JP2011233405A - コネクタ - Google Patents

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JP2011233405A
JP2011233405A JP2010103654A JP2010103654A JP2011233405A JP 2011233405 A JP2011233405 A JP 2011233405A JP 2010103654 A JP2010103654 A JP 2010103654A JP 2010103654 A JP2010103654 A JP 2010103654A JP 2011233405 A JP2011233405 A JP 2011233405A
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Kenji Suzuki
謙志 鈴木
Miki Muramatsu
美希 村松
Hiroshi Miyazaki
博司 宮崎
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Abstract

【課題】電線の集束作業性が良いコネクタを提供する。
【解決手段】電線Wに接続された複数の端子4を装着するコネクタハウジング2と、コネクタハウジング2に装着された電線固定部材10と、コネクタハウジング2に装着可能であり、装着状態では、コネクタハウジング2より引き出された複数の電線Wを電線固定部材との間で所望の方向に導き、且つ、集束状態で保持する電線カバー20とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタハウジングより引き出された複数の電線を集束させて保持するコネクタに関する。
この種のコネクタは、従来より種々提案されている(例えば、特許文献1〜特許文献3参照)。かかるコネクタの一従来例が図8〜図10に示されている。図8〜図10において、コネクタ50は、コネクタハウジング51とこれの裏面側の側方に突設された電線固定部60とを有する。コネクタハウジング51の表面側には、相手端子が装着される複数の相手端子装着部(図示せず)が設けられている。コネクタハウジング51の裏面側には、複数の端子収容部52が設けられている。各端子収容部52には、各電線Wに接続された複数の端子53がそれぞれ装着されている。コネクタハウジング51に端子53が装着された各電線Wは、コネクタハウジング51の裏面側より引き出される。コネクタハウジング51より引き出された複数の電線Wは、ほぼ直角方向に折り曲げられることによって電線固定部60に沿う方向(所望の方向)に導かれている。この導かれた複数の電線Wは、集束状態でハーネステープ61によって電線固定部60に巻き付け固定されている。
この従来のコネクタ50によれば、引き出された複数の電線Wが所望の方向に導かれ、且つ、集束されているため、車両への電線配策作業性等が良い。
特開2005−149941号公報 特開2009−140808号公報 特開平6−223918号公報
しかしながら、前記従来のコネクタ50では、コネクタハウジング51より引き出された複数の電線Wを所望の方向に導き、且つ、電線固定部60の位置で電線Wを集束させつつハーネステープ61を巻き付ける作業を行う必要がある。従って、電線Wの集束作業性が悪いという問題がある。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、電線の集束作業性が良いコネクタを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、電線に接続された複数の端子を装着するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングに設けられた電線固定部材と、前記コネクタハウジングに装着可能で、装着状態では前記コネクタハウジングより引き出された複数の前記電線を前記電線固定部材との間で所望の方向に導き、且つ、集束状態で保持する電線カバーとを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のコネクタであって、前記電線固定部材は、前記電線カバーに対して遠近方向に可動可能で、且つ、所望の位置で前記コネクタハウジングに固定できることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2記載のコネクタであって、前記電線固定部材は、前記コネクタハウジングに着脱自在であり、前記電線を曲げるカーブ面の曲げ率が異なる複数種類の内からいずれかを選択して使用することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、コネクタハウジングより引き出された複数の電線を電線カバーの範囲内に収めた状態で電線カバーをコネクタハウジングに装着すれば、複数の電線が電線カバーと電線固定部材によって所望の方向に導かれ、且つ、集束される。従って、電線の集束作業性が良い。
請求項2の発明によれば、電線束の大きさに応じて電線固定部材の固定位置を可変できるため、電線束の大きさに対応可能である。
請求項3の発明によれば、電線を無理なく曲げた時の曲率の違いに応じてカーブ面の曲率の異なる電線固定部材に可変できるため、曲率の異なる電線に対応可能である。
本発明の一実施形態を示し、裏面側から見たコネクタの分解斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、裏面側から見たコネクタの斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、コネクタハウジングに端子を装着する過程を示す斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、コネクタの要部断面図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)は図4のA−A線断面図、(b)は図4のB−B線断面図である。 本発明の一実施形態を示し、コネクタの要部断面図である。 本発明の一実施形態を示し、図6のC部拡大図である。 従来例を示し、コネクタハウジングに端子を装着する過程を示す斜視図である。 従来例を示し、裏面側から見たコネクタの斜視図である。 従来例のコネクタの平面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図7は、本発明の一実施形態を示す。コネクタ1は、図1〜図4に示すように、コネクタハウジング2と、このコネクタハウジング2の裏面側に設けられた電線固定部材10と、コネクタハウジング2の裏面側に装着された電線カバー20とを備えている。
コネクタハウジング2の表面側には、相手端子(図示せず)が装着される複数の相手端子装着部(図示せず)が設けられている。コネクタハウジング2の裏面側には、複数の端子収容部3が設けられている。各端子収容部3には、複数の電線Wに接続された各端子4がそれぞれ装着される。コネクタハウジング2に端子4が装着された各電線Wは、コネクタハウジング2の裏面側より引き出される。
コネクタハウジング2の一方の側面には、ロック受け部5が設けられている。ロック受け部5は、図5(a)に詳しく示すように、電線固定部材10の係止ロック部12がスライド挿入されるスライド室6を有する。スライド室6の両壁面の左右対向位置には、一対の係止溝7が設けられている。一対の係止溝7は、スライド方向Sに沿って複数箇所に設けられている。スライド方向Sは、電線固定部材10の電線集束部11が電線カバー20の電線集束部22に対して遠くなったり、近くなったりする方向(遠近方向)に設定されている。
コネクタハウジング2の上下面には、保護カバー20用の係止爪8が複数箇所に設けられている。
電線固定部材10は、コネクタハウジング2とは別部材であり、コネクタハウジング2に着脱自在に設けられている。電線固定部材10は、電線Wを集束させる電線集束部11と、この電線集束部11に一体に設けられた係止ロック部12とから構成されている。電線集束部11は、湾曲状の底面部11aと、この底面部11aの両側よりストレートに前方に突出された一対の側面部11bとを備えている。湾曲状の底面部11aは、カーブ面13を有する。電線Wは、カーブ面13に沿って曲げられる。
係止ロック部12は、図5(a)に示すように、左右対向位置に突出された一対の係止爪12aを有する。各係止爪12aは、各逃げ孔12bによって反突出方向(退出方向)に弾性変形可能に設けられている。一対の係止爪12aは、この弾性変形を利用してロック受け部5の各係止溝7の位置に選択的に係止できる。これにより、電線固定部材10は、電線カバー20の電線集束部22に対して遠近方向(スライド方向S)に可動可能で、且つ、一対の係止爪12aがロック受け部5の各係止溝7に係止できる位置でコネクタハウジング2に固定できる。つまり、電線固定部材10は、図4及び図5のM範囲を可動範囲とし、この可動範囲内の5ポジションで固定できる。
また、電線固定部材10は、電線Wを曲げるカーブ面13の曲げ率が異なる複数種類のものが用意されている。電線固定部材10は、この複数種類の内から選択して使用される。この実施形態では、図1〜図5に示す電線固定部材10と、図6及び図7に示す電線固定部材10Aの二種類が用意されている。図1〜図5に示す電線固定部材は、絶縁被覆が薄肉である細物電線に対応する大きな曲げ率のカーブ面13を有し、図6及び図7に示す電線固定部材10Aは、絶縁被覆が厚肉である太物電線に対応する小さな曲げ率のカーブ面13a(図7に示す)を有する。図4では電線Wとして細物電線を使用した場合を、図6では電線Wとして太物電線を使用した場合を示してあるが、符号はいずれもWを付してある。図7では、細物電線には符号w1、太物電線には符号w2を付して明確化を図っている。
電線カバー20は、湾曲されたカバー本体部21と、このカバー本体部21の先端側に一体に設けられた電線集束部22とを備えている。カバー本体部21の複数箇所には、係止部23が設けられている。各係止部23には係止孔23aが形成されている。この各係止部23の係止孔23aにコネクタハウジング2の各係止爪8を係止されている。この係止力によって、電線カバー20はコネクタハウジング2に装着されている。
カバー本体部21は、コネクタハウジング2より引き出された複数の電線Wをほぼ直角方向に折り曲げている。折り曲げた複数の電線Wは、電線集束部22に沿う方向(所望の方向)に導びかれている。電線集束部22は、ほぼ半円弧状であり、電線カバー20がコネクタハウジング2に装着された状態では、電線固定部材10の電線集束部11に対向配置される。そして、双方の電線集束部11,22は、複数の電線Wを集束させた状態で保持する。
次に、コネクタ1の組み付け手順を説明する。図1に示すように、先ず、コネクタハウジング2のロック受け部5に電線固定部材10を装着する。電線固定部材10の装着位置は、集束する複数の電線W(電線束)の大きさに対応する位置とする。次に、コネクタハウジング2の裏面側の各端子収容部3に、各電線Wに接続された複数の端子4を装着する。これにより、コネクタハウジング2の裏面側より複数の電線Wが引き出された状態となる。次に、コネクタハウジング2より引き出された複数の電線Wを電線カバー20の内面側に収めつつ、電線カバー20をコネクタハウジング2の裏面側に装着する。この装着過程で、電線カバー20のカバー本体部21の内面にガイドされて複数の電線が所望の方向に曲げられる。又、電線カバー20の電線集束部22が電線固定部材10の電線集束部11に徐々に近接し、双方の電線集束部11,22によって複数の電線Wが集束される。電線カバー20が完全に装着されると、図5(b)に示すように、双方の電線集束部11,22によって複数の電線Wが集束された状態で保持される。これで、組み付けが完了する。
以上説明したように、コネクタ1は、電線Wに接続された複数の端子4を装着するコネクタハウジング2と、コネクタハウジング2に設けられた電線固定部材10と、コネクタハウジング2に装着可能で、装着状態ではコネクタハウジング2より引き出された複数の電線Wを電線固定部材10との間で所望の方向に導き、且つ、集束状態で保持する電線カバー20とを備えている。従って、コネクタハウジング2より引き出された複数の電線Wを電線カバー20の範囲内に収めた状態で電線カバー20をコネクタハウジング2に装着すれば、複数の電線Wが電線カバー20と電線固定部材10によって所望の方向に導かれ、且つ、集束する。以上より、従来例のようにハーネステープで複数の電線Wを集束状態で電線固定部60に巻き付けるような面倒な作業が必要なく、電線Wの集束作業性が向上する。
電線固定部材10は、電線カバー20の電線集束部22に対して遠近方向に可動可能で、且つ、所望の位置でコネクタハウジング2に固定できる。従って、集束する電線束の大きさに応じて電線固定部材10の固定位置を可変できるため、複数の電線束の大きさに対応可能である。
また、従来例では、電線固定位置が一定であり、コネクタハウジング51に対する高さも変更できないため、車両レイアウトによっては電線を集束できない可能性があった。しかし、本実施形態では、電線固定位置を変更可能であり、コネクタハウジング2に対する高さも可動範囲内に限り変更できるため、車両レイアウトにも対応可能である。
電線固定部材10は、コネクタハウジング2に着脱自在であり、電線Wを曲げるカーブ面13の曲げ率が異なる複数種類の内からいずれかを選択して使用できる。従って、電線Wを無理なく曲げた時の曲率の違いに応じてカーブ面13の曲率の異なる電線固定部材10,10Aに可変できるため、曲率の異なる電線Wに対応可能である。細物電線w1(図7に示す)と太物電線w2(図7に示す)では無理なく曲げた時の曲率が異なり、細物電線w1と太物電線w2の双方に対応可能である。つまり、従来例では、電線固定部60の位置が一定であり、電線の種類に係わらずほぼ一律の角度(図10のD部参照)で曲げる必要があったため、電線Wに荷重な負荷が掛かる恐れがあったが、本実施形態では、電線Wに過重な負荷を掛けないように曲げて所望の向きに導くことができる。
この実施形態では、電線固定部材10,10Aは、太物電線用と細物電線用の二種類であるが、三種類以上を用意しても良いことはもちろんである。
1 コネクタ
2 コネクタハウジング
4 端子
10,10A 電線固定部材
13 カーブ面
20 電線カバー
W1,W2 電線

Claims (3)

  1. 電線に接続された複数の端子を装着するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングに設けられた電線固定部材と、前記コネクタハウジングに装着可能で、装着状態では前記コネクタハウジングより引き出された複数の前記電線を前記電線固定部材との間で所望の方向に導き、且つ、集束状態で保持する電線カバーとを備えたことを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタであって、
    前記電線固定部材は、前記電線カバーに対して遠近方向に可動可能で、且つ、所望の位置で前記コネクタハウジングに固定できることを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項1又は請求項2記載のコネクタであって、
    前記電線固定部材は、前記コネクタハウジングに着脱自在であり、前記電線を曲げるカーブ面の曲げ率が異なる複数種類の内からいずれかを選択して使用することを特徴とするコネクタ。
JP2010103654A 2010-04-28 2010-04-28 コネクタ Pending JP2011233405A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012093665A1 (ja) * 2011-01-06 2012-07-12 株式会社フジクラ ケーブルアセンブリ

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