JP6366235B2 - 投写型画像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は液晶プロジェクタ等の投写型画像表示装置の光源であるランプの消灯時の冷却方法に関するものである。
近年、液晶プロジェクタに代表される投写型画像表示装置は急速に需要拡大している。その中でも、高輝度化の流れが急速に進んできている。
投写型画像表示装置の光源としては超高圧水銀ランプが主流であり、この超高圧水銀ランプは電力が数百Wで、電極間のギャップは1mm以下のものが一般的である。 従って、電極間には数Aの電流が流れ、放出された電子が電極に衝突することにより電極が過熱される。その結果、電極先端温度は3000℃程度まで上昇し、石英ガラスのバルブ内部の温度は1000℃を超える。また、石英ガラス内部の圧力は20MPa(200気圧)以上まで高まる。そのため、外から冷却風を吹き付けることで適切な温度に冷却することが重要となる。
また、消灯時に超高圧水銀ランプは、点灯時に供給されていた数百Wの熱源が0になるため、石英ガラスバルブの温度が急激に低下する。その際に、バルブの内表面と外表面の温度差により、石英ガラスの歪み点への到達時間に差が生じ、石英ガラス内に歪みが生成される。この歪みを減らすためには消灯後の石英ガラスの温度低下速度を遅くすることが有効であると考えられる。
ランプ消灯後の温度低下速度を遅くするものとして特許文献1、2がある。
特許文献1に開示された従来技術は、消灯時にランプの電力をアーク放電が消滅しない程度まで(1/2〜1/20)低減し、一定時間維持して消灯する構成が開示されている。
特許文献2に開示された従来技術は、消灯時に、ランプを冷却しているFANを停止する構成が開示されている。
特許4070420 特開4081684
上述の特許文献1は、消灯時のバルブの冷却勾配を緩やかにすることに対して効果を発揮する。しかしながら、電力を大幅に低下させることにより、電極材料等のバルブ管壁への付着や、ランプの消灯が発生し、超高圧水銀ランプの寿命を短くしてしまうという別の課題が発生する可能性がある。
また、上述の特許文献2では、ランプ消灯時に冷却FANを停止させて冷却速度を遅らせるものの、ランプが消灯することにより発熱量が大幅に減る(無くなる)ため、冷却速度はあまり遅くならない、という問題点がある。
そこで、本発明の目的は、投写型画像表示装置において、ランプの寿命を延ばすことが可能な投写型画像表示装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の表示装置は、光源と、前記光源に供給する電力を制御する光源制御部と、前記光源を冷却する光源冷却部に供給する電力を制御することにより、前記光源冷却部による冷却性能を制御する冷却制御部と、画像表示素子と、前記光源からの光を前記画像表示素子に導く照明光学系と、を備える投写型画像表示装置であって、前記光源を消灯する際、前記光源制御部が、前記光源に供給する電力を、前記光源の点灯時に供給する通常電力よりも低い所定の電力に下げた後、前記光源への電力供給を遮断するように構成されており、前記光源制御部が前記光源に供給する電力を前記所定の電力に下げるタイミングと同じか、それよりも早いタイミングで、前記冷却制御部が前記光源冷却部による冷却性能を前記光源に前記通常電力を供給している時よりも高くし、前記光源制御部が前記光源に供給する電力を前記所定の電力に下げた後、前記冷却制御部が前記光源冷却部に供給する電力を遮断するまでに、少なくとも1秒以上の間隔を設けることを特徴としている。
本発明によると、投写型画像表示装置において、ランプの寿命を延ばすことが可能となる。
本発明の実施例1における、消灯時のランプの電力とランプ冷却FANの制御のフローチャートを示す図である。 本発明の実施例における投写型画像表示装置の構成図である。 本発明の実施例1におけるランプの冷却構成を示す図である。 本発明の実施例1における消灯時のバルブ温度の変化を示す図である。 本発明の実施例1におけるランプの信頼性試験を行った結果を示す図である。 本発明の実施例2における、消灯時のランプの電力とランプ冷却FANの制御のフローチャートを示す図である。 本発明の実施例2における消灯時のバルブ温度の変化を示す図である。 本発明の実施例3における、消灯時のランプの電力とランプ冷却FANの制御のフローチャートを示す図である。 本発明の実施例3における消灯時のバルブ温度の変化を示す図である。
以下に、本発明の具体的な実施例について図面を用いて説明する。
(実施例1)
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施例である液晶表示装置(画像表示装置)1を説明する。ここで、図2は、液晶表示装置1を示す構成図である。
液晶表示装置1は、画像をスクリーン200に表示する機能を有する。液晶表示装置1は、本実施例では、反射型液晶表示素子(反射型液晶表示素子等の画像表示素子)を搭載した投写型画像表示装置である。液晶表示装置1は、筐体1aと、ランプ10と、照明光学系20と、色分解合成光学系30と、投写レンズ光学系40と、液晶表示素子(画像表示素子)50と、記憶部60と、制御手段70と、演算手段80を有する。
筐体1aは、液晶表示装置1を構成する部材を固定し収納する。筐体1aは、本実施例では、矩形状の立方体である。また、筐体1aは、投写レンズ光学系40の一部が、外部に露出している。そして、筐体1aは、例えば、液晶表示装置1の傾きを調整する調整機構を有している。尚、投写レンズ光学系40の一部は、本実施例では、外部に露出しているが、筐体1a内に収納されていてもよい。
ランプ(光源装置)10は、光を生成する機能を有する。ランプ10は、バルブ(ガラス製)11と、リフレクタ12と、電極13と、電極に電力を供給するリード線14と、電極13とリード線14を接続する接続部15を有する。この場合、γは、液晶表示装置1の光軸である。ここで、光源に相当するのはバルブ11、電極13であり、後述する電源供給部(光源制御部)16が、この電極13にリード線14を介して電力を供給している。また、この電源供給部(光源制御部)16は、光源(電極)に供給する電力を変更することが可能であり、通常の画像表示時に供給する電力(通常電力)に比べて低い電力を供給することが可能である。もし通常の画像表示時に光源に供給する電力を変化させる場合(電力供給を遮断する場合も含む)には、その変化させる電力の中の最大の電力をここでの通常電力とする。
バルブ11は、連続スペクトルで、白色光を発光する機能を有する。バルブ11は石英ガラスより形成されている。
リフレクタ12は、バルブ11からの光を所定の方向に集光する機能を有する。そのため、リフレクタ12は、反射率の高いミラー等によって構成されており、半球形状を有する。
電極13は、電源供給部16によってリード線14を介して供給された電力より電子を放出している。
電子が電極13より放射されることでランプは光を放射する。
ランプ10は、点灯すると、電極13への電子衝突による発熱により、ランプ10全体、特にバルブ11の温度上昇が発生する。そのまま点灯し続けると、バルブ11の温度上昇によるガラスの結晶化にともなう照度低下やリード線接続部15の剥離が発生するため、バルブ11及び、接続部15を冷却する必要がある。そのため、ランプ10に風を送るためのランプ冷却FAN95と、ランプ冷却FAN95からの風をランプ10に導くための導風路90を配置される。そして、ランプ冷却FAN95はランプ冷却FAN制御手段98によって回転数を制御する。
次にランプ10を冷却する際のランプ冷却FAN95と導風路90の構成について図3で説明する。
導風路90は、ランプ10のバルブ11と接続部15を個別に冷却できるようにバルブ冷却導風路91と接続部冷却導風路92から構成されている。
ランプ冷却FAN95も、ランプ10のバルブ11と接続部15を個別に冷却できるようにバルブ冷却FAN96と接続部冷却FAN97から構成されている。
バルブ11には、バルブ冷却FAN96からの風がバルブ冷却導風路91を通して吹き付けられ、バルブ11を冷却する。
接続部15には、接続部冷却FAN97からの風が接続部冷却導風路92を通して吹き付けられ、接続部15を冷却する。
そして、バルブ11と接続部15をそれぞれ適切な温度に冷却することで、ランプ10の寿命を延ばすことができる。
照明光学系20は、ランプ10からの光を色分解合成光学系30に伝達する機能を有する。照明光学系20は、シリンダアレイ21及び22と、紫外線吸収フィルタ23と、偏光変換素子24と、フロントコンプレッサ25と、全反射ミラー26と、コンデンサーレンズ27と、リアコンプレッサ28とを有する。
シリンダアレイ21及び22は、カメラ、検出器、走査装置内等に組み込まれている感光素子の複合体である。シリンダアレイ21は、光軸γに対して垂直方向に屈折力を有するレンズアレイである。シリンダアレイ22は、シリンダアレイ21の個々のレンズに対応したレンズアレイを有する。本実施例では、シリンダアレイ21は、ランプ10の前方に配置され、シリンダアレイ22は、後述する紫外線吸収フィルタ23の前方に配置される。
紫外線吸収フィルタ23は、紫外線を吸収する機能を有する。紫外線吸収フィルタ23は、シリンダアレイ21とシリンダアレイ22との間に配置される。
偏光変換素子24は、無偏光光を所定の偏光光に変換する機能を有する。偏光変換素子24は、シリンダアレイ22の前方に配置される。
フロントコンプレッサ25は、水平方向において屈折力を有するシリンドリカルレンズで構成されている。フロントコンプレッサ25は、偏光変換素子24の前方に配置される。
全反射ミラー26は、ランプ10からの光を反射する機能を有する。全反射ミラー26は、本実施例では、光軸を90度変換する。全反射ミラー26は、フロントコンプレッサ25の前方に配置される。
コンデンサーレンズ27は、ランプ10からの光を集め、投影レンズの瞳内に光源の像を結ばせることによって、物体を均等に照明する。コンデンサーレンズ27は、全反射ミラー26の前方に配置される。
リアコンプレッサ28は、水平方向において屈折力を有するシリンドリカルレンズで構成されている。リアコンプレッサ28は、コンデンサーレンズ27の前方に配置されている。
光遮断部品29は、ランプ10の入射側は反射ミラーで構成されている。光遮断部品29は、ランプ10からの光を段階的に遮断する絞りのような構成部品、またはランプ10からの光を全て遮断するシャッターのような構成部品からなる。
光遮断部品29は光遮断部品制御手段75によって、ランプ10からの光の遮断の制御を行う。
色分解合成光学系30は、ランプ10からの光を分解及び合成する機能を有する。色分解合成光学系30は、ダイクロイックミラー31と、偏光板32と、偏光ビームスプリッター33と、1/4波長板35と、色選択性位相差板36とを有する。
ダイクロイックミラー31は、青(B)と赤(R)の波長領域の光を反射し、緑(G)の波長領域の光を透過する。ダイクロイックミラー31は、リアコンプレッサ28の前面に配置される。
偏光板32は、S偏光光のみを透過させる機能を有する。偏光板32は、偏光板32a、32b及び32cとを有する。偏光板32aは、透明基板に偏光素子を貼り合わせた緑用の入射側偏光板であり、S偏光光のみ透過する。偏光板32aは、ダイクロイックミラー31の前方に配置されている。偏光板32bは、透明基板に偏光素子を貼り合わせた赤青用の入射側偏光板であり、S偏光光のみ透過する。偏光板32bは、ダイクロイックミラー31の前方に配置されている。偏光板32cは、透明基板に偏光素子を貼り合わせた赤青用の出射側偏光板(偏光素子)であり、S偏光のみを透過する。
偏光ビームスプリッター33は、P偏光光を透過し、S偏光光を反射する。偏光ビームスプリッター33は、偏光分離面を有する。偏光ビームスプリッター33は、偏光ビームスプリッター33a、33b及び33cを有する。偏光ビームスプリッター33aは、P偏光光を透過し、S偏光光を反射する。偏光ビームスプリッター33aは、偏光板32aの前面に配置される。偏光ビームスプリッター33bは、P偏光光を透過し、S偏光光を反射する。偏光ビームスプリッター33bは、色選択性位相差板36aの前面に配置される。偏光ビームスプリッター33cは、P偏光光を透過し、S偏光光を反射する。偏光ビームスプリッター33cは、偏光ビームスプリッター33aの前面に配置される。
1/4波長板35は、位相差を与える機能を有する。1/4波長板35は、1/4波長板35R、35G及び35Bとを有する。1/4波長板35Rは、偏光ビームスプリッター33bと後述する液晶表示素子50Rとの間に配置される。1/4波長板35Gは、偏光ビームスプリッター33aと後述する液晶表示素子50Gとの間に配置される。1/4波長板35Bは、偏光ビームスプリッター33bと後述する液晶表示素子50Bとの間に配置される。
色選択性位相差板36は、特定の光の偏光方向を90度変換する機能を有する。色選択性位相差板36aは、青色の光の偏光方向を90度変換し、赤色の光の偏光方向は変換しない。色選択性位相差板36aは、偏光板32bと偏光ビームスプリッター33bとの間に配置される。色選択性位相差板36bは、赤色の光の偏光方向を90度変換し、青色の光の偏光方向は変換しない。色選択性位相差板36bは、偏光板32cと偏光ビームスプリッター33bとの間に配置される。
反射型液晶表示素子50はガラス基板52とSi基板53の間に液晶層51を封入し作製されている。ガラス基板52には透明電極54が配置されている。Si基板53には反射型液晶表示素子50を駆動させるための半導体回路が構成されており、表面に反射電極55が配置されている。ガラス基板52とSi基板53には液晶層51に接する面側に液晶分子を並べるための配向膜56がそれぞれ配置されている。透明電極54はITO電極であり、反射電極55はAl等を主成分とする電極である。また、配向膜56は液晶分子を垂直方向に配向させる膜であり、無機配向膜をSiO2を斜方蒸着することや、ポリイミド膜などにラビング処理を行うことで形成している。そして、液晶層51の液晶材料は負の誘電率異方性を有する液晶材料を用いた。ここでは、反射型液晶表示素子を用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、透過型液晶表示素子や、マイクロミラーデバイスや、その他の画像表示素子(光変調素子)を用いても構わない。
この反射型液晶表示素子50における液晶層51の厚みをd(μm)とする。液晶層51の厚みは図示しないスペーサーによって制御されている。
液晶材料の屈折率異方性をΔnとする。屈折率異方性とは液晶分子の長軸方向の屈折率neと単軸方向の屈折率noとの差で与えられる。この屈折率の値は波長分散特性を有し、各々の波長に対して固有の値を有する。
そして、透明電極54と反射電極55の間に電圧を印加することで、液晶層51に存在する液晶材料の向きを変化させることで、屈折率異方性Δnを変化させ、偏光された入射光に対して位相差を付与することが可能となる。位相差を付与され入射偏光軸と異なる偏光軸となった光は、偏光ビームスプリッター33で選択的に透過または反射されることで投写レンズ光学系40に導かれ、投写される。一方、位相差を付与されず入射偏光軸と同じ偏光軸の光は、先ほどとは逆に偏光ビームスプリッター33で選択的に反射または透過されることで、ランプ10の方向に戻っていく。
投写レンズ光学系(投写手段)40は、照明光学系20及び色分解合成光学系30を介したランプ10からの光を照射する。投写レンズ光学系40は、鏡筒40aに図示しない複数の光学素子で構成されている。また、投写レンズ光学系40は、スクリーン200に投写された投写画像をシフトすることが可能な、シフト機構41を有する。
液晶表示装置1において、点灯時は電源供給部16よりランプ10は電力を供給され点灯しており、スクリーン200に投写された画像を観察することができる。
そして、所定の目的を終えた後に電源を切る操作をユーザーが行う(消灯操作部材を操作する、電源ボタンをOFFにする、またそれらの操作に伴って消灯指令が出される)と、図1に記載のシーケンスが実行される。尚、以下に述べるシーケンスは、液晶表示装置(画像表示装置)の制御方法として搭載しても構わないし、また制御プログラムとして液晶表示装置(画像表示装置)に搭載させても構わない。
まず、電源供給部16よりランプ10に供給している電力を定格の80%まで低下させる。ここで言う定格とは、前述の通常電力のことであり、通常の画像表示時におけるランプ10に供給される電力のことである。また、ここでは定格の80%まで電力を低下させているが、50%以上100%未満であれば何%であっても良い。更に望ましくは60%以上90%未満であれば更に緩やかな温度勾配を形成しやすくなる。
また、それと同時に、FAN制御手段(冷却制御部)98よりランプ冷却FAN95の回転数を上げるよう制御する。(STEP1)ここでは、通常の画像表示時にFAN制御手段(冷却制御部)98がランプ冷却FAN(光源冷却部)95に供給する電力の1.3倍以上5倍以下の電力を、消灯時にランプ冷却FAN95に供給させることが望ましい。
そしてその状態を10秒間(短くとも1秒以上、できれば3秒以上)維持した後に、電源供給部16よりランプ10に供給している電力を遮断させる。ここでいう「その状態」とは、ランプへの供給電力を定格の電力(通常電力)よりも下げた電力とした状態のことである。つまり、「その状態」とは、定格の電力よりも低い電力であれば、ランプへの供給電力が変化していても(低減していても)構わない。ただ、ランプのバルブ11を構成する石英ガラスに大きな温度分布を生じさせないことと、バルブ11を素早く冷却することとを両立できるように、供給電力を調整すれば良い。バルブを構成する材料の歪み点と、定格電力供給時のランプの温度とに基づいて、ランプへの供給電力を漸減させる場合は、その減少速度を決定する。また、低減させる電力としてその電力を一定値に維持する場合はその値を、歪み点と定格電力供給時のランプの温度とに基づいて決定しても良い。
そして、このランプへの電力供給の遮断と(ほぼ)同時に、FAN制御手段98よりランプ冷却FAN95の回転を止めるよう制御する。(STEP2)このシーケンスを使用することで、消灯時のバルブ11の温度が図4のように、緩やかになることが確認された。この温度勾配の設定として、特にバルブの材料である石英ガラスの歪み点(歪み点温度)の1125℃までの冷却勾配を緩やかにすることが有効である。その歪み点までの冷却勾配を20℃/s以下(20度/秒以下)に、より好ましくは10℃/s以下にすることでバルブ11の歪みを小さくすることが可能となる。つまり、バルブの温度を、バルブを構成する石英ガラスの歪み点以下(歪み点温度以下)まで緩やかな冷却勾配(温度勾配)で冷却させることが可能となる。ここでの冷却勾配(温度勾配、温度低下勾配)とは、ランプ10の消灯動作の開始(消灯操作部材の操作、消灯指令が出て)以降、ランプ10への電力供給が遮断されるまでの間の、ランプ10(特にバルブ11部分)の温度勾配の絶対値のことである。
ここで、ランプFAN(光源冷却部)95への供給電力を増大させるタイミングは、電源供給部(光源制御部)16からランプ10への供給電力を低下させるタイミングと同時か、もしくは早い方が望ましい。また、ランプ冷却FAN(光源冷却部)95への供給電力を遮断するタイミングは、電源供給部(光源制御部)16からランプ10への供給電力を遮断するタイミングよりも早い、もしくは同時であることが望ましい。但し、既に石英ガラスの歪み点を下回っている場合には、ランプ冷却FAN95への電力供給を継続し、素早く室温まで冷却する方が望ましい。
ここで、図4のグラフの温度はバルブ11の外表面温度である。バルブ11はランプ10内部の電極13が主たる熱源であり、内表面の温度と外表面の温度は大きく異なる。熱伝達率より考えると、バルブ11の内表面と外表面の温度差は200〜400℃程度となり、バルブ11の外表面温度に対してバルブ11の内表面温度は、その温度差の分高い状態である。そのため、バルブ11の外表面温度基準で考えると、700〜900℃程度まで徐冷することが望ましい。本実施例に使用したランプ10では石英ガラスの厚みよりバルブ11の内表面と外表面の温度差が300℃程度であったため、バルブ11の外表面の温度が800℃に到達した後に、ランプ10の電力を遮断し消灯するようにした。
この緩やかな温度を達成するために、上述の電源供給部(光源制御部)16からランプ10への電力供給を遮断する前に数秒間(1秒以上)電力を小さくし、且つランプ冷却FAN10への供給電力を大きくしている。しかしながら、必ずしもこの両者を実行する必要は無く、電源供給部16からランプ10への供給電力を低下させるだけでも温度勾配は小さくなるため、この供給電力を緩やかに低下させるだけでも良い。
本発明の効果を確認するために、実際に点灯試験を行いランプ10の故障発生確率の比較を行った。比較のために、図1の消灯シーケンスを導入した場合と、従来例として一般的なケースである電源を切る際にランプ10を消灯し、ランプ冷却FAN95は回転させ続けた場合で試験を行った。これは、投写型画像表示装置1において超高圧水銀ランプを使用している場合、電源OFF時に製品に取り付けられているFANの回転数を上げることで製品の温度を下げ、短時間で持ち運びを行いやすくするために、一般的に導入されているシステムである。試験方法は、それぞれの消灯シーケンスにて、ランプ10の点灯、消灯を繰り返し、一定時間後のランプ10の状態を確認した。図5に試験結果を示す。この試験結果から明らかなように、従来例の消灯シーケンスでは一定時間点灯した結果ランプ10の破裂が発生したが、本発明のシーケンスを導入すると、同一の時間でのランプ10の故障が0となり、ランプ10の故障を抑制できることが確認できた。
この結果より、ランプ10の消灯時のシーケンスを最適化し、石英ガラスの歪み点までの温度勾配を緩やかにすることにより、バルブ11に消灯時に発生する熱応力を小さくすることでランプ10の故障を抑制できていると考えられる。
本発明では、ランプ10に供給している電力を80%に低下させた状態で試験を行ったが、この電力に限定することなく他の電力に切り替えることでも効果を得られる。ただし、50%未満の電力になると、バルブ11の内表面に電極13やバルブ11内に封入されている水銀が付着してしまい、ランプ10の寿命特性に悪影響を与えてしまう可能性がある。そこで、電力設定値(供給電力を低下させた際の電力)としては、前述のように50%以上の電力、より好ましくは60%以上(90%未満)の電力とすることが望ましい。
本発明では、ランプ10に供給する電力を80%に低下させると同時に、FAN制御手段98よりランプ冷却FAN95の回転数を上げるように制御したが、本発明の効果はこれに限定されることなく、ランプ冷却FAN95の回転数を変えることなく、石英ガラスの歪み点に到達するまでの温度を緩やかにすることで同等の効果が得られる。また、石英ガラスの歪み点に到達するまでの温度勾配として20℃/s以下、より好ましくは10℃/s以下であることが望ましく、この温度勾配を達成できるように、電力を設定すれば良い。
(実施例2)
液晶表示装置1において、電源を切る操作をユーザーが行うと、図6に記載のシーケンスが実行される。まず、電源供給部16よりランプ10に供給している電力を定格の80%まで低下させる。それと同時に、FAN制御手段98よりランプ冷却FAN95の回転数を上げるよう制御する。(STEP1)次に、FAN制御手段98よりランプ冷却FAN95の回転を止めるように制御する。(STEP2)そして、電源供給部16よりランプ10に供給している電力を遮断させる。(STEP3)このシーケンスを使用することで、ランプ10の消灯前に、ランプ冷却FAN95を完全に停止することができる。このシーケンスを導入することで、ランプ10の消灯と同時にFAN制御手段98よりランプ冷却FAN95を止めようと制御しても、ランプ冷却FAN95は惰性で回転を続けることを抑制できる。従って、ランプ10の消灯時にはランプ冷却FAN95からの風が当たらなくなり、バルブ11の冷却勾配を大きくなることを防ぐことができる。その結果、ランプ10の故障をより低減することが可能となる。
図6に記載の消灯シーケンスを導入することで、消灯時のランプの温度が図7のように、緩やかにすることが可能となる。その結果、石英ガラスの歪み点までの冷却勾配をより緩やかにすることができ、ランプ10の故障を抑制することが可能となる。
本発明では、FAN制御手段98でランプ冷却FAN95を停止させ、1秒後にランプ10を消灯している。しかしながら、本発明はこの1秒という時間に限定されるものではなく、ランプ10消灯時にランプ冷却FAN95からの風量が消灯前の風量より小さくなっていれば(風量が0でも可)同様の効果を得られる。また、ランプ冷却FANを停止させる(回転数を落とす)のではなく、FANからの風をさえぎる部品でランプ10に吹き付ける風を遮断する(減らす)ことでも同様の効果を得られる。
(実施例3)
液晶表示装置1において、電源を切る操作をユーザーが行うと、図8に記載のシーケンスが実行される。まず、電源供給部16よりランプ10に供給している電力を低下させる。それと同時に、FAN制御手段98よりランプ冷却FAN95の回転数を上げるよう制御する。(STEP1)そして、1秒後に再度電源供給部16よりランプ10に供給している電力をさらに低下させる。それと同時に、FAN制御手段98よりランプ冷却FAN95の回転数をさらに上げるよう制御する。(STEP2)そして、10回繰り返し行った後、電源供給部16よりランプ10に供給している電力を遮断させる。(STEP3)
このシーケンスを使用することで、ランプ10に供給されている電力とランプ冷却FAN95の冷却性能の変化を細かく制御することで、よりバルブ11温度の冷却勾配を緩やかにすることができる。つまり、複数回に渡って、電源供給部16からの供給電力を(小刻みに)低下させ、それと同時に複数回に渡って、ランプ冷却FAN95への供給電力を(小刻みに)増大させると良い。具体的には、電源供給部16からの電力に関しては通常電力の3〜5%ずつ低下させ、ランプ冷却FAN95への供給電力に関しては通常の画像表示時のランプ冷却FAN95への供給電力の3〜5%ずつ増大させると良い。
図8に記載の消灯シーケンスを導入することで、消灯時のランプ10のバルブ11温度が図9のように、緩やかにすることが可能となる。その結果、石英ガラスの歪み点までの冷却勾配を緩やかにすることでき、ランプ10の故障を抑制することが可能となる。
本発明では、ランプ10に供給している電力とランプ冷却FAN95の回転数を切り替えるSTEPを10回と記載したが、本発明の効果はこれに限定されず、切り替えのSTEPは2回以上であれば効果を得られる。また、ランプ10の電力とランプ冷却FAN95の回転数の切り替え回数も同一でなくてもよく、あくまで石英ガラスの歪み点に到達するまでの温度勾配を、ランプ10の故障に対して最小となるように設定することが重要である。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれらの実施の形態の画像表示装置に限定されず、その要旨の範囲内で様々な変形及び変更が可能である。例えば、前述した制御プログラムや、制御方法、或いは画像表示装置以外の光源を用いる光学機器にも適用可能である。
1 液晶表示装置
10 ランプ
11 バルブ
15 接続部
16 電源供給部
20 照明光学系
29 光遮断部品
30 色分解合成光学系
40 投写レンズ光学系
50G G用液晶表示素子
50R R用液晶表示素子
50B B用液晶表示素子
60 記憶部
70 制御手段
80 演算手段
90 ランプ冷却導風路
91 バルブ冷却導風路
92 接続部冷却導風路
95 ランプ冷却FAN
98 ランプ冷却FAN制御手段

Claims (15)

  1. 光源と、
    前記光源に供給する電力を制御する光源制御部と、
    前記光源を冷却する光源冷却部に供給する電力を制御することにより、前記光源冷却部による冷却性能を制御する冷却制御部と、
    画像表示素子と、
    前記光源からの光を前記画像表示素子に導く照明光学系と、
    を備える画像表示装置であって、
    前記光源を消灯する際、前記光源制御部が、前記光源に供給する電力を、前記光源の点灯時に供給する通常電力よりも低い所定の電力に下げた後、前記光源への電力供給を遮断するように構成されており、
    前記光源制御部が前記光源に供給する電力を前記所定の電力に下げるタイミングと同じか、それよりも早いタイミングで、前記冷却制御部が前記光源冷却部による冷却性能を前記光源に前記通常電力を供給している時よりも高くし、
    前記光源制御部が前記光源に供給する電力を前記所定の電力に下げた後、前記冷却制御部が前記光源冷却部に供給する電力を遮断するまでに、少なくとも1秒以上の間隔を設ける
    ことを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記光源制御部が前記光源に供給する電力を遮断するタイミングは、前記冷却制御部が前記光源冷却部に供給する電力を遮断するタイミングよりも遅い、又は同時である、こと
    を特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記光源を消灯する際に、前記冷却制御部が前記光源冷却部に供給する電力は、前記光源制御部が前記光源に通常電力を供給している時の、1.3倍以上5倍以下である、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像表示装置。
  4. 前記光源を消灯する際、前記光源制御部が、前記光源に供給する電力を、前記光源の点灯時に供給する通常電力の50%以上の所定の電力に下げた後、前記光源への電力供給を遮断する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の画像表示装置。
  5. 前記所定の電力が、前記光源の点灯時に供給する通常電力の60%以上80%未満であることを特徴とする請求項4に記載の画像表示装置。
  6. 前記光源を消灯する際、前記光源制御部が、前記光源に供給する電力を複数回変化させることによって、前記光源への電力供給を遮断する、ことを特徴とする請求項4又は5に記載の画像表示装置。
  7. 前記光源制御部が、前記所定の電力を維持する時間が1秒以上である、ことを特徴とする請求項4乃至6いずれか1項に記載の画像表示装置。
  8. 前記光源制御部より前記光源の電力を遮断する際の、前記光源の温度が、前記光源のバルブを構成するガラスの歪み点以下であることを特徴とする請求項1乃至7いずれか1項に記載の画像表示装置。
  9. 前記光源の消灯動作が始まって以降、前記光源への電力供給が遮断されるまでの間の、前記光源の温度勾配の絶対値が20℃/s以下であることを特徴とする請求項1乃至8いずれか1項に記載の画像表示装置。
  10. 前記光源を消灯させるための消灯操作部材を備えており、
    前記消灯操作部材が操作された後、前記光源の消灯動作が開始される、
    ことを特徴とする請求項1乃至9いずれか1項に記載の画像表示装置。
  11. 前記光源が超高圧水銀ランプであることを特徴とする請求項1乃至10いずれか1項に記載の画像表示装置。
  12. 光源と、前記光源に供給する電力を制御する光源制御部と、画像表示素子と、前記光源からの光を前記画像表示素子に導く照明光学系と、記光源を冷却する光源冷却部に供給する電力を制御することにより、前記光源冷却部による冷却性能を制御する冷却制御部と、を備える画像表示装置を制御する制御方法であって、
    前記光源の消灯指令を受けて、前記光源に供給する電力を前記光源の点灯時に供給する通常電力よりも低い所定の電力に下げる第1工程と、
    前記第1工程の後、前記光源への電力供給を遮断する第2工程と、
    前記第1工程と同時、又は、前記第1工程の前に、前記冷却制御部が、前記光源冷却部による冷却性能を前記光源に前記通常電力を供給している時よりも高くする第3工程と、
    前記第1工程の後、少なくとも1秒以上の間隔を設け前記冷却制御部が前記光源冷却部に供給する電力を遮断する第4工程
    を備えることを特徴とする制御方法。
  13. 前記第1工程において、前記光源制御部が、前記光源に供給する電力を、前記光源の点灯時に供給する通常電力の50%以上の所定の電力に下げる、
    ことを特徴とする請求項12に記載の制御方法。
  14. 光源と、前記光源に供給する電力を制御する光源制御部と、画像表示素子と、前記光源からの光を前記画像表示素子に導く照明光学系と、記光源を冷却する光源冷却部に供給する電力を制御することにより、前記光源冷却部による冷却性能を制御する冷却制御部と、を備える画像表示装置を制御する制御プログラムであって、
    前記光源の消灯指令を受けて、前記光源に供給する電力を前記光源の点灯時に供給する通常電力よりも低い所定の電力に下げる第1工程と、
    前記第1工程の後、前記光源への電力供給を遮断する第2工程と、
    前記第1工程と同時、又は、前記第1工程の前に、前記冷却制御部が、前記光源冷却部による冷却性能を前記光源に前記通常電力を供給している時よりも高くする第3工程と、
    前記第1工程の後、少なくとも1秒以上の間隔を設け前記冷却制御部が前記光源冷却部に供給する電力を遮断する第4工程
    を備えることを特徴とする制御プログラム。
  15. 前記第1工程において、前記光源制御部が、前記光源に供給する電力を、前記光源の点灯時に供給する通常電力の50%以上の所定の電力に下げる、
    ことを特徴とする請求項14に記載の制御プログラム。
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