JP2016136799A - プロテクタ、プロテクタ付電線及びプロテクタ付電線の製造方法 - Google Patents

プロテクタ、プロテクタ付電線及びプロテクタ付電線の製造方法 Download PDF

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松田 徹
Toru Matsuda
徹 松田
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Abstract

【課題】電線とプロテクタとを、より容易に固定することができる技術を提供することを目的とする。【解決手段】プロテクタ20は、プロテクタ本体部22と、押片30と、を備える。プロテクタ本体部22は、電線の配設経路に沿う形状に形成され、電線が配設される配設面24を含む。押片30は、前記プロテクタ本体部22に突設され、前記配設面24から離れる方向に弾性変形可能に形成されると共に、電線が前記配設面24上に配設された状態で、前記電線を前記配設面24に向けて押さえつけ可能に形成されている。【選択図】図1

Description

この発明は、電線を保護するプロテクタに関する。
車両に配設される電線を保護するために、電線を収容する態様で電線の周囲にプロテクタが取り付けられる場合がある。この場合、結束バンド等により電線とプロテクタとが固定されることがある。例えば、特許文献1には、プロテクタと一体に形成されたバンドで電線とプロテクタとを固定する技術が開示されている。
特許文献1に記載のプロテクタは、プロテクタの両端開口の近傍の内部で、プロテクタの断面略中央部に位置させる特定電線保持部を、プロテクタと一体あるいは着脱自在に取り付けると共に、前記特定電線保持部の外周に挿入配置する一般電線を結束するバンド部を、プロテクタと一体あるいは前記特定電線保持部と一体に設けたとされている。
特開平8−33156号公報
しかしながら、特許文献1のようにバンドを用いてプロテクタに電線を固定する場合、バンドを電線とプロテクタとの周囲に巻回したうえで、バンド固定部に挿通する作業が面倒であった。
そこで、本発明は、電線とプロテクタとを、より容易に固定することができる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の態様に係るプロテクタは、電線の配設経路に沿う形状に形成され、電線が配設される配設面を含むプロテクタ本体部と、前記プロテクタ本体部に突設され、前記配設面から離れる方向に弾性変形可能に形成されると共に、電線が前記配設面上に配設された状態で、前記電線を前記配設面に向けて押さえつけ可能な押片と、を備える。
第2の態様に係るプロテクタは、第1の態様に係るプロテクタであって、前記プロテクタ本体部には、前記配設面に直交する方向から見て前記押片と重なる部分の少なくとも一部に貫通孔が形成されている。
第3の態様に係るプロテクタは、第1又は第2の態様に係るプロテクタであって、前記プロテクタ本体部は、前記配設面の幅方向端部に立設された側壁部をさらに含み、前記押片から前記側壁部側に起立するように突設され、前記押片が前記電線を前記配設面に向けて押さえつけている状態で前記側壁部に当接し前記押片を前記配設面側に付勢するように弾性変形可能に形成されている弾性片をさらに備える。
第4の態様に係るプロテクタは、第1〜第3のいずれか1つの態様に係るプロテクタであって、前記押片は、前記電線の両側で前記電線を押さえつける第1押片と第2押片と、を含む。
第5の態様に係るプロテクタは、第4の態様に係るプロテクタであって、前記第1押片と前記第2押片とが、前記プロテクタ本体部の長手方向に沿って一部のみ重なる位置に形成されている。
第6の態様に係るプロテクタ付電線は、第1〜第5のいずれか1つの態様に係るプロテクタと、前記プロテクタの前記配設面上に配設され、前記押片によって前記配設面に向けて押さえつけられている少なくとも1本の電線と、を備える。
第7の態様に係るプロテクタ付電線の製造方法は、電線の配設経路に沿った配設面を含むプロテクタ本体部と、前記プロテクタ本体部に突設され前記電線を前記配設面に向けて押さえつけ可能な押片と、を備えるプロテクタに前記電線が配設されたプロテクタ付電線の製造方法であって、(a)前記電線を前記配設面に配設可能となるように、前記プロテクタの前記押片を前記配設面から離すように弾性変形させる工程と、(b)前記工程(a)の後で、電線を前記配設面上に配設する工程と、(c)前記工程(b)の後で、前記押片を前記電線に当接させる工程と、を備える。
第8の態様に係るプロテクタ付電線の製造方法は、第7の態様に係るプロテクタ付電線の製造方法であって、前記プロテクタ本体部には、前記配設面に直交する方向から見て前記押片と重なる部分の少なくとも一部に貫通孔が形成され、前記工程(a)は、(a1)前記貫通孔に棒状治具を挿通させていき、前記貫通孔を通過した前記棒状治具によって前記押片を押圧し、前記配設面から離すように弾性変形させる工程を含み、前記工程(c)は、(c1)前記棒状治具を前記貫通孔から抜くことによって、前記押片を前記電線に当接させる工程を含む。
第1〜第5の態様に係るプロテクタによると、電線の配設経路に沿う形状に形成され、電線が配設される配設面を含むプロテクタ本体部と、プロテクタ本体部に突設され、配設面から離れる方向に弾性変形可能に形成されると共に、電線が配設面上に配設された状態で、電線を配設面に向けて押さえつけ可能な押片と、を備えるため、電線とプロテクタとを、より容易に固定することができる。
特に、第2の態様に係るプロテクタによると、プロテクタ本体部には、配設面に直交する方向から見て押片と重なる部分の少なくとも一部に貫通孔が形成されているため、押片が、例えば、貫通孔に通された棒状治具等によって配設面から離れるように弾性変形可能となる。これにより、配設面上に電線を配設しやすくなるとともに、電線配設後に棒状治具を貫通孔から抜くことで押片を容易に電線に当接させることができる。
特に、第3の態様に係るプロテクタによると、プロテクタ本体部は、配設面の幅方向端部に立設された側壁部をさらに含み、押片から側壁部側に起立するように突設され、押片が電線を配設面に向けて押さえつけている状態で側壁部に当接し押片を配設面側に付勢するように弾性変形可能に形成されている弾性片をさらに備えるため、電線をより強い力で押さえつけることができる。
特に、第4の態様に係るプロテクタによると、押片は、電線の両側で電線を押さえつける第1押片と第2押片と、を含むため、より確実に電線を押さつけることができる。また、電線を配設面の幅方向中央に寄せることができる。
特に、第5の態様に係るプロテクタによると、第1押片と第2押片とが、プロテクタ本体部の長手方向に沿って一部のみ重なる位置に形成されているため、電線の長手方向に沿った一部分を両側方から押さえつけることが可能であるとともに、プロテクタ本体部に貫通孔が形成されている場合などにプロテクタの強度低下の度合いを抑えることができる。
特に、第6の態様に係るプロテクタ付電線によると、プロテクタが、電線の配設経路に沿う形状に形成され、電線が配設される配設面を含むプロテクタ本体部と、プロテクタ本体部に突設され、配設面から離れる方向に弾性変形可能に形成されると共に、電線が配設面上に配設された状態で、電線を配設面に向けて押さえつけ可能な押片と、を備えるため、電線とプロテクタとを、より容易に固定することができる。
特に、第7の態様に係るプロテクタ付電線の製造方法によると、電線を配設面に配設可能となるように、プロテクタの押片を配設面から離すように弾性変形させる工程(a)と、工程(a)の後で、電線を配設面上に配設する工程(b)と、工程(b)の後で、押片を電線に当接させる工程(c)とによって、電線をプロテクタに固定することができるため、電線とプロテクタとを、より容易に固定することができる。
特に、第8の態様に係るプロテクタ付電線の製造方法によると、プロテクタ本体部には、配設面に直交する方向から見て押片と重なる部分の少なくとも一部に貫通孔が形成され、工程(a)は、貫通孔に棒状治具を挿通させていき、貫通孔を通過した棒状治具によって押片を押圧し、配設面から離すように弾性変形させる工程(a1)を含み、工程(c)は、棒状治具を貫通孔から抜くことによって、押片を電線に当接させる工程(c1)を含むため、例えば、棒状治具を組立図板上に固定することで、プロテクタを組立図板へ固定する作業及び組立図板から取り外す作業に付随して、押片を配設面から離す工程及び押片を電線に当接させる工程が行われる。これにより、電線とプロテクタとを、より容易に固定することができる。
第1実施形態に係るプロテクタを示す斜視図である。 第1実施形態に係るプロテクタを示す正面図である。 第1実施形態に係るプロテクタを示す平面図である。 図3のIV−IV線に沿って切断した断面図である。 プロテクタ付電線の一製造工程を示す説明図である。 プロテクタ付電線の一製造工程を示す説明図である。 変形例に係るプロテクタを示す平面図である。 別の変形例に係るプロテクタを示す平面図である。 第2実施形態に係るプロテクタを示す正面図である。
{第1実施形態}
以下、第1実施形態に係るプロテクタ20について説明する。図1は、第1実施形態に係るプロテクタ20を示す斜視図である。図2は、第1実施形態に係るプロテクタ20を示す正面図である。図3は、第1実施形態に係るプロテクタ20を示す平面図である。図4は、図3のIV−IV線に沿って切断した断面図である。
第1実施形態に係るプロテクタ20は、プロテクタ本体部22と、押片30とを備える。さらにここでは、プロテクタ20は、弾性片36を備える。
プロテクタ本体部22には、電線12が配設される。プロテクタ本体部22は、配設された電線12を保護可能に形成されている。
ここで、プロテクタ20に配設される電線12について説明する。電線12については、図5及び図6を参照する。電線12として、ここでは、複数本の電線12が束ねられた電線束が用いられている。もっとも、電線12は、少なくとも1本含まれていればよい。電線12は、芯線の外周に樹脂が押出被覆等されることで被覆部が形成された構成とされている。電線12の端部にはコネクタ等が設けられ、車両等の配設対象箇所に配設された状態で、車両等に搭載された各種電気機器同士を電気的に接続するものとして用いられる。なお、電線12には、光ファイバ等が電線12に沿って配設されていてもよい。
図1〜図4に戻って、具体的には、プロテクタ本体部22は、配設面24を含む。さらにここでは、プロテクタ本体部22は、側壁部26a,26bを含む。
配設面24は、電線12の配設経路に沿う形状に形成されている。当該配設面24上に電線12が配設される。ここでは、配設面24は直線状に延在しているが、配設面は平面内で曲がる2次元状、又は平面に対して傾斜する方向に曲がる3次元状に延在している場合もあり得る。
側壁部26は、配設面24の幅方向端部に立設されている。ここでは、配設面24の幅方向両端に、側壁部26a,26bがそれぞれ立設されているが、側壁部は、配設面24の幅方向一方側端部にのみ立設されている場合もあり得る。また、ここでは、側壁部26は、配設面24に直交する方向に立設されているが、側壁部は、配設面24に対して傾斜するように立設されている場合もあり得る。
押片30は、プロテクタ本体部22に突設されている。押片30は、配設面24から離れる方向に弾性変形可能に形成されている。また、押片30は、電線12が配設面24上に配設された状態で、電線12を配設面24に向けて押さえつけ可能に形成されている。
より詳細には、押片30は、プロテクタ本体部22のうち配設面24の幅方向端部(ここでは、配設面24と側壁部26との連結部分)から、配設面24に対して傾斜する方向(図2の正面視で、配設面24の幅方向と側壁部26の立設方向との間の方向)に向かって延びるように形成されている。そして、押片30は、基端部を中心に配設面24から離れる方向に回動するように弾性変形可能とされている。
もっとも、押片30の基端部の位置及び延びる方向は上記したものに限られない。例えば、押片は、プロテクタ20のうち側壁部26から配設面24の幅方向と平行に延びるように形成されていることもあり得る。押片30の基端部の位置及び延びる方向は、配設面24から離れるように弾性変形した状態で配設面24上に配設された電線12に当接可能なように、電線径(電線束径)等との兼ね合いで適宜設定されればよい。
また、ここでは、押片30の基端部は、先端部よりも薄肉に形成されている。これにより、押片30は、基端部を中心として配設面24から離れる方向に回動するように弾性変形しやすくなっている。また、ここでは、押片30は、ほぼ長方形片状に形成されている。もっとも、押片30の形状は、電線12を配設面24に向けて押しつけ可能な形状であれば、上記したものに限られない。例えば、押片は、半円片状に形成されていることも考えられる。
