JP6372401B2 - 内燃機関の始動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の始動装置(以下、略して始動装置と呼ぶことがある。)に関する。
近年、車両において、二酸化炭素の削減および燃費向上等を目的として、内燃機関の停止および始動を自動制御するアイドルストップ装置を搭載するものが公知となっている。
アイドルストップ装置は、例えば、交差点での停止や渋滞等による停止の後に、内燃機関への燃料の供給を停止して内燃機関を停止させ、その後、ユーザにより発進操作(例えば、ブレーキの解除操作、Dレンジへのシフト操作等)が行われて再始動条件が成立すると、スタータを自動的に起動して内燃機関を再始動させる。
また、アイドルストップ装置では、再始動時に内燃機関を迅速に始動することが必要と考えられている。そして、この必要性を満たすべく、再始動に先立ち、スタータのピニオンを予め内燃機関のリングギヤに噛み合せておく制御モード(以下、プリセットモードと呼ぶ。)が公知となっている(例えば、特許文献1、2参照。)。
そして、プリセットモードでは、電磁ソレノイドの磁気力によりピニオンを押し出してリングギヤに噛み合わせるが、燃費低減の要請から、噛み合わせた後、電磁ソレノイドへの通電をオフにする要求がある。例えば、特許文献1では、内燃機関が燃料供給停止後に惰性回転しているときに、電磁ソレノイドに通電して磁気力を発生させ、ピニオンを押し出すとともにリングギヤに噛み合わせ、その後、電磁ソレノイドを非通電に保つ。また、特許文献2では、リングギヤにピニオンを噛み合わせた後、内燃機関の惰性回転の方向が正転から逆転に変わったことを条件として電磁ソレノイドへの通電を停止する。
ところで、ピニオンは、電磁ソレノイドのリターンスプリングにより、常に、リングギヤから離脱する方向に付勢されており、電磁ソレノイドへの通電停止後は、ヘリカルスプラインによる移動抵抗によってピニオンの離脱が抑制されている。このため、例えば、振動等の外乱によりリングギヤがヘリカルスプラインのピッチ分だけ動くと、ピニオンがリングギヤから離脱してしまう。この結果、内燃機関の再始動時に、ピニオンを押し出してリングギヤに噛み合わせる操作を行う必要が生じ、内燃機関を迅速に始動する必要性が満たせなくなる可能性がある。
特許第5251687号公報 特許第5316715号公報
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、プリセットモードを実行する始動装置において、プリセットモードの実行後にピニオンがリングギヤから離脱しても、内燃機関の迅速な始動を可能にすることにある。
本願の第1発明によれば、内燃機関の始動装置は、次のスタータ、制御手段および判定手段を備える。
まず、スタータは、レバーを介して電磁ソレノイドの磁気力をピニオンに機械的に伝達するとともに、ヘリカルスプラインによりピニオンを回転させながら直進させてリングギヤに噛み合わせる。さらに、スタータは、ヘリカルスプラインを経由して電動モータのトルクをピニオンに伝達することで、リングギヤを回転駆動して内燃機関を始動する。
また、制御手段は、以下のようなプリセットモードを有し、スタータを制御する。すなわち、プリセットモードとは、内燃機関への燃料の供給を停止した後、次の内燃機関の始動までの待機期間に実行される制御モードであり、電磁ソレノイドに通電して磁気力を発生させ、ピニオンをリングギヤに噛み合わせるとともに、噛み合わせた後に電磁ソレノイドへの通電を停止するものである。
さらに、判定手段は、待機期間にピニオンがリングギヤから離脱したか否かを判定する。
そして、制御手段は、内燃機関への燃料の供給を停止した後、プリセットモードを実行してピニオンをリングギヤに噛み合わせ、その後、判定手段によりピニオンがリングギヤから離脱したと判定されたときに、プリセットモードを、再度、実行する。
