JP6369190B2 - 画像形成装置および画像位置検出用原稿 - Google Patents

画像形成装置および画像位置検出用原稿 Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置および画像位置検出用原稿に関する。
特許文献1に開示された画像形成装置は、原稿幅に関わらず原稿全体を読み取らせ、かつ、端面基準出力の仕様である画像形成装置においても、中央基準出力同様の出力結果を得ることができるようにするため、原稿幅を検出する原稿幅検出部と、中央基準位置を中心に主走査方向に読み取り幅を設定し、副走査方向に原稿を搬送しながら画像データを読み取るスキャナ部と、読み取った画像データに基づいて記録シートの端部を基準に画像を形成するプロッタ部と、入力及び表示のための操作表示部と、前記操作表示部から読み取り可能な最大幅読み取りで読み取りを行う旨の指示入力があったときに、前記原稿幅検出部によって検出された原稿幅を無視し、読み取り可能な最大幅で読み取りを行わせるようにしたものである。
特開2007−194938号公報
本発明の目的は、送り手段により送られ読み取った画像が原稿の端部を検出することが困難な背景色である画像であっても原稿の端部を検出することを容易とする。
請求項1記載の発明は、画像形成部と、前記画像形成部により形成された原稿を送る送り手段と、前記送り手段により送られる原稿の画像を読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取られた前記画像から、前記原稿における予め定めた位置に形成された端部検出用画像を検出する検出手段と、前記読取手段により読み取られた前記画像における、前記検出手段により検出された前記端部検出用画像の位置を認識し、当該画像に含まれる原稿の端部を探索するための探索領域を決定する決定手段とを備え、前記端部検出用画像は、前記原稿の前記端部の各々に形成され、各々が形成される前記原稿の端部に沿う1本または複数本の線を含み、前記端部ごとに前記線の本数が異なることを特徴とする画像形成装置である。
請求項2記載の発明は、前記端部検出用画像は、前記原稿の送り方向に沿う2つの端部には、送り方向における当該原稿の第1中央線から予め定めた距離離れた位置にそれぞれ形成され、前記原稿の送り方向とは交差する方向である交差方向に沿う2つの端部には、交差方向における当該原稿の第2中央線から前記予め定めた距離離れた位置にそれぞれ形成されることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置である。
請求項3記載の発明は、前記端部検出用画像は、前記第1中央線と前記第2中央線との交点を中心とした、点対称の位置にそれぞれ形成されることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置である。
請求項4記載の発明は、前記端部検出用画像は、前記原稿の用紙サイズが互いに異なる場合であっても、前記予め定めた距離は互いに一致することを特徴とする請求項2または3記載の画像形成装置である。
請求項5記載の発明は、前記検出手段は、前記読取手段により読み取られた前記画像の前記交差方向における中央線である交差中央線から前記予め定めた距離離れた位置を当該交差中央線に沿って移動しながら当該交差方向に沿う端部の前記端部検出用画像を検出し、前記検出された前記交差方向に沿う端部の前記端部検出用画像間の、前記送り方向における中点を通り当該交差方向に沿う中点通過線から予め定めた距離離れた位置を当該交差方向に沿って移動しながら当該送り方向に沿う端部の当該端部検出用画像を検出することを特徴とする請求項2乃至のいずれか1項記載の画像形成装置である。
請求項記載の発明は、画像形成部と、前記画像形成部により形成された特定画像を含む原稿を送り手段により送り、送られた当該原稿の画像を読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取られた前記画像から前記特定画像を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された前記特定画像の位置を認識し、前記画像に含まれる原稿の端部を探索するための探索領域を決定する決定手段とを備え、前記特定画像は、前記原稿の前記端部の各々に形成され、各々が形成される前記原稿の端部に沿う1本または複数本の線を含み、前記端部ごとに前記線の本数が異なることを特徴とする画像形成装置である。
請求項記載の発明は、4つの端部を有する記録媒体と、前記記録媒体における前記4つの端部各々に形成される画像の群であり、当該記録媒体の対向する端部に形成された画像どうしが当該記録媒体の重心を中心とした、点対称の位置に形成される画像群とを備え、前記画像群における各々の画像は、各々が形成される前記記録媒体の前記端部に沿う1本または複数本の線を含み、前記4つの端部ごとに前記線の本数が異なることを特徴とする画像位置検出用原稿である。
請求項1記載の発明によれば、探索領域を決定しない場合と比較して、送り手段により送られ読み取られた原稿の画像において、原稿の端部を検出することを容易とすることができる。また原稿の向きをより精度よく把握できる。
請求項2記載の発明によれば、原稿の向きが異なる場合であっても、端部検出用画像を読み取ることができる。
請求項3記載の発明によれば、原稿の向きが異なる場合であっても、端部検出用画像を読み取ることができる。
請求項4記載の発明によれば、予め定めた距離が互いに一致しない場合と比較して、端部検出用画像を読み取ることができる。
請求項5記載の発明によれば、端部検出用画像を検出する処理を簡略化できる。
請求項記載の発明によれば、探索領域を決定しない場合と比較して、送り手段により送られ読み取られた原稿の画像において、原稿の端部を検出することを容易とすることができる。また原稿の向きをより精度よく把握できる。
請求項記載の発明によれば、送り手段により送られ読み取られた原稿の画像において、原稿の端部を検出することを容易とすることができる。
本実施の形態が適用される画像形成装置の構成例を示したものである。 本実施の形態が適用される用紙ガイドの構成例を示したものである。 本実施の形態が適用される総合制御部の機能構成例を示したものである。 (a)乃至(h)は、アライメントずれの成分を説明する図である。 本実施の形態が適用されるテストチャートを説明する図である。 (a)乃至(d)は、本実施の形態が適用されるエッジ検出マークを説明する図である。 (a)および(b)は、読取画像を説明する図である。 (a)乃至(c)は、本実施の形態が適用されるテストチャートの端部の検出動作を説明する図である。 (d)および(e)は、本実施の形態が適用されるテストチャートの端部の検出動作を説明する図である。 (a)および(b)は、アライメント調整時にUIに表示される画面について説明する図である。 本実施の形態におけるアライメント調整処理の動作例を示したフローチャートである。 本実施の形態におけるテストチャート画像の解析処理の動作例を示したフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<画像形成装置1>
