JP2017139879A - ガイドクランプ、ワイヤーハーネス及びガイド部 - Google Patents

ガイドクランプ、ワイヤーハーネス及びガイド部 Download PDF

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Abstract

【課題】金型の抜きを考慮し、ガイド用クランプを簡単に製造できる技術を提供すること。【解決手段】ガイドクランプ100は、コルゲートチューブ8外周面側を覆うことが可能な外板状部21と、コルゲートチューブの内周面側を覆うことが可能な内板状部22と、外板状部21と内板状部22とを繋ぐ連結部23と、を備え、外板状部21と内板状部22と連結部23とが、コルゲートチューブのスリットの両端それぞれが挿入される一対の溝部20を成す、長尺状のガイド部2と、相手側部材に形成された固定孔に係止可能な係止部31を備えるクランプ部3と、を備え、ガイド部2には、第一取付部が形成され、クランプ部3には、第一取付部に取り付け可能な第二取付部35が形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、コルゲートチューブの経路規制を行うガイド部、ガイド部とクランプ部とを含むガイドクランプ及びこれらのいずれかを含むワイヤーハーネスに関する。
例えば、特許文献1に示されるように、スリット入りコルゲートチューブに、ガイド用クランプが設けられることがある。ガイド用クランプは、コルゲートチューブのスリットの両端が挿入される溝を含むガイド部、及び、相手側部材の取付孔に挿入されガイド用クランプを相手側部材に対し固定するクランプ部が一体に形成されている。
特開平11−150841号公報
しかしながら、金型の抜きを考慮すると、特許文献1に示されるようなガイド部とクランプ部とが一体に形成されているガイド用クランプを、製造することが困難である。
本発明は、金型の抜きを考慮し、ガイド用クランプを簡単に製造できる技術を提供することを目的とする。
第1態様に係るガイドクランプは、延在方向に沿ってスリットが形成されたコルゲートチューブに取り付け可能なガイドクランプであって、前記コルゲートチューブの外周面側を覆うことが可能な外板状部と、前記コルゲートチューブの内周面側を覆うことが可能な内板状部と、前記外板状部と前記内板状部とを繋ぐ連結部と、を備え、前記外板状部と前記内板状部と前記連結部とが、前記コルゲートチューブの前記スリットの両端それぞれが挿入される一対の溝部を成す、長尺状のガイド部と、相手側部材に形成された固定孔に係止可能な係止部を備えるクランプ部と、を備え、前記ガイド部には、第一取付部が形成され、前記クランプ部には、前記第一取付部に取り付け可能な第二取付部が形成されている。
第2態様に係るガイドクランプは、第1態様に係るガイドクランプであって、前記第一取付部は、前記外板状部に形成された凹部を含み、前記第二取付部は、前記凹部に係止可能な凸部を含む。
第3態様に係るガイドクランプは、第2態様に係るガイドクランプであって、前記凹部は、前記ガイド部の延在方向に沿って複数形成されている。
第4態様に係るガイドクランプは、第2態様又は第3態様に係るガイドクランプであって、前記凹部は、前記外板状部の外縁部から内側に向かって凹む形状に形成されている。
第5態様に係るガイドクランプは、第2態様又は第3態様に係るガイドクランプであって、前記凹部は、前記外板状部に形成された貫通孔である。
第6態様に係るガイドクランプは、第4態様又は第5態様に係るガイドクランプであって、前記凸部は、前記ガイド部の延在方向において両側に突出する一対の第一凸部及び前記ガイド部の延在方向に交差する方向において前記外板状部の内側に向かって突出する第二凸部を含む。
第7態様に係るガイドクランプは、第1態様から第6態様のいずれか1つに係るガイドクランプであって、前記ガイド部が、湾曲した部分を含む。
第8態様に係るガイドクランプは、第1態様から第7態様のいずれか1つに係るガイドクランプの一態様であって、前記ガイド部が、前記外板状部の両側に設けられた一対の前記内板状部及び前記一対の内板状部と前記外板状部とを繋ぐ一対の前記連結部を備え、前記一対の溝部を2組含む。
第9態様に係るガイドクランプは、第1態様から第8態様のいずれか1つに係るガイドクランプと、延在方向に沿ってスリットが形成され、前記ガイドクランプの前記一対の溝部に前記スリットの両端各々が挿入されたコルゲートチューブと、前記コルゲートチューブに挿通された電線と、を備える。
第10態様に係るガイド部は、延在方向に沿ってスリットが形成されたコルゲートチューブに取り付け可能な長尺状のガイド部であって、前記コルゲートチューブの外周面側を覆うことが可能な外板状部と、前記コルゲートチューブの内周面側を覆うことが可能な内板状部と、前記外板状部と前記内板状部とを繋ぐ連結部と、相手側部材に形成された固定孔に係止可能な係止部を備えるクランプ部を取り付け可能な取付部と、を備え、前記外板状部の両側に設けられた一対の前記内板状部及び前記一対の内板状部と前記外板状部とを繋ぐ一対の前記連結部を備え、前記外板状部と前記内板状部と前記連結部とが成す前記コルゲートチューブの前記スリットの両端それぞれが挿入される一対の溝部を2組含む。
第11態様に係るワイヤーハーネスは、第10態様に係るガイド部と、前記ガイド部における2組の前記一対の溝部それぞれに前記スリットの両端各々が挿入された2つのコルゲートチューブと、前記2つのコルゲートチューブそれぞれに挿通された電線と、を備える。
上記の各態様においては、ガイド部に形成された第一取付部とクランプ部に形成された第二取付部とによって、ガイド部とクランプ部とが取付可能な構成とされている。この場合、ガイド部とクランプ部とを別々に製造することができるため、ガイド部とクランプ部とを簡単に製造できる。そして、別々に製造されたガイド部とクランプ部とを組み合わせることで、ガイドクランプを得ることができる。即ち、従来に比べ、ガイドクランプを簡単に作ることができる。
第2態様では、第一取付部は、外板状部に形成された凹部を含み、第二取付部は、凹部に係止可能な凸部を含む。この場合、クランプ部を第一取付部の凹部と第二取付部の凸部との係止構造によって、ガイド部に装着することができる。
第3態様では、凹部がガイド部の延在方向に沿って複数形成されている。この場合、ガイド部の延在方向における任意の位置に、クランプ部を装着することができる。
第4態様では、凹部が、外板状部の外縁部から内側に向かって凹む形状に形成されている。このガイド部は、ガイド部を金型を用いて製造する際に、金型の抜きを行い易い形状である。従って、ガイド部をより簡単に作ることができる。
第5態様では、凹部が、外板状部に形成された貫通孔である。この場合、凹部に第二取付部が挿入された状態で、第二取付部の周囲を貫通孔の内縁部が取り囲む。その結果、第一取付部の凹部と第二取付部の凸部との係止構造がより強固となる。
第6態様では、凸部は、ガイド部の延在方向において両側に突出する一対の第一凸部及びガイド部の延在方向に交差する方向において外板状部の内側に向かって突出する第二凸部を含む。この場合、少なくとも三方向に突出する凸部が凹部の内板状部側の面に接触するため、第一取付部の凹部と第二取付部の凸部との係止構造がより強固となる。
第7態様では、ガイド部が、湾曲した部分を含む。このガイド部は、湾曲した経路にコルゲートチューブが配設される際に適する。
第8態様では、ガイド部が、外板状部の両側に設けられた一対の内板状部及び一対の内板状部と外板状部とを繋ぐ一対の連結部を備え、一対の溝部を2組含む。この場合、クランプ部が不要の場合に、1つのガイド部で2つのコルゲートチューブの経路規制を行うことができる。即ち、ガイド部が1つのコルゲートチューブの経路規制を行いつつ、クランプ部と組み合されることでコルゲートチューブを相手側部材に固定する場合と、1つのガイド部によって2つのコルゲートチューブの経路規制を行う場合と、の2通りの使い方ができる。即ち、このガイドクランプに含まれるガイド部は、汎用性に優れる。
第9態様のワイヤーハーネスは、第1態様から第8態様のいずれか1つに係るガイドクランプを備える。このガイドクランプは、別々に製造されたガイド部とクランプ部とを組み合わせることで、簡単に得ることができる。
第10態様のガイド部は、外板状部、内板状部、連結部及びクランプ部を取り付け可能な取付部を備える。第10態様では、コルゲートチューブを相手側部材に固定したい場合には、クランプ部をガイド部に取り付けてガイドクランプとし、コルゲートチューブを相手側部材に固定することができる。一方、主にコルゲートチューブの経路規制を目的とする場合には、ガイド部における2組の一対の溝部それぞれにスリットの両端各々が挿入することで、1つのガイド部で2つのコルゲートチューブの経路規制を行うことができる。
第11態様のワイヤーハーネスは、第10態様に係るガイド部を備える。このワイヤーハーネスは、ガイド部における2組の一対の溝部それぞれにスリットの両端各々が挿入された2つのコルゲートチューブを備える。第11態様では、クランプ部が不要の際に、1つのガイド部によって2つのコルゲートチューブの経路規制を行うことができる。
実施形態に係るガイドクランプの斜視図である。 実施形態に係るガイドクランプの側面図である。 実施形態に係るクランプ部の斜視図である。 実施形態に係るガイド部の斜視図である。 実施形態に係るワイヤーハーネスの正面図である。 第1変形例に係るガイド部の斜視図である。 第1変形例に係るワイヤーハーネスの正面図である。 第2変形例に係るガイドクランプの側面図である。 第3変形例に係るワイヤーハーネスの正面図である。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。以下の実施形態は、本発明を具現化した一例であり、本発明の技術的範囲を限定する事例ではない。
<実施形態>
図1〜5を参照しつつ、実施形態に係るガイドクランプ100及びガイドクランプ100を備えるワイヤーハーネス101について説明する。
はじめに、図1〜4を参照しつつ、ガイドクランプ100に説明する。ガイドクランプ100は、延在方向に沿うスリット81が形成されたコルゲートチューブ8に取り付け可能な部材である。ガイドクランプ100は、ガイド部2とクランプ部3とを備える。図1は、ガイドクランプ100の斜視図である。図2は、ガイドクランプ100の側面図である。図3は、クランプ部3の斜視図である。図4は、ガイド部2の斜視図である。