これにより、プリセットモードの実行後、判定手段によって、ピニオンがリングギヤから離脱したか否かを監視することができる。また、ピニオンがリングギヤから離脱したと判定された場合には、プリセットモードを、再度、実行することで、ピニオンをリングギヤに噛み合わせることができる。このため、プリセットモードを実行する始動装置において、プリセットモードの実行後にピニオンがリングギヤから離脱しても、内燃機関の迅速な始動が可能になる。
また、本願の第発明によれば、内燃機関の始動装置は、電磁ソレノイドに流れる電流、または、電磁ソレノイドに印加される電圧を検出するセンサを備える。そして、判定手段は、電磁ソレノイドに電圧または電流のパルス入力を与えるとともに、パルス入力を与えている最中、または、与えた後のセンサの出力(以下、出力応答と呼ぶ。)に基づき、ピニオンがリングギヤから離脱したか否かを判定する。
電磁ソレノイドにおける磁気力の出力部品(例えば、磁性体製のプランジャ)とピニオンとはレバーを介して機械的に連結しているので、ピニオンがリングギヤから離脱すると、プランジャも変位する。このため、ピニオンがリングギヤから離脱すると、電磁ソレノイドへの通電により生じる磁気回路の磁路長が変動し、コイルのインダクタンスが変化する。この結果、ピニオンがリングギヤから離脱すると出力応答が変動するので、出力応答に基づき、ピニオンがリングギヤから離脱したか否かを判定することができる。
さらに、本願の第発明によれば、判定手段がパルス入力を与える周期は、300Hz以下である。
通常のピニオン押し出し操作において電磁ソレノイドに流れる電流は直流なので、交流鉄損が生じない。このため、プランジャ等の磁気回路を構成する部品の素材には、鍛造鋼等の安価な塊状鉄心材料が採用され、鉄損抑制効果がある積層鋼板は採用されていない。
この結果、パルス入力を繰り返し電磁ソレノイドに与えると、渦電流が発生してコイルのインダクタンスに影響を与えるようになり、判定手段の判定精度が低下する。また、渦電流の影響は、パルス入力の周波数が高いほど顕著になって判定精度が低下する。そこで、パルス入力を与える周期を300Hz以下にすることで、プランジャの素材が塊状鉄心材料でも、渦電流がインダクタンスに及ぼす影響を緩和して判定手段の判定精度を高精度に保つことができる。
本願の第2発明によれば、電磁ソレノイドは、コイルの内周に固定配置される固定コアと、コイルへの通電により、固定コアによって磁気的に吸引されて移動するプランジャとを備え、コイルへの通電に伴うプランジャの移動により、ピニオンをリングギヤの方に直進させる。そして、プランジャの内、磁性体の部分は塊状鉄心である。
本願の第発明によれば、パルス入力のパルス幅はセンサの検出分解能である。
これにより、ピニオンがリングギヤから離脱したか否かを判定するために必要な消費電力を低減することができる。
内燃機関の始動装置の全体構成図である。 スタータの要部を示す部分断面図である。 内燃機関の始動装置の回路図である。 (a)はピニオンがリングギヤから離脱した状態におけるプランジャの位置を示す説明図であり、(b)はピニオンがリングギヤに噛み合っている状態におけるプランジャの位置を示す説明図である。 (a)はプランジャの位置が9mm、0mmのそれぞれであるときのコイルの通電量の経時変化を示すタイムチャートであり、(b)は(a)の時間スケールを細かくしたタイムチャートである。 プランジャの位置が9mm、6mm、3mm、0mmのそれぞれであるときのパルス入力の周波数とインダクタンスとの相関を示す特性図である。 (a)はパルス入力の周波数が10Hzであるときの磁束が通りやすい領域を示す説明図であり、(b)はパルス入力の周波数が1kHzであるときの磁束が通りやすい領域を示す説明図である。
実施形態の内燃機関の始動装置を、以下の実施例に基づき説明する。なお、実施例は具体例を開示するものであり、本願発明が実施例に限定されないことは言うまでもない。
〔実施例の構成〕
実施例の始動装置1の構成を、図1〜図3を用いて説明する。始動装置1は、以下に説明するスタータ2、電力変換器3およびECU4等から構成される(図1参照。)。
