JP6365020B2 - 光書込み装置および画像形成装置 - Google Patents
光書込み装置および画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6365020B2 JP6365020B2 JP2014136086A JP2014136086A JP6365020B2 JP 6365020 B2 JP6365020 B2 JP 6365020B2 JP 2014136086 A JP2014136086 A JP 2014136086A JP 2014136086 A JP2014136086 A JP 2014136086A JP 6365020 B2 JP6365020 B2 JP 6365020B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- power supply
- voltage dividing
- light emitting
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
- Facsimile Heads (AREA)
Description
特許文献1には、光書込部として、発光素子である有機EL素子が基板上に主走査方向に多数配列されたラインヘッドが開示されている。
ラインヘッドは、複数個の有機EL素子のそれぞれが、アノード側が駆動回路を介して電源側の電源線Aに接続され、カソード側が接地側の電源線Bに接続されてなる回路を有する構成になっている。また、基板と間隔を空けて防湿板が配されており、この防湿板上には、電源側の補助電源線Cと接地側の補助電源線Dが別途、配線されている。
この給電点の数を増加させる構成により、給電点の数が少ない構成に比べて、1つの給電点から各有機EL素子までの電源線の配線距離を短くすることができ、それだけ配線抵抗による電位降下が少なくて済み、電位降下に起因する各有機EL素子への供給電流の差が小さくなって、発光量のばらつきを抑制することが可能になる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、電源線の電位降下に起因する各発光素子の発光量のばらつきをより抑制可能な光書込み装置およびこれを備える画像形成装置を提供することを目的としている。
ここで、前記分圧切換スイッチは、対応する分圧回路の分圧点を挟んで前記電源線側またはこれとは反対側に設けられているとしても良い。
さらに、前記発光素子は、有機LEDであるとしても良い。
本発明に係る画像形成装置は、光書込部からの光ビームにより感光体に画像を書き込む画像形成装置であって、前記光書込部として、上記の光書込み装置を備えることを特徴とする。
<実施の形態1>
図1は、本実施の形態に係るプリンター1の全体構成を示す概略図である。
同図に示すようにプリンター1は、電子写真方式により画像を形成するものであり、画像プロセス部10と、中間転写部20と、給送部30と、定着部40と、制御部50を備え、ネットワーク(例えばLAN)を介して外部の端末装置(不図示)からのジョブの実行要求に基づき、カラーの画像形成(プリント)を実行する。
作像部10Yは、像担持体としての感光体ドラム11と、その周囲に配された帯電部12、露光部13、現像部14、クリーナ15などを備えている。
帯電部12は、矢印Aで示す方向に回転する感光体ドラム11の周面を帯電させる。
また、露光部13には、発光素子である電流駆動型の有機EL素子(以下、「OLED」という。)が感光体ドラム11のドラム軸方向(以下、「主方向」という。)に沿って並ぶように基板上に多数個、配列されたプリントヘッドが含まれる。このプリントヘッドの構成については、後述する。
給送部30は、シート、ここでは用紙Sを収容するカセット31と、カセット31から用紙Sを1枚ずつ搬送路39に繰り出す繰り出しローラー32と、繰り出された用紙Sを搬送する搬送ローラー33、34を備える。
制御部50は、画像プロセス部10〜定着部40の動作を統括的に制御し、円滑なジョブを実行させる。ジョブ実行の際には、制御部50により次の動作が実行される。
すなわち、受け付けたジョブに含まれるプリント用の画像データに基づき、作像部10Y〜10Kの露光部13に配された複数個のOLEDを発光させるための駆動データが生成される。
作像部10Y〜10Kごとに、露光部13の各OLEDをから光ビームLが発せられ、帯電されている感光体ドラム11が光ビームLにより露光されると、感光体ドラム11上に静電潜像が形成され、感光体ドラム11上に作像された静電潜像は、トナーにより現像されてトナー像が作像される。
作像部10Y〜10Kによる各色の作像動作は、各色のトナー像が、走行する中間転写ベルト21の同じ位置に重ね合わせて転写されるように上流側から下流側に向けてタイミングをずらして実行される。
各色トナー像が二次転写された後の用紙Sは、定着部40まで搬送され、定着部40の定着ローラー41と加圧ローラー42との間を通過する際に加熱、加圧されることにより、用紙S上のトナーがその用紙Sに融着して定着される。定着部40を通過した用紙Sは、排紙ローラー35によって排紙トレイ36上に排出(出力)される。
同図に示すようにプリントヘッド60は、OLEDパネル61と、ロッドレンズアレイ62と、これらを収容する筐体63を備える。
