JP6362956B2 - 電子機器及び方法 - Google Patents

電子機器及び方法

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    • H02J7/342The other DC source being a battery actively interacting with the first one, i.e. battery to battery charging

Description

本発明の実施形態は、電子機器及び方法に関する。
近年、タブレットやスマートフォン等、携帯型電子機器に内蔵されるバッテリの容量は大きくなってきている。これにより、携帯型電子機器を長時間、連続的に稼働させることができるという利点を得ることができる一方で、バッテリをフル充電するまでにかかる時間が長くなってしまうという不都合が生じてしまう。この不都合を解消するべく、業界標準の充電方式ではなく、携帯型電子機器を製造しているメーカー独自の充電方式(例えば、業界標準の充電方式より大きい電圧を利用する充電方式)を採用するケースが増えてきている。
上記したように、メーカー独自の充電方式を採用することにより、バッテリをフル充電するまでにかかる時間を短縮することができる。しかしながら、メーカー独自の充電方式を採用することで、業界標準の充電方式で充電できない又は業界標準の充電方式では充電時間が非常に長くなる等、新たな不都合が生じてしまう。
したがって、上記した新たな不都合を解消し得る新たな技術の実現が要求されている。
特開2002−163044号公報
本発明の一形態の目的は、複数の充電方式をサポートし得る電子機器及び方法を提供することである。
実施形態によれば、電子機器は、外部機器を接続するためのポートと、電子機器内の複数のコンポーネントに供給するのに適した第1電圧と、前記外部機器に供給するのに適した電圧であり前記第1電圧とは異なる第2電圧とを生成可能な電源制御回路とを備え、前記電源制御回路は、電子機器の状態が通常の稼働状態である場合、前記ポートに接続された前記外部機器に前記第1電圧を供給し、前記電子機器の状態がシャットダウン状態又はスリープ状態である場合、前記ポートに接続された前記外部機器に前記第2電圧を供給する。
一実施形態に係る電子機器の外観を示す斜視図。 同実施形態に係る電子機器のシステム構成を示すブロック図。 同実施形態に係る電子機器に組み込まれるDC出力切替回路の回路構成例を示す回路図。 同実施形態に係る電子機器に組み込まれるDC出力切替回路の動作例を示すフローチャート。 同実施形態に係る電子機器に組み込まれるDC出力切替回路の別の回路構成例を示す回路図。
以下、図面を参照して、実施形態を説明する。
まず、図1を参照して、一実施形態に係る電子機器の構成について説明する。この電子機器は、例えば、ノートブック型の携帯型パーソナルコンピュータ、タブレット端末、または他の各種電子機器として実現され得る。以下では、この電子機器が、ノートブック型の携帯型パーソナルコンピュータ10として実現されている場合を想定する。
図1は、ディスプレイユニットを開いた状態におけるコンピュータ10を正面側から見た斜視図である。
本コンピュータ10は、バッテリ20から電力を受けるように構成されている。本コンピュータ10は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とから構成される。ディスプレイユニット12には、液晶表示装置(LCD: Liquid Crystal Display)31から構成される表示装置が組み込まれている。さらに、ディスプレイユニット12の上端部には、カメラ(Webカメラ)32が配置されている。
ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11の上面が露出される開放位置とコンピュータ本体11の上面がディスプレイユニット12で覆われる閉塞位置との間を回動自在に取り付けられている。コンピュータ本体11は薄い箱形の筐体を有しており、その上面にはキーボード13、タッチパッド14、指紋センサ15、本コンピュータ10をパワーオン/オフするためのパワーボタン16、幾つかの機能ボタン17及びスピーカ18A,18Bが配置されている。
また、コンピュータ本体11には、電源コネクタ21が設けられている。電源コネクタ21はコンピュータ本体11の側面、例えば左側面に設けられている。この電源コネクタ21には、外部電源装置が取り外し自在に接続される。外部電源装置としては、ACアダプタを用いることができる。ACアダプタは商用電源(AC電力)をDC電力に変換する電源装置である。
バッテリ20は、例えば、コンピュータ本体11の後端部に取り外し自在に装着される。バッテリ20は本コンピュータ10に内蔵されるバッテリであってもよい。
本コンピュータ10は、外部電源装置からの電力またはバッテリ20からの電力によって駆動される。本コンピュータ10の電源コネクタ21に外部電源装置が接続されているならば、本コンピュータ10は外部電源装置からの電力によって駆動される。また、外部電源装置からの電力は、バッテリ20を充電するためにも用いられる。本コンピュータ10の電源コネクタ21に外部電源装置が接続されていない期間中は、本コンピュータ10はバッテリ20からの電力によって駆動される。