スタータ2は、ピニオン6を内燃機関7のリングギヤ8に噛み合わせてリングギヤ8を回転駆動することで内燃機関7を始動するものであり、主に、電磁ソレノイド9と電動モータ10とを備える。なお、スタータ2では、電磁ソレノイド9と電動モータ10とは異軸であり、各々の軸は互いに平行である。
電磁ソレノイド9は、通電により発生する磁気力により、ピニオン6を軸方向一方側に直進させてリングギヤ8に噛みあわせるものである。より具体的に、電磁ソレノイド9は、レバー12を介して磁気力をピニオン6に機械的に伝達するとともに、ヘリカルスプライン13によりピニオン6を回転させながら直進させてリングギヤ8に噛み合わせる(図1および図2参照。)。
また、電磁ソレノイド9は、図2に示すように、磁性体製のケース14の内部に収容されるコイル15、コイル15への通電によって磁化される固定コア16、固定コア16に対向配置され、固定コア16により磁気的に吸引されて軸方向に移動するプランジャ17、プランジャ17の動きをレバー12に伝達するジョイント18等より構成される。
コイル15は、図3に示すように、一方の端子がスイッチ20を介して車載電源21に接続するとともに他方の端子がアースに接続しており、スイッチ20のオンオフにより車載電源21から電力の供給を受けて磁気力を発生させる。
固定コア16は、コイル15の内周で軸方向他方側に固定配置される。
プランジャ17は、略円筒状に設けられ、コイル15の内周で固定コア16の軸方向一方側に配置される。そして、プランジャ17は、コイル15への通電により発生する磁束により、軸方向他方側に磁気吸引されて移動する。また、固定コア16とプランジャ17との間には、リターンスプリング22が軸方向にセットされており、プランジャ17は、リターンスプリング22の付勢力により軸方向一方側に付勢されている。
ジョイント18は、棒状に設けられてプランジャ17の円筒孔23に挿入され、軸方向一端が円筒孔23から突き出てレバー12の一方のアーム12aに係合する。なお、円筒孔23は、プランジャ17の軸方向一方側に開口しており、軸方向他方側は閉塞して底面を形成している。
また、ジョイント18は、ドライブスプリング30とともに円筒孔23に挿入され、ドライブスプリング30は、ジョイント18の軸方向他端、および、円筒孔23の開口周辺それぞれに設けられたバネ座により軸方向にセットされている。ここで、ドライブスプリング30とは、ピニオン6がリングギヤ8に当接した後、レバー12を介して、さらに、ピニオン6を軸方向一方側に付勢してピニオン6をリングギヤ8に噛み合わせる付勢力を発生するものである。すなわち、ドライブスプリング30は、プランジャ17の軸方向他方側への移動によりピニオン6がリングギヤ8に当接した後、引き続き、プランジャ17が軸方向他方側に移動する間に圧縮され、ピニオン6をリングギヤ8に噛み込ませるための反力を蓄える。
電動モータ2は、例えば、図3に示すように、3相のコイル26への通電を制御することでトルクを発生する周知の同期モータである。そして、電動モータ2のトルクは、ヘリカルスプライン13を経由してピニオン6に伝達され、リングギヤ8を回転駆動するために利用される。
また、電動モータ2からピニオン6に至るトルクの伝達経路には、ドライブシャフト27および一方向クラッチ28等が介在する(図2参照。)。
ドライブシャフト27は、電動モータ10の回転子と同軸に組み付けられ、電動モータ10のトルクにより回転駆動される。
一方向クラッチ28は、周知の機能を有するアウタ29、インナ30およびローラ31等を具備する。そして、一方向クラッチ28は、電磁ソレノイド9の磁気力によりピニオン6とともに軸方向一方側に押し出され、電動モータ2のトルクによりピニオン6とともに回転し、内燃機関7の始動後、空転して内燃機関7のトルクが電動モータ10の回転子に伝わるのを遮断する。
また、アウタ29の軸方向他方側にはスプラインバレル33が一体に設けられている。そして、スプラインバレル33の内周にドライブシャフト27が嵌合しており、スプラインバレル33の内周とドライブシャフト27の外周との間にヘリカルスプライン13の噛み合いが形成されている。
