JP6368511B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、パチンコ遊技機、スロットマシンなどの遊技機に関する。

特許文献1には、複数の光源が配設された基板部と、複数の光源の背面側に配設された背面板と、背面板の正面における複数の光源の上方の領域に形成され、各光源から放射された光を反射させる第一の反射面と、第一の反射面の正面側に配置され、各光源から放射された光を反射させる第二の反射面を有する反射部材と、背面板及び反射部材の正面側を覆う正面カバーと、第二の反射面による複数の光源のそれぞれから放射された光の反射方向を変化させるように、反射部材を駆動する駆動手段と、を備える遊技機が開示されている。

特開2012−217725号公報

上記特許文献1の遊技機では、光を出射する領域自体は固定で変化しないので、発光態様が単調であり、演出効果が低い。

本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、演出効果の高い遊技機を提供することを目的とする。

(1)上記目的を達成するため本発明に係る遊技機は、
遊技を行う遊技機(例えば、パチンコ遊技機1など)であって、
第1部材(例えば、第2スライド部材340など)と、
光を出射する光源(例えば、光源K13など)と、
前記光源からの光を反射する反射部材(例えば、反射部材313など)を内部に有し、前記第1部材に少なくとも一部が収容される第1位置(例えば、初期位置など)と前記第1位置よりも前記第1部材から突出する第2位置(例えば、前進位置など)とに前記反射部材と一体的に変位可能第2部材(例えば、第1スライド部材310など)と、を備え、
前記反射部材は、前記第2部材が前記第1位置にあるときと前記第2位置にあるときとで前記光源との距離が変化することで、前記光源からの光の当該反射部材による反射後の態様を異ならせ(例えば、反射部材313は、第1スライド部材310の移動に伴って反射する光の態様を異ならせるなど)、
前記第2部材は、前記第1部材から露出する部分であって、前記反射部材が反射した光を透過する透光部(例えば、円筒部312Aなど)を有し、
前記透光部は、前記第2部材が前記第1位置にあるときと前記第2位置にあるときとで露出する割合が異なる(例えば、円筒部312Aは、第1スライド部材310の移動に伴って露出する部分が大きくなるなど)、
ことを特徴とする。

上記の構成によれば、発光態様が単調にならず、演出効果を高めることができる。

(2)上記(1)に記載の遊技機において、
前記第1部材は、前記透光部が出射する光で発光する発光部(例えば、内側リング部材342など)をさらに備える、
ようにしてもよい。

上記の構成によれば、第1部材の演出効果を高めることができる。

(3)上記(1)または(2)の遊技機において、
前記第2部材は、当該第2部材が前記第1位置にあるときに露出しており、所定の光源(例えば、光源K12など)からの光を透過して出射する第2の透光部(例えば、ドーム部312BAや凸部312BBなど)をさらに備える、
ようにしてもよい。

上記の構成によれば、第2部材が第1位置にあるときでも、演出効果を高めることができる。

(4)上記(1)から(3)のいずれかの遊技機において、
前記第1部材は、第3の位置(例えば、初期位置など)から第4の位置(例えば、前進位置など)に移動可能であり、
前記第3の位置にある前記第1部材の少なくとも一部を収容する収容部材(例えば、カバー部材370及び収容部材380など)が設けられた、
ようにしてもよい。

上記の構成によれば、演出効果を高めることができる。

本発明の一実施形態におけるパチンコ遊技機の正面図である。 図1のパチンコ遊技機に搭載された各種の制御基板などの例を示す構成図である。 本発明の一実施形態における演出装置の外観図である。 演出装置を横方向(前後方向と直交する方向)から見た図である。 図4のA−A断面図である。 演出装置の分解斜視図である。 演出装置の分解斜視図である。 第1スライド部材と第1ガイド部材の分解斜視図である。 第1スライド部材と第1ガイド部材の分解斜視図である。 反射部材を示す図である。 第1上レール部材と第1下レール部材を示す図である。 第1上レール部材と第1下レール部材を組み合わせた状態を示す図である。 第2スライド部材と第2ガイド部材の分解斜視図である。 第2スライド部材と第2ガイド部材の分解斜視図である。 導光部材を示す図である。 第2上レール部材と第2下レール部材を示す図である。 第2下レール部材を示す図である。 第2上レール部材と第2下レール部材を組み合わせた状態を示す図である。 カバー部材の分解斜視図である。 カバー部材の分解斜視図である。 駆動機構などを示す図である。 第1スライド部材及び第1ガイド部材の動作を示す図である。 第2スライド部材及び第2ガイド部材の動作を示す図である。 演出装置の動作を示す図である。 演出装置の動作を示す図である。 演出装置の動作を説明するためのA−A断面図である。 演出装置の動作を説明するためのA−A断面図である。 演出装置の動作を説明するためのA−A断面図である。 演出装置の動作を説明するためのA−A断面図である。 演出装置の動作を説明するためのA−A断面図である。 可変表示中演出処理を示す図である。

以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態を説明する。図1は、本実施の形態におけるパチンコ遊技機の正面図であり、主要部材の配置レイアウトを示す。パチンコ遊技機(遊技機)1は、大別して、遊技盤面を構成する遊技盤(ゲージ盤)2と、遊技盤2を支持固定する遊技機用枠(台枠)3とから構成されている。遊技盤2には、ガイドレールによって囲まれた、ほぼ円形状の遊技領域が形成されている。この遊技領域には、遊技媒体としての遊技球が、所定の打球発射装置から発射されて打ち込まれる。

遊技盤2の所定位置(図1に示す例では、遊技領域の右側方)には、第1特別図柄表示装置4Aと、第2特別図柄表示装置4Bとが設けられている。第1特別図柄表示装置4Aと第2特別図柄表示装置4Bはそれぞれ、例えば7セグメントやドットマトリクスのLED(発光ダイオード)等から構成され、可変表示ゲームの一例となる特図ゲームにおいて、各々を識別可能な複数種類の識別情報(特別識別情報)である特別図柄(「特図」ともいう)が、変動可能に表示(可変表示)される。例えば、第1特別図柄表示装置4Aと第2特別図柄表示装置4Bはそれぞれ、「0」〜「9」を示す数字や「−」を示す記号等から構成される複数種類の特別図柄を可変表示する。その後、特図ゲームにおける可変表示結果として確定特別図柄が停止表示される。なお、確定特別図柄は、可変表示中に表示される特別図柄とは異なるものであってもよい。

なお、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bにおいて表示される特別図柄は、「0」〜「9」を示す数字や「−」を示す記号等から構成されるものに限定されず、例えば7セグメントのLEDにおいて点灯させるものと消灯させるものとの組合せを異ならせた複数種類の点灯パターン(適宜LEDを全て消灯したパターンを点灯パターンとして含んでもよい。)が、複数種類の特別図柄として予め設定されていればよい。以下では、第1特別図柄表示装置4Aにおいて可変表示される特別図柄を「第1特図」ともいい、第2特別図柄表示装置4Bにおいて可変表示される特別図柄を「第2特図」ともいう。

遊技盤2における遊技領域の中央付近には、中央演出装置1Aが設けられている。中央演出装置1Aは、画像表示装置5と、可動部材51と、を有する。

画像表示装置5は、例えばLCD(液晶表示装置)等から構成され、各種の演出画像を表示する表示領域を形成している。画像表示装置5の画面上では、特図ゲームにおける第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図の可変表示や第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図の可変表示のそれぞれに対応して、例えば3つといった複数の可変表示部となる飾り図柄表示エリアにて、各々を識別可能な複数種類の識別情報(装飾識別情報)である飾り図柄が変動表示(可変表示)される。この飾り図柄の可変表示も、可変表示ゲームに含まれる。

一例として、画像表示装置5の画面上には、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rが配置されている。そして、特図ゲームにおいて第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図の変動と第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図の変動のうち、いずれかが開始されることに対応して、「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおいて飾り図柄の変動(例えば上下方向のスクロール表示)が開始される。その後、特図ゲームにおける可変表示結果として確定特別図柄が停止表示されるときに、画像表示装置5における「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて、飾り図柄の可変表示結果となる確定飾り図柄(最終停止図柄)が停止表示される。なお、確定飾り図柄は、可変表示中に表示される飾り図柄とは異なるものであってもよい。例えば、スクロール表示される飾り図柄以外の飾り図柄が確定飾り図柄となってもよい。

このように、画像表示装置5の画面上では、第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図を用いた特図ゲーム(第1特図ゲームともいう。)、または、第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図を用いた特図ゲーム(第2特図ゲームともいう。)と同期して、各々が識別可能な複数種類の飾り図柄の可変表示を行い、可変表示結果となる確定飾り図柄を導出表示(あるいは単に「導出」ともいう)する。

画像表示装置5の画面上には、所定の表示エリア(例えば、画面の下の位置のエリア)が配置されている。この表示エリアでは、特図ゲームに対応した可変表示の保留数(特図保留記憶数)を特定可能に表示する保留記憶表示が行われる。特図ゲームに対応した可変表示の保留は、普通入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口や、普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口に、遊技球が進入(例えば、通過)することによる始動入賞に基づいて発生する。すなわち、特図ゲームや飾り図柄の可変表示といった可変表示ゲームを実行するための始動条件(「実行条件」ともいう)は成立したが、先に成立した開始条件に基づく可変表示ゲームが実行中であることやパチンコ遊技機1が大当り遊技状態に制御されていることなどにより、可変表示ゲームの開始を許容する開始条件が成立していないときに、成立した始動条件に対応する可変表示の保留が行われる。この実施の形態では、保留記憶表示を、保留されている可変表示と同じ個数の図柄(丸印などであり、以下、保留表示図柄ともいう。)を表示することによって行う。

例えば、第1始動入賞口に遊技球が進入する第1始動入賞の発生により、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームの始動条件(第1始動条件)が成立したときに、当該第1始動条件の成立に基づく第1特図を用いた特図ゲームを開始するための第1開始条件が成立しなければ、第1特図保留記憶数が1加算(インクリメント)され、第1特図を用いた特図ゲームの実行が保留される。また、第2始動入賞口を遊技球が進入する第2始動入賞の発生により、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームの始動条件(第2始動条件)が成立したときに、当該第2始動条件の成立に基づく第2特図を用いた特図ゲームを開始するための第2開始条件が成立しなければ、第2特図保留記憶数が1加算(インクリメント)され、第2特図を用いた特図ゲームの実行が保留される。これに対して、第1特図を用いた特図ゲームの実行が開始されるときには、保留データ(保留記憶)が消化され、第1特図保留記憶数が1減算(デクリメント)され、第2特図を用いた特図ゲームの実行が開始されるときには、保留データ(保留記憶)が消化され、第2特図保留記憶数が1減算(デクリメント)される。

第1特図保留記憶数と第2特図保留記憶数とを加算した可変表示の特図保留記憶数は、特に、合計保留記憶数ともいう。単に「特図保留記憶数」というときには、通常、第1特図保留記憶数、第2特図保留記憶数及び合計保留記憶数のいずれも含む概念を指すが、特に、これらの一部(例えば第1特図保留記憶数と第2特図保留記憶数を含む一方で合計保留記憶数は除く概念)を指すこともあるものとする。

前記表示エリアとともに、あるいは表示エリアに代えて、特図保留記憶数を表示する表示器を設けるようにしてもよい。図1に示す例では、第1特別図柄表示装置4A及び第2特別図柄表示装置4Bの上部に、特図保留記憶数を特定可能に表示するための第1保留表示器25Aと第2保留表示器25Bとが設けられている。第1保留表示器25Aは、第1特図保留記憶数を特定可能に表示する。第2保留表示器25Bは、第2特図保留記憶数を特定可能に表示する。第1保留表示器25Aと第2保留表示器25Bはそれぞれ、例えば第1特図保留記憶数と第2特図保留記憶数のそれぞれにおける上限値(例えば「4」)に対応した個数(例えば4個)のLEDを含んで構成されている。ここでは、LEDの点灯個数によって、第1特図保留記憶数と第2特図保留記憶数とを表示している。

可動部材51は、移動可能な役物であり、ここでは遊技者から見た場合に方形の形状を有する。可動部材51は、通常、中央演出装置1Aの筐体や遊技盤2の板材の背面に隠れている。このため、遊技者は、通常、可動部材51を視認できない。可動部材51は、所定の場合に、上方に移動して、画像表示装置5の前方(遊技者側)に進出する。可動部材51は、画像表示装置5の前方(遊技者側)に進出すると、遊技者に視認される。可動部材51は、図2の駆動機構34によって上下方向に移動する。

画像表示装置5の下方には、普通入賞球装置6Aと、普通可変入賞球装置6Bとが設けられている。普通入賞球装置6Aは、例えば所定の玉受部材によって常に一定の開放状態に保たれる始動領域(第1始動領域)としての第1始動入賞口を形成する。

普通可変入賞球装置6Bは、普通電動役物用のソレノイド81によって垂直位置となる閉鎖状態と傾動位置となる開放状態とに変化する一対の可動翼片を有する電動チューリップ型役物(普通電動役物)を備え、第2始動入賞口を形成する。

一例として、普通可変入賞球装置6Bでは、普通電動役物用のソレノイド81がオフ状態であるときに可動翼片が垂直位置となることにより、第2始動入賞口に遊技球が進入しない閉鎖状態にする。その一方で、普通可変入賞球装置6Bでは、普通電動役物用のソレノイド81がオン状態であるときに可動翼片が傾動位置となることにより、第2始動入賞口に遊技球が進入できる開放状態にする。なお、普通可変入賞球装置6Bは、ソレノイド81がオフ状態であるときに通常開放状態となり、第2始動入賞口に遊技球が進入できるが、ソレノイド81がオン状態であるときの拡大開放状態よりも遊技球が進入しにくいように構成してもよい。このように、普通可変入賞球装置6Bは、第2始動入賞口を遊技球が進入可能な開放状態または拡大開放状態といった第1可変状態(進入容易状態)と、遊技球が進入不可能な閉鎖状態または進入困難な通常開放状態といった第2可変状態(進入困難(進入不可を含む。)状態)とに、変化できるように構成されている。第1可変状態は、第2可変状態よりも遊技球が第2始動入賞口に進入し易い状態であればよい。

普通入賞球装置6Aに形成された第1始動入賞口に進入した遊技球は、第1始動口スイッチ22Aによって検出される。普通可変入賞球装置6Bに形成された第2始動入賞口に進入した遊技球は、第2始動口スイッチ22Bによって検出される。第1始動口スイッチ22Aによって遊技球が検出されたことに基づき、所定個数(例えば3個)の遊技球が賞球(景品遊技媒体)として払い出され、第1特図保留記憶数が所定の上限値(例えば「4」)未満であれば、第1特図の可変表示の始動条件(第1始動条件)が成立する。第2始動口スイッチ22Bによって遊技球が検出されたことに基づき、所定個数(例えば3個)の遊技球が賞球として払い出され、第2特図保留記憶数が所定の上限値未満であれば、第2特図の可変表示の(第2始動条件)始動条件が成立する。

