JP6369190B2 - 画像形成装置および画像位置検出用原稿 - Google Patents
画像形成装置および画像位置検出用原稿 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6369190B2 JP6369190B2 JP2014147683A JP2014147683A JP6369190B2 JP 6369190 B2 JP6369190 B2 JP 6369190B2 JP 2014147683 A JP2014147683 A JP 2014147683A JP 2014147683 A JP2014147683 A JP 2014147683A JP 6369190 B2 JP6369190 B2 JP 6369190B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- document
- test chart
- edge detection
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/00681—Detecting the presence, position or size of a sheet or correcting its position before scanning
- H04N1/00684—Object of the detection
- H04N1/00702—Position
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Image Input (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
請求項2記載の発明は、前記端部検出用画像は、前記原稿の送り方向に沿う2つの端部には、送り方向における当該原稿の第1中央線から予め定めた距離離れた位置にそれぞれ形成され、前記原稿の送り方向とは交差する方向である交差方向に沿う2つの端部には、交差方向における当該原稿の第2中央線から前記予め定めた距離離れた位置にそれぞれ形成されることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置である。
請求項3記載の発明は、前記端部検出用画像は、前記第1中央線と前記第2中央線との交点を中心とした、点対称の位置にそれぞれ形成されることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置である。
請求項4記載の発明は、前記端部検出用画像は、前記原稿の用紙サイズが互いに異なる場合であっても、前記予め定めた距離は互いに一致することを特徴とする請求項2または3記載の画像形成装置である。
請求項5記載の発明は、前記検出手段は、前記読取手段により読み取られた前記画像の前記交差方向における中央線である交差中央線から前記予め定めた距離離れた位置を当該交差中央線に沿って移動しながら当該交差方向に沿う端部の前記端部検出用画像を検出し、前記検出された前記交差方向に沿う端部の前記端部検出用画像間の、前記送り方向における中点を通り当該交差方向に沿う中点通過線から予め定めた距離離れた位置を当該交差方向に沿って移動しながら当該送り方向に沿う端部の当該端部検出用画像を検出することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項記載の画像形成装置である。
請求項6記載の発明は、画像形成部と、前記画像形成部により形成された特定画像を含む原稿を送り手段により送り、送られた当該原稿の画像を読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取られた前記画像から前記特定画像を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された前記特定画像の位置を認識し、前記画像に含まれる原稿の端部を探索するための探索領域を決定する決定手段とを備え、前記特定画像は、前記原稿の前記端部の各々に形成され、各々が形成される前記原稿の端部に沿う1本または複数本の線を含み、前記端部ごとに前記線の本数が異なることを特徴とする画像形成装置である。
請求項7記載の発明は、4つの端部を有する記録媒体と、前記記録媒体における前記4つの端部各々に形成される画像の群であり、当該記録媒体の対向する端部に形成された画像どうしが当該記録媒体の重心を中心とした、点対称の位置に形成される画像群とを備え、前記画像群における各々の画像は、各々が形成される前記記録媒体の前記端部に沿う1本または複数本の線を含み、前記4つの端部ごとに前記線の本数が異なることを特徴とする画像位置検出用原稿である。
請求項2記載の発明によれば、原稿の向きが異なる場合であっても、端部検出用画像を読み取ることができる。
請求項3記載の発明によれば、原稿の向きが異なる場合であっても、端部検出用画像を読み取ることができる。
請求項4記載の発明によれば、予め定めた距離が互いに一致しない場合と比較して、端部検出用画像を読み取ることができる。