また、インナ30の軸方向一方側にはインナチューブ34が一体に設けられ、ドライブシャフト27は、軸受35を介してインナチューブ34に対し相対回転自在となるように嵌合している。そして、インナチューブ34の外周にはピニオン6が一体成形されている。
なお、レバー12は、電磁ソレノイド9から出力される磁気力およびリターンスプリング22の付勢力により軸方向に揺動自在となるように組み付けられている。
すなわち、レバー12は、支点部12bを中心として回転自在に支持され、支点部12bから一方に伸びるアーム12aがジョイント18に連結され、他方に伸びるアーム12cがホルダ36に保持されている。ここで、ホルダ36は、スプラインバレル33に固定される円環板状の金属部品と、一方向クラッチ28の一部(アウタ29とスプラインバレル33とを接続する部分)とにより構成されている。
そして、磁気力によりレバー12が回転すると、アーム12a、アーム12cは、それぞれ軸方向他方側、一方側に揺動し、リターンスプリング22の付勢力によりレバー12が回転すると、アーム12a、アーム12cは、それぞれ軸方向一方側、他方側に揺動する。
電力変換器3は、図3に示すように、電磁ソレノイド9のコイル15への通電を行うための駆動回路38、電動モータ10のコイル26への通電を行うための駆動回路39、ならびに、駆動回路38、39に制御信号を出力するマイコン40等を有する。また、電力変換器3は、ECU4とは別体に設けられてスタータ2の近傍に配置されている。
まず、駆動回路38は、スイッチ20を有しており、スイッチ20に制御信号が入力すると車載電源21からコイル15に電力が供給されるように設けられている。また、駆動回路39は、周知のインバータ回路41を有し、インバータ回路41を構成するスイッチのオンオフが制御されてコイル26への通電が制御される。なお、駆動回路38では、スイッチ20およびコイル15を保護するためのコンデンサ42がスイッチ20およびコイル15と並列に接続しており、駆動回路39では、インバータ回路41を保護するためのコンデンサ43がインバータ回路41と並列に接続している。
また、マイコン40は、入力された信号を処理する入力回路、入力された信号に基づき制御処理や演算処理を行うCPU、制御処理や演算処理に必要なデータやプログラム等を記憶して保持する各種のメモリ、CPUの処理結果に基づき必要な信号を出力する出力回路等を有する周知の構造である。そして、マイコン40は、ECU4から入力される信号に応じて、各種の制御処理を実行するとともに駆動回路38、39に制御信号を出力し、電磁ソレノイド9や電動モータ10を制御する。
ECU4は、入力された信号を処理する入力回路、入力された信号に基づき制御処理や演算処理を行うCPU、制御処理や演算処理に必要なデータやプログラム等を記憶して保持する各種のメモリ、CPUの処理結果に基づき必要な信号を出力する出力回路等を有するマイコン(マイコン40とは別に設けられたもの)を備えて構成され、燃料噴射制御や点火制御等、内燃機関7の動作を制御する。
また、ECU4は、内燃機関7の停止および始動を自動制御するアイドルストップ装置として機能する。すなわち、ECU4は、例えば、交差点での停止や渋滞等による停止の後に、内燃機関7への燃料の供給を停止して内燃機関7を停止させる。その後、ECU4は、ユーザにより発進操作(例えば、ブレーキの解除操作、Dレンジへのシフト操作等)が行われて再始動条件が成立すると、電力変換部3に指令してスタータ2を起動し、内燃機関7を再始動させる。
つまり、ECU4には、ユーザによる発進操作を検知することができる信号が入力されている。そして、ECU4は、これらの信号に基づき発進操作を検知したときに、電力変換器3に内燃機関7の始動を要求する始動要求信号を出力し、マイコン40は、始動要求信号に基づき、電磁ソレノイド9や電動モータ10を動作させて内燃機関7を始動する。
なお、発進操作を検知することができる信号として、以下のようなものを例示することができる。
