JP6367330B2 - 竪型ローラミル - Google Patents

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Description

本発明は、回転テーブルと粉砕ローラとの間で被粉砕物を噛み込んで粉砕する竪型ローラミルに関する。
従来、複数の粉砕ローラと回転テーブルとの間に原料(被粉砕物)を噛み込ませて粉砕する竪型ローラミルが、コンクリート用骨材等の製造のために用いられている。
近年、竪型ローラミルの処理能力を高めるために、装置の大型化が進められており、特許文献1には、大型化に対応するための竪型ローラミルが開示されている。この特許文献1に記載の竪型ローラミルにおいては、ミルの大型化に伴って、回転テーブルと減速機とが上下方向に大きく離間されると共に、回転テーブルと減速機との間が垂直主軸で連結されている。
また、回転テーブルと減速機とが近接している従来の竪型ローラミルにおいては、回転テーブルを下方から摺動自在に支持するためのスラスト軸受け機構が、減速機と一体に構成されていた。
これに対して特許文献1に記載の竪型ローラミルにおいては、スラスト軸受け機構が減速機から分離され、スラスト軸受け機構と減速機とが上下方向に大きく離間されている。
WO2013/069293A1
上述したように、竪型ローラミルを大型化するために回転テーブルを減速機から上方に大きく引き離した場合、回転テーブルと減速機との間を垂直主軸で連結する必要が生じる。その結果、回転時における回転テーブルの軸ブレが大きくなる可能性があり、これを防止するための対策が必要となった。
また、竪型ローラミルを大型化するためにスラスト軸受け機構を減速機から分離して上方に大きく引き離した構成においては、減速機と一体化された従来のスラスト軸受け機構とは異なり、減速機と一緒にスラスト軸受け機構を作業エリアまで引き出してメインテナンスや交換作業を行なうことはできない。このため、減速機から分離されたスラスト軸受け機構のメインテナンスや交換作業を如何にして行なうかが問題となるが、ミルの大型化、特にテーブルの大型化に伴って複数のスラスト軸受け機構の設置エリアが大きくなることもあり、スラスト軸受け機構のメインテナンスや交換作業が従来よりも困難になるという問題がある。スラスト軸受け機構スラスト軸受け機構
本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑みて成されたものであって、ミルを大型化した場合においても、回転時における回転テーブルの軸ブレを防止できる竪型ローラミルを提供することを目的とする。
また、本発明は、ミルを大型化した場合においても、スラスト軸受け機構のメインテナンスや交換作業を支障なく行なうことができる竪型ローラミルを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、回転テーブルと粉砕ローラとの間で被粉砕物を噛み込んで粉砕する竪型ローラミルであって、前記回転テーブルの下方に配置された減速機と、前記減速機からの駆動力を前記回転テーブルに伝達するための垂直主軸と、前記垂直主軸の上端がその中央部に接続されると共に前記回転テーブルの下面を構成する出力フランジと、前記出力フランジの周縁部を下方から摺動可能に支持するためのスラスト軸受け機構と、前記出力フランジの半径方向の移動を規制するためのラジアル軸受け機構と、を備えたことを特徴とする。
本発明の第2の態様は、前記ラジアル軸受け機構は、前記出力フランジに設けられた可動側軸受け部材と、前記スラスト軸受け機構が載置された構造物に設けられた固定側軸受け部材と、前記可動側軸受け部材と前記固定側軸受け部材との間に設けられた軸受け本体と、を有することを特徴とする。
本発明の第3の態様は、前記可動側軸受け部材は、前記出力フランジの下面中央部に設けられた筒状部材を含み、前記固定側軸受け部材は、前記筒状部材が挿通される中央開口が形成された環状部材を含むことを特徴とする。
本発明の第4の態様は、前記軸受け本体は、滑り軸受けであることを特徴とする。
本発明の第5の態様は、前記出力フランジと前記固定側軸受け部材との間に作業用空間が形成されており、前記作業用空間に作業員が進入するための作業用開口が前記出力フランジに形成されていることを特徴とする。
本発明の第6の態様は、前記回転テーブルは、中空構造を有しており、前記作業用開口は、前記回転テーブルの内部空間に連通していることを特徴とする。
本発明の第7の態様は、前記回転テーブルの環状破砕面よりも半径方向内側にテーブルカバーが設けられており、前記回転テーブルの前記内部空間に作業員が進入するための作業用開口が前記テーブルカバーに形成されていることを特徴とする。
本発明の第8の態様は、前記出力フランジに形成された前記作業用開口と、前記テーブルカバーに形成された前記作業用開口とが、上下方向から見て少なくとも部分的に重なり合っていることを特徴とする。
本発明の第9の態様は、前記作業用開口を開放可能に封止するための扉部材を有することを特徴とする。
本発明の第10の態様は、前記スラスト軸受け機構が載置された構造物に着脱自在に設けられたピン部材によって、運転時における前記スラスト軸受け機構の移動が規制されており、前記ピン部材を前記構造物から取り外すことにより、半径方向内側への前記スラスト軸受け機構の移動が可能となるように構成されていることを特徴とする。
本発明の第11の態様は、前記垂直主軸の前記上端は、前記出力フランジの前記中央部にカップリング機構を介して接続されていることを特徴とする。
本発明の第12の態様は、前記スラスト軸受け機構の高さを調整するための高さ調整手段をさらに有することを特徴とする。
本発明の第1の態様における特徴を備えた竪型ローラミルによれば、ミルを大型化した場合においても、回転時における回転テーブルの軸ブレを防止することができる。
本発明の第5の態様における特徴を備えた竪型ローラミルによれば、ミルを大型化した場合においても、スラスト軸受け機構のメインテナンスや交換作業を支障なく行なうことができる。
本発明の一実施形態による竪型ローラミルの概略を示した縦断面図。 図1のII−II線に沿った断面図。 図2のIII-III線に沿った断面図。 図3のIV−IV線に沿った断面図。 図1に示した竪型ローラミルのスラスト軸受け機構およびその周囲構造物を拡大して示した縦断面図。 図1に示した竪型ローラミルの作業用空間42およびその周囲構造物を拡大して示した縦断面図。
以下、本発明の一実施形態による竪型ローラミルについて、図面を参照して説明する。
図1および図2に示したように、本実施形態による竪型ローラミル1は、原料(被粉砕物)がその上面に供給される回転テーブル2を備えている。回転テーブル2の周囲には、回転テーブル2との間で原料を噛み込んで粉砕する6台の粉砕ローラ3が設けられている。6台の粉砕ローラ3は、回転テーブル2の回転軸心を中心とした仮想円周上に、等角度間隔(60°おき)で配置されている。
粉砕ローラ3は、ローラ押付け機構4によって、回転テーブル2上に押し付けられる。ローラ押付け機構4は、先端部に粉砕ローラ3が設けられた第1アーム5、および、この第1アーム5の基端部に接続された先端部を有する第2アーム6を備えている。第2アーム6の基端部には、押圧駆動部(例えば油圧シリンダ)7の駆動軸(例えばシリンダピン)8の先端部が接続されている。
ローラ押付け機構4においては、押圧駆動部7の駆動軸8を引き込むことにより、第1アーム5および第2アーム6を介して、粉砕ローラ3が回転テーブル2に押付けられる。
図1および図3に示したように、ミル設置面9には、回転テーブル2の回転駆動源10および減速機11が設置されており、回転駆動源10と減速機11とが水平連結軸12によって連結されている。また、減速機11と回転テーブル2とは、垂直主軸13によって連結されている。
回転テーブル2および粉砕ローラ3は、ミルケーシング14によって覆われている。回転テーブル2への原料の供給は、ミルケーシング14を貫通して配置された原料供給シュート15を介して行われる。
ミルケーシング14の側面下部には熱風ダクト16が接続されており、この熱風ダクト16を介して熱風がミルケーシング14の内部に供給される。回転テーブル2の上方には、セパレータ17が設けられている。粉砕された原料は、熱風ダクト16を介してミルケーシング14の下部に供給された熱風により吹き上げられ、セパレータ17に移送される。
セパレータ17は、電動機等から成るセパレータ駆動装置28により回転駆動され、粉砕された原料のうち、所定粒度(粒径)よりも細かい原料(精粉)のみを、ミルケーシング14の上部に設けた精粉排出ダクト18から排出する。一方、所定粒度(粒径)よりも荒い原料(粗粉)は、セパレータ17により分離されて回転テーブル2に戻され、再び粉砕される。
ミルケーシング14の下方には、減速機11を、粉砕ローラ3およびその押付け機構4の下方に通して引き出すためのメインテナンス通路19が形成されている。より具体的には、ローラ押付け機構4等を支持するコンクリート製のスタンド部20に、メインテナンス通路19が貫通形成されている。
すなわち、コンクリート製のスタンド部20は、メインテナンス通路19を間に挟んでその両側に設けられている2つのスタンド脚部20Aと、これら2つのスタンド脚部20Aの上端同士を連結してメインテナンス通路19の天井部分を形成する連結部20Bとを含んでいる。この構成により、粉砕ローラ3およびその押付け機構4の数が増えてもメインテナンス通路を確保することができる。
そして、本実施形態による竪型ローラミルにおいては、図3に示したように、回転テーブル2が中空構造を有している。回転テーブル2の環状破砕面21の半径方向内側には、テーブルカバー22が着脱自在に設けられている。
回転テーブル2の下面は、出力フランジ23によって構成されており、垂直主軸13の上端が、出力フランジ23の中央部にカップリング24を介して接続されている。カップリング24を介して垂直主軸13と出力フランジ23とを接続することにより、回転時において、出力フランジ23に対する垂直主軸13の変位(軸ブレ)が、ある程度許容される。
垂直主軸13の下端は、減速機11の出力軸25にカップリング26を介して接続されている。カップリング26を介して垂直主軸13と減速機11の出力軸25とを接続することにより、回転時において、減速機11の出力軸25に対する垂直主軸13の変位(軸ブレ)が、ある程度許容される。
図3および図4に示したように、本実施形態による竪型ローラミル1においては、出力フランジ23の周縁部を下方から摺動可能に支持するためにスラスト軸受け機構27が、周方向に等角度間隔で複数配置されている。
図5に示したように、スラスト軸受け機構27は、架台部分(構造物)28の載置面29に載置されている。スラスト軸受け機構27の軸受け面30には、給油管31を介して高圧油が供給される。スラスト軸受け機構27の近傍には油止め部材32が着脱自在に設けられている。
給油管31を介して軸受け面30に供給された高圧油は、スラスト軸受け機構27の周囲構造物(油止め部材32を含む)によって形成された空間内に貯留される。貯留された油の液面がスラスト軸受け機構27の軸受け面30よりも高い位置にくるように、油止め部材32の高さが設定されている。
スラスト軸受け機構27は、架台部分28の載置面29に載置された台座33の上に、高さ調節部材(高さ調節手段)34を介して載置されている。高さ調節部材34は板ライナーであり、その厚さを調節することにより、スラスト軸受け機構27の高さ、すなわち軸受け面30の高さを調節することができる。
架台部分28の載置面29には、台座33に隣接してピン部材35が着脱自在に設けられており、ピン部材35によって、運転時における台座33の移動が規制される。ピン部材35を載置面29から取り外すことにより、少なくとも回転テーブル2の半径方向内側への、台座33およびその上に載置されたスラスト軸受け機構27の移動が可能となる。
出力フランジ23の周縁部には可動側シール部材36が設けられており、この可動側シール部材36が、固定側の構造物に設けられた固定側シール部材37と協働してシール機能を果たしている。
本実施形態による竪型ローラミル1は、図3に示したように、出力フランジ23の半径方向の移動を規制するためのラジアル軸受け機構38を備えている。
ラジアル軸受け機構38は、出力フランジ23に設けられた可動側軸受け部材39と、スラスト軸受け機構27が載置された架台部分28に設けられた固定側軸受け部材40と、可動側軸受け部材39と固定側軸受け部材40との間に設けられた軸受け本体41と、を有する。軸受け本体41は、滑り軸受けによって構成されている。
可動側軸受け部材39は、出力フランジ23の下面中央部に設けられた筒状部材を含む。固定側軸受け部材40は、可動側軸受け部材39を構成する筒状部材が挿通される中央開口が形成された環状部材を含む。
このような構成としたことで、ローラの作用により発生するラジアル力が可動側軸受部材39、軸受本体41、固定側軸受部材40を介し架台部分28にて支持される。これにより、テーブル43及び出力フランジ23の軸ブレを効果的に防止できる。なお、可動側軸受部材39は出力フランジと一体であるか否かは問わず、ボルト等で出力フランジに連結されていても良い。
図3および図6に示したように、出力フランジ23と固定側軸受け部材40との間には、作業用空間42が形成されている。図3、図4、および図6に示したように、出力フランジ23には、回転テーブル2の内部空間43から作業用空間42に作業員が進入するための作業用開口(マンホール)44が形成されている。作業用開口44は、通常時においては、開閉可能な扉部材45によって封止されている。
図3および図6に示したように、テーブルカバー22には、回転テーブル2の内部空間43に作業員が進入するための作業用開口(マンホール)46が形成されている。作業用開口46は、通常時においては、開閉可能な扉部材47によって封止されている。
出力フランジ23に形成された作業用開口44と、テーブルカバー22に形成された作業用開口46とが、上下方向(回転軸線方向)に見て少なくとも部分的に重なり合っている。
本実施形態による竪型ローラミル1においては、ラジアル軸受け機構38によって、出力フランジ23の回転時の軸ブレが規制される。これにより、回転時における回転テーブル2の軸ブレが規制される。従って、不安定時にローラ荷重より発生する、テーブルに印加されたラジアル力を本部分で支持ことができると共に、出力フランジ23の軸ブレによる可動側シール部材36および固定側シール部材37の破損を防止することができる。
なお、上述したように垂直主軸13の上端はカップリング24を介して出力フランジ23に接続されているので、本体据付時の減速機11とスラスト軸受け機構27の芯ズレに起因する垂直主軸13の軸ブレはカップリング24で吸収される。垂直主軸13の下端側のカップリング26も軸ブレの吸収に寄与する。このため、垂直主軸13については、その設置に際して要求される芯だし精度を低くすることができる。
また、本実施形態による竪型ローラミル1において、スラスト軸受け機構27のメインテナンスや交換作業を行なう際には、スラスト軸受け機構27の周囲の油を予め抜いておいた状態で、作業員が、テーブルカバー22の扉部材47を開放して作業用開口46から回転テーブル3の内部空間43に進入し、さらに、出力フランジ23の扉部材45を開放して作業用開口44から作業用空間42に進入する。
作業員は、作業用空間42に進入したら、油止め部材32を除去して、スラスト軸受け機構27へのアクセス性を確保する。なお、スラスト軸受け機構27を交換する場合には、予め油圧ジャッキなど用いて回転テーブル2を少し持ち上げた状態とする。これにより、出力フランジ23とスラスト軸受け機構27とが引き離されるので、出力フランジ23からスラスト軸受け機構27への荷重をなくすことができる。
作業員は、台座33からピン部材35を取り外すことにより、スラスト軸受け機構27を半径方向内側に引き出し可能とする。この状態で、適当な手段を用いてスラスト軸受け機構27を半径方向内側に引き出し、出力フランジ23の作業用開口44の直下までスラスト軸受け機構27を移動させる。
出力フランジ23の作業用開口44の直上には、テーブルカバー22の作業用開口46が配置されており、これらの作業用開口44、46を介して、適当な手段を用いてスラスト軸受け装置27を吊り上げて取り出す。
新しいスラスト軸受け機構27を設置する際には、上述した手順とは逆に、作業用開口44、46を介してスラスト軸受け機構27を作業用空間42まで吊り降ろし、固定側軸受け部材40上にひとまず載置して、さらに半径方向外側に移動させる。続いて、高さ調節部材34によってスラスト軸受け機構27の高さを調節すると共に、所定の位置にてピン部材35でスラスト軸受け機構27を固定する。
このように本実施形態による竪型ローラミル1によれば、作業用開口44、46、作業用空間42、および内部空間43を利用することにより、作業員がスラスト軸受け機構27にアクセス可能となり、また、スラスト軸受け機構27の搬出入が可能となるので、スラスト軸受け機構27の交換作業やメインテナンス作業を支障なく行なうことができる。
スラスト軸受け機構27の高さ調節作業については、作業員は、作業用空間42の中で、スラスト軸受け機構27と出力フランジ23との僅かな隙間を計測しながら、高さ調節部材34を用いて現場にて高さ調節作業を正確に行なうことができる。
また、本実施形態による竪型ローラミル1においては、作業用開口44を出力フランジ23に形成することにより、除去した材料分だけ出力フランジ23の重量が減少するので、出力フランジ23の軽量化を図ることができる。
なお、本実施形態においては、出力フランジ23に4つの作業用開口44を周方向に等角度間隔で形成するようにしたが、作業用開口44の形態はこれに限られるものではなく、作業員の進入およびスラスト軸受け機構27の搬出入を可能とする形態であれば良い。テーブルカバー22に形成する作業用開口46についても同様である。
また、本実施形態は、6台の粉砕ローラを配置した構成を備えているが、本発明による竪型ローラミルの粉砕ローラの設置数はこれに限られるものではなく、より多くの、またはより少ない粉砕ローラを設置することもできる。
1 竪型ローラミル
2 回転テーブル
3 粉砕ローラ
4 ローラ押付け機構
5 第1アーム
6 第2アーム
7 押圧駆動部
8 押圧駆動部の駆動軸
9 ミル設置面
10 回転駆動源
11 減速機
12 水平連結軸
13 垂直主軸
14 ミルケーシング
15 原料供給シュート
16 熱風ダクト
17 セパレータ
18 精粉排出ダクト
19 メインテナンス通路
20 スタンド部
20A スタンド脚部
21 回転テーブルの環状破砕面
22 テーブルカバー
23 出力フランジ
24、26 カップリング
25 減速機の出力軸
27 スラスト軸受け機構
28 架台部分
29 架台部分の載置面
30 スラスト軸受け機構の軸受け面
31 給油管
32 油止め部材
33 スラスト軸受け機構の台座
34 スラスト軸受け機構の高さ調節部材(高さ調節手段)
35 ピン部材
36 可動側シール部材
37 固定側シール部材
38 ラジアル軸受け機構
39 可動側軸受け部材
40 固定側軸受け部材
41 軸受け本体
42 作業用空間
43 回転テーブルの内部空間
44 出力フランジの作業用開口(マンホール)
45 出力フランジの扉部材
46 テーブルカバーの作業用開口(マンホール)
47 テーブルカバーの扉部材

Claims (10)

  1. 回転テーブルと粉砕ローラとの間で被粉砕物を噛み込んで粉砕する竪型ローラミルであって、
    前記回転テーブルの下方に配置された減速機と、
    前記減速機からの駆動力を前記回転テーブルに伝達するための垂直主軸と、
    前記垂直主軸の上端がその中央部に接続されると共に前記回転テーブルの下面を構成する出力フランジと、
    前記出力フランジの周縁部を下方から摺動可能に支持するためのスラスト軸受け機構と、
    前記出力フランジの半径方向の移動を規制するためのラジアル軸受け機構と、を備え、
    前記ラジアル軸受け機構は、前記出力フランジに設けられた可動側軸受け部材と、前記スラスト軸受け機構が載置された構造物に設けられた固定側軸受け部材と、前記可動側軸受け部材と前記固定側軸受け部材との間に設けられた軸受け本体と、を有し、
    前記出力フランジと前記固定側軸受け部材との間に作業用空間が形成されると共に、前記作業用空間に連通する作業用開口が前記出力フランジに形成されている、竪型ローラミル。
  2. 前記可動側軸受け部材は、前記出力フランジの下面中央部に設けられた筒状部材を含み、
    前記固定側軸受け部材は、前記筒状部材が挿通される中央開口が形成された環状部材を含む、請求項記載の竪型ローラミル。
  3. 前記軸受け本体は、滑り軸受けである、請求項またはに記載の竪型ローラミル。
  4. 前記回転テーブルは、中空構造を有しており、
    前記作業用開口は、前記回転テーブルの内部空間に連通している、請求項乃至のいずれか一項に記載の竪型ローラミル。
  5. 前記回転テーブルの環状破砕面よりも半径方向内側にテーブルカバーが設けられており、
    前記回転テーブルの前記内部空間に作業員が進入するための作業用開口が前記テーブルカバーに形成されている、請求項記載の竪型ローラミル。
  6. 前記出力フランジに形成された前記作業用開口と、前記テーブルカバーに形成された前記作業用開口とが、上下方向から見て少なくとも部分的に重なり合っている、請求項記載の竪型ローラミル。
  7. 前記作業用開口を開放可能に封止するための扉部材を有する、請求項乃至のいずれか一項に記載の竪型ローラミル。
  8. 前記スラスト軸受け機構が載置された構造物に着脱自在に設けられたピン部材によって、運転時における前記スラスト軸受け機構の移動が規制されており、
    前記ピン部材を前記構造物から取り外すことにより、半径方向内側への前記スラスト軸受け機構の移動が可能となるように構成されている、請求項1乃至のいずれか一項に記載の竪型ローラミル。
  9. 前記垂直主軸の前記上端は、前記出力フランジの前記中央部にカップリング機構を介して接続されている、請求項1乃至のいずれか一項に記載の竪型ローラミル。
  10. 前記スラスト軸受け機構の高さを調整するための高さ調整手段をさらに有する、請求項1乃至のいずれか一項に記載の竪型ローラミル。
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