JP2014213771A - 階段用下降器具 - Google Patents

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Masanori Kawai
正紀 河井
由文 増永
Yoshifumi Masunaga
由文 増永
久 武本
Hisashi Takemoto
久 武本
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Abstract

【課題】階段の途中で安全に停止させることが可能な階段用下降器具の提供。【解決手段】階段用下降器具1は、滑動部材10に回動自在に軸支され、支持部材20を使用位置に位置させた状態で、当該支持部材20の折畳位置への移動を規制する支持位置へ移動させることが可能な第2移動規制部材50を備えている。この第2移動規制部材50は、支持位置に移動させた状態で、支持部材20を下方から支持する支持端部50eと、滑動部材10に対する軸支位置よりも下方に突出する突出端部50bとを有している。【選択図】図4

Description

本発明は、階段用下降器具に係り、特に、人等の運搬対象を載せた状態で階段上を走行することが可能な、折畳式の階段用下降器具に関する。
従来から、歩行困難な患者等の運搬対象を載せた状態で、人力(手押し推進力)により、階段上を走行(降下)させることが可能な、折畳式の階段用下降器具が知られている。
一般に、この種の階段用下降器具では、階段上を走行させている際に、当該階段用下降器具や運搬対象である人等の重量によって、階下方向(滑り落ちる方向)へ向かう力が作用する。このため、階段用下降器具を操作する操作者は、階段上を走行させている間、階段用下降器具が滑り落ちないよう、当該階段用下降器具を持っていなければならず、多くの労力を費やす必要があった。
そこで、例えば、階段降下用の前後のプーリの間に巻装された左右一対の無端ベルト(例えば、Vベルト)と、無端ベルトの張力を調節することが可能なベルト張力調節機構とを備えた階段用下降器具が提案されている(特許文献1参照)。
このような階段用下降器具によれば、無端ベルトの張力が強くなるように調節することで、無端ベルトに、階段を滑り落ちる力に抗する摩擦抵抗を生じさせることができる。すなわち、特許文献1に記載の階段用下降器具では、階段の途中で停止させることも可能なため、操作者の労力を軽減することが可能である。
特開2007−210525号
ここで、一般に、無端ベルトは、樹脂やゴム等の材料によって形成されているため、使用しているうちに、徐々に消耗(破損・損傷等)していくものである。すなわち、特許文献1に記載の階段用下降器具では、無端ベルトの消耗度合によっては、一旦は階段の途中で停止させることができても、突然、階下へ向けて移動してしまう虞があるものである。このため、特許文献1に記載の階段用下降器具は、安全性の面において十分とは言い難いものであった。
本発明は、上記不都合を解消するためになされたものであり、その目的は、階段の途中で安全に停止させることが可能な階段用下降器具を提供することにある。
前記課題は、本発明に係る階段用下降器具によれば、階段の複数の踏板先端部のそれぞれに接触又は近接した状態で滑動することが可能な滑動部材と、前記滑動部材に回動自在に軸支され、前記滑動部材に対して折り畳まれる折畳位置と、運搬対象を載せる使用位置との間で移動させることが可能な支持部材と、前記支持部材を前記使用位置に位置させた状態で、前記支持部材の前記折畳位置への移動を規制する第1移動規制部材と、を備えた階段用下降器具であって、前記滑動部材に対して前記支持部材と同一方向に回動するように軸支され、前記支持部材を前記使用位置に位置させた状態で、当該支持部材の前記折畳位置への移動を規制する支持位置へ移動させることが可能な第2移動規制部材を備え、前記第2移動規制部材は、前記支持位置に移動させた状態で、前記支持部材の少なくとも一部を下方から支持する支持端部と前記滑動部材に対する軸支位置よりも下方に突出する突出端部とを有することにより解決される。
上記構成では、第2移動規制部材を(支持部材を下方から支持する)支持位置に移動させると、突出端部が滑動部材よりも下方に突出するように構成されている。このような構成では、階段の途中で、第2移動規制部材を支持位置に向けて移動させていくと、今まで(階段降下中において)複数の踏板先端部のそれぞれに接地していた滑動部材は、踏板への突出端部の接地によって、その階上方向側が、階下方向側の踏板先端部に接地する接地点を基点として、徐々に階段先端部から浮いていく(離れていく)こととなる。すなわち、これまで(階段下降中)、滑動部材と複数の踏板先端部のそれぞれとの接地によって支持されていた、階段下降用器具それ自体の重量及び運搬対象の重量は、滑動部材と階下方向側の階段先端部との接地、及び、突出端部と踏板との接地によって支持されることとなるため、階段用下降器具は、突出端部の(踏板への押圧によって生じる)踏板面との摩擦力により、階段の途中で良好に静止させることが可能になる。このように、上記構成では、踏板への突出端部の接地によって、階段用下降器具を階段の途中で安全に停止させることが可能になる。
しかも、上記構成では、第2移動規制部材は、突出端部の他、支持端部を有し、突出端部が滑動部材よりも下方に突出している状態で、運搬対象を載せた支持部材が、支持端部によって下方から支持されるように構成されている。すなわち、上記構成では、突出端部を階段の踏板に接地させている状態(階段用下降器具を階段途中で停止させている状態)で、第2移動規制部材には、突出端部を階上方向側へ回動させる回動力、すなわち、支持端部を階下方向側に回動させる回動力が作用することとなる。
このため、上記構成では、運搬対象の荷重を受け止める支持部材を、滑動部材と支持部材とを連結する連結部材のみならず、回動部材によっても下方からしっかりと支持することが可能である。すなわち、上記構成では、運搬対象を支持する支持強度が低下しがちな折畳式の階段用下降器具でありながらも、足場の不安定な階段の途中で停止させた際に、支持強度を自然と向上させることが可能である。
従って、上記構成によれば、階段用下降器具を階段の途中で安全に停止させることができるばかりか、この状態で、例えば、支持部材の下方への移動(変形)によって、運搬対象が階段上に落下するといった事態をも防止することが可能である。
以上のように、本発明に係る階段用下降器具によれば、簡単な構成で、階段の途中で安全に停止させることができるとともに、折畳式でありながらも、運搬対象を支持する部材の支持強度を向上させることができる。
本発明の一形態に係る階段用下降器具を示す斜視図である。 図1の階段用下降器具を下方から視た状態を示す斜視図である。 図1の階段用下降器具を階段上で降下させている状態を示す側面図である。 図1の階段用下降器具が階段の途中で停止している状態を示す側面図である。 図1の階段用下降器具を折り畳んだ状態を示す側面図である。 図5の階段用下降器具の平面図である。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。図1は本発明の一形態に係る階段用下降器具を示す斜視図、図2は図1の階段用下降器具を下方から視た状態を示す斜視図、図3は図1の階段用下降器具を階段上で降下させている状態を示す側面図、図4は図1の階段用下降器具が階段の途中で停止している状態を示す側面図、図5は図1の階段用下降器具を折り畳んだ状態を示す側面図、図6は図5の階段用下降器具の平面図である。
なお、以下の説明における、前後方向は椅子席に着座した着座者(避難者)における前後方向を、左右方向は着座者が前方を向いた状態での左右方向をそれぞれ意味する。
図1〜図4に示すように、本実施形態における階段用下降器具1は、歩行困難や患者や老人等の避難者(人)Hを椅子席Cに着座させた状態で、階段S上を走行(降下)させることが可能な避難用器具であって、左右一対の滑動部材10と、支持部材20と、第1移動規制部材30と、後輪支持部材40と、第2移動規制部材50とを備えている。詳しくは後述するが、上記階段用下降器具1は、使用しない場合、折り畳んでコンパクトな状態とすることが可能となっている(図5及び図6参照)。なお、上記滑動部材10と、第1移動規制部材30と、第2移動規制部材50とが、それぞれ、特許請求の範囲に記載の「滑動部材」と、「第1移動規制部材」と、「第2移動規制部材」とに該当する。
図1及び図2に示すように、滑動部材10は、前後方向に延設される台枠11と、台枠11に回動自在に軸支される前側プーリ12及び後側プーリ13(図5も参照)と、前側プーリ12と後側プーリ13との間に巻装される無端ベルト14とを有している。
台枠11は、例えば、鉄やアルミ等の金属製の部材からなり、断面略U字状に形成されている。台枠11は、その開口が下となる向き(無端ベルト14が下方から視える向き)で、支持部材20等の他の部材に取り付けられている。
台枠11の前後方向両端部には、それぞれ、回動軸15を挿通することが可能な孔部(図示省略)が形成されている。前側プーリ12と後側プーリ13は、それぞれ、孔部に取り付けられた回動軸15(前側プーリ12を軸支する回動軸については図示省略)によって、回動自在に支持されるようになっている。
また、台枠11の左右方向外側の側壁には、前後方向に沿って断面略U字状の溝部11aが形成されている。詳しくは後述するが、溝部11aは、その高さ方向の幅が、第1移動規制部材30に固定された、ボルト31の軸部の外形寸法よりも若干大き目に形成され、第1移動規制部材30の先端部が前後方向に移動されるように案内する。
また、この溝部11aには、その所定位置に、後輪支持部材40及び第2移動規制部材50を回動自在に軸支する、軸部材65を挿通することが可能な孔部(図示省略)が形成されている。
各台枠11,11の前側の端部には、それぞれ、プレート部材16がボルトによって締結固定されている。このプレート部材16の所定位置には、ボルト61を挿通することが可能な孔部(図示要略)が形成されている。
詳しくは後述するが、支持部材20は、一対の前輪62,62が取り付けられた軸部材63と、プレート部材16との間に挟み込まれた状態で、滑動部材10に対して回動自在に支持されるように構成されている。
無端ベルト14は、階段用下降器具1が階段S上を走行する際、踏板Saの先端部と接触しながら、台枠11内において回転(回動)するように構成されている。この無端ベルト14としては、例えば、ゴム(例えば、天然ゴム及び合成ゴム等)、樹脂(例えば、軟質塩化ビニル樹脂)、プラスチック(例えば、軟質プラスチック)等の部材を用いた、所謂、Vベルトを採用することが可能である。
無端ベルト14は、前側プーリ12及び後側プーリ13のそれぞれに対して、所定の摩擦抵抗を生じさせる張力で巻装されている。なお、無端ベルト14の張力は、適宜設定することも可能であるが、避難者Hの体重や、避難する階段Sの角度によっては、無端ベルト14それのみで、階段用下降器具1を階段Sの途中で停止させることができない。
次に、支持部材20について図1〜図4を参照して説明する。
図1〜図4に示すように、支持部材20は、パイプ状の金属部材(例えば、鉄やアルミ)からなり、略U字状に形成されている。支持部材20は、左右方向に延びる先端部20aと、先端部20aの左右方向両端部からそれぞれ屈曲して後方向に延びる一対の側棒部20b,20bとを有している。
側棒部20b,20bの前端部には、それぞれ、ボルト61を挿通することが可能な前側孔部(図示省略)が形成されている。支持部材20は、プレート部材16の孔部、軸部材63の前側孔部、及び、軸部材63に形成された内ネジ部(図示省略)を整合させた状態で、プレート部材16側からボルト61を挿通して締め込むことにより、滑動部材10に対して回動自在に支持されるように構成されている。
このようにして、滑動部材10に取り付けられた支持部材20は、滑動部材10に対して略平行な折畳位置(図5及び図6参照)と、避難者Hが着座可能な椅子席C(図3及び図4参照)が形成される使用位置との間で移動することが可能となっている。
各側棒部20b,20bの前後方向中央部には、それぞれ、ボルト64を挿通することが可能な後側孔部(図示省略)が形成されている。詳しくは後述するが、第1移動規制部材30は、後側孔部に挿通されるボルト64によって支持部材20に取り付けられ、このボルト64を中心として回動することが可能となっている。
側棒部20b,20bの後端部には、それぞれ、取付部材71,71を介して、略U字状に形成された把持部材70が取り付けられている。
把持部材70は、支持部材20と同様に、パイプ状の金属部材(例えば、鉄やアルミ)によって形成されている。この把持部材70は、操作者が階段用下降器具1を移動させる際に、手で掴んで操作しやすいよう、後方へ移動させることができる一方、階段用下降器具1の不使用時に前方へ移動させて、支持部材20に対してコンパクトに収納することが可能なように構成されている(図5及び図6参照)。
各取付部材71,71は、金属部材(例えば、鉄やアルミ)によって形成され、それぞれ、避難者Hの背中部を後方から支持するための連結部材71aによって連結されている。
本実施形態では、連結部材71aと、後述する、第1移動規制部材30の先端部30a側の部分とに、それぞれ、軟質ビニルシート等のシート部材(図示省略)が張り渡されている。
このようにして張り渡された、支持部材20側のシート部材と、第1移動規制部材30側のシート部材とが、支持部材20を使用位置に移動させた状態で、それぞれ、避難者Hを収容する椅子席Cとしての、背もたれ部と、座面部となるように構成されている(図3及び図4参照)。なお、上記背もたれ部を有する支持部材20が、特許請求の範囲に記載の「支持部材」に該当する。なお、上記シート部材は、支持部材20及び第1移動規制部材30に取り付ける場合の他、把持部材70にも取り付けることも可能である。
次に、第1移動規制部材30について、図1及び図2を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、第1移動規制部材30は、パイプ状の金属部材(例えば、鉄やアルミ)からなり、略U字状に形成されている。第1移動規制部材30は、左右方向に延びる先端部30aと、先端部30aの左右方向両端部からそれぞれ屈曲して後方向に延びる一対の側棒部30b,30bとを有している。
側棒部30b,30bの先端部には、それぞれ、ボルト31,31を挿通することが可能な下側孔部(図示省略)が形成されている。ボルト31は、その軸部が、側棒部30bの内側から突出するように取り付けられ、第1移動規制部材30が滑動部材10に組み付けられた状態で、滑動部材10の溝部11a内に位置するようになっている。
各側棒部30b,30bの先端部は、それぞれ、第1移動規制部材30が滑動部材10に組み付けられた状態で、滑動部材10の溝部11aに沿って前後方向に移動させることが可能となっている。詳しくは後述するが、軸部材65が滑動部材10,10のそれぞれに組み付けられた状態で、各側棒部30b,30bの先端部は、軸部材65によって、後方向への移動が規制されるようになっている(図1参照)。
側棒部30b,30bの前後方向中央部には、それぞれ、ボルト64を挿通することが可能な上側孔部が形成されている。第1移動規制部材30は、その上側孔部と、支持部材20の後側孔部とを整合させた状態で、ボルト64を挿通して締め込むことにより、支持部材20に対して、回動自在に取り付けられるようになっている。
上述したように、第1移動規制部材30には、その先端部30a側の部分(上側孔部よりも前方側の部分)に、椅子席Cの座面部を構成するシート部材が張り渡されている。
滑動部材10、支持部材20及び第1移動規制部材30がそれぞれ組み付けられた状態では、各側棒部30b,30bの先端部を前方向へ移動させることによって、支持部材20を折畳位置に位置させることが可能となっている(図5及び図6参照)。一方、各側棒部30b,30bの先端部を後方向へ移動させることによって、支持部材20の後端部及び第1移動規制部材30の先端部が、それぞれ、滑動部材10から離間され、避難者Hが着座可能な、椅子席C(図3及び図4参照)が形成されるようになっている。第1移動規制部材30は、この状態で、支持部材20の折畳位置への移動を規制するように構成されている。
次に、後輪支持部材40について図1及び図2を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、後輪支持部材40は、パイプ状の金属部材(例えば、鉄やアルミ)によって形成され、棒状に形成された一対の側棒部40a,40aと、側棒部40a,40aの一端部同士を連結する後輪支持部40bと、側棒部40a,40aの前後方向中央部同士を連結する連結部40cとを有している。
側棒部40a,40aの他端部には、それぞれ、軸部材65を挿通することが可能な孔部(図示省略)が形成されている。詳しくは後述するが、後輪支持部材40は、側棒部40a,40aのそれぞれに形成された孔部と、滑動部材10,10のそれぞれに形成された孔部とをそれぞれ整合させた状態で、これら孔部に、軸部材65をそれぞれ挿通することによって、軸部材65を中心として回動させることが可能となっている。
後輪支持部40bの所定位置には、一対の後輪66,66が取り付けられている。
本実施形態では、連結部40cの左右方向中央部と、軸部材63の左右方向中央部とを連結するガススプリング41が取り付けられている。
後輪支持部材40が滑動部材10に組み付けられた状態で、後輪支持部材40は、後輪支持部40b側を下方へ移動させることによって、ガススプリング41が伸長され、後輪66,66を滑動部材10よりも下方に位置させることが可能となっている。この状態では、前輪62,62とともに、後輪66,66を、階段S以外の床等の走行面(以下、「平坦面」と称す)に接地させることができ、平坦面上において、階段用下降器具1を、車椅子の如く、走行させることが可能となっている。一方、後輪支持部材40は、後輪支持部40b側を上方へ移動させることによって、滑動部材10,10の間に位置させることが可能となっている(図5及び図6参照)。
本実施形態では、階段S上における階段用下降器具1の走行は、後輪支持部材40を滑動部材10,10間に位置させて、滑動部材10の無端ベルト14を、踏板Sa先端部に接地させることによって行うようになっている(図3参照)。なお、本実施形態では、支持部材20を折畳位置に位置させた状態で、後輪支持部材40を滑動部材10,10間に移動させることによって、図5及び図6に示すようなコンパクトな状態(以下、「折畳状態」と称す)とすることが可能となっている。
次に、第2移動規制部材50について図1〜図4を参照して説明する。
図1〜図4に示すように、第2移動規制部材50は、支持部材20と同様、パイプ状の金属部材(例えば、鉄やアルミ)によって形成されている。この第2移動規制部材50は、棒状に形成された一対の側棒部50a,50aと、側棒部50a,50aの一端部同士を連結する突出端部50bと、突出端部50bから所定距離離間した位置で側棒部50a,50a同士を連結する補強部50cと、側棒部50a,50aの他端部からそれぞれ支持部材20側に向けて屈曲して延びる延設部50d,50dと、延設部50d,50dの先端部のそれぞれに取り付けられる支持端部50e,50eとを有している。なお、上記突出端部50bと、延設部50dと、支持端部50eとが、それぞれ、特許請求の範囲に記載の「突出端部」と、「延設部」と、「支持端部」とに該当する。
側棒部50a,50aには、それぞれ、突出端部50bの端縁から所定距離離間した位置に、軸部材65を挿通することが可能な孔部(図示省略)が形成されている。第2移動規制部材50は、支持端部50eが支持部材20側となる向きで、軸部材65を介して滑動部材10に取り付けられ、この軸部材65を中心として回動させることが可能となっている。
ここで、滑動部材10に対する第2移動規制部材50の取り付けについて具体的に説明する。
滑動部材10に対する第2移動規制部材50の取り付けは、(1)後輪支持部材40の側棒部40a,40aを、滑動部材10,10と第2移動規制部材50の側棒部50a,50aとの間に位置させた状態で、これら各部材に形成された孔部に、それぞれ、軸部材65挿通し、(2)軸部材65の左右方向両端部を、それぞれ滑動部材10,10の左右方向外側に突出させた状態で、この軸部材65を滑動部材10,10に対して固定することによって行われるようになっている。
このようにして、第2移動規制部材50を滑動部材10に取り付けた状態では、支持端部50e側を支持部材20へ向けて移動させると、これに伴って、突出端部50bが滑動部材10よりも下方に突出されるようになっている(図4参照)。一方、側棒部50a,50aを、それぞれ、滑動部材10,10の間に移動させた状態では、第2移動規制部材50を、邪魔とならない位置に配置することが可能となっている(図1及び図2参照)。なお、本実施形態では、支持部材20を折畳位置に位置させた状態で、側棒部50a,50aを滑動部材10,10間に移動させることによって、図5及び図6に示すような折畳状態とすることができるようになっている。
なお、側棒部50aの上面には、滑動部材10の上面と当接することが可能なストッパ部材50fを取り付けるのが好ましい(図1、図3及び図4参照)。このようにすれば、側棒部50a,50aを、滑動部材10,10間に移動させた際、それ以上の第2移動規制部材50の移動を規制することが可能である。従って、第2移動規制部材50の不使用時に、支持端部50eが滑動部材10よりも下方に飛び出してしまうことを防止することができる。
また、上述のように、第2移動規制部材50に、ストッパ部材50fを取り付けた場合、さらに、側棒部50a,50aを滑動部材10,10間に移動させる方向へ付勢する付勢部材(例えば、つる巻ばね)50gを取り付けるのが好ましい(図3及び図4参照)。このようにすれば、側棒部50a,50aを、手等によって移動させることなく、自動的に、滑動部材10,10間に移動させることが可能となる。このような第2移動規制部材50の付勢は、例えば、付勢部材50gの一端部と他端部とを、それぞれ、ストッパ部材50fと滑動部材10とに取り付けることによって実現することが可能である。
支持端部50e,50eは、それぞれ、延設部50d,50dの先端部に、当該先端部から左右方向外側へ向けて突出するように固定されている。これら支持端部50e,50eは、支持部材20へ向けて移動させると、それぞれ、側棒部20b,20bの下面に当接するように構成されている。詳しくは後述するが、本実施形態では、支持端部50e,50eのそれぞれを側棒部20b,20bに当接させた状態で、支持部材20の折畳位置への移動が規制されるようになっている。
次に、このように構成された階段用下降器具1の使用を、上記平坦面を走行させる場合と、階段S上を走行させる場合とに分けて、図1〜図4を参照して説明する。
先ず、階段用下降器具1を上記平坦面において走行させる場合について、図1を参照して説明する。以下において、階段用下降器具1を、図5及び図6に示すような折畳状態から、上記平坦面において走行させる状態(以下、「平坦面走行状態」と称す)に変化させる場合について説明する。
階段用下降器具1を折畳状態から平坦面走行状態へ変化させる操作は、折畳位置に位置する支持部材20を使用位置に移動させることから始まる。
具体的に、支持部材20の使用位置への移動は、支持部材20の側棒部20bの後端部側を上方へ向けて移動させることにより行う。側棒部20bの後端部側を上方へ移動させると、これに伴って、第1移動規制部材30の側棒部30bの先端部側が滑動部材10の溝部11aに沿って後方へ移動されるとともに、第1移動規制部材30の先端部30aが上方へ向かって移動されることとなる。
このような支持部材20及び第1移動規制部材30の移動によって、側棒部30bに固定されるボルト31が、滑動部材10に取り付けられた軸部材65に当接すると、支持部材20は、その移動が規制され、使用位置に位置することとなる。本実施形態では、支持部材20が使用位置に位置した状態で、支持部材20及び第1移動規制部材30のそれぞれに取り付けられたシート部材によって、椅子席Cが形成され、この椅子席Cに避難者Hを着座させることが可能となっている。なお、支持部材20の使用位置から折畳位置への移動は、上述したような操作とは逆の操作、すなわち、側棒部20bの後端部側を下方へ移動させることによって行えばよい。
その後、滑動部材10,10間に位置している後輪支持部材40を(図2参照)、滑動部材10よりも下方に位置するように移動させる。
具体的に、このような後輪支持部材40の移動は、後輪支持部材40の後輪支持部40b側を下方へ向けて移動させることにより行う。本実施形態では、連結部40cの左右方向中央部と、軸部材63の左右方向中央部との間に、伸長方向に反力を有するガススプリング41が取り付けられているため、後輪支持部40b側を下方へ向けて少し移動させるだけで、後輪66,66を、滑動部材10,10の下方に配置させる(上記平坦面走行状態に変化させる)ことが可能である。
階段用下降器具1を平坦面走行状態とした後、階段用下降器具1を操作する操作者は、避難者Hを椅子席Cに収容し、把持部材70を手で握りながら、歩行等することによって、階段用下降器具1を、車椅子の如く、所望の位置へ移動させることが可能となっている。
次に、階段用下降器具1を階段S上において走行させる場合について、図1及び図2を参照して説明する。
階段用下降器具1を、平坦面走行状態から階段S上を走行させる階段走行状態へ変化させる操作は、滑動部材10から下方に突出する後輪支持部材40を(図1参照)、滑動部材10,10間に移動させることによって行う。
具体的に、このような後輪支持部材40の移動は、後輪66,66を平坦面から浮かせるように持ち上げた状態で、足等によって、後輪支持部40bを前方へ移動させることにより行う。後輪支持部材40は、このような操作によって、滑動部材10,10間に位置させることが可能となっている(図2参照)。
操作者は、このような状態で、滑動部材10の無端ベルト14を踏板Sa先端部に接地させ、把持部材70を手で握りながら、階段を降りることによって、階段用下降器具1を階段S上において走行させることが可能となっている(図3参照)。
本実施形態では、上述したように、第2移動規制部材50を移動させることによって、階段用下降器具1を階段Sの途中で停止させることが可能となっている。
ここで、階段用下降器具1を、階段Sの途中で停止させる場合の操作について図4を参照して説明する。
図4に示すように、階段用下降器具1を階段Sの途中で停止させるには、第2移動規制部材50の支持端部50e側を支持部材20へ向けて上方へ移動(回動)させることによって行う。
このような操作を行うと、第2移動規制部材50は、突出端部50bが、滑動部材10の階段Sとの接地面と面一となり、踏板Saに当接することとなる。このような状態では、第2移動規制部材50には、突出端部50bを階下方向側へ回動させる回動力、すなわち、支持端部50eを階上方向側へ回動させる回動力が作用するため、階段用下降器具1には、その重量及び避難者Hの重量によって階段Sを滑落させる力が作用することとなる。
さらに、第2移動規制部材50の支持端部50e側を支持部材20へ向けて上方へ移動(回動)させていくと、無端ベルト14の階段Sとの少なくとも4ケ所の接地点のうち(図3参照)、階段Sの階上方向側の接地点は離れていき、その代わりに、突出端部50bが踏板Saに接地することになる。また、本実施形態では、このような突出端部50bの移動に伴って、第2移動規制部材50の支持端部50eが、支持部材20に当接し、この状態で、ロック部材20cによってロックされるようになっている。
このような状態では、階段用下降器具1に、その重量及び避難者Hの重量によって階段S上で安定して静止する力が作用することとなる。すなわち、第2移動規制部材50の支持端部50eには、階上方向側へ移動させる回動力が作用することとなり、この回動力は、支持端部50eの支持部材20への当接によって、支持部材20を前方へ押圧する押圧力に変換されるようになっている。仮に、支持端部50eに作用する階上方向側の回動力が、階下方向側(階段用下降器具1が階段Sを滑落する方向への力)に働くためには、突出端部50bと踏板Saとが接地する接地点P2、及び、支持端部50eと側棒部20bとが当接する当接点P3を結ぶ直線L1と、接地点P2点からの鉛直線Vと、によって形成される角度θ1を、プラスの角度(図4に示す鉛直線Vよりも階下方向側の角度)からマイナスの角度(負角、鉛直線Vよりも階上方向側の角度)に反転させる必要がある。しかし、階段用下降器具1の重量、及び、避難者Hの重量によって当接点P3は押圧されていることから、これをはねのけて反転させる力は発生しない。これにより、階段用下降器具1を、階段S上において、安定的に静止させることが可能になる。
すなわち、本実施形態では、突出端部50bの踏板Saへの接触によって、階段用下降器具1を階段Sの途中で停止させることができるばかりか、支持端部50eの支持部材20への当接によって、第2移動規制部材50の不用意な回動(突出端部50bの階下側への移動)を防止することが可能となっている。従って、本実施形態では、踏板Saと突出端部50bとの接地状態が不用意に解除されることがないため、滑動部材10(無端ベルト14)の階下方向側と、突出端部50bとを、それぞれ、踏板Sa先端部と、当該踏板Saの階上側の踏板Saとに接触させた状態(滑動部材10の階上側を踏板Sa先端部から浮かせた状態)で、階段用下降器具1を階段Sの途中で安全に停止させることが可能となっている。
また、本実施形態では、階段用下降器具1を階段Sの途中で停止させた状態で、支持部材20に当接される支持端部50eが、支持部材20の側棒部20bに取り付けたロック部材20cによってロックされるように構成されている。このような構成では、突出端部50bの、階下方向側のみならず、階上方向側への移動も防止されるため、階段用下降器具1を階段Sの途中でより安全に停止させることが可能となる。なお、本実施形態では、支持部材20にロック部材20cを設けたが、省略することも可能である。
さらに、図4に示すように、第2移動規制部材50の側棒部50aの中心軸線Mが、突出端部50bと踏板Saとの接地点P2を結ぶ鉛直線Vと同一線上、又は、鉛直線Vよりも階上方向側に位置するように、第2移動規制部材50を形成するのが好ましい。なお、このような第2移動規制部材50の形成は、本実施形態のように、第2移動規制部材50に、側棒部50a及び延設部50dを設け、これら側棒部50aや延設部50dの長さを適宜設定することによって容易に行うことが可能である。このようにすれば、突出端部50bが、踏板Sa上で階下方向へ滑ってしまうのを抑制することができ、その結果、階段用下降器具1を階段Sの途中でより安全に停止させることが可能である。
本実施形態に係る折畳式の階段用下降器具1では、階段Sの途中で停止させている状態で、避難者Hを支持する支持部材20を、第1移動規制部材30の他、第2移動規制部材50によっても下方からしっかりと支持することが可能である。すなわち、本実施形態では、避難者Hを支持する支持強度が低下しがちな、折畳式の階段用下降器具1であっても、階段Sの途中で停止させた際に、当該支持強度を自然と向上させることが可能である。従って、本実施形態によれば、階段用下降器具1を階段Sの途中で停止させた際、例えば、支持部材20の下方への移動(変形)によって、避難者Hが階段S上へ落下してしまうといった事態も防止することができる。
なお、図4に示すように、(1)接地点P2、及び、支持端部50eが支持部材20と当接する当接点P3を結ぶ直線L1と、踏板Saとのなす階上側の角度θ2が90度よりも大きく、且つ、(2)椅子席Cに着座する避難者Hの重心位置Gから垂下させた直線L2が、滑動部材10と階下側の踏板Saの先端部とが接触する接触点P1と、接地点P2との間に位置するように、第2移動規制部材50等を形成するのが好ましい。このようにすれば、椅子席Cに着座する避難者Hが階段S上に落下等することなく、階段用下降器具1を、階段Sの途中でより安定的に停止させることが可能である。
なお、本実施形態では、第2移動規制部材50を、側面視において、略L字状に形成したが、これに限られず、略直線状に形成することも可能である。
また、本実施形態では、階段S上を走行する滑動部材として、無端ベルト14を備えた滑動部材10を採用したが、これに代えて、例えば、当該無端ベルト14が省略された滑動部材(例えば、底面が平坦状に形成されたソリ状の部材)を採用することも可能である。
さらに、本実施形態では、階段用下降器具1に人(避難者H)を載せるようにしたが、人以外に、例えば、物を載せることも可能である。
また、本実施形態では、運搬対象を載せる支持部材として、支持部材20にシート部材(背もたれ部)を張り渡したものを採用したが、これに限られず、一体的に形成されたもの(例えば、支持部材20に板状の部材が溶接されたもの)を採用することも可能である。
さらに、本実施形態では、支持部材20に取り付けたシート部材(背もたれ部)に載せた運搬対象が、階下方向に滑落しないようにするため、第1移動規制部材30にシート部材(座面部)を設けたが、このような滑落を防止する部材を、支持部材20に設けることも可能である。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、この実施形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により、本発明は限定されることはない。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。
1 階段用下降器具
10 滑動部材
11 台枠
11a 溝部
12 前側プーリ
13 後側プーリ
14 無端ベルト
15 回動軸
16 プレート部材
20 支持部材
20a 先端部
20b 側棒部
20c ロック部材
30 第1移動規制部材
30a 先端部
30b 側棒部
31 ボルト
40 後輪支持部材
40a 側棒部
40b 後輪支持部
40c 連結部
41 ガススプリング
50 第2移動規制部材
50a 側棒部
50b 突出端部
50c 補強部
50d 延設部
50e 支持端部
50f ストッパ部材
50g 付勢部材
61 ボルト
62 前輪
63 軸部材
64 ボルト
65 軸部材
66 後輪
70 把持部材
71 取付部材
71a 連結部材
C 椅子席
G 重心位置
H 避難者
S 階段
Sa 踏板
θ1,θ2 角度
L1,L2 直線
M 中心軸線
V 鉛直線
P1 接触点
P2 接地点
P3 当接点

Claims (2)

  1. 階段の複数の踏板先端部のそれぞれに接触又は近接した状態で滑動することが可能な滑動部材と、
    前記滑動部材に回動自在に軸支され、前記滑動部材に対して折り畳まれる折畳位置と、運搬対象を載せる使用位置との間で移動させることが可能な支持部材と、
    前記支持部材を前記使用位置に位置させた状態で、前記支持部材の前記折畳位置への移動を規制する第1移動規制部材と、を備えた階段用下降器具であって、
    前記滑動部材に対して前記支持部材と同一方向に回動するように軸支され、前記支持部材を前記使用位置に位置させた状態で、当該支持部材の前記折畳位置への移動を規制する支持位置へ移動させることが可能な第2移動規制部材を備え、
    前記第2移動規制部材は、前記支持位置に移動させた状態で、前記支持部材の少なくとも一部を下方から支持する支持端部と前記滑動部材に対する軸支位置よりも下方に突出する突出端部とを有することを特徴とする階段用下降器具。
  2. 前記第2移動規制部材は、前記支持位置に移動させる移動方向に沿って延びる延設部を有し、
    前記支持端部は、前記延設部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の階段用下降器具。
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JP2017073745A (ja) * 2015-10-09 2017-04-13 オリンパス株式会社 記録装置、記録装置の制御方法、記録システム、及び装着型情報処理装置
JP2018079297A (ja) * 2016-11-07 2018-05-24 有限会社オクノ 階段昇降装置
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