すなわち、アクセルペダルの操作量を表わす信号、ブレーキペダルの操作量を表わす信号、イグニッション操作などによる始動操作信号、および、自動変速機におけるDレンジへのシフト操作を検知する信号等を例示することができる。また、図1には、アクセルペダルの操作量を表わす信号、および、ブレーキペダルの操作量を表わす信号を、それぞれ出力するアクセル開度センサ45、および、ブレーキセンサ46を図示した。
以上の構成により、始動要求信号がECU4から電力変換器3に出力されると、マイコン40は、スイッチ20に制御信号を出力してコイル15への通電をオンする。これにより、電磁ソレノイド9において磁気力が発生し、ピニオン6が回転しながら軸方向一方側に直進してリングギヤ8に噛み合う。引き続き、マイコン40は、インバータ回路41への制御信号の出力を開始して電動モータ10にトルクを発生させ、さらに、コイル26への通電を制御する。これにより、内燃機関7が始動する。
〔実施例の特徴〕
実施例の始動装置1の特徴を、図面に基づき説明する。
まず、始動装置1によれば、電力変換器3のマイコン40は、スタータ2を制御する制御手段として機能し、以下のようなプリセットモードを有する。
プリセットモードとは、内燃機関7への燃料の供給を停止した後、次の内燃機関7の始動までの待機期間に実行される制御モードであり、電磁ソレノイド9に通電して磁気力を発生させ、ピニオン6をリングギヤ8に噛み合わせるとともに、噛み合わせた後に電磁ソレノイド9への通電を停止するものである。
ここで、プリセットモードは、アイドルストップ装置の機能により内燃機関7への燃料の供給が停止された後に内燃機関7を迅速に再始動する必要性を満たすべく、再始動に先立ち、ピニオン6を予めリングギヤ8に噛み合せておくことを目的とする。さらに、プリセットモードでは、燃費低減の要請から、噛み合わせ後に、電磁ソレノイド9の通電をオフする。
そこで、ECU4は、内燃機関7への燃料の供給を停止したときに、内燃機関7の停止を示す機関停止信号を電力変換器3に出力し、マイコン40は、機関停止信号が入力されると、プリセットモードを開始する。つまり、マイコン40は、機関停止信号が入力されると、スイッチ20に制御信号を出力してコイル15への通電をオンする。これにより、ピニオン6が回転しながら軸方向一方側に直進してリングギヤ8に噛み合う。
その後、マイコン40は、制御信号の出力を停止してコイル15への通電をオフする。この結果、ピニオン6は、リターンスプリング22によりリングギヤ8から離脱する方向に付勢されるものの、ヘリカルスプライン13による移動抵抗によってリングギヤ8からの離脱が抑制され、リングギヤ8との噛み合いを維持する。
なお、プリセットモードにおいて、ピニオン6がリングギヤ8に当接する前に内燃機関7の惰性回転が停止した場合、ピニオン6は、リングギヤ8に当接した後、噛み合うことが難しくなる。このため、ピニオン6がリングギヤ8に当接する前に予め電動モータ10を動作させ、ピニオン6を回転させておく必要がある。そこで、例えば、ECU4からマイコン40に、内燃機関7の回転数を示す信号を出力させ、内燃機関7の回転数に応じて電動モータ10を動作させるか否かをマイコン40に判断させるようにしてもよい。なお、内燃機関の回転数を示す信号は、クランク角センサ7aから得ることができる(図1参照。)。
次に、マイコン40は、待機期間にピニオン6がリングギヤ8から離脱したか否かを判定する判定手段として機能する。
ここで、ピニオン6は、ヘリカルスプライン13による移動抵抗によってピニオン6の離脱が抑制されるものの、振動等の外乱によりリングギヤ8がヘリカルスプライン13のピッチ分だけ動くと、リングギヤ8から離脱してしまう。この結果、内燃機関7の再始動時に、ピニオン6を押し出してリングギヤ8に噛み合わせる操作を行う必要が生じ、内燃機関7を迅速に始動する必要性が満たせなくなる可能性がある。
そこで、始動装置1は、電磁ソレノイド9のコイル15に流れる電流を検出するセンサ48を備え(図3参照。)、マイコン40は、センサ48の出力を利用することで、ピニオン6がリングギヤ8から離脱したか否かを判定する。そして、マイコン40は、ピニオン6がリングギヤ8から離脱したと判定したときに、プリセットモードを、再度、実行してピニオン6をリングギヤ8に噛み合わせる。