なお、第1始動口スイッチ22Aによって遊技球が検出されたことに基づいて払い出される賞球の個数と、第2始動口スイッチ22Bによって遊技球が検出されたことに基づいて払い出される賞球の個数は、互いに同一の個数であってもよいし、異なる個数であってもよい。パチンコ遊技機1は、賞球となる遊技球を直接に払い出すものであってもよいし、賞球となる遊技球の個数に対応した得点を付与するものであってもよい。

普通入賞球装置6Aと普通可変入賞球装置6Bの下方には、特別可変入賞球装置7が設けられている。特別可変入賞球装置7は、大入賞口扉用となるソレノイド82によって開閉駆動される大入賞口扉を備え、その大入賞口扉によって開放状態と閉鎖状態とに変化する特定領域としての大入賞口を形成する。

一例として、特別可変入賞球装置7では、大入賞口扉用のソレノイド82がオフ状態であるときに大入賞口扉が大入賞口を閉鎖状態として、遊技球が大入賞口に進入(例えば、通過)できなくなる。その一方で、特別可変入賞球装置7では、大入賞口扉用のソレノイド82がオン状態であるときに大入賞口扉が大入賞口を開放状態として、遊技球が大入賞口に進入しやすくなる。このように、特定領域としての大入賞口は、遊技球が進入しやすく遊技者にとって有利な開放状態と、遊技球が進入できず遊技者にとって不利な閉鎖状態とに変化する。なお、遊技球が大入賞口に進入できない閉鎖状態に代えて、あるいは閉鎖状態の他に、遊技球が大入賞口に進入しにくい一部開放状態を設けてもよい。

大入賞口に進入した遊技球は、例えばカウントスイッチ23によって検出される。カウントスイッチ23によって遊技球が検出されたことに基づき、所定個数(例えば14個)の遊技球が賞球として払い出される。こうして、特別可変入賞球装置7において開放状態となった大入賞口に遊技球が進入したときには、例えば第1始動入賞口や第2始動入賞口といった、他の入賞口に遊技球が進入したときよりも多くの賞球が払い出される。したがって、特別可変入賞球装置7において大入賞口が開放状態となれば、その大入賞口に遊技球が進入可能となり、遊技者にとって有利な第1状態となる。その一方で、特別可変入賞球装置7において大入賞口が閉鎖状態となれば、大入賞口に遊技球を進入させて賞球を得ることが不可能または困難になり、第1状態よりも遊技者にとって不利な第2状態となる。

遊技盤2の所定位置(図1に示す例では、遊技領域の左側方)には、普通図柄表示器20が設けられている。一例として、普通図柄表示器20は、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bと同様に7セグメントやドットマトリクスのLED等から構成され、例えば、特別図柄とは異なる複数種類の識別情報である普通図柄(「普図」あるいは「普通図」ともいう)を変動可能に表示(可変表示)する。このような普通図柄の可変表示は、普図ゲーム(「普通図ゲーム」ともいう)と称される。普通図柄表示器20の上方には、普図保留表示器25Cが設けられている。普図保留表示器25Cは、例えば4個のLEDを含んで構成され、遊技領域に形成された通過ゲート41(所定の部材によって遊技球が通過可能に形成され、遊技球の通過は、ゲートスイッチ21によって検出される。)を通過した有効通過球数としての普図保留記憶数を表示する。

遊技盤2の表面には、上記の構成以外にも、遊技球の流下方向や速度を変化させる風車及び多数の障害釘が設けられている。また、第1始動入賞口、第2始動入賞口及び大入賞口とは異なる入賞口として、例えば所定の玉受部材によって常に一定の開放状態に保たれる単一または複数の一般入賞口が設けられてもよい。この場合には、一般入賞口のいずれかに進入した遊技球が所定の一般入賞球スイッチによって検出されたことに基づき、所定個数(例えば10個)の遊技球が賞球として払い出されればよい。遊技領域の最下方には、いずれの入賞口にも進入しなかった遊技球が取り込まれるアウト口が設けられている。

遊技機用枠3の左右下部位置には、音声等を再生出力するためのスピーカ8L、8Rが設けられている。なお、当該スピーカ8L、8Rに加えて又は代えて、遊技機用枠3の左右上部位置にスピーカを設けるようにしてもよい。さらに遊技機用枠3の遊技領域周辺部には、遊技効果ランプ9が設けられている。パチンコ遊技機1の遊技領域における各構造物(例えば普通入賞球装置6A、普通可変入賞球装置6B、特別可変入賞球装置7等)の周囲には、装飾用LEDが配置されていてもよい。遊技機用枠3の右下部位置には、遊技媒体としての遊技球を遊技領域に向けて発射するために遊技者等によって操作される打球操作ハンドル(操作ノブ)が設けられている。例えば、打球操作ハンドルは、遊技者等による操作量(回転量)に応じて遊技球の弾発力を調整する。また、遊技機用枠3の左右上部位置には、演出装置300L、300Rが設けられている(詳しくは後述する。)。

遊技領域の下方における遊技機用枠3の所定位置には、賞球として払い出された遊技球や所定の球貸機により貸し出された遊技球を、打球発射装置へと供給可能に保持(貯留)する上皿(打球供給皿)が設けられている。遊技機用枠3の下部には、上皿から溢れた余剰球などを、パチンコ遊技機1の外部へと排出可能に保持(貯留)する下皿が設けられている。

パチンコ遊技機1には、例えば図2に示すような主基板11、演出制御基板12、枠側制御基板31、遊技盤側制御基板33といった、各種の制御基板が搭載されている。また、パチンコ遊技機1には、主基板11と演出制御基板12との間で伝送される各種の制御信号を中継するための中継基板15や、演出制御基板12と枠側制御基板31又は遊技盤側制御基板33との間で伝送される各種の制御信号を中継するための中継基板32なども搭載されている。その他にも、パチンコ遊技機1における遊技盤などの背面には、例えば情報端子基板、発射制御基板、インタフェース基板、タッチセンサ基板、払出制御基板などといった、各種の基板が配置されている。また、パチンコ遊技機1には、各基板などに電力を供給する電源基板なども搭載されている。また、パチンコ遊技機1は、駆動機構34なども備える。

主基板11は、メイン側の制御基板であり、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するための各種回路が搭載されている。主基板11は、主として、特図ゲームにおいて用いる乱数の設定機能、所定位置に配設されたスイッチ等からの信号を受け取る機能、演出制御基板12などのサブ側の制御基板に宛てて、指令情報の一例となる制御コマンド(後述の演出制御コマンドなど)を制御信号として出力して送信する機能、ホールの管理コンピュータに対して各種情報を出力する機能などを備えている。また、主基板11は、第1特別図柄表示装置4Aと第2特別図柄表示装置4Bを構成する各LED(例えばセグメントLED)などの点灯/消灯制御を行って第1特図や第2特図の可変表示を制御することや、普通図柄表示器20の点灯/消灯/発色制御などを行って普通図柄表示器20による普通図柄の可変表示を制御することといった、所定の表示図柄の可変表示を制御する機能も備えている。また、主基板11は、第1保留表示器25A、第2保留表示器25B、普図保留表示器25Cなどを制御して、各種保留記憶数を表示する機能も備えている。

主基板11には、例えば遊技制御用マイクロコンピュータ100や入力ドライバ回路110、ソレノイド回路111などが搭載されている。入力ドライバ回路110は、遊技球検出用の各種スイッチ(ゲートスイッチ21、第1始動口スイッチ22A、第2始動口スイッチ22B、カウントスイッチ23)からの検出信号(遊技媒体の通過や進入を検出したこと(スイッチがオンになったこと)を示す検出信号)を取り込んで遊技制御用マイクロコンピュータ100に伝送する。ゲートスイッチ21、始動口スイッチ(第1始動口スイッチ22Aおよび第2始動口スイッチ22B)、カウントスイッチ23といった、各種スイッチは、例えばセンサ(例えば、フォトセンサ、近接スイッチなど)と称されるものなどのように、遊技媒体としての遊技球を検出できる任意の構成を有するものであればよい。ソレノイド回路111は、遊技制御用マイクロコンピュータ100からのソレノイド駆動信号(例えば、ソレノイド81やソレノイド82をオン状態にする信号など)を、普通電動役物用のソレノイド81や大入賞口扉用のソレノイド82に伝送する。

演出制御基板12は、主基板11とは独立したサブ側の制御基板であり、中継基板15を介して主基板11から伝送された制御信号などを受信して、画像表示装置5や可動部材51、スピーカ8L、8R及び遊技効果ランプ9、演出装置300L、300Rなどといった演出用の電気部品(装飾用LEDを含んでもよい。)による演出動作を制御するための各種回路が搭載されている。これによって、演出制御基板12は、画像表示装置5における表示動作や可動部材51の移動などや、スピーカ8L、8Rからの音声出力動作の全部または一部、遊技効果ランプ9や装飾用LEDなどにおける点灯/消灯動作の全部または一部、演出装置300L、300Rにおける点灯/消灯動作の全部または一部といった、演出用の電気部品に所定の演出動作を実行させる機能を備えている。

中継基板32は、演出制御基板12からの供給される信号のうち、遊技機用枠3に設けられた各種部品(スピーカ8L、8R、遊技効果ランプ9、演出装置300L、300Rなど)を制御するための信号を枠側制御基板31に供給し、遊技盤2に設けられた各種部品(ここでは、可動部材51など。装飾用LEDも適宜含む。)を制御するための信号を遊技盤側制御基板33に供給する。このようにして、中継基板32は、演出制御基板12から供給される信号を中継する。例えば、中継基板32は、演出制御基板12から供給された信号が枠側制御基板31宛の情報(例えば、アドレス等)を示す信号を有している場合には、演出制御基板12からの供給された信号を枠側制御基板31に中継する。例えば、中継基板32は、演出制御基板12から供給された信号が遊技盤側制御基板33宛の情報(例えば、アドレス等)を示す信号を有している場合には、演出制御基板12からの供給された信号を遊技盤側制御基板33に中継する。

枠側制御基板31は、演出制御基板12とは別個に設けられた制御基板であって、中継基板32で中継された演出制御基板12からの信号に基づいて、遊技機用枠3に設けられた各種部品(スピーカ8L、8R、遊技効果ランプ9、演出装置300L、300Rなど)を制御するための基板である。枠側制御基板31は、音声制御部13、ランプ制御部14、演出装置制御部17を備える。

音声制御部13は、音声処理回路などを含んで構成され、演出制御基板12から供給され、中継基板32で中継された信号(音声信号)に基づき、スピーカ8L、8Rから音声(音声信号が指定する音声)を出力させるための音声信号処理を実行する。なお、音声とは、音のみからなるもの(例えば、歌が入らない演奏のみからなる楽曲、効果音など)も含む。

ランプ制御部14は、ランプドライバ回路などを含んで構成され、演出制御基板12から供給され、中継基板32で中継された信号(電飾信号)に基づき、遊技効果ランプ9における点灯/消灯駆動(電飾信号が示す駆動内容による点灯/消灯)を行う。

演出装置制御部17は、演出装置300L、300Rを駆動するドライバ回路などを含んで構成され、演出制御基板12から供給され、中継基板32で中継された信号(駆動制御信号)に基づき、演出装置300L、300Rの駆動を行う。

遊技盤側制御基板33は、演出制御基板12とは別個に設けられた制御基板であって、遊技盤2に設けられた各種部品(ここでは、可動部材51など。装飾用LEDも適宜含む。)を制御するための基板である。遊技盤側制御基板33は、演出制御基板12から供給され、中継基板32で中継された信号(駆動制御信号)に基づき、駆動機構34を制御するドライバ回路などが搭載されている。駆動機構34は、遊技盤側制御基板33(ドライバ回路)により制御されて回転軸を回転させるステッピングモータと、ステッピングモータが出力する回転軸の回転力を上下方向の駆動力に変換して可動部材51を上下方向に移動させる移動機構と、を備える。移動機構は、例えば、ギア、アームなどの部材によって構成される。可動部材51は、例えば、所定の装飾等が施されている役物などであればよい。

主基板11に搭載された遊技制御用マイクロコンピュータ100は、例えば1チップのマイクロコンピュータであり、遊技制御用のプログラムや固定データ等を記憶するROM(Read Only Memory)101と、遊技制御用のワークエリアを提供するRAM(Random Access Memory)102と、遊技制御用のプログラムを実行して制御動作を行うCPU(Central Processing Unit)103と、CPU103とは独立して乱数値を示す数値データの更新を行う乱数回路104と、I/O(Input/Output port)105とを備えて構成される。

一例として、遊技制御用マイクロコンピュータ100では、CPU103がROM101から読み出したプログラムを実行することにより、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するための処理(例えば、上記主基板11の機能を実現するための処理など。)が実行される。

なお、遊技制御用マイクロコンピュータ100を構成する1チップのマイクロコンピュータは、少なくともCPU103の他にRAM102が内蔵されていればよく、ROM101や乱数回路104、I/O105などは外付けされてもよい。

遊技制御用マイクロコンピュータ100では、例えば乱数回路104などにより、遊技の進行を制御するために用いられる各種の乱数値を示す数値データが更新可能にカウントされる。遊技の進行を制御するために用いられる乱数は、遊技用乱数ともいう。遊技用乱数は、乱数回路104などのハードウェアによって更新されるものであってもよいし、遊技制御用マイクロコンピュータ100のCPU103が所定のコンピュータプログラムを実行することでソフトウェアによって更新されるものであってもよい。例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ100におけるRAM102の所定領域に設けられたランダムカウンタや、RAM102とは別個の内部レジスタに設けられたランダムカウンタに、所定の乱数値を示す数値データを格納し、CPU103が定期的または不定期的に格納値を更新することで、乱数値の更新が行われるようにしてもよい。

遊技制御用マイクロコンピュータ100が備えるROM101には、ゲーム制御用のプログラムの他にも、遊技の進行を制御するために用いられる各種の選択用データ、テーブルデータなどが格納されている。例えば、ROM101には、CPU103が各種の判定や決定、設定を行うために用意された複数の判定テーブルや決定テーブル、設定テーブルなどを構成するデータが記憶されている。また、ROM101には、CPU103が主基板11から各種の制御コマンドとなる制御信号を送信するために用いられる複数のコマンド送信テーブルを構成するテーブルデータや、変動パターンを複数種類格納する変動パターンテーブルを構成するテーブルデータなどが、記憶されている。

遊技制御用マイクロコンピュータ100が備えるRAM102には、パチンコ遊技機1における遊技の進行などを制御するために用いられる各種データ(各種フラグやカウンタ、タイマなども含む。)が書換可能に一時記憶される。

I/O105は、例えば遊技制御用マイクロコンピュータ100の外部(入力ドライバ回路110など)から各種信号が入力される入力ポートと、遊技制御用マイクロコンピュータ100の外部(ソレノイド回路111、第1特別図柄表示装置4A、第2特別図柄表示装置4B、中継基板15など)へと各種信号を伝送するための出力ポートとを含んで構成される。

演出制御基板12には、プログラムに従って制御動作を行う演出制御用CPU120と、演出制御用のプログラムや固定データ等を記憶するROM121と、演出制御用CPU120のワークエリアを提供するRAM122と、画像表示装置5の画像表示を制御する表示制御部123と、演出制御用CPU120とは独立して乱数値を示す数値データの更新を行う乱数回路124と、I/O125と、が搭載されている。