さらに、コンピュータ本体11には、幾つかのUSBポート22、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)出力端子23及びRGBポート24が設けられている。
図2は、本コンピュータ10のシステム構成を示している。本コンピュータ10は、CPU111、システムコントローラ112、主メモリ113、グラフィックスプロセシングユニット(GPU)114、サウンドコーデック115、BIOS−ROM116、ハードディスクドライブ(HDD)117、光ディスクドライブ(ODD)118、BT(Bluetooth(登録商標))モジュール120、無線LANモジュール121、SDカードコントローラ122、PCI EXPRESSカードコントローラ123、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)130、キーボードバックライト13A、パネル開閉スイッチ131、加速度センサ132、電源コントローラ(PSC)141、電源回路142等を備えている。
CPU111は、本コンピュータ10の各コンポーネントの動作を制御するプロセッサである。このCPU111は、HDD117から主メモリ113にロードされる各種ソフトウェアを実行する。このソフトウェアは、オペレーティングシステム(OS)201及び各種アプリケーションプログラムを含む。
また、CPU111は、不揮発性メモリであるBIOS−ROM116に格納された基本入出力システム(BIOS)も実行する。BIOSはハードウェア制御のためのシステムプログラムである。
GPU114は、本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD31を制御する表示コントローラである。GPU114は、ビデオメモリ(VRAM)114Aに格納された表示データからLCD31に供給すべき表示信号(LVDS信号)を生成する。さらに、GPU114は、表示データからアナログRGB信号及びHDMIビデオ信号を生成することもできる。アナログRGB信号はRGBポート24を介して外部ディスプレイに供給される。HDMI出力端子23は、HDMIビデオ信号(非圧縮のデジタル映像信号)と、デジタルオーディオ信号とを一本のケーブルで外部ディスプレイに送出することができる。HDMI制御回路119は、HDMIビデオ信号及びデジタルオーディオ信号をHDMI出力端子23を介して外部ディスプレイに送出するためのインタフェースである。
システムコントローラ112は、CPU111と各コンポーネントとの間を接続するブリッジデバイスである。システムコントローラ112は、ハードディスクドライブ(HDD)117及び光ディスクドライブ(ODD)118を制御するためのシリアルATAコントローラを内蔵している。さらに、システムコントローラ112は、LPC(Low PIN Count)バス上の各デバイスとの通信を実行する。
EC/KBC130は、LPCバスに接続されている。EC/KBC130、電源コントローラ(PSC)141及びバッテリ20は、ICバスのようなシリアルバスを介して相互接続されている。
EC/KBC130は、本コンピュータ10の電力管理を実行するための電力管理コントローラであり、例えば、キーボード(KB)13及びタッチパッド14等を制御するキーボードコントローラを内蔵したワンチップマイクロコンピュータとして実現されている。EC/KBC130は、ユーザによる電源スイッチ16の操作に応じて本コンピュータ10をパワーオン及びパワーオフする機能を有している。本コンピュータ10のパワーオン及びパワーオフの制御は、EC/KBC130と電源コントローラ(PSC)141との協働動作によって実行される。EC/KBC130から送信されるON信号を受けると、電源コントローラ(PSC)141は電源回路142を制御して本コンピュータ10をパワーオンする。また、EC/KBC130から送信されるOFF信号を受けると、電源コントローラ(PSC)141は電源回路142を制御して本コンピュータ10をパワーオフする。EC/KBC130、電源コントローラ(PSC)141及び電源回路142は、本コンピュータ10がパワーオフされている期間中も、バッテリ20またはACアダプタ150からの電力によって動作する。
さらに、EC/KBC130は、キーボード13の背面に配置されたキーボードバックライト13Aをオン/オフすることができる。さらに、EC/KBC130は、ディスプレイユニット12の開閉を検出するように構成されたパネル開閉スイッチ131に接続されている。パネル開閉スイッチ131によってディスプレイユニット12のオープンが検出された場合にも、EC/KBC130は、本コンピュータ10をパワーオンすることができる。
電源回路142は、バッテリ20からの電力、またはコンピュータ本体11に外部電源として接続されるACアダプタ150からの電力を用いて、各コンポーネントへ供給すべき電力(動作電源)を生成する。なお、電源回路142によって生成されるシステム電源は、USBポート22を介してコンピュータ10に接続されたUSBデバイスに適宜供給されてもよい。
次に、図3を参照して、一実施形態に係る電子機器に組み込まれるDC出力切替回路(直流出力切替回路)について説明する。図3は、一実施形態に係るDC出力切替回路の回路構成例を示す回路図である。DC出力切替回路300は、電源回路142に組み込まれる回路であり、コンピュータ10のシステム状態に応じて、USBポート22を介して接続されたUSBデバイスへの供給電圧を変更可能(切替可能)な回路である。具体的には、DC出力切替回路300は、コンピュータ10のシステム状態が省電力状態である場合に、電源回路142(に含まれるDC−DCコンバータ)により生成される電圧の値を、コンピュータ10の各コンポーネントに好適な電圧値からUSBポート22を介して接続されたUSBデバイスに好適な電圧値に変更することができる。なお、USBデバイスに好適な電圧値とは、USB−IFに規定された電圧値(例、5V(±0.25Vの許容幅有り))である。
ここで、コンピュータ10のシステム状態について簡単に説明する。
コンピュータ10のシステム状態は、一般的に、状態S0〜S5の6つの状態に大別される。状態S0は通常の稼働状態を示す。状態S1は省電力モード(但し、プロセッサ、チップセットは共に電源オン)を示す。状態S2は省電力モード(但し、プロセッサは電源オフ、チップセットは電源オン)を示す。状態S3はスタンバイ状態を示す。状態S4は休止状態を示す。状態S5はソフトウェアによる電源オフの状態を示す。なお本実施形態では、上記した省電力状態は、状態S3〜状態S5のいずれかの状態であるものとする。
図3に示すDC出力切替回路300は、複数のリファレンス回路301,302と、DC−DCコンバータ303と、平滑回路304とを備えている。各リファレンス回路301,302は、DC−DCコンバータ303に出力する基準電圧を生成する回路である。
リファレンス回路301は、図3に示すように、デバイス検出/電流制御IC301A、MOS−FET301B、抵抗R1及び抵抗R3を含む。デバイス検出/電流制御IC301Aは専用のICで実現することが可能であるがEC/KBC130でこの役割を実現することも可能であり、EC/KBC130からのトリガに応じてDC−DCコンバータ303に出力する基準電圧Vref1(例えば、コンピュータ10の各コンポーネントに供給するに適した電圧)を生成するようリファレンス回路301を制御する。具体的には、デバイス検出/電流制御IC301AはEC/KBC130からのトリガに応じてMOS−FET301Bをオンにする。MOS−FET301Bがオンになることにより、抵抗R1,R3の値に応じた基準電圧Vref1が生成され、DC−DCコンバータ303に出力される。なお、基準電圧Vref1、抵抗R1、抵抗R3の具体的な値は、以下の(1)式を満たす値に設定される。
ref1=2×(R3/R1+1) ・・・(1)
リファレンス回路301と同様に、リファレンス回路302は、図3に示すように、デバイス検出/電流制御IC302A、MOS−FET302B、抵抗R2及び抵抗R3を含む。デバイス検出/電流制御IC302AはEC/KBC130と接続するモジュールであり、EC/KBC130からのトリガに応じてDC−DCコンバータ303に出力する基準電圧Vref2(例えば、USBポート22を介して接続されるUSBデバイスに供給するに適した電圧)を生成するようリファレンス回路302を制御する。具体的には、デバイス検出/電流制御IC302AはEC/KBC130からのトリガに応じてMOS−FET302Bをオンにする。MOS−FET302Bがオンになることにより、抵抗R2,R3の値に応じた基準電圧Vref2が生成され、DC−DCコンバータ303に出力される。なお、基準電圧Vref2、抵抗R2、抵抗R3の具体的な値は、以下の(2)式を満たす値に設定される。
ref2=2×(R3/R2+1) ・・・(2)
DC−DCコンバータ303は、図3のMOS−FET305をオンオフすることで、所定値の電圧(すなわち、DC−DCコンバータ303に入力された基準電圧と同値の電圧)を生成し、この電圧をUSBポート22を介してコンピュータ10に接続されたUSBデバイスに出力する。なお、DC−DCコンバータ303によって生成された電圧の波形(出力波形)は三角波となり安定した状態でないため、平滑回路304により平滑化され、電圧リプルが抑制された状態でUSBデバイスに出力される。このように平滑回路304を介すことにより、USBポート22を介してコンピュータ10に接続されたUSBデバイスの入力電圧仕様に違反しないような電圧供給が可能になる。なお本実施形態では、平滑回路304は、図3に示すように、インダクタL、抵抗R4、コンデンサC1,C2によって構成されているものとするが、平滑回路304の構成は適宜変更されてもよい(例えば、インダクタとコンデンサとによって構成されるLC回路に変更する等)。
DC−DCコンバータ303に接続されるMOS−FET306は、電荷の引き抜きを早くするために設けられるMOS−FETである。
次に、図4のフローチャートを参照して、DC出力切替回路300の動作の一例について説明する。なお、以下の説明中では、コンピュータ10の各コンポーネントに供給するに適した電圧がVref1であり、USBポート22を介してコンピュータ10に接続されたUSBデバイスに供給するに適した電圧がVref2であるとして説明する。
コンピュータ10が起動(ブート)された状態(換言すると、コンピュータ10のシステム状態が状態S0である)の時に、USBポート22を介してコンピュータ10にUSBデバイスが接続されていると、EC/KBC130からのトリガに応じて、リファレンス回路301内のデバイス検出/電流制御IC301Aは、MOS−FET301Bをオンにし、基準電圧Vref1をDC−DCコンバータ303に出力する。DC−DCコンバータ303はこの基準電圧Vref1に基づいて電圧Vref1を生成し、これをUSBデバイスに出力する(ブロック1001、1002)。
その後、コンピュータ10がシャットダウン状態またはスリープ状態(換言すると、コンピュータ10のシステム状態が状態S3〜状態S5のいずれかである)に移行すると、DC出力切替回路300は、コンピュータ10のシステム状態に応じて出力電圧を切り替えてよい旨の設定がユーザによって予めなされているかどうかを確認する(ブロック1003、1004)。
コンピュータ10のシステム状態に応じて出力電圧を切り替えてよい旨の設定がなされていない場合(ブロック1004のNO)、EC/KBC130はリファレンス回路301に基準電圧を生成するよう指示する。EC/KBC130からの要求に応じて、リファレンス回路301内のデバイス検出/電流制御IC301Aは、MOS−FET301Bをオンのままにし、基準電圧Vref1をDC−DCコンバータ303に出力する。DC−DCコンバータ303はこの基準電圧Vref1に基づいて電圧Vref1を生成し、これをUSBデバイスに出力する。すなわち、上記したブロック1002の処理を再度実行する。
一方で、コンピュータ10のシステム状態に応じて出力電圧を切り替えてよい旨の設定がなされていた場合(ブロック1004のYES)、EC/KBC130はリファレンス回路302に基準電圧を生成するよう指示する。EC/KBC119からの要求に応じて、リファレンス回路302内のデバイス検出/電流制御IC302Aは、MOS−FET302Bをオンにし、基準電圧Vref2をDC−DCコンバータ303に出力する。DC−DCコンバータ303はこの基準電圧Vref2に基づいて電圧Vref2を生成し、これをUSBデバイスに出力する(ブロック1005)。
その後、コンピュータ10がレジュームまたはブートされると(換言すると、コンピュータ10のシステム状態が状態S0に戻ると)、EC/KBC130は再度リファレンス回路301に基準電圧を生成するよう指示する。EC/KBC130からの要求に応じて、リファレンス回路301内のデバイス検出/電流制御IC301Aは、MOS−FET301Bをオンにし、基準電圧Vref1をDC−DCコンバータ303に出力する。DC−DCコンバータ303はこの基準電圧Vref1に基づいて電圧Vref1を生成し、コンピュータ10がシャットダウン状態またはスリープ状態に再度移行するまで電圧Vref1をUSBデバイスに出力し続ける(ブロック1006、1007)。コンピュータ10がシャットダウン状態またはスリープ状態に再度移行した場合、上記したブロック1003の処理を再度実行する。
なお本実施形態では、DC出力切替回路300に2つのリファレンス回路301,302が含まれている場合について説明したが、DC出力切替回路300に設けられるリファレンス回路の数はこれに限定されない。例えば、コンピュータ10の各コンポーネントに好適な基準電圧Vref1を出力するリファレンス回路301や、USBポート22を介して接続されたUSBデバイスに好適な基準電圧Vref2(基準電圧Vref1より大きい電圧)を出力するリファレンス回路302に加えて、所定値の基準電圧Vref3(例えば、基準電圧Vref1より小さい電圧)を出力可能なリファレンス回路がさらに設けられてもよい。
また本実施形態では、DC出力切替回路300の構成として、2本の信号線を用いてEC/KBC130と2つのリファレンス回路301,302とがそれぞれ接続している構成について説明したが、EC/KBC130とリファレンス回路とを接続するための信号線の本数を削減するために、DC出力切替回路300の構成を、例えば図5に示す構成としてもよい。この場合、図5に示すように、MOS−FETを用いてリファレンス回路の切り替えを行うのではなく、アナログスイッチIC312を用いてリファレンス回路の切り替えを行う構成となる。これにより、EC/KBC130とリファレンス回路を接続するための信号線の本数を削減することができると共に、EC/KBC130と接続するデバイス検出/電流制御ICを2つのリファレンス回路で共通して使用することができるようになる。すなわち、DC出力切替回路300の構成を簡素化することができる。
さらに本実施形態では、電源供給する外部機器がUSBデバイスである場合について説明したが、電源供給する外部機器はUSBデバイスだけに限定されない。すなわち、コンピュータ10に接続する端子のピン配列に電源ピンが存在する端子(例、HDMI端子等)であれば、USBデバイス以外の外部機器にも好適な電圧を適宜出力することができる。
また本実施形態では、EC/KBC130が2つのリファレンス回路301,302に対して基準電圧を生成するよう指示するとしたが、リファレンス回路への指示は所謂マイコン(例、CPU等)であればどこから出力されてもよい。
以上説明した一実施形態によれば、