図1は、本実施の形態が適用される画像形成装置1の構成例を示したものである。
図1に示すように、画像形成装置1は、複写機能、プリンタ機能、スキャナ機能などを備えた複合機である。図示の例の画像形成装置1は、用紙供給部3と、画像形成部5と、ユーザインタフェース(UI)7と、画像読取部9と、総合制御部10とを備える。
用紙供給部3は、画像形成部5によって画像が形成される用紙Sを搭載するとともに、画像形成部5に向けて用紙Sを一枚ずつ搬送する。図示の例においては、用紙供給部3は、それぞれ用紙Sを積載(搭載)する第1トレイ(積載部)31、第2トレイ32および第3トレイ33を備える。さらに説明すると、第1トレイ31、第2トレイ32および第3トレイ33には、それぞれ用紙サイズ、厚み、あるいは紙種などが互いに異なる用紙Sを搭載し得る。
画像形成部5は、画像データを取得するとともに、取得した画像データに基づき、トナーやインクなどの画像形成材を用いて、用紙Sなどの記録媒体上に画像を形成する。本実施の形態において、画像形成の方式は特に限定せず、電子写真方式やインクジェット方式、静電誘導方式など、様々な方式に対して適用可能である。画像データは、図示しない通信手段(ネットワークインターフェイスなど)を介して外部装置から受信しても良いし、画像読取部9により読み取った画像を用いてもよい。また、画像形成部5は、用紙Sの両面(第1面、第2面)の各々に画像を形成するよう、第1面に画像が形成された用紙Sを反転させながら搬送し用紙Sの第2面に画像を形成させる反転搬送路(不図示)を有する。
UI7は、表示パネルにより構成され、ユーザからの指示を受け付けるとともにユーザに対してメッセージなどを表示する。
<画像読取部9>
画像読取部9は、画像が形成された用紙S(原稿)を順次送りこみながら、この用紙Sに形成された画像を読み取る。
図示の例においては、画像読取部9は、用紙Sが積載される第1原稿トレイ(積載部)90と、第1原稿トレイ90に積載された用紙Sを一枚ずつ送り出す搬送ロールを有する用紙搬送部(送り手段)91と、用紙搬送部91により搬送される用紙Sの第1面からの光を受けながらこの第1面に形成された画像を読み取る第1画像センサ92と、用紙搬送部91により搬送される用紙Sの第1面とは反対側の面である第2面からの光を案内するミラー93と、ミラー93に案内された第2面からの光を受けこの第2面に形成された画像を読み取る第2画像センサ94とを備える。
また、画像読取部9は、第1画像センサ92が画像を読み取る読取領域に設けられ搬送される用紙Sを支持する第1支持部材95と、第2画像センサ94の読取領域に設けられ搬送される用紙Sを支持する第2支持部材96と、画像が読み取られた用紙Sが積載される第2原稿トレイ97とを備える。さらに、画像読取部9は、第1原稿トレイ90に設けられ搬送される用紙Sの位置を規定する用紙ガイド98(後述)を備える。
なお、読取手段の一例である第1画像センサ92としてはラインセンサを用いることが例示され、第2画像センサ94としてはCCD(Charge Coupled Device)センサを用いることが例示される。また、図示の例においては、第1画像センサ92が用紙Sの第1面の画像を読み取る際に、第2画像センサ94が用紙Sの第2面の画像を読み取る。このことにより、用紙Sを用紙搬送部91によって1方向に1回搬送することにより、用紙Sの両面(第1面、第2面)の画像が読み取られる。
<用紙ガイド98>
図2は、本実施の形態が適用される用紙ガイド98の構成例を示したものである。
次に、図2を参照しながら、用紙ガイド98の構成について説明をする。
図2に示すように、用紙ガイド98は、用紙Sの搬送方向(送り方向。図中矢印A参照。以下、搬送方向とすることがある)と交差する方向(以下、交差方向とすることがある)において、第1原稿トレイ90に積載された用紙Sを挟む位置に設けられた一組の板状部材981,982を有する。この板状部材981,982は、各々の面が搬送方向に沿って設けられ、用紙Sの搬送方向に沿う端部を揃える。また、板状部材981,982は、各々の面が搬送方向に沿った状態を維持しながら交差方向において移動可能である(図中矢印B参照)。
さて、板状部材981,982は、用紙Sを中央寄せ、すなわちセンターレジストレーションで搬送するように配置される。
具体的には、板状部材981,982は、搬送される用紙Sの通過する領域の交差方向における中線CLを挟み、かつ中線CLから等しい距離に各々配置される。また、上記のように板状部材981,982が交差方向において移動する(図中矢印B参照)際には、中線CLからのそれぞれの距離が等しい状態を維持しながら移動する。このことにより、第1原稿トレイ90に積載され、板状部材981,982によって挟まれた用紙Sは、この用紙Sにおける交差方向中央を基準位置としながら搬送される。さらに説明をすると、用紙Sの用紙サイズが異なる場合であっても、用紙Sの交差方向中央が通過する位置は互いに一致する。
<総合制御部10>
図3は、本実施の形態が適用される総合制御部10の機能構成例を示したものである。
次に、図3を参照しながら、画像形成装置1が備える総合制御部10について説明をする。
総合制御部10は、画像形成装置1を構成する機能構成部材(例えば、用紙供給部3、画像形成部5、UI7、画像読取部9)を制御する。この総合制御部10は、その機能として、用紙供給制御部13と、画像形成制御部15と、UI制御部17と、画像読取制御部19と、アライメント調整部21とを備える。
用紙供給制御部13は、用紙供給部3の動作を制御する。具体的には、用紙供給制御部13は、印刷指示に従って、第1トレイ31乃至第3トレイ33のいずれかから画像形成部5に向けて用紙Sを供給するよう用紙供給部3を制御する。
画像形成制御部15は、画像形成部5の動作を制御する。具体的には、画像形成制御部15は、印刷指示に従って、用紙供給部3から供給される用紙Sに対して画像を形成するよう画像形成部5を制御する。
UI制御部17は、UI7の動作を制御する。UI制御部17は、テストチャート出力指示画面700(後述する図9(a)参照)やテストチャート読取指示画面750(後述する図9(b)参照)を表示させるとともに、これらの画面に基づくユーザの指示を受け付けるようUI7を制御する。
