JP6368470B2 - 車椅子 - Google Patents
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Description
この種の従来の車椅子は、停車機構として、前転輪の回動を制動するブレーキシューと、ブレーキシューを制動位置と制動解除位置とに操作するためのブレーキレバーとを設け、階段下降時には、ブレーキレバーによってブレーキシューを制動解除位置に切り換えて前転輪の制動を解除し、これにより無端ベルトを回送させて下降し、階段の途中で止まる場合には、ブレーキレバーによってブレーキシューを制動位置に切り換えて前転輪の回動を制動し、これにより無端ベルトのを回送を止めて停車するようにしたものがある(例えば特許文献1)。
本発明は上記問題点に鑑み、階段の途中で車椅子の下降を簡単かつ確実に止めることができるようにした車椅子を提供することを目的としている。
この技術的課題を解決する本発明の技術的手段は、座席フレーム7の下部に接地可能なベルト移動機構9が設けられ、このベルト移動機構9は、前後方向に長いベルトフレーム43と、ベルトフレーム43の前後にそれぞれ支持軸59,62廻りに回転自在に支持された前後のプーリ41,42と、前後プーリ41,42間に巻装されていて接地可能な無端ベルト44とを備え、ベルト移動機構9による移動を止める停車機構81が具備された車椅子であって、
前記停車機構81は、無端ベルト44前部の接地面aよりも下方に出退移動自在の停車ストッパー82と、停車ストッパー82を出退移動させる操作手段83とを備えている点にある。
前記操作手段83は、ベルトフレーム43の後部側に停車操作位置Y1と解除操作位置Y2とに揺動自在に設けられた操作レバー97と、操作レバー97を停車操作位置Y1に揺動したときに停車ストッパー82が停車姿勢X1になると共に操作レバー97を解除操作位置Y2に揺動したときに停車ストッパー82が収納姿勢X2になるように、操作レバー97と停車ストッパー82とを連結する連結リンク98とを備えている点にある。
前記停車機構81は、無端ベルト44前部の接地面aよりも下方に出退移動自在に突出して階段75の踏面75aに接地する停車ストッパー82と、停車ストッパー82を出退移動させる操作手段83とを備えており、
前記停車ストッパー82は、ベルトフレーム43の前部側に、無端ベルト44前部の接地面aよりも下方に突出する停車姿勢X1と無端ベルト44前部の接地面aよりも上方に後退する収納姿勢X2とに移動自在に支持され、
前記操作手段83は、ベルトフレーム43の後部側に停車操作位置Y1と解除操作位置Y2とに揺動自在に設けられた操作レバー97と、操作レバー97を停車操作位置Y1に揺動したときに停車ストッパー82が停車姿勢X1になると共に操作レバー97を解除操作位置Y2に揺動したときに停車ストッパー82が収納姿勢X2になるように、操作レバー97と停車ストッパー82の上部とを連結する連結リンク98とを備えており、
前記停車ストッパー82は、階段75を下降する方向に滑るときに停車姿勢X1側に向かう方向の摩擦力を受けるように左右方向の支軸91廻りに揺動自在に支持されており、
前記停車ストッパー82の下部の接地面bは前記支軸91を中心とした円弧面に形成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記ベルト移動機構9は、座席フレーム7の下部に左右一対設けられ、前記停車ストッパー82は、左右のベルト移動機構9に対応して左右一対設けられ、
操作レバー97は、左右の停車ストッパー82が互いに連動して停車姿勢X1及び収納姿勢X2になるように連結リンク98を介して左右の停車ストッパー82にそれぞれ連結されている点にある。
左右のベルトフレーム43の前部が前記横軸15の左右両端部にそれぞれ連結され、左右の停車ストッパー82は、左右のベルトフレーム43の前部の内側方にそれぞれ配置され、左右の停車ストッパー82の停車姿勢X1側への移動を規制する前記規制部材が横軸15によって兼用されている点にある。
また、階段を下降する場合には、操作手段を操作することによって、停車ストッパーを無端ベルト前部の接地面よりも後退させることができ、停車ストッパーによる停車を解除してベルト移動機構の回送により階段をスムーズに下降することができる。
図1〜図8は本発明の一実施形態を示している。図6〜図8において、車椅子1は、背凭れフレーム3と座フレーム4と手摺フレーム5と後輪スタンド6とを備え、背凭れフレーム3と座フレーム4とで座席フレーム7が構成され、座席フレーム7の下部に接地可能なベルト移動機構9が左右一対設けられている。また、車椅子1には、ベルト移動機構9による移動を止める停車機構81が具備されている。
左右背凭れ縦杆3aの下部間に横軸15が連結固定され、左右背凭れ縦杆3aの下部に取付金具16がそれぞれ横軸15廻りに揺動自在に支持されている。横軸15の左右両側に左右一対の前輪17が横軸15廻りに回転自在に支持されている。
座フレーム4はアルミニウム合金製のパイプ材をU字状に屈曲してなり、前上がりに傾斜した左右一対の座縦杆4aと座縦杆4aの前部(上部)間に連結された座横杆4bとを一体に有している。
連結フレーム13は、アルミニウム合金により構成され、左右一対の固定筒27と、固定筒27の前側に連設された左右一対の連結筒28と、左右の固定筒27間に連結されたパイプ状の横連結杆29とを一体に備える。横連結杆29に円筒状のクッション部材30が外嵌保持されている。左右の固定筒27及び連結筒28間にシートベルト31が取り付けられている。
左右の手摺縦杆5aの上部間に、布又は合成樹脂シートにより構成したヘッドレスト34が連結されている。
後輪スタンド6は、アルミニウム合金により構成され、左右一対のスタンド縦杆6aとスタンド縦杆6aの下部間を連結したスタンド横杆6bとを一体に備えている。左右スタンド縦杆6aの上部に、後述する左右ベルトフレーム43の後部側を連結する連結軸45が挿通されていて、後輪スタンド6は連結軸45廻りに揺動自在に支持されている。
前記横軸15とスタンド連結杆38との間にダンパー40が連結されており、後輪スタンド6を連結軸45廻りに後方(図7に示す矢印e方向)に揺動したとき、図7に示すように、後輪スタンド6がベルト移動機構9から下方に突出して、車椅子1を前輪17と後輪39とを介して接地できるように構成され、後輪スタンド6を連結軸45廻りに前方(図7に示す矢印f方向)に揺動したとき、図6に示すように後輪スタンド6がベルト移動機構9よりもやや上方に後退して、車椅子1をベルト移動機構9を介して接地できるように構成されている。
左右のベルトフレーム43の前部はそれぞれ取付金具16に図1及び図2に示すボルトナット等の固定具47で固定されており、左右のベルトフレーム43の前部が取付金具16を介して横軸15の左右両端部にそれぞれ横軸15廻りに揺動自在に連結されている。左右のベルトフレーム43の後部側は連結軸45により互いに連結されている。座フレーム4の摺動ピン25が左右のベルトフレーム43にそれぞれ長手方向に摺動自在に係合保持されている。
左右側壁部51,52のうちの左右方向内方側の側壁部51は外方側の側壁部52よりも高く形成されており、内方側の側壁部51の上端から上壁部54が左右方向外方に突出され、外方側の側壁部52と上壁部54との間に開口窓55が設けられている。開口窓55はベルトフレーム43の長手方向の全長に亘って形成されており、この開口窓55から無端ベルト44の上部側44aをベルトフレーム43内に挿入できるようになっている。
左右側壁部51,52の長手方向の両端部(前部及び後部)は、底壁部53の長手方向両端よりも長手方向外方に突出している。従って、左右側壁部51,52の両端部の下部間は開口しており、この両端部に後述の如く前プーリ41と後プーリ42とがそれぞれ支持軸59,62廻りに回転自在に支持されている。
左右側壁部51,52の後部間に、円筒状の筒体等により構成した支持軸62が左右方向に架設されており、後プーリ42が支持軸62に外嵌した状態で左右側壁部51,52の後部間に配置されて、支持軸62廻りに回転自在に支持されている。
片57によって無端ベルト44の左右移動が規制され、無端ベルト44の下部側44bの下面が階段75の踏面75aの先端等に接触する接地面aとされている。
停車ストッパー82は、左右のベルト移動機構9に対応して左右一対設けられ、左右のベルトフレーム43の前部の内側方であって、取付金具16と前輪17との間にそれぞれ配置されている。
ストッパー板部85と取付金具16とベルトフレーム43とに亘ってボルトナット等の締結具90が左右方向に挿通されて締め付け固定され、これにより停車ストッパー82が左右方向の支軸91(締結具90の軸)廻りに揺動自在に支持され、支軸91はストッパー板部85の扇形の円弧状外周面の中心部に配置されている。
操作レバー97は、左右一対のレバー縦杆101とレバー縦杆101を左右に連結する連結横杆102とを有し、左右のレバー縦杆101は左右のベルトフレーム43の後部の左右内側方に配置されている。
左右のレバー縦杆101の中途部にそれぞれ連動板105が突設され、これら連動板105と左右の停車ストッパー82の連結板部86との間にそれぞれ連結リンク98が連結されている。
ー82にそれぞれ連結されており、操作レバー97を停車操作位置Y1に揺動したときに左右の停車ストッパー82が停車姿勢X1になると共に操作レバー97を解除操作位置Y2に揺動したときに左右の停車ストッパー82が収納姿勢X2になるように構成されている。
また、本実施形態では、停車ストッパー82は階段75を下降する方向に滑るときに停車姿勢X1に向かう方向の摩擦力を受けるようになっているので、停車ストッパー82を停車姿勢X1にしておけば、停車ストッパー82が階段75を下降する方向に滑るときの
摩擦力によって、停車ストッパー82が不測に収納姿勢X2側に揺動したり支軸91廻りにガタ付いたりするのを確実に防ぐことができ、この点からも階段75の途中で車椅子1を停車ストッパー82で確実かつ安定に停車することが可能になる。
また、停車ストッパー82の停車姿勢X1側への移動を規制する係止部材が横軸15によって兼用されているので、係止部材を別途設ける必要がなくなり、停車機構81の構成部材が少なくて済み、停車機構81を容易かつ安価に製造することができるようになる。
また、座席シート32は、布又は合成樹脂シートにより構成したものに限らず、合成樹脂製や木製の板部材その他で構成するようにしてもよい。
また、前記実施形態では、操作レバー82を足で操作するようにしているが、これに代え、手で操作するようにしてもよいことは勿論である。
3 背凭れフレーム
3a 背凭れ縦杆
4 座フレーム
4a 座縦杆
6 後輪スタンド
7 座席フレーム
9 ベルト移動機構
15 横軸
17 前輪
39 後輪
41 前プーリ
42 後プーリ
43 ベルトフレーム
44 無端ベルト
45 連結軸
59 支持軸
62 支持軸
75 階段
81 停車機構
82 停車ストッパー
83 操作手段
91 支軸
97 操作レバー
98 連結リンク
101 レバー縦杆
102 連結横杆
a 接地面
b 接地面
X1 停車姿勢
X2 収納姿勢
Y1 停車操作位置
Y2 解除操作位置
Claims (5)
- 座席フレーム(7)の下部に接地可能なベルト移動機構(9)が設けられ、このベルト移動機構(9)は、前後方向に長いベルトフレーム(43)と、ベルトフレーム(43)の前後にそれぞれ支持軸(59,62)廻りに回転自在に支持された前後のプーリ(41,42)と、前後プーリ(41,42)間に巻装されていて接地可能な無端ベルト(44)とを備え、ベルト移動機構(9)による移動を止める停車機構(81)が具備された車椅子であって、
前記停車機構(81)は、無端ベルト(44)前部の接地面(a)よりも下方に出退移動自在の停車ストッパー(82)と、停車ストッパー(82)を出退移動させる操作手段(83)とを備えており、
前記停車ストッパー(82)は、ベルトフレーム(43)の前部側に、無端ベルト(44)前部の接地面(a)よりも下方に突出する停車姿勢(X1)と無端ベルト(44)前部の接地面(a)よりも上方に後退する収納姿勢(X2)とに移動自在に支持され、
前記操作手段(83)は、ベルトフレーム(43)の後部側に停車操作位置(Y1)と解除操作位置(Y2)とに揺動自在に設けられた操作レバー(97)と、操作レバー(97)を停車操作位置(Y1)に揺動したときに停車ストッパー(82)が停車姿勢(X1)になると共に操作レバー(97)を解除操作位置(Y2)に揺動したときに停車ストッパー(82)が収納姿勢(X2)になるように、操作レバー(97)と停車ストッパー(82)とを連結する連結リンク(98)とを備えており、
ベルトフレーム(43)側に、停車ストッパー(82)が停車姿勢(X1)になったときに該停車ストッパー(82)の停車姿勢(X1)側への移動を規制する規制部材が設けられていることを特徴とする車椅子。 - 座席フレーム(7)の下部に階段(75)の踏面(75a)の先端に接地可能なベルト移動機構(9)が設けられ、このベルト移動機構(9)は、前後方向に長いベルトフレーム(43)と、ベルトフレーム(43)の前後にそれぞれ支持軸(59,62)廻りに回転自在に支持された前後のプーリ(41,42)と、前後プーリ(41,42)間に巻装されていて接地可能な無端ベルト(44)とを備え、ベルト移動機構(9)による移動を止める停車機構(81)が具備された車椅子であって、
前記停車機構(81)は、無端ベルト(44)前部の接地面(a)よりも下方に出退移動自在に突出して階段(75)の踏面(75a)に接地する停車ストッパー(82)と、停車ストッパー(82)を出退移動させる操作手段(83)とを備えており、
前記停車ストッパー(82)は、ベルトフレーム(43)の前部側に、無端ベルト(44)前部の接地面(a)よりも下方に突出する停車姿勢(X1)と無端ベルト(44)前部の接地面(a)よりも上方に後退する収納姿勢(X2)とに移動自在に支持され、
前記操作手段(83)は、ベルトフレーム(43)の後部側に停車操作位置(Y1)と解除操作位置(Y2)とに揺動自在に設けられた操作レバー(97)と、操作レバー(97)を停車操作位置(Y1)に揺動したときに停車ストッパー(82)が停車姿勢(X1)になると共に操作レバー(97)を解除操作位置(Y2)に揺動したときに停車ストッパー(82)が収納姿勢(X2)になるように、操作レバー(97)と停車ストッパー(82)の上部とを連結する連結リンク(98)とを備えており、
前記停車ストッパー(82)は、階段(75)を下降する方向に滑るときに停車姿勢(X1)側に向かう方向の摩擦力を受けるように左右方向の支軸(91)廻りに揺動自在に支持されており、
前記停車ストッパー(82)の下部の接地面(b)は前記支軸(91)を中心とした円弧面に形成されていることを特徴とする車椅子。 - ベルトフレーム(43)側に、停車ストッパー(82)が停車姿勢(X1)になったときに該停車ストッパー(82)の停車姿勢(X1)側への移動を規制する規制部材が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の車椅子。
- 座席フレーム(7)の下部に接地可能なベルト移動機構(9)が設けられ、このベルト移動機構(9)は、前後方向に長いベルトフレーム(43)と、ベルトフレーム(43)の前後にそれぞれ支持軸(59,62)廻りに回転自在に支持された前後のプーリ(41,42)と、前後プーリ(41,42)間に巻装されていて接地可能な無端ベルト(44)とを備え、ベルト移動機構(9)による移動を止める停車機構(81)が具備された車椅子であって、
前記停車機構(81)は、無端ベルト(44)前部の接地面(a)よりも下方に出退移動自在の停車ストッパー(82)と、停車ストッパー(82)を出退移動させる操作手段(83)とを備えており、
前記停車ストッパー(82)は、ベルトフレーム(43)の前部側に、無端ベルト(44)前部の接地面(a)よりも下方に突出する停車姿勢(X1)と無端ベルト(44)前部の接地面(a)よりも上方に後退する収納姿勢(X2)とに移動自在に支持され、
前記操作手段(83)は、ベルトフレーム(43)の後部側に停車操作位置(Y1)と解除操作位置(Y2)とに揺動自在に設けられた操作レバー(97)と、操作レバー(97)を停車操作位置(Y1)に揺動したときに停車ストッパー(82)が停車姿勢(X1)になると共に操作レバー(97)を解除操作位置(Y2)に揺動したときに停車ストッパー(82)が収納姿勢(X2)になるように、操作レバー(97)と停車ストッパー(82)とを連結する連結リンク(98)とを備えており、
前記ベルト移動機構(9)は、座席フレーム(7)の下部に左右一対設けられ、前記停車ストッパー(82)は、左右のベルト移動機構(9)に対応して左右一対設けられ、
操作レバー(97)は、左右の停車ストッパー(82)が互いに連動して停車姿勢(X1)及び収納姿勢(X2)になるように連結リンク(98)を介して左右の停車ストッパー(82)にそれぞれ連結されており、
座席フレーム(7)は、前下がりに傾斜した左右の背凭れ縦杆(3a)を有する背凭れフレーム(3)と、前上がりに傾斜した左右の座縦杆(4a)を有する座フレーム(4)とで構成され、左右背凭れ縦杆(3a)の下部間に横軸(15)が連結され、この横軸(15)に前輪(17)が回転自在に支持され、左右のベルトフレーム(43)の後部側は左右方向の連結軸(45)により連結され、この連結軸(45)に、後輪(39)を有する後輪スタンド(6)が揺動自在に支持されて、ベルト移動機構(9)から後輪(39)が下方に突出して車椅子を前輪(17)と後輪(39)とを介して接地できると共に、ベルト移動機構(9)よりも後輪(39)が上方に後退して車椅子をベルト移動機構(9)を介して接地できるように構成されており、
左右のベルトフレーム(43)の前部が前記横軸(15)の左右両端部にそれぞれ連結され、左右の停車ストッパー(82)は、左右のベルトフレーム(43)の前部の内側方にそれぞれ配置され、左右の停車ストッパー(82)の停車姿勢(X1)側への移動を規制する前記規制部材が横軸(15)によって兼用されていることを特徴とする車椅子。 - 操作レバー(97)は、左右一対のレバー縦杆(101)とレバー縦杆(101)を左右に連結する連結横杆(102)とを有し、左右のレバー縦杆(101)の基部が前記連結軸(45)廻りに揺動自在に支持され、左右のレバー縦杆(101)の遊端側は互いに離反するように外側方に屈曲されてそれぞれ左右のベルトフレーム(43)よりも外側方に突出されていることを特徴とする請求項4に記載の車椅子。
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