まず、ガイド部2について説明する。図1,3に示されるように、ガイド部2は、長尺状の部材である。ガイド部2は、例えば、樹脂製又は金属製等の部材であり、コルゲートチューブ8を経路規制可能な剛性を有する部材である。
ちなみに、ここでは、ガイド部2は、直線状に形成されている。即ち、ここでのガイド部2は、コルゲートチューブ8を直線経路に沿う形態に規制する。なお、別の例として、ガイド部2が全体として湾曲状に形成されている場合又は一部に湾曲する部分を含んでいる場合も考えられる。
ガイド部2の具体的な構成について説明する。図1,2,4に示されるように、ガイド部2は、外板状部21と、内板状部22と、外板状部21と内板状部22とを繋ぐ連結部23と、を備える。なお、ワイヤーハーネス101においては、外板状部21は、コルゲートチューブ8の外周面側を覆う。また、内板状部22は、コルゲートチューブ8の内周面側を覆う。
また、ガイド部2において、外板状部21、内板状部22及び連結部23は、コルゲートチューブ8のスリット81の両端82それぞれが挿入される一対の溝部20を成している。
なお、本実施形態では、ガイド部2は、外板状部21の両側に設けられた一対の内板状部22及び一対の内板状部22と外板状部21とを繋ぐ一対の連結部23を備え、一対の溝部20を2組含んでいる。即ち、ここでは、外板状部21が、一対の内板状部22の間に設けられている。
また、ガイド部2には、第一取付部が形成されている。第一取付部は、後述するクランプ部3の第二取付部35に取り付け可能な部分である。
外板状部21及び内板状部22は、扁平な板状に形成され、ある一の直線に沿って延びて形成されている。また、外板状部21の一方の主面側に、一対の内板状部22のうちの一方が、外板状部21の他方の主面側に、一対の内板状部22のうちの他方が、位置するように設けられている。
また、ここでは、外板状部21と内板状部22とが、平行となる姿勢で形成されている。また、外板状部21と内板状部22との間隔は、ガイド部2の延在方向におけるいずれの位置においても同じとなるように構成されている。なお、別の例として、外板状部21と内板状部22との間隔が、ガイド部2の延在方向における異なる位置で異なるように形成されていてもよい。
また、ここでは、外板状部21の幅方向における寸法(外板状部21の幅)は、内板状部22の幅方向における寸法(内板状部22の幅)よりも大きくなるように構成されている。ちなみに、幅方向とは、ガイド部2の延在方向及び外板状部21の一方の主面から他方の主面に向かう方向の両方に直交する方向である。なお、外板状部21の一方の主面から他方の主面に向かう方向は、一対の内板状部22の対向方向と一致している。
連結部23は、外板状部21と内板状部22とを繋ぐ部分である。ここでは、連結部23は、外板状部21の主面及び内板状部22の主面に対し垂直となるように形成された板状の部分である。図1,4に示されるように、ここでは、連結部23は、外板状部21の中央部分と内板状部22の中央部分とを連結している。そして、連結部23の両側に溝部20がそれぞれ形成されている。
また、ここでは、外板状部21、内板状部22及び連結部23が成す溝部20は、直線状の3つの部分が連なる凹状に形成されている。しかしながら、別の例として、溝部20が、U字状である場合又はV字状である場合等も考えられる。
次に、第一取付部について説明する。本実施形態において、第一取付部は、外板状部21に形成されている。ここでは、第一取付部は、外板状部21に形成された凹部25である。凹部25は、図1,4に示されるように、外板状部21の外縁部から内側に向かって凹む形状に形成されている。即ち、凹部25は、外板状部21の幅方向において凹むように形成された部分である。ここでは、凹部25は、外板状部21の幅方向における両側の外縁部に形成されている。また、凹部25は、一対の内板状部22の一方側から他方側に向かって外板状部21を貫通して形成されている。
また、本実施形態では、凹部25(第一取付部)は、ガイド部2の延在方向に沿って複数形成されている。即ち、ここでは、図1,4に示されるように、外板状部21の幅方向における両側の外縁部に形成された一対の凹部25が、ガイド部2の延在方向に沿って複数形成されている。この場合、複数の凹部25の中からクランプ部3の取付位置を選ぶことで、ガイド部2の延在方向における複数の位置にクランプ部3を取り付けることが可能となる。
次にクランプ部3について説明する。クランプ部3は、相手側部材7に形成された固定孔71に係止可能な係止部31を備える。また、本実施形態では、クランプ部3は、固定孔71に挿入される挿入部32及び挿入部32の根元側の部分に連なる基部33を、さらに備えている。また、クランプ部3には、ガイド部2の第一取付部に取り付け可能な第二取付部35が形成されている。
クランプ部3は、例えば、樹脂製の部材であることが考えられる。例えば、クランプ部3は、射出成形によって得られる。なお、別の例として、クランプ部3が金属製の部材である場合等も考えられる。
ここで、相手側部材7は、板状の部材であり、例えば、車体を構成する金属パネル等が考えられる。また、固定孔71は、相手側部材7の一方側の主面である一方面75側から他方側の主面である他方面76側に貫通する貫通孔である。
クランプ部3の具体的な構成について説明する。図1〜3に示されるように、固定孔71に挿入される挿入部32は、棒状に形成されている。
そして、挿入部32の先端部に、係止部31が形成されている。係止部31は、弾性変形可能に構成され、固定孔71に係止可能な部分である。
より具体的には、ここでは、係止部31は、挿入部32からそれぞれ反対側に向かって離れるにつれ挿入部32の先端部から後端部側に向かって延びて形成された一対の係止片311を含んでいる。この一対の係止片311は、固定孔71の開口縁部に接触して係止可能である。
ここでは、自然状態のクランプ部3において、一対の係止片311の幅(一対の係止片311のうちの一方の先端から他方の先端までの幅)は、固定孔71の幅よりも大きく設定されている。そして、自然状態のクランプ部3においては、一対の係止片311の先端と挿入部32との間には、隙間が形成されており、係止片311の先端が挿入部32側に近づくように、係止部31が弾性変形可能に構成されている。即ち、一対の係止片311の幅が、固定孔71の幅よりも小さくなるように弾性変形可能に構成されている。この場合、一対の係止片311の幅が固定孔71の幅よりも小さくなるように変形することで、係止部31が固定孔71に挿通及び通過可能となる。そして、一対の係止片311が固定孔71を通過後に、弾性変形していたものが元の形状に復帰することで、その幅が固定孔71の幅よりも大きくなり、係止片311が、固定孔71の開口縁部に引っ掛かる。これにより、係止部31が固定孔71に係止し、クランプ部3が相手側部材7に固定される。
基部33は、挿入部32の根元側の部分に連なって形成されている。ここでは、基部33は、板状に形成されている。図1に示されるように、基部33は、クランプ部3がガイド部2に取り付けられた際に、内板状部22の外側の主面(2つの主面のうち外板状部21側を向く面でない方)を覆う部分である。基部33の幅方向における寸法は、内板状部22の幅方向における寸法よりも大きく構成されている。より具体的には、基部33の幅方向における寸法は、内板状部22の幅方向における寸法よりも大きく、かつ、外板状部21の幅方向における寸法よりも小さい若しくは同じとなるように構成されていることが考えられる。
また、図3に示されるように、基部33には、挿入部32の延在方向に沿って見て、後述する第二凸部42と重なる位置に形成され、基部33の一方の主面から他方の主面に向かって貫通する貫通孔331が形成されている。貫通孔331は、2つの金型片を組み合わせて金型とし、この金型を用いてクランプ部3が製造された後、2つの金型片をそれぞれ反対向きに移動させて、上記金型内からクランプ部3を取り出すために必要な孔である。即ち、貫通孔331は、第二凸部42が形成されることにより必要となった金型抜き用の孔である。本実施形態では、貫通孔331の貫通方向に沿って2つの金型片をそれぞれ反対向きに移動させることで、クランプ部3を金型内から取り出せることができる。この場合、クランプ部3を金型内から簡単に取り出すことができる。なお、金型の構成によっては、貫通孔331が、省略されていてもよい。
次に、ガイド部2の第一取付部に取り付け可能な第二取付部35について説明する。第二取付部35は、ガイド部2の凹部25に係止可能な凸部4を含む。なお、ここでは、図1〜3に示されるように、第二取付部35は、ガイド部2の凹部25を外板状部21の一方の主面側から他方の主面側に貫通する垂下部36と、垂下部36に形成され凹部25に係止可能な凸部4と、を含んでいる。
垂下部36は、基部33の幅方向における両側の縁部に形成され、基部33から挿入部32が突出する向きに対し反対側の向きに突出して形成されている。また、ここでは、図1〜3に示されるように、垂下部36は、先端が2つに分岐した形状に形成されている。即ち、垂下部36は、分岐した2つの先端部37を含む。そして、垂下部36は、2つの先端部37同士が近付くように弾性変形可能に構成されている。
また、本実施形態では、凹部25に係止可能な凸部4は、先端部37に形成されている。ここでは、図1〜3に示されるように、凸部4は、ガイド部2の延在方向において両側に突出する一対の第一凸部41及びガイド部2の延在方向に交差する方向において外板状部21の内側に向かって突出する第二凸部42を含む。
また、ここでは、自然状態における2つの先端部37の第一凸部41の突出先端間の寸法が、ガイド部2の延在方向における凹部25の寸法よりも大きくなるように構成されている。この場合、2つの先端部37同士が近付くように弾性変形させられて第一凸部41が凹部25を通過後、変形の外力が取り除かれることで、2つの先端部37が元の形状へ復帰し、第一凸部41が凹部25の内縁部に接触して係止する。
また、さらに、本実施形態では、自然状態における2つの先端部37の第一凸部41側の面間の寸法が、ガイド部2の延在方向における凹部25の寸法よりも大きくなるように構成されている。この場合、凹部25から先端部37が抜けにくくなる。
以下、その詳細について説明する。ここでは、まず、一対の内板状部22の一方側からクランプ部3が近付けられる。そして、外板状部21の一方の主面側から他方の主面側に向かってクランプ部3が、移動させられる。この際、クランプ部3の2つの先端部37同士が近付けられる。ここでは、2つの先端部37の第一凸部41の突出先端間の寸法が、ガイド部2の延在方向における凹部25の寸法よりも小さくなるまで、2つの先端部37同士が近付くように変形させられる。これにより、2つの先端部37がガイド部2の凹部25に挿通及び通過可能となる。そして、先端部37が凹部25を通過後、2つの先端部37が元の形状へ復帰することで、一対の第一凸部41及び第二凸部42が、外板状部21の他方の主面と接触して係止する。これにより、ガイド部2にクランプ部3が取り付けられる。
また、凸部4が凹部25に係止した状態で、基部33が内板状部22の主面に接触していることが好ましい。凸部4と凹部25との係止構造が安定するためである。このため、基部33から凸部4までの高さ寸法は、内板状部22から外板状部21までの寸法と等しいことが考えられる。
また、本実施形態では、さらに、先端部37が凹部25を通過後、2つの先端部37が元の形状へ復帰(即ち、2つの先端部37が離間する向きに変形)しようとすることで先端部37のうち第一凸部41側の面が、凹部25の内側に強く接触する。これにより、垂下部36が凹部25から抜けてしまうことがより抑制される。即ち、ガイド部2とクランプ部3との固定状態がより強固となる。
なお、本実施形態では、外板状部21とその両側の各内板状部22との間の距離が同じとなるように構成されている。即ち、一対の内板状部22が外板状部21に対し対称的に形成されている。この場合、クランプ部3を、一対の内板状部22の一方側及び他方側の2方向からガイド部2へ装着することができる。
また、クランプ部3がガイド部2に取り付けられた状態で、2つの先端部37同士を近付けるように外力を加えることで、先端部37をガイド部2の凹部25から抜くことが可能に構成されている場合も考えられる。即ち、クランプ部3とガイド部2とが、着脱可能に構成されている場合も考えられる。
次に、図5を参照しつつ、ガイドクランプ100を備えるワイヤーハーネス101について説明する。ワイヤーハーネス101は、ガイドクランプ100とコルゲートチューブ8とコルゲートチューブ8に挿通された電線9とを備える。図5は、ワイヤーハーネス101の正面図である。
コルゲートチューブ8は、径の異なる大環状部と小環状部とが交互に連なる蛇腹構造を含む樹脂製の筒状部材である。コルゲートチューブ8は、電線9を保護する保護部材である。また、コルゲートチューブ8は、蛇腹構造により比較的容易に曲げ変形可能である。このため、コルゲートチューブ8は、保護対象となる電線9を曲げ容易に保ちつつ当該電線9を保護する部材として用いられることもある。なお、本実施形態では、コルゲートチューブ8を直線形態に保ちたく、ガイド部2が直線状に形成されている場合の事例である。
コルゲートチューブ8には、コルゲートチューブ8の延在方向に沿ってスリット81が形成されている。この場合、コルゲートチューブ8を当該スリット81で開いて電線9に取付けることができる。なお、電線9に取り付けられたコルゲートチューブ8のさらに周囲に粘着テープ等が巻き付けられていてもよい。
電線9は、例えば、芯線とこの芯線の周囲を覆う絶縁被覆とを備える絶縁電線である。コルゲートチューブ8には、例えば、1本の電線若しくは複数本の電線(電線束)が挿通される。
以下、本実施形態における電線9が挿通されたコルゲートチューブ8にガイドクランプ100を取り付ける様子について説明する。まず、コルゲートチューブ8のスリット81を開きつつ、電線9がその内部に収容され、挿通状態とされる。
そして、ここでは、ガイド部2の2組ある一対の溝部20のうちの一方の一対の溝部20各々に、コルゲートチューブ8のスリット81の両端82各々が挿入される。その結果、図5に示されるように、コルゲートチューブ8の内周面側に一対の内板状部22のうちの一方が位置し、コルゲートチューブ8の外周面側に外板状部21が位置する。即ち、コルゲートチューブ8のスリット81の両端82が、外板状部21と内板状部22との間に位置する。この場合、スリット81が開く方向にコルゲートチューブ8が変形しようとすると、外板状部21及び内板状部22にスリット81の両端82の部分が、接触しその変形が抑制される。これにより、コルゲートチューブ8のスリット81の開きを抑制できる。
また、ここでは、ガイド部2が直線状に形成されているため、溝部20にスリット81が挿入されたコルゲートチューブ8は、直線形態で維持される。
そして、コルゲートチューブ8に取り付けられたガイド部2にクランプ部3が取り付けられる。ここでは、図5に示されるように、ガイド部2に対し、一対の内板状部22のうちの他方(即ち、コルゲートチューブ8の内部に位置していない方)側から一対の内板状部22の一方(即ち、コルゲートチューブ8の内部に位置する方)側に向かって、クランプ部3が近付けられる。そして、ガイド部2の外板状部21の凹部25に、クランプ部3の垂下部36の先端部37が挿入され、凸部4が係止することで、ガイド部2とクランプ部3とが固定される。
なお、ここでは、図5に示されるように、外板状部21の幅が内板状部22の幅よりも広くなるように形成されているため、クランプ部3の先端部37が、コルゲートチューブ8の外周面に接触することを抑制できる。この場合、コルゲートチューブ8の外周面がクランプ部3の先端部37によって傷つくこと及び凹部25と凸部4との係止状態が不安定となること等を抑制できる。
次に、このワイヤーハーネス101が相手側部材7に固定される。まず、図2に示されるように、相手側部材7の他方面側76から一方面75側に向かって、クランプ部3が移動させられ、挿入部32が固定孔71に挿入される。そして、係止部31の一対の係止片311が、固定孔71の一方面75側の開口縁部に接触して係止することで、クランプ部3と相手側部材7とが固定される。これにより、クランプ部3に固定されたガイド部2を含むワイヤーハーネス101が相手側部材7に固定される。
<効果>
本実施形態においては、ガイド部2に形成された第一取付部とクランプ部3に形成された第二取付部35とによって、ガイド部2とクランプ部3とが取付可能な構成とされている。この場合、ガイド部2とクランプ部3とを別々に製造することができるため、ガイド部2とクランプ部3とを簡単に製造できる。そして、別々に製造されたガイド部2とクランプ部3とを組み合わせることで、ガイドクランプ100を得ることができる。即ち、従来に比べ、ガイドクランプ100を簡単に作ることができる。
また、本実施形態では、第一取付部は、外板状部21に形成された凹部25を含み、第二取付部35は、凹部25に係止可能な凸部4を含む。この場合、クランプ部3を第一取付部の凹部25と第二取付部35の凸部4との係止構造によって、ガイド部2に装着することができる。
本実施形態では、凹部25がガイド部2の延在方向に沿って複数形成されている。この場合、ガイド部2の延在方向における任意の位置に、クランプ部3を装着することができる。
本実施形態では、凹部25が、外板状部21の外縁部から内側に向かって凹む形状に形成されている。このガイド部2は、ガイド部2を金型を用いて製造する際に、金型の抜きを行い易い形状である。従って、ガイド部2をより簡単に作ることができる。
本実施形態では、凸部4は、ガイド部2の延在方向において両側に突出する一対の第一凸部41及びガイド部2の延在方向に交差する方向において外板状部21の内側に向かって突出する第二凸部42を含む。この場合、少なくとも三方向に突出する凸部4が凹部25の内板状部22側の面に接触するため、第一取付部の凹部25と第二取付部35の凸部4との係止構造がより強固となる。
また、本実施形態では、ガイド部2が、外板状部21の両側に設けられた一対の内板状部22及び一対の内板状部22と外板状部21とを繋ぐ一対の連結部23を備え、一対の溝部20を2組含む。この場合、後述するように、クランプ部3が不要の場合に、1つのガイド部2で2つのコルゲートチューブ8の経路規制を行うことができる。即ち、ガイド部2が1つのコルゲートチューブ8の経路規制を行いつつ、クランプ部と組み合されることでコルゲートチューブ8を相手側部材7に固定する場合と、1つのガイド部2によって2つのコルゲートチューブ8の経路規制を行う場合と、の2通りの使い方ができる。即ち、このガイド部2は、汎用性に優れる。
<第1変形例>
次に、図6,7を参照しつつ、第1変形例に係るガイドクランプ200及びこれを含むワイヤーハーネス201について説明する。図6は、第1変形例に係るガイドクランプ200のガイド部2Aの斜視図である。図7は、第1変形例に係るワイヤーハーネス201の正面図である。図6,7に示される構成要素のうち、図1〜5に示される構成要素と同じ構成要素には、同じ参照符号が付されている。
本例のガイドクランプ200は、ガイド部2Aとクランプ部3とを備える。クランプ部3は、実施形態と同様の構成であるため、ここでは、その説明を省略する。
本例においては、ガイド部2Aに形成された第一取付部である凹部25Aが、外板状部21に形成された貫通孔である点が実施形態と異なる。
より具体的に説明する。図6,7に示されるように、ここでは、凹部25Aは、外板状部21の一方の主面側から他方の主面側へ貫通する貫通孔である。ここでは、凹部25Aは、外板状部21の外縁部と中央部分(連結部23との連結部分)との間の位置に形成されている。
本例では、図7に示されるように、凹部25Aにクランプ部3の垂下部36の先端部37が挿入された際、先端部37の周囲は全周に亘って、凹部25Aである貫通孔の内縁部に囲まれる。この場合、凸部4が凹部25Aと係止した際に、垂下部36が凹部25A内で位置ずれしにくくなり、その結果、凹部25Aから先端部37が抜けにくくなる。即ち、凹部25Aと凸部4との係止構造が解除されにくくなる。このため、凸部4のうちの一部、例えば、第二凸部42が省略された構成とすることも考えられる。
また、図7に示されるように、ワイヤーハーネス201は、ガイドクランプ200とコルゲートチューブ8と電線9とを備える。
本例でも、ガイド部2Aに形成された凹部25Aとクランプ部3に形成された第二取付部35とによって、ガイド部2Aとクランプ部3とが取付可能な構成とされている。この場合、ガイド部2Aとクランプ部3とを別々に製造することができるため、ガイド部2Aとクランプ部3とを簡単に製造できる。そして、別々に製造されたガイド部2Aとクランプ部3とを組み合わせることで、ガイドクランプ200を得ることができる。即ち、従来に比べ、ガイドクランプ200を簡単に作ることができる。
また、本例では、凹部25Aが、外板状部21に形成された貫通孔である。この場合、凹部25Aに第二取付部35(垂下部36及び先端部37)が挿入された状態で、第二取付部35の周囲を貫通孔の内縁部が取り囲む。その結果、第一取付部の凹部25Aと第二取付部35の凸部4との係止構造がより強固となる。
<第2変形例>
次に、図8を参照しつつ、第2変形例に係るガイドクランプ300について説明する。図8は、第2変形例に係るガイドクランプ300の側面図である。図8に示される構成要素のうち、図1〜7に示される構成要素と同じ構成要素には、同じ参照符号が付されている。
本例のガイドクランプ300は、ガイド部2Bとクランプ部3とを備える。クランプ部3は、実施形態と同様の構成であるため、ここでは、その説明を省略する。
本例では、ガイド部2Bは、湾曲した部分(湾曲部28)を含む。このガイド部2Bは、湾曲した経路に配設される電線9を保護するコルゲートチューブ8の経路規制を行う。
ここでは、図8に示されるように、湾曲部28は、一対の内板状部22の対向方向において曲がって形成された部分である。しかしながら、別の例として、湾曲部28が、外板状部21の幅方向において曲がって形成された部分であってもよい。また、ガイド部2Bが、一対の内板状部22の対向方向において曲がって形成された湾曲部28及び外板状部21の幅方向において曲がって形成された湾曲部28の両方を含む場合も考えられる。
本例でも、ガイド部2Bに形成された凹部25とクランプ部3に形成された第二取付部35とによって、ガイド部2Bとクランプ部3とが取付可能な構成とされている。この場合、ガイド部2Bとクランプ部3とを別々に製造することができるため、ガイド部2Bとクランプ部3とを簡単に製造できる。そして、別々に製造されたガイド部2Bとクランプ部3とを組み合わせることで、ガイドクランプ300を得ることができる。即ち、従来に比べ、ガイドクランプ300を簡単に作ることができる。
また、ガイド部2Bを含む本例のガイドクランプ300は、湾曲した経路にコルゲートチューブ8が配設される際に適している。即ち、湾曲した経路に配設される電線9を保護する際に適している。
なお、本例の別の例として、ガイド部2Bが、全体として湾曲した形状に形成されている場合も考えられる。
<第3変形例>
次に、図9を参照しつつ、第3変形例に係るワイヤーハーネス401について説明する。図9は、第3変形例に係るワイヤーハーネス401の正面図である。図9に示される構成要素のうち、図1〜8に示される構成要素と同じ構成要素には、同じ参照符号が付されている。
本例のワイヤーハーネス401は、図9に示されるように、ガイド部2と、2つのコルゲートチューブ8と、2つのコルゲートチューブ8それぞれに挿通された電線9と、を備える。2つのコルゲートチューブ8は、ガイド部2における2組の一対の溝部20それぞれに各コルゲートチューブ8のスリット81の両端82各々が挿入されている。ガイド部2、コルゲートチューブ8及び電線9については、実施形態と同様の構成であるため、その説明を省略する。
本例は、ガイドクランプ100のうちクランプ部3が不要の場合、即ち、相手側部材7にコルゲートチューブ8を固定する必要のない場合に、1つのガイド部2で2つのコルゲートチューブ8の経路規制が行われている事例である。ここでは、コルゲートチューブ8のスリット81が対向する位置関係で、ガイド部2における2組の一対の溝部20の一方に、2つのコルゲートチューブ8のうちの一方のスリット81の両端82各々が挿入され、ガイド部2における2組の一対の溝部20の他方に、2つのコルゲートチューブ8のうちの他方のスリット81の両端82各々が挿入されている。
本例のワイヤーハーネス401においては、クランプ部3が不要の際に、1つのガイド部2によって2つのコルゲートチューブ8の経路規制を行うことができる。
より具体的には、本例のワイヤーハーネス401において、ガイド部2は、外板状部21の両側に設けられた一対の内板状部22及び一対の内板状部22と外板状部21とを繋ぐ一対の連結部23を備え、一対の溝部20を2組含む。この場合、クランプ部3が不要の場合に、1つのガイド部2で2つのコルゲートチューブ8の経路規制を行うことができる。即ち、ガイド部2が1つのコルゲートチューブ8の経路規制を行いつつ、クランプ部3と組み合されることでコルゲートチューブ8を相手側部材7に固定する場合(実施形態)と、1つのガイド部2によって2つのコルゲートチューブ8の経路規制を行う場合(本例)と、の2通りの使い方ができる。即ち、このガイド部2は、汎用性に優れる。
<応用例>
実施形態において、凸部の第二凸部が省略された構成である場合も考えられる。
また、ガイド部の一対の内板状部のうち一方が省略された構成も考えられる。このガイドクランプは、コルゲートチューブを経路規制しつつ相手側部材に固定するために使用されることが考えられる。
また、1つのガイド部に対し、2つ以上のクランプ部が取り付けられる場合も考えられる。
また、第二取付部が、外板状部以外、例えば、内板状部に形成されていることも考えられる。例えば、第二取付部が、内板状部の一方の主面に形成された凹部であり、第一取付部が、上記凹部に嵌合若しくは係止可能な凸部を含む場合も考えられる。
なお、本発明に係るガイドクランプ、ワイヤーハーネス及びガイド部は、各請求項に記載された発明の範囲において、以上に示された実施形態、変形例及び応用例を自由に組み合わせること、或いは、実施形態、変形例及び応用例を適宜、変形する又は一部を省略することによって構成されることも可能である。
100 ガイドクランプ
101 ワイヤーハーネス
2 ガイド部
20 溝部
21 外板状部
22 内板状部
23 連結部
25 凹部
3 クランプ部
31 係止部
331 貫通孔
35 第二取付部
4 凸部
41 第一凸部
42 第二凸部
7 相手側部材
8 コルゲートチューブ
81 スリット
82 両端
9 電線

Claims (11)

  1. 延在方向に沿ってスリットが形成されたコルゲートチューブに取り付け可能なガイドクランプであって、
    前記コルゲートチューブの外周面側を覆うことが可能な外板状部と、前記コルゲートチューブの内周面側を覆うことが可能な内板状部と、前記外板状部と前記内板状部とを繋ぐ連結部と、を備え、前記外板状部と前記内板状部と前記連結部とが、前記コルゲートチューブの前記スリットの両端それぞれが挿入される一対の溝部を成す、長尺状のガイド部と、
    相手側部材に形成された固定孔に係止可能な係止部を備えるクランプ部と、を備え、
    前記ガイド部には、第一取付部が形成され、
    前記クランプ部には、前記第一取付部に取り付け可能な第二取付部が形成されている、ガイドクランプ。
  2. 請求項1に記載のガイドクランプであって、
    前記第一取付部は、前記外板状部に形成された凹部を含み、
    前記第二取付部は、前記凹部に係止可能な凸部を含む、ガイドクランプ。
  3. 請求項2に記載のガイドクランプであって、
    前記凹部は、前記ガイド部の延在方向に沿って複数形成されている、ガイドクランプ。
  4. 請求項2又は請求項3に記載のガイドクランプであって、
    前記凹部は、前記外板状部の外縁部から内側に向かって凹む形状に形成されている、ガイドクランプ。
  5. 請求項2又は請求項3に記載のガイドクランプであって、
    前記凹部は、前記外板状部に形成された貫通孔である、ガイドクランプ。
  6. 請求項4又は請求項5に記載のガイドクランプであって、
    前記凸部は、前記ガイド部の延在方向において両側に突出する一対の第一凸部及び前記ガイド部の延在方向に交差する方向において前記外板状部の内側に向かって突出する第二凸部を含む、ガイドクランプ。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のガイドクランプであって、
    前記ガイド部が、湾曲した部分を含む、ガイドクランプ。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のガイドクランプであって、
    前記ガイド部が、前記外板状部の両側に設けられた一対の前記内板状部及び前記一対の内板状部と前記外板状部とを繋ぐ一対の前記連結部を備え、前記一対の溝部を2組含む、ガイドクランプ。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のガイドクランプと、
    延在方向に沿ってスリットが形成され、前記ガイドクランプの前記一対の溝部に前記スリットの両端各々が挿入されたコルゲートチューブと、
    前記コルゲートチューブに挿通された電線と、を備える、ワイヤーハーネス。
  10. 延在方向に沿ってスリットが形成されたコルゲートチューブに取り付け可能な長尺状のガイド部であって、
    前記コルゲートチューブの外周面側を覆うことが可能な外板状部と、
    前記コルゲートチューブの内周面側を覆うことが可能な内板状部と、
    前記外板状部と前記内板状部とを繋ぐ連結部と、
    相手側部材に形成された固定孔に係止可能な係止部を備えるクランプ部を取り付け可能な取付部と、を備え、
    前記外板状部の両側に設けられた一対の前記内板状部及び前記一対の内板状部と前記外板状部とを繋ぐ一対の前記連結部を備え、前記外板状部と前記内板状部と前記連結部とが成す前記コルゲートチューブの前記スリットの両端それぞれが挿入される一対の溝部を2組含む、ガイド部。
  11. 請求項10に記載のガイド部と、
    前記ガイド部における2組の前記一対の溝部それぞれに前記スリットの両端各々が挿入された2つのコルゲートチューブと、
    前記2つのコルゲートチューブそれぞれに挿通された電線と、を備える、ワイヤーハーネス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022244485A1 (ja) * 2021-05-21 2022-11-24 株式会社オートネットワーク技術研究所 取付部材、取付ユニット、配策モジュール、及び配策部材

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