JP6365170B2 - ロボット操作装置及びロボット操作装置の入力装置 - Google Patents
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しかし、ロボット操作装置としては、タッチパネル部で構成される表示・操作入力部の他に上述の機械式の安全入力部が必須であるため、表示・操作入力部に相当するスマートディバイスのみでは、安全性が確保できず、ロボット操作装置としては成立しない。
請求項3のロボット操作装置においては、非常停止スイッチを、操作入力部材の先端部とは反対側の端部に設けている。
請求項4のロボット操作装置においては、非常停止スイッチを、操作入力部材の先端部に設けている。これによれば、操作入力部材を入力操作の体勢からそのまま押し込めば、非常停止スイッチを容易且つ素早く操作できる。
イネーブルスイッチは入力操作(教示作業)時にはオン操作される。そして、突発的な事態が発生すると、作業者がとっさに強く握ったり離したりするといった反射的反応に応動してイネーブルスイッチがオフする。この場合、作業者が操作入力部材を離して落下させてしまうと、イネーブルスイッチが床面や他の物品に当たって再度オンとなる(誤操作される)ことも考えられる。
又、請求項7においては、操作端末が備えた挙動検出手段により操作端末自身がほぼ動かない状態であることが検出され且つタッチパネル部に操作入力部材が触れているときにイネーブルオン信号を出力し、前記挙動検出手段により操作端末自身が動いたことが検出されるか、タッチパネル部から操作入力部材が離れたときにイネーブルオフ信号を出力するようにした。
又、請求項8においては、イネーブルスイッチ及び非常停止スイッチの各スイッチ信号は、操作端末を介することなく直接前記ロボットコントローラに入力する構成としたので、操作端末が、制御不良状態となったとしても、イネーブルスイッチ及び非常停止スイッチは機能しており、確実にイネーブルスイッチのオンオフ信号、非常停止スイッチのオン信号をロボットコントローラに入力できる。この結果、入力操作性の改善を達成できると共に、操作端末操作時における安全性も従前通り達成できる。
操作入力部材8は作業者が手指で把持することが可能なペン形をなし、先端部は先細り状をなす。この操作入力部材8は先端部をタッチパネル部71に接触させて入力操作を行うものである。この場合、操作入力部材8は、タッチパネル部71が静電容量式であることに関連して、先端部と作業者の指との間を導通可能な構成としている。例えば、操作入力部材8の外面を導電材もしくは導電材を含む材料で構成している。なお操作入力部材8内部に静電気を発生させる回路を設けても良い。この場合電源(電池)が必要となるがロボットコントローラ3から電源を得るようにすれば電池は不要となる。この静電気発生回路方式の場合、作業者が手袋をしていても有効であるので、この方式を採用すると良い。
ロボットコントローラ3では、送信された動作用信号に基づいて、ロボット2の関節や手先を動作させる。さらにロボットコントローラ3では、当該ロボット2に対する教示動作に関係する表示用データをスマートディバイス7に送信する。このような制御は一例である。
ロボット操作装置4の入力装置41は、作業者による操作端末のタッチパネル部への入力操作に基づいて、ロボットを動作させるための動作用信号を出力してロボットコントローラに与えるものであって、作業者が手指で把持することが可能なペン形をなし先細り状をなす先端部を前記タッチパネル部に接触させて入力操作を行う操作入力部材8と、前記操作入力部材8に設けられ当該操作入力部材8を把持したままの指により操作可能なイネーブルスイッチ9と、前記操作入力部材8に設けられた非常停止スイッチ10とを備える。これによれば、上述の説明から明らかなように、安全性を確保でき、且つ、精確な入力操作を行うことができる。
操作入力部材8はその先端部で入力操作を行うから、その先端部と反端側の端部である基端部は、作業者側に向いている。従って、作業者が危険などを感知して意図的に非常停止スイッチ10を操作したい場合には、操作入力部材8を入力操作の体勢からそのまま後方へ瞬時に移動させて、非常停止スイッチ10を作業者の胸や作業者近くの柱や壁に当てることで(ほぼ1段のステップで)、非常停止スイッチ10を容易且つ素早く操作できる。
以上、本発明の複数の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
Claims (9)
- 作業者による入力操作に基づいてロボットを動作させるための動作用信号を出力してロボットコントローラに与えるロボット操作装置であって、
表示・入力のためのタッチパネル部(71)を有し、当該タッチパネル部(71)での入力操作により前記動作用信号を出力する携帯可能な操作端末(7)と、
作業者が手指で把持することが可能なペン形をなし先細り状をなす先端部を前記タッチパネル部(71)に接触させて入力操作を行う操作入力部材(8)と、
前記操作入力部材(8)に設けられ当該操作入力部材(8)を把持したままの指により操作可能なイネーブルスイッチ(9)と、
前記操作入力部材(8)に設けられた非常停止スイッチ(10)とを備えたロボット操作装置。 - 前記非常停止スイッチ(10)は、前記操作入力部材(8)における前記イネーブルスイッチ(9)部分を親指及び人差し指並びにその他の手指で把持した状態で当該操作入力部材(8)において親指の第1及び第2関節と人差し指の第1及び第2関節との間となる部位に設けられている請求項1記載のロボット操作装置。
- 前記非常停止スイッチ(10)は、前記操作入力部材(8)の先端部とは反対側の端部に設けられている請求項1記載のロボット操作装置。
- 前記非常停止スイッチ(10)は、前記操作入力部材(8)の先端部に設けられている請求項1記載のロボット装置。
- 前記非常停止スイッチ(10)は、前記イネーブルスイッチ(9)に対して前記操作入力部材(8)における周方向での位置が異なり且つ当該操作入力部材における長手方向での位置が同じとなる部位に設けられている請求項1記載のロボット操作装置。
- 前記操作入力部材(8)には、当該操作入力部材(8)の落下時に前記イネーブルスイッチ(9)が誤操作されることを防止する誤操作防止手段(12)が設けられている請求項1から5のいずれか一項記載のロボット操作装置。
- 前記操作端末(7)は、自身の挙動を検出する挙動検出手段を備え、
前記操作端末(7)は、前記挙動検出手段により操作端末(7)自身がほぼ動かない状態であることが検出され且つタッチパネル部(71)に前記操作入力部材(8)が触れているときにイネーブルオン信号を出力し、前記挙動検出手段により操作端末(7)自身が動いたことが検出されるか、前記タッチパネル部(71)から前記操作入力部材(8)が離れたときにイネーブルオフ信号を出力する請求項1から6のいずれか一項記載のロボット操作装置。 - 前記イネーブルスイッチ(9)及び非常停止スイッチ(10)の各スイッチ信号は、操作端末(7)を介することなく直接前記ロボットコントローラに入力する構成とした請求項1から7のいずれか一項記載のロボット操作装置。
- 作業者による操作端末のタッチパネル部への入力操作に基づいて、ロボットを動作させるための動作用信号を出力してロボットコントローラに与えるロボット操作装置の入力装置であって、
作業者が手指で把持することが可能なペン形をなし先細り状をなす先端部を前記タッチパネル部に接触させて入力操作を行う操作入力部材(8)と、
前記操作入力部材(8)に設けられ当該操作入力部材(8)を把持したままの指により操作可能なイネーブルスイッチ(9)と、
前記操作入力部材(8)に設けられた非常停止スイッチ(10)とを備えたロボット操作装置の入力装置。
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