請求項5記載の発明によれば、端部検出用画像を検出する処理を簡略化できる。
請求項6記載の発明によれば、探索領域を決定しない場合と比較して、送り手段により送られ読み取られた原稿の画像において、原稿の端部を検出することを容易とすることができる。また原稿の向きをより精度よく把握できる。
請求項7記載の発明によれば、送り手段により送られ読み取られた原稿の画像において、原稿の端部を検出することを容易とすることができる。
<画像形成装置1>
図1は、本実施の形態が適用される画像形成装置1の構成例を示したものである。
図1に示すように、画像形成装置1は、複写機能、プリンタ機能、スキャナ機能などを備えた複合機である。図示の例の画像形成装置1は、用紙供給部3と、画像形成部5と、ユーザインタフェース(UI)7と、画像読取部9と、総合制御部10とを備える。
UI7は、表示パネルにより構成され、ユーザからの指示を受け付けるとともにユーザに対してメッセージなどを表示する。
画像読取部9は、画像が形成された用紙S(原稿)を順次送りこみながら、この用紙Sに形成された画像を読み取る。
図示の例においては、画像読取部9は、用紙Sが積載される第1原稿トレイ(積載部)90と、第1原稿トレイ90に積載された用紙Sを一枚ずつ送り出す搬送ロールを有する用紙搬送部(送り手段)91と、用紙搬送部91により搬送される用紙Sの第1面からの光を受けながらこの第1面に形成された画像を読み取る第1画像センサ92と、用紙搬送部91により搬送される用紙Sの第1面とは反対側の面である第2面からの光を案内するミラー93と、ミラー93に案内された第2面からの光を受けこの第2面に形成された画像を読み取る第2画像センサ94とを備える。
図2は、本実施の形態が適用される用紙ガイド98の構成例を示したものである。
次に、図2を参照しながら、用紙ガイド98の構成について説明をする。
図2に示すように、用紙ガイド98は、用紙Sの搬送方向(送り方向。図中矢印A参照。以下、搬送方向とすることがある)と交差する方向(以下、交差方向とすることがある)において、第1原稿トレイ90に積載された用紙Sを挟む位置に設けられた一組の板状部材981,982を有する。この板状部材981,982は、各々の面が搬送方向に沿って設けられ、用紙Sの搬送方向に沿う端部を揃える。また、板状部材981,982は、各々の面が搬送方向に沿った状態を維持しながら交差方向において移動可能である(図中矢印B参照)。
具体的には、板状部材981,982は、搬送される用紙Sの通過する領域の交差方向における中線CLを挟み、かつ中線CLから等しい距離に各々配置される。また、上記のように板状部材981,982が交差方向において移動する(図中矢印B参照)際には、中線CLからのそれぞれの距離が等しい状態を維持しながら移動する。このことにより、第1原稿トレイ90に積載され、板状部材981,982によって挟まれた用紙Sは、この用紙Sにおける交差方向中央を基準位置としながら搬送される。さらに説明をすると、用紙Sの用紙サイズが異なる場合であっても、用紙Sの交差方向中央が通過する位置は互いに一致する。
図3は、本実施の形態が適用される総合制御部10の機能構成例を示したものである。
次に、図3を参照しながら、画像形成装置1が備える総合制御部10について説明をする。
総合制御部10は、画像形成装置1を構成する機能構成部材(例えば、用紙供給部3、画像形成部5、UI7、画像読取部9)を制御する。この総合制御部10は、その機能として、用紙供給制御部13と、画像形成制御部15と、UI制御部17と、画像読取制御部19と、アライメント調整部21とを備える。
画像形成制御部15は、画像形成部5の動作を制御する。具体的には、画像形成制御部15は、印刷指示に従って、用紙供給部3から供給される用紙Sに対して画像を形成するよう画像形成部5を制御する。
UI制御部17は、UI7の動作を制御する。UI制御部17は、テストチャート出力指示画面700(後述する図9(a)参照)やテストチャート読取指示画面750(後述する図9(b)参照)を表示させるとともに、これらの画面に基づくユーザの指示を受け付けるようUI7を制御する。
画像読取制御部19は、画像読取部9の動作を制御する。具体的には、読取指示に従って、画像読取部9に搭載された用紙Sの画像を読み取るよう画像読取部9を制御する。
このアライメント調整部21は、その機能として、テストチャート出力部22と、テストチャート読取部23と、画像解析部24と、ずれ量調整部25と、マーク画像記憶部26と、読取画像記憶部27と、ずれ量記憶部28とを備える。
ずれ量調整部25は、ずれ量記憶部28に記憶されたアライメントずれ量に基づき、アライメントずれの補正をする。
読取画像記憶部27は、画像読取部9によって読み取られたテストチャートTCの画像を記憶する。ここで、読取画像記憶部27は、テストチャートTCの画像を、そのテストチャートTCが第1トレイ31乃至第3トレイ33のうちのいずれから供給されたものであるかを示す情報(トレイ識別情報)と関連付けて記憶する。また、読取画像記憶部27は、テストチャートTCの画像を、テストチャートTCにおける第1面および第2面のいずれの画像であるかを示す情報(表裏識別情報)と関連付けて記憶する。
また、図示の例においては、読取画像記憶部27は、第1トレイ31についてのテストチャートTCの画像を記憶する第1領域271、第2トレイ32についてのテストチャートTCの画像を記憶する第2領域272、第3トレイ33についてのテストチャートTCの画像を記憶する第3領域273を備える。また、第1領域271乃至第3領域273は、各々、複数枚分のテストチャートTCの画像を記憶することができる。
また、図示の例においては、ずれ量記憶部28は、第1トレイ31から供給されたテストチャートTCのアライメントずれ量を記憶する第1領域281、第2トレイ32から供給されたテストチャートTCのアライメントずれ量を記憶する第2領域282、第3トレイ33から供給されたテストチャートTCのアライメントずれ量を記憶する第3領域283を備える。また、第1領域281乃至第3領域283は、各々複数枚分のテストチャートTCのアライメントずれ量を記憶することができる。
さて、画像形成装置1が画像形成動作を繰り返し行うと、経時変化として、例えば画像形成装置1を構成する機能構成部材が摩耗することや、これらの部材の位置がずれることがある。そして、これらのことにともない、用紙Sに形成される画像の位置が、用紙Sに対してずれる(ばらつく)ことがある。
さらに説明をすると、例えば用紙Sの両面に画像が形成される場合には、第1面と第2面とで形成される画像の位置(表裏レジ)が揃わずに、互いにずれた位置となる場合がある。また、用紙Sを搬送する際の搬送抵抗などが変化するなどの理由により、用紙Sの用紙サイズ、紙種、あるいは厚さなど用紙Sの種別に応じて、あるいは、用紙Sが第1トレイ31乃至第3トレイ33のうちのいずれから供給されたものであるかに応じて、用紙Sに形成される画像の位置が用紙Sに対してずれる(ばらつく)ことがある。
なお、以下の説明ではまず、アライメントずれの要素について説明をする。次に、アライメントずれを補正するために用いられるテストチャートTCを説明し、その後に、アライメントずれの補正を行うUI7の指示画面について説明をする。最後に、アライメントずれを補正する処理について具体的に説明をする。
図4(a)乃至(h)は、アライメントずれの成分を説明する図である。なお、図4(a)乃至(h)においては、用紙Sと、用紙Sに対して現実に形成される画像Fと、用紙Sにおいて画像Fが形成されることが望まれる理想位置Tとの関係を各々示す。
図4に示すように、本実施の形態におけるアライメントずれは、以下に示す成分(要素)に分類することが例示される。すなわち、本実施の形態におけるアライメントずれは、以下の成分の1つ、または複数の組み合わせにより表わされる。なお、以下の成分は例示であり、他の成分を含むものであってももちろんよい。
図4(b)に示すように、サイドレジとは、画像Fの位置が、理想位置Tからの交差方向におけるずれを示す尺度である。
図4(c)に示すように、副走査倍率とは、搬送方向における画像Fの伸び縮みを示す尺度である。
図4(d)に示すように、主走査倍率とは、交差方向における画像Fの伸び縮みを示す尺度である。
図4(f)に示すように、サイドスキューとは、搬送方向に対する画像Fの傾きを示す尺度である。図示の例においては、距離Aと距離Bとの差により算出される。
図4(g)に示すように、平行度とは、画像Fの対向する辺どうしの角度のずれ(歪み)具合を示す尺度である。図示の例においては、搬送方向の先端後端の両辺がなす角度を示す尺度が、距離Aと距離Bとの差により算出される。
図4(h)に示すように、直角度とは、画像Fの搬送方向先端側の辺と直交する直線が理想位置Tのそれからどの程度ずれるかを示す尺度である。
図5は、本実施の形態が適用されるテストチャートTCを説明する図である。
次に、図3および図5を参照しながら、本実施の形態におけるテストチャートTCについて説明をする。
まず、テストチャートTCは、用紙供給部3から供給される用紙Sに対して、マーク画像記憶部26に記憶された画像が、画像形成部5によって形成されたものである。このテストチャートTCの画像を画像読取部9によって読み取ることにより、アライメントずれ量が把握される。
エッジ検出マークG1〜G4は、用紙Sの端部S1〜S4の中線(第1中央線、第2中央線)C1,C2に対して予め定めた位置に形成されている。さらに説明をすると、エッジ検出マークG1〜G4は、中線C1,C2に対する予め定めた側であって、中線C1,C2から予め定めた距離Laに配置される。この距離Laは、用紙Sの用紙サイズに関わらず一定である。言い替えると、用紙サイズが異なる場合であっても、各々テストチャートTCに形成されるエッジ検出マークG1〜G4の中線C1,C2からの距離は、互いに一致する。
この格子マークH1〜H8は、各々が近接する端部S1〜S4に対する予め定めた位置に形成される。具体的には、各々が近接する端部S1〜S4から予め定めた距離Lcに配置される。
図6(a)乃至(d)は、本実施の形態が適用されるエッジ検出マークGを説明する図である。
次に、図6を参照しながら、本実施の形態におけるエッジ検出マークG(G1〜G4)について説明をする。
本実施の形態におけるエッジ検出マークG1〜G4は、上述のように用紙Sの端部S1〜S4に各々設けられるとともに、それぞれの形状は互いに異なる。そして、各々のエッジ検出マークG1〜G4の形状を識別することで、そのエッジ検出マークG1〜G4が形成された端部S1〜S4を認識することができる。
また、開始線G11は近接する用紙Sの端部S1〜S4側に配置され、終了線G12は開始線G11よりも用紙Sの紙面中央側に配置される。さらに、識別線G13〜G15は、開始線G11および終了線G12の間に設けられる。
終了線G12は、エッジ検出マークGを走査しながら検出する処理を行う際に、エッジ検出マークGを通過し終えることを示す。終了線G12は、開始線G11よりも線幅が狭く、識別線G13〜G15よりも線幅が広い。
ここで、図6(a)乃至(d)に示すように、エッジ検出マークG1は識別線G13〜G15を有さず(0本)、エッジ検出マークG2は識別線G13を有し(1本)、エッジ検出マークG3は識別線G13,G14を有し(2本)、エッジ検出マークG4は識別線G13〜G15を有する(3本)。本実施の形態においては、開始線G11および終了線G12に挟まれる識別線G13〜G15の本数を計数することにより、エッジ検出マークG1〜G4のいずれであるかが認識される。
なお、エッジ検出マークG1〜G4のいずれであるかが認識されれば、他の形態でもよく、例えばエッジ検出マークG1〜G4の濃度がそれぞれ異なる構成、エッジ検出マークG1〜G4を構成する線の太さがそれぞれ異なる構成、あるいはエッジ検出マークG1〜G4の線の種類がそれぞれ異なる構成としてもよい。
図7(a)および(b)は、読取画像Rを説明する図である。具体的には、図7(a)は読取画像RにおけるテストチャートTCの端部S1〜S4近傍について説明をする図であり、図7(b)は読取画像Rにおける探索領域を説明する図である。
また、図7(a)に示すように、用紙Sが厚紙である場合と、用紙Sが薄紙である場合とでは、用紙Sの厚みに応じて形成される影D(用紙Sの浮きによる影D)の濃度がばらつき、特に用紙Sが薄紙である場合にはこの影Dが薄くなる場合がある。この影Dの濃度が低い状態においても、端部S1〜S4を検出することが困難となる。
また、図7(b)に示すように、探索領域が広い場合と比較して(図中R1参照)、探索領域を狭くする(図中R2参照)ことにより、読取画像Rに写り込んだ汚れやゴミなど、誤差要因となるテストチャートTC以外の画像を検出することが抑制され、端部S1〜S4の誤検知が減少する。
次に、図8−1および図8−2の(a)乃至(e)を参照しながら、読取画像Rにおいて端部S1〜S4を検出する動作について具体的に説明をする。なお、以下の端部S1〜S4の検出動作は、総合制御部10の画像解析部24(図3参照)によって実行される。
また、例えば図8−1(a)に示す工程において、検出されたエッジ検出マークGが、エッジ検出マークG1〜G4のいずれであるかを認識することにより、テストチャートTCの向きが把握される。具体的には、図8−1(a)に示す例においては、読取画像Rにおける搬送方向先端側の位置C5を始点とする走査領域(図中R3参照)において、エッジ検出マークG3が検出されることから、テストチャートTCは、搬送方向先端側に端部S3が配置される向きであることが把握される。
次に、図8−1(c)に示すように、読取画像Rの外縁であって、交差線C8から搬送方向において予め定めた距離La離れた位置C9,C10を始点として、交差方向に沿ってかつ用紙中央側に向けて走査する(図中R5,R6参照)。この走査により、エッジ検出マークG1,G2が検出される。
まず、テストチャートTCの中線C1,C2は、読取画像Rにおける中線C4,C8と、理論上は位置が一致する。また、図5を参照しながら説明をしたように、エッジ検出マークG1〜G4は、テストチャートTC(用紙S)の中線C1,C2から予め定めた距離Laに形成されている。したがって、読取画像Rにおける中線C4,C8から距離La離れた位置を走査することにより、エッジ検出マークG1〜G4を検出する可能性が高まる。
また、本実施の形態においては、コントラストが低い端部S1〜S4を直接探索するよりも、コントラストが高いエッジ検出マークG1〜G4を利用することにより、端部S1〜S4がより高い精度で検出される。
図9(a)および(b)は、アライメント調整時にUI7に表示される画面について説明する図である。具体的には、図9(a)はテストチャート出力指示画面700を示し、図9(b)はテストチャート読取指示画面750を示す。
まず、図9(a)に示すテストチャート出力指示画面700について説明をする。なお、このテストチャート出力指示画面700は、ユーザがUI7に表示されるアライメント調整ボタン(不図示)に触れるなど、予め定めた操作によってユーザからの指示を受けることを契機としてUI7に表示される。
キャンセルボタン721は、テストチャートTCを印刷することなく処理を終了する指示を受け付ける。
通常プリントへ戻るボタン753は、テストチャートTCの読取をすることなくアライメントずれ調整の処理を終了し、通常の画像形成動作に戻ることの指示を受け付ける。
読取終了ボタン757は、テストチャートTCの読み取りが完了し、他に読み取らせるテストチャートTCがなくなった際にユーザによって操作される。図示の例においては、この読取終了ボタン757が操作されることにより、読み取られたテストチャートTCの画像に従い、アライメントずれ量の調整が実行される契機となる。
図10は、本実施の形態におけるアライメント調整処理の動作例を示したフローチャートである。なお、図10に示す動作は、テストチャート出力指示画面700がUI7に表示されている状態で開始される。
まず、テストチャート出力部22は、テストチャート出力指示画面700のトレイ指定ボタン701を介して、テストチャートTCとなる用紙Sを供給する用紙供給部3の指定を受け付ける(ステップ1001)。また、テストチャート出力部22は、枚数指定ボタン711を介して、テストチャートTCの出力枚数の指定を受け付ける(ステップ1002)。さらに、テストチャート出力部22は、プリント開始ボタン719を介してテストチャートTCの出力指示を受け付けることを契機としながら、テストチャートTCを出力する(ステップ1003)。
次に、画像解析部24は、解析された結果に基づいて、第1トレイ31、第2トレイ32および第3トレイ33ごとに、アライメントずれ量を算出する(ステップ1008)とともに、ずれ量記憶部28へと記憶する。
図11は、本実施の形態におけるテストチャート画像の解析処理の動作例を示したフローチャートである。
次に、図5、図6、図10および図11を参照しながら、画像解析部24によって行われるテストチャートTCの画像の解析処理(図10のステップ1007参照)の動作例について詳細に説明をする。
また、画像解析部24は、検出されたエッジ検出マークGの向きからテストチャートTCが画像読取部9に搭載された向きを特定する(ステップ1102)。
また、画像解析部24は、検出された端部S1〜S4の座標から、格子マークHを検出する(ステップ1104)。
そして、ステップ1102で得られたテストチャートTCの向き、ステップ1103で得られた端部座標、ステップ1104で得られた格子マークHの位置に基づき、アライメントずれ量が算出される(ステップ1105)。
さて、上記の説明においては、読取画像記憶部27が、第1トレイ31、第2トレイ32および第3トレイ33ごとに読み取られた画像を記憶することを説明したが、さらに細分化して画像を記憶してもよい。例えば、第1トレイ31乃至第3トレイ33に搭載される用紙Sの用紙サイズ、用紙の紙種、あるいは厚さなどの用紙の種別ごとに画像を記憶してもよい。これら用紙の種別ごとに記憶された画像を解析してアライメントずれ量を調整することにより、用紙の種別に応じて変化し得るアライメントずれ量の調整量がより精度よく補正され得る。
また、本開示は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。
Claims (7)
- 画像形成部と、
前記画像形成部により形成された原稿を送る送り手段と、
前記送り手段により送られる原稿の画像を読み取る読取手段と、
前記読取手段により読み取られた前記画像から、前記原稿における予め定めた位置に形成された端部検出用画像を検出する検出手段と、
前記読取手段により読み取られた前記画像における、前記検出手段により検出された前記端部検出用画像の位置を認識し、当該画像に含まれる原稿の端部を探索するための探索領域を決定する決定手段と
を備え、
前記端部検出用画像は、
前記原稿の前記端部の各々に形成され、
各々が形成される前記原稿の端部に沿う1本または複数本の線を含み、
前記端部ごとに前記線の本数が異なることを特徴とする画像形成装置。 - 前記端部検出用画像は、
前記原稿の送り方向に沿う2つの端部には、送り方向における当該原稿の第1中央線から予め定めた距離離れた位置にそれぞれ形成され、
前記原稿の送り方向とは交差する方向である交差方向に沿う2つの端部には、交差方向における当該原稿の第2中央線から前記予め定めた距離離れた位置にそれぞれ形成されることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記端部検出用画像は、
前記第1中央線と前記第2中央線との交点を中心とした、点対称の位置にそれぞれ形成されることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。 - 前記端部検出用画像は、
前記原稿の用紙サイズが互いに異なる場合であっても、前記予め定めた距離は互いに一致することを特徴とする請求項2または3記載の画像形成装置。 - 前記検出手段は、
前記読取手段により読み取られた前記画像の前記交差方向における中央線である交差中央線から前記予め定めた距離離れた位置を当該交差中央線に沿って移動しながら当該交差方向に沿う端部の前記端部検出用画像を検出し、
前記検出された前記交差方向に沿う端部の前記端部検出用画像間の、前記送り方向における中点を通り当該交差方向に沿う中点通過線から予め定めた距離離れた位置を当該交差方向に沿って移動しながら当該送り方向に沿う端部の当該端部検出用画像を検出することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項記載の画像形成装置。 - 画像形成部と、
前記画像形成部により形成された特定画像を含む原稿を送り手段により送り、送られた当該原稿の画像を読み取る読取手段と、
前記読取手段により読み取られた前記画像から前記特定画像を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された前記特定画像の位置を認識し、前記画像に含まれる原稿の端部を探索するための探索領域を決定する決定手段と
を備え、
前記特定画像は、
前記原稿の前記端部の各々に形成され、
各々が形成される前記原稿の端部に沿う1本または複数本の線を含み、
前記端部ごとに前記線の本数が異なることを特徴とする画像形成装置。 - 4つの端部を有する記録媒体と、
前記記録媒体における前記4つの端部各々に形成される画像の群であり、当該記録媒体の対向する端部に形成された画像どうしが当該記録媒体の重心を中心とした、点対称の位置に形成される画像群と
を備え、
前記画像群における各々の画像は、各々が形成される前記記録媒体の前記端部に沿う1本または複数本の線を含み、
前記4つの端部ごとに前記線の本数が異なることを特徴とする画像位置検出用原稿。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014147683A JP6369190B2 (ja) | 2014-07-18 | 2014-07-18 | 画像形成装置および画像位置検出用原稿 |
US14/681,706 US9473654B2 (en) | 2014-07-18 | 2015-04-08 | Image forming apparatus and image position detecting original |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014147683A JP6369190B2 (ja) | 2014-07-18 | 2014-07-18 | 画像形成装置および画像位置検出用原稿 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016025445A JP2016025445A (ja) | 2016-02-08 |
JP6369190B2 true JP6369190B2 (ja) | 2018-08-08 |
Family
ID=55075635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014147683A Active JP6369190B2 (ja) | 2014-07-18 | 2014-07-18 | 画像形成装置および画像位置検出用原稿 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9473654B2 (ja) |
JP (1) | JP6369190B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5091654A (en) * | 1990-08-28 | 1992-02-25 | Xerox Corporation | Method of automatically setting document registration and locating calibration strip |
US5239388A (en) * | 1990-12-14 | 1993-08-24 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image processing system |
JPH10243169A (ja) * | 1997-02-27 | 1998-09-11 | Brother Ind Ltd | 画像読取装置およびそれに用いる読取動作設定用のチャート用紙 |
JPH1169138A (ja) | 1997-08-20 | 1999-03-09 | Funai Electric Co Ltd | ファクシミリ通信システム |
JP2002114408A (ja) * | 2000-10-05 | 2002-04-16 | Seiko Epson Corp | 印刷用紙検出装置及びプリンタ |
JP4576146B2 (ja) * | 2004-04-02 | 2010-11-04 | 富士通株式会社 | 特定画像位置推定装置 |
JP4705855B2 (ja) | 2006-01-19 | 2011-06-22 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
-
2014
- 2014-07-18 JP JP2014147683A patent/JP6369190B2/ja active Active
-
2015
- 2015-04-08 US US14/681,706 patent/US9473654B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20160021269A1 (en) | 2016-01-21 |
JP2016025445A (ja) | 2016-02-08 |
US9473654B2 (en) | 2016-10-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN110086949B (zh) | 位置检测装置、图像形成装置及位置检测方法 | |
US7583282B2 (en) | Image printing apparatus and image printing method | |
JP6522021B2 (ja) | 画像形成装置、及び画像形成装置の制御方法 | |
JP5967951B2 (ja) | シート搬送装置、これを用いた画像読取装置、及び画像形成装置 | |
US8783683B2 (en) | Image forming apparatus and image forming system | |
US10200565B2 (en) | Image forming system and reading device | |
JP2020118497A (ja) | 画像検査装置、画像形成システム、画像検査方法及びプログラム | |
EP3546400A1 (en) | Conveying device, image forming apparatus incorporating the conveying device, position detecting method of the image forming apparatus, and carrier medium | |
JP6365053B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2012163942A (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP2016190461A (ja) | 画像処理装置、印刷装置、画像処理装置の制御方法、印刷装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体 | |
JP6354369B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2013036815A (ja) | 検品装置、検品方法、コンピュータプログラム | |
JP6369190B2 (ja) | 画像形成装置および画像位置検出用原稿 | |
JP6107515B2 (ja) | 画像形成システムおよび画像処理装置 | |
JP7161674B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5239181B2 (ja) | 画像形成装置 | |
WO2010024019A1 (ja) | 印刷装置および印刷の検査方法 | |
JP2022121255A (ja) | 検品装置及びその制御方法、印刷システム、並びにプログラム | |
JP7240594B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007008690A (ja) | シート処理装置、及び画像形成装置 | |
JP7209184B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2015035726A (ja) | 複合装置及びその制御方法 | |
US11838454B2 (en) | Inspection apparatus, control method thereof, and storage medium | |
CN113917807B (zh) | 图像形成系统、图像形成装置、控制方法和存储介质 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180315 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180403 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180529 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180612 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180625 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6369190 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |