JP6363868B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置およびその製造方法に関し、例えば半導体基板を貫通する貫通電極を有する半導体装置およびその製造方法に関する。
集積回路の集積化のためシリコン基板等の半導体基板を貫通する貫通電極(いわゆるTSV:Through Si Via)を形成する技術が開発されている。貫通電極を用いることにより、例えば三次元集積回路を実現することができる。貫通電極の形成方法には、ビアファースト法、ビアミドル法およびビアラスト法がある。ビアファースト法は、半導体基板に回路等を形成する前に、半導体基板の回路等が形成される第1面から貫通電極を形成する方法である。ビアミドル法は、半導体基板の第1面に回路等を形成する途中で半導体基板に貫通電極を形成する方法である(例えば非特許文献1)。ビアラスト法は、半導体基板の第1面に回路を形成した後に、半導体基板の第2面から貫通電極を形成する方法である(例えば非特許文献2)。特許文献1および2には、半導体基板の第1面と第2面とから貫通孔および貫通電極を形成する方法が記載されている。
特開2001−44197号公報 特開2008−85237号公報
"Robust TSV Via-Middle and Via-Reveal Process Integration Accomplished through Characterization and Management of Sources of Variation" Electronic Components and Technology Conference (ECTC), 2012 IEEE 62nd P787 "Development of Via-Last 3D Integration Technologies Using a New Temporary Adhesive System" The IEEE International Conference on 3D System integration (3DIC)
ビアファースト法およびビアミドル法では、半導体基板の第1面に配線層を形成する前に貫通孔および貫通電極を形成する。このため、比較的高温で貫通孔および貫通電極を形成することができる。しかしながら、半導体基板の第2面から貫通電極を露出させる際に複雑な工程を用いる。
一方、ビアラスト法では、第2面から貫通孔および貫通電極を形成するため、第2面から貫通電極を露出させるための複雑な工程を用いなくともよい。しかしながら、第2面から貫通孔を形成するときに、第1面に形成された配線層内の絶縁膜を最後にエッチングすることになる。アスペクト比(高さ/幅)の高い貫通孔の底になる絶縁膜をエッチングすることが難しい。このため、貫通孔および貫通電極のアスペクト比を高くすることが難しい。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、アスペクト比の高い貫通電極を、簡単な工程で形成することを目的とする。
本発明は、第1面と前記第1面と反対の面である第2面とを有する半導体基板の前記第1面に形成された第1貫通電極と、前記半導体基板の前記第2面に形成され、前記第1貫通電極に連結し、前記第1貫通電極に連結する領域における幅は、前記第1貫通電極の前記領域における幅より小さい第2貫通電極と、を具備することを特徴とする半導体装置である。
上記構成において、前記第2貫通電極の高さは、前記第1貫通電極の高さより小さい構成とすることができる。
上記構成において、前記第1貫通電極は、前記第1面から前記半導体基板に形成された第1穴内に形成されており、前記第2貫通電極は、前記第2面から前記半導体基板に形成された第2穴内に形成されている構成とすることができる。
上記構成において、前記第1穴と前記第1貫通電極との間に形成され、前記第2穴により画定された第2開口を有する第1絶縁膜と、前記半導体基板の前記第2面に形成され、前記第2穴を画定する第1開口を有する第2絶縁膜と、前記第1開口、前記第2穴および前記第2開口の側面に形成された第3絶縁膜と、を具備し、前記第2貫通電極は、前記第3絶縁膜の内面に形成されている構成とすることができる。
上記構成において、前記第1貫通電極は、前記第1貫通電極の貫通方向に延伸する金属シリサイド膜を含む構成とすることができる。
上記構成において、前記第1面は回路が形成された面である構成とすることができる。
本発明は、半導体基板の第1面から前記半導体基板に第1穴を形成する工程と、前記第1穴内に第1貫通電極を形成する工程と、前記半導体基板の前記第1面と反対の面である第2面から前記半導体基板に、前記第1穴に連結し、前記第1穴に連結する領域における幅は、前記第1穴の前記領域における幅より小さい第2穴を形成する工程と、前記第2穴内に第2貫通電極を形成する工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法である。
上記構成において、前記第1貫通電極を形成する工程の後、かつ前記第2穴を形成する工程の前に、前記半導体基板の第2面を研磨することにより、前記第1貫通電極が前記第2面から露出しないように前記半導体基板を薄化する工程を含む構成とすることができる。
上記構成において、前記第1穴を形成する工程は、前記第1穴内に第1絶縁膜を形成する工程を含み、前記第1貫通電極を形成する工程は、前記第1絶縁膜内に前記第1貫通電極を形成する工程を含み、前記第2穴を形成する工程は、前記半導体基板の前記第2面に第1開口を有する第2絶縁膜を形成する工程と、前記第2絶縁膜をマスクに、前記半導体基板に前記第2穴を、前記第1絶縁膜に第2開口を、形成する工程と、前記第2穴、前記第1開口および前記第2開口の側面、前記第2開口の底面、並びに前記第2絶縁膜の表面に第3絶縁膜を形成する工程と、前記第2穴、前記第1開口および前記第2開口の側面の前記第3絶縁膜を残存させ、前記第2開口の底面の前記第3絶縁膜を除去する工程と、を含み、前記第2貫通電極を形成する工程は、前記第3絶縁膜内に前記第2貫通電極を形成する工程を含む構成とすることができる。
本発明は、半導体基板に上からみて貫通電極となる領域を囲む溝を前記半導体基板の第1面から形成する工程と、前記溝内に第1絶縁膜を形成する工程と、前記領域の半導体基板内に金属膜を埋め込む工程と、前記金属膜と前記領域内の半導体基板とから金属シリサイド膜を形成することにより、前記第1絶縁膜の内側に第1貫通電極を形成する工程と、前記半導体基板の前記第1面と反対の面である第2面を、前記第1絶縁膜が露出するように研磨する工程と、前記研磨した前記第2面に第2絶縁膜を形成する工程と、前記第2絶縁膜を貫通し、前記第1貫通電極に連結し、前記第1貫通電極と連結する領域における幅が前記第1貫通電極の前記領域における幅より小さい第2貫通電極を形成する工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法である。
上記構成において、前記研磨する工程は、前記金属膜が露出しないように前記第2面を研磨する工程であり、前記第1貫通電極を形成する工程は、前記研磨する工程の後に行なわれる構成とすることができる。
本発明によれば、アスペクト比の高い貫通電極を、簡単な工程で形成することができる。
図1(a)から図1(c)は、比較例1に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 図2(a)から図2(d)は、比較例2に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 図3(a)から図3(e)は、実施例1に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 図4(a)から図4(d)は、実施例1に係る貫通電極の形成方法を示す断面図(その1)である。 図5(a)から図5(d)は、実施例1に係る貫通電極の形成方法を示す断面図(その2)である。 図6(a)から図6(c)は、実施例1に係る貫通電極の形成方法を示す断面図(その3)である。 図7(a)から図7(d)は、実施例2に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 図8(a)から図8(d)は、実施例3に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 図9(a)から図9(d)は、実施例4に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その1)である。 図10(a)から図10(c)は、実施例4に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その2)である。 図11(a)から図11(c)は、実施例4に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その3)である。
まず、比較例1を参照し、ビアミドル法の問題点について説明する。図1(a)から図1(c)は、比較例1に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。図1(a)に示すように、半導体基板10の第1面11にトランジスタ等を含むトランジスタ領域50を形成する。半導体基板10に第1面11から穴を形成する。穴内に貫通電極20を埋め込む。半導体基板10の第1面11上に多層配線52を形成する。多層配線52上に電極22を形成する。貫通電極20と電極22とは多層配線52内に形成された配線54により電気的に接続される。
図1(b)に示すように、半導体基板10を第1面11の反対の面である第2面12から研磨する。このとき、貫通電極20は第2面12から露出しない。貫通電極20を研磨すると、貫通電極20に含まれる銅等の金属元素により半導体装置を製造する環境が汚染されるためである。半導体装置を製造する環境が汚染されると、半導体基板10内に金属元素が拡散し、トランジスタの特性等を劣化させる可能性がある。
図1(c)に示すように、半導体基板10の第2面12をエッチングすることにより、貫通電極20を第2面12から露出させる。
比較例1のようなビアミドル法では、図1(c)において、貫通電極20を露出させる工程が複雑である。例えば、半導体基板10の第2面12をエッチングするため、半導体基板10の厚さの制御が難しくなる。上記問題点はビアファースト法でも同様である。
次に、比較例2を参照し、ビアラスト法の問題点について説明する。図2(a)から図2(d)は、比較例2に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。図2(a)に示すように、半導体基板10の第1面11にトランジスタ領域50、多層配線52および電極22を形成する。多層配線52と半導体基板10との間には、酸化シリコン膜等の絶縁膜56が形成されている。
図2(b)に示すように、半導体基板10の第2面12を研磨することにより、半導体基板10を薄膜化する。図2(c)に示すように、半導体基板10の第2面12から半導体基板10を貫通する貫通孔58を形成する。このとき、絶縁膜56にも貫通孔58を形成する。図2(d)に示すように、貫通孔58内に貫通電極20を形成する。貫通電極20と電極22とは、配線54を介し電気的に接続する。
比較例2のようなビアラスト法では、比較例1のように、貫通電極20を第2面12から露出させる工程を用いなくてもよい。しかしながら、図2(c)において、アスペクト比の高い貫通孔58の底面の絶縁膜56に貫通孔58を形成することになる。アスペクト比の高い貫通孔58の底面の絶縁膜56を安定にエッチングすることは難しい。絶縁膜56に貫通孔58を安定に形成しようとすると、貫通孔58のアスペクト比を低くすることになる。また、ビアラスト法では、半導体基板10の第2面12を研磨する際に、第1面11が例えば有機系仮止剤(テンポラリー接着剤)を用い支持基板に仮止めされている。有機系仮止剤は比較的低温(例えば250℃以上)で劣化する。このため、比較例2では、貫通孔58および貫通電極20を比較的低い温度で形成することとなる。このため、プロセス的な制限が多く、この観点からも貫通電極20の高アスペクト化が難しくなる。
以上のように、ビアミドル法またはビアファースト法では、貫通電極20を第2面12から露出することが難しい。ビアラスト法では、高アスペクト比の貫通電極20を形成することが難しい。
以下の実施例では、上記課題を解決し、アスペクト比の高い貫通電極を、簡単な工程で形成することができる。
図3(a)から図3(e)は、実施例1に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。図3(a)に示すように、半導体基板10の第1面11にトランジスタ等を含むトランジスタ領域50を形成する。半導体基板10に第1面11から穴を形成する。穴内に貫通電極20aを埋め込む。貫通電極20aは、例えば銅または金属シリサイド等の導電体を含む。
図3(b)に示すように、半導体基板10の第1面11上に多層配線52を形成する。多層配線52は、複数の絶縁層と配線層とが交互に積層した構造である。絶縁層は例えば酸化シリコン層であり、配線層は銅層等の導電層である。多層配線52とトランジスタ領域50内のトランジスタ等により回路が形成される。多層配線52上に電極22を形成する。電極22は、銅層等の導電層である。電極22と貫通電極20aとは、多層配線52内の配線54を介し電気的に接続されている。
図3(c)に示すように、半導体基板10の第2面12を研磨する。これにより、半導体基板10が薄膜化される。半導体基板10の厚さは、第2面12から貫通電極20が露出しない程度とする。
図3(d)に示すように、半導体基板10の第2面12から、貫通電極20に接続するように穴を形成する。穴内に貫通電極20bを形成する。貫通電極20bは、例えば銅または金属シリサイドを含む。貫通電極20aと20bとから半導体基板10を貫通する貫通電極20が形成される。貫通電極20aおよび20bの高さをそれぞれ高さH1および高さH2とする。貫通電極20aおよび20bの幅(貫通電極20aおよび20bの上から見た形状が円形の場合直径)をそれぞれW1およびW2とする。なお、幅W1およびW2は、貫通電極20aと20bとが接する面で規定する。高さH2は高さH1より小さい。幅W2は幅W1より小さい。
図3(e)に示すように、半導体基板10の第2面12に、貫通電極20に接続するように電極24を形成する。これにより、貫通電極20を有する半導体チップ100が完成する。半導体チップ100を積層することにより、3次元集積回路を形成することもできる。
図4(a)から図6(c)は、実施例1に係る貫通電極の形成方法を示す断面図である。図4(a)に示すように、図3(a)のトランジスタ領域50を形成した後、半導体基板10の第1面11に開口42を有するマスク40を形成する。マスク40は、例えばフォトレジストである。図4(b)に示すように、マスク40をマスクに半導体基板10をエッチングし、穴13を形成する。穴13の形成は、例えばディープRIE(Reactive Ion Etching)法を用いる。
図4(c)に示すように、穴13の内面を覆うように半導体基板10上に絶縁膜14を形成する。絶縁膜14は、酸化シリコン(SiO)膜である。絶縁膜14としては、例えば酸化シリコン膜、窒化シリコン膜、酸化窒化シリコン膜またはポリイミド膜、またはこれらを積層した膜を用いることもできる。絶縁膜14の形成は、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)法または熱酸化法を用いる。図4(d)に示すように、絶縁膜14の内面を覆うように絶縁膜14上に金属膜19aを形成する。金属膜19aは、例えばCu(銅)である。金属膜19aは、例えば電解メッキ法を用い形成する。金属膜19aにより、貫通電極20aが形成される。
図5(a)に示すように、図3(b)において説明したように、半導体基板10上に多層配線52および電極22を形成する。電極22は多層配線52内の配線54を介し貫通電極20aと電気的に接続されている。
図5(b)に示すように、図3(c)において説明したように、半導体基板10の第2面12を研磨する。貫通電極20aは第2面12から露出しないようにする。図5(c)に示すように、半導体基板10の第2面12に絶縁膜30を形成する。絶縁膜30は、例えば第2面12側から酸化窒化シリコン膜および酸化シリコン膜を形成する。絶縁膜30としては、例えば酸化シリコン膜、窒化シリコン膜または酸化窒化シリコン膜、またはこれらを積層した膜を用いることができる。絶縁膜30の形成は、例えばCVD法を用いる。絶縁膜30に開口35を形成する。開口35を有する絶縁膜30をマスクに半導体基板10に穴32を形成する。これにより、穴32は開口35により画定される。このとき、貫通電極20a下の絶縁膜14に穴32により画定される開口33が形成される。穴32および開口33の形成は、例えばディープRIE法を用いる。図5(d)に示すように、開口33内の金属膜19aの下面、穴32および開口33および35の内面、並びに絶縁膜30の下面に絶縁膜34を形成する。絶縁膜34は、例えば酸化シリコン膜である。絶縁膜34としては、例えば酸化シリコン膜、窒化シリコン膜または酸化窒化シリコン膜、またはこれらを積層した膜を用いることができる。
図6(a)に示すように、絶縁膜34を全面エッチングする。これにより、開口33内の金属膜19aの下面および絶縁膜30の下面に形成された絶縁膜34が除去される。穴32、開口33および35の側面には絶縁膜34が残存する。穴13と32により、半導体基板10を貫通する貫通孔が形成される。図6(b)に示すように、穴32、開口33および35の内面を覆うように金属膜19bを形成する。金属膜19bは、例えば銅である。金属膜19bは、例えば電解メッキ法を用い形成する。金属膜19bにより、貫通電極20bが形成される。貫通電極20aおよび20bにより、半導体基板10を貫通する貫通電極20が形成される。図6(c)に示すように、貫通電極20bに接続する電極24aを形成する。電極24aは、絶縁膜30の下面に形成された金属膜19bの一部を用いてもよい。また、電極24aは、絶縁膜30の下面に形成された金属膜19bを除去した後に、別の金属膜から形成してもよい。
実施例1によれば、図4(b)のように、半導体基板10の第1面11から半導体基板10に穴13(第1穴)を形成する。図4(d)のように、穴13内に貫通電極20a(第1貫通電極)を形成する。図5(c)のように、半導体基板10の第2面12から半導体基板10に、穴13に連結する穴32(第2穴)を形成する。図6(b)のように、穴32内に貫通電極20b(第2貫通電極)を形成する。
穴13および貫通電極20aを第1面11から形成することにより、穴13および貫通電極20aの形成を、比較例2に比べ高温で行なうことができる。よって、比較例2より貫通電極20aのアスペクト比を高くできる。例えば、第1面11に形成された絶縁膜56(図2(c)参照)をアスペクト比の高い穴58の底でエッチングしなくともよい。また、穴32および貫通電極20bを第2面12から形成することにより、貫通電極20aを第2面12から露出させなくともよい。よって、比較例1のように、貫通電極20aに含まれる金属元素の汚染を抑制するための複雑な工程を用いなくてもよい。よって、アスペクト比の高い貫通電極20を、簡単な工程で形成することができる。
さらに、図3(d)および図6(c)のように、貫通電極20aと20bとが連結する領域において、貫通電極20bの幅W2を貫通電極20aの幅W1より小さくする。仮に幅W2がW1より大きいと、貫通電極20aの横に貫通電極20bが形成されてしまう。これにより、例えば貫通電極20と半導体基板10とが電気的に短絡してしまう。実施例1によれば、幅W2がW1より小さいため。貫通電極20と半導体基板10とが電気的に短絡することを抑制できる。幅W1は幅W2の1.5倍以上が好ましく、2倍以上がより好ましい。幅W2は幅W1より100nm以上小さいことが好ましく、2μm以上小さいことがより好ましい。
さらに、穴13および貫通電極20aの形成は、比較的高温で行なえる。このため、プロセスの制限が少ない。また、絶縁膜(例えば図2(c)の絶縁膜56)をアスペクト比の高い穴(例えば図2(c)の貫通孔58)の底でエッチングしなくてよい。よって、穴13は、アスペクト比を高くできる。一方、穴32および貫通電極20bの形成は、比較的低温で行なう。このため、プロセスの制限が多い。また、図6(b)のように、穴32内の絶縁膜34をエッチングする際に、穴32のアスペクト比が高いと、絶縁膜34がエッチングできない。そこで、図3(d)および図6(c)のように、穴13の高さH1(すなわち貫通電極20aの高さ)を、穴32の高さH2(すなわち貫通電極20b)より大きくする。これにより、アスペクト比の高い貫通電極を、簡単な工程で形成することができる。高さH1は高さH2の2倍以上が好ましく、5倍以上がより好ましく、10倍以上がさらに好ましい。
さらに、図6(b)のように、貫通電極20aを形成した後、穴32を形成する前に、半導体基板10の第2面12を研磨することにより、貫通電極20aが第2面12から露出しないように半導体基板10を薄化する。このように、半導体基板10を薄化しても、貫通電極20aが露出しないため、比較例1のような貫通電極20aの金属元素に起因した汚染を抑制できる。
さらに、図4(c)のように、穴13内に絶縁膜14(第1絶縁膜)を形成する。図4(d)のように、絶縁膜14内に貫通電極20aを形成する。図5(c)のように、半導体基板10の第2面12に開口35(第1開口)を有する絶縁膜30(第2絶縁膜)を形成する。絶縁膜30をマスクに、半導体基板10に穴32を絶縁膜14に開口33(第2開口)を形成する。図5(d)のように、穴32、開口35および33の側面、開口33の底面並びに絶縁膜30の下面に絶縁膜34(第3絶縁膜)を形成する。図6(a)のように、穴32、開口35および33の側面の絶縁膜34を残存させ、開口33の底面の絶縁膜14を除去する。図6(b)のように、絶縁膜34内に貫通電極20bを形成する。このように、絶縁膜14と34とを別にエッチングすることにより、一度にエッチングする開口33の底面の絶縁膜を薄くできる。よって、アスペクト比の高い穴32を形成できる。
実施例2は、貫通電極20aに金属シリサイド膜を用いる例である。図7(a)から図7(d)は、実施例2に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。まず、実施例1の図4(a)から図4(c)と同様に、半導体基板10に形成した穴13内に絶縁膜14を形成する。図7(a)に示すように、絶縁膜14の内面を覆うように絶縁膜14上に金属膜16を形成する。金属膜16は、例えばNi(ニッケル)、Co(コバルト)、Ti(チタン)、またはW(タングステン)である。金属膜16は、例えば無電解メッキ法またはCVD法を用い形成する。
図7(b)に示すように、金属膜16の内面を覆うように、シリコン膜18を形成する。シリコン膜18は、例えば多結晶または非晶質シリコン膜である。シリコン膜18は、例えばCVD法を用い形成する。シリコン膜18には、低抵抗化のための不純物を含んでもよい。穴13はシリコン膜18により埋め込まれる。
図7(c)に示すように、半導体基板10を熱処理する。これにより、金属膜16とシリコン膜18とが反応し、金属膜16とシリコン膜18との間に金属シリサイド膜17が形成される。金属シリサイド膜17は、金属膜16を構成する金属のシリサイドである。熱処理温度は、金属膜16とシリコン膜18とが反応する温度であり、例えば500℃から600℃である。半導体基板10内の金属膜16、金属シリサイド膜17およびシリコン膜18により貫通電極20aが形成される。図7(d)に示すように、実施例1の図5(a)から図6(c)の工程を行なうことにより、半導体基板10の第1面11上に多層配線52を、多層配線52上に電極22を形成する。半導体基板10の第2面12上に電極24aを形成する。その他の半導体装置の製造方法は実施例1と同じであり、説明を省略する。
銅または金のような金属は、低抵抗であるが、半導体基板10に拡散すると、トランジスタ等の特性を劣化させる汚染物質となる。貫通電極20aが形成された後、多層配線52が形成される。このため、多層配線52の形成過程における熱処理により、銅等が半導体基板10に拡散しやすくなる。また、貫通電極20aのアスペクト比が高くなると、銅等の拡散防止のための拡散防止膜のカバレッジが悪くなる。さらに、貫通電極20aはトランジスタ領域50に近く、銅等の汚染によるトランジスタへの影響が大きくなる。
そこで、貫通電極20aに、貫通電極20aの貫通方向に延伸する金属シリサイド膜17を形成する。これにより、半導体基板10への汚染が抑制される。絶縁膜14により貫通電極20aの幅を規定できる。さらに、金属シリサイド膜17により貫通電極20aの抵抗を低くできる。例えば、貫通孔内に形成した金属膜に比べ、金属シリサイド膜17の抵抗は低くなる。さらに、シリコン膜18は、金属膜16に比べ埋め込み性がよい。よって、シリコン膜18により、貫通孔内を埋め込むことができる。以上により、アスペクト比の高い貫通電極20aを形成できる。なお、貫通電極20aの金属膜16は残存していなくてもよい。また、貫通電極20aは、絶縁膜14側からシリコン膜、金属シリサイド膜および金属膜により形成されていてもよい。
さらに、貫通電極20bは、多層配線52を形成するときの熱処理を経ない。また、貫通電極20bは貫通電極20aよりアスペクト比が低い。さらに、貫通電極20bはトランジスタ領域50より遠い。これらにより、貫通電極20bを銅または金で形成することができる。これにより、貫通電極20bの抵抗を低くできる。
実施例3は、金属シリサイドからなる貫通電極20aの例である。図8(a)から図8(d)は、実施例3に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。実施例1の図4(a)から図4(c)と同様に、半導体基板10に形成した穴13内に絶縁膜14を形成する。図8(a)に示すように、絶縁膜14の内面を覆うようにシリコン膜18を形成する。シリコン膜18の形成方法は実施例2の図7(b)と同様である。図8(b)に示すように、シリコン膜18の内面を覆うように金属膜16を形成する。金属膜16の形成方法は実施例2の図7(a)と同様である。穴13は金属膜16により埋め込まれる。
図8(c)に示すように、半導体基板10を熱処理することにより、金属膜16とシリコン膜18とが反応して金属シリサイド膜17aが形成される。熱処理の方法は、実施例2の図7(c)と同様である。図8(d)に示すように、実施例2の図5(a)から図6(c)の工程を行なう。このとき、貫通電極20bは、図8(a)から図8(c)と同様に方法により、金属シリサイド膜17bとする。その他の半導体装置の製造方法は実施例1と同じであり、説明を省略する。
実施例3によれば、貫通電極20aが金属シリサイド電極であるため、実施例2に比べ、貫通電極20aの抵抗を低くできる。また、銅等による汚染を抑制できる。貫通電極20bを金属シリサイド電極で形成したが、貫通電極20bは銅等の金属電極でもよい。
図9(a)から図11(c)は、実施例4に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。図9(a)に示すように、半導体基板10の第1面11に開口42を有するマスク40を形成する。開口42は、上から見て貫通電極を形成する領域を囲む閉じた線状(例えばリング状)に形成する。図9(b)に示すように、マスク40をマスクに半導体基板10をエッチングし、溝44を形成する。溝44の形成は、例えばディープRIE法を用いる。
図9(c)に示すように、半導体基板10の上および溝44内に絶縁膜14を形成する。絶縁膜14は、例えば酸化シリコン膜、窒化シリコン膜または酸化窒化シリコン膜、またはこれらを積層した膜であり、CVD法または熱酸化法を用い形成する。図9(d)に示すように、溝44で囲まれた領域の中心付近の絶縁膜14および半導体基板10に穴46を形成する。穴46の形成は、例えばディープRIE法を用いる。
図10(a)に示すように、絶縁膜14上および穴46内に金属膜16を形成する。金属膜16は、例えばNi、Co、TiまたはWであり、無電解メッキ法またはCVD法を用い形成する。図10(b)に示すように。半導体基板10上の絶縁膜14および金属膜16を例えばCMP法を用い除去する。半導体基板10の第1面11上に多層配線52を形成する。多層配線52上に電極22を形成する。図10(c)に示すように、半導体基板10の第2面12を研磨する。このとき、絶縁膜14が第2面12から露出する。半導体基板10の第2面12に絶縁膜30を形成する。絶縁膜30は、例えば酸化シリコン膜、窒化シリコン膜または酸化窒化シリサイド膜、またはこれらを積層した膜あり、CVD法または熱酸化法により形成する。
図11(a)に示すように、半導体基板10を熱処理する。これにより、金属膜16と半導体基板10とが反応し、金属シリサイド膜17からなる貫通電極20aが形成される。このとき、絶縁膜14内に半導体基板10が一部残存してもよい。図11(b)に示すように。絶縁膜30に穴32を例えばRIE法を用い形成する。図11(c)に示すように、穴32に埋め込まれるように、金属膜19を形成する。金属膜19は、例えば銅であり、電界めっき法を用い形成する。穴32内の金属膜19は貫通電極20bとなる。また、絶縁膜30下の金属膜19から電極24aを形成する。その他の半導体装置の製造方法は実施例1と同じであり、説明を省略する。
実施例4によれば、図9(b)のように、半導体基板10に上からみて貫通電極となる領域を囲む溝44を半導体基板10の第1面11から形成する。図9(c)のように、溝44内に絶縁膜14を形成する。図10(b)のように、半導体基板10内に金属膜16を埋め込む。図11(a)のように、金属膜16と半導体基板10とから金属シリサイド膜17を形成することにより、絶縁膜14の内側に貫通電極20aを形成する。図10(c)のように、半導体基板10の第2面12を、絶縁膜14が露出するように研磨する。研磨した第2面12に絶縁膜30を形成する。図11(c)のように、絶縁膜30を貫通して貫通電極20bを形成し、貫通電極20aに連結する。このような構成において、貫通電極20aと20bとが連結する領域における貫通電極20bの幅W2が貫通電極20aの幅W1より小さい。このように、幅W2がW1より小さいため。貫通電極20bと半導体基板10とが電気的に短絡することを抑制できる。また、絶縁膜14および30により、金属シリサイド膜17が形成される範囲を画定させることができる。
図10(c)において、金属膜16は第2面12まで達していてもよい。しかしながら、金属膜16が露出しないように第2面12を研磨することにより、金属膜16に含まれる金属元素による汚染を抑制できる。
図10(c)のように、金属膜16が露出しないように第2面12を研磨し、その後、図11(a)のように、金属シリサイド膜17を形成する。これにより、図10(c)において、金属膜16が第2面12に達していなくとも、その後、金属シリサイド膜17を第2面12まで形成することができる。
金属シリサイド膜17が第2面12に達していない場合、図11(b)において、穴32を形成する際に、穴32が金属シリサイド膜17に達するように、半導体基板10の下部を除去することになる。図11(a)のように、金属シリサイド膜17が、第2面12に達することにより、図11(b)において、穴32を形成する際に、半導体基板10を除去しなくともよくなる。
図10(b)の多層配線52の形成前に図11(a)の金属シリサイド膜17の形成を行なってもよい。この場合、図10(c)の基板10の研磨により、金属シリサイド膜17が露出することになる。
また、実施例1から実施例4として、半導体基板にトランジスタが形成された半導体チップを例に説明したが、シリコンインターポーザ等の半導体基板を用いたインターポーザでもよい。
半導体チップに形成される貫通電極においては、例えば、高さ(半導体基板10の厚さ)が10μmから100μmであり、幅が1μmから10μmである。インターポーザに形成される貫通電極は、例えば高さが100μmから500μmであり、幅が10μmから50μmである。
以上、発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 半導体基板
11 第1面
12 第2面
13、32、46 穴
14、30、34、56 絶縁膜
16、19、19a、19b 金属膜
17、17a、17b 金属シリサイド膜
18 シリコン膜
20、20a、20b 貫通電極
22、24、24a 電極
33、35、42 開口
40 マスク
44 溝
50 トランジスタ領域
52 多層配線
54 配線

Claims (8)

  1. 第1面と前記第1面と反対の面である第2面とを有する半導体基板の前記第1面に形成
    された第1貫通電極と、
    前記半導体基板の前記第2面に形成され、前記第1貫通電極に連結し、前記第1貫通電
    極に連結する領域における幅は、前記第1貫通電極の前記領域における幅より小さい第2
    貫通電極と、
    を具備し、
    前記第1貫通電極は、前記第1面から前記半導体基板に形成された第1穴内に形成され
    ており、
    前記第2貫通電極は、前記第2面から前記半導体基板に形成された第2穴内に形成され
    ており、
    前記第1穴と前記第1貫通電極との間に形成され、前記第2穴により画定された第2開
    口を有する第1絶縁膜と、
    前記半導体基板の前記第2面に形成され、前記第2穴を画定する第1開口を有する第2
    絶縁膜と、
    前記第1開口、前記第2穴および前記第2開口の側面に形成された第3絶縁膜と、
    を具備し、
    前記第2貫通電極は、前記第3絶縁膜の内面に形成されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第2貫通電極の高さは、前記第1貫通電極の高さより小さいことを特徴とする請求
    項1記載の半導体装置。
  3. 前記第1貫通電極は、前記第1貫通電極の貫通方向に延伸する金属シリサイド膜を含む
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1面は回路が形成された面であることを特徴とする請求項1からのいずれか一
    項記載の半導体装置。
  5. 半導体基板の第1面から前記半導体基板に第1穴を形成する工程と、
    前記第1穴内に第1貫通電極を形成する工程と、
    前記半導体基板の前記第1面と反対の面である第2面から前記半導体基板に、前記第1
    穴に連結し、前記第1穴に連結する領域における幅は、前記第1穴の前記領域における幅
    より小さい第2穴を形成する工程と、
    前記第2穴内に第2貫通電極を形成する工程と、
    を含み、
    前記第1穴を形成する工程は、前記第1穴内に第1絶縁膜を形成する工程を含み、
    前記第1貫通電極を形成する工程は、前記第1絶縁膜内に前記第1貫通電極を形成する
    工程を含み、
    前記第2穴を形成する工程は、
    前記半導体基板の前記第2面に第1開口を有する第2絶縁膜を形成する工程と、
    前記第2絶縁膜をマスクに、前記半導体基板に前記第2穴を、前記第1絶縁膜に第2開
    口を、形成する工程と、
    前記第2穴、前記第1開口および前記第2開口の側面、前記第2開口の底面、並びに前
    記第2絶縁膜の表面に第3絶縁膜を形成する工程と、
    前記第2穴、前記第1開口および前記第2開口の側面の前記第3絶縁膜を残存させ、前
    記第2開口の底面の前記第3絶縁膜を除去する工程と、を含み、
    前記第2貫通電極を形成する工程は、前記第3絶縁膜内に前記第2貫通電極を形成する
    工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 前記第1貫通電極を形成する工程の後、かつ前記第2穴を形成する工程の前に、前記半
    導体基板の第2面を研磨することにより、前記第1貫通電極が前記第2面から露出しない
    ように前記半導体基板を薄化する工程を含むことを特徴とする請求項記載の半導体装置
    の製造方法。
  7. 半導体基板に上からみて貫通電極となる領域を囲む溝を前記半導体基板の第1面から形
    成する工程と、
    前記溝内に第1絶縁膜を形成する工程と、
    前記領域の半導体基板内に金属膜を埋め込む工程と、
    前記金属膜と前記領域内の半導体基板とから金属シリサイド膜を形成することにより、
    前記第1絶縁膜の内側に第1貫通電極を形成する工程と、
    前記半導体基板の前記第1面と反対の面である第2面を、前記第1絶縁膜が露出するよ
    うに研磨する工程と、
    前記研磨した前記第2面に第2絶縁膜を形成する工程と、
    前記第2絶縁膜を貫通し、前記第1貫通電極に連結し、前記第1貫通電極と連結する領
    域における幅が前記第1貫通電極の前記領域における幅より小さい第2貫通電極を形成す
    る工程と、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 前記研磨する工程は、前記金属膜が露出しないように前記第2面を研磨する工程であり

    前記第1貫通電極を形成する工程は、前記研磨する工程の後に行なわれることを特徴と
    する請求項記載の半導体装置の製造方法。
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