ここでは、押片30は、電線12の両側で電線12を押さえつける第1押片32と第2押片34とを含む。具体的には、ここでは、第1押片32は、配設面24の幅方向一方側端部から配設面24の他方側端部に立設された側壁部26bに向かって延びるように形成されている。同様に、第2押片34は、配設面24の幅方向他方側端部から配設面24の一方側端部に立設された側壁部26aに向かって延びるように形成されている。これにより、電線12が配設面24上に配設された状態で、第1押片32と第2押片34とが、電線12を両側から押さえることができる。
ここで、第1押片32と第2押片34とが、電線12を両側から押さえるとは、必ずしも、第1押片32と第2押片34とが電線12に対して一部分を両側から押さえている必要はない。後述する変形例に係るプロテクタ20のように、第1押片32と第2押片34とが、電線12に対して長手方向に離れた位置で、電線12を両側から押さえている場合もあり得る。つまり、配設面24上に配設された電線12に対して幅方向一方側端部側に位置する押片30(ここでは、第1押片32)と、幅方向他方側端部側に位置する押片30(ここでは、第2押片34)とが存在していればよい。電線12を両側から押さえる第1押片32と第2押片34とが設けられることにより、電線12をより確実に押さえることができる。また、電線12を配設面24の幅方向の中心に寄せることができる。
ここでは、第1押片32と第2押片34とは、プロテクタ本体部22の長手方向に沿って一部のみ重なる位置に形成されている。つまり、ここでは、第1押片32と第2押片34とに、プロテクタ本体部22の長手方向に沿って重なる部分と重ならない部分が設定されている。このため、第1押片32と第2押片34とが重なる部分では、電線12のうち長手方向に沿った一部分を両側から押さえることができる。また、第1押片32と第2押片34とが重ならない部分では、電線12のうち長手方向に沿った別の部分を、片側からのみ押さることができる。
第1押片32と第2押片34とに、プロテクタ本体部22の長手方向に沿って重なる部分が設定されることで、電線12の一部分を両側から押さえることができることによって電線12をより確実に押さえることができる。
また、第1押片32と第2押片34とに、プロテクタ本体部22の長手方向に沿って重ならない部分が設定されることで、押片30のうちプロテクタ20の長手方向に沿った方向の寸法を大きくして押片30の強度を増しつつ、プロテクタ本体部22に後述する貫通孔24hが形成される場合などにプロテクタ20の強度が低下する度合いを抑えることができる。
もっとも、押片30が第1押片32と第2押片34とを含むことは必須ではない。例えば、後述する第2実施形態に係るプロテクタ20Cのように、押片が電線12に対して片側のみに形成されている場合もあり得る。
また、押片30が第1押片32と第2押片34とを含む場合でも、第1押片32と第2押片34とは、プロテクタ本体部22の長手方向に沿って一部のみ重なる位置に形成されていることは必須ではない。例えば、第1押片と第2押片とは、プロテクタ本体部22の長手方向に沿って全体的に重ならない位置に形成されていてもよい。また、例えば、第1押片と第2押片とは、プロテクタ本体部22の長手方向に沿って全体的に重なる位置に形成されていてもよい。第1押片と第2押片とが、プロテクタ本体部22の長手方向に沿って全体的に重ならない位置に形成されている例及び全体的に重なる位置に形成されている例については、後述する変形例で詳述する。
なお、ここでは、第1押片32及び第2押片34が、プロテクタ本体部22の長手方向端部近傍に形成されているが、第1押片32及び第2押片34の形成される位置は、上記したものに限られない。例えば、第1押片及び第2押片は、プロテクタ本体部22の長手方向中央近傍に形成されていることも考えられる。また、第1押片及び第2押片は、プロテクタ20の長手方向に沿って複数組形成されていることも考えられる。また、ここでは、第1押片32と第2押片34とは、略同形状で対称な形状に形成されているが、例えば、第1押片の突出寸法の方が第2押片の突出寸法よりも大きいなど、第1押片32と第2押片34とは、異なる形状に形成されていてもよい。
弾性片36は、押片30から側壁部26側に起立するように突設されている。弾性片36は、押片30が電線12を配設面24に向けて押さえつけている状態で側壁部26に当接し、押片30を配設面24側に付勢するように弾性変形可能に形成されている。
具体的には、弾性片36は、押片30から、配設面24の長手方向と側壁部26の立設方向との間の方向に延びるように形成されている。もっとも、弾性片36の延びる方向は上記したものに限られない。例えば、弾性片は、配設面24の幅方向と側壁部26の立設方向との間の方向に延びるように形成されていてもよい。
弾性片36のうち押片30の弾性変形に伴い当接する側壁部26側を向く縁部は、湾曲状に形成されている。より詳細には、弾性片36の幅方向端部のうち側壁部26側に位置する一方側端部の基端部から幅方向他方側端部の先端部にかけて縁部が円弧状に形成されている。つまり、ここでは、弾性片36は、円弧が側壁部26側を向く、略四半円片状に形成されている。これにより、押片30が配設面24から離れるように弾性変形する際に、弾性片36が側壁部26に引っ掛かることで押片30の弾性変形を阻害する力が大きくなることを抑制することができる。
なお、弾性片36は、押片30が配設面24から離れるように弾性変形することによって、側壁部26に当接し、押片30側に弾性変形する。この際、配設面24に電線12を配設するために押片30が配設面24から大きく離れるように弾性変形した状態でも、弾性片36は弾性変形域にあるとよい。
もっとも、弾性片36が設けられることは必須ではなく、弾性片36が設けられていない場合もあり得る。また、弾性片36が設けられる場合でも、全ての押片30に弾性片36が設けられることは必須ではない。弾性片36が設けられる押片30と弾性片36が設けられない押片とが存在する場合もあり得る。
また、ここでは、プロテクタ本体部22には、貫通孔24hが形成されている。
貫通孔24hは、プロテクタ本体部22のうち、配設面24に直交する方向から見て、押片30と重なる部分の少なくとも一部に形成されている。貫通孔24hは、押片30を押圧し、押片30を配設面24から離すように弾性変形可能な棒状治具82を挿通可能に形成されている。
棒状治具82がプロテクタ20を組立図板に固定するための治具80に突設されている場合、貫通孔24hは当該棒状治具82に対応する位置に形成されているとよい(治具80及び棒状治具82については、図5及び図6参照)。
ここでは、貫通孔24hは、配設面24に直交する方向から見て、押片30を投影した部分全体が含まれるように配設面24に形成されている。これにより、貫通孔24hに棒状治具82を挿通可能であることに加えて、配設面24に対して傾斜する方向に延びる押片30を、金型を用いてプロテクタ本体部22と一体に成形した場合に、金型を上下抜きすることができる。
この際、ここでは、押片30にも貫通孔30hが形成されている。貫通孔30hは、配設面24に直交する方向から見て、弾性片36を投影した部分全体が含まれるように押片30に形成されている。これにより、弾性片36を、金型を用いて押片30及びプロテクタ本体部22と一体に成形した場合に、金型を上下抜きすることができる。
なお、配設面24に貫通孔24hが形成されることは必須ではない。配設面24には貫通孔24hが形成されない場合もあり得る。同様に、押片30に貫通孔30hが形成されることは必須ではない。押片30には貫通孔30hは形成されない場合もあり得る。
<プロテクタ付電線の製造方法>
次に、上記プロテクタ20に電線12が配設された、プロテクタ付電線10の製造方法について説明する。図5及び図6は、プロテクタ付電線10の一製造工程を示す説明図である。
プロテクタ付電線10を製造するには、まず、電線12を配設面24に配設可能となるように、プロテクタ20の押片30を配設面24から離すように弾性変形させる(工程(a))。
この際、プロテクタ本体部22には、上述したように、配設面24に直交する方向から見て押片30と重なる部分の少なくとも一部に貫通孔24hが形成されている。このため、ここでは、貫通孔24hに棒状治具82を挿通させていき、貫通孔24hを通過した棒状治具82によって押片30を押圧し、配設面24から離すように弾性変形させている(工程(a1))。
より具体的には、ここでは、プロテクタ20を組立図板上に固定するための治具80に棒状治具82が突設されている。このため、ここでは、貫通孔24hに棒状治具82を挿通させるようにして、プロテクタ20を治具80に固定させる。これにより、プロテクタ20が治具80に固定された状態で、貫通孔24hを通過した棒状治具82により押片30が押圧され、押片30が配設面24から離れるように弾性変形した状態に保たれる。
なお、棒状治具82は、押片30のうち貫通孔30hが形成されていない部分を押圧するように設定されているとよい。この際、棒状治具82は、プロテクタ本体部22の長手方向に沿って押片30を全体的に押圧することも考えられる。また、棒状治具82は、押片30のうちなるべく基端側に近い部分を押圧可能な位置に設けられているとよい。
続いて、上記工程(a)の後、押片30が配設面24から離れるように弾性変形している状態で、電線12を配設面24上に配設する(工程(b))。より具体的には、配設面24上であって押片30によって押圧可能な位置に電線12を配設する。
続いて、上記工程(b)の後、電線12が配設面24上に配設された状態で、押片30を電線12に当接させる(工程(c))。
この際、ここでは、棒状治具82を貫通孔24hから抜くことによって、押片30を電線12に当接させる(工程(c1))。
より具体的には、押片30が弾性変形した状態を一部解消することで押片30を配設面24に接近させて、押片30を電線12に当接させる。ここでは、治具80からプロテクタ20を外すことで、棒状治具82が貫通孔24hから徐々に抜かれていく。棒状治具82が貫通孔24hから徐々に抜かれていく途中で、棒状治具82が押片30を押圧している状態が解消され、押片30が棒状治具82の代わりに電線12に当接するようになる。
押片30が電線12に当接している状態で、押片30は配設面24から離れるように弾性変形した状態を保つように設定されている。このため、押片30の弾性変形による反力が電線12を配設面24側に押し付ける力となって、電線12にかかる。これにより、電線12が配設面24上で位置ずれしにくくなることをもって、電線12が配設面24上に固定された状態となる。
また、押片30が電線12に当接している状態で、弾性片36が側壁部26に収縮状態で当接する。これにより、弾性片36の弾性変形に係る反力によって押片30が配設面24側に付勢され、押片30がより強い力で電線12を配設面24に向けて押圧する。
以上により、上記プロテクタ20と、プロテクタ20の配設面24上に配設され、押片30によって配設面24に向けて押さえつけられている少なくとも1本の電線12と、を備えるプロテクタ付電線10が完成となる。
実施形態に係るプロテクタ20及びプロテクタ付電線10によると、電線12の配設経路に沿う形状に形成され、電線12が配設される配設面24を含むプロテクタ本体部22と、プロテクタ本体部22に突設され、配設面24から離れる方向に弾性変形可能に形成されると共に、電線12が配設面24上に配設された状態で、電線12を配設面24に向けて押さえつけ可能な押片30と、を備えるため、電線12とプロテクタ20とを、より容易に固定することができる。
また、プロテクタ本体部22には、配設面24に直交する方向から見て押片30と重なる部分の少なくとも一部に貫通孔24hが形成されているため、押片30が、例えば、貫通孔24hに通された棒状治具82等によって配設面24から離れるように弾性変形可能となる。これにより、配設面24上に電線12を配設しやすくなるとともに、電線12配設後に棒状治具82を貫通孔24hから抜くことで押片30を容易に電線12に当接させることができる。
また、プロテクタ本体部22は、配設面24の幅方向端部に立設された側壁部26をさらに含み、押片30から側壁部26側に起立するように突設され、押片30が電線12を配設面24に向けて押さえつけている状態で側壁部26に当接し押片30を配設面24側に付勢するように弾性変形可能に形成されている弾性片36をさらに備えるため、電線12をより強い力で押さえつけることができる。
また、押片30は、電線12の両側で電線12を押さえつける第1押片32と第2押片34と、を含むため、より確実に電線12を押さつけることができる。また、電線12を配設面24の幅方向中央に寄せることができる。
また、第1押片32と第2押片34とが、プロテクタ本体部22の長手方向に沿って一部のみ重なる位置に形成されているため、電線12の長手方向に沿った一部分を両側方から押さえつけることが可能であるとともに、プロテクタ本体部22に貫通孔24hが形成されている場合などにプロテクタ20の強度低下の度合いを抑えることができる。
また、プロテクタ付電線10の製造方法によると、電線12を配設面24に配設可能となるように、プロテクタ20の押片30を配設面24から離すように弾性変形させる工程(a)と、工程(a)の後で、電線12を配設面24上に配設する工程(b)と、工程(b)の後で、押片30を電線12に当接させる工程(c)とによって、電線12をプロテクタ20に固定することができるため、電線12とプロテクタ20とを、より容易に固定することができる。
また、プロテクタ本体部22には、配設面24に直交する方向から見て押片30と重なる部分の少なくとも一部に貫通孔24hが形成され、工程(a)は、貫通孔24hに棒状治具82を挿通させていき、貫通孔24hを通過した棒状治具82によって押片30を押圧し、配設面24から離すように弾性変形させる工程(a1)を含み、工程(c)は、棒状治具82を貫通孔24hから抜くことによって、押片30を電線12に当接させる工程(c1)を含むため、例えば、棒状治具82が組立図板上に固定される治具80に突設されることで、プロテクタ20を組立図板へ固定する作業及び組立図板から取り外す作業に付随して、押片30を配設面24から離す工程及び押片30を電線12に当接させる工程が行われる。これにより、電線12とプロテクタ20とを、より容易に固定することができる。
特に、結束バンドを用いてプロテクタと電線とを固定する場合に比べて、結束バンドを省略することができる。このため、部品点数を削減することができ、コストダウンを図ることできる。また、結束バンドをバンド固定用の貫通孔に挿通する作業及び固定したバンドの先端の余剰部分をカットする作業を省略することができ、工数の削減を図ることができる。また、結束バンドの付け忘れの改善を図ることができる。
{変形例}
次に、第1実施形態に係るプロテクタ20の変形例について説明する。図7は、プロテクタ20の変形例を示す平面図である。図8は、プロテクタ20の別の変形例を示す平面図である。なお、本変形例の説明において、第1実施形態で説明したものと同様構成要素については同一符号を付してその説明を省略する(以下の第2実施形態でも同様)。
変形例に係るプロテクタ20A、及び、別の変形例に係るプロテクタ20Bは、第1押片32と第2押片34とが形成される位置が、第1実施形態に係るプロテクタ20とは異なる。
具体的には、第1実施形態に係るプロテクタ20においては、第1押片32と第2押片34とが、プロテクタ本体部22の長手方向に沿って一部のみ重なる位置に形成されている。
これに対して、変形例に係るプロテクタ20Aにおいては、第1押片32と第2押片34とが、プロテクタ本体部22の長手方向に沿って全体的に重なる位置に形成されている。これにより、電線12をより確実に押さえることができる。
また、別の変形例に係るプロテクタ20Bにおいては、第1押片32と第2押片34とが、プロテクタ本体部22の長手方向に沿って全体的に、重ならない位置に形成されている。これにより、プロテクタ20の強度低下の度合いをより確実に抑えることができる。
{第2実施形態}
次に、第2実施形態に係るプロテクタ20Cについて説明する。図9は、第2実施形態に係るプロテクタ20Cを示す正面図である。
第2実施形態に係るプロテクタ20Cは、押片30Cが、電線12に対して一方側のみに形成されている点で、第1実施形態に係るプロテクタ20とは異なる。
具体的には、押片30Cは、配設面24の一方側端部から他方側端部に立設された側壁部26bに向かって延びるように形成されている。そして、ここでは、押片30Cが配設面24及び側壁部26bに向けて電線12を押しつけている。なお、ここでは、押片30Cには、弾性片が形成されていない。
第2実施形態に係るプロテクタ20Cによっても、押片30Cが第1押片と第2押片とを含むことによる効果及び弾性片による効果以外の効果については、第1実施形態に係るプロテクタ20と同様の効果を得ることができる。
なお、上記各実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせることができる。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
10 プロテクタ付電線
12 電線
20,20A,20B,20C プロテクタ
22 プロテクタ本体部
24 配設面
24h 貫通孔
26 側壁部
30,30C 押片
32 第1押片
34 第2押片
36 弾性片
82 棒状治具

Claims (8)

  1. 電線の配設経路に沿う形状に形成され、電線が配設される配設面を含むプロテクタ本体部と、
    前記プロテクタ本体部に突設され、前記配設面から離れる方向に弾性変形可能に形成されると共に、電線が前記配設面上に配設された状態で、前記電線を前記配設面に向けて押さえつけ可能な押片と、
    を備える、プロテクタ。
  2. 請求項1に記載のプロテクタであって、
    前記プロテクタ本体部には、前記配設面に直交する方向から見て前記押片と重なる部分の少なくとも一部に貫通孔が形成されている、プロテクタ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のプロテクタであって、
    前記プロテクタ本体部は、前記配設面の幅方向端部に立設された側壁部をさらに含み、
    前記押片から前記側壁部側に起立するように突設され、前記押片が前記電線を前記配設面に向けて押さえつけている状態で前記側壁部に当接し前記押片を前記配設面側に付勢するように弾性変形可能に形成されている弾性片をさらに備える、プロテクタ。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のプロテクタであって、
    前記押片は、前記電線の両側で前記電線を押さえつける第1押片と第2押片と、を含む、プロテクタ。
  5. 請求項4に記載のプロテクタであって、
    前記第1押片と前記第2押片とが、前記プロテクタ本体部の長手方向に沿って一部のみ重なる位置に形成されている、プロテクタ。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のプロテクタと、
    前記プロテクタの前記配設面上に配設され、前記押片によって前記配設面に向けて押さえつけられている少なくとも1本の電線と、
    を備える、プロテクタ付電線。
  7. 電線の配設経路に沿った配設面を含むプロテクタ本体部と、前記プロテクタ本体部に突設され前記電線を前記配設面に向けて押さえつけ可能な押片と、を備えるプロテクタに前記電線が配設されたプロテクタ付電線の製造方法であって、
    (a)前記電線を前記配設面に配設可能となるように、前記プロテクタの前記押片を前記配設面から離すように弾性変形させる工程と、
    (b)前記工程(a)の後で、電線を前記配設面上に配設する工程と、
    (c)前記工程(b)の後で、前記押片を前記電線に当接させる工程と、
    を備える、プロテクタ付電線の製造方法。
  8. 請求項7に記載のプロテクタ付電線の製造方法であって、
    前記プロテクタ本体部には、前記配設面に直交する方向から見て前記押片と重なる部分の少なくとも一部に貫通孔が形成され、
    前記工程(a)は、
    (a1)前記貫通孔に棒状治具を挿通させていき、前記貫通孔を通過した前記棒状治具によって前記押片を押圧し、前記配設面から離すように弾性変形させる工程を含み、
    前記工程(c)は、
    (c1)前記棒状治具を前記貫通孔から抜くことによって、前記押片を前記電線に当接させる工程を含む、プロテクタ付電線の製造方法。
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