイド溝411cを通過して、Y1方向に延びる。
図4に示すように、接続体91は、Y軸方向に長い直方体形状である。図2、図3に示すように、接続体91は、Z軸方向で、第1ヨーク81と第1ケース部材31との間に配置されている。接続体91は、第1ヨーク81および第1ケース部材31の、X軸方向およびY軸方向の中央に位置する。また、接続体92は、Y軸方向に長い直方体形状である。接続体92は、Z軸方向で、第2ヨーク82と第2ケース部材32との間に配置されている。また、接続体92は、第2ヨーク82および第2ケース部材32のX軸方向およびY軸方向の中央に位置する。接続体91および接続体92は、Z軸方向の両面が各々、可動体6および支持体2に接着等の方法で接続されている。接続体91、接続体92は、支持体2と可動体6との間でZ軸方向に圧縮された状態とされている。
し、Z2方向で第2永久磁石72に対向する。
アクチュエータ1を搭載する機器からの配線は、給電基板10の配線パターン11に接続される。ここで、給電基板10を介してコイル5に所定方向の電流が供給されると、支持体2に支持された可動体6は、X軸方向の一方に移動する。その後、電流の向きが反転すると、可動体6は、X軸方向の他方に移動する。コイル5に供給される電流の向きの反転が繰り返されることにより、可動体6は振動する。
次に、図8を参照して、コイルアセンブリの製造方法を説明する。図8に示すように、コイルアセンブリ30は、コイルホルダ4に保持されるコイル5および給電基板10からなる。
の移動方向Mと直交する直交方向Nに並んでいる。ステージ242の上面には、基板載置部23が設けられている。基板載置部23は、給電基板10を嵌め込み可能な凹部である。また、ステージ242の上面には、切断部25が設けられている。切断部25は、移動治具22の移動方向Mで、基板載置部23を間に挟んだ反対側に設けられている。すなわち、切断部25は、基板載置部23のD2方向に設けられている。切断部25は、直交方向Nに延びるV字溝25aを備える。V字溝25aには、第1引き出し部分56および第2引き出し部分57を切断するためのカッター40の刃先40aが接触する。
ド11aおよび第2ランド11b)と切断部25との間の第2距離Q2と、等しい。従って、移動治具22を前進位置22Aから後退位置22Bに移動させてコイル5を第1位置5Aから第2位置5Bに移動させると、第1引き出し部分56の先端56aと第1ランド11aとが上下方向で重なり、第2引き出し部分57の先端57aと第2ランド11bとが上下方向で重なる。
本例のコイルアセンブリ30の製造方法によれば、コイル本体50から引き出されたコイル線の第1引き出し部分56および第2引き出し部分57は、必要な長さにカットされた後に、給電基板10の第1ランド11aまたは第2ランド11bに半田付けされる。従って、第1引き出し部分56を第1ランド11aに接続した後に、第1引き出し部分56をカットする必要がない。また、第2引き出し部分57を第2ランド11bに接続した後に、第2引き出し部分57をカットする必要がない。
図12は、アクチュエータ1の製造方法のフローチャートである。図11に示すように、アクチュエータ1の製造方法では、予め、支持体2(コイルホルダ4)に、コイル5を保持するコイル保持穴410および給電基板10を保持する基板保持部(一対のスリット414t、415t)を設ける(ステップST11)。また、図11に示すコイルアセンブリ30の製造方法により、コイル5と給電基板10とを接続したコイルアセンブリ30を製造する(ステップST12)。なお、ステップST1とステップST2とは、並行して行われる場合もある。また、ステップST11とステップST12とは、順番が入れ替わる場合がある。
本例によれば、アクチュエータ1を製造する際に、まず、コイルアセンブリ30を製造し、次に、コイルアセンブリ30を支持体2(コイルホルダ4)に保持させる。従って、支持体2にコイル5と給電基板10とを保持させた後に、コイル線の第1引き出し部分56および第2引き出し部分57と給電基板10とを半田付けする必要がない。よって、ア
クチュエータ1の組立が容易である。
Claims (5)
- コイル線を巻回したコイル本体および当該コイル本体から引き出された前記コイル線の引き出し部分を有するコイルと、基板表面にランドを備える基板と、を有し、前記引き出し部分が前記ランドに半田付けされたコイルアセンブリの製造方法において、
前記基板を所定の位置に配置し、
前記引き出し部分が延びる方向をコイル線引き出し方向とし、前記コイル線引き出し方向の一方側を第1方向、他方側を第2軸方向としたときに、
前記コイルを、前記コイル本体が前記基板の前記第1方向に位置し、前記引き出し部分が前記基板表面に沿って延びて前記ランドを通過し、前記引き出し部分の先端が前記基板の前記第2軸方向に達する第1位置に配置し、
前記引き出し部分を、前記基板よりも前記第2軸方向の切断位置で切断し、
前記コイルを、前記第1方向に移動させて、前記引き出し部分の先端と前記ランドとが重なる第2位置に配置し、
前記引き出し部分の先端を前記ランドに半田付けすることを特徴とするコイルアセンブリの製造方法。 - 前記第1位置と前記第2位置との第1距離と、前記所定の位置に配置された前記基板の前記ランドと前記切断位置との間の第2距離とは、等しいことを特徴とする請求項1に記載のコイルアセンブリの製造方法。
- 前記コイルは、前記引き出し部分として、平行に延びる第1引き出し部分および第2引き出し部分を備え、
前記基板は、前記ランドとして、第1ランドと、前記第1引き出し部分と前記第2引き出し部分とが離間する離間距離だけ前記第1ランドから前記コイル線引き出し方向と直交する方向に離間する第2ランドと、を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のコイルアセンブリの製造方法。 - 前記コイル本体を着脱可能に保持するコイル保持部を有する移動治具と、前記所定の位置に前記基板を支持する基板載置部および前記引き出し部分を切断するためのカッターの刃先が接触可能な切断部を備え、前記移動治具を前記基板載置部に対して接近する方向および離間する方向に移動可能に支持する固定治具と、を有し、前記コイル保持部に前記コイル本体を保持したときに前記移動治具の移動方向と前記コイル線引き出し方向とが一致し、前記移動方向で前記切断部が前記基板載置部の前記移動治具とは反対側に位置する治具を用い、
前記基板載置部に前記基板を載置することにより、前記基板を前記所定の位置に配置し、
前記コイル保持部に前記コイル本体を保持させて前記移動治具を移動させることにより、前記コイルを前記第1位置と前記第2位置との間で移動させることを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか一項に記載のコイルアセンブリの製造方法。 - 支持体と、可動体と、弾性および粘弾性の少なくとも一方を備え前記可動体と前記支持体とを相対変位可能に接続する接続体と、前記支持体に保持されたコイルおよび基板と、前記可動体に保持されて前記コイルに対向する磁石と、を有し、前記コイルは、コイル線を巻回したコイル本体および当該コイル本体から引き出された前記コイル線の引き出し部分を備え、前記基板は、基板表面に設けられたランドに前記コイル線の前記引き出し部分が接続され、前記基板を介して前記コイルに電力を供給することにより前記支持体と前記可動体とを相対移動させるアクチュエータの製造方法において、
前記支持体に、前記コイルを保持するコイル保持部および前記基板を保持する基板保持部を設けておき、
請求項1から4のうちのいずれか一項に記載のコイルアセンブリの製造方法により前記コイルと前記基板とを接続したコイルアセンブリを製造し、
前記コイルを前記コイル保持部に保持させるとともに、前記基板を前記基板保持部に保持させることを特徴とするアクチュエータの製造方法。
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