OLEDパネル61は、ライン状に配置された複数個のOLED101を有し、複数個のOLED101のそれぞれは、個別に光ビームLを出射する。
図3は、OLEDパネル61の概略平面図であり、A−A´線における断面図とC−C´線における断面図も合わせて示されている。
同図に示すようにOLEDパネル61は、TFT(thin film transistor)基板71と、封止板72と、ソースIC73を備える。
封止板72は、TFT基板71上におけるOLED101の配置領域を外気に触れないように封止するものである。
同図に示すように、S/H回路103は、スイッチ106と保持素子(コンデンサーなど)107が直列接続されてなり、1つのS/H回路103が1つの駆動回路102に対応し、1つの駆動回路102が1つのOLED101に対応する関係になっている。
例えば、1つのDAC74に対応する複数個のS/H回路103のスイッチ106が全てオフ(非導通)になっている状態で、そのDAC74から画像データに基づく輝度信号SG1、SG2・・が時間順に1つずつ出力される場合を想定すると、次のようになる。
S/H回路103aにおける輝度信号SG1の保持素子107aへの書込みが終了すると、S/H回路103aのスイッチ106aがオフに戻るが、書き込まれた電圧が保持素子107aに保持(ホールド)された状態が維持される。
それぞれの駆動回路102は、電源(不図示)からの電流を、対応する保持素子107に保持されている電圧に応じて制御して、OLED101に供給する。この電流供給により、それぞれのOLED101は、輝度信号SGに基づく発光量で発光する。
図5は、OLED101を含む発光部100がTFT基板71上にn(複数)個、設けられている回路構成を示す図であり、図6は、1つの発光部100の拡大図であり、(a)が輝度信号のサンプル期間の様子を示し、(b)が輝度信号のホールド期間の様子を示している。なお、図5では、各発光部100を区別すべく、符号100の後に1,2,3・・nが付されており、これら各発光部100の並ぶ方向が主方向に相当する。
複数のOLED101のそれぞれは、電源Pから延伸される電源線、ここでは電源線91と、アース線92との間に介在し、電源線91の長さ方向に沿って異なる複数の位置から分岐した電流供給線110のそれぞれに駆動回路102を介して設けられている。ここで、電源Pの電位は、一定のVccになっている。
図5では、一番左端の発光部100−1が電源Pからの配線距離(電源Pから発光部100−1までの間の電源線91の線部分の長さ)が最も短く、その右隣の発光部100−2が2番目に配線距離が短く、さらに右側に移るに連れてそれぞれの発光部100に対する配線距離が長くなる回路の構成例を示している。
駆動回路102は、図6(a)に示すように、ゲート端子121と入力端子122と出力端子123を有する電圧入力型の駆動回路であり、ここではP型の電界効果トランジスター(FET:Field Effect Transistor)から構成され、入力端子122がソース、出力端子123がドレインに相当する。
駆動回路102は、入力端子122に入力される電源線91からの電流を、ゲート端子121の電圧と入力端子122の電圧との差の電圧(電位差)の大きさに応じた大きさの電流に制御して出力端子123から出力する。
OLED101は、そのアノード111が駆動回路102の出力端子123と接続され、そのカソード112がアース線92に接続されており、駆動回路102から供給される電流の大きさに応じた発光量で発光する。
駆動回路102のゲート端子121は、スイッチ素子として用いられるFET106を介して、DAC74から出力される輝度信号SG1、SG2・・を伝送する信号線94と接続されている。
FET106の入力端子162は、信号線94と接続され、出力端子163は、駆動回路102のゲート端子121と接続されている。
FET106のゲート端子161は、シフトレジスター99の出力端子SH1と接続されている。出力端子SH1は、ハイレベルとローレベルとが交互に繰り返されてなるパルス状のSH信号φ1(図7)を出力する端子である。
FET106は、そのゲート端子161にHレベルのSH信号φ1が入力されると、入力端子162と出力端子163が導通状態(オン)になり、LレベルのSH信号φ1が入力されると、非導通状態(オフ)になるように機能する。なお、ここでは、スイッチ素子としてFET106を用いるとしたが、スイッチ機能を有する他の素子を用いることもできる。以下、FET106をスイッチ106という。
電源切換スイッチ104は、いわゆる1回路2接点スイッチの機能を有する切換回路からなり、例えばFETを含む回路などで構成することができる。
電源切換スイッチ104は、シフトレジスター99の出力端子SH1から出力されるSH信号φ1がHレベルのときに接点140と接点141とが接続されるサンプル状態(図6(a))になり、SH信号φ1がLレベルのときに接点140と接点142とが接続されるホールド状態(図6(b))になるように接点を切り換える機能を有する。このような切り換え機能を設けているのは、各OLED101の発光量のばらつきを抑制するためである。発光量のばらつきを抑制できる理由については、後述する。電源切換スイッチ104の接点141は、分圧回路105の分圧点153に接続されている。
分圧回路105は、複数個の発光部100のそれぞれに設けられているが、それぞれの発光部100において、その基準電圧Vrが略同じになるように、その分圧比が予め決められている。これは、電源線91上での電位降下の影響による各OLED101の発光ばらつきを抑制するためである。この詳細については後述する。
図6(a)に示すサンプル期間において信号線94上に輝度信号SG1が伝送されている間には、これと同期してシフトレジスター99からのSH信号φ1がHレベルになり、スイッチ106が導通状態かつ電源切換スイッチ104がサンプル状態になるので、信号線94からスイッチ106、保持素子107、電源切換スイッチ104を介して分圧回路105の分圧点153に至るまでの第1回路が形成される。このとき、電源線91の電圧Vpは、保持素子107に供給されない。これにより、信号線94上を伝送される輝度信号SG1の保持素子107への書込み(サンプル)が行われる。
これにより、サンプル期間に入力された輝度信号SG1で指示された発光量に相当する電流がOLED101に供給され、輝度信号SG1に基づく発光量でOLED101が点灯することになる。
また、SH信号φ1の出力が上記の第1回路と第2回路を切り換える指示を行うことに相当する。さらに、図6(a)に示すサンプル期間では、電圧Vfが書き込まれるときの基準となる基準電圧Vrが分圧回路105から供給される状態になる期間であり、図6(b)に示すホールド期間とは、保持素子107に保持された電圧Vfに対する基準となる電圧が電源線91から供給される状態になる期間といえる。
例えば、図5においてDAC74から輝度信号SG2が出力されると、これと同期して、シフトレジスター99の出力端子SH1〜SHnのうち、SH2からだけHレベルのSH信号φ2が出力される。これにより、各発光部100のうち、発光部100−2だけにおいてそのスイッチ106が導通状態かつ電源切換スイッチ104がサンプル状態になり、輝度信号SG2が発光部100−2の保持素子107に書き込まれる。
このように発光部100ごとに、自己に入力されるべき輝度信号SGの入力と同期してスイッチ106が導通状態になり、その輝度信号SGがスイッチ106を介して保持素子107に入力されて書き込まれ、スイッチ106が非導通状態に戻ると、その書き込まれた輝度信号SGが次の書込みが開始されるまでの間、ホールドされる。
サンプル期間は、発光部100ごとに同じ長さであり、シフトレジスター99からのSH信号φがHレベルの期間に相当し、コンデンサーである保持素子107への電荷のチャージの開始から終了までに要する時間よりも長い一定の時間が予め決められている。
図7は、各発光部100におけるサンプル期間とホールド期間のタイミングチャートを示す図であり、いわゆるローリング駆動によるOLED101の発光制御方法を示している。ここで、同図では、各発光部100のOLED101と電源切換スイッチ104がどの発光部100に属するかを区別すべく、符号の後に、発光部100と同様の1,2・・nを付して示している。
発光部100ごとに、サンプル期間Ta以外の期間がホールド期間Tbになり、1回のホールド期間Tbは、通常、1回のサンプル期間Taに対して例えば100倍程度の長さになっている。
1回の主走査期間の開始時期は、予め決められた間隔ごとにレベルがHからLに変化する主走査信号のそのレベル変化のタイミングで規定される。
1回の主走査期間(t1〜t2)が終わると、次の主走査期間(t2〜t3)に移ることが繰り返し実行され、回転する感光体ドラム11上に主走査期間ごとに主方向に沿った1ライン分の静電潜像が形成されていく。これにより、感光体ドラム11の回転方向(副走査方向)に1ページ分の画像に相当する静電潜像が形成される。
具体的にグラフ191は、サンプル期間において各発光部100について電源線91から供給される電圧Vpと電源供給点(電源P)からの電源線91上の距離(以下、「電源からの距離」という。)との関係を示している。
グラフ193は、サンプル期間において信号線94から各発光部100に入力される輝度信号SGの電圧Vdacと電源からの距離との関係を示している。
グラフ194は、サンプル期間でのアース線92上における電源供給点(アース:GND)からの距離と電位降下との関係を示している。
グラフ196は、ホールド期間において各発光部100の駆動回路102のゲート端子121の電圧(ゲート電圧)と電源からの距離との関係を示している。
グラフ197は、ホールド期間において各発光部100についてその分圧回路105から出力される基準電圧Vrと電源からの距離との関係を示している。
グラフ199は、ホールド期間におけるOLED101の発光量が配線距離の大小によって変化しない(ばらつきがない)様子を示している。
なお、同図では、n個の発光部100のうち、電源線91上において電源Pからの配線距離がある程度短い位置にある発光部100を100−k、最も遠い位置にある発光部を100−n、発光部100−kと発光部100−nとの間に位置する発光部を100−mとして表している。
例えば、電源線91から発光部100−kの駆動回路102の入力端子122に入力される電圧(印加電圧)をVpk、電源線91から発光部100−mの駆動回路102の入力端子122に入力される電圧をVpm、電源線91から発光部100−nの駆動回路102の入力端子122に入力される電圧をVpnとすると、電源からの距離が長くなるほど電位降下による電圧の低下量が大きくなることから、Vcc>Vpk>Vpm>Vpnの関係が満たされる。
ここでは、電源線91とアース線92における全点灯時の電位降下の特性(グラフ191,194の傾き)を予め実験などで求め、求めた電位降下の特性から、各発光部100における基準電圧Vrが略一定になるように、各発光部100の分圧回路105の分圧比が発光部100ごとに事前に設定されるようになっている。
グラフ193を見ると、電源からの距離に関係なく電圧Vdacが略一定になっている。全点灯時には、各発光部100に対してDAC74から出力される輝度信号SG1,2・・の電圧Vdacが同じ大きさになっており、その同じ大きさの電圧がほとんどそのまま各発光部100に入力される。これは、次の理由による。
一方、他の全ての発光部100は、ホールド期間になっており、スイッチ106が非導通状態になるので、信号線94からスイッチ106を介して保持素子107に電流が流れることはなく、他の発光部100のところで電位降下は生じない。
従って、電源からの距離が異なる発光部100−k、m、nのいずれでも、サンプル期間においては、分圧回路105からの基準電圧Vrと信号線94を伝送される輝度信号SGの電圧Vdacとの差の電圧Vfが略同じ値になる。このことは、発光部100−k、m、n以外の他の発光部100のそれぞれについても同様である。
グラフ194を見ると、アース線92の電圧がアースからの距離が長くなるのに伴って徐々に上がっていることが判る。これは、グラフ191と同様に、アース線92の配線抵抗rによる電位降下によるものである。このことは、グラフ198についても同様である。
さらに、グラフ195と196から、発光部100ごとに、電源線91からの供給電圧Vpから電圧Vfを差し引いた値がその駆動回路102のゲート端子121の電圧(ゲート電圧)Vgになっていることが判る。これは、次の理由による。
これにより、図6(b)に示すようにホールド期間に電源切換スイッチ104がホールド状態になったときに駆動回路102の入力端子122とゲート端子121との間にその電圧Vfに相当する電位差が生じる。
従って、それぞれの発光部100ごとに、電源からの距離の違いによって電源線91からの駆動回路102への入力電圧Vpが異なっても、駆動回路102の入力端子122とゲート端子121間の電位差(=Vf)は同じ値になる。
従って、それぞれの発光部100ごとに、ホールド期間における駆動回路102の入力端子122とゲート端子121間の電位差がVfで同じということは、そのOLED101に流れる電流も同じになり、全点灯の場合、それぞれの発光部100のOLED101が同じ発光量で点灯することになる。
このように、輝度信号SGのサンプル期間には、それぞれの発光部100ごとに、その分圧回路105から出力される、他の発光部100と略同じ値に設定された基準電圧Vrを用いて輝度信号SGの保持素子107への書込みを行うことができる。
このため、保持素子107の2つの端子のうち、輝度信号SGの電圧が印加される端子171とは反対側の端子172に印加される基準電圧Vrが、輝度信号SGの保持素子107への書込み時の基準電圧としてどの発光部100でも同じ値であれば、輝度信号SGの電圧との差の電圧に相当する量の電荷を正確に保持素子107に蓄えることができる。
これに対し、例えば図9に示す比較例のように、それぞれの発光部900ごとに、保持素子906の一方の端子961を駆動回路902のゲート端子921に接続し、保持素子906の他方の端子962を駆動回路902の入力端子922に接続する回路構成をとった場合、電源線91からの供給電圧が常時、保持素子906の一方の端子962に印加されることになる。
つまり、全点灯時には輝度信号SGの保持素子906への書込み時における基準電圧(保持素子906の端子962への印加電圧)が発光部900ごとに変動することになる。
一方、図6に示す実施例の構成では、上記のようにその基準電圧Vrが発光部100ごとに略同じになるので、電源からの距離の違いによる電位降下に起因する各OLED101の発光量のばらつきを防止することができるようになる。
以下、分圧比の具体的な設定方法を説明する。
I2=〔(Vcc−Vgnd)−(Zvcc+Zgnd)×I1〕/(Rvcc+Rgnd)・・・(式2)
Vr=(Zgnd×I1)+Rgnd×{〔Vcc−(Zvcc+Zgnd)×I1〕/(Rvcc+Rgnd)}・・・(式3)
ここで、(式2)におけるVgndは0Vとしている。
例えば、Rvcc,Rgndに対して、Zvcc,Zgndが大変小さい、すなわち、Zvcc≪Rvcc,Zgnd≪Rgnd,Zvcc≪Rgnd,Zgnd≪Rvccであり、Zvcc≠Zgndという関係を有する場合、次の(式4)とすることができる。
このRvccとRgndの比が分圧回路105の分圧比に相当する。
(式4)を満たす値の一例として、Rvcc=1.001MΩ,Rgnd=1MΩ,Zvcc=1Ω,Zgnd=1.001Ωを、(式3)に代入した場合の電流I1と基準電圧Vrの関係は、図11に示すグラフ181のようになる。グラフ181を見ると、電流I1の値が変動しても基準電圧Vrがほとんど変動していないことが判る。
また、(式4)を満たす値の別の例として、Rvcc=1.001MΩ,Rgnd=1MΩ,Zvcc=100Ω,Zgnd=100.1Ωとした場合には、図11に示すグラフ182のようになる。このグラフ182を見ると、電流I1の値が大きくなると基準電圧Vrも徐々に大きくなる関係になっていることが判る。
また、上記とは別に次の(式5)(式6)とすることもできる。
Zvcc=Zgnd・・・(式5)
Rvcc=Rgnd・・・(式6)
(式5)と(式6)の関係を満たせば、上記(式3)において、電流I1の係数が0になるので、図12のグラフ183に示すように、電流I1が変動しても基準電圧Vrが変動しない、すなわち一定になるので、理想的な基準電圧Vrを生成することができる。このようにして、発光部100ごとにその分圧回路105の分圧比を求めることができる。
また、仮に、背景技術に記載のように給電点の数を増やす構成をとる場合でも、各発光部に分圧回路を設ければ、分圧回路を設けない構成よりも、隣り合う2つの給電点間に生じる電位降下による影響が抑制され、各OLEDの発光ばらつきを低減できる。
図13は、実施の形態1に係る回路構成の変形例を示す図である。
図13(a)は、発光部100aの分圧回路131が分圧点83を挟んで電源線91側の抵抗81とアース線92側のFET82を含む回路から構成される例であり、FET82のゲートがアース線92に接続されており、FET82がオンしているときのFET82自体の抵抗が分圧比の設定用の抵抗として用いられる。発光部100ごとにそれぞれの基準電圧Vrが同じまたは所定の許容範囲内に収まるように各発光部100の分圧回路131における分圧比がそれぞれ予め決められる。
また、図13(c)は、発光部100cの分圧回路133が分圧点83を挟んで電源線91側のFET85とアース線92側のFET86を含む回路から構成される例であり、FET85のゲートが電源線91に接続され、FET86のゲートがアース線92に接続されてなる。
<実施の形態2>
上記実施の形態1では、各発光部100の分圧回路105にサンプル期間でもホールド期間でも電流が流れる構成例を説明したが、本実施の形態2では、ホールド期間には分圧回路105に電流が流れないように強制的に電流供給を遮断する構成としており、この点で実施の形態1と異なっている。以下、説明の重複を避けるため、実施の形態1と同じ内容についてはその説明を省略し、同じ構成要素については、同符号を付すものとする。
FET211のゲートは、スイッチ106を構成するFETのゲートに接続され、シフトレジスター99から出力されたSH信号φがHレベルのとき、すなわちサンプル期間のときには、FET211がオン状態になり、電源線91からの電流が分圧回路210に供給される(通電状態)。
一方、図14(a)においてSH信号φがHレベルからLレベルに変わると、すなわちホールド期間に入るときには、FET211がオフ状態になり、かつ、スイッチ104がP側(ホールド状態)に切り換わる。FET211がオフ状態になるので、分圧回路210に電源線91からの電流が流れなくなり(遮断状態)、図14(e)に示すようにホールド期間では分圧電圧Vrはアース(GND)電位に等しくなる。
このように発光部200aごとに、FET211がサンプル期間にはオン状態になりホールド期間にはオフ状態になるように、FET211のオンとオフを切り換える制御をとることにより、ホールド期間では電源線91から分圧回路210への電流供給を遮断することができ、常時、分圧回路210に電流が流れる構成よりも、TFT基板71に供給されるトータルの消費電力の低減を図れる。
ここで、FET223のゲートがアース線92に接続されており、サンプル期間におけるFET221のオン時の抵抗、抵抗222、FET223のオン時の抵抗の比率により分圧比が設定される。FET221が、分圧比の設定と電流の供給と遮断の切換に兼用されている点は、図14(a)と同じである。
図14(b)〜図14(d)に示す回路構成でも、サンプル期間に基準電圧Vrを出力し、ホールド期間には分圧回路への電流供給を遮断することが可能になる。
図15(a)に示す発光部250aにおける分圧回路260は、その分圧点269を挟んで電源線91側に抵抗261が配され、電源線91側とは反対側のアース線92側に抵抗262とFET263が配される構成になっている。ここで、FET263のゲートがスイッチ106を構成するFETのゲートに接続され、SH信号φがHレベル(サンプル期間)のときにはFET263がオン状態になり、SH信号φがLレベル(ホールド期間)のときにはFET263がオフ状態になるように切り換えられる。
図15(c)に示す発光部250cにおける分圧回路280は、その分圧点289を挟んで電源線91側にFET281が配され、アース線92側に抵抗282とFET283が配される構成になっている。FET283が電源線91から分圧回路260への電流の供給と遮断を切り換えるスイッチ素子として機能する。
図15(e)は、図15(a)〜図15(d)のいずれかの構成をとった場合に、サンプル期間とホールド期間において分圧電圧Vrが変化する様子を示す図であり、分圧電圧Vrは、サンプル期間では分圧比に基づく所定電圧になり、ホールド期間では、実質、分圧回路の、電源線91との接続点における電位(電源電位)に等しくなることが判る。
上記実施の形態1では、発光部100ごとに、サンプル期間には、分圧回路105の分圧電圧Vrを保持素子107に入力させるが電源線91の電圧を保持素子107に入力させず、ホールド期間には、電源線91の電圧を保持素子107に入力させるが分圧回路105の分圧電圧Vrを保持素子107に入力させないように回路を切り換える電源切換スイッチ104を設ける構成例を説明したが、本実施の形態3では、この切り換えを行わない構成としており、この点で実施の形態1と異なっている。
分圧点319は、保持素子107の端子172に接続されており、実施の形態1に示す電源切換スイッチ104が設けられていない。
電源線91から分圧回路310への電流供給により、抵抗311,312、FET313に電流が流れ、抵抗311,312、FET313のオン時の抵抗の各値の比率により決まる分圧電圧Vrが分圧点319から出力され、出力された分圧電圧Vrが保持素子107の端子172に供給される。分圧電圧Vrが保持素子107の端子172に供給される状態は、実施の形態1に示す電源切換スイッチ104がS側(サンプル状態)になっているときと同じである。
一方、図16(a)においてSH信号φがHレベルからLレベルに変わる(ホールド期間に入る)ときには、FET313がオフ状態に切り換わる。FET313がオフ状態になると、抵抗311,312に電流が流れない(遮断状態)。また、FET313が分圧点319を挟んでアース線92側に配されているので、分圧点319の電圧が、電源線91に接続される端子151の電圧と同じになる。
再度、サンプル期間に入るとき(SH信号φがLレベルからHレベルに切り換わるとき)には、FET313が再度、オン状態になるので、電源線91から分圧回路310への電流供給により分圧電圧Vrの出力が再開される。このFET313のオンオフ制御は、それぞれの発光部300aごとに個別に実行される。
図16(c)に示す発光部300cにおける分圧回路330は、その分圧点339を挟んで電源線91側にFET331が配され、アース線92側に抵抗332とFET333が配される構成になっている。
本発明は、光書込み装置および画像形成装置に限られず、例えば感光体などの像担持体に光ビームを書き込む光書込み装置においてサンプル期間には保持素子に分圧電圧を供給し、ホールド期間には電源線の電圧を供給する方法としても良い。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施の形態では、保持素子107にコンデンサーを用いるとしたが、これに限られない。OLED101の発光量の指示電圧Vfを、輝度信号SGに基づき分圧電圧Vrを基準に生成して保持素子に書き込んで保持させる電圧書込回路であれば良い。
また、1個以上のDAC74を備えるソースIC73がDAC74ごとに複数個のOLED101のそれぞれに対して輝度信号SGを順番に出力する信号出力部を担当する構成例を説明したが、これに限られず、他の回路構成であって良い。
11 感光体ドラム
13 露光部(光書込み装置)
50 制御部
83,153,219,229,239,249,269,279,289,299,319,329,339,349 分圧点
81,108,109,212,213,222,232,261,262,271,282,311,312,321,332 抵抗
91 電源線
92 アース線
94 信号線
99 シフトレジスター
100,200,250,300 発光部
101 OLED(発光素子)
102 駆動回路
103 サンプル/ホールド回路
104 電源切換スイッチ
105,131,132,133,210,220,230,240,260,270,280,290,310,320,330,340 分圧回路
106 スイッチ
107 保持素子
110 電流供給線
P 電源
SG 輝度信号(発光量を示す信号)
Vdac 信号電圧
Vf 発光量の指示電圧
Vr 分圧電圧
Ta サンプル期間
Tb ホールド期間
Claims (10)
- 複数の発光素子のそれぞれから発せられる光ビームにより感光体に書込みを行う光書込み装置であって、
電源から延出される電源線と、
前記発光素子ごとに設けられ、前記電源線との接続点の電圧を、当該電源線上における前記電源から接続点までの長さに応じて予め設定された分圧比で分圧する分圧回路と、
前記発光素子ごとに設けられた保持素子と、
前記発光素子ごとに、対応する分圧回路の分圧電圧を基準に発光量の指示電圧を生成し、対応する保持素子に書き込んで保持させる電圧書込回路と、
前記発光素子ごとに設けられ、前記電源線からの電流を当該発光素子に対応する保持素子に保持された電圧に応じて制御して当該発光素子に供給する駆動回路と、
を備えることを特徴とする光書込み装置。 - 前記分圧回路ごとに、対応する保持素子に前記電圧を書き込むサンプル期間には前記電源線からの電流が当該分圧回路に流れる通電状態と、当該サンプル期間の終了後のホールド期間には前記電源線から当該分圧回路への電流が遮断される遮断状態とを切り換える分圧切換スイッチを備えることを特徴とする請求項1に記載の光書込み装置。
- 前記分圧切換スイッチは、
対応する分圧回路の分圧点を挟んで前記電源線側またはこれとは反対側に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の光書込み装置。 - 発光素子ごとにその発光量を示す信号を出力する信号出力部と、
前記各保持素子に対応して設けられた電源切換スイッチと、を備え、
前記駆動回路は、電界効果トランジスターであり、
前記保持素子は、コンデンサーであり、当該コンデンサーの一方端側が前記電界効果トランジスターのゲートに接続され、
前記電源切換スイッチは、
前記分圧回路の分圧電圧と前記電源線の電圧のうち、前記分圧回路の分圧電圧が前記コンデンサーの他方側に供給される第1回路と、前記電源線の電圧が前記コンデンサーの他方端側に供給される第2回路のいずれかに切り換え可能であり、
前記電圧書込回路は、
前記指示電圧を書き込むサンプル期間には、前記信号を前記コンデンサーの一方端側に入力させるとともに前記電源切換スイッチに指示して前記第1回路を構成させ、
前記サンプル期間の終了後のホールド期間には、前記コンデンサーの一方端側への前記信号の入力を遮断させるとともに前記電源切換スイッチに指示して前記第2回路を構成させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光書込み装置。 - 発光素子ごとにその発光量を示す信号を出力する信号出力部と、
前記分圧回路ごとに、その分圧点を挟んで前記電源線側とは反対側に設けられ、当該分圧回路に電流が流れる通電状態と流れない遮断状態とを切り換える切換スイッチと、
を備え、
前記駆動回路は、電界効果トランジスターであり、
前記保持素子は、コンデンサーであり、当該コンデンサーの一方端側が前記電界効果トランジスターのゲートに接続され、
前記分圧回路の分圧点は、前記コンデンサーの他方端側に接続されており、
前記電圧書込回路は、
前記指示電圧を書き込むサンプル期間には、前記信号を前記コンデンサーの一方端側に入力させるとともに前記切換スイッチに指示して前記通電状態にさせ、
当該サンプル期間の終了後のホールド期間には、前記コンデンサーの一方端側への前記信号の入力を遮断させるとともに前記切換スイッチに指示して前記遮断状態にさせることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光書込み装置。 - アース端子から延出されるアース線を備え、
前記分圧回路のそれぞれは、
一端が前記電源線に接続され、他端が前記アース線に接続され、
当該分圧回路において分圧点を挟んで前記電源線側の抵抗をRvcc、分圧点を挟んで前記アース線側の抵抗をRgndとし、前記電源線上における電源から当該分圧回路までの間の配線インピーダンスをZvcc、前記アース線上におけるアース端子から当該分圧回路までの間の配線インピーダンスをZgndとしたとき、
前記分圧比は、RvccとRgndの比率で表され、
Zvcc<Rvcc,Zgnd<Rgnd,Zvcc<Rgnd,Zgnd<Rvcc,Zvcc≠Zgndの場合に、Rvcc:Rgnd=Zgnd:Zvccの関係を満たすように設定されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の光書込み装置。 - アース端子から延出されるアース線を備え、
前記分圧回路のそれぞれは、
一端が前記電源線に接続され、他端が前記アース線に接続され、
当該分圧回路において分圧点を挟んで前記電源線側の抵抗をRvcc、分圧点を挟んで前記アース線側の抵抗をRgndとし、前記電源線上における電源から当該分圧回路までの間の配線インピーダンスをZvcc、前記アース線上におけるアース端子から当該分圧回路までの間の配線インピーダンスをZgndとしたとき、
前記分圧比は、RvccとRgndの比率で表され、
Zvcc=Zgndの場合に、Rvcc=Rgndの関係を満たすように設定されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の光書込み装置。 - 前記分圧回路のそれぞれは、
インピーダンスを有する複数個の素子を含み、そのうち少なくとも一つがトランジスターであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の光書込み装置。 - 前記発光素子は、有機LEDであることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の光書込み装置。
- 光書込部からの光ビームにより感光体に画像を書き込む画像形成装置であって、
前記光書込部として、請求項1〜9のいずれか1項に記載の光書込み装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014136086A JP6365020B2 (ja) | 2014-07-01 | 2014-07-01 | 光書込み装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014136086A JP6365020B2 (ja) | 2014-07-01 | 2014-07-01 | 光書込み装置および画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016013640A JP2016013640A (ja) | 2016-01-28 |
JP6365020B2 true JP6365020B2 (ja) | 2018-08-01 |
Family
ID=55230252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014136086A Active JP6365020B2 (ja) | 2014-07-01 | 2014-07-01 | 光書込み装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6365020B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005144686A (ja) * | 2003-11-11 | 2005-06-09 | Seiko Epson Corp | ラインヘッドおよびそれを用いた画像形成装置 |
KR100600332B1 (ko) * | 2004-08-25 | 2006-07-14 | 삼성에스디아이 주식회사 | 발광 표시장치 |
JP2009117689A (ja) * | 2007-11-08 | 2009-05-28 | Seiko Epson Corp | 発光装置および電子機器 |
KR101351247B1 (ko) * | 2012-07-17 | 2014-01-14 | 삼성디스플레이 주식회사 | 유기전계발광 표시장치 및 그의 구동방법 |
JP6120511B2 (ja) * | 2012-09-20 | 2017-04-26 | キヤノン株式会社 | 発光装置、発光素子の駆動回路および駆動方法 |
JP2014092671A (ja) * | 2012-11-02 | 2014-05-19 | Canon Inc | 駆動回路を含む回路装置 |
-
2014
- 2014-07-01 JP JP2014136086A patent/JP6365020B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016013640A (ja) | 2016-01-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6213205B2 (ja) | 光書込み装置及び画像形成装置 | |
JP6760107B2 (ja) | 光書き込み装置及び画像形成装置 | |
JP6083407B2 (ja) | 光書込装置および画像形成装置 | |
JP6036936B2 (ja) | 光書込装置および画像形成装置 | |
JP5130804B2 (ja) | 発光装置および画像形成装置 | |
JP6225666B2 (ja) | 光書込装置および画像形成装置 | |
US9471001B2 (en) | Optical writing device and image forming device | |
JP6365020B2 (ja) | 光書込み装置および画像形成装置 | |
JP2011156690A (ja) | 露光ヘッドおよび画像形成装置 | |
JP6277855B2 (ja) | 光書込み装置及び画像形成装置 | |
JP6696355B2 (ja) | 露光制御装置および画像形成装置 | |
JP6264061B2 (ja) | 光書込み装置及び画像形成装置 | |
JP6694596B2 (ja) | 露光装置、画像形成装置およびプログラム | |
JP2009204794A (ja) | 電気光学装置および電子機器。 | |
US9826588B2 (en) | Light-emission drive circuit and image forming apparatus | |
JP2020142425A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009116148A (ja) | 発光装置および電子機器 | |
JP6217512B2 (ja) | 光書込み装置及び画像形成装置 | |
JP2007076082A (ja) | 光ヘッド、その駆動方法および画像形成装置 | |
JP2010258065A (ja) | 発光装置および電子機器 | |
CN114236988A (zh) | 图像形成装置 | |
JP2009117689A (ja) | 発光装置および電子機器 | |
JP2007276332A (ja) | ラインヘッド及びその駆動方法並びに画像形成装置 | |
JP2008091402A (ja) | 発光装置および画像形成装置 | |
JP2009008783A (ja) | 発光装置および電子機器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170419 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180220 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180403 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180605 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180618 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6365020 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |