JP6370155B2 - 配線結束具及び電気機器 - Google Patents

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Description

本発明は、配線結束具及びその配線結束具を備える電気機器に関する。
従来より、配線の動きを規制する配線結束具として、ワイヤーサドル又はクランパ等の固定部材が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、回路基板から延びるハーネス(配線)を結束して固定する結束バンドが開示されている。特許文献1は、この結束バンドを、器具本体内のパネル台に固定することによって、回路基板からハーネスが引っ張られて抜け落ちることを防止しようとするものである。
特許第4725844号公報(第5頁)
しかしながら、特許文献1に開示された結束バンドにおいては、配線を固定するために結束バンドで縛るという行程が必要である。また、一旦配線を固定すると、その後、配線を取り外し難い。このように、従来技術は、作業性が悪い。
本発明は、上記のような課題を背景としてなされたもので、作業性が向上する配線結束具及びその配線結束具を備える電気機器を提供するものである。
本発明に係る配線結束具は、基部と、基部の一端側から立設される第1の収納部と、基部の他端側から立設され、第1の収納部との間に配線が収納される収納空間を形成する第2の収納部と、基部から立設され、配線が回転することを抑制する回転抑制部と、を備え、第1の収納部と第2の収納部との間には、配線が挿入される配線挿入口が設けられており、配線挿入口は、少なくとも一部において、収納空間に収納される配線のガイド方向に対し傾斜した部位を有る。
本発明によれば、配線挿入口は、少なくとも一部において、収納空間に収納される配線のガイド方向に対し傾斜した部位を有するため、配線が抜け難い。また、配線は、配線挿入口に挿入されるだけで、収納空間に収納されるため、配線の動きを容易に規制することができる。更に、配線の動きを規制した後に配線を取り外そうとする際に、配線を取り外し易い。このように、配線結束具は、作業性が高い。
本発明の実施の形態1に係る配線結束具1を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る配線結束具1を示す上面図である。 本発明の実施の形態1に係る配線結束具1の寸法を示す上面図である。 比較例1における配線結束具100を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る配線結束具200を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る配線結束具200を示す上面図である。 本発明の実施の形態2に係る配線結束具200を示す正面断面図である。 本発明の実施の形態3に係る配線結束具300を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る配線結束具300を示す上面図である。 本発明の実施の形態4に係る配線結束具400を示す斜視図である。 本発明の実施の形態4に係る配線結束具400を示す上面図である。 本発明の実施の形態5に係る配線結束具500を示す斜視図である。 本発明の実施の形態5に係る配線結束具500を示す上面図である。 本発明の実施の形態6に係る配線結束具600を示す斜視図である。 本発明の実施の形態6に係る配線結束具600を示す上面図である。 本発明の実施の形態7に係る配線結束具700を示す斜視図である。 本発明の実施の形態7に係る配線結束具700を示す上面図である。 本発明の実施の形態7に係る配線結束具700の作用を示す上面図である。 本発明の実施の形態8に係る配線結束具800を示す斜視図である。 本発明の実施の形態8に係る配線結束具800を示す上面図である。 本発明の他の実施の形態に係る配線結束具900を示す上面図である。
以下、本発明に係る配線結束具及び電気機器の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る配線結束具1を示す斜視図である。この図1に基づいて、配線結束具1について説明する。配線結束具1は、内部に配線7が挿入され配線7の動きを規制するものであり、例えば樹脂からなる。図1に示すように、配線結束具1は、基部2と収納部10とを有している。また、収納部10は、側部3と突出部4とを有している。なお、これらの基部2、側部3及び突出部4は、一体的に形成されてもよい。基部2は、電気機器等に設けられるものであり、例えば矩形状の平板部材である。
側部3は、基部2の幅方向(矢印X方向)の両端部に設けられたものであり、基部2の一端側から立設される第1の側部3aと、基部2の他端側から立設される第2の側部3bとを有している。第1の側部3aは、例えば角柱状の部材であり、両端部には基部2の幅方向(矢印X方向)に延びる足部3cが設けられている。この足部3cによって、第1の側部3aが支持されている。また、第2の側部3bは、例えば角柱状の部材であり、両端部には基部2の幅方向(矢印X方向)に延びる足部3cが設けられている。この足部3cによって、第2の側部3bが支持されている。
図2は、本発明の実施の形態1に係る配線結束具1を示す上面図である。第1の側部3aと第2の側部3bとの間には、配線7が収納される収納空間5が形成されており、図2に示すように、配線結束具1に挿入された配線7は、収納空間5に収納される。なお、本実施の形態1は、配線7のガイド方向が、基部2の幅方向に垂直の方向(矢印Y方向)である。
突出部4は、側部3の上端部に設けられたものであり、第1の側部3aから第2の側部3bに向かって突出する第1の突出部20と、第2の側部3bから第1の側部3aに向かって突出する第2の突出部30とを有している。第1の突出部20は、突出する先端部が、傾斜した台形状をなしており、第2の側部3bに向かって最も突出した第1の最突部21は、面取り加工されている。これにより、第1の最突部21の尖頭による作業性の悪化が抑制される。また、第1の突出部20の上面20aは、第2の側部3bに向かうに従って基部2に近づくように形成された勾配がついている。
第2の突出部30は、突出する先端部が、第1の突出部20の先端部に対向するように、傾斜した台形状をなしており、第1の側部3aに向かって最も突出した第2の最突部31は、面取り加工されている。これにより、第2の最突部31の尖頭による作業性の悪化が抑制される。なお、第1の最突部21と第2の最突部31とは、対角に位置している。また、第2の突出部30の上面30aは、第1の側部3aに向かうに従って基部2に近づくように形成された勾配がついている。
第1の突出部20と第2の突出部30との間には、配線7が挿入される配線挿入口6が形成されている。配線挿入口6は、図2に示すように、少なくとも一部において、収納空間5に収納される配線7のガイド方向(矢印Y方向)に対し傾斜した部位を有している。この配線挿入口6は、例えば、上面視において、直線状且つ傾斜状をなしている。本実施の形態1は、前述の如く、第1の突出部20の先端部及び第2の突出部30の先端部が、傾斜した台形状をなして対向している。従って、配線挿入口6は、ガイド方向に対し平行の方向(矢印Y方向)から傾斜している。なお、前述の如く、第1の突出部20の上面20a及び第2の突出部30の上面30aは、勾配がついているため、配線7は、第1の突出部20の上面20a又は第2の突出部30の上面30aを滑りながら、なめらかに配線挿入口6に挿入されることができる。なお、収納部10は、第1の収納部10aと第2の収納部10bとからなり、第1の収納部10aは、第1の側部3aと第1の突出部20とを有し、第2の収納部10bは、第2の側部3bと第2の突出部30とを有する。この第1の収納部10a及び第2の収納部10bは、アーチ状をなしていてもよい。
次に、配線結束具1の寸法について説明する。図3は、本発明の実施の形態1に係る配線結束具1の寸法を示す上面図である。図3に示すように、配線挿入口6の挿入幅W1は、配線7の直径D以上である。配線7が、複数からなる配線群であり、夫々複数の直径Dを有する場合、配線挿入口6の挿入幅W1は、配線群のなかで最も直径Dが大きい配線7の直径D以上である。これにより、配線7は、配線挿入口6に容易に挿入されることができる。
本実施の形態1は、第1の最突部21と第2の最突部31とを結ぶ最突線分Cが、配線挿入口6上を通っており、第1の突出部20又は第2の突出部30上を通っていない。この場合、第1の最突部21を通りガイド方向に対し平行の方向の第1の線分C1と、第2の最突部31を通りガイド方向に対し平行の方向の第2の線分C2との線分幅W2は、配線7の直径Dよりも小さい。配線7が、複数からなる配線群であり、夫々複数の直径Dを有する場合、線分幅W2は、配線群のなかで最も直径Dが小さい配線7の直径Dよりも小さい。最突線分Cが配線挿入口6上を通っている場合、線分幅W2が配線7の直径D以上であると、収納空間5に収納された配線7が、曲げることなくそのまま配線挿入口6から抜けてしまう。本実施の形態1は、線分幅W2が配線7の直径Dよりも小さいため、収納空間5に収納された配線7が、そのまま配線挿入口6から抜け難い。
次に、本実施の形態1に係る配線結束具1の作用について説明する。配線結束具1は、配線挿入口6が、少なくとも一部において、収納空間5に収納される配線7のガイド方向(矢印Y方向)に対し傾斜した部位を有する。このため、収納空間5に収納された配線7は、外力による曲げを伴わない限り、そのまま配線挿入口6から抜けずに済む。なお、配線7の挿入時においては、配線7が、外力によって配線挿入口6に平行になるように曲げられれば、配線挿入口6に容易に挿入されることができる。
また、配線結束具1は、配線7を固定せずに収納するだけで、配線7の動きを規制するものである。このため、配線7の動きが規制された後でも、配線7が、外力によって配線挿入口6に平行になるように曲げられれば、配線挿入口6から容易に取り外されることができる。このように、配線結束具1は、作業性が高い。更に、配線結束具1が、一体的に形成されている場合、部品点数を削減することができる。
次に、比較例1における配線結束具100について説明する。図4は、比較例1における配線結束具100を示す斜視図である。比較例1は、配線挿入口6の形状が、実施の形態1と相違する。図4に示すように、比較例1における配線挿入口6は、収納空間5に収納される配線7のガイド方向に対し平行の方向(矢印Y方向)に設けられている。
比較例1における配線結束具100は、配線挿入口6が、収納空間5に収納される配線7のガイド方向に対し平行の方向(矢印Y方向)に設けられているため、収納空間5に収納された配線7は、外力による曲げを伴わずに、そのまま配線挿入口6から抜けてしまう。これでは、配線7の動きを規制しようとして、一旦、配線7が収納されても、容易に配線7が配線結束具100から抜けてしまうため、作業性が悪化する。
実施の形態2.
次に、実施の形態2に係る配線結束具200について説明する。図5は、本発明の実施の形態2に係る配線結束具200を示す斜視図、図6は、本発明の実施の形態2に係る配線結束具200を示す上面図である。本実施の形態2は、配線挿入口6の形状が、実施の形態1と相違する。本実施の形態2では、実施の形態1と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図5、図6に示すように、本実施の形態2は、第1の最突部21と第2の最突部31とを結ぶ最突線分Cが、第1の突出部20及び第2の突出部30上を通っている。この場合、第1の線分C1と第2の線分C2との線分幅W2は、零以上である。即ち、線分幅W2は、いずれの値をとってもよい。これは、最突線分Cが、第1の突出部20又は第2の突出部30上を通っていれば、収納空間5に収納された配線7が、曲げることなくそのまま配線挿入口6から抜けることは極めて稀であることによる。
図7は、本発明の実施の形態2に係る配線結束具200を示す正面断面図であり、図6のA−A断面図である。図7に示すように、配線結束具200は、第1の突出部20の下面20bが、第2の側部3bに向かうに従って基部2に近づくように形成され、上に凸の円弧状をなしている。また、第2の突出部30の下面30bも、第1の側部3aに向かうに従って基部2に近づくように形成され、上に凸の円弧状をなしている。これにより、配線7が、配線挿入口6から抜けそうになっても、配線挿入口6から逸れて、第1の突出部20の下面20b又は第2の突出部30の下面30bを滑って行き易い。このため、配線7は更に抜け難い。
実施の形態3.
次に、実施の形態3に係る配線結束具300について説明する。図8は、本発明の実施の形態3に係る配線結束具300を示す斜視図、図9は、本発明の実施の形態3に係る配線結束具300を示す上面図である。本実施の形態3は、配線挿入口6の形状が、実施の形態1と相違する。本実施の形態3では、実施の形態1と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図8、図9に示すように、本実施の形態3は、第1の突出部20が、第1の凹部22と第1の凸部23とを有している。第1の凹部22は、実施の形態1における第1の最突部21と同様に、面取り加工されている。また、第1の凸部23は、実施の形態1における第1の最突部21に相当する部分であり、第1の凹部22に連なり、第1の凹部22よりも第2の側部3bに向かって延びている。
また、第2の突出部30は、第2の凹部32と第2の凸部33とを有している。第2の凹部32は、第1の突出部20における第1の凸部23に対向しており、面取り加工されている。また、第2の凸部33は、実施の形態1における第2の最突部31に相当する部分であり、第2の凹部32に連なり、第2の凹部32よりも第1の側部3aに向かって延びて、第1の凹部22に対向している。
以上のとおり、第1の突出部20における第1の凹部22及び第1の凸部23、第2の突出部30における第2の凹部32及び第2の凸部33は、いずれも面取り加工されている。このため、第1の突出部20と第2の突出部30との間に形成された配線挿入口6には、尖頭がない。このため、配線7が配線挿入口6から挿入されるときに、尖頭に引っ掛かることなく、滑らかに挿入されることができる。
実施の形態4.
次に、実施の形態4に係る配線結束具400について説明する。図10は、本発明の実施の形態4に係る配線結束具400を示す斜視図、図11は、本発明の実施の形態4に係る配線結束具400を示す上面図である。本実施の形態4は、配線挿入口6の形状が、実施の形態3と相違する。本実施の形態4では、実施の形態1、3と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1、3との相違点を中心に説明する。
図10、図11に示すように、本実施の形態4は、第1の突出部20が、第1の凹部22から第1の凸部23に向けて曲面状をなしている。また、第2の突出部30も、第1の突出部20に対向するように、第2の凹部32から第2の凸部33に向けて曲面状をなしている。これにより、配線挿入口6は、上面視において、曲線状をなしている。実施の形態1、3では、配線挿入口6が上面視において直線状且つ傾斜状をなしているが、本実施の形態4のように、曲線状をなしていても、実施の形態1、3と同様の効果を奏する。
実施の形態5.
次に、実施の形態5に係る配線結束具500について説明する。図12は、本発明の実施の形態5に係る配線結束具500を示す斜視図、図13は、本発明の実施の形態5に係る配線結束具500を示す上面図である。本実施の形態5は、配線挿入口6の形状が、実施の形態1と相違する。本実施の形態5では、実施の形態1と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図12、図13に示すように、本実施の形態5は、第1の突出部20が、第1の凹部22aと第1の凹部22bと第1の凸部23とを有している。第1の凹部22a及び第1の凹部22bは、第1の突出部20の両端部に設けられており、第1の凸部23は、第1の凹部22aと第1の凹部22bとの間に設けられ、第1の凹部22a及び第1の凹部22bよりも第2の側部3bに向かって延びている。
また、第2の突出部30は、第2の凹部32と第2の凸部33aと第2の凸部33bとを有している。第2の凸部33a及び第2の凸部33bは、第2の突出部30の両端部に設けられており、夫々第1の凹部22a及び第1の凹部22bに対向している。また、第2の凹部32は、第2の凸部33aと第2の凸部33bとの間に設けられている。なお、第2の凸部33a及び第2の凸部33bは、第2の凹部32よりも第1の側部3aに向かって延びている。これにより、配線挿入口6は、上面視において、半円状の波状をなしている。実施の形態1では、配線挿入口6が上面視において直線状且つ傾斜状をなしているが、本実施の形態5のように、半円状をなしていても、実施の形態1と同様の効果を奏する。
実施の形態6.
次に、実施の形態6に係る配線結束具600について説明する。図14は、本発明の実施の形態6に係る配線結束具600を示す斜視図、図15は、本発明の実施の形態6に係る配線結束具600を示す上面図である。本実施の形態6は、配線挿入口6の形状が、実施の形態1と相違する。本実施の形態6では、実施の形態1と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図14、図15に示すように、本実施の形態6は、第1の突出部20が、第1の凹部22aと第1の凹部22bと第1の凸部23とを有している。第1の凹部22a及び第1の凹部22bは、第1の突出部20の両端部に設けられており、第1の凸部23は、第1の凹部22aと第1の凹部22bとの間に設けられ、第1の凹部22a及び第1の凹部22bよりも第2の側部3bに向かって延びている。なお、第1の凹部22aの両端部及び第1の凹部22bの両端部における尖頭は、フィレット加工されている。ここで、フィレッと加工とは、尖った角を丸める加工をいう。
また、第2の突出部30は、第2の凹部32と第2の凸部33aと第2の凸部33bとを有している。第2の凸部33a及び第2の凸部33bは、第2の突出部30の両端部に設けられており、夫々第1の凹部22a及び第1の凹部22bに対向している。また、第2の凹部32は、第2の凸部33aと第2の凸部33bとの間に設けられている。なお、第2の凸部33a及び第2の凸部33bは、第2の凹部32よりも第1の側部3aに向かって延びている。また、第2の凸部33aの両端部及び第2の凸部33bの両端部における尖頭は、フィレット加工されている。これにより、配線挿入口6は、上面視において、波状をなしている。実施の形態1では、配線挿入口6が上面視において直線状且つ傾斜状をなしているが、本実施の形態6のように、波状をなしていても、実施の形態1と同様の効果を奏する。
実施の形態7.
次に、実施の形態7に係る配線結束具700について説明する。図16は、本発明の実施の形態7に係る配線結束具700を示す斜視図、図17は、本発明の実施の形態7に係る配線結束具700を示す上面図である。本実施の形態7は、回転抑制部8が設けられている点で、実施の形態1と相違する。本実施の形態7では、実施の形態1と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図16、図17に示すように、本実施の形態7は、基部2から立設され、配線7が回転することを抑制する回転抑制部8を有している。回転抑制部8は、例えば2個設けられており、例えば円柱状をなしている。本実施の形態7において、第1の収納部10aは、第2の収納部10bに向かって最も突出した第1の最突部24と、第1の最突部24に連なり、第1の最突部24よりも第2の収納部10bから離れる第1の離間部25と、を有し、第2の収納部10bは、第1の収納部10aに向かって最も突出し、第1の離間部25に対向する第2の最突部34と、第2の最突部34に連なり、第2の最突部34よりも第1の収納部10aから離れて第1の最突部24に対向する第2の離間部35と、を有する。第1の回転抑制部8aは、第1の最突部24よりも第1の離間部25に近い位置に設けられており、第2の回転抑制部8bは、第2の最突部34よりも第2の離間部35に近い位置に設けられている。
次に、本実施の形態7に係る配線結束具700の作用について説明する。図18は、本発明の実施の形態7に係る配線結束具700の作用を示す上面図である。図18に示すように、収納空間5に収納された配線7は、第1の回転抑制部8a及び第2の回転抑制部8bによって、直線状の配線挿入口6に平行の方向に向かって回転しようとすることが抑制される。従って、配線7は更に抜け難い。なお、回転抑制部8は、1個設けられていてもよいし、3個以上設けられていてもよい。また、回転抑制部8は、実施の形態3、4に適用することもできる。この場合、第1の回転抑制部8aは、第1の凸部23よりも第1の凹部22に近い位置に設けられており、第2の回転抑制部8bは、第2の凸部33よりも第2の凹部32に近い位置に設けられている。
実施の形態8.
次に、実施の形態8に係る配線結束具800について説明する。図19は、本発明の実施の形態8に係る配線結束具800を示す斜視図、図20は、本発明の実施の形態8に係る配線結束具800を示す上面図である。本実施の形態8は、回転抑制部9の形状が、実施の形態7と相違する。本実施の形態8では、実施の形態1、7と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1、7との相違点を中心に説明する。
図19、図20に示すように、本実施の形態8は、回転抑制部9が四角柱状をなしており、第1の回転抑制部9aと第2の回転抑制部9bとが設けられている。このように、回転抑制部9は、四角柱状をなしていても、実施の形態7と同様の効果を奏する。なお、回転抑制部9は、実施の形態3、4に適用することもできる。この場合、第1の回転抑制部9aは、第1の凸部23よりも第1の凹部22に近い位置に設けられており、第2の回転抑制部9bは、第2の凸部33よりも第2の凹部32に近い位置に設けられている。
実施の形態9.
次に、実施の形態9に係る電気機器について説明する。実施の形態9に係る電気機器は、実施の形態1〜8のいずれかに係る配線結束具を有している。このため、電気機器において、配線7が邪魔になっても、配線結束具を用いて、配線7の動きを規制することによって、電気機器の作業性が向上する。なお、電気機器は、例えば加熱調理器とすることができる。
なお、配線7のガイド方向は、基部2の幅方向に垂直の方向(矢印Y方向)に限定されない。図21は、本発明の他の実施の形態に係る配線結束具900を示す上面図である。配線7のガイド方向は、例えば、図21に示すように、基部2の幅方向に対し垂直の方向(矢印Y方向)から傾斜していてもよい。
1 配線結束具、2 基部、3 側部、3a 第1の側部、3b 第2の側部、3c 足部、4 突出部、5 収納空間、6 配線挿入口、7 配線、8 回転抑制部、8a 第1の回転抑制部、8b 第2の回転抑制部、9 回転抑制部、9a 第1の回転抑制部、9b 第2の回転抑制部、10 収納部、10a 第1の収納部、10b 第2の収納部、20 第1の突出部、20a 上面、20b 下面、21 第1の最突部、22、22a、22b 第1の凹部、23 第1の凸部、24 第1の最突部、25 第1の離間部、30 第2の突出部、30a 上面、30b 下面、31 第2の最突部、32 第2の凹部、33、33a、33b 第2の凸部、34 第2の最突部、35 第2の離間部、100、200、300、400、500、600、700、800、900 配線結束具。

Claims (4)

  1. 基部と、
    前記基部の一端側から立設される第1の収納部と、
    前記基部の他端側から立設され、前記第1の収納部との間に配線が収納される収納空間を形成する第2の収納部と、
    前記基部から立設され、前記配線が回転することを抑制する回転抑制部と、を備え、
    前記第1の収納部と前記第2の収納部との間には、前記配線が挿入される配線挿入口が設けられており、前記配線挿入口は、少なくとも一部において、前記収納空間に収納される前記配線のガイド方向に対し傾斜した部位を有する
    配線結束具。
  2. 前記第1の収納部は、
    第1の凹部と、
    前記第1の凹部に連なり、前記第1の凹部よりも前記第2の収納部に向かって延びている第1の凸部と、を有し、
    前記第2の収納部は、
    前記第1の凸部に対向する第2の凹部と、
    前記第2の凹部に連なり、前記第2の凹部よりも前記第1の収納部に向かって延びて前記第1の凹部に対向する第2の凸部と、を有し、
    前記回転抑制部は、
    前記第1の凸部よりも前記第1の凹部に近い位置、又は前記第2の凸部よりも前記第2の凹部に近い位置に設けられている
    請求項記載の配線結束具。
  3. 前記第1の収納部は、
    前記第2の収納部に向かって最も突出した第1の最突部と、
    前記第1の最突部に連なり、前記第1の最突部よりも前記第2の収納部から離れる第1の離間部と、を有し、
    前記第2の収納部は、
    前記第1の収納部に向かって最も突出し、前記第1の離間部に対向する第2の最突部と、
    前記第2の最突部に連なり、前記第2の最突部よりも前記第1の収納部から離れて前記第1の最突部に対向する第2の離間部と、を有し、
    前記回転抑制部は、
    前記第1の最突部よりも前記第1の離間部に近い位置、又は前記第2の最突部よりも前記第2の離間部に近い位置に設けられている
    請求項記載の配線結束具。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の配線結束具
    を備える電気機器。
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