画像読取制御部19は、画像読取部9の動作を制御する。具体的には、読取指示に従って、画像読取部9に搭載された用紙Sの画像を読み取るよう画像読取部9を制御する。
アライメント調整部21は、用紙Sに形成される画像の位置(アライメント)を調整する際における用紙供給部3、画像形成部5、UI7、画像読取部9の動作を、用紙供給制御部13、画像形成制御部15、UI制御部17、画像読取制御部19を介して制御する。
このアライメント調整部21は、その機能として、テストチャート出力部22と、テストチャート読取部23と、画像解析部24と、ずれ量調整部25と、マーク画像記憶部26と、読取画像記憶部27と、ずれ量記憶部28とを備える。
テストチャート出力部22は、テストチャート出力指示画面700(後述)をUI7に表示させるとともに、テストチャート出力指示画面700を介してユーザからのテストチャートTC(後述)を出力する指示(テストチャート出力指示)を受ける。また、テストチャート出力部22は、受け付けたテストチャート出力指示に従い、用紙供給部3に用紙Sを供給させるとともに、マーク画像記憶部26に記憶された情報に従って画像形成部5に画像形成を実行させる。
テストチャート読取部23は、テストチャート読取指示画面750(後述)をUI7に表示させるとともに、テストチャート読取指示画面750を介してユーザからのテストチャートTCを読み取る指示(テストチャート読取指示)を受ける。また、テストチャート読取部23は、受け付けたテストチャート読取指示に従い、画像読取部9にテストチャートTCの画像を読み取らせる。
検出手段および決定手段の一例である画像解析部24は、読み取られたテストチャートTCの画像を解析し、エッジ検出マークG(後述)に基づいてテストチャートTCの端部S1〜S4(後述)を検出するとともに、格子マークH(後述)などに基づいて、画像形成部5によって用紙Sに形成される画像のアライメントずれ量を算出する。
ずれ量調整部25は、ずれ量記憶部28に記憶されたアライメントずれ量に基づき、アライメントずれの補正をする。
マーク画像記憶部26は、テストチャートTCに形成されるマーク画像、すなわち、エッジ検出マークG、格子マークH、2次元バーコードJと、補助画像Kと、補助線M(後述)などの予め定めた画像を記憶する。
読取画像記憶部27は、画像読取部9によって読み取られたテストチャートTCの画像を記憶する。ここで、読取画像記憶部27は、テストチャートTCの画像を、そのテストチャートTCが第1トレイ31乃至第3トレイ33のうちのいずれから供給されたものであるかを示す情報(トレイ識別情報)と関連付けて記憶する。また、読取画像記憶部27は、テストチャートTCの画像を、テストチャートTCにおける第1面および第2面のいずれの画像であるかを示す情報(表裏識別情報)と関連付けて記憶する。
また、図示の例においては、読取画像記憶部27は、第1トレイ31についてのテストチャートTCの画像を記憶する第1領域271、第2トレイ32についてのテストチャートTCの画像を記憶する第2領域272、第3トレイ33についてのテストチャートTCの画像を記憶する第3領域273を備える。また、第1領域271乃至第3領域273は、各々、複数枚分のテストチャートTCの画像を記憶することができる。
ずれ量記憶部28は、画像解析部24によって算出されたアライメントずれ量を記憶する。ここで、ずれ量記憶部28は、アライメントずれ量を、そのアライメントずれ量を算出したテストチャートTCについてのトレイ識別情報および表裏識別情報と関連付けて記憶する。
また、図示の例においては、ずれ量記憶部28は、第1トレイ31から供給されたテストチャートTCのアライメントずれ量を記憶する第1領域281、第2トレイ32から供給されたテストチャートTCのアライメントずれ量を記憶する第2領域282、第3トレイ33から供給されたテストチャートTCのアライメントずれ量を記憶する第3領域283を備える。また、第1領域281乃至第3領域283は、各々複数枚分のテストチャートTCのアライメントずれ量を記憶することができる。
さて、図示は省略するが、総合制御部10は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)と、記憶手段であるメインメモリおよび磁気ディスク装置(HDD:Hard Disk Drive)とを備える。ここで、CPUは、OS(Operating System)やアプリケーションなどの各種ソフトウェアを実行し、上述した各機能を実現する。また、メインメモリは、各種ソフトウェアやその実行に用いるデータなどを記憶する記憶領域である。また、磁気ディスク装置は、各種ソフトウェアに対する入力データや各種ソフトウェアからの出力データなどを記憶する記憶領域である。
<アライメントずれ>
さて、画像形成装置1が画像形成動作を繰り返し行うと、経時変化として、例えば画像形成装置1を構成する機能構成部材が摩耗することや、これらの部材の位置がずれることがある。そして、これらのことにともない、用紙Sに形成される画像の位置が、用紙Sに対してずれる(ばらつく)ことがある。
さらに説明をすると、例えば用紙Sの両面に画像が形成される場合には、第1面と第2面とで形成される画像の位置(表裏レジ)が揃わずに、互いにずれた位置となる場合がある。また、用紙Sを搬送する際の搬送抵抗などが変化するなどの理由により、用紙Sの用紙サイズ、紙種、あるいは厚さなど用紙Sの種別に応じて、あるいは、用紙Sが第1トレイ31乃至第3トレイ33のうちのいずれから供給されたものであるかに応じて、用紙Sに形成される画像の位置が用紙Sに対してずれる(ばらつく)ことがある。
そこで、本実施の形態においては、この用紙Sにおける画像の位置ずれ、所謂アライメントずれを調整する処理を行う。以下では、このアライメントずれを調整する処理について説明をする。
なお、以下の説明ではまず、アライメントずれの要素について説明をする。次に、アライメントずれを補正するために用いられるテストチャートTCを説明し、その後に、アライメントずれの補正を行うUI7の指示画面について説明をする。最後に、アライメントずれを補正する処理について具体的に説明をする。
<アライメントずれの要素>
図4(a)乃至(h)は、アライメントずれの成分を説明する図である。なお、図4(a)乃至(h)においては、用紙Sと、用紙Sに対して現実に形成される画像Fと、用紙Sにおいて画像Fが形成されることが望まれる理想位置Tとの関係を各々示す。
図4に示すように、本実施の形態におけるアライメントずれは、以下に示す成分(要素)に分類することが例示される。すなわち、本実施の形態におけるアライメントずれは、以下の成分の1つ、または複数の組み合わせにより表わされる。なお、以下の成分は例示であり、他の成分を含むものであってももちろんよい。
