JP6363314B1 - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸収コアの幅方向の長さを十分に短くすることができ、着用時の快適性をより高めることができる吸収性物品を提供する。【解決手段】吸収性物品(10)は、長手方向の中央を含む股下域(S3)と、股下域よりも前側に位置する前側域(S1)と、股下域よりも後側に位置する後側域(S2)と、少なくとも股下域に配置された吸収コア(50)と、を有する。吸収コアには、長手方向に延びる一対のサイドスリット(52)が形成されている。吸収コアは、サイドスリットによって挟まれた中央領域(RC)と、サイドスリットと吸収コアの外側縁の間に位置するサイド領域(RS)と、を有する。サイドスリットは、股下域においてサイド領域の幅方向の長さ以上の幅方向の長さを有する幅広部(53)を有する。幅広部の長手方向の中心(53CL)は、吸収性物品の長手方向の中心(10CL)よりも前側に位置する。【選択図】図1

Description

本発明は、使い捨ておむつのような吸収性物品に関する。
特許文献1には、着用者の股間の幅に合わせて吸収コアを幅狭に形成する吸収性物品が開示されている。特許文献1の吸収性物品は、表面シート及び吸収コアを有する上層と、裏面シート及び弾性部材を有する下層と、を有する。長手方向の中間に位置する中間部では、上層は、スリット等によって幅方向に3分割されており、中央部分と一対のサイド部分を有する。弾性部材は、長手方向に収縮可能であり、中央部分よりも幅方向の外側に配置されている。弾性部材が収縮することによって、中央部分よりも幅方向の外側が持ち上げられ、サイド部分が幅方向の内側に移動する。これにより、吸コア体の幅方向の長さが短くなるように構成されている。
特開2012−16414号公報
しかし、特許文献1の吸収性物品では、サイド部分の幅方向の内側部分が下層に接合されてなく、サイド部分のうち下層に接合されていない部分が幅方向の内側に移動する。また、特許文献1の吸収性物品では、サイド部分の幅方向の外側部分が下層に接合されており、サイド部分のうち下層に接合された部分は幅方向の内側に移動し難い。そのため、吸収コアの幅方向の長さを十分に短くすることができず、着用時の快適性をより高めることが求められていた。
よって、吸収コアの幅方向の長さを十分に短くすることができ、着用時の快適性をより高めることができる吸収性物品が望まれる。
一態様に係る吸収性物品は、互いに直交する長手方向及び幅方向と、前記長手方向の中央を含む股下域、前記股下域よりも前側に位置する前側域及び前記股下域よりも後側に位置する後側域と、少なくとも前記股下域に配置された吸収コアと、を有し、前記吸収コアには、前記長手方向に延びる一対のサイドスリットが形成されており、前記吸収コアは、前記サイドスリットによって挟まれた中央領域と、前記サイドスリットと前記吸収コアの外側縁の間に位置するサイド領域と、を有し、前記サイドスリットは、前記股下域において前記サイド領域の幅方向の長さ以上の前記幅方向の長さを有する幅広部を有し、前記幅広部の前記長手方向の中心は、前記吸収性物品の前記長手方向の中心よりも前側に位置する。
実施形態に係る吸収性物品を肌面側から見た平面図である。 実施の形態に係る吸収コアを肌面側から見た平面図である。 図1に示すA−A線に沿った断面図である。 吸収コアの変形態様を示す図である。
(1)実施形態の概要
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
一態様に係る吸収性物品は、互いに直交する長手方向及び幅方向と、前記長手方向の中央を含む股下域、前記股下域よりも前側に位置する前側域及び前記股下域よりも後側に位置する後側域と、少なくとも前記股下域に配置された吸収コアと、を有し、前記吸収コアには、前記長手方向に延びる一対のサイドスリットが形成されており、前記吸収コアは、前記サイドスリットによって挟まれた中央領域と、前記サイドスリットと前記吸収コアの外側縁の間に位置するサイド領域と、を有し、前記サイドスリットは、前記股下域において前記サイド領域の幅方向の長さ以上の前記幅方向の長さを有する幅広部を有し、前記幅広部の前記長手方向の中心は、前記吸収性物品の前記長手方向の中心よりも前側に位置する。
サイドスリットの幅広部の幅方向の長さがサイド領域の幅方向の長さ以上であるため、サイド領域の幅方向の全域に亘ってサイドスリットが幅方向の内側に入り込むことができる。吸収体の幅方向の長さが短くなることで、吸収コアが股間内に収まり易くなり、着用時の違和感を抑制できる。幅広部の長手方向の中心は、吸収性物品の前記長手方向の中心よりも前側に位置しており、吸収性物品の前側において吸収体の幅方向の長さを短くする効果を得易い。よって、股間幅が狭くなる座位姿勢においても装着感を向上させることができる。
好ましい一態様によれば、前記サイドスリットの後端縁は、前記股下域内に位置してよい。
本態様によれば、サイドスリットの後端縁が股下域内に位置しており、サイドスリットが後側域に到達していない。よって、吸収体の幅方向の長さが短くなる領域が後側域に到達し難く、後側域の吸収体を広い幅で身体に当てて漏れを抑制できる。
好ましい一態様によれば、前記サイドスリットは、前記吸収コアの外側縁よりも前記幅方向の内側に位置してよい。
本態様によれば、サイド接合部の長手方向の外端縁から長手方向の内側に向かってサイド接合部を破る際に、直ぐに破り易い領域である親水性シートが配置された領域に到達できる。よって、使用者は、サイド接合部を容易に破り易くなる。
好ましい一態様によれば、前記吸収体の肌面側に位置する表面シートと、前記表面シートの肌面側に位置し、起立性の防漏ギャザーと、を有し、前記防漏ギャザーは、防漏弾性部材の収縮によって起立する収縮部と、前記収縮部の立ち上がりの基点となる基点部と、有し、前記収縮部よりも前記幅方向の外側に位置する前記基点部は、前記サイド領域と厚さ方向において重なってよい。
本態様によれば、収縮部よりも幅方向の外側に位置する基点部は、収縮部の収縮によって幅方向の内側かつ肌面側に引っ張られる。当該基点部がサイド領域と厚さ方向に重なっているため、サイド領域を幅方向の内側かつ肌面側に引っ張る力が発生する。着用時に幅方向の外側から内側に向かう力がかかった際に、サイド領域が中央領域の肌面側かつ幅方向の内側に移動し易くなる。よって、吸収コアの幅方向の長さが短くなり易い。
好ましい一態様によれば、前記サイド領域よりも前記幅方向の外側には、前記長手方向に収縮する脚回り弾性部材が設けられてよい。
本態様によれば、脚回り弾性部材の収縮によってサイド領域を肌面側に引き上げ、着用時に幅方向の外側から内側に向かう力がかかった際に、サイド領域が中央領域の肌面側かつ幅方向の内側に移動し易くなる。よって、吸収コアの幅方向の長さが短くなり易い。
好ましい一態様によれば、前記幅広部を跨って前記幅方向に延びる仮想線上において、前記サイド領域の前記幅方向の長さは、前記中央領域の前記幅方向の長さよりも短くてよい。
本態様によれば、サイド領域が幅方向の内側かつ中央領域の肌面側に移動すると、中央領域とサイド領域が重なり、吸収コア全体の幅方向の長さを短くできる。サイド領域の幅方向の長さが中央領域の幅方向の長さよりも短いため、中央領域の幅方向の範囲内にサイド領域を収まり易くでき、吸収コア全体の幅方向の長さを短くできる。
好ましい一態様によれば、前記幅広部を跨って前記幅方向に延びる仮想線上において、前記サイド領域の前記幅方向の長さは、前記中央領域の前記幅方向の長さの1/2以下であってよい。
本態様によれば、サイド領域が幅方向の内側かつ中央領域の肌面側に移動すると、中央領域上にサイド領域が重なる。このとき、サイド領域の幅方向の長さが中央領域の幅方向の長さの1/2以下であるため、サイド領域全体が中央領域に重なるように幅方向の内側に移動しても、サイド領域同士が重なることを抑制できる。よって、サイド領域同士が重なることによる局所的な厚みの増加を抑制し、装着感の低下を抑制できる。
好ましい一態様によれば、前記吸収コアには、前記幅方向において前記サイドスリットの間に位置し、かつ前記長手方向に延びる中央スリットが形成されてよい。
本態様によれば、中央スリットによって中央領域が厚さ方向に曲がりやすくなり、吸収体全体の幅方向の長さをより短くできる。
好ましい一態様によれば、前記吸収コアは、前記吸収コアの最大幅よりも前記幅方向の長さが短いくびれ部を有し、前記くびれ部は、前記股下域に配置されてよい。
本態様によれば、着用者の股間に挟まれる股下域の吸収コアの幅方向の長さが短いため、着用者の股間内に吸収コアがより収まり易く、着用時の違和感を抑制できる。
好ましい一態様によれば、前記くびれ部の前記長手方向の中心は、前記吸収性物品の前記長手方向の中心よりも前側に位置してよい。
本態様によれば、吸収性物品の前側において吸収体の幅方向の長さを短くする効果を得易い。よって、股間幅が狭くなる座位姿勢においても装着感を向上させることができる。
好ましい一態様によれば、前記サイドスリットの前端縁は、前記くびれ部の前端縁よりも前側に位置し、前記サイドスリットの後端縁は、前記くびれ部の後端縁よりも前側に位置してよい。
本態様によれば、サイドスリットによる変形基点をくびれ部の前側から後方にかけて形成することにより、座位姿勢においても装着感を向上させることができる。また、サイドスリットの後端縁がくびれ部の後端縁よりも後側に位置しており、サイドスリットよりも後側では吸収コアを身体に当てて漏れを抑制できる。
好ましい一態様によれば、前記幅広部は、前記長手方向において前記くびれ部が設けられた領域に配置されてよい。
本態様によれば、脚によって吸収コアが挾まれることにより、くびれ部における吸収コアの幅方向の長さが幅広部の変形によって短くなる。吸収コアが股間内により収まり易くなり、着用時の違和感を抑制できる。
好ましい一態様によれば、前記サイドスリットの内側縁は、前記幅広部から後側に向かって前記幅方向の外側に延びてよい。
本態様によれば、サイドスリットの内側縁が幅広部から後側に向かって幅方向の外側に延びているため、サイドスリットによって挟まれた中央領域の幅は、幅広部から後方に向かって長くなる。サイドスリット間の身体に当てて配置し易い領域を後方に向かって広く設けることができ、臀部に対して吸収コアを当てて漏れを抑制できる。
(2)吸収性物品の実施形態
以下、図面を参照して、実施形態に係る使い捨ておむつについて説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
図1は、本実施形態に係る吸収性物品10を肌面側から見た平面図であり、図2は、実施形態に係る吸収コア50を肌面側から見た平面図である。図1及び図2に示す平面図は、吸収性物品10を皺が形成されない状態まで伸張させた伸張状態を示している。図3は、図1に示すA−A線に沿った断面図である。本実施の形態の吸収性物品10は、展開型の大人用の吸収性物品であるが、これに限定されない。吸収性物品10は、パンツ型の吸収性物品であってもよいし、子供用の吸収性物品であってもよい。
吸収性物品10は、互いに直交する長手方向L及び幅方向Wを有する。長手方向Lは、身体前側と身体後側とに延びる方向によって規定される。言い換えると、長手方向Lは、展開された吸収性物品10において前後に延びる方向である。また、吸収性物品10は、長手方向Lと幅方向Wの両方に直交する厚さ方向Tを有する。厚さ方向Tは、着用者側に向かう肌面側T1と、着用者から離れる側の非肌面側T2と、に延びる。本明細書において、「肌面側」は、使用中に着用者の肌に面する側に相当する。「非肌面側」は、使用中に着用者の肌とは反対に向けられる側に相当する。
吸収性物品10は、前側域S1と、後側域S2と、股下域S3と、を有する。前側域S1は、使用時に着用者の身体前側に面する。後側域S2は、使用時に着用者の身体後側に面する。股下域S3は、前側域S1と後側域S2との間に位置し、使用時に着用者の股下に配置される。股下域S3は、脚回り開口部65が設けられた領域であり、前側域S1と股下域S3との境界は、脚回り開口部65の前端縁によって規定され、後側域S2と股下域S3との境界は、脚回り開口部65の後端縁によって規定されてよい。脚回り開口部65は、吸収性物品の本体部(吸収性物品において後述するファスニングテープ94を除いた部分)の外側縁において幅方向Wの内側に凹んだ部分である。なお、本実施の形態において外側縁は、幅方向の外側の端縁であり、内側縁は、幅方向の内側の端縁である。
吸収性物品10は、少なくとも股下域S3に配置された吸収コア50を有する。吸収コア50は、股下域S3から前側域S1及び後側域S2へ延びていてよい。吸収コア50は、例えば粉砕パルプもしくは高吸収性ポリマー(SAP)、又はこれらの混合物を含む吸収材料の積層体であってよい。吸収性物品10は、吸収コア50と、コアラップ56と、を含む吸収体を有してよい。コアラップ56は、吸収コア50の肌面側と非肌面側を覆うように配置され、例えば、ティッシュや不織布シートであってよい。吸収コアの構成については、後述にて詳細に説明する。
吸収性物品10は、吸収コア50の肌面側T1に位置する肌面シート41と、吸収コア50の非肌面側T2に位置する非肌面シート42と、を有してよい。肌面シート41は、表面シート41aと、サイドシート41bと、を有してよい。表面シート41aは、液透過性を有し、吸収コア50の少なくとも幅方向Wの中心を覆うように配置されてよい。サイドシート41bは、疎水性を有する不織布からなり、吸収コア50の幅方向Wの中心よりも幅方向Wの外側において、幅方向Wにおける表面シート41aの両側部を覆うように配置されてよい。非肌面シート42は、液不透過性を有し、吸収コア50よりも非肌面側に設けられてよい。非肌面シート42は、液不透過性のバックフィルム42aと、バックフィルム42aの非肌面側T2に配置されたバック不織布42bと、を有してよい。
吸収性物品10は、起立性の防漏ギャザー60を有してよい。防漏ギャザー60は、表面シート41aの肌面側に位置し、表面シート41aに対して起立可能である。防漏ギャザー60は、防漏弾性部材66の収縮によって起立する収縮部61と、収縮部61の立ち上がりの基点となる基点部62と、を有する。基点部62は、収縮部61よりも幅方向Wの外側に位置する第1基点部62a(図2参照)と、収縮部61よりも長手方向Lの外側に位置する第2基点部62b(図1参照)と、を有してよい。防漏弾性部材66は、サイドシート41bの内側縁に配置されており、サイドシート41bの内側縁を着用者側に起立させる。
吸収性物品10は、脚回り開口部65に配置される脚回り弾性部材67を有してよい。脚回り弾性部材67は、脚回り開口部65に沿って配置されており、脚回り開口部65を着用者の脚回りにフィットさせる。脚回り弾性部材67は、サイドシート41bとバックフィルム42aの間に配置されている。防漏弾性部材66及び脚回り弾性部材67は、長手方向Lに伸縮可能であり、長手方向Lに沿って配置されてよい。
吸収性物品10は、後側域S2の幅方向Wの両外側部に設けられたファスニングテープ94を有してよい。ファスニングテープ94は、前側域S1に係合する係合部96を有してよい。
次いで、吸収コア50の構成について詳細に説明する。吸収コア50には、スリットが形成されてよい。スリットは、吸収コア50を構成する吸収材料が実質的に配置されていない部分である。スリットは、吸収材料の坪量が0の部分又は周囲からの零れた吸収材料が配置されているが、設計上の吸収材料が0の部分である。スリットは、吸収コア50が力を受けた際に、変形を吸収したり、変形の基点となったりする。スリットは、一対のサイドスリット52と中央スリット55を有してよい。
図2に示すように、吸収コア50は、サイドスリット52によって挟まれた中央領域RCと、サイドスリット52と吸収コア50の外側縁50Sの間に位置するサイド領域RSと、を有してよい。図2において、中央領域RCとサイド領域RSに異なる斜線を付して示す。サイド領域RSは、各サイドスリット52の幅方向Wの外側に位置し、一対で設けられている。中央領域RC及びサイド領域RSは、サイドスリット52から幅方向Wに沿って延びる領域である。中央スリット55の少なくとも一部は、中央領域RCに配置されてよい。
サイドスリット52は、少なくとも股下域S3に配置されてよい。サイドスリット52の前端縁は、前側域S1に配置されてもよいし、股下域に配置されてもよい。サイドスリット52の後端縁52Rは、股下域S3に配置されてよい。サイドスリット52は、少なくとも長手方向Lに延びていればよく、長手方向Lに沿っていてもよいし、長手方向Lに対して傾斜する部分を有してもよい。サイドスリット52の幅方向Wの長さは、一定であってもよいし、変化していてもよい。サイドスリット52は、吸収コア50の幅方向Wの中心に対して対称に一対で設けられてよい。
サイドスリット52は、幅広部53を有している。幅広部53は、サイド領域RSの幅方向Wの長さ以上の幅方向Wの長さを有する部分である。幅広部53の幅方向Wの長さは、吸収性物品10の伸長状態において、当該幅広部53に対して隣接するサイド領域RSの幅方向Wの長さ以上であればよい。幅広部53の少なくとも一部は、股下域S3に配置されており、幅広部53の長手方向Lの全域が股下域S3に配置されてもよい。幅広部53の前端縁は、股下域S3に配置されてよい。幅広部53の長手方向Lの中心53CLは、吸収性物品10の長手方向Lの中心10CLよりも前側に位置しており、股下域S3の長手方向Lの中心よりも前側に位置してよい。
サイドスリット52は、吸収コア50の外側縁50Sよりも幅方向の内側に位置し、吸収コア50の外側縁50Sに到達してなくてよい。この構成によれば、サイドスリット52よりも幅方向Wの外側に吸収材料が存在する。当該吸収材料でサイドスリット52によって拡散した体液を保持し、横漏れを抑制できる。
中央スリット55は、幅方向Wにおいてサイドスリット52の間に位置し、かつ長手方向Lに延びてよい。中央スリット55の少なくとも一部は、股下域S3に配置されてよい。中央スリット55の前端縁55Fは、股下域S3に配置され、中央スリット55の後端縁55Rは、股下域S3内で終端してよい。中央スリット55は、少なくとも長手方向Lに延びていればよく、長手方向Lに沿っていてもよいし、長手方向Lに対して傾斜する部分を有してもよい。中央スリット55の長手方向Lの中心55CLは、吸収性物品10の長手方向Lの中心よりも前側に位置しており、股下域S3の長手方向Lの中心S3CLよりも後側に位置してよい。中央スリット55は、サイドスリット52よりも後側に偏倚してよい。
次いで、このように構成された吸収性物品10の変形態様について説明する。図4は、着用時に吸収体の変形状態を模式的に示した図である。図4は、図3に示す断面における吸収体の変形態様を模式的に示している。吸収性物品10が着用された状態で、吸収性物品10が両脚によって挟まれることにより、股下域S3には、脚によって幅方向Wの内側に向かう力がかかる。股下域S3の吸収体に幅方向Wの内側に向かう力がかかると、吸収コア50のサイドスリット52が変形し、サイド領域RSが幅方向Wの内側に移動し(図4(a)の矢印A)、吸収体の幅方向Wの長さが短くなる。
このとき、サイド領域RSが幅方向Wの内側に移動できる最大長さは、サイドスリット52の幅方向Wの最大長さ、すなわち幅広部53の幅方向Wの長さとなる。サイドスリット52の幅広部53の幅方向Wの長さがサイド領域RSの幅方向Wの長さ以上であるため、サイド領域RSの幅方向の全域が幅方向の内側に入り込むことができる。吸収体の幅方向の長さが短くなることで、吸収コア50が股間内に収まり易くなり、着用時の違和感を抑制できる。
着用者の股間の幅は、姿勢によって変化しており、仰向けの姿勢、横向きに寝た姿勢、座位姿勢の順に狭くなる。特に座位姿勢では、脚による力が吸収性物品10の前側にかかり易い。幅広部53の長手方向Lの中心は、吸収性物品10の長手方向Lの中心よりも前側に位置しており、吸収性物品10の前側において吸収体の幅方向の長さを短くする効果を得易い。よって、股間幅が狭くなる座位姿勢においても装着感を向上させることができる。
座位姿勢で股間内に吸収体が収まらずに違和感が生じると、快適性を阻害したり、後にもたれ掛るような姿勢となって座る位置がずれたりするおそれがある。より詳細には座位姿勢は、脚を閉じている状態で安定した姿勢を維持し易く、脚を閉じ難い状態(脚が開いた状態)では、重心が後側に傾き、椅子などの背もたれに寄りかかり、座る位置のずれが生じ易い。本実施の形態の吸収性物品によれば、座位姿勢において吸収体が股間内に収まり易いため、快適性を高めるとともに、適切な座位姿勢を維持し易くなる。
なお、吸収性物品10が両脚によって挟まれることによる吸収体の変形は、図4(a)に示すように、吸収体の幅方向の中心を頂点とした凸形状となるように変形してもよいし、吸収体が厚さ方向に変形せず、サイド領域RSが幅方向の内側にスライド移動してもよい。サイド領域RSがスライド移動する変形においても、サイドスリット52の幅方向の長さ分、吸収コアの幅方向の長さが短くなる。
サイドスリット52の後端縁52Rは、股下域S3内に位置しており、サイドスリット52が後側域S2に到達していなくてよい。この構成によれば、吸収体の幅方向Wの長さが短くなる領域が後側域S2に到達し難く、後側域S2の吸収コア50を広い幅で身体に当て漏れを抑制できる。
防漏ギャザー60を構成する基点部62のうち収縮部61よりも幅方向Wの外側に位置する第1基点部62aは、サイド領域RSと厚さ方向Tにおいて重なってよい。収縮部61よりも幅方向Wの外側に位置する第1基点部62aは、収縮部61の収縮によって幅方向Wの内側かつ肌面側T1に引っ張られる。第1基点部62aがサイド領域RSと厚さ方向Tに重なっているため、サイド領域RSを幅方向Wの内側かつ肌面側T1に引っ張る力が発生する。着用時に向かう力がかかった際に、サイド領域RSが中央領域RCの肌面側T1(図4(a)の幅方向の外側から内側に矢印B)かつ幅方向の内側(図4(a)の矢印A)に引っ張られる。よって、サイド領域RSが中央領域RCの肌面側T1かつ幅方向Wの内側に移動し、吸収コア50の幅方向の長さがより短くなり易い。図4(a)に示す状態において、サイド領域RSが中央領域RCの肌面側T1かつ幅方向Wの内側に更に移動することにより、図4(b)に示す状態となる。図4(b)に示す状態では、中央領域RCとサイド領域RSが厚さ方向において重なっており、吸収体の幅方向の長さがより短くなっている。
図1に示す吸収性物品の伸長状態において、防漏ギャザー60の収縮部61の内側縁は、サイドスリット52の幅広部53と厚さ方向に重なってよい。収縮部61が幅広部53と厚さ方向Tに重なっているため、幅広部53を幅方向Wの内側かつ肌面側T1に引っ張る力が発生する。着用時に幅方向の外側から内側に向かう力がかかった際に、図4(a)の矢印Bに示すように、サイド領域RSが中央領域RCの肌面側かつ幅方向の内側に引っ張られ易い。よって、サイド領域RSが中央領域RCの肌面側かつ幅方向の内側に移動し、吸収コア50の幅方向の長さがより短くなり易い。
サイド領域RSよりも幅方向の外側には、長手方向Lに収縮する脚回り弾性部材67が設けられてよい。脚回り弾性部材67の収縮によってサイド領域RSを肌面側T1に引き上げ、着用時に幅方向の外側から内側に向かう力がかかった際に、サイド領域RSが中央領域RCの肌面側T1かつ幅方向の内側に移動し易くなる。よって、吸収コア50の幅方向の長さが短くなり易い。
幅広部53を跨って幅方向に延びる仮想線(例えば、FL1)上において、サイド領域RSの幅方向Wの長さは、中央領域RCの幅方向Wの長さよりも短くてよい。サイド領域RSが幅方向の内側かつ中央領域RCの肌面側T1に移動すると、中央領域RCとサイド領域RSが重なり、吸収コア50全体の幅方向の長さを短くできる。サイド領域RSの幅方向の長さが中央領域RCの幅方向の長さよりも短いため、中央領域RCの幅方向の範囲内にサイド領域RSを収まり易くでき、吸収コア50全体の幅方向の長さを短くできる。なお、仮想線FL1は、幅方向に沿って延びる線であって、幅広部53と重なって配置される線である。仮想線FL1は、幅広部53の前端縁から後端縁までの領域の少なくとも一部と重なっていればよい。
より好適には、幅広部53を跨って幅方向に延びる仮想線FL1上において、サイド領域RSの幅方向の長さは、中央領域RCの幅方向の長さの1/2以下であってよい。サイド領域RSが幅方向の内側かつ中央領域RCの肌面側に移動すると、中央領域RC上にサイド領域RSが重なる。このとき、サイド領域RSの幅方向の長さが中央領域RCの幅方向の長さの1/2以下であるため、サイド領域RS全体が中央領域RCに重なるように幅方向の内側に移動しても、サイド領域RS同士が重なることを抑制できる。よって、サイド領域RS同士が重なることによる局所的な吸収コアの厚みの増加を抑制できる。よって、局所的な吸収コアの厚みの増加による圧力の集中が生じ難く、装着感の悪化を抑制できる。
吸収コア50には、幅方向Wにおいてサイドスリット52の間に位置し、かつ長手方向Lに延びる中央スリット55が形成されてよい。中央スリット55によって中央領域RCが厚さ方向に曲がりやすくなり、吸収体全体の幅方向の長さをより短くできる。より詳細には、着用時に幅方向の外側から内側に向かう力がかかった際に、図4(a)の矢印Cに示すように、中央領域RCの外側縁(サイドスリット52)を起点として、中央領域RCの内側縁が肌面側に向かうように、吸収コア50が変形し易い。よって、吸収コア50の幅方向の長さがより短くなり易い。
吸収コア50は、吸収コア50の最大幅よりも幅方向Wの長さが短いくびれ部51を有してよい。吸収コア50の最大幅50Mの領域は、前側域S1と股下域S3に跨がって配置されるとともに、後側域S2と股下域S3に跨がって配置されている。吸収コア50のくびれ部51は、股下域S3に配置されてよい。着用者の股間に挟まれる股下域S3の吸収コア50の幅方向Wの長さが短いため、着用者の股間内に吸収コア50が収まり易く、着用時の違和感を抑制できる。
くびれ部51の長手方向Lの中心51CLは、吸収性物品10の長手方向Lの中心10CLよりも前側に位置してよい。吸収性物品10の前側において吸収体の幅方向Wの長さを短くする効果を得易い。よって、股間幅が狭くなる座位姿勢においても装着感を向上させることができる。
サイドスリット52の前端縁は、くびれ部51の前端縁51Fよりも前側に位置し、サイドスリット52の後端縁52Rは、くびれ部51の後端縁51Rよりも前側に位置してよい。幅広部53の前後方向の中心53CLは、くびれ部51の前後方向の中心51CLよりも前側に位置してよい。股間幅が狭くなる座位姿勢では、脚によって挟まれる領域(くびれ部)のみならず、くびれ部51よりも前側にも脚による力がかかり易い。サイドスリット52による変形基点をくびれ部51の前側から後方にかけて形成することにより、座位姿勢においても装着感を向上させることができる。また、サイドスリット52の後端縁がくびれ部51の後端縁よりも後側に位置しており、サイドスリット52よりも後側では吸収コア50を身体に当てて漏れを抑制できる。
幅広部53は、長手方向Lにおいてくびれ部51が設けられた領域に配置されてよい。脚によって吸収コア50が挾まれることにより、くびれ部51における吸収コア50の幅方向の長さが幅広部53の変形によって短くなる。吸収コア50が股間内により収まり易くなり、着用時の違和感を抑制できる。
サイドスリット52の内側縁52ISは、幅広部53の後端縁から後側に向かって幅方向の外側に延びてよい。サイドスリット52の内側縁が幅広部53の後端縁から後側に向かって幅方向の外側に延びているため、サイドスリット52によって挟まれた中央領域RCの幅は、幅広部53から後方に向かって長くなる。サイドスリット52間の身体に当てて配置し易い領域を後方に向かって広く設けることができ、臀部に対して吸収コア50を当てて漏れを抑制できる。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
10 :吸収性物品
50 :吸収コア
51 :くびれ部
52 :サイドスリット
52R :サイドスリットの後端縁
53 :幅広部
55 :中央スリット
60 :防漏ギャザー
61 :収縮部
62a :第1基点部(基点部)
67 :脚回り弾性部材
RC :中央領域
RS :サイド領域
S1 :前側域
S2 :後側域
S3 :股下域
L :長手方向
T :厚さ方向
T1 :肌面側
T2 :非肌面側
W :幅方向

Claims (13)

  1. 互いに直交する長手方向及び幅方向と、
    前記長手方向の中央を含む股下域、前記股下域よりも前側に位置する前側域及び前記股下域よりも後側に位置する後側域と、
    少なくとも前記股下域に配置された吸収コアと、を有し、
    前記吸収コアには、前記長手方向に延びる一対のサイドスリットが形成されており、
    前記吸収コアは、前記サイドスリットによって挟まれた中央領域と、前記サイドスリットと前記吸収コアの外側縁の間に位置するサイド領域と、を有する吸収性物品であって、
    前記サイドスリットは、前記股下域において前記サイド領域の前記幅方向の長さ以上の前記幅方向の長さを有する幅広部を有し、
    前記幅広部の前記長手方向の中心は、前記吸収性物品の前記長手方向の中心よりも前側に位置する、吸収性物品。
  2. 前記サイドスリットの後端縁は、前記股下域内に位置する、請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記サイドスリットは、前記吸収コアの外側縁よりも前記幅方向の内側に位置する、請求項1又は請求項2のいずれかに記載の吸収性物品。
  4. 前記吸収コアの肌面側に位置する表面シートと、
    前記表面シートの肌面側に位置し、起立性の防漏ギャザーと、を有し、
    前記防漏ギャザーは、防漏弾性部材の収縮によって起立する収縮部と、前記収縮部の立ち上がりの基点となる基点部と、有し、
    前記収縮部よりも前記幅方向の外側に位置する前記基点部は、前記サイド領域と厚さ方向において重なっている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  5. 前記サイド領域よりも前記幅方向の外側には、前記長手方向に収縮する脚回り弾性部材が設けられている、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  6. 前記幅広部を跨って前記幅方向に延びる仮想線上において、前記サイド領域の前記幅方向の長さは、前記中央領域の前記幅方向の長さよりも短い、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  7. 前記幅広部を跨って前記幅方向に延びる仮想線上において、前記サイド領域の前記幅方向の長さは、前記中央領域の前記幅方向の長さの1/2以下である、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  8. 前記吸収コアには、前記幅方向において前記サイドスリットの間に位置し、かつ前記長手方向に延びる中央スリットが形成されている、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  9. 前記吸収コアは、前記吸収コアの最大幅よりも前記幅方向の長さが短いくびれ部を有し、
    前記くびれ部は、前記股下域に配置されている、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  10. 前記くびれ部の前記長手方向の中心は、前記吸収性物品の前記長手方向の中心よりも前側に位置する、請求項9に記載の吸収性物品。
  11. 前記サイドスリットの前端縁は、前記くびれ部の前端縁よりも前側に位置し、
    前記サイドスリットの後端縁は、前記くびれ部の後端縁よりも前側に位置する、請求項9又は10に記載の吸収性物品。
  12. 前記幅広部は、前記長手方向において前記くびれ部が設けられた領域に配置されている、請求項9から請求項11のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  13. 前記サイドスリットの内側縁は、前記幅広部から後側に向かって前記幅方向の外側に延びている、請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の吸収性物品。
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