JP6365119B2 - 保護回路 - Google Patents
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Description
Vcc=Vce+Ic*RL
従って、
Ic=(Vcc−Vce)/RL
で示される方程式が、「b」で示す直線となる。
まず、バイポーラトランジスタの安全動作領域について説明する。図11に示すように、安全動作領域は、直線部と曲線部とを有する。直線部は、バイポーラトランジスタの定格コレクタ電流Icmaxによって決まる。曲線部は、定格コレクタ損失Pcmaxと定格接合温度Tjmaxとによって決まる。また、曲線部は、定格接合温度Tjmaxと定格ケース温度Tc(25°)との差をΔTjmax(=Tjmax−Tc(25°))、供給電圧をVcc、接合温度・ケース温度間の熱抵抗をθjcとすると、Pcmax=Vcc*Icmax<ΔTjmax/θjcで制限される曲線となる。また、曲線部は、Ic=Pcmax/Vccで表されるコレクタ−エミッタ間電圧Vceの逆数曲線となる。本発明では、後述する定電流回路2(図1、図5参照)により、安全動作領域の直線部に対応する、定電流を発生させる。また、後述するトランスリニア回路4(図1、図5、図8参照)により、安全動作領域の曲線部に対応する、コレクタ−エミッタ間電圧Vceに比例した電流の逆数に比例した電流を発生させる。
図1は、第1実施形態に係る保護回路1の回路構成を示す図である。図1に示すように、保護回路1は、定電流回路2、比例電流回路3、トランスリニア回路4、検出回路5等を備える。保護回路1は、保護対象バイポーラトランジスタの保護を実行するため、プロテクト端子PROを介して、図示しないマイコンに検出信号を出力する。
定電流回路2は、保護対象バイポーラトランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧Vce(端子間電圧)が供給されて定電流を発生する。図1においては、保護対象バイポーラトランジスタを、信号源として示している。端子Vccには、保護対象バイポーラトランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧Vceが供給される。なお、以下では、「保護対象バイポーラトランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧Vce」を、単に、「コレクタ−エミッタ間電圧Vce」とも記載する。定電流回路2は、バイポーラトランジスタQ1、Q2、抵抗R1、R2を有する。バイポーラトランジスタQ1(第6バイポーラトランジスタ)は、npn型、すなわち、ベースの電圧がエミッタの電圧に対してハイレベルの電位でオンの状態となるバイポーラトランジスタである。バイポーラトランジスタQ1は、ベースが、抵抗R1(第1抵抗)を介して、端子Vccに接続されている。バイポーラトランジスタQ1は、ベースに、コレクタ−エミッタ間電圧Vceが供給される。また、バイポーラトランジスタQ1は、コレクタが、端子Vccに接続されている。バイポーラトランジスタQ1は、コレクタに、コレクタ−エミッタ間電圧Vceが供給される。また、バイポーラトランジスタQ1は、エミッタが、バイポーラトランジスタQ2のベースに接続されている。
比例電流回路3は、コレクタ−エミッタ間電圧Vceに比例した電流を発生する。比例電流回路3は、ダイオードD1、ツェナーダイオードD2、D3、抵抗R3〜R5、バイポーラトランジスタQ3を有する。ツェナーダイオードD2(第1ツェナーダイオード)は、コレクタ−エミッタ間電圧Vceが供給される。また、ツェナーダイオードD2は、カソードが、端子Vccに接続されている。また、ツェナーダイオードD2は、アノードが、抵抗R3(第3抵抗)、ダイオードD1を介して、バイポーラトランジスタQ3のベースに、また、抵抗R4(第4抵抗)を介して、バイポーラトランジスタQ3のエミッタに接続されている。ツェナーダイオードD3(第2ツェナーダイオード)は、コレクタ−エミッタ間電圧Vceが供給される。また、ツェナーダイオードD3は、カソードが、端子Vccに接続されている。また、ツェナーダイオードD3は、アノードが、抵抗R5(第5抵抗)を介して、バイポーラトランジスタQ3のエミッタに接続されている。また、ツェナーダイオードD3は、ツェナーダイオードD2よりも降伏電圧が高い。
トランスリニア回路4は、バイポーラトランジスタQ5〜Q8を有する。バイポーラトランジスタQ5(第2バイポーラトランジスタ)は、npn型のバイポーラトランジスタである。バイポーラトランジスタQ5は、ベースが、バイポーラトランジスタQ3のコレクタ(比例電流回路3)とバイポーラトランジスタQ4のベースとに接続されている。また、バイポーラトランジスタQ5は、コレクタが端子Vccに接続されており、コレクタに電圧が供給される。また、バイポーラトランジスタQ5は、エミッタが、接地電位に接続されている。
Ic(Q5)*Ic(Q6)=Ic(Q7)*Ic(Q8)
ここで、Ic(Q7)=Ic(Q8)であるため、
Ic(Q5)*Ic(Q6)=Ic2(Q7)
Ic(Q6)=Ic2(Q7)/Ic(Q5)
バイポーラトランジスタQ5には、カレントミラー回路を構成するバイポーラトランジスタQ4により、コレクタ−エミッタ間電圧Vceに比例した電流が流れるため、上記関係により、バイポーラトランジスタQ6のコレクタ電流は、コレクタ−エミッタ間電圧Vceに比例した電流の逆数に比例した電流となる。従って、バイポーラトランジスタQ9のベース(検出回路5)に、コレクタ−エミッタ間電圧Vceに比例した電流の逆数に比例した電流が流れる。このように、トランスリニア回路4は、安全動作領域の曲線部に対応する、コレクタ−エミッタ間電圧Vceに比例した電流の逆数に比例した電流を発生する。なお、トランスリニア回路については、CQ出版「トランジスタ技術 2004年10月号」241〜245ページに詳細に説明されている。
検出回路5は、保護対象のバイポーラトランジスタに接続された負荷RLに流れる電流を一定の割合で分流した電流が、トランスリニア回路4が発生した電流よりも大きい場合に、検出信号を発生する。検出回路5は、バイポーラトランジスタQ9、Q10、抵抗R6〜R10を有する。バイポーラトランジスタQ9(第9バイポーラトランジスタ)は、npn型のバイポーラトランジスタである。バイポーラトラジスタQ9は、ベースが、バイポーラトランジスタQ6のコレクタ(トランスリニア回路4)に接続されている。また、バイポーラトランジスタQ9は、ベースに、抵抗R6(第6抵抗)を介して、負荷RLに流れる電流を一定の割合で分流した電流が供給される。また、バイポーラトランジスタQ9は、コレクタが、抵抗R7(第7抵抗)、抵抗R8(第8抵抗)を介して、端子Vccに接続されている。バイポーラトランジスタQ9は、コレクタに、電圧が供給される。また、バイポーラトランジスタQ9は、エミッタが、負荷RLに接続され、抵抗R3、ダイオードD1を介して、定電流回路2に接続されている。また、バイポーラトランジスタQ9は、ベースとエミッタとの間に、抵抗R10が接続されている。
図5は、第2実施形態に係る保護回路1の回路構成を示す図である。
定電流回路2は、バイポーラトランジスタQ11、Q12、抵抗R12、R13を有する。バイポーラトランジスタQ11(第6バイポートランジスタ)は、npn型のバイポーラトランジスタである。バイポーラトランジスタQ11は、ベースが、抵抗R12(第1抵抗)、抵抗R15を介して、バイポーラトランジスタQ13のコレクタに接続されている。バイポーラトランジスタQ11は、ベースに、抵抗R12を介して、コレクタ−エミッタ間電圧Vceが供給される。また、バイポーラトランジスタQ11は、コレクタが、抵抗R15を介して、バイポーラトランジスタQ13のコレクタに接続されている。バイポーラトランジスタQ11は、コレクタに、コレクタ−エミッタ間電圧Vceが供給される。また、バイポーラトランジスタQ11は、エミッタが、バイポーラトランジスタQ12のベースに接続されている。
比例電流回路3は、ツェナーダイオードD6、D7、抵抗R14、R15を有する。ツェナーダイオードD6(第3ツェナーダイオード)は、コレクタ−エミッタ間電圧Vceが供給される。また、ツェナーダイオードD6は、カソードが、抵抗R14(第21抵抗)を介して、バイポーラトランジスタQ13のコレクタとベースとに接続されている。ツェナーダイオードD7(第4ツェナーダイオード)は、コレクタ−エミッタ間電圧Vceが供給される。また、ツェナーダイオードD7は、カソードが、抵抗R15(第22抵抗)を介して、バイポーラトランジスタQ13のコレクタに接続されている。また、ツェナーダイオードD7は、ツェナーダイオードD6よりも降伏電圧が高い。
トランスリニア回路4は、バイポーラトランジスタQ13〜Q16を有する。バイポーラトランジスタQ13(第11バイポーラトランジスタ)は、pnp型のバイポーラトランジスタである。バイポーラトランジスタQ13は、ベースが、抵抗R14を介して、ツェナーダイオードD6のカソードに接続されている。また、バイポーラトランジスタQ14は、コレクタが、抵抗R14を介して、ツェナーダイオードD6のカソードに接続され、抵抗R15を介して、ツェナーダイオードD7のカソードに接続されている。従って、バイポーラトランジスタQ13は、ベースとコレクタとから、コレクタ−エミッタ間電圧Vceに比例した電流が流れる。また、バイポーラトランジスタQ13は、エミッタが、端子Vccに接続され、電圧が供給される。
Ic(Q13)*Ic(Q14)=Ic(Q15)*Ic(Q16)
ここで、Ic(Q15)=Ic(Q16)であるため、
Ic(Q13)*Ic(Q14)=Ic2(Q15)
Ic(Q14)=Ic2(Q15)/Ic(Q13)
バイポーラトランジスタQ13からは、コレクタ−エミッタ間電圧Vceに比例した電流が流れるため、上記関係により、バイポーラトランジスタQ14のコレクタ電流は、コレクタ−エミッタ間電圧Vceに比例した電流の逆数に比例した電流となる。従って、バイポーラトランジスタQ17のエミッタ(検出回路5)に、コレクタ−エミッタ間電圧Vceに比例した電流の逆数に比例した電流が流れる。
検出回路5は、バイポーラトランジスタQ17、Q18、抵抗R16〜R20を有する。バイポーラトランジスタQ17(第15バイポーラトランジスタ)は、npn型のバイポーラトランジスタである。バイポーラトラジスタQ17は、ベースに、抵抗R16(第10抵抗)を介して、負荷RLに流れる電流(保護対象バイポーラトランジスタのエミッタ電流)を一定の割合で分流した電流が供給される。また、バイポーラトランジスタQ17は、コレクタが、抵抗R17(第11抵抗)と抵抗R18(第12抵抗)を介して、端子Vccに接続されている。バイポーラトランジスタQ17は、コレクタに、電圧が供給される。また、バイポーラトランジスタ17は、エミッタが、バイポーラトランジスタQ14のコレクタ(トランスリニア回路4)に接続され、抵抗R20を介して、定電流回路2に接続されている。
図8は、第3実施形態に係る保護回路1の回路構成を示す図である。第3実施形態に係る検出回路5は、定電流回路2(図8では不図示)が発生する電流、すなわち、安全動作領域の直線部に基づいて検出信号を発生するためのバイポーラトランジスタQ23と、トランスリニア回路4が発生する電流、すなわち、安全動作領域の曲線部に基づいて検出信号を発生するためのバイポーラトランジスタQ25と、を有する点が、第2実施形態と主に異なる。
比例電流回路3は、ツェナーダイオードD10、抵抗R29を有する。ツェナーダイオードD10は、コレクタ−エミッタ間電圧Vceが供給される。また、ツェナーダイオードD10は、カソードが、抵抗R29を介して、バイポーラトランジスタQ19のコレクタとベースとに接続されている。コレクタ−エミッタ間電圧Vceが、ツェナーダイオードD10の降伏電圧を超えると、抵抗R29を介して、バイポーラトランジスタQ13のコレクタとベースとから、コレクタ−エミッタ間電圧Vceに比例して増加する電流が流れる。
トランスリニア回路4は、バイポーラトランジスタQ19〜Q22を有する。バイポーラトランジスタQ19(第11バイポーラトランジスタ)は、第2実施形態のバイポーラトランジスタQ13に相当する。バイポーラトランジスタQ21(第12バイポーラトランジスタ)は、第2実施形態のバイポーラトランジスタQ15に相当する。バイポーラトランジスタQ22(第13バイポーラトランジスタ)は、第2実施形態のバイポーラトランジスタQ16に相当する。バイポーラトランジスタQ20(第14バイポーラトランジスタ)は、第2実施形態のバイポーラトランジスタQ14に相当する。電流源I7(第2電流源)は、電流源I6に相当する。第3実施形態に係るトランスリニア回路4は、第2実施形態に係るトランスリニア回路4と、構成及び動作ともに同様であるため、説明を省略する。
検出回路5は、バイポーラトランジスタQ23〜Q25、抵抗R22〜R28を有する。バイポーラトランジスタQ23(第17バイポーラトランジスタ)は、npn型のバイポーラトランジスタである。バイポーラトラジスタQ23は、ベースに、抵抗R22(第15抵抗)を介して、負荷RLに流れる電流(保護対象バイポーラトランジスタのエミッタ電流)を一定の割合で分流した電流が供給される。また、バイポーラトランジスタQ23は、コレクタが、抵抗R23(第16抵抗)と抵抗R24(第17抵抗)とを介して、端子Vccに接続されている。バイポーラトランジスタQ17は、コレクタに、電圧が供給される。また、バイポーラトランジスタQ23は、エミッタが、図示しない定電流回路2に接続されている。
2 定電流回路
3 比例電流回路
4 トランスリニア回路
5 検出回路
D2 ツェナーダイオード(第1ツェナーダイオード)
D3 ツェナーダイオード(第2ツェナーダイオード)
D6 ツェナーダイオード(第3ツェナーダイオード)
D7 ツェナーダイオード(第4ツェナーダイオード)
I5 電流源(第1電流源)
I6 電流源(第2電流源)
I7 電流源(第2電流源)
Q1 バイポーラトランジスタ(第6バイポーラトランジスタ)
Q2 バイポーラトランジスタ(第7バイポーラトランジスタ)
Q3 バイポーラトランジスタ(第8バイポーラトランジスタ)
Q4 バイポーラトランジスタ(第1バイポーラトランジスタ)
Q5 バイポーラトランジスタ(第2バイポーラトランジスタ)
Q6 バイポーラトランジスタ(第5バイオーラトランジスタ)
Q7 バイポーラトランジスタ(第3バイポーラトランジスタ)
Q8 バイポーラトランジスタ(第4バイポーラトランジスタ)
Q9 バイポーラトランジスタ(第9バイポーラトランジスタ)
Q10 バイポーラトランジスタ(第10バイポーラトランジスタ)
Q11 バイポーラトランジスタ(第1バイポーラトランジスタ)
Q12 バイポーラトランジスタ(第2パイポーラトランジスタ)
Q13 バイポーラトランジスタ(第11バイポーラトランジスタ)
Q14 バイポーラトランジスタ(第14バイポーラトランジスタ)
Q15 バイポーラトランジスタ(第12バイポーラトランジスタ)
Q16 バイポーラトランジスタ(第13バイポーラトランジスタ)
Q17 バイポーラトランジスタ(第15バイポーラトランジスタ)
Q18 バイポーラトランジスタ(第16バイポーラトランジスタ)
Q19 バイポーラトランジスタ(第11バイポーラトランジスタ)
Q20 バイポーラトランジスタ(第14バイポーラトランジスタ)
Q21 バイポーラトランジスタ(第12バイポーラトランジスタ)
Q22 バイポーラトランジスタ(第13バイポーラトランジスタ)
Q23 バイポーラトランジスタ(第17バイポーラトランジスタ)
Q24 バイポーラトランジスタ(第18バイポーラトランジスタ)
Q25 バイポーラトランジスタ(第19バイポーラトランジスタ)
R1 抵抗(第1抵抗)
R2 抵抗(第2抵抗)
R3 抵抗(第3抵抗)
R4 抵抗(第4抵抗)
R5 抵抗(第5抵抗)
R6 抵抗(第6抵抗)
R7 抵抗(第7抵抗)
R8 抵抗(第8抵抗)
R9 抵抗(第9抵抗)
R12 抵抗(第1抵抗)
R13 抵抗(第2抵抗)
R15 抵抗(第21抵抗)
R16 抵抗(第10抵抗)
R17 抵抗(第11抵抗)
R18 抵抗(第12抵抗)
R19 抵抗(第13抵抗)
R20 抵抗(第14抵抗)
R22 抵抗(第15抵抗)
R23 抵抗(第16抵抗)
R24 抵抗(第17抵抗)
R25 抵抗(第18抵抗)
R27 抵抗(第19抵抗)
R28 抵抗(第20抵抗)
R29 抵抗(第21抵抗)
Claims (11)
- 保護対象トランジスタの端子間電圧に比例した電流の逆数に比例した電流を発生するトランスリニア回路と、
前記保護対象トランジスタに接続された負荷に流れる電流を一定の割合で分流した電流が、前記トランスリニア回路が発生した電流よりも大きい場合に、検出信号を発生する検出回路と、
を備えることを特徴とする保護回路。 - ベースとコレクタとに、前記端子間電圧に比例した電流が供給され、エミッタが、接地電位に接続された、npn型の第1バイポーラトランジスタをさらに備え、
前記トランスリニア回路は、
ベースが、前記第1バイポーラトランジスタのベースに接続され、ベースに、前記端子間電圧に比例した電流が供給され、コレクタに、電圧が供給され、エミッタが、接地電位に接続された、npn型の第2バイポーラトランジスタと、
ベースとコレクタとが、第1電流源に接続され、エミッタが、第4バイポーラトランジスタのベースとコレクタとに接続された、npn型の第3バイポーラトランジスタと、
ベースとコレクタとが、前記第3バイポーラトランジスタのエミッタに接続され、エミッタが接地電位に接続された、npn型の前記第4バイポーラトランジスタと、
ベースが、前記第1電流源と前記第3バイポーラトランジスタのベースとに接続され、コレクタが、前記検出回路に接続され、エミッタが、前記第2バイポーラトランジスタのベースに接続された、npn型の第5バイポーラトランジスタと、
を有することを特徴とする請求項1に記載の保護回路。 - 前記端子間電圧に比例した電流を発生する比例電流回路をさらに備え、
前記比例電流回路は、
前記端子間電圧が供給され、アノードが、第3抵抗を介して、第8バイポーラトランジスタのベースに接続され、第4抵抗を介して、前記第8バイポーラトランジスタのエミッタに接続された、第1ツェナーダイオードと、
前記端子間電圧が供給され、アノードが第5抵抗を介して、前記第8バイポーラトランジスタのエミッタに接続され、降伏電圧が前記第1ツェナーダイオードよりも高い第2ツェナーダイオードと、
ベースが、前記第3抵抗を介して、前記第1ツェナーダイオードのアノードに接続され、コレクタが、前記トランスリニア回路に接続され、エミッタが、前記第4抵抗を介して、前記第1ツェナーダイオードのアノードに接続され、前記第5抵抗を介して、前記第2ツェナーダイオードのアノードに接続された、pnp型の前記第8バイポーラトランジスタと、
を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の保護回路。 - 前記検出回路は、
ベースに、第6抵抗を介して、前記負荷に流れる電流を一定の割合で分流した電流が供給され、コレクタに、第7抵抗と第8抵抗とを介して、電圧が供給され、ベースが、前記トランスリニア回路に接続され、エミッタが、前記負荷に接続された、npn型の第9バイポーラトランジスタと、
ベースが、前記第7抵抗と前記第8抵抗との間に接続され、コレクタが、プロテクト端子に接続され、エミッタに、電圧が供給される、pnp型の第10バイポーラトランジスタと、
前記負荷と前記保護対象トランジスタの一方の端子との間に接続された第9抵抗と、
を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の保護回路。 - 前記トランスリニア回路は、
ベースとコレクタとから、前記端子間電圧に比例した電流が流れ、エミッタに、電圧が供給される、pnp型の第11バイポーラトランジスタと、
ベースとコレクタとが、第2電流源に接続され、エミッタが、第13バイポーラトランジスタのベースとコレクタとに接続された、pnp型の第12バイポーラトランジスタと、
ベースとコレクタとが、前記第12バイポーラトランジスタのエミッタに接続され、エミッタに電圧が供給される、pnp型の前記第13バイポーラトランジスタと、
ベースが、前記第2電流源と前記第12バイポーラトランジスタのベースとに接続され、コレクタが、前記検出回路に接続され、エミッタが、前記第11バイポーラトランジスタのベースに接続された、pnp型の第14バイポーラトランジスタと、
を有することを特徴とする請求項1に記載の保護回路。 - 前記端子間電圧に比例した電流を発生する比例電流回路をさらに備え、
前記比例電流回路は、
前記端子間電圧が供給され、カソードが、第21抵抗を介して、前記第11バイポーラトランジスタのコレクタとベースとに接続された、第3ツェナーダイオードと、
前記端子間電圧が供給され、カソードが、第22抵抗を介して、前記第11バイポーラトランジスタのコレクタに接続され、降伏電圧が前記第3ツェナーダイオードよりも高い第4ツェナーダイオードと、
を有することを特徴とする請求項5に記載の保護回路。 - 前記検出回路は、
ベースに、第10抵抗を介して、前記負荷に流れる電流を一定の割合で分流した電流が供給され、コレクタに、第11抵抗と第12抵抗とを介して、電圧が供給され、エミッタが、前記トランスリニア回路に接続された、npn型の第15バイポーラトランジスタと、
ベースが、前記第11抵抗と前記第12抵抗との間に接続され、コレクタが、プロテクト端子に接続され、エミッタに、電圧が供給される、pnp型の第16バイポーラトランジスタと、
前記負荷と前記保護対象トランジスタの一方の端子との間に接続された第13抵抗と、
前記負荷と前記第15バイポーラトランジスタのエミッタとの間に接続された第14抵抗と、
を有することを特徴とする請求項1〜3、5、6のいずれか1項に記載の保護回路。 - 前記保護対象トランジスタの端子間電圧が供給されて定電流を発生する定電流回路をさらに備え、
前記検出回路は、
ベースに、第15抵抗を介して、前記負荷に流れる電流を一定の割合で分流した電流が供給され、コレクタに、第16抵抗と第17抵抗とを介して、電圧が供給され、エミッタが、前記定電流回路に接続された、npn型の第17バイポーラトランジスタと、
ベースが、前記第16抵抗と前記第17抵抗との間に接続され、コレクタが、プロテクト端子に接続され、エミッタに、電圧が供給される、pnp型の第18バイポーラトランジスタと、
前記負荷と前記保護対象トランジスタの一方の端子との間に接続された第18抵抗と、
ベースに、第19抵抗を介して、前記負荷に流れる電流を一定の割合で分流した電流が供給され、コレクタが、前記第18バイポーラトランジスタのベースに接続され、エミッタが、前記トランスリニア回路に接続された、npn型の第19バイポーラトランジスタと、
前記第19バイポーラトランジスタのエミッタと前記負荷との間に接続された、第20抵抗と、
を有することを特徴とする請求項1〜3、5、6のいずれか1項に記載の保護回路。 - 前記保護対象トランジスタの端子間電圧が供給されて定電流を発生する定電流回路をさらに備え、
前記検出回路は、さらに、前記負荷に流れる電流を一定の割合で分流した電流が、前記定電流回路が発生した電流よりも大きい場合に、検出信号を発生することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の保護回路。 - 前記定電流回路は、
ベースに、第1抵抗を介して、前記端子間電圧が供給され、コレクタに、前記端子間電圧が供給され、エミッタが、第7バイポーラトランジスタのベースに接続された、npn型の第6バイポーラトランジスタと、
ベースが、前記第6バイポーラトランジスタのエミッタに接続され、コレクタが、前記第1抵抗と前記第6バイポーラトランジスタのベースと、に接続され、エミッタとベースとの間に第2抵抗が接続された、npn型の前記第7バイポーラトランジスタと、
を有することを特徴とする請求項9に記載の保護回路。 - 前記保護対象トランジスタは、バイポーラトランジスタであり、
前記端子間電圧は、コレクタ−エミッタ間電圧であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の保護回路。
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