図4(a)に示すように、リードレジとは、画像Fの位置が、理想位置Tからの搬送方向におけるずれを示す尺度である。
図4(b)に示すように、サイドレジとは、画像Fの位置が、理想位置Tからの交差方向におけるずれを示す尺度である。
図4(c)に示すように、副走査倍率とは、搬送方向における画像Fの伸び縮みを示す尺度である。
図4(d)に示すように、主走査倍率とは、交差方向における画像Fの伸び縮みを示す尺度である。
図4(e)に示すように、リードスキューとは、交差方向に対する画像Fの傾きを示す尺度である。図示の例においては、リードスキューは、距離Aと距離Bとの差により算出される。
図4(f)に示すように、サイドスキューとは、搬送方向に対する画像Fの傾きを示す尺度である。図示の例においては、距離Aと距離Bとの差により算出される。
図4(g)に示すように、平行度とは、画像Fの対向する辺どうしの角度のずれ(歪み)具合を示す尺度である。図示の例においては、搬送方向の先端後端の両辺がなす角度を示す尺度が、距離Aと距離Bとの差により算出される。
図4(h)に示すように、直角度とは、画像Fの搬送方向先端側の辺と直交する直線が理想位置Tのそれからどの程度ずれるかを示す尺度である。
<テストチャートTC>
図5は、本実施の形態が適用されるテストチャートTCを説明する図である。
次に、図3および図5を参照しながら、本実施の形態におけるテストチャートTCについて説明をする。
まず、テストチャートTCは、用紙供給部3から供給される用紙Sに対して、マーク画像記憶部26に記憶された画像が、画像形成部5によって形成されたものである。このテストチャートTCの画像を画像読取部9によって読み取ることにより、アライメントずれ量が把握される。
図5に示すように、テストチャートTCは、用紙Sに形成された画像として、エッジ検出マークGと、格子マークHと、2次元バーコードJと、補助画像Kと、補助線Mとを備える。ここで、図示は省略するが、テストチャートTCは図5に示す面とは反対側の面(裏面)にも、図5に示す画像に対応する画像が形成されている。すなわち、テストチャートTCは、両面(第1面、第2面)に対して、各々図5に対応する画像が形成されている。そして、テストチャートTCを画像読取部9によって読み取ることにより、第1面および第2面それぞれについてのアライメントずれ量が把握され得る。なお、テストチャートTCは、第1面および第2面の一方の面(片面)に図5に対応する画像が形成される構成であってももちろんよい。
特定画像、端部検出用画像、および画像群の一例であるエッジ検出マークGは、用紙Sの端部S1,S2,S3,S4を検出するための検出用画像(マーク)である。このエッジ検出マークGは、用紙Sの端部S1〜S4に各々形成されている。具体的には、テストチャートTCにおいては、エッジ検出マークG1,G2,G3,G4が計4つ形成されている。なお、エッジ検出マークG1〜G4の形状については、後述する。
エッジ検出マークG1〜G4は、用紙Sの端部S1〜S4の中線(第1中央線、第2中央線)C1,C2に対して予め定めた位置に形成されている。さらに説明をすると、エッジ検出マークG1〜G4は、中線C1,C2に対する予め定めた側であって、中線C1,C2から予め定めた距離Laに配置される。この距離Laは、用紙Sの用紙サイズに関わらず一定である。言い替えると、用紙サイズが異なる場合であっても、各々テストチャートTCに形成されるエッジ検出マークG1〜G4の中線C1,C2からの距離は、互いに一致する。
なお、図示の例においては、中線C1,C2から、各々の端部S1〜S4に沿う方向におけるエッジ検出マークG1〜G4の中心までの長さが、距離Laとなっている。また、エッジ検出マークG1〜G4の各々は、そのエッジ検出マークG1〜G4が形成される端部S1〜S4側からみて、その端部S1〜S4の中線C1あるいは中線C2に対する右側に位置する。さらに、エッジ検出マークG1とエッジ検出マークG2とは中線C1,C2をそれぞれ挟んで互いに反対側に設けられており、エッジ検出マークG3とエッジ検出マークG4とは中線C1,C2をそれぞれ挟んで互いに反対側に設けられている。
また、エッジ検出マークG1〜G4は、そのエッジ検出マークG1〜G4が形成される端部S1〜S4から予め定めた距離Lbに配置される。この距離Lbは、用紙Sの用紙サイズに関わらず一定である。言い替えると、用紙サイズが異なる場合であっても、各々テストチャートTCに形成されるエッジ検出マークG1〜G4の端部S1〜S4からの距離は、互いに一致する。
さらに説明をすると、用紙Sにおける対向する端部S1〜S4どうしのエッジ検出マークG(エッジ検出マークG1およびG2の組み合わせ,エッジ検出マークG3およびG4の組み合わせ)は、中線C1および中線C2の交点C3を中心として、点対称の位置に配置されている。なお、交点C3は、用紙Sの重心として捉えることができ、エッジ検出マークG1〜G4は、用紙Sの重心を中心として点対称の位置に配置されているものと捉えることができる。
格子マークHは、画像形成位置あるいは画像のアライメントずれ量を検出するための画像である。格子マークHは、用紙Sの端部S1〜S4にそれぞれが沿う2本の直線が直交して形成される十字形状、所謂トンボである。図示のテストチャートTCにおいては、格子マークH1,H2,H3,H4,H5,H6,H7,H8の計8つ形成されている。格子マークH1〜H4は、用紙Sの四隅に形成されており、格子マークH5〜H8は、用紙Sの端部S1〜S4側であって、中線C1,C2上に形成されている。
この格子マークH1〜H8は、各々が近接する端部S1〜S4に対する予め定めた位置に形成される。具体的には、各々が近接する端部S1〜S4から予め定めた距離Lcに配置される。
2次元バーコードJは、予め定めた情報を保持する画像である。図示の例においては、2次元バーコードJ1,J2が、用紙Sの端部S3側および端部S4側に計2つ形成されている。この2次元バーコードJ1,J2は、その用紙Sが、第1トレイ31乃至第3トレイ33のいずれのトレイから供給されたか、複数枚のテストチャートTCが連続して形成された場合は何枚目のテストチャートTCであるか、その用紙Sにおける面が第1面および第2面のいずれであるかについての情報を保持する。なお、2次元バーコードJ1,J2は、用紙Sの用紙サイズ(A3,B5など)を保持することも可能である。
また、補助画像K(K1,K2,K3)および補助線M(M1,M2)は、例えば形成画像の色ごとの濃度を検知するためなど、上記のエッジ検出マークG、格子マークH、2次元バーコードJが保持する以外の情報を検出するための検出画像である。
<エッジ検出マークG1〜G4>
図6(a)乃至(d)は、本実施の形態が適用されるエッジ検出マークGを説明する図である。
次に、図6を参照しながら、本実施の形態におけるエッジ検出マークG(G1〜G4)について説明をする。
本実施の形態におけるエッジ検出マークG1〜G4は、上述のように用紙Sの端部S1〜S4に各々設けられるとともに、それぞれの形状は互いに異なる。そして、各々のエッジ検出マークG1〜G4の形状を識別することで、そのエッジ検出マークG1〜G4が形成された端部S1〜S4を認識することができる。
図6(a)乃至(d)に示すように、エッジ検出マークG1〜G4は、開始線G11、終了線G12、および識別線G13,G14,G15の組み合わせにより構成されている。これら開始線G11、終了線G12および識別線G13〜G15は、それぞれ用紙端部S1〜S4に沿って延びる略長方形(直線、線)の画像である。
また、開始線G11は近接する用紙Sの端部S1〜S4側に配置され、終了線G12は開始線G11よりも用紙Sの紙面中央側に配置される。さらに、識別線G13〜G15は、開始線G11および終了線G12の間に設けられる。
ここで、開始線G11は、後述するように、エッジ検出マークGを走査しながら検出する処理を行う際(図中矢印参照)に、エッジ検出マークGを通過し始めることを示す。この開始線G11は、終了線G12および識別線G13〜G15よりも線幅が広い(太い)。
終了線G12は、エッジ検出マークGを走査しながら検出する処理を行う際に、エッジ検出マークGを通過し終えることを示す。終了線G12は、開始線G11よりも線幅が狭く、識別線G13〜G15よりも線幅が広い。
識別線G13〜G15は、各用紙端部S1〜S4を識別するための画像である。識別線G13〜G15は、各々同一の線幅であるとともに、開始線G11および終了線G12よりも線幅が狭い(細い)。
ここで、図6(a)乃至(d)に示すように、エッジ検出マークG1は識別線G13〜G15を有さず(0本)、エッジ検出マークG2は識別線G13を有し(1本)、エッジ検出マークG3は識別線G13,G14を有し(2本)、エッジ検出マークG4は識別線G13〜G15を有する(3本)。本実施の形態においては、開始線G11および終了線G12に挟まれる識別線G13〜G15の本数を計数することにより、エッジ検出マークG1〜G4のいずれであるかが認識される。
なお、エッジ検出マークG1〜G4のいずれであるかが認識されれば、他の形態でもよく、例えばエッジ検出マークG1〜G4の濃度がそれぞれ異なる構成、エッジ検出マークG1〜G4を構成する線の太さがそれぞれ異なる構成、あるいはエッジ検出マークG1〜G4の線の種類がそれぞれ異なる構成としてもよい。
<端部S1〜S4の検出>
図7(a)および(b)は、読取画像Rを説明する図である。具体的には、図7(a)は読取画像RにおけるテストチャートTCの端部S1〜S4近傍について説明をする図であり、図7(b)は読取画像Rにおける探索領域を説明する図である。
さて、上述のように、アライメントずれ量を把握するために、テストチャートTCの画像が画像読取部9によって読み取られる。なお、画像読取部9は、用紙搬送部91によりテストチャートTCを搬送しながら、第1画像センサ92および第2画像センサ94を介してテストチャートTCの第1面および第2面の画像を読み取る(図1参照)。
図7(a)に、用紙搬送部91により搬送しながら読み取られたテストチャートTCの第1面の画像である読取画像Rを示す。この読取画像Rは、テストチャートTCよりも広い領域を画像として取り込んだ結果、テストチャートTCの端部S1〜S4を含む画像である。さらに説明をすると、読取画像Rは、テストチャートTC以外の部分(背景)を含む画像である。なお、読取画像RにおいてテストチャートTCの端部S1〜S4を含む理由は、読取画像RにおけるテストチャートTCの端部S1〜S4の位置と、格子マークHなどの位置とにより、アライメントずれ量を把握するためである。
さて、アライメントずれ量を把握するため読取画像Rを解析する際に、端部S1〜S4を検出することが困難な場合がある。具体的には、テストチャートTC(用紙S)の色と、例えばテストチャートTCの背景となる第1支持部材95あるいは第2支持部材96の色が一致する、あるいは識別が困難な程度に近似する色である場合(例えばともに白色)には、読取画像RにおけるテストチャートTCとその背景とのコントラストが低くなる。この低コントラストの状態においては、端部S1〜S4を検出することが困難となる。
また、図7(a)に示すように、用紙Sが厚紙である場合と、用紙Sが薄紙である場合とでは、用紙Sの厚みに応じて形成される影D(用紙Sの浮きによる影D)の濃度がばらつき、特に用紙Sが薄紙である場合にはこの影Dが薄くなる場合がある。この影Dの濃度が低い状態においても、端部S1〜S4を検出することが困難となる。
そこで、本実施の形態においては、端部S1〜S4の位置を予め把握(予測、推定)する。このことにより、端部S1〜S4を検出するために探索する領域(探索領域、走査領域)を狭くし得る。さらに説明をすると、探索領域が狭くなることにより、読取画像Rを解析する処理が高速化される。
また、図7(b)に示すように、探索領域が広い場合と比較して(図中R1参照)、探索領域を狭くする(図中R2参照)ことにより、読取画像Rに写り込んだ汚れやゴミなど、誤差要因となるテストチャートTC以外の画像を検出することが抑制され、端部S1〜S4の誤検知が減少する。
図8−1および図8−2の(a)乃至(e)は、本実施の形態が適用されるテストチャートTCの端部S1〜S4の検出動作を説明する図である。なお、図8−1および図8−2の(a)乃至(e)においては、明瞭化のため、格子マークH(図5参照)などテストチャートTCに形成される画像を一部省略している。
次に、図8−1および図8−2の(a)乃至(e)を参照しながら、読取画像Rにおいて端部S1〜S4を検出する動作について具体的に説明をする。なお、以下の端部S1〜S4の検出動作は、総合制御部10の画像解析部24(図3参照)によって実行される。
まず、図8−1(a)に示すように、読取画像Rの外縁であって、読取画像Rにおける搬送方向に沿う中線(交差中央線)C4から、交差方向において予め定めた距離La離れた位置C5,C6を始点として、搬送方向に沿ってかつ用紙中央側に向けて走査する(図中R3,R4参照)。この走査により、エッジ検出マークG3,G4が検出される。
なお、エッジ検出マークG1〜G4は、各々端部S1〜S4に沿う方向に予め定めた幅をもって形成されているため、エッジ検出マークG1〜G4の位置がずれた場合であっても、走査する領域(図中R3,R4参照)から、エッジ検出マークG1〜G4が外れることが抑制される。
また、例えば図8−1(a)に示す工程において、検出されたエッジ検出マークGが、エッジ検出マークG1〜G4のいずれであるかを認識することにより、テストチャートTCの向きが把握される。具体的には、図8−1(a)に示す例においては、読取画像Rにおける搬送方向先端側の位置C5を始点とする走査領域(図中R3参照)において、エッジ検出マークG3が検出されることから、テストチャートTCは、搬送方向先端側に端部S3が配置される向きであることが把握される。
次に、図8−1(b)に示すように、検出したエッジ検出マークG3,G4の位置に基づいて、エッジ検出マークG3,G4の搬送方向における中点C7を算出する。そして、算出した中点C7を通り、かつ交差方向に沿う線である交差線C8を規定する。
次に、図8−1(c)に示すように、読取画像Rの外縁であって、交差線C8から搬送方向において予め定めた距離La離れた位置C9,C10を始点として、交差方向に沿ってかつ用紙中央側に向けて走査する(図中R5,R6参照)。この走査により、エッジ検出マークG1,G2が検出される。
そして、図8−2(d)に示すように、検出されたエッジ検出マークG1〜G4を基準として、端部S1〜S4を検出するために探索される領域である探索領域R7(図8−2(e)参照)を決定する。さらに説明をすると、まず、エッジ検出マークG1〜G4の各々から、テストチャートTC(用紙S)の外縁側に予め定めた距離Lb離れた位置に、端部S1〜S4が存在することが予想される。ここで、検出されたエッジ検出マークG1〜G4の位置がアライメントずれによりばらつきを含み得るため、予想される端部S1〜S4の位置を中心とした、予め定められた幅Ldの範囲の領域を、探索領域R7として決定する(図8−2(e)参照)。
さて、図8−2(e)に示すように、探索領域R7は、読取画像Rにおける一部の領域である。したがって、探索領域R7を決定することにより、端部S1〜S4を検出するために読取画像R全体を探索することが不要となり、探索すべき領域の面積が抑制される。したがって、端部S1〜S4を検出する処理を高速化することができ、あるいは高解像度で処理することができる。
ここで、エッジ検出マークGを検出する際に、読取画像Rの外縁であって、中線C4あるいは交差線C8から予め定めた距離Laに離れた位置を走査するのは、次の理由による。
まず、テストチャートTCの中線C1,C2は、読取画像Rにおける中線C4,C8と、理論上は位置が一致する。また、図5を参照しながら説明をしたように、エッジ検出マークG1〜G4は、テストチャートTC(用紙S)の中線C1,C2から予め定めた距離Laに形成されている。したがって、読取画像Rにおける中線C4,C8から距離La離れた位置を走査することにより、エッジ検出マークG1〜G4を検出する可能性が高まる。
また、本実施の形態においては、コントラストが低い端部S1〜S4を直接探索するよりも、コントラストが高いエッジ検出マークG1〜G4を利用することにより、端部S1〜S4がより高い精度で検出される。
なお、上記のエッジ検出マークG1〜G4を利用しながら端部S1〜S4の探索領域R7を決定する動作は、図示の例とテストチャートTCの向きが異なる場合や、他の用紙サイズのテストチャートTCが用いられた場合においても実行される。言い替えると、上記の端部S1〜S4の検出動作を実行するアルゴリズムは、画像読取部9にテストチャートTCが配置される向きや、テストチャートTCの用紙サイズに依存することなく適用される。
さらに説明すると、例えば用紙サイズが小さいテストチャートTCを用いた場合には、画像読取部9にテストチャートTCを配置する向きが、テストチャートTCにおける長い端部S1,S2を搬送方向先端側に配置する場合と、テストチャートTCにおける短い端部S3,S4を搬送方向先端側に配置する場合とが考えられる。本実施形態においては、テストチャートTCがいずれの向きに配置された場合であっても、上記端部S1〜S4の検出動作が実行されるため、ユーザの操作性が確保される。
<UI画面>
図9(a)および(b)は、アライメント調整時にUI7に表示される画面について説明する図である。具体的には、図9(a)はテストチャート出力指示画面700を示し、図9(b)はテストチャート読取指示画面750を示す。
次に、図9(a)および(b)を参照しながら、アライメント調整時にUI7に表示される画面について説明をする。
まず、図9(a)に示すテストチャート出力指示画面700について説明をする。なお、このテストチャート出力指示画面700は、ユーザがUI7に表示されるアライメント調整ボタン(不図示)に触れるなど、予め定めた操作によってユーザからの指示を受けることを契機としてUI7に表示される。
テストチャート出力指示画面700は、ユーザからのテストチャート出力指示を受け付ける画面である。図示の例においては、テストチャート出力指示画面700は、トレイ指定ボタン701、枚数指定ボタン711、プリント開始ボタン719、キャンセルボタン721を備える。
トレイ指定ボタン701は、テストチャートTCとなる用紙Sを供給する用紙供給部3の指定を受け付ける。図示の例においては、トレイ指定ボタン701は、それぞれ第1トレイ31、第2トレイ32および第3トレイ33から用紙Sを供給することを指定する、第1トレイボタン703、第2トレイボタン705、第3トレイボタン707を有する。
枚数指定ボタン711は、トレイ指定ボタン701によって指定された用紙供給部3から、何枚の用紙Sを供給するかの指定を受け付ける。図示の例においては、枚数指定ボタン711は、それぞれ1枚、3枚および5枚の用紙Sを供給することを指定する、1枚ボタン713、3枚ボタン715、5枚ボタン717を有する。なお、後述するように複数枚のテストチャートTCのアライメントずれ量の平均値を算出することから、この指定枚数が多いほどアライメントずれ量をより精度よく把握できる。一方、指定枚数が少ないほど、アライメント調整の所要時間が短くなる。
プリント開始ボタン719は、トレイ指定ボタン701による用紙供給部3の指定、および枚数指定ボタン711による用紙Sの枚数の指定を受け付けた後に、これらの指定に従って、テストチャートTCを印刷(プリント)する指示を受け付ける。
キャンセルボタン721は、テストチャートTCを印刷することなく処理を終了する指示を受け付ける。
さて、ユーザがプリント開始ボタン719を押圧する、すなわちテストチャートTCを印刷(プリント)する指示を受け付けることにより、テストチャートTCが出力される。そして、例えばプリント開始ボタン719が押圧されたことを契機として、あるいはテストチャートTCの出力が完了したことを契機として、図9(b)に示すテストチャート読取指示画面750が表示される。
図9(b)に示すテストチャート読取指示画面750は、出力されたテストチャートTCを、画像読取部9によって読み取る指示を受け付ける画面である。図示の例においては、テストチャート読取指示画面750は、トレイ追加ボタン751と、通常プリントへ戻るボタン753と、読取開始ボタン755と、読取終了ボタン757とを備える。
トレイ追加ボタン751は、画像読取部9によって読み取る前に、既にテストチャートTCとなる用紙Sを供給した第1トレイ31、第2トレイ32および第3トレイ33以外の他のトレイからも用紙Sを供給しテストチャートTCを出力することの指示を受け付ける。なお、このトレイ追加ボタン751を操作することにより、再びテストチャート出力指示画面700(図9(a)参照)が表示される。
通常プリントへ戻るボタン753は、テストチャートTCの読取をすることなくアライメントずれ調整の処理を終了し、通常の画像形成動作に戻ることの指示を受け付ける。
読取開始ボタン755は、出力されたテストチャートTCが画像読取部9に搭載された後にユーザによって操作されることにより、テストチャートTCを読み取る指示を受け付ける。
読取終了ボタン757は、テストチャートTCの読み取りが完了し、他に読み取らせるテストチャートTCがなくなった際にユーザによって操作される。図示の例においては、この読取終了ボタン757が操作されることにより、読み取られたテストチャートTCの画像に従い、アライメントずれ量の調整が実行される契機となる。
<アライメント調整処理>
図10は、本実施の形態におけるアライメント調整処理の動作例を示したフローチャートである。なお、図10に示す動作は、テストチャート出力指示画面700がUI7に表示されている状態で開始される。
まず、テストチャート出力部22は、テストチャート出力指示画面700のトレイ指定ボタン701を介して、テストチャートTCとなる用紙Sを供給する用紙供給部3の指定を受け付ける(ステップ1001)。また、テストチャート出力部22は、枚数指定ボタン711を介して、テストチャートTCの出力枚数の指定を受け付ける(ステップ1002)。さらに、テストチャート出力部22は、プリント開始ボタン719を介してテストチャートTCの出力指示を受け付けることを契機としながら、テストチャートTCを出力する(ステップ1003)。
次に、テストチャート読取部23は、テストチャート読取指示画面750のトレイ追加ボタン751を介して、他のトレイからも用紙Sを供給する、すなわち他のトレイについてのテストチャートTCを出力することの指示を受け付けるか否かを判断する(ステップ1004)。ここで、他のトレイからもテストチャートTCを出力する場合(ステップ1004でYes)には、テストチャート出力指示画面700が再び表示され、トレイ指定ボタン701を介して、テストチャートTCとなる用紙Sを供給する用紙供給部3の指定を受け付ける(ステップ1001)。
一方、他のトレイからテストチャートTCを出力しない場合(ステップ1004でNo)には、テストチャート読取部23は、テストチャート読取指示画面750の読取開始ボタン755を介して指示を受け付けることを契機としながら、テストチャートTCを読み取る(ステップ1005)。このとき、複数枚のテストチャートTCが出力されていた場合には、全てのテストチャートTCが連続して読み取られる。そして、読み取られたテストチャートTCの画像は、読取画像記憶部27に記憶される(ステップ1006)。
次に、画像解析部24は、読取終了ボタン757を介してテストチャートTCの読取が完了したことの指示を受けることを契機としながら、読取画像記憶部27に記憶されたテストチャートTCの画像の解析を行う(ステップ1007、後述)。
次に、画像解析部24は、解析された結果に基づいて、第1トレイ31、第2トレイ32および第3トレイ33ごとに、アライメントずれ量を算出する(ステップ1008)とともに、ずれ量記憶部28へと記憶する。
次に、画像解析部24は、ずれ量記憶部28に記憶されたアライメントずれ量に基づいて、第1トレイ31、第2トレイ32および第3トレイ33ごとに、アライメントずれ量を補正するための補正値を算出する(ステップ1009)。そして、ずれ量調整部25は、この算出された補正値に従い、第1トレイ31、第2トレイ32および第3トレイ33ごとにアライメントずれを補正する(ステップ1010)。具体的には、例えば画像形成部5によって形成される画像の形成位置の補正処理や画像の倍率の補正処理など画像側を補正すること、あるいは第1トレイ31〜第3トレイ33の用紙搭載位置の補正処理や、第1トレイ31〜第3トレイ33から供給される用紙Sの送りタイミングの補正処理など用紙S側を補正することといった、種々の補正処理を施す。
<テストチャート画像の解析処理>
図11は、本実施の形態におけるテストチャート画像の解析処理の動作例を示したフローチャートである。
次に、図5、図6、図10および図11を参照しながら、画像解析部24によって行われるテストチャートTCの画像の解析処理(図10のステップ1007参照)の動作例について詳細に説明をする。
まず、画像解析部24は、各端部S1〜S4に形成されたエッジ検出マークG(G1〜G4)を検出する(ステップ1101)。なお、このエッジ検出マークGの検出処理は、上述の図8−1および図8−2の(a)乃至(e)を用いて説明した通りである。
また、画像解析部24は、検出されたエッジ検出マークGの向きからテストチャートTCが画像読取部9に搭載された向きを特定する(ステップ1102)。
また、画像解析部24は、エッジ検出マークGの配置から、テストチャートTCの端部S1〜S4を探索し、端部S1〜S4の座標(端部座標)が検出される(ステップ1103)。なお、このテストチャートTCの端部S1〜S4の検出は、図8−2(e)に示す探索領域R7内を探索することにより実行される。
また、画像解析部24は、検出された端部S1〜S4の座標から、格子マークHを検出する(ステップ1104)。
そして、ステップ1102で得られたテストチャートTCの向き、ステップ1103で得られた端部座標、ステップ1104で得られた格子マークHの位置に基づき、アライメントずれ量が算出される(ステップ1105)。
<変形例>
さて、上記の説明においては、読取画像記憶部27が、第1トレイ31、第2トレイ32および第3トレイ33ごとに読み取られた画像を記憶することを説明したが、さらに細分化して画像を記憶してもよい。例えば、第1トレイ31乃至第3トレイ33に搭載される用紙Sの用紙サイズ、用紙の紙種、あるいは厚さなどの用紙の種別ごとに画像を記憶してもよい。これら用紙の種別ごとに記憶された画像を解析してアライメントずれ量を調整することにより、用紙の種別に応じて変化し得るアライメントずれ量の調整量がより精度よく補正され得る。
また、上記の説明においては、テストチャートTCを画像形成部5によって形成することを説明したが、これに限定されない。例えば、図5に示すようなテストチャートTCにおけるエッジ検出マークGおよび格子マークHの位置が、距離La,Lb,Lcに配置されていることが保証されるテストチャートTCを、例えば他の画像形成装置(不図示)により形成してもよい。そして、そのテストチャートTCの画像を、画像形成装置1の画像読取部9によって読み取る。このことにより、画像読取部9によって読み取られた画像において、エッジ検出マークGおよび格子マークHの位置が、保証される位置からずれて認識された場合に、このずれ量に基づき、用紙搬送部91や第1画像センサ92、第2画像センサ94の調整を行い得る。すなわち、画像読取部9が画像を読み取ることにともない生じる位置ずれを補正し得る。
また、上記の説明においては、図10のステップ1005においてテストチャートTCを読み取るとともに、複数枚のテストチャートTCが出力されていた場合には、全てのテストチャートTCが連続して読み取られることを説明した。このテストチャートTCの読み取りにおいて、2次元バーコードJを読み取り、図10のステップ1003、1004において出力されたテストチャートTCが全て読み取られたかを判断してもよい。そして、全てのテストチャートTCが読み取られていない場合には、例えばUI7において、ユーザに全てのテストチャートTCを搭載して再度読み取りを実行することを促すメッセージを表示させることや、読み取られていないテストチャートTCを搭載して追加の読み取りを実行することを促すメッセージを表示させてもよい。このことにより、全てのテストチャートTCが確実に読み取られるようになる。
さて、上記の説明においては、用紙搬送部91によってテストチャートTCを搬送しながら画像読取部9が画像の読み取りを実行することを説明したが、これに限定されない。すなわち、用紙搬送部91によってテストチャートTCを搬送せずに、例えば予め定めた位置に配置(固定)されるテストチャートTCの画像をミラー93が走査しながら第2画像センサ94によって画像の読み取りを実行する態様であってもよい。そして、この態様において読み取られた画像においても、上記の図8−1、図8−2、図10、図11などで説明した、アライメントずれ調整の処理を実行し得る。
さて、上記では種々の実施形態および変形例を説明したが、これらの実施形態や変形例どうしを組み合わせて構成してももちろんよい。
また、本開示は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。
1…画像形成装置、3…用紙供給部、5…画像形成部、7…UI、9…画像読取部、10…総合制御部、21…アライメント調整部、22…テストチャート出力部、23…テストチャート読取部、24…画像解析部、25…ずれ量調整部、26…マーク画像記憶部、27…読取画像記憶部、28…ずれ量記憶部、TC…テストチャート

Claims (7)

  1. 画像形成部と、
    前記画像形成部により形成された原稿を送る送り手段と、
    前記送り手段により送られる原稿の画像を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた前記画像から、前記原稿における予め定めた位置に形成された端部検出用画像を検出する検出手段と、
    前記読取手段により読み取られた前記画像における、前記検出手段により検出された前記端部検出用画像の位置を認識し、当該画像に含まれる原稿の端部を探索するための探索領域を決定する決定手段と
    を備え
    前記端部検出用画像は、
    前記原稿の前記端部の各々に形成され、
    各々が形成される前記原稿の端部に沿う1本または複数本の線を含み、
    前記端部ごとに前記線の本数が異なることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記端部検出用画像は、
    前記原稿の送り方向に沿う2つの端部には、送り方向における当該原稿の第1中央線から予め定めた距離離れた位置にそれぞれ形成され、
    前記原稿の送り方向とは交差する方向である交差方向に沿う2つの端部には、交差方向における当該原稿の第2中央線から前記予め定めた距離離れた位置にそれぞれ形成されることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記端部検出用画像は、
    前記第1中央線と前記第2中央線との交点を中心とした、点対称の位置にそれぞれ形成されることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記端部検出用画像は、
    前記原稿の用紙サイズが互いに異なる場合であっても、前記予め定めた距離は互いに一致することを特徴とする請求項2または3記載の画像形成装置。
  5. 前記検出手段は、
    前記読取手段により読み取られた前記画像の前記交差方向における中央線である交差中央線から前記予め定めた距離離れた位置を当該交差中央線に沿って移動しながら当該交差方向に沿う端部の前記端部検出用画像を検出し、
    前記検出された前記交差方向に沿う端部の前記端部検出用画像間の、前記送り方向における中点を通り当該交差方向に沿う中点通過線から予め定めた距離離れた位置を当該交差方向に沿って移動しながら当該送り方向に沿う端部の当該端部検出用画像を検出することを特徴とする請求項2乃至のいずれか1項記載の画像形成装置。
  6. 画像形成部と、
    前記画像形成部により形成された特定画像を含む原稿を送り手段により送り、送られた当該原稿の画像を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた前記画像から前記特定画像を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記特定画像の位置を認識し、前記画像に含まれる原稿の端部を探索するための探索領域を決定する決定手段と
    を備え
    前記特定画像は、
    前記原稿の前記端部の各々に形成され、
    各々が形成される前記原稿の端部に沿う1本または複数本の線を含み、
    前記端部ごとに前記線の本数が異なることを特徴とする画像形成装置。
  7. 4つの端部を有する記録媒体と、
    前記記録媒体における前記4つの端部各々に形成される画像の群であり、当該記録媒体の対向する端部に形成された画像どうしが当該記録媒体の重心を中心とした、点対称の位置に形成される画像群と
    を備え、
    前記画像群における各々の画像は、各々が形成される前記記録媒体の前記端部に沿う1本または複数本の線を含み、
    前記4つの端部ごとに前記線の本数が異なることを特徴とする画像位置検出用原稿。
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