JP6365178B2 - エレベータの群管理システム - Google Patents

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本発明は、複数台のエレベータの運行を制御するエレベータの群管理システムに関する。
特許文献1には、複数台のエレベータを有するエレベータシステムが開示されている。
特開2012−218908号公報
複数台のエレベータが設けられていても、乗車可能な最大人数まで乗客が乗車しないことにより、十分な輸送効率が得られない場合がある。例えば、シャトルエレベータ等の大型のエレベータが複数台設けられている場合に、十分な輸送効率が得られない場合がある。
本発明は、複数台のエレベータを有するエレベータシステムにおける輸送効率を向上可能なエレベータの群管理システムを提供する。
本発明のエレベータの群管理システムは、複数台のエレベータの運行を制御するエレベータの群管理システムである。エレベータの群管理システムは、複数台のエレベータの乗場に移動する利用者を検知する検知装置と、情報を報知する報知装置と、制御装置と、を備える。制御装置は、検知装置によって利用者が検知されたときに、検知された利用者を、所定の割当方法にしたがって、複数台のエレベータのいずれかに割り当て、割り当てた結果を示す情報を報知装置から報知させる。
本発明によれば、検知された利用者が複数台のエレベータのいずれかに割り当てられ、割り当てた結果を示す情報が報知装置から報知される。そのため、利用者は、割り当てられたエレベータを認識し、当該エレベータに搭乗することが想定される。したがって、エレベータによる乗車人数をコントロールすることができる。よって、複数台のエレベータを有するエレベータシステムにおける輸送効率を向上させることができる。
本発明の実施形態1に係るエレベータの群管理システムを有するエレベータシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係るエレベータシステムにおけるエレベータ等の配置を示す図である。 本発明の実施形態1に係るエレベータの群管理システムのエレベータ制御装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態1に係るエレベータの群管理システムの群管理制御装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態1に係るエレベータの群管理システムのゲート装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態1に係るエレベータの群管理システムのゲート装置の斜視図である。 本発明の実施形態1に係るエレベータの群管理システムの表示装置の配置を示す平面図である。 本発明の実施形態1に係るエレベータの群管理システムの表示装置の配置の他の例を示す平面図である。 本発明の実施形態1に係るエレベータの群管理システムのゲート制御装置による利用者検知動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係るエレベータの群管理システムの群管理制御装置による号機割当動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係るエレベータの群管理システムのゲート制御装置による割当結果表示動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係るエレベータの群管理システムの群管理制御装置による戸開制御動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係るエレベータの群管理システムにおける、所定時間Tを記録した所定時間テーブルの一例を示す図である。
本発明の実施形態に係るエレベータの群管理システムについて図面を参照して説明する。
(発明に至った経緯)
実施形態について説明する前に本発明に至った経緯について説明する。
高層ビルにおいては、例えば、ビルの低層階側の所定部分(以下適宜「低層階部分」という)に百貨店等が入居し、それよりも上方の部分(以下適宜「高層階部分」という)にオフィス等が入居するといったように、複数のビルを積み重ねたような形になる場合がある。また、高層階部分の居住人口が多い場合、高層階部分を更に複数の層に分割し、各層ごとにエレベータグループを設ける場合がある。この場合、高層階部分の主要なエレベータだけで数十台が必要となる。それら全てのエレベータをメインロビー階と直結すると、低層階部分におけるエレベータの占有面積が非常に大きくなり、ビルの経済性の点で望ましくない。
そこで、このような高層ビルにおいては、1階のメインロビー階とは別に、高層階部分の最下階にスカイロビー階が設けられる場合がある。このスカイロビー階とメインロビー階の間には、途中階に無停止で往復運転する高速・大容量のシャトルエレベータが設けられる。高層階部分のオフィス等の利用者は、スカイロビー階で、シャトルエレベータと高層階用エレベータを乗り継ぐ。
シャトルエレベータは、出勤時間帯や昼食時間帯等に発生する大量の利用者を一度に輸送可能なように、一般的なエレベータよりも乗車定員が大きくされることが多い。そのため、エレベータホールも一般的なエレベータのエレベータホールより広くなる場合が多い。これらの事情に起因して、以下のような問題が生じる場合がある。
例えば、エレベータホールに新たに利用者が入ってきたときに、乗車扉を開いて(以下適宜「戸開している」という)出発待機中のエレベータが存在する場合でも、(1)当該利用者と出発待機中のエレベータとの間の距離が長いと、当該利用者は、出発待機中のエレベータに間に合わないと考え、実際には出発待機中のエレベータに乗車できるにも関わらず、乗車を見合わせて、次発のエレベータを待つ場合がある。また、(2)出発待機中のエレベータに一定程度の乗客が乗車していると、シャトルエレベータが大型であるが故に、利用者は、あとどの程度の人員が乗車可能かを判断しづらく、実際には出発待機中のエレベータに乗車できるにも関わらず、乗車を見合わせて、次発のエレベータを待つ場合がある。このような状況の発生は、シャトルエレベータの輸送効率を低下させる。
なお、この問題はシャトルエレベータに限った問題ではなく、シャトルエレベータよりも乗車定員が小さい(かごの大きさが小さい)複数台のエレベータを有するエレベータシステムにおいても、程度の差はあるが、起こり得る。
本発明は、複数台のエレベータを有するエレベータシステムにおける上述の問題を解決することを課題とする。本発明の一実施形態の構成を説明する。
(実施形態1)
1.構成
1−1.概要
図1は、本発明の実施形態1に係るエレベータの群管理システムを有するエレベータシステムの構成を示すブロック図である。図2は、本発明の実施形態1に係るエレベータシステムにおけるエレベータ等の配置を示す図である。
本実施形態のエレベータシステムが適用されるビルにおいては、低層階用エレベータと、高層階用エレベータとが設けられている。低層階用エレベータは、例えば、低層階部分の1階(メインロビー階)と低層階部分の最上階との間で走行する。高層階用エレベータは、例えば、高層階部分の最下階(スカイロビー階)と高層階部分の最上階との間で走行する。本実施形態においては、低層階用エレベータと高層階用エレベータに加えさらに、1階(メインロビー階)と高層階部分の最下階(スカイロビー階)との間において、途中階には無停止で往復運転するシャトルエレベータが設けられている。
シャトルエレベータのエレベータシステムは、複数台のエレベータ10(以下定義「号機」という)、複数台のゲート装置20、及び群管理制御装置30を有する。本例では、複数台のエレベータ10として、A号機〜F号機の6台のエレベータ10A〜10Fが設けられている。また、ゲート装置20として、6台のゲート装置20A〜20Fが設けられている。なお、以下の説明において、区別して説明する必要がある場合を除き、説明便宜上、エレベータ10A〜10Fを単にエレベータ10といい、ゲート装置20A〜20Fをゲート装置20という。なお、本実施形態では、ゲート装置20は、便宜上、ビルのロビー階に設けられているものとするが、これに限らない。
エレベータホールの乗場扉14の上方や側方のビル内壁面には、乗場扉14に対応するエレベータ10の号機名の表示が、表示プレートや塗装等によりなされている。
1−2.エレベータ
各エレベータ10(各号機)は、利用者(乗客)を輸送する。各エレベータ10は、かご11、巻上機12、釣合おもり13、乗場扉14、ホールランタン15、及びエレベータ制御装置100を有する。
かご11は、所定人数の利用者を収容可能な箱体である。
巻上機12は、モータ等により構成され、エレベータ制御装置100から出力される制御信号に基づいて動作し、かごを上昇、下降させる。
釣合おもり13は、かご11の上昇、下降時の巻上機12の荷重負担を軽減させるためのおもりである。
乗場扉14は、左右開閉式の扉により構成される。エレベータ制御装置100から出力される制御信号に基づいてかごの扉が開閉し、それと連動してかごが停止している階の乗場扉14が開閉する。
ホールランタン15は、エレベータ制御装置100からの制御信号に基づいて点灯、消灯、点滅等する。
エレベータ制御装置100は、群管理制御装置30から出力される各種の制御信号に基づいて、巻上機12、及びホールランタン15等の動作を制御する。また、エレベータ制御装置100は、各エレベータの状態等を示す信号を群管理制御装置30に出力する。
図3は、実施形態1に係るエレベータの群管理システムのエレベータ制御装置100の構成を示すブロック図である。
エレベータ制御装置100は、制御部111、記憶部112、及び入出力インタフェース113を有する。記憶部112は、プログラム、及び種々のデータを格納している。プログラムは、本実施形態の各種機能を実現するためのプログラムを含む。制御部111は、演算処理を行う。エレベータ制御装置100は、制御部111が上記プログラムに基づいて種々のデータ等に対して演算処理を行うことにより、各種の機能を実現する。制御部111は、例えばCPU、MPU、またはFPGAで構成される。エレベータ制御装置100の機能は、ハードウェアとソフトウェアとの協働で実現されてもよいし、ハードウェア(電子回路)のみで実現されてもよい。
入出力インタフェース113は、群管理制御装置30との間で信号を送受信するためのインタフェースである。入出力インタフェース113は、制御部111から出力される信号を所定の形式の信号に変換して出力する。また、入出力インタフェース113は、群管理制御装置30から入力された信号を所定の形式の信号に変換して制御部111に出力する。
1−3.群管理制御装置
群管理制御装置30は、エレベータシステム全体の動作を制御する。
図4は、実施形態1に係るエレベータの群管理システムの群管理制御装置30の構成を示すブロック図である。
群管理制御装置30は、制御部31、記憶部32、及び入出力インタフェース33を備える。記憶部32は、プログラム、及び種々のデータを格納している。プログラムは、本実施形態の各種機能を実現するためのプログラムを含む。制御部31は、演算処理を行う。群管理制御装置30は、制御部31が上記プログラムに基づいて種々のデータ等に対して演算処理を行うことにより、後述する各種の機能を実現する。制御部31は、例えばCPU、MPU、またはFPGAで構成される。群管理制御装置30の機能は、ハードウェアとソフトウェアとの協働で実現されてもよいし、ハードウェア(電子回路)のみで実現されてもよい。
入出力インタフェース33は、ゲート装置20及び複数のエレベータ10のエレベータ制御装置100との間で信号を送受信するためのインタフェースである。入出力インタフェース33は、制御部31から出力される信号を所定の形式の信号に変換して出力する。また、入出力インタフェース33は、ゲート装置20及び複数のエレベータ10のエレベータ制御装置100から入力された信号を所定の形式の信号に変換して制御部31に出力する。
1−4.ゲート装置
1−4−1.電気的構成
ゲート装置20は、利用者のエレベータホール内への移動を検知する装置である。
図5は、実施形態1に係るエレベータの群管理システムのゲート装置20の構成を示すブロック図である。ゲート装置20は、ゲート制御装置200、表示部24、第1光電センサ22、及び第2光電センサ23を有する。
ゲート制御装置200は、制御部211、記憶部212、及び入出力インタフェース213を有する。記憶部212は、プログラム、及び種々のデータを格納している。プログラムは、本実施形態の各種機能を実現するためのプログラムを含む。制御部211は、演算処理を行う。ゲート装置20は、制御部211が上記プログラムに基づいて種々のデータ等に対して演算処理を行うことにより、各種の機能を実現する。制御部211は、例えばCPU、MPU、またはFPGAで構成される。ゲート制御装置200の機能は、ハードウェアとソフトウェアとの協働で実現されてもよいし、ハードウェア(電子回路)のみで実現されてもよい。
入出力インタフェース213は、群管理制御装置30との間で信号を送受信するためのインタフェースである。入出力インタフェース213は、制御部211から出力される信号を所定の形式の信号に変換して出力する。また、入出力インタフェース213は、群管理制御装置30から入力された信号を所定の形式の信号に変換して制御部211に出力する。
表示部24は、ゲート制御装置200の制御部211から出力される表示信号に基づく表示を行う。表示部24は、例えば液晶表示装置により構成される。
第1光電センサ22は、投光部22T及び受光部22Rを有する。投光部22Tは、検出光を投光する。受光部22Rは、投光部22Tから投光された検出光を受光する。受光部22Rは、検出光が遮断されると、遮断されたことを示す信号(以下「第1遮断信号」という)を出力する。
第2光電センサ23は、投光部23T及び受光部23Rを有する。投光部23Tは、検出光を投光する。受光部23Rは、投光部23Tから投光された検出光を受光する。受光部23Rは、検出光が遮断されると、遮断されたことを示す信号(以下「第2遮断信号」という)を出力する。
1−4−2.配置
図2に示すように、複数のゲート装置20は、ゲート筐体21の長手方向が平行となるように、配置されている。利用者は、隣接するゲート筐体21の間を通ってエレベータホール内に入る。そのため、ゲート筐体21の長手方向は概ね利用者の移動方向でもある。
1−4−3.構造等
図6は、本発明の実施形態1に係るエレベータの群管理システムのゲート装置の斜視図である。図7は、本発明の実施形態1に係るエレベータの群管理システムのゲート装置の平面図である。
ゲート筐体21は、直方体状の形状を有する。また、ゲート筐体21は、第1光電センサ22、第2光電センサ23、表示部24、及びゲート制御装置200を備える。なお、ゲート制御装置200は、ゲート筐体21の外部に設けられてもよい。
第1光電センサ22の投光部22T及び第2光電センサ23の投光部23Tは、ゲート筐体21の長手方向(以下適宜「ゲート長手方向」という)に沿う一方の側面のゲート長手方向の一端側に配置されている。これらの投光部22T、23Tは、ゲート長手方向に沿って所定の間隔を開けて配置されている。第1光電センサ22の受光部22R及び第2光電センサ23の受光部23Rは、ゲート筐体21のゲート長手方向に沿う他方の側面のゲート長手方向の前記一端側に配置されている。これらの受光部22R、23Rは、ゲート長手方向に沿って所定の間隔を開けて配置されている。第1光電センサ22及び第2光電センサ23の受光部22R、23Rは、隣接するゲート装置20の第1光電センサ22及び第2光電センサ23の投光部22T、23Tから出力される光を受光可能なように、投光部22T、23Tと対向して配置されている。
表示部24は、ゲート制御装置200のゲート筐体21の上面のゲート長手方向の一端側に配置されている。
図7に示すように、表示部24は、ゲート筐体21の上面において、ゲート長手方向に対して斜めに交差するように配置されている。これにより、隣接するゲート装置20の間をゲート長手方向に対してほぼ平行な方向Dfに移動する利用者が、左右に存在する各ゲート装置20の表示部24のどちらを見ればよいかを容易に認識できる。例えば、隣接するゲート装置20Bの左側を移動する利用者P1は、ゲート装置20Bの表示部24をほぼ正面から見ることができるが、ゲート装置20Bとゲート装置20Cとの間を移動する利用者P2は、ゲート装置20Bの表示部24を斜めからしか見ることができない。一方、利用者P2は、ゲート装置20Cの表示部24をほぼ正面から見ることができる。したがって、利用者P1はゲート装置20Bの表示部24を見れば良いことを、また利用者P2はゲート装置20Cの表示部24を見れば良いことを、自然と認識することができる。
なお、ゲート装置20の表示部24の配置は上記例に限らない。図8は、本発明の実施形態1に係るエレベータの群管理システムのゲート装置の他の例を示す平面図である。
他の例において、表示部24は、ゲート筐体21の上面において、ゲート長手方向に対して直交するように配置されている。また、ゲート筐体21の上面において、表示部24の右側には、仕切り板25(目隠し板)が設けられている。これにより、隣接するゲート装置20の間をゲート長手方向に対してほぼ平行な方向Dfに移動する利用者が、左右に存在する各ゲート装置20の表示部24のどちらを見ればよいかを容易に認識できる。例えば、隣接するゲート装置20Bの左側を移動する利用者P1は、ゲート装置20Bの表示部24を見ることができるが、ゲート装置20Bとゲート装置20Cとの間を移動する利用者P2は、仕切り板25により遮られてゲート装置20Bの表示部24を見ることができない。一方、利用者P2は、ゲート装置20Cの表示部24を見ることができる。したがって、利用者P1はゲート装置20Bの表示部24を見れば良いことを、また利用者P2はゲート装置20Bの表示部24を見れば良いことを、自然と認識することができる。
1−4−4.利用者検知動作
第1光電センサ22の投光部22T及び第2光電センサ23の投光部23Tは、エレベータシステムの動作中、常時、投光を行う。第1光電センサ22の受光部22R及び第2光電センサ23の受光部23Rは、第1光電センサ22の投光部22T及び第2光電センサ23の投光部23Tから投光される検出光を常時受光可能であり、検出光が遮断されると、第1遮断信号及び第2遮断信号を出力する。
ゲート制御装置200は、第1光電センサ22の受光部22R及び第2光電センサ23の受光部23Rからの第1遮断信号及び第2遮断信号に基づいて、隣接するゲート装置間の通路を通過しようとしている利用者が存在することを検知する。具体的に、ゲート制御装置200は、受光部22Rまたは受光部23Rから第1遮断信号または第2遮断信号が入力された場合、隣接するゲート装置20間を通過しようとしている利用者が存在すると判断する。
また、ゲート制御装置200は、2つの受光部22R、23Rから第1遮断信号及び第2遮断信号が入力されたタイミングに基づいて、検知された利用者が、エレベータホール内に入場しようとしているのか、あるいはエレベータホールから退場しようとしているのかを判断する。具体的に、第1光電センサ22の受光部22Rよりも移動方向手前に存在する第2光電センサ23の受光部23Rからの第2遮断信号が先に入力され、その後、第1光電センサ22の受光部22Rからの第1遮断信号が入力された場合、エレベータホールに入場しようとしている利用者が存在すると判断する。これに対し、第1光電センサ22の受光部22Rからの第1遮断信号が先に入力され、その後、第2光電センサ23の受光部23Rからの第2遮断信号が先に入力された場合、エレベータホールから退場しようとしている利用者が存在すると判断する。
また、ゲート制御装置200は、エレベータホールに入場しようとしている利用者が存在すると判断した場合、群管理制御装置30に乗場呼び割当依頼信号を送信する。
2.動作
群管理制御装置30、及びゲート制御装置200による制御動作について各種フローチャートを参照して説明する。
2−1.ゲート制御装置による利用者検知動作
ゲート制御装置200による利用者検知動作について説明する。図9は、本発明の実施形態1に係るエレベータの群管理システムのゲート制御装置による利用者検知動作の流れを示すフローチャートである。本フローチャートによる処理は、所定時間周期で繰り返し行われる。所定時間は、例えば0.1秒である。
ゲート制御装置200は、隣接するゲート装置20間に利用者が進入したか否かを判断する(S11)。本判断は、1−4−4.利用者検知動作において説明したように、第1光電センサ22と第2光電センサ23とのいずれか一方の受光部23Rの受光信号が入力されなくなったことに基づいて移動方向判断することができる。
ゲート制御装置200は、利用者の移動方向がエレベータホールに向かう方向か否かを判断する(S12)。本判断は、前述のように、第1光電センサ22と第2光電センサ23との両方において、受光信号が入力されなくなった場合に、その入力されなくなった順番に基づいて、判断することができる。
ゲート制御装置200は、群管理制御装置30に乗場呼び割当依頼信号を送信する(S13)。
2−2.群管理制御装置による号機割当動作
ゲート制御装置200から乗場呼び割当依頼信号を受信した場合における、群管理制御装置30による号機割当動作について説明する。図10は、本発明の実施形態1に係るエレベータの群管理システムの群管理制御装置30による号機割当動作の流れを示すフローチャートである。本フローチャートによる処理は、所定時間周期で繰り返し行われる。所定時間は、例えば0.1秒である。なお、群管理制御装置30がゲート制御装置200から所定の信号を受信したときに本フローチャートによる処理が開始されるようにしてもよい。所定の信号は、例えば、装置が稼動していることを示すウォッチドッグ信号などの信号である。
群管理制御装置30は、ゲート制御装置200から乗場呼び割当依頼信号を受信したか否かを判断する(S21)。
乗場呼び割当依頼信号を受信していない場合(S21でNO)、群管理制御装置30は、本フローチャートによる処理を終了する。
これに対し、乗場呼び割当依頼信号を受信した場合(S21でYES)、群管理制御装置30は、ロビー階での割当人数が最大乗車人数に達している号機を割当候補から除外する(S22)。なお、群管理制御装置30は、各号機のサービスサイクル毎に、ロビー階において割り当てた人数をカウントしており、このカウントしている割当人数に基づいて、最大乗車人数に達している号機を把握可能である。
群管理制御装置30は、乗場呼び割当依頼信号が示す行先階呼びに対して、割当可能な号機、つまり割当候補号機が存在するか否かを判断する(S23)。
割当候補号機が存在しない場合(S23でNO)、群管理制御装置30は、ゲート制御装置200に割当不可信号を送信する(S24)。
これに対し、割当候補号機が存在する場合(S23でYES)、群管理制御装置30は、割当候補号機の中から最適な号機を選択して乗場呼びを割り当てる(S25)。割当候補号機の中から最適な号機の選択については様々な方法が考えられる。たとえば、単純に待ち時間の短い号機を選択してもよいし、最後にその号機に同じ階(本実施形態ではメインロビー階)の乗場呼びを割り当ててからの経過時間を加味して選択してもよい。例えば、経過時間が短ければ同じ号機を選択し、経過時間が長ければ違う号機を選択する。あるいはエレベータ10の各号機間の運転間隔(ロビー階の出発間隔)がなるべく均等になるように割当号機を選択してもよい。あるいは、号機の平面配置状態に基づいて選択する号機の順番を決めてもよい。例えば、図2に示す号機配置状態の場合、選択する号機の順番をA→B→C→D→E→Fとすると、利用者は、乗り遅れたときでも隣接する号機に移動するだけでよく、次のかごへの移動距離が短くなる。一方、選択する号機の順番をC→E→A→D→B→Fとすると、向かい合う号機には同時には乗場呼びが割り当てられにくくなるので、エレベータホール内の待ち客を分散させることができる。したがって、利用者の動線を確保しやすくなる。なお、上記複数の選択方法を、曜日や時間帯によって切り替えてもよい。
ここで、割当候補号機の中から最適な号機を選択して乗場呼びを割り当てると、その号機のホールランタン15が点灯する。本実施形態では、同時に複数の号機にロビー階の乗場呼びを割り当てることがある。そのため、複数のホールランタン15が同時に点灯する場合がある。一般的なシャトルエレベータでは、先発号機のホールランタン15を点滅、次発号機のホールランタン15を点灯させることで識別させることがあるが、本実施形態では各利用者に乗車号機を予め案内するので、その必要はない。たとえば、通常のエレベータの群管理のように、割当時に点灯、かご到着時に点滅としてもよい。
図10に戻り、群管理制御装置30は、割当号機のエレベータ制御装置100にロビー階戸開待機指令信号を送信する(S26)。
群管理制御装置30は、ゲート制御装置200に割当結果信号を送信する(S27)。
群管理制御装置30は、割当号機の割当済み人数に1を加算する(S28)。つまり、群管理制御装置30は、割当号機の割当人数をカウントする。
2−3.ゲート制御装置による割当結果表示動作
ゲート制御装置200による割当結果表示動作について説明する。図11は、本発明の実施形態1に係るエレベータの群管理システムのゲート制御装置による割当結果表示動作の流れを示すフローチャートである。本フローチャートによる処理は、所定時間周期で繰り返し行われる。所定時間は、例えば0.1秒である。なお、群管理制御装置30からゲート制御装置200が所定の信号を受信したときに本フローチャートによる処理が開始されるようにしてもよい。所定の信号は、例えば、装置が稼動していることを示すウォッチドッグ信号などの信号である。
ゲート制御装置200は、群管理制御装置30から割当結果信号を受信したか否かを判断する(S31)。
割当結果信号を受信した場合(S31でYES)、ゲート制御装置200は、割当結果信号が示す割当号機情報を表示部24に表示させる(S32)。
割当結果信号を受信していない場合(S31でNO)、ゲート制御装置200は、群管理制御装置30から割当不可信号を受信したか否かを判断する(S33)。
割当不可信号を受信した場合(S33でYES)、ゲート制御装置200は、割当不可信号が示す割当不可情報を表示部24に表示させる(S34)。「割当不可情報」とは、現時点で乗車可能なかごがないことを利用者に知らせるための情報であり、例えば「満員です。しばらくお待ちください。」などの情報である。なお、例えば、赤い色で「×」などのシンボルを表示してもよい。
割当不可信号を受信していない場合(S33でNO)、ゲート制御装置200は、本フローチャートによる処理を終了する。
2−4.群管理制御装置による戸開制御動作
群管理制御装置30による戸開制御動作について説明する。図12は、本発明の実施形態1に係るエレベータの群管理システムの群管理制御装置30による戸開制御動作の流れを示すフローチャートである。本フローチャートによる処理は、所定時間周期で繰り返し行われる。所定時間は、例えば1秒である。
群管理制御装置30は、号機番号carとして1を設定する(S41)。なお、号機番号carの号機を以下適宜「car号機」という。なお、号機番号carが1〜6の号機は、A号機〜F号機に対応する。
群管理制御装置30は、car号機が戸開待機指令によりロビー階で戸開待機中か否かを判断する(S42)。
car号機がロビー階で戸開待機中の場合(S42でYES)、群管理制御装置30は、car号機に対して、ロビー階での時間的に最も直近の乗場呼びを割当したときから所定時間T以上の時間が経過したか否かを判断する(S43)。所定時間Tは、ゲート装置20から各号機までの利用者の歩行時間に相当する時間である。図13は、本発明の実施形態1に係るエレベータの群管理システムにおける、所定時間Tを記録した所定時間テーブルの一例を示す図である。所定時間テーブルT1には、5箇所のゲート入口に対応するゲート装置20B〜20Fと6台のエレベータ10A〜10F(A号機〜F号機)の組み合わせに応じて、30種類の所定時間Tba,Tbb,・・・,Tffが記録されている。群管理制御装置30は、利用者を検知したゲート装置20と割り当てた号機とに基づいて、本ステップの判断において利用する所定時間Tを前記所定時間テーブルT1から取得し、取得した所定時間Tに基づいて所定時間T以上の時間が経過したか否かを判断する。なお、30種類の所定時間Tba,Tbb,・・・,Tffは、テーブル以外の形式で記録されてもよい。
所定時間T以上の時間が経過している場合(S43でYES)、群管理制御装置30は、car号機のエレベータ制御装置100に、ロビー階戸開待機指令解除信号を送信する(S44)。
群管理制御装置30は、号機番号carに1を加算する(S45)。
上記ステップS42において、car号機がロビー階で戸開待機中でない場合(S42でNO)、または上記ステップS43において、所定時間T以上の時間が経過していない場合(S43でNO)、群管理制御装置30は、上記ステップS45の処理を行う。
群管理制御装置30は、号機番号carが号機番号の最大値以下か否かを判断する(S46)。つまり、本エレベータシステムに存在する全ての号機に対してステップS42〜S44の処理を実行したか否かを判断する。
号機番号carが号機番号の最大値以下である場合(S46でYES)、群管理制御装置30は、上記ステップS42以後の処理を、ステップS45で新たに設定されたcar号機に対して実行する。
これに対し、号機番号carが号機番号の最大値以下でない場合(S46でNO)、本エレベータシステムに存在する全ての号機に対してステップS42〜S44の処理を実行したこととなるので、本フローチャートによる処理を終了する。
3.まとめ
本実施形態のエレベータの群管理システムは、複数台のエレベータ10の運行を制御するエレベータの群管理システムである。
複数台のエレベータ10の乗場に移動する利用者を検知するゲート装置20(検知装置)と、情報を報知する表示部24(報知装置)と、群管理制御装置30(制御装置)と、を備える。
群管理制御装置30は、ゲート装置20によって利用者が検知されたときに、検知された利用者を、所定の割当方法にしたがって、複数台のエレベータ10のいずれかに割り当て、割り当てた結果を示す情報を表示部24から報知させる。
これにより、検知された利用者が複数台のエレベータ10のいずれかに割り当てられ、割り当てた結果を示す情報が表示部24から報知される。そのため、利用者は、割り当てられたエレベータ10を認識し、当該エレベータ10に搭乗することが想定される。したがって、エレベータ10による乗車人数をコントロールすることができる。よって、複数台のエレベータ10を有するエレベータシステムにおける輸送効率を向上させることができる。
また、利用者は、先発号機に乗車可能かどうかを自分で判断する必要がなく、安心してエレベータ10に乗車することができる。そのため、利用者の利便性が改善される。
本実施形態のエレベータの群管理システムにおいて、群管理制御装置30は、ゲート装置20によって利用者が検知されたときに、利用者の数をカウントし、各エレベータ10の最大乗車人数を超えないように、検知された利用者を、複数台のエレベータ10のいずれかに割り当てる。
これにより、割り当てられたエレベータ10に利用者が乗車できないようなことが生じない。また、各エレベータ10に最大乗車人数の利用者を乗車させることができ、エレベータシステムの輸送効率を一層向上させることができる。
本実施形態のエレベータの群管理システムにおいて、群管理制御装置30は、最大乗車人数を時間帯に応じて変更する。
これにより、時間帯に応じた最大乗車人数を設定することができる。ビルの交通需要は、時間帯により異なる。例えば、通勤時間帯や昼休み時間帯以外の時間帯においては、一般に、交通需要は少ない。この場合、最大乗車人数が大きいと、最大乗車人数に達するまでの時間が長くなり、利用者全体の出発までの待ち時間が長くなる等の問題がある。本実施形態によれば、このような問題の発生が抑制される。
本実施形態のエレベータの群管理システムにおいて、検知装置(ゲート装置20)は、利用者の所定方向への移動を検知するゲート装置20(ゲート)であり、群管理制御装置30は、割り当てたエレベータ10とゲート装置20との間の距離に基づいて予め定められた所定時間の間、割り当てたエレベータ10の扉を開状態に制御する。
これにより、割り当てたエレベータ10とゲート装置20との間の距離に基づいて予め定められた所定移動時間の間、エレベータ10が開扉状態となる。したがって、割り当てられたエレベータ10に利用者が乗り遅れるのが抑制される。
本実施形態のエレベータの群管理システムにおいて、検知装置(ゲート装置20)は、複数台のエレベータ10の乗場への利用者の移動を検知するゲート装置20(ゲート)であり、表示部24は、ゲート装置20に設けられている。
これにより、複数台のエレベータ10の乗場への利用者の移動がゲート装置20において検知されたときに、当該ゲート装置20に設けられた表示部24から、割り当てた結果を示す情報が報知される。そのため、利用者は、割り当てた結果を容易に認識することができる。
本実施形態のエレベータの群管理システムにおいて、報知装置(表示部24)は、表示部24であり、群管理制御装置30は、割り当てた結果を示す情報を表示部24に表示させる。
これにより、利用者は、割り当てた結果を示す情報を表示部24により視覚的に認識することができる。
本実施形態のエレベータの群管理システムにおいて、
エレベータ10は、複数の階床のうちの所定の2つの階床間において往復運転を行うシャトルエレベータである。
これにより、シャトルエレベータのシステムにおいて、上記効果が得られる。すなわち、シャトルエレベータのシステムにおいては、シャトルエレベータの乗車定員が大きいことやエレベータホールが広いことに伴い、発明に至った経緯で説明したように輸送効率が低下する場合がある。しかし、本発明では、割り当てた結果を示す情報が表示部24を介して利用者に報知されることにより、利用者は、割り当てられたエレベータ10を認識し、当該エレベータ10に搭乗することが想定される。そのため、複数台のシャトルエレベータを有するエレベータシステムにおける輸送効率を向上させることができる。
(他の実施形態)
前記実施形態において、エレベータホールに乗場呼びボタンを設けてもよい。群管理制御装置30は、乗場呼びボタンが押下されたときに、乗場呼びが未登録であれば、乗場呼びボタンのテルテールを点灯させるとともに、乗場呼びを登録する。これにより、割り当てられたエレベータ10に利用者が乗り遅れた場合でも、当該利用者は乗場呼びボタンを押下することにより、次到着号機に乗車することが可能となる。
前記実施形態において、報知装置は、割り当てた結果を示す情報を表示する表示部24である。しかし、報知装置は、音声発生装置であってもよい。この場合、ゲート制御装置200は、割り当てた結果を示す音声を音声発生装置から出力する。これにより、利用者は、割り当てた結果を音声により認識することができる。また、割り当てた結果を示す情報を表示部24で表示するとともに、割り当てた結果を示す音声を音声発生装置から出力するようにしてもよい。
前記実施形態では、A号機〜F号機の6台のエレベータ10A〜10Fが設けられ、6台のゲート装置20A〜20Fが設けられている。しかし、エレベータ10の台数とゲート装置20の台数は等しくなくてもよい。これらの台数は、利用者の数等に応じて設定すればよい。
前記実施形態では、ゲート装置20は、ビルのロビー階に設けられているが、ゲート装置20は、ビルのスカイロビー階に設けられてもよい。さらに、ゲート装置20は、ビルのロビー階とスカイロビー階との両方に設けられてもよい。これらの場合、ビルのロビー階に設けられている場合と同様の制御を行えばよい。
10、10A、10B、10C、10D、10E、10F エレベータ
11 かご
12 巻上機
13 釣合おもり
14 乗場扉
15 ホールランタン
20、20A、20B、20C、20D、20E、20F ゲート装置
21 ゲート筐体
22 第1光電センサ
22T 投光部
22R 受光部
23 第2光電センサ
23T 投光部
23R 受光部
24 表示部
30 群管理制御装置
31 制御部
32 記憶部
33 入出力インタフェース
100 エレベータ制御装置
111 制御部
112 記憶部
113 入出力インタフェース
200 ゲート制御装置
211 制御部
212 記憶部
213 入出力インタフェース

Claims (5)

  1. 複数台のエレベータの運行を制御するエレベータの群管理システムであって、
    前記複数台のエレベータの乗場への利用者の移動経路上に配置されるゲートのゲート筐体と、
    前記ゲート筐体において前記乗場から遠い側の端部と前記乗場に近い側の端部とのうち、前記遠い側の端部に近接するようにかつ移動経路方向で互いに異なる位置となるように配置され、移動する利用者を検知して、検知したことを示す第1検知信号及び第2検知信号を出力する第1センサ及び第2センサと、
    前記ゲート筐体において前記乗場に近い側の端部に近接するように配置され、情報を表示する表示部と、
    前記第1センサ及び前記第2センサから出力される前記第1検知信号及び前記第2検知信号を入力する検知制御部と、
    制御装置と、を備え、
    前記検知制御部は、
    前記第1センサ及び前記第2センサから前記第1検知信号及び前記第2検知信号が入力されたときに、前記第1検知信号及び前記第2検知信号が入力された順番に基づいて、前記移動する利用者が前記乗場に移動しているか否かを判断し、
    前記移動する利用者が前記乗場に移動していると判断したときは、前記移動する利用者の認証を行うことなく、前記移動する利用者を前記複数台のエレベータのいずれかに割り当てることを依頼する乗場呼び割当依頼信号を前記制御装置に出力し、
    前記移動する利用者が前記乗場とは反対方向に移動していると判断したときは、前記乗場呼び割当依頼信号を出力せず、
    前記制御装置は、
    前記検知制御部から前記乗場呼び割当依頼信号が出力されたときに、前記乗場呼び割当依頼信号が出力されるきっかけとなった前記移動する利用者を、所定の割当方法にしたがって、前記複数台のエレベータのいずれかに割り当て、
    割り当てた結果を示す情報を前記表示部に表示させる、
    エレベータの群管理システム。
  2. 前記制御装置は、各エレベータに割当済の利用者の数をカウントし、前記各エレベータの最大乗車人数を超えないように、前記乗場呼び割当依頼信号が出力されるきっかけとなった前記移動する利用者を、前記複数台のエレベータのいずれかに割り当てる、
    請求項1記載のエレベータの群管理システム。
  3. 前記制御装置は、前記最大乗車人数を時間帯に応じて変更する、
    請求項2記載のエレベータの群管理システム。
  4. 記制御装置は、割り当てたエレベータと前記ゲートとの間の距離に基づいて予め定められた所定時間の間、前記割り当てたエレベータの扉を開状態に制御する、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のエレベータの群管理システム。
  5. 前記エレベータは、複数の階床のうちの所定の2つの階床間において往復運転を行うシャトルエレベータである、
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載のエレベータの群管理システム。
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