一例として、演出制御基板12では、演出制御用CPU120がROM121から読み出した演出制御用のプログラムを実行することにより、演出用の電気部品による演出動作などを行う処理(演出用の電気部品に所定の演出動作などを実行させる機能を実現する処理)が実行される。

演出制御用CPU120、ROM121、RAM122は、演出制御基板12に搭載された1チップの演出制御用マイクロコンピュータに含まれてもよい。

演出制御基板12では、例えば乱数回路124などにより、演出動作を制御するために用いられる各種の乱数値を示す数値データが更新可能にカウントされる。こうした演出動作を制御するために用いられる乱数は、演出用乱数ともいう。

図2に示す演出制御基板12に搭載されたROM121には、演出制御用のプログラムの他にも、演出動作を制御するために用いられる各種のデータテーブルなどが格納されている。例えば、ROM121には、演出制御用CPU120が各種の判定や決定、設定を行うために用意された複数の判定テーブルや決定テーブルを構成するテーブルデータ、各種の演出制御パターンを構成するパターンデータなどが記憶されている。演出制御パターンは、飾り図柄の可変表示やリーチ演出などの各種演出を実行するためのデータの集まりであって、例えばプロセスタイマ判定値などの判定値と対応付けられた演出制御実行データ(表示制御データ、音声制御データ、ランプ制御データ、駆動制御データなど)や終了コードなどを含んだプロセスデータから構成されている。

演出制御基板12に搭載されたRAM122には、演出動作を制御するために用いられる各種データ(各種フラグやカウンタ、タイマなども含む。)が記憶される。

演出制御基板12に搭載された表示制御部123は、演出制御用CPU120の制御に基づいて(例えば、演出制御用CPU120からの表示制御指令などに基づき)、画像表示装置5において表示する演出画像の映像信号を出力し、画像表示装置5に演出画像を表示する。一例として、表示制御部123には、VDP(Video Display Processor)、CGROM(Character Generator ROM)、VRAM(Video RAM)などが搭載されていればよい。なお、VDPは、GPU(Graphics Processing Unit)、GCL(Graphics Controller LSI)、あるいは、より一般的にDSP(Digital Signal Processor)と称される画像処理用のマイクロプロセッサであってもよい。CGROMは、例えば書換不能な半導体メモリであってもよいし、フラッシュメモリなどの書換可能な半導体メモリであってもよく、あるいは、磁気メモリ、光学メモリといった、不揮発性記録媒体のいずれかを用いて構成されたものであればよい。例えば、演出制御用CPU120は、上記の演出制御パターンに含まれる表示制御データなどに従って、画像表示装置5の表示画面内に表示させる演出画像を指定する表示制御指令を表示制御部123に送信する。表示制御部123は、演出制御用CPU120からの表示制御指令に従って、CGROMなど(記憶部)に格納されているデータに基づいて、当該表示制御指令によって指定される演出画像を表示するための映像信号を出力する。これによって、演出制御用CPU120の制御(演出制御パターンなど)に従った演出画像の映像信号が出力されたことになり、そして、画像表示装置5に当該演出画像が表示されることになる。

演出制御基板12に搭載されたI/O125は、例えば主基板11などから伝送された演出制御コマンドを取り込むための入力ポートと、演出制御基板12の外部へと各種信号を伝送するための出力ポートとを含んで構成される。例えば、I/O125の出力ポートからは、画像表示装置5へと伝送される映像信号(表示制御部123から出力される信号)や、中継基板32を介して枠側制御基板31又は遊技盤側制御基板33に送信する信号などが出力される。

画像表示装置5は、液晶パネルなどからなる表示パネルと、当該表示パネルを駆動するドライバ回路などを備える。演出制御用CPU120の制御に基づいて表示制御部123からI/O125を介して画像表示装置5に供給された映像信号は、前記ドライバ回路に入力される。ドライバ回路は、入力された映像信号に基づいて、表示パネルを駆動し、当該映像信号が表す画像を表示パネルに表示させる。これによって、画像表示装置5には、各種の演出画像が表示されることになる。

上記のような構成によって、演出制御用CPU120は、枠側制御基板31などを介して、スピーカ8L、8Rを制御して音声を出力させたり、遊技効果ランプ9を点灯/消灯させたり、演出装置300L、300Rを駆動したりし(詳しくは後述)、遊技盤側制御基板33などを介して、可動部材51を移動させたり、装飾用LEDを設けた場合にはこれを点灯/消灯させたり、表示制御部123を制御して画像表示装置5の表示領域に演出画像を表示させたりして、各種の演出を実行する。

次に演出装置300L、300Rの構造などを説明する。演出装置300L、300Rは、それぞれ同じ構造を有するので、以下では、演出装置300L、300Rを総称して演出装置300とし、当該演出装置300の構成などを図3〜図25を参照して説明する。なお、以下では、後述の第1スライド部材310や第2スライド部材350の移動方向(各部材の中心軸に沿った方向)を前後方向とし、第1スライド部材310や第2スライド部材350が初期位置から前進位置に進む方向を「前」、第1スライド部材310や第2スライド部材350が前進位置から初期位置に進む方向を「後」という(図5及び図6を参照)。

演出装置300は、図3〜図7(特に図5〜図7)に示すように、第1スライド部材310と、第1ガイド部材320と、第1上レール部材331と、第1下レール部材335と、第1回路基板K10と、第2スライド部材340と、第2ガイド部材350と、第2上レール部材361と、第2下レール部材365と、第2回路基板K20と、第3回路基板K30と、カバー部材370と、収容部材380と、駆動機構Mと、を備える。

第1スライド部材310は、図8及び図9などに示すように、キャップ部材311、円筒状部材312、反射部材313、ネジN11〜N12を備える。

キャップ部材311は、第1スライド部材310の前端部を構成する部材であり、前方に向かって膨らんだドーム形状を有する。キャップ部材311は、後方からの光を前方に透過しないものであればよく、例えば、白色などの不透過の色となっている。キャップ部材311は、透明の部材に塗装等を施して形成されたものであってもよい。キャップ部材311は、合成樹脂などによって形成されている。

キャップ部材311は、中央に円形の貫通孔311Aを有し、貫通孔311Aの周囲に4つの笹の葉状の貫通孔311Bを有する。貫通孔311Bは、前方から見た場合に、貫通孔311Aを中心とした周方向90度毎の位置に配置されている。キャップ部材311は、その裏側(後側)に、キャップ部材311を円筒状部材312に取り付けるためのネジ穴を有する2つのボス311Cを備える。

円筒状部材312は、円筒形状の円筒部312Aと、円筒部312Aの前方側の一端を閉口する閉口部312Bと、円筒部312Aの外周面に設けられた凸部312Cと、を備える。円筒状部材312(円筒部312A、閉口部312B、凸部312C)は、合成樹脂などによって、一体的に形成されている。また、円筒状部材312は、透明(無色透明、有色透明のいずれも含む。ここでは、無色透明であるが、有色透明であってもよい。透明について、以下同じ。)である。なお、凸部312Cは、接着材などで円筒部312Aに後付けされるものであってもよく、透明でなくてもよい。

円筒部312Aは、後方端部から前方に向かって真っ直ぐ延びるスリット312ASを備える。スリット312ASは、円筒部312Aの途中まで延びている。なお、円筒部312Aは、前方向に向かって徐々に少し先細りになっている。スリット312ASは、前後方向から当該先細りの角度分ずれた方向(略前後方向であり、円筒部312Aの外周面の後端から前端に向かう方向)に沿って延びている。

閉口部312Bは、キャップ部材311が取り付けられる部分(キャップ部材312に覆われる部分)であり、キャップ部材311の形状に合わせたドーム形状になっている。

閉口部312Bは、その中央(キャップ部材311の貫通孔311Aに対応した位置)に、周囲よりも後方に一段下がったドーム部312BAを有する。また、開口部312Bは、ドーム部312BAの周囲(キャップ部材311の貫通孔311Bに対応した位置)に、笹の葉形状の凸部312BBを4つ有する。凸部312BBは、前方から見た場合に、ドーム部312BAを中心とした周方向90度毎の位置に配置されている。

また、閉口部312Bは、その裏側(後側)かつキャップ部材311のボス311Cに対応した位置に、2つのボス312BCを有する。ボス312BCそれぞれは、閉口部312Bの一部を円柱状に後方に打ち出したような形状になっており、内部が空洞になっている(空洞の部分を空間X1という。)、また、ボス312BCの頂部(後端部)の中央には、ネジN11が挿通される挿通孔が設けられている。ボス311Cそれぞれは、ボス312BC(空間X1)それぞれに入り込み、ボス312BCそれぞれに嵌る。ネジN11がボス312BCの挿通孔を通ってボス311Cのネジ穴に螺合することで、キャップ部材311は、閉口部312Bに締め付け固定される。

ドーム部312BAは、キャップ部材311の貫通孔311Aを介してドーム部312BAが視認可能となっている。また、キャップ部材311の貫通孔311Bには、凸部312BBが嵌り、これによって、凸部312BBも視認可能となっている(図3、図5などを参照)。

また、閉口部312Bは、その裏側(後側)に、反射部材313を円筒状部材312に取り付けるためのネジ穴を有する2つのボス312BDを有する。ボス312BDの並ぶ方向とボス312BCの並ぶ方向とが直交する位置に、各ボスは形成される。

凸部312Cは、円柱形状に形成されている。凸部312Cは、第1上レール部材331と第1下レール部材335とによって形成される後述のガイドレールGR1に入り込むようになっている。

反射部材313は、主に後方からの光(後述の光源K12〜K13からの光)を円筒部312Aに向かって反射する機能を有する部材であり、合成樹脂などから構成される。反射部材313は、透明である。反射部材313は、図10などに示すように、略八角推形状に構成されている。なお、反射部材313は、透明でもあるので、光を導光もする。

反射部材313の底面(前側の面)は、円形のすり鉢状に後方に向かって窪んでおり、断面が三角波形状の凹凸313Aを有する。凹凸313Aは、その凹部又は凸部の延びる方向がすり鉢の縁から中央(底)に向かう方向に沿って延びる形状となっている(図5も参照)。反射部材313の頂部(後方端部であり、八角錘の頂部)313Bは、後方の面(後端の面)がすり鉢状に前方に向かって窪んだ形状の略円柱形状となっている。また、反射部材313は、反射部材313の斜面313Cの各斜辺に、後方に向かって立設した板状の部材であるリブ313Dを備える。リブ313Dは、反射部材313の八角形の底部の頂点から頂部313Bに達する。

また、反射部材313は、ボス312BCに対応した位置に設けられた円形部313Eを備える。円形部313Eは、ネジN12が挿通される挿通孔を有する。円形部313Eは、板状の部分であり、頂部313Bを挟んで180度対象の位置に位置する。円形部313Eは、斜面313Cをくりぬくように設けられている。ネジN12が円形部313Eの挿通孔を通ってボス311Cのネジ穴に螺合することで、キャップ部材311は、閉口部312Bに締め付け固定される。

第1ガイド部材320は、円筒状部材321と、センターギア322と、ネジN21と、を備える。第1ガイド部材320には第1スライド部材310が被さる。

円筒状部材321は、円筒状の円筒部321Aと、円筒部321Aの後端部から前後方向に直交する方向に張り出したリング状のフランジ321Bと、円筒部321Aの外周面に設けられた凸部321Cと、円筒部321Aの外周面に設けられた係合部321Dと、円筒部321Aの内周面の後端に設けられたネジ穴部321Eと、を備える。円筒状部材321(円筒部321A、フランジ321B、凸部321C、係合部321D、ネジ穴部321E)は、合成樹脂などから一体的に形成され、内側(円筒部321Aの内部空間)を進む光(後述の光源K12〜K13からの光)を前方向に導光するように白色などに形成されている。

円筒部321Aは、第1スライド部材310の円筒部312Aと同様の角度で前方が先細りになった形状となっている。

凸部321Cは、円筒部321Aの外周面から突出した部分であり、フランジ321Bから円筒部321Aの前端にまで達する直線状の凸部である。凸部321Cは、前後方向から円筒部321Aの先細りの角度分ずれた方向(略前後方向であり、円筒部321Aの外周面の後端から前端に向かう方向)に沿って延びている。凸部321Cは、同じ間隔で少なくとも3つ以上設けられるものであればよい。凸部321Cは、第1スライド部材310の円筒部312Aの内壁面に当たり、円筒部321Aの外周面は、円筒部312Aの内壁面に当たらないように、凸部321Cは設けられる。

係合部321Dは、円筒部321Aの外周面から突出した部分であり、フランジ321Bから円筒部321Aの前端に向かってかつ前記の略前後方向に沿って延びる線状の凸部である。係合部321Dは、円筒部321Aの前端までは達していない。係合部321Dの前後方向の長さ、幅等などは、第1スライド部材310の円筒部312Aのスリット312ASと同様に形成される。係合部321Dは、スリット312ASに入り込み、係合部321Dとスリット312ASとは係合する。なお、円筒部321Aの外周面からの係合部321Dの高さは、係合部321Dがスリット312ASに入り込むように、係合部321Dの方が凸部321Cよりも高い。

ネジ穴部321Eは、円筒部321Aの内周面から円筒部321Aの中心軸方向に突き出た部分であり、センターギア322を取り付けるためのネジ穴を有する。ネジ穴部321Eは、円筒部321Aの中心軸を中心として、周方向に沿って120度間隔で3つ設けられている。

センターギア322は、中央に貫通孔を有するドーナツ板状であって、外周にギアの歯が形成されているセンターギア本体322Aと、当該センターギア本体322Aから前方に延びる中央の貫通孔を囲む円筒状の円筒部322Bと、有する。

センターギア本体322Aは、ネジ穴部321Eに対応した位置に3つの挿通孔322Cを有する。ネジN21が挿通孔322Bを通ってネジ穴部321Eのネジ穴に螺合することで、センターギア322は、円筒状部材321に締め付け固定される。このとき、円筒部322Bは、円筒状部材321の円筒部321Aの内部に入り込む。

なお、ここでは、少なくとも一部のネジ穴部321Eは、ネジ穴近傍に位置決め突起IG1を有し、センターギア本体322Aは、挿通孔322Bの近傍に位置決め突起IG1が挿入される位置決め穴IG2を有し、センターギア322の取り付け時において、位置決め穴IG2に位置決め突起IG1を挿入することで、位置決めを容易にしている(以下、位置決め穴や位置決め突起について同じ)。

また、センターギア322は、円筒部322Bの内面及び中央の貫通孔の内面から構成される内壁面に設けられた、前後方向に沿って延びる凸部322Dと、センターギア本体322Aの裏面に前後方向に沿って突出した被検出片(センターギア322の初期位置を検出するためのもの)322Eと、を有する。

図11〜図12などに示すように、第1上レール部材331と、第1下レール部材335とは、共に円筒状部材であり、第1スライド部材310及び第1ガイド部材320の外周を囲む部材である。第1上レール部材331と、第1下レール部材335とは、合成樹脂によって形成され、透明であっても、遮光性を有するものであってもよい。

第1下レール部材335は、円筒状の円筒部335Aと、円筒部335Aの後端部から前後方向に直交する方向に張り出したリング状のフランジ335Bと、第1下レール部材335に第1上レール部材331を取り付けるためのネジ穴を有するネジ穴部335Cと、を備える。

円筒部335Aは、上端面335AAよりも後側に下がった段差面335ABを有する。段差面335ABは、傾斜を有し、一端から他端に向かって徐々に高くなる坂(前方に向かって登っていく坂)になっている。段差面335ABは、円筒部335Aの円筒の周方向を略一周している。円筒部335Aは、上端面335AAから段差面335ABに達する前後方向に沿った長さ(上端面335AAと段差面335ABとの段差)が一定となるように、円筒の上部(前部)が切り取られた形状となっている。当該長さは、第1スライド部材310の凸部312Cの前後方向の長さよりもわずかに長い程度の長さになっている(段差面335ABによって、後述のガイドレールGR1が形成され、ここに凸部312Cが入り込むため。)。

フランジ335Bには、所定位置において前方に一段上がった部分(前方に近づく部分)が2箇所あり、そこにネジ穴部335Cが設けられている。2つのネジ穴部335Cそれぞれは、上端面335AA近傍に位置する。ネジ穴部335Cは、第1下レール部材335に第1上レール部材331を取り付けるためのネジ穴を有するボス335CAと、第1上レール部材331の位置決め用の位置決め突起IG3と、から構成されている。

また、フランジ335Bは、第1下レール部材335を収容部材380に取り付けるためのネジが挿通される3つの挿通孔335BAを有する。また、フランジ335Bは、図示しない配線が通る貫通孔335BBも有する。貫通孔335BBがフランジ335Bの径方向外側の空間と連通するように設けられており、配線を径方向外側から貫通孔335BB内に入れることができるようになっている。

円筒部335Aの後端部及びフランジ335Bの裏面(後方に向く面)によって形成されるドーナツ状の面には、第1下レール部材335を収容部材380に取り付けるときのガイドとなるU字状の凸部TBが設けられている。凸部TBは、挿通孔335BAをフランジ335Bの内側から囲むような形状になっている。

第1上レール部材331は、円筒状の円筒部331Aと、円筒部331Aの外周面から前後方向に直交する方向に張り出した板状の板部331Bと、円筒部331Aの外周面に設けられた、第2回路基板K20を第1上レール部材331に取り付けるためのネジ穴部331Cと、を備える。

円筒部331Aは、下端面331AA(図7参照)が第1下レール部材335の円筒部335Aの上端面335AAと噛み合うように、円筒の下部(後部)が切り取られた形状となっている。これによって、円筒部331Aと円筒部335Aとは隙間無く噛み合い、両者が組み合わさることで円筒が構成される。

板部331Bは、第1下レール部材335の2つのネジ穴部335Cにそれぞれ対応した位置に2つ設けられる。板部331Bは、第1下レール部材335に第1上レール部材331を取り付けるためのネジが挿通される挿通孔331BAを有し、さらに、その近傍に、第1上レール部材331の位置決め穴IG4を有する。

ネジ穴部335Cの位置決め突起IG3が位置決め穴IG4に挿入される位置で第1上レール部材331と第1下レール部材335とが組み合わさり、これによって、円筒部331Aと円筒部335Aとが隙間無く噛み合い、円筒部331Aと円筒部335Aとで1つの円筒が形成される。この状態において、図示しないネジが挿通孔331BAを通ってネジ穴部335Cのボス335CAのネジ穴に螺合することで、第1上レール部材331は、第1下レール部材335に締め付け固定される。

ネジ穴部331Cは、第2回路基板K20を第1上レール部材331に取り付けるためのネジ穴331CAの他、第2回路基板K20の位置決め用の位置決め突起IG5と、から構成されている。ネジ穴部331Cは、所定位置に2つ設けられる。

円筒部331Aの厚さは、第1下レール部材335の円筒部335Aの肉厚部(段差面335ABよりも後方の部分)の厚さと略同じになっている。このため、円筒部331Aと円筒部335Aとが組み合わさったときには、円筒部331Aと円筒部335Aとが組み合わさった円筒の内面に、段差面335ABを内面とする溝からなるガイドレールGR1が形成される。ガイドレールGR1は、一端から他端に向けて徐々に高くなり、当該円筒の内周面を周方向に略一周している。ガイドレールGR1に第1スライド部材310の凸部312Cが入り込むように、第1上レール部材331と第1下レール部材335とは、第1スライド部材310を間にして上下(前後)から組み合わされる。なお、円筒部331Aと円筒部335Aとが組み合わさった円筒は、第1スライド部材310の円筒部312Aや第1ガイド部材320の円筒部321Aと同様に先細りになっている。

第1回路基板K10は、第1スライド部材310や第1ガイド部材320の内部に収納される基板である。第1回路基板K10は、図6〜図7などのように、配線パターン(図示せず)などが形成された基板K11と、基板K11に実装された光源K12〜K13(LEDなどから構成される。)と、基板K11の裏面(後方の面)に実装されたコネクタK14と、を備える。

光源K12は、基板K11の中央に配置され、反射部材313の頂部313Bと対向する(図5参照)。光源K13は、光源K12の周囲に配置され、前方向から見た場合に、反射部材313の側面313Cに重なる位置に配置されている。光源K13は、光源K12を中心として、周方向に沿って90度ごとの間隔で4つ配置されている。光源K13それぞれと光源K12との距離がそれぞれ同じ距離になるように(光源K13を中心とする円上に)、光源K12は設けられる。

また、基板K11は、第1回路基板K10を収容部材380に取り付けるためのネジが挿通される2つの挿通孔K11Aを備え、その近傍に位置決め穴IG8を2つ備える。

第2スライド部材340は、図13及び図14などに示すように、中間リング部材341、内側リング部材342、外側リング部材343、円筒状部材344、導光部材345、ネジN41〜N43を備える。

中間リング部材341、内側リング部材342、外側リング部材343は、それぞれ、合成樹脂などから形成され、リング状の形状を有する。内側リング部材342は、赤色かつ光を透過するもの(赤色透明)であり、中間リング部材341、外側リング部材343は、遮光性を有する。中間リング部材341、外側リング部材343は、透明又は不透明の合成樹脂製の部材の少なくとも表面(前方側の面)に金属調の塗装又は金属メッキなどを施したものである。内側リング部材342は、加飾のため、表面(前方側の面)又は裏面(後方側の面)に所定の凹凸などを設けるようにしてもよい。

中間リング部材341の内周部は、内側リング部材342の外周部にせり出すような形状になっている(図5参照)。中間リング部材341は、後方から内側リング部材342に接着材などによって接着されている。なお、中間リング部材341は、他の部材と同様に、内側リング部材342にネジ留めされるものであってもよい。

中間リング部材341は、その裏側に、中間リング部材341を外側リング部材343に取り付けるためのネジ穴を有する3つのボス341Aと、1つのボス341Aに近傍に設けられた位置決め用の位置決め突起IG11と、を有する。

外側リング部材343は、その内周部分に3つの挿通孔部343Aを備える。挿通孔部343Aは、中間リング部材341のボス341Aに対応した位置に設けられ、ネジN41が挿通される挿通孔を有する。また、1つの挿通孔部343Aは、挿通孔の近傍に位置決め穴IG12を有する。

中間リング部材341の位置決め突起IG11が位置決め穴IG12に挿入される位置で中間リング部材341と外側リング部材343とを組み合わせ、ネジN41が挿通孔部343Aの挿通孔を通ってボス341Aのネジ穴に螺合することで、中間リング部材341は、外側リング部材343に締め付け固定される。

さらに、外側リング部材343は、その裏面(後方の面)に、円筒状部材344に外側リング部材343を取り付けるためのネジ穴を有する3つのボス343Bと、外側リング部材343に導光部材345を取り付けるためのネジ穴を有する3つのボス343Cと、1つのボス343Bの近傍に設けられた位置決め用の位置決め突起IG13と、を備える。

円筒状部材344は、円筒形状の円筒部344Aと、円筒部344Aの外周面に設けられた凸部344Bと、円筒部344Aの前方端部から内側に突き出た挿通孔部344Cと、を備える。円筒状部材344(円筒部344A、凸部344B、挿通孔部344C)は、合成樹脂などによって、一体的に形成されている。また、円筒状部材344は、透明(無色透明、有色透明のいずれも含む。ここでは、無色透明であるが、有色透明であってもよい。)である。なお、凸部344Bは、接着材などで円筒部344Aに後付けされるものであってもよく、透明でなくてもよい。

円筒部344Aは、後方端部から前方に向かって真っ直ぐ延びるスリット344ASを備える。スリット344ASは、円筒部344Aの途中まで延びている。なお、円筒部344Aは、前方向に向かって徐々に少し先細りになっている。スリット344ASは、前後方向から当該先細りの角度分ずれた方向(略前後方向であり、円筒部344Aの外周面の後端から前端に向かう方向)に沿って延びている。

凸部344Bは、円柱形状に形成されている。凸部344Bは、第2上レール部材361と第2下レール部材365とによって形成される後述のガイドレールGR2に入り込むようになっている。

挿通孔部344Cは、外側リング部材343のボス343Bに対応した位置に設けられ、ネジN42が挿通される挿通孔を有する。また、1つの挿通孔部344Cは、挿通孔の近傍に位置決め穴IG14を有する。

外側リング部材343の位置決め突起IG13が位置決め穴IG14に挿入される位置で円筒状部材344と外側リング部材343とを組み合わせ、ネジN42が挿通孔部344Cの挿通孔を通ってボス343Bのネジ穴に螺合することで、外側リング部材343は、円筒状部材344に締め付け固定される。

導光部材345は、主に後方からの光(後述の光源K22からの光。)を導光して出射する機能を有する部材であり、合成樹脂などから構成される。導光部材345は、透明である。導光部材345は、図15などに示すように、中央に貫通孔が設けられた略ドーナツ板形状に形成されている。

導光部材345の表面(前側の面)は、内側に向かって後方に傾斜する傾斜面345Aを有する。また、導光部材345は、その裏側(後側)の内周部近傍に、導光部材345の周方向に沿って延びる、後方に向かって立設する蛇腹部345Bを有する。蛇腹部345Bは、板状部材を蛇腹折りした形状であり、後方から見て三角波形状を有する。また、導光部材345は、蛇腹部345Bの折り返し部分の一部から、導光部材345の中心を基準とした放射状に延びる、後方に立設した複数の立設部345Cを有する。さらに、各立設部345Cの間に、凹凸を有し、全体的に内側に向かって後方に傾斜する複数の凹凸傾斜面345Dを有する。

このような形状の導光部材345は、例えば、後方の光(後述の光源K22からの光)を、立設部345Cの底面(後方を向く面)や凹凸傾斜面345Dで受光し(蛇腹部345Bで受光してもよい。)、傾斜面345A、蛇腹部345B、凹凸傾斜面345Dなどで内面反射して導光して光を凹凸傾斜面345Dや立設部345Cの側面などから出射する。さらに、導光部材345は、凹凸傾斜面345Dで、後方の光を反射することもできる。このようにして、導光部材345は、後方の光によって、反射や導光によって、発光して見える。

また、導光部材345は、外側リング部材343のボス343Cに対応した位置に設けられた3つの円形部345Eを備える。円形部313Eは、ネジN43が挿通される挿通孔を有する。ネジN43が円形部345Eの挿通孔を通ってボス343Cのネジ穴に螺合することで、導光部材345は、外側リング部材343に締め付け固定される。

なお、導光部材345は、外側リング部材343の挿通孔部344Cが導光部材345に当たらないように、挿通孔部344Cを避ける切欠き345Fを有する。

第2ガイド部材350は、円筒状部材351と、アウターギア352と、ネジN51と、を備える。第2ガイド部材350には第2スライド部材340が被さる。

円筒状部材351は、円筒状の円筒部351Aと、円筒部351Aの後端部から前後方向に直交する方向に張り出したリング状のフランジ351Bと、円筒部351Aの外周面に設けられた凸部351Cと、円筒部351Aの外周面に設けられた係合部351Dと、円筒部351Aの内周面の後端に設けられた挿通孔部351Eと、を備える。円筒状部材351(円筒部351A、フランジ351B、凸部351C、係合部351D、挿通孔部351E)は、合成樹脂などから一体的に形成され、内側(円筒部321Aの内部空間)を進む光(後述の光源K22からの光)を前方向に導光するように白色などに形成されている。

円筒部351Aは、第2スライド部材340の円筒部344Aと同様の角度で前方が先細りになった形状となっている。

凸部351Cは、円筒部351Aの外周面から突出した部分であり、フランジ351Bから円筒部351Aの前端にまで達する直線状の凸部である。凸部351Cは、前後方向から円筒部321Aの先細りの角度分ずれた方向(略前後方向であり、円筒部351Aの外周面の後端から前端に向かう方向)に沿って延びている。凸部321Cは、同じ間隔で少なくとも3つ以上設けられるものであればよい。凸部351Cは、第2スライド部材340の円筒部344Aの内壁面に当たり、円筒部351Aの外周面は、円筒部344Aの内壁面に当たらないように、凸部351Cは設けられる。

係合部351Dは、円筒部351Aの外周面から突出した部分であり、フランジ351Bから円筒部351Aの前端に向かってかつ前記の略前後方向に沿って延びる線状の凸部である。係合部351Dは、円筒部351Aの前端までは達していない。係合部351Dの前後方向の長さ、幅等などは、第2スライド部材340の円筒部344Aのスリット344ASと同様に形成される。係合部351Dは、スリット344ASに入り込み、係合部351Dとスリット344ASとは係合する。なお、円筒部351Aの外周面からの係合部351Dの高さは、係合部351Dがスリット344ASに入り込むように、係合部351Dの方が凸部351Cよりも高い。

挿通孔部351Eは、円筒部351Aの内周面から円筒部351Aの中心軸方向に突き出た部分であり、アウターギア352を取り付けるためのネジN51が挿通される挿通孔を有する。挿通孔部351Eは、円筒部351Aの中心軸を中心として、周方向に沿って120度間隔で3つ設けられている。なお、1つの挿通孔部351Eは、位置決め穴IG15も有する。

アウターギア352は、リング状であって、内周にギアの歯が形成されているアウターギア本体352Aと、当該アウターギア本体322Aの前方側の面に設けられた、アウターギア352を円筒状部材351に取り付けるためのネジ穴を有する3つのボス352Bと、1つのボス352Bの近傍に設けられた位置決め突起IG16と、を有する。

ボス352Bは、円筒状部材351の挿通孔部351Eに対応した位置に設けられている。アウターギア352の位置決め突起IG16が円筒状部材351の位置決め穴IG15に挿入される位置で円筒状部材351とアウターギア352とを組み合わせ、ネジN51が挿通孔部351Eの挿通孔を通ってボス352Bのネジ穴に螺合することで、アウターギア352は、円筒状部材351に締め付け固定される。

図16〜図18などに示すように、第2上レール部材361と、第1下レール部材365とは、共に円筒状部材であり、第2スライド部材340及び第2ガイド部材350の外周を囲む部材である。第2上レール部材361と、第2下レール部材365とは、合成樹脂によって形成され、透明であっても、遮光性を有するものであってもよい。

第2下レール部材365は、円筒状の円筒部365Aと、円筒部335Aから前後方向に直交する方向に張り出した、第1下レール部材365を収容部材380に取り付けるためのネジが挿通される挿通孔を有する2つの挿通孔部365Bと、第2下レール部材365に第2上レール部材361を取り付けるためのネジ穴を有するネジ穴部365Cと、を備える。

円筒部365Aは、上端面365AAよりも後側に下がった2つの段差面365ABを有する。段差面365ABは、一端から所定箇所までの平坦な部分と、所定箇所から他端まで徐々に高くなるように傾斜している部分(前方に向かって登っていく坂)を有する。段差面365ABは、円筒部365Aの円筒の周方向を略半周している。円筒部365Aは、上端面365AAから段差面365ABに達する前後方向に沿った長さ(上端面365AAと段差面365ABとの段差)が一定となるように、円筒の上部(前部)が切り取られた形状となっている。当該長さは、第2スライド部材340の凸部344Bの前後方向の長さよりもわずかに長い程度の長さになっている(段差面365ABによって、後述のガイドレールGR2が形成され、ここに凸部344Bが入り込むため。)。

ネジ穴部365Cは、第2下レール部材365に第2上レール部材361を取り付けるためのネジ穴を有するボス365CAと、位置決め用の位置決め突起IG17と、を有する。

第2上レール部材361は、円筒状の円筒部361Aと、円筒部361Aの外周面から前後方向に直交する方向に張り出した張出部361Bと、を備える。

円筒部361Aは、下端面361AA(図7参照)が第2下レール部材365の円筒部365Aの上端面365AAと噛み合うように、円筒の下部(後部)が切り取られた形状となっている。これによって、円筒部361Aと円筒部365Aとは隙間無く噛み合い、両者が組み合わさることで円筒が構成される。

張出部361Bは、第2下レール部材365の2つのネジ穴部365Cにそれぞれ対応した位置に2つ設けられる。張出部361Bは、第2下レール部材355に第2上レール部材361を取り付けるためのネジが挿通される挿通孔361BAを有し、さらに、その近傍に、第2上レール部材361の位置決め穴IG18を有する。

ネジ穴部365Cの位置決め突起IG17が位置決め穴IG18に挿入される位置で第2上レール部材361と第2下レール部材365とが組み合わさり、これによって、円筒部361Aと円筒部365Aとが隙間無く噛み合い、円筒部361Aと円筒部365Aとで1つの円筒が形成される。この状態において、図示しないネジが挿通孔361BAを通ってネジ穴部365Cのボス365CAのネジ穴に螺合することで、第2上レール部材361は、第2下レール部材365に締め付け固定される。

円筒部361Aの厚さは、第2下レール部材365の円筒部365Aの肉厚部(段差面365ABよりも後方の部分)の厚さと略同じになっている。このため、円筒部361Aと円筒部365Aとが組み合わさったときには、円筒部361Aと円筒部365Aとが組み合わさった円筒の内面に、2つの段差面365ABそれぞれを内面とする溝からなる2つのガイドレールGR2が形成される。ガイドレールGR2は、一端から所定箇所までは平坦で、所定箇所から他端までが徐々に高くなる傾斜を構成し、当該円筒の内周面を周方向に略半周している。ガイドレールGR2に第2スライド部材340の凸部344Bが入り込むように、第2上レール部材361と第2下レール部材365とは、第2スライド部材340を間にして上下(前後)から組み合わされる。なお、円筒部361Aと円筒部365Aとが組み合わさった円筒は、第2スライド部材340の円筒部344Aや第2ガイド部材350の円筒部351Aと同様に先細りになっている。

第2回路基板K20は、第2スライド部材340や第2ガイド部材350の内部に収納される基板である。第2回路基板K20は、図6〜図7などのように、配線パターン(図示せず)などが形成されたドーナツ板状の基板K21と、基板K21に実装された光源K22(LEDなどから構成される。)と、基板K21の裏面(後方の面)に実装されたコネクタK24と、を備える。

光源K22は、前方向から見た場合に、導光部材345の立設部345Cや凹凸傾斜面345Dに重なる位置に配置されている。基板K21の中心を中心とする円上に、光源K22は設けられる。

基板K21は、第2回路基板K20を第1上レール部材331に取り付けるためのネジが挿通される挿通孔K21Aを備え、その近傍に位置決め穴IG6を備える。第1上レール部材331の位置決め突起IG5が位置決め穴IG6に挿入される位置で、図示しないネジが挿通孔K21Aを通って第1上レール部材331のネジ穴331CAに螺合することで、第2回路基板K20は、第1上レール部材331に締め付け固定される。基板K21の中央の貫通孔には、第1上レール部材331が挿通されることになる。

第3回路基板K30は、第2上レール部材361や第2下レール部材365を囲む基板である。第3回路基板K30は、図6〜図7などのように、配線パターン(図示せず)などが形成されたドーナツ板状の基板K31と、基板K31に実装された光源K32(LEDなどから構成される。)と、基板K31の裏面(後方の面)に実装されたコネクタK34と、を備える。

光源K32は、前方向から見た場合に、基板K31の中心を中心とする円上に設けられる。

基板K31は、第3回路基板K30を収容部材380に取り付けるためのネジが挿通される挿通孔K31Aを備え、その近傍に位置決め穴IG31を備える。

カバー部材370は、図19などに示すように、中間リング部材371、内側リング部材372、外側リング部材373を備える。

中間リング部材371、内側リング部材372、外側リング部材373は、それぞれ、合成樹脂などから形成され、リング状の形状を有する。内側リング部材372は、赤色かつ光を透過するもの(赤色透明)であり、中間リング部材371、外側リング部材373は、遮光性を有する。中間リング部材371、外側リング部材373は、透明又は不透明の合成樹脂製の部材の少なくとも表面(前方側の面)に金属調の塗装又は金属メッキなどを施したものである。内側リング部材372は、加飾のため、表面(前方側の面)又は裏面(後方側の面)に所定の凹凸などを設けるようにしてもよい。

中間リング部材371の内周部は、内側リング部材372の外周部にせり出すような形状になっている(図5参照)。中間リング部材371は、後方から内側リング部材372に接着材などによって接着されている。なお、中間リング部材371は、他の部材と同様に、内側リング部材372にネジ留めされるものであってもよい。

中間リング部材371は、その裏側に、中間リング部材371を外側リング部材373に取り付けるためのネジ穴を有する3つのボス371Aと、1つのボス371Aに近傍に設けられた位置決め用の位置決め突起IG41と、を有する。

外側リング部材373は、その内周部分に3つの挿通孔部373Aを備える。挿通孔部373Aは、中間リング部材371のボス371Aに対応した位置に設けられ、ネジが挿通される挿通孔を有する。また、1つの挿通孔部373Aは、挿通孔の近傍に位置決め穴IG42を有する。

中間リング部材371の位置決め突起IG41が位置決め穴IG42に挿入される位置で中間リング部材371と外側リング部材373とを組み合わせ、図示しないネジが挿通孔部373Aの挿通孔を通ってボス371Aのネジ穴に螺合することで、中間リング部材371は、外側リング部材373に締め付け固定される。

さらに、外側リング部材373は、その裏面(後方の面)に、収容部材380に外側リング部材373を取り付けるためのネジ穴を有する3つのボス373Bを備える。

収容部材380は、各種部材を収容する、前方が開放されたケーシングである(例えば、合成樹脂によって形成される)。収容部材380は、第1ガイド部材320が挿通され、かつ、第1回路基板K10が取り付けられる中央ボス381と、第1下レール部材335を収容部材380に取り付けるためのネジ穴を有するボス382と、第2下レール部材365を収容部材に取り付けるためのネジ穴を有するネジ穴部383A及びボス383Bと、第3回路基板K30を収容部材380に取り付けるためのネジ穴を有するボス384と、位置決め用の位置決め突起IG32と、カバー部材370を収容部材380に取り付けるためのネジが挿通される挿通孔部385と、を有する。

中央ボス381には、第1ガイド部材320が挿通される(図5なども参照)。第1ガイド部材320は、中央ボス381に対して摺動しながら回転可能に配置される。このとき、センターギア322の内壁面に設けられた凸部322Dのみが中央ボス381の外周面に当たることで、両者の接触面積を少なくして、第1ガイド部材320を回転し易くしている。

センターギア322の被検出片322Eは、収容部材380に設けられた隙間389に入りこむ。収容部材380は、隙間389に、検出素子KS(例えば、発光部と受光部とからなる光センサなど)を有し、検出素子KSは、被検出片322Eを検出したときに、検出信号を図示しない配線を介して外部(例えば、演出制御部17)に供給する。検出素子KSは、磁気センサなどであってもよい。この場合には、被検出片322Eに磁石を配置しておく。

中央ボス381の頂部(前端部)には、第1回路基板K10のコネクタK14が接続される雌型コネクタK1が設けられている。雌型コネクタK1は図示しない配線が接続されており、コネクタK14が雌型コネクタK1に接続されると、第1回路基板K10は枠側制御基板31の演出装置制御部17と電気的に接続される。また、中央ボス381の頂部(前端部)には、第1回路基板K10の挿通孔K11Aに対応する位置にネジ穴を有するボス381A及び位置決め用の位置決め突起IG9を備える。位置決め突起IG9が第1回路基板K10の位置決め穴IG8に挿入された状態で、図示しないネジが第1回路基板K10の挿通孔K11Aを通ってボス381Aのネジ穴と螺合することで、第1回路基板K10は、強固に固定される。

ボス382は、第1下レール部材335の挿通孔335BAに対応する位置に設けられる。ボス382は、第1下レール部材335の凸部TBによってガイドされる。図示しないネジが挿通孔335BAを通ってボス382のネジ穴と螺合することで、第1下レール部材335は、収容部材380に締め付け固定される。

ネジ穴部383A及びボス383Bは、収容部材380の第1底面380Aよりも一段前方に上がった第2底面380B上に設けられ、かつ、第2下レール部材365の挿通孔部365Bに対応した位置に設けられている。図示しないネジが挿通孔部365Bの挿通孔を通ってネジ穴部383A及びボス383Bのネジ穴と螺合することで、第2下レール部材365は、収容部材380に締め付け固定される。

ボス384は、第3回路基板K30の挿通孔K31Aに対応した位置に設けられている。位置決め突起IG32は、3つのうちの一部のボス384それぞれの近傍に2つ設けられている。位置決め突起IG32が第3回路基板K30の位置決め穴IG31に挿入された状態で、図示しないネジが挿通孔K31Aを通ってボス384のネジ穴と螺合することで、第3回路基板K10は、収容部材380に締め付け固定される。

挿通孔部385は、カバー部材370のボス373Bに対応した位置に設けられる。図示しないネジが挿通孔部385の挿通孔を通ってボス373Bのネジ穴と螺合することで、カバー部材370は、収容部材380に締め付け固定される。

駆動機構Mは、図21などのように、図示しない配線によって演出装置制御部17と電気的に接続されているステッピングモータSMと、ステッピングモータSMの回転軸に取り付けられたピニオンギアPGと、ピニオンギアPGに連結された第1連結ギアG1と、第1連結ギアG1に連結された第2連結ギアG2とを有する。ステッピングモータSM、ピニオンギアPG、第1連結ギアG1は、遊技機用枠3に収容される。

第1連結ギアG1は、2つのギアが一体的に重なったものであり、一方のギアがピニオンギアPGに連結し、他方のギアが第1連結ギアG1に連結されている。第2連結ギアG2は、他のギアの2枚分の厚さを有し、第2連結ギアG2は、後方側の部分が第1連結ギアG1に連結され、前方側の部分がセンターギア322とアウターギア352との両者に接続されている。アウターギア352と第1連結ギアG1とが重なって第2連結ギアG2に連結されている。このような連結状態では、センターギア322とアウターギア352とは反対方向に回ることになる。

次に演出装置300の組立を簡単に説明する。まず、中央ボス381に第1ガイド部材320を挿通し、第1ガイド部材320を配置する。このとき、第2連結ギアG2に第1ガイド部材320のセンターギア322が噛み合う。第2連結ギアG2は、前方側の部分が収容部材380内部に露出するように支持されるため、センターギア322と第2連結ギアG2とが連結される。次に第1下レール部材335を収容部材380に取り付け、第1回路基板K10を取り付ける。なお、第1下レール部材335が取り付けられるボス382は、所定の高さを有し、第1下レール部材335は、収容部材380の第1底面380Aから離間した位置で固定される。

さらに、第1スライド部材310を第1ガイド部材320に被せる。このとき、スリット312ASに係合部321Dが嵌るようにする。また、凸部312Cが、段差面335ABの一端部(一番低い部分であり、後方側に位置する端部)に位置するようにする。その後、第1上レール部材331を第1下レール部材335に固定する。これによって、ガイドレールGR1の一端部(低い方つまり後方側に位置する端部)に凸部312Cが位置することになる。

さらに、第2ガイド部材350を収容部材380の第1底面380A上に配置する。第2ガイド部材350の外周部(アウターギア352の外周部)は、第1底面380Aと第2底面380Bとを分ける壁内に回転可能に嵌るようになっており、第2ガイド部材350のアウターギア352は第2連結ギアG2と連結される。第2連結ギアG2は、前方側の部分が収容部材380内部に露出するように支持されるため、センターギア352と第2連結ギアG2とが連結される。次に第2下レール部材365を収容部材380に取り付け、第2回路基板K20を第1上レール部材331に取り付ける。なお、第2下レール部材365が取り付けられる部分は、第2底面380B上の部分となっている。

さらに、第2スライド部材340を第2ガイド部材350に被せる。このとき、スリット344ASに係合部351Dが嵌るようにする。また、凸部344Bが、段差面335ABの一端部(平坦な部分の一端部であり、後方側に位置する端部)に位置するようにする。その後、第2上レール部材361を第2下レール部材365に固定する。これによって、ガイドレールGR2の一端部(低い方つまり後方側に位置する端部)に凸部344Bが位置することになる。

その後、第3回路基板K30を収容部材380に取り付けてから、カバー部材370を収容基板380に取り付ける。これによって、演出装置300が完成する。なお、第2回路基板K20や第3回路基板K30は、図示しない配線によって、特にコネクタK24やコネクタK25を介して電気的に演出装置制御部17と接続されればよい。配線は、収容部材380に設けられた貫通孔やフランジ335Bの貫通孔335BBなどを通して引き回されればよい。

次に、演出装置300の動作について説明する。

図22に示すように、ステッピングモータSMの回転は各種ギアを介して第1ガイド部材320に伝達され、第1ガイド部材320は回転する。第1スライド部材310のスリット312ASと第1ガイド部材320の係合部321Dとは係合しているため、第1ガイド部材320の回転に伴って、第1スライド部材310も回転する。この回転に伴って、第1スライド部材310の凸部312Cは、ガイドレールGR1に案内され、段差面335ABを登ることになる。このため、第1スライド部材310は、回転に伴って前方に進出することになる(図22(A)及び(B)参照)。なお、第1スライド部材310の前進に伴って、スリット312ASと係合部321Dとは略前後方向にずれ、係合部321Dがスリット312ASに入り込む割合が少なくなっていく。なお、ステッピングモータが逆回転すれば、第1スライド部材310は後退することになる。

図23に示すように、ステッピングモータSMの回転は各種ギアを介して第2ガイド部材350に伝達され、第2ガイド部材350は回転する。第2スライド部材340のスリット344ASと第2ガイド部材350の係合部351Dとは係合しているため、第2ガイド部材350の回転に伴って、第2スライド部材340も回転する。この回転に伴って、第2スライド部材340の凸部344Bは、ガイドレールGR2に案内され、最初は平坦の部分を通り(第2スライド部材340は前進しない。)、所定の回転角から段差面365ABの坂の部分を登ることになる(第2スライド部材340は前進する。)。これによって、第2スライド部材340は、最初回転(第1スライド部材310とは単体方向に回転する。)のみするが、その後、所定の回転角まで回転したあとは、回転に伴って前方に進出することになる(図23(A)及び(B)参照)。なお、第2スライド部材340の前進に伴って、スリット344ASと係合部351Dとは略前後方向にずれ、係合部351Dがスリット344ASに入り込む割合が少なくなっていく。なお、ステッピングモータが逆回転すれば、第2スライド部材340は後退することになる。なお、この実施の形態では、ステッピングモータSMの回転に伴って、第1スライド部材310の方が、第2スライド部材340よりもより多くの回転角で回転することになる(例えば、約2倍。第1スライド部材310が90度回転すると、第2スライド部材340は45度回転する。)。

このような動作をする演出装置300の外観について説明すると、演出装置は、初期状態(第1スライド部材310及び第2スライド部材340が最も後退した初期位置)において、第1スライド部材310、第2スライド部材340、カバー部材370が露出して見える状態となっている(図3、図24(A)、図25(A)参照)。その後、動作中では、まず、第1スライド部材310が回転しつつ前進する。第2スライド部材340は所定の回転角までは前進しないで回転のみする(回転方向は、第1スライド部材310と反対となっている)(図24(B)、図25(B)参照)。その後、第1スライド部材310と第2スライド部材340とはともに回転しつつ前進し、最終的に第1スライド部材310と第2スライド部材340とは最終的な前進位置まで移動(ガイド部材上をスライド)する(図24(C)、図25(C)参照)。なお、演出装置300の動作中では、第1回路基板K10の光源K12〜K13、第2回路基板K20の光源K22、第3回路基板K30の光源K32などが点灯、消灯又は点滅する。どのような態様で発光するかは、演出の内容に応じて設定されればよい。

次に図26〜図30などを参照して、演出装置300の動作をさらに説明する。演出動作300の動作では、例えば、まず、ステッピングモータSMを駆動させる前に、第1回路基板K10の光源K12〜K13、第2回路基板K20の光源K22、第3回路基板K30の光源K32を点灯又は点滅させる(図26)。

図26の状態において、光源K13からの光は、光源K13の前方(特に光の出射方向)に位置する反射部材313の斜面313Cで反射され、第1スライド部材310の透明な円筒部312Aに向かうが、円筒部312Aは略露出しておらず、また、円筒部312Aは遮光性の第1ガイド部材320の円筒部321Aと重なっているため、これら光は殆ど外部に出射されない。なお、反射部材313は、透明で、光源K13からの光の導光も行う。例えば、光源K13からの光には、斜面313C(リブ313Dであってもよい。)に入射する光が含まれ、当該光は、凹凸313A、斜面313Cなどで内面反射され、斜面313Cなどから出射される。当該出射された光も円筒部312Aに向かう光を含むが、円筒部312Aは略露出しておらず、また、円筒部312Aは遮光性の第1ガイド部材320の円筒部321Aと重なっているため、これら光は殆ど外部に出射されない。また、反射部材313の頂部313Bが光源K12と対向しているため、反射部材313は、光源K12からの光を前方に透過(導光)し、光を前方に出射する。反射部材313から前方に出射された光は、ドーム312BAや凸部312BBを透過するので、ドーム312BAや凸部312BBは発光して見える。なお、反射部材313内部で導光され、凹凸313Aなどから出射された光によって、ドーム312BA、凸部312BBが発光して見えるようにしてもよい。

図26の状態では、光源K22からの光は、光源K22の前方(特に光の出射方向)に位置する導光部材345に入射して導光され、導光された光の一部は、第2スライド部材340の透明な円筒部344Aに向かって出射される。光源K22の光は、例えば、導光部材345の凹凸傾斜面345Dから入射されて導光されるが、蛇腹部345Bの底面(後方を向く面)や立設部345Cの底面(後方を向く面)などから入射されて導光されてもよい。入射された光は、傾斜面345A、蛇腹部345B、凹凸傾斜面345Dなどで内面反射して導光され、凹凸傾斜面345Dや立設部345Cの側面などから出射される。このようにして、導光部材34で導光された光は、第2スライド部材340の透明な円筒部344Aに向かって出射される。また、光源K22からの光は、凹凸傾斜面345Dで反射して円筒部344Aに向かうこともある。このように、導光部材345に導光されたり、反射されたりした光には、円筒部344Aに向かう光が含まれるが、円筒部344Aは露出しておらず、また、円筒部344Aは遮光性の第2ガイド部材350の円筒部351Aと重なっているため、これら光は外部に出射されない。なお、導光部材345が導光する光は、前方にも出射され、内側リング部材342を透過する。これによって、内側リング部材342は発光して見える。

図26の状態では、光源K32からの光は、前方に出射され、内側リング部材372を透過する。これによって、内側リング部材372は発光して見える。なお、この発光は、光源K32が点灯時においては後の状態でも同じなので、以下では説明を省略する。

図26の状態から、第1スライド部材310は、回転しながら前進する(図27)。このような場合、円筒部312Aが露出し始める。円筒部312Aの露出した部分は、遮光性の第1ガイド部材320の円筒部321Aとも重ならないため、反射部材313で反射された光や導光されて出射された光を透過する。このため、円筒部312Aの露出部分は発光して見える。また、図26の場合と同様にドーム312BAや凸部312BBは発光して見える。第2スライド部材340は、回転するが、前進しないので、円筒部344Aが露出することもなく、ここからの光の出射はまだない。なお、円筒部312Aの露出部分を透過した光が内側リング部材342に到達して反射等されるので、光源K22を点灯させなくても内側リング部材342が発光して見える場合がある(以下の状態でも同様)。なお、第1スライド部材310を見る角度によっては、光源K12〜K13や反射部材313が直接視認されて、これらが第1スライド部材310の円筒部312Aの露出部分を介して光って見える場合もある(光源K12〜K13や反射部材313からの光が露出部分を透過して出射されて、遊技者の目に入って、光源K12〜K13や反射部材313が光って見える)。このようなことは、以下の状態でも同様である。

図27の状態から、第1スライド部材310は、さらに回転しながら前進する(図28)。このような場合、円筒部312Aはさらに露出する。円筒部312Aの露出した部分は、反射部材313で反射された光や導光されて出射された光を透過する。このため、円筒部312Aの露出部分も発光して見える。また、図26の場合と同様にドーム312BAや凸部312BBは発光して見える。第2スライド部材340は、回転するが、まだ前進しないので、円筒部344Aが露出することもなく、ここからの光の出射はまだない。

図28の状態から、第1スライド部材310は、さらに回転しながら前進する(図29)。しかし、第2スライド部材340も回転しながらの前進を始める。このような場合、第1スライド部材310と第2スライド部材340とは、同じ速度で前進するため、円筒部312Aの露出面積は変わらないことになる。円筒部312Aの露出した部分は、上記と同様に反射部材313で反射された光や導光されて出射された光を透過する。このため、円筒部312Aの露出部分は発光して見える。また、図26の場合と同様にドーム312BAや凸部312BBは発光して見える。第2スライド部材340は前進しているので、円筒部344Aは露出し始める。円筒部344Aの露出した部分は遮光性の第2ガイド部材350の円筒部351Aと重ならないので、導光部材345からの光(導光又は反射された光)は、当該露出部分において透過される。このため、光が外部に出射され、当該露出部分は発光して見える。なお、第2スライド部材340を見る角度によっては、光源K22や反射部材345が直接視認されて、これらが第2スライド部材340の円筒部344Aの露出部分を介して光って見える場合もある(光源K22や反射部材345からの光が露出部分を透過して出射されて、遊技者の目に入って、光源K22や反射部材345が光って見える)。このようなことは、以下の状態でも同様である。なお、円筒部344Aの露出部分を透過した光が内側リング部材372に到達して反射等されるので、光源K32を点灯させなくても内側リング部材372が発光して見える場合がある(以下の状態でも同様)。

図29の状態から、第1スライド部材310及び第2スライド部材340は、さらに回転しながら前進し、最終的な前進位置にまで到達する(図30)。このような場合、第1スライド部材310と第2スライド部材340とは、同じ速度で前進するため、円筒部312Aの露出面積は上記同様変わらない。円筒部312Aの露出した部分は、上記と同様に反射部材313で反射された光や導光されて出射された光を透過する。このため、円筒部312Aの露出部分も発光して見える。また、図26の場合と同様にドーム312BAや凸部312BBは発光して見える。第2スライド部材340もさらに前進しているので、円筒部344Aはさらに露出する。導光部材345からの光(導光又は反射された光)を、当該露出部分は透過する。このため、光が外部に出射され、当該露出部分は発光して見える。なお、円筒部344Aの露出部分を透過した光が内側リング部材372に到達して反射等されるので、光源K32を点灯させなくても内側リング部材372が発光して見える場合がある。

なお、第1スライド部材310の回転中では、光源K13の前方を斜面313C及びリブ313Dが交互に横切ることになる。つまり、斜面313Cとリブ313Dとが交互に光源K13に略対向することになる。斜面313Cと光源K13とが略対向した場合と、リブ313Dと光源K13が略対向した場合とでは、反射部材313での光の入射態様や反射態様が当然に異なる。このため、第1スライド部材310の回転中では、反射部材313で導光される光の態様や反射される光の態様が、当該回転に伴って変化するので(凹凸313Aが回転することによる内面反射の態様の変化も影響する場合がある。)、透過部312Aを透過する光の態様も当該回転に伴って変化する。

なお、第2スライド部材340の回転中では、光源K22の前方を凹凸傾斜面345D及び立設部345Cが交互に横切ることになる。つまり、凹凸傾斜面345Dと立設部345Cとが交互に光源K22に対向することになる。凹凸傾斜面345Dと光源K22とが対向した場合と、立設部345Cと光源K22とが対向した場合とでは、導光部材345での光の入射態様や反射態様が当然に異なる。このため、第2スライド部材340の回転中では、導光部材345で導光される光の態様や反射される光の態様が、当該回転に伴って変化するので(蛇腹部345Bが回転することによる内面反射の態様の変化も影響する場合がある。)、透過部344Aを透過する光の態様も当該回転に伴って変化する。なお、蛇腹部345Bと光源K22とが対向するようにし、第2スライド部材340の回転に伴って蛇腹部345Bが光源K22上を回転するようにしてもよく、蛇腹部345Bの形状によって、導光部材345で導光される光の態様や反射される光の態様を、第2スライド部材340の回転に伴って変化させ、透過部344Aを透過する光の態様も第2スライド部材340の回転に伴って変化させてもよい。

なお、第1スライド部材310の円筒部312Aの内面は、第1ガイド部材320の凸部321Cに当接し、第1スライド部材310の移動時、円筒部312Aの内面は凸部321C上を摺動する。このように、円筒部312Aの内面が凸部321Cに当接することで、第1スライド部材310と第1ガイド部材320との接触面積を小さくし、第1スライド部材310のスライドをスムーズにしている。第1スライド部材310の円筒部312Aと第1ガイド部材320の円筒部321Aとが先細りになっていることによって、第1スライド部材310は前方に進出しやすくなっている。なお、このようなことは、第2スライド部材340と第2ガイド部材350とについても同様である。

また、円筒部331Aと円筒部335Aとが組み合わさった円筒は、第1スライド部材310の円筒部312Aや第1ガイド部材320の円筒部321Aと同様に先細りになっている。これによって、ガイド溝GM1に凸部312Cが入り込む割合を一定としつつ、第1スライド部材310をぶれずに前後方向に移動させることを案内できる。なお、このようなことは、第2スライド部材340、第2上レール部材361、第2下レール部材365などについても同様である。

上記演出装置の動作は、演出装置制御部17が、演主制御用CPU120の制御のもとで、演出装置300の第1回路基板K10〜第3回路基板K30に信号を供給して各種光源を点灯、消灯させたり、ステッピングモータSMに駆動信号を供給して第1スライド部材310や第2スライド部材340を移動させたりすることによって行えばよい。このとき、検出素子KSからの検出信号によって、ステッピングモータSMの回転角(センターギア322の初期位置)などを検出するようにしてもよい。

上記のような構成によって、演出制御用CPU120は、各電気部品を所定基板を介して制御して各種の演出を実行する。

次に、本実施例におけるパチンコ遊技機1の主要な動作(作用)を説明する。

主基板11では、所定の電源基板からの電力供給が開始されると、遊技制御用マイクロコンピュータ100が起動し、CPU103によって遊技制御メイン処理となる所定の処理が実行される。遊技制御メイン処理を開始すると、CPU103は、割込み禁止に設定した後、必要な初期設定を行う。この初期設定では、例えばRAM101がクリアされる。RAM102のクリアは、例えば、電源投入時に、パチンコ遊技機1に設けられた図示しないクリアスイッチなどの初期化用操作手段が操作されたことなどによって行われる。この操作は、例えば、遊技店の営業時間外に行われる。また、遊技制御用マイクロコンピュータ100に内蔵されたCTC(カウンタ/タイマ回路)のレジスタ設定を行う。これにより、以後、所定時間(例えば、2ミリ秒)ごとにCTCから割込み要求信号がCPU103へ送出され、CPU103は定期的にタイマ割込み処理を実行することができる。初期設定が終了すると、割込みを許可した後、ループ処理に入る。なお、遊技制御メイン処理では、パチンコ遊技機1の内部状態を前回の電力供給停止時(停電などによる電断時)における状態に復帰させるための処理を実行してから、ループ処理に入るようにしてもよい(例えば、クリアスイッチが押されずに電源が投入(オン)された時にRAM101に所定のデータが記憶されるなどしている状態のとき(例えば電断のときなど))。

このような遊技制御メイン処理を実行したCPU103は、CTCからの割込み要求信号を受信して割込み要求を受け付けると、割込み禁止状態に設定して、所定の遊技制御用タイマ割込み処理を実行する。

CPU103は、遊技制御用タイマ割込処理において、例えば、スイッチ処理を行い、メイン側エラー処理を行い、情報出力処理を行い、その後、遊技用乱数更新処理、特別図柄プロセス処理、普通図柄プロセス処理、コマンド制御処理といった、パチンコ遊技機1における遊技の進行などを制御するための処理が含まれている。なお、遊技制御用タイマ割込処理の終了時には、割込み許可状態に設定される。これによって、遊技制御用タイマ割込み処理は、タイマ割り込みが発生するごと、つまり、割込み要求信号の供給間隔である所定時間(例えば、2ミリ秒)ごとに実行されることになる。

スイッチ処理は、入力ドライバ回路110を介してゲートスイッチ21、第1始動口スイッチ22A、第2始動口スイッチ22B、カウントスイッチ23といった各種スイッチから検出信号が入力されたかを判定することによって、各スイッチがオン状態であるか否か(つまり、遊技球の進入又は通過があったか否か)をスイッチごとに判定する処理である。なお、スイッチ処理では、例えば、オン状態と判定したスイッチ(第1始動口スイッチ22A、第2始動口スイッチ22B、カウントスイッチ23)に対応する賞球個数を示す賞球個数コマンドの送信設定も行う。賞球個数コマンドはコマンド制御処理にて払出制御基板に送信され、払出制御基板は、このコマンドを受信すると、球払出装置を制御して、このコマンドが示す賞球個数分だけ賞球を払い出す処理を実行する。

メイン側エラー処理は、パチンコ遊技機1の異常診断を行い、その診断結果に応じて必要ならば警告を発生可能とする処理である。

情報出力処理は、例えばパチンコ遊技機1の外部に設置されたホール管理用コンピュータに供給される大当り情報、始動情報、確率変動情報などのデータを出力する処理である。

遊技用乱数更新処理は、主基板11の側で用いられる複数種類の遊技用乱数のうち、少なくとも一部をソフトウェアにより更新するための処理である。一例として、主基板11の側で用いられる遊技用乱数には、特図表示結果決定用の乱数値MR1と、大当り種別決定用の乱数値MR2と、変動パターン決定用の乱数値MR3と、が含まれていればよい。特図表示結果決定用の乱数値MR1は、特図ゲームにおける特別図柄などの可変表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御するか否かの決定に用いられる乱数値であり、「1」〜「65535」のいずれかの値を取り得る。大当り種別決定用の乱数値MR2は、可変表示結果を「大当り」とする場合に、大当り種別を「非確変」、「確変」のいずれかに決定するために用いられる乱数値であり、「1」〜「100」のいずれかの値を取り得る。変動パターン決定用の乱数値MR3は、特別図柄や飾り図柄の可変表示における変動パターンを、予め用意された複数の変動パターンのいずれかに決定するために用いられる乱数値であり、「1」〜「251」のいずれかの値を取り得る。

特別図柄プロセス処理では、RAM102に設けられた特図プロセスフラグの値をパチンコ遊技機1における遊技の進行状況に応じて更新し、特図ゲームにおける特別図柄などの可変表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御するか否かなどの決定や変動パターンの決定、当該決定結果に基づく特別図柄表示装置4における表示動作の制御(特図ゲームの実行)、大当り遊技状態の特別可変入賞球装置7における大入賞口の開閉動作設定(ラウンド遊技や短期開放制御の実行)などを、所定の手順で行うために、各種の処理が選択されて実行される。タイマ割り込みの発生毎に特別図柄プロセス処理が実行されることによって、可変表示結果や変動パターンの決定、当該決定に基づく特図ゲームの実行、大当り遊技状態などが実現される。

普通図柄プロセス処理では、例えば、通過ゲート41を遊技球が通過した場合(例えば、スイッチ処理にてゲートスイッチ21がオン状態になっていると判定された場合)に保留数が上限数に達していなければ普図ゲームの保留記憶(例えば、乱数値を抽出してRAM102に記憶させること)を行ったり、保留記憶(RAM102に記憶した乱数値)を用いて普図ゲームの可変表示結果を決定したり、普図ゲームの変動パターン(変動時間など)を決定したり、変動パターンに従って普通図柄表示器20における表示動作(例えばセグメントLEDの点灯、消灯など)を制御して普通図柄の可変表示を実行して普図ゲームの可変表示結果を導出表示したり、可変表示結果が普図当りの場合に普通可変入賞球装置6Bを開放状態などの第1可変状態にする処理を行ったりする。タイマ割り込みの発生毎に普通図柄プロセス処理が実行されることによって、普図ゲームの実行や、普図当りのときの普通可変入賞球装置6Bの所定期間の第1可変状態などが実現される。

コマンド制御処理は、主基板11から演出制御基板12などのサブ側の制御基板に対して制御コマンドを伝送させる処理である。一例として、特別図柄プロセス処理や普通図柄プロセス処理、スイッチ処理などでは、制御コマンド(演出制御コマンドなど)の送信設定(例えば、送信する制御コマンドの記憶アドレス値をRAM102に格納する等)が行われ、コマンド制御処理では、送信設定された制御コマンドを、実際に演出制御基板12などに対して送信する処理が行われる。この送信する処理では、演出制御INT信号などが用いられ、制御コマンドの送信が行われる。

コマンド制御処理を実行した後には、割込み許可状態に設定してから、遊技制御用タイマ割込み処理を終了する。

次に、演出制御基板12における主な動作を説明する。

演出制御基板12では、電源基板等から電源電圧の供給を受けると、演出制御用CPU120が起動して、所定の演出制御メイン処理を実行する。演出制御メイン処理を開始すると、演出制御用CPU120は、まず、所定の初期化処理を実行して、RAM122のクリアや各種初期値の設定、また演出制御基板12に搭載されたCTC(カウンタ/タイマ回路)のレジスタ設定等を行う。その後、RAM122の所定領域(例えば演出制御フラグ設定部)に設けられたタイマ割込みフラグがオンとなっているか否かの判定を行う。タイマ割込みフラグは、例えばCTCのレジスタ設定に基づき、所定時間(例えば2ミリ秒)が経過するごとにオン状態にセットされる。このとき、タイマ割込みフラグがオフであれば、待機する。

また、演出制御基板12の側では、所定時間が経過するごとに発生するタイマ割込みとは別に、主基板11から演出制御コマンドを受信するための割込みが発生する。この割込みは、例えば主基板11からの演出制御INT信号がオン状態となることにより発生する割込みである。演出制御INT信号がオン状態となることによる割込みが発生すると、演出制御用CPU120は、自動的に割込み禁止に設定するが、自動的に割込み禁止状態にならないCPUを用いている場合には、割込み禁止命令(DI命令)を発行することが望ましい。演出制御用CPU120は、演出制御INT信号がオン状態となることによる割込みに対応して、例えば所定のコマンド受信割込み処理を実行する。このコマンド受信割込み処理では、I/O125に含まれる入力ポートのうちで、中継基板15を介して主基板11から送信された制御信号を受信する所定の入力ポートより、演出制御コマンドとなる制御信号を取り込む。このとき取り込まれた演出制御コマンドは、例えばRAM122に設けられた演出制御コマンド受信用バッファに格納する。その後、演出制御用CPU120は、割込み許可に設定してから、コマンド受信割込み処理を終了する。

タイマ割込みフラグがオンである場合には、タイマ割込みフラグをクリアしてオフ状態にするとともに、コマンド解析処理を実行するコマンド解析処理では、例えば主基板11の遊技制御用マイクロコンピュータ100から送信されて演出制御コマンド受信用バッファ(RAM122に設けられる。)に格納されている各種の制御コマンドを読み出した後に、その読み出された制御コマンドに対応した設定や制御などが行われる。

コマンド解析処理を実行した後には、演出制御プロセス処理を実行する。演出制御プロセス処理では、例えば画像表示装置5の表示領域における演出画像の表示動作、演出装置300の演出動作、可動部材51の演出動作、スピーカ8L、8Rからの音声出力動作、遊技効果ランプ9及び装飾用LEDといった発光体における点灯動作などといった各種の演出装置を用いた演出動作の制御内容について、主基板11から送信された演出制御コマンド等に応じた判定や決定、設定、実行などが行われる(これによって、各種の演出が実行される。)。演出制御プロセス処理に続いて、演出用乱数更新処理が実行され、演出制御に用いる各種の乱数値として、RAM122のランダムカウンタによってカウントされる演出用乱数を示す数値データを、ソフトウェアにより更新する。その後、タイマ割込みフラグがオンとなっているか否かの判定に戻る。

演出制御用CPU120は、演出制御プロセス処理において、主基板11から通知される変動パターンなど(演出制御コマンドなどで通知される)に基づいて、飾り図柄の可変表示態様や演出態様を決定し(演出制御パターンの決定)、例えば、可変表示中演出処理にて演出を実行する。可変表示中演出処理の主な処理内容の一例を示すフローチャートである。可変表示中演出処理において、演出制御用CPU120は、まず、例えば演出制御プロセスタイマのタイマ値に基づいて、変動パターンに対応した可変表示時間(特図変動時間)が経過したか否かを判定する(ステップS551)。一例として、ステップS551の処理では、演出制御プロセスタイマのタイマ値を1減じ、1減じたタイマ値と同じ値となるプロセスタイマ判定値に対応付けられたデータが終了コードであるか否かを判定することによって、特図変動時間が経過したかを判定する。

終了コードでない場合、つまり、特図変動時間が経過していない場合(ステップS551;No)、演出制御用CPU120は、現在が副画像表示装置51を用いた演出の実行期間であるかを判定する(ステップS552)。副画像表示装置51を用いた演出の実行期間は、演出制御パターンにおいて規定されていればよい。なお、この実施の形態では、副画像表示装置51を用いた演出は、リーチ演出実行時において実行される。

現在が副画像表示装置51を用いた演出の実行期間である場合(ステップS552;No)、演出制御用CPU120は、演出制御パターンに従った演出動作制御を実行する(ステップS561)。ステップS561のあと、現在が演出装置300を駆動する期間であるかを判定し(ステップS562)、駆動する期間である場合(ステップS562;Yes)には、演出装置300を演出制御パターンに従って駆動する制御を行う(ステップS563)。ステップS563のあと、駆動する期間でない場合(ステップS562;NO)には、本処理を終了する。タイマ割り込み毎にステップS561、ステップS563が繰り返し実行されることで、可変表示中演出(飾り図柄の可変表示、リーチ演出、演出装置300を用いた演出なども含む)の実行が実現する。

ステップS551の処理で1減じたタイマ値に対応するデータが終了コードであり、特図変動時間が飾り図柄の可変表示(特図ゲームでもある)の開始から経過した場合には(ステップS551;Yes)、主基板11から伝送される図柄確定指定コマンド(特図ゲーム終了時に伝送される。)の受信があったか否かを判定する(ステップS571)。このとき、図柄確定指定コマンドの受信がなければ(ステップS571;No)、可変表示中演出処理を終了して待機する。なお、可変表示時間が経過した後、図柄確定指定コマンドを受信することなく所定時間が経過した場合には、図柄確定指定コマンドを正常に受信できなかったことに対応して、所定のエラー処理が実行されるようにしてもよい。

ステップS571にて図柄確定指定コマンドの受信があった場合には(ステップS571;Yes)、例えば所定の表示制御信号を表示制御部123Bに伝送し、表示制御部123Bに、飾り図柄の可変表示において可変表示結果となる最終停止図柄(確定飾り図柄)(前の処理で予め決められている。)を導出表示させる制御を行わせる(ステップS572)。このときには、当り開始指定コマンド受信待ち時間に対応するタイマ値を演出制御プロセスタイマなどに設定する(ステップS573)。

その後、演出制御用CPU120は、可変表示中演出処理を終了する。

この実施の形態では、上記演出装置300の動作によって、第1スライド部材310及び第2スライド部材340の前進に伴って、光を透過して外部に出射する部分(上記露出する部分)が変化するので、見た目の変化があり、演出効果が高まっている。さらに、第1スライド部材310及び第2スライド部材340は、回転するので、反射部材313や導光部材345も回転する。このため、上述のように、反射部材313の斜面313C及びリブ313Dが光源K13の前方を横切る。また、導光部材345の凹凸傾斜面345D及び立設部345Cが光源K22の前方を横切るなどする。従って、反射部材313や導光部材345の導光態様や反射態様は、上述のように、第1スライド部材310や第2スライド部材340の回転に伴って変化するので、円筒部312Aや円筒部344Aでの光の出射態様(発光態様)が変化し、演出効果が高まっている。

また、第1スライド部材310及び第2スライド部材340が初期位置にあっても、ドーム312BAや凸部312BBが発光する場合があるので、見た目が派手になり、演出効果が高まっている。内側リング部材342や内側リング部材372が発光して見えることでも、見た目が派手になり、演出効果が高まっている。

また、上記実施の形態では、まず第1スライド部材310を前進させ、その後に第2スライド部材340を前進させていることで、各部材の前進が複数段階となり、演出が複数段階とすることができ、演出効果が高まっている。これはとくに、第1スライド部材310が傾斜するガイドレールGM1にガイドされるときに、第2スライド部材340はガイドレールGM2の平坦な部分によってガイドされていることによる。

この実施の形態では、上記の構成によって、遊技を行うパチンコ遊技機1が構成され、当該パチンコ遊技機1は、第2スライド部材340と、第2スライド部材340に少なくとも一部が収容される第1位置(例えば、初期位置など)と前記第1位置よりも第2スライド部材340から突出する第2位置(例えば、最終的な前進位置など)とに変位可能で、反射部材313を内部に有する第1スライド部材310と、反射部材313に向けて光を出射する光源K12〜K13と、を備えることになる。

そして、反射部材313は、光源K12〜K13(特に、光源K13)からの光を反射するとともに、第1スライド部材310が前記第1位置にあるときと前記第2位置にあるときとで光源K12〜K13(特に、光源K13)との距離が変化することで、反射した光の態様を異ならせることになる。また、第1スライド部材310は、第2スライド部材340から露出する部分であって、反射部材313が反射した光を透過する円筒部312Aを有し、円筒部312Aは、第1スライド部材310が前記第1位置にあるときと前記第2位置にあるときとで露出する割合が異なる(ここでは、円筒部312Aは、第1スライド部材310の移動に伴って露出する部分が大きくなる)ことになる。

円筒部312Aは、第1スライド部材310の位置に応じて露出する部分が無いものであってもよいし、一定部分については常に露出するものであってもよい。円筒部312Aについての「露出する」との表現は、このような両者の場合を含み、少なくともいずれかの状態が露出する状態であることを含む。

光源K12〜K13が出射する光の色は、赤色、青色など適宜の色であればよい。また、光源K12〜K13は、多色に発光するものであってもよい。例えば、赤、青、及び、黄色などに発光するものであってもよい(この場合、演出内容によって発光色を変化させればよい。)。

反射部材313は、この実施では、透明な部材(光を透過する部材)であるため、導光(上記では、斜面313Cやリブ313Dから入射した光源K13などからの光を凹凸313Aや斜面313Cなどで内面反射して導光して、円筒部313Aに向けて出射する態様の導光)も、反射(例えば、斜面313Cやリブ313Dにおいて光源K13などからの光の円筒部313Aに向けての反射)も可能な部材となっているが、反射部材313は、少なくとも光源K13の光を遮光する部材に形成することで、円筒部313Aへの反射のみを行うように形成されてもよい。例えば、反射部材313の斜面313Cやリブ313Dなどを金属調にして(塗装やメッキなどで行えばよい)、斜面313やリブ313Dで光源K12〜K13からの光を全反射するようにしてもよい。また、反射部材313の形状も適宜変更してもよい。例えば、リブ313Dを設けないようにしてもよい。また斜面313Cに凹凸を設け、乱反射を行うようにさせてもよい。反射部材313は、少なくとも反射を行うものであって、反射した光が円筒部312Aにおける露出部分に向かう形状であればよい。

上記実施の形態では、反射部材313は、回転しながら移動することで光源K12〜K13(特に、光源K13)との距離が変化するようになっている。そして、これによって、反射部材313が反射した光の態様又は導光する光の態様(第1スライド部材310における露出部分から出射する光の態様(光量や光の分布など))は、回転及び移動に伴って変化し(反射部材313に到達する光や反射部材313における光源からの光の反射領域又は入射領域が変化するためである)、見た目上派手になり(円筒部312Aの露出部分の面積が変化していることも寄与している。)、演出効果が向上している。

なお、反射部材313は、回転せずに移動するようなものであってもよい。回転しない場合であっても、光源K12〜K13からの光はある範囲を持って末広がりに進んで行くので、反射部材313と光源K12〜K13(特に、光源K13)との距離が異なれば、反射部材313に到達する光の態様(光量や光が到達する範囲など)が異なるので、反射又は導光した光の態様(反射又は導光した光の光量や分布など)も異なる(第1スライド部材310における露出部分から出射する光の態様(光量や光の分布など)も異なる)。なお、反射又は導光した光の態様が異なるとは、遊技者が見た目上当該態様が変わったことを認識する程度に異なる必要はなく、見た目上殆ど変わらなくてもよい。なお、上記実施形態のように見た目上変化した方が、演出効果は高まる。

透光性の円筒部312Aには、所定の模様が描かれてもよい。これによって演出効果は高まる。なお、所定の模様は遮光性を有するものであってもよい。この場合、透光性の円筒部312Aの模様以外の部分が、光を透過する透過部となる。

このような構成によれば、光を出射する部分(円筒部312Aの露出部分)の大きさが変化するので、発光態様が単調にならず(特に、発光する面積が変化することで発光態様が単調にならない。)、演出効果を高めることができる。

また、この実施の形態では、上記の構成によって、遊技を行うパチンコ遊技機1が構成され、当該パチンコ遊技機1は、カバー部材370及び収容部材380と、カバー部材370及び収容部材380に少なくとも一部が収容される第1位置(例えば、初期位置など)と前記第1位置よりもカバー部材370及び収容部材380(特にカバー部材370)から突出する第2位置(例えば、最終的な前進位置など)とに変位可能で、導光部材345を内部に有する第2スライド部材340と、導光部材345に向けて光を出射する光源K22と、を備えることになる。

そして、導光部材345は、光源K22からの光を導光するとともに、導光部材345が前記第1位置にあるときと前記第2位置にあるときとで光源K22との距離が変化することで、光源K22からの光の導光態様を異ならせ、第2スライド部材340は、カバー部材370及び収容部材380(特にカバー部材370)から露出する部分であって、導光部材345が導光した光を透過する円筒部344Aを有し、円筒部344Aは、第2スライド部材340が前記第1位置にあるときと前記第2位置にあるときとで露出する割合が異なる(ここでは、円筒部344Aは、第2スライド部材340の移動に伴って露出する部分が大きくなる)ことになる。

円筒部344Aは、第2スライド部材340の位置に応じて露出する部分が無いものであってもよいし、一定部分については常に露出するものであってもよい。円筒部344Aについての「露出する」との表現は、このような両者の場合を含み、少なくともいずれかの状態が露出する状態であることを含む。

光源K22が出射する光の色は、赤色、青色など適宜の色であればよい。また、光源K22は、多色に発光するものであってもよい。例えば、赤、青、及び、黄色などに発光するものであってもよい(この場合、演出内容によって発光色を変化させればよい。)。なお、光源の発光色は、光源K32などの他の光源についても、同様に適宜の色(単色であっても、多色であってもよい。)とすることができる。

導光部材345は、この実施の形態では、導光(ここでは、傾斜面345A、蛇腹部345B、凹凸傾斜面345Dなどで内面反射して導光され、凹凸傾斜面345Dや立設部345Cの側面などから出射される。)も、反射(ここでは、凹凸傾斜面345Dでの反射)も可能な部材となっているが、導光部材345は、円筒部344Aへの反射を行わず、導光のみを行うように形成されてもよい。例えば、光源K22と対向する面を凹凸傾斜面345Dではなく光源K22と対向する平面とするようにし、光源K22からの光を反射せずにすべて内部で導光するように導光部材345を形成してもよい。導光部材345は、少なくとも導光を行うものであって、導光した光が円筒部344Aにおける露出部分に向かう形状であればよい。

上記実施の形態では、導光部材345は、回転しながら移動することで光源K22との距離が変化するようになっている。そして、これによって、導光部材345が導光した光の態様又は反射する光の態様(第2スライド部材340の円筒部344Aにおける露出部分から出射する光の態様(光量や光の分布など))は、回転及び移動に伴って変化し(導光部材345に到達する光や導光部材345における光源からの光の反射領域又は入射領域が変化するためである)、見た目上派手になり(円筒部344Aの露出部分の面積が変化していることも寄与している。)、演出効果が向上している。

なお、導光部材345は、回転せずに移動するようなものであってもよい。回転しない場合であっても、光源K22からの光はある範囲を持って末広がりに進んで行くので、導光部材345と光源K22との距離が異なれば、導光部材345に到達する光の態様(光量や光が到達する範囲など)が異なるので、導光又は反射した光の態様(導光又は反射した光の光量や分布など)も異なる(第2スライド部材340における露出部分から出射する光の態様(光量や光の分布など)も異なる)。なお、導光又は反射した光の態様が異なるとは、遊技者が見た目上当該態様が変わったことを認識する程度に異なる必要はなく、見た目上殆ど変わらなくてもよい。なお、上記実施形態のように見た目上変化した方が、演出効果は高まる。

透光性の円筒部344Aには、所定の模様が描かれてもよい。これによって演出効果は高まる。なお、所定の模様は遮光性を有するものであってもよい。この場合、透光性の円筒部344Aの模様以外の部分が、光を透過する透過部となる。

このような構成によれば、光を出射する部分(円筒部344Aの露出部分)の大きさが変化するので、発光態様が単調にならず(特に、発光する面積が変化することで発光態様が単調にならない。)、演出効果を高めることができる。

また、上記構成によって、第2スライド部材340は、円筒部312Aが出射する光で発光(ここでは、反射だが、光を導光して出射することであってもよい。発光は、反射又は導光によって光を出射することを含む。)する内側リング部材342をさらに備え、この内側リング部材342の発光によって、第2スライド部材340の演出効果を高めることができる。

また、上記構成によって、第1スライド部材310は、第1スライド部材310が前記第1位置にあるときに露出しており、光源K12〜K13(特に、光源K12)からの光を透過して出射するドーム部312BAや凸部312BBをさらに備え、これによって、発光して見える部分が初期状態などにおいても存在になるので、第1スライド部材310が前記第1位置にあるときでも、演出効果を高めることができる。

また、上記構成によって、カバー部材370は、円筒部344Aが出射する光で発光(ここでは、反射だが、光を導光して出射することであってもよい。発光は、反射又は導光によって光を出射することを含む。)する内側リング部材372をさらに備え、この内側リング部材372の発光によって、カバー部材370の演出効果を高めることができる。

なお、第1スライド部材310の反射部材313を、光源K13などからの光を導光して円筒部312Aに向けて出射するなどする導光部材としてもよい。また、第2スライド部材340の導光部材345を、光源K22などからの光を円筒部344Aに向けて反射するなどする反射部材としてもよい。

なお、演出装置300の動作は、様々な態様とすることができる。例えば、演出装置300は、複数種類のスーパーリーチのうちの特定種類のスーパーリーチ(例えば、大当り期待度の高いもの)が開始される直前などに動作するものであってもよい。また、演出装置300は、リーチ演出が実行される直前に第1スライド部材310や第2スライド部材340が進出し、リーチ演出時には、当該進出状態のまま(適宜、第1スライド部材310や第2スライド部材340を前後させてもよい。)、各光源の発光態様(点灯や点滅の態様や発光色)を変化させることで、演出を実行するものであってもよい。また、演出装置300は、大当りが確定になるとき(リーチ演出の結果が出て、当りとなるときなど)に動作するものであってもよい。また、演出装置300は、価値の低い当り(例えば、出玉が少ない当りや、その後に確変にならない当りなど)になることを一端報知したあとに、当該当りが実は価値の高い当り(例えば、出玉が多い当りや、その後に確変になる当りなど)であることを報知する昇格演出にて動作するものであってもよい(特に、価値の高い当りであることを報知するときに動作する。)。また、遊技状態が有利状態(高確中、高確高ベース中、時短中など)の期間中、第1スライド部材310や第2スライド部材340を常に進出状態のまま(適宜、第1スライド部材310や第2スライド部材340を前後させてもよいし、光源の発光態様を変化させてもよい。)にするように、演出装置300を動作させてもよい。

この発明は、上記実施の形態などについて、さらに様々な変形及び応用が可能である。例えばパチンコ遊技機1は、上記実施の形態などで示した全ての技術的特徴を備えるものでなくてもよく、従来技術における少なくとも1つの課題を解決できるように、上記実施の形態で説明した一部の構成を備えたものであってもよい。以下では、上記実施形態の変形例を示す。下記の変形例それぞれについて、少なくとも一部を組み合わせてもよい。

(変形例1)
演出装置300は、例えば、遊技盤2側に設けられた役物などであってもよい。この場合、演出装置300は、遊技盤側制御基板33を介して演出制御用CPU120に制御されればよい。

(変形例2)
演出装置300は、操作ボタンなどとして機能するものであってもよい。例えば、第1スライド部材310は、操作によって初期位置に戻るような構成とし、初期位置に戻ったときに操作を検出するようにしてもよい。また、演出装置300は、演出時において、第1スライド部材310を前後方向に前後させたり、第2スライド部材340を前後方向に前後させたりするようにしてもよい。演出装置300が操作ボタンとして機能する場合には、当該演出装置300を、上記実施形態の位置(左右上部)に配置してもよいし(演出装置300を1つ配置するようにしてもよい。)、遊技者が操作し易い位置(例えば、上皿又は下皿の位置など)に配置してもよい。

(変形例3)
上記実施の形態では、光源を設けた基板は不動としたが、基板を移動させることで、基板と導光部材又は反射部材との距離を変化させてもよい。但し、基板を不動として方が、基板への配線の引き回しが用意になる利点がある。

(変形例4)
上記実施形態における技術思想は、遊技を行うための遊技機全般に適用できる。例えば、遊技媒体として遊技球を遊技領域に発射して所定の遊技を行い、その遊技結果に基づいて所定の遊技価値が付与可能となるパチンコ遊技機1に限定されず、例えば複数種類の識別情報となる図柄の可変表示といった所定の遊技を行い、その遊技結果に基づいて所定の遊技価値を付与可能となる任意の遊技機に適用することもできる。より具体的には、1ゲームに対して所定の賭数(メダル枚数またはクレジット数)を設定することによりゲームが開始可能になるとともに、各々が識別可能な複数種類の識別情報(図柄)を可変表示する可変表示装置(例えば複数のリールなど)の表示結果が導出表示されることにより1ゲームが終了し、その表示結果に応じて入賞(例えばチェリー入賞、スイカ入賞、ベル入賞、リプレイ入賞、BB入賞、RB入賞など)が発生可能とされたスロットマシンにも適用できる。例えば、スロットマシンに、当該演出装置300を設けるようにしてもよい。

(変形例5)
その他にも、遊技機の装置構成やデータ構成、フローチャートで示した処理、などを実行するための画像表示装置における画像表示動作やスピーカにおける音声出力動作さらには遊技効果ランプや装飾用LEDにおける点灯動作を含めた各種の演出動作などは、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、任意に変更及び修正が可能である。加えて、本発明の遊技機は、入賞の発生に基づいて所定数の遊技媒体を景品として払い出す払出式遊技機に限定されるものではなく、遊技媒体を封入し入賞の発生に基づいて得点を付与する封入式遊技機にも適用することができる。

本発明を実現するためのプログラム及びデータは、例えばパチンコ遊技機1といった、遊技機に含まれるコンピュータ装置などに対して、着脱自在の記録媒体により配布・提供される形態に限定されるものではなく、予めコンピュータ装置などの有する記憶装置にプリインストールしておくことで配布される形態を採っても構わない。さらに、本発明を実現するためのプログラム及びデータは、通信処理部を設けておくことにより、通信回線等を介して接続されたネットワーク上の、他の機器からダウンロードすることによって配布する形態を採っても構わない。

そして、ゲームの実行形態も、着脱自在の記録媒体を装着することにより実行するものだけではなく、通信回線等を介してダウンロードしたプログラム及びデータを、内部メモリ等に一旦格納することにより実行可能とする形態、通信回線等を介して接続されたネットワーク上における、他の機器側のハードウェア資源を用いて直接実行する形態としてもよい。さらには、他のコンピュータ装置等とネットワークを介してデータの交換を行うことによりゲームを実行するような形態とすることもできる。

1 … パチンコ遊技機
2 … 遊技盤
3 … 遊技機用枠
4A、4B … 特別図柄表示装置
5 … 画像表示装置
6A … 普通入賞球装置
6B … 普通可変入賞球装置
7 … 特別可変入賞球装置
8L、8R … スピーカ
9 … 遊技効果ランプ
11 … 主基板
12 … 演出制御基板
15 … 中継基板
17 … 演出装置制御部
20 … 普通図柄表示器
21 … ゲートスイッチ
22A、22B … 始動口スイッチ
23 … カウントスイッチ
31 … 枠制御基板
100 … 遊技制御用マイクロコンピュータ
101、121 … ROM
102、122 … RAM
103 … CPU
104、124 … 乱数回路
105、125 … I/O
120 … 演出制御用CPU
123 … 表示制御部
300(300L、300R) … 演出装置
310 … 第1スライド部材
312A … 円筒部
312BA … ドーム部
312BB … 凸部
313 … 反射部材
320 … 第1ガイド部材
340 … 第2スライド部材
342 … 内側リング部材
344A … 円筒部
345 … 導光部材
350 … 第2ガイド部材
K12、K13、K22、K32 … 光源
370 … カバー部材
372 … 内側リング部材

Claims (1)

  1. 遊技を行う遊技機であって、
    第1部材と、
    光を出射する光源と、
    前記光源からの光を反射する反射部材を内部に有し、前記第1部材に少なくとも一部が収容される第1位置と前記第1位置よりも前記第1部材から突出する第2位置とに前記反射部材と一体的に変位可能第2部材と、を備え、
    前記反射部材は、前記第2部材が前記第1位置にあるときと前記第2位置にあるときとで前記光源との距離が変化することで、前記光源からの光の当該反射部材による反射後の態様を異ならせ、
    前記第2部材は、前記第1部材から露出する部分であって、前記反射部材が反射した光を透過する透光部を有し、
    前記透光部は、前記第2部材が前記第1位置にあるときと前記第2位置にあるときとで露出する割合が異なる、
    ことを特徴とする遊技機。
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