ここで、センサ48は、駆動回路38においてコイル15と並列に接続しているシャント抵抗であり、マイコン40は、センサ48の出力により、コイル15の通電量を、常時、把握することができる(なお、センサ48には、還流ダイオード49が直列に接続している。)。
そして、マイコン40は、待機期間中、所定の周期でスイッチ20に制御信号を出力してスイッチ20をオンすることで、電磁ソレノイド9のコイル15に繰り返し電圧のパルス入力を与える。これにより、マイコン40は、パルス入力を与えている最中、または、与えた後のセンサ48の出力(以下、出力応答と呼ぶ。)に基づき、ピニオン6がリングギヤ8から離脱したか否かを判定する。
つまり、電磁ソレノイド9のプランジャ17とピニオン6とはレバー12を介して機械的に連結しているので、ピニオン6がリングギヤ8から離脱するとプランジャ17も軸方向に変位する(図4参照。)。このため、ピニオン6がリングギヤ8から離脱すると、コイル15への通電により生じる磁気回路の磁路長が変動し、コイル15のインダクタンスが変化する。この結果、ピニオン6がリングギヤ8から離脱すると出力応答が変動するので、出力応答に基づき、ピニオン6がリングギヤ8から離脱したか否かを判定することができる。
例えば、ピニオン6がリングギヤ8に噛み合っている状態におけるプランジャ17の位置(図4(b)参照。)と、ピニオン6がリングギヤ8から離脱した状態におけるプランジャ17の位置(図4(a)参照。)との軸方向の距離が9mmとする。
なお、以下の説明では、プランジャ17の軸方向の位置に関し、図4(b)のプランジャ17の位置を基準位置(0mm)とし、さらに、軸方向一方側をプラス側として、基準位置との距離によってプランジャ17の位置を表すものとする。
そして、例えば、パルス入力の周波数を100Hz(周期10msec)とし、パルス入力のパルス幅を0.2msecとしたとき、図5に示すように、コイル15の通電量(つまり、センサ48の出力)の経時変化に関し、プランジャ17の位置が0mmのときと9mmのときとで、インダクタンスの差に起因する差が明確に表れる。
そこで、例えば、図5の特性に基づき、スイッチ20をオフする0.02msec前における出力応答に関し、今回の数値が前回の数値よりも0.15A以上大きければ、ピニオン6がリングギヤ8から離脱しているものと判定させる。または、スイッチ20をオフしてから0.1msec後における出力応答に関し、今回の数値が前回の数値よりも0.75A以上大きければ、ピニオン6がリングギヤ8から離脱しているものと判定させる。
なお、パルス幅として選択した数値(0.2msec)は、センサ48の検出分解能である。
また、パルス入力を与える周期は、以下に説明する渦電流の影響を抑制するため、300Hz以下が好ましく、さらに、100Hz以下がより好ましい。
ここで、図6は、プランジャ17の位置を0、3、6、9mmで変化させてパルス入力の周波数とインダクタンスとの相関を測定した結果を示すものである。これによれば、パルス入力の周波数が高いほど、プランジャ17の位置の違いによるインダクタンスの差が小さくなり、300Hzを超えると、プランジャ17の位置が0mmから9mmの間で変化しても、インダクタンスの数値に明確な差が見られなくなる。
この現象は、パルス入力の繰り返しに伴い発生する渦電流に起因している。
つまり、通常のピニオン6の押し出し操作においてコイル15に流れる電流は直流なので、交流鉄損が生じない。このため、プランジャ17の素材には、鍛造鋼等の安価な塊状鉄心材料が採用され、鉄損抑制効果がある積層鋼板は採用されていない。
この結果、パルス入力を繰り返しコイル15に与えると、渦電流が発生して磁性体に磁束が通りにくくなり、このような渦電流の影響はパルス入力の周波数が高いほど顕著になる。すなわち、図7に示すように、パルス入力の周波数が高いほど、磁束は、磁性体の内部を通りにくくなり、コイル15に近い表面近傍しか通ることができなくなる(なお、図7では、磁性体の内、磁束が通りやすい領域にハッチングを施した。)。この結果、パルス入力の周波数が高いほど判定精度が低下するので、パルス入力の周波数を300Hz以下とし、さらにより好ましい数値として100Hzに設定する。
〔実施例の効果〕
実施例の始動装置1によれば、電力変換器3のマイコン40は、プリセットモードを有し、スタータ2を制御する。ここで、プリセットモードとは、内燃機関7への燃料の供給を停止した後、次の内燃機関7の始動までの待機期間に実行される制御モードであり、電磁ソレノイド9のコイル15に通電して磁気力を発生させ、ピニオン6をリングギヤ8に噛み合わせるとともに、噛み合わせた後にコイル15への通電を停止するものである。
さらに、マイコン40は、待機期間にピニオン6がリングギヤ8から離脱したか否かを判定する機能を有する。そして、マイコン40は、内燃機関7への燃料の供給を停止した後、プリセットモードを実行してピニオン6をリングギヤ8に噛み合わせ、その後、ピニオン6がリングギヤ8から離脱したと判定したときに、プリセットモードを、再度、実行する。
これにより、プリセットモードの実行後、マイコン40によって、ピニオン6がリングギヤ8から離脱したか否かを監視することができる。また、マイコン40によりピニオン6がリングギヤ8から離脱したと判定された場合には、プリセットモードを、再度、実行することで、ピニオン6をリングギヤ8に噛み合わせることができる。このため、プリセットモードの実行後にピニオン6がリングギヤ8から離脱しても、内燃機関7の迅速な始動が可能になる。
また、始動装置1は、コイル15に流れる電流を検出するセンサ48を備え、マイコン40は、コイル15に電圧のパルス入力を与えるとともに、パルス入力を与えている最中、または、与えた後のセンサ48の出力(出力応答)に基づき、ピニオン6がリングギヤ8から離脱したか否かを判定する。
プランジャ17とピニオン6とはレバー12を介して機械的に連結しているので、ピニオン6がリングギヤ8から離脱すると、プランジャ17も変位する。このため、ピニオン6がリングギヤ8から離脱すると、コイル15への通電により生じる磁気回路の磁路長が変動し、コイル15のインダクタンスが変化する。この結果、ピニオン6がリングギヤ8から離脱すると出力応答が変動するので、出力応答に基づき、ピニオン6がリングギヤ8から離脱したか否かを判定することができる。
また、マイコン40がパルス入力を与える周期は、300Hz以下である。
通常のピニオン6の押し出し操作において電磁ソレノイド9に流れる電流は直流なので、交流鉄損が生じない。このため、プランジャ17等の磁気回路を構成する部品の素材には、鍛造鋼等の安価な塊状鉄心材料が採用され、鉄損抑制効果がある積層鋼板は採用されていない。
この結果、パルス入力を繰り返しコイル15に与えると、渦電流が発生してコイル15のインダクタンスに影響を与えるようになり、マイコン40の判定精度が低下する。また、渦電流の影響は、パルス入力の周波数が高いほど顕著になって判定精度が低下する。そこで、パルス入力を与える周期を300Hz以下にすることで、プランジャ17の素材が塊状鉄心材料でも、渦電流がインダクタンスに及ぼす影響を緩和して判定精度を高精度に保つことができる。
さらに、パルス入力のパルス幅はセンサ48の検出分解能である。
これにより、ピニオン6がリングギヤ8から離脱したか否かを判定するために必要な消費電力を低減することができる。
〔変形例〕
始動装置1の態様は実施例に限定されず、種々の変形例を考えることができる。
例えば、実施例の始動装置1は、コイル15に流れる電流を検出するセンサ48を備え、判定手段としてのマイコン40は、コイル15に電圧のパルス入力を与えるとともに出力応答に基づき、ピニオン6がリングギヤ8から離脱したか否かを判定していたが、判定手段の態様は、このようなものに限定されない。
例えば、プランジャ17の位置を検出するポジションセンサを設けて、プランジャ17の位置を、直接、検出することで、ピニオン6がリングギヤ8から離脱したか否かを判定してもよい。
また、始動装置1に、コイル15に印加される電圧を検出するセンサを設け、マイコン40には、コイル15に電流のパルス入力を与えさせ、電圧の出力応答に基づき、ピニオン6の離脱を判定するようにしてもよい。
また、実施例の始動装置1によれば、電動モータ10は同期モータであったが、電動モータ10として直流モータを採用し、インバータ回路41に変えてチョッパ回路を設け、チョッパ回路により電動モータ10の通電量を変化させてもよい。
また、実施例の始動装置1によれば、コイル15への通電量はシャント抵抗により検出していたが、ホール素子型の電流センサにより通電量を検出してもよい。
さらに、実施例の始動装置1によれば、電力変換器3が有するマイコン40は1つであり、1つのマイコン40が電磁ソレノイド9および電動モータ10の両方を制御していたが、電磁ソレノイド9、電動モータ10の制御用に個別にマイコンを設けてもよい。
1 始動装置 2 スタータ 6 ピニオン 7 内燃機関 8 リングギヤ 9 電磁ソレノイド 10 電動モータ 12 レバー 13 ヘリカルスプライン 40 マイコン(制御手段、判定手段)

Claims (3)

  1. レバー(12)を介して電磁ソレノイド(9)の磁気力をピニオン(6)に機械的に伝達するとともに、ヘリカルスプライン(13)により前記ピニオン(6)を回転させながら直進させてリングギヤ(8)に噛み合わせ、さらに、前記ヘリカルスプライン(13)を経由して電動モータ(10)のトルクを前記ピニオン(6)に伝達することで、前記リングギヤ(8)を回転駆動して内燃機関(7)を始動するスタータ(2)と、
    前記内燃機関(7)への燃料の供給を停止した後、次の前記内燃機関(7)の始動までの待機期間に実行される制御モードであって、前記電磁ソレノイド(9)に通電して磁気力を発生させ、前記ピニオン(6)を前記リングギヤ(8)に噛み合わせるとともに、噛み合わせた後に前記電磁ソレノイド(9)への通電を停止するプリセットモードを有し、前記スタータ(2)を制御する制御手段(40)と、
    前記待機期間に前記ピニオン(6)が前記リングギヤ(8)から離脱したか否かを判定する判定手段(40)と
    前記電磁ソレノイド(9)に流れる電流、または、前記電磁ソレノイド(9)に印加される電圧を検出するセンサ(48)とを備え、
    前記制御手段(40)は、前記内燃機関(7)への燃料の供給を停止した後、前記プリセットモードを実行して前記ピニオン(6)を前記リングギヤ(8)に噛み合わせ、その後、前記判定手段(40)により前記ピニオン(6)が前記リングギヤ(8)から離脱したと判定されたときに、前記プリセットモードを、再度、実行し、
    前記判定手段(40)は、前記電磁ソレノイド(9)に電圧または電流のパルス入力を与えるとともに、このパルス入力を与えている最中、または、与えた後の前記センサ(48)の出力に基づき、前記ピニオン(6)が前記リングギヤ(8)から離脱したか否かを判定し、
    前記判定手段(40)が前記パルス入力を与える周期は、300Hz以下であることを特徴とする内燃機関(7)の始動装置(1)。
  2. 請求項1に記載の内燃機関(7)の始動装置(1)において、
    前記電磁ソレノイド(9)は、
    コイル(15)の内周に固定配置される固定コア(16)と、
    前記コイル(15)への通電により、前記固定コア(16)によって磁気的に吸引されて移動するプランジャ(17)とを備え、
    前記コイル(15)への通電に伴う前記プランジャ(17)の移動により、前記ピニオン(6)を前記リングギヤ(9)の方に直進させ、
    前記プランジャ(17)の内、磁性体の部分は塊状鉄心であることを特徴とする内燃機関(7)の始動装置(1)。
  3. 請求項1または請求項2に記載の内燃機関(7)の始動装置(1)において、
    前記パルス入力のパルス幅は前記センサ(48)の検出分解能であることを特徴とする内燃機関(7)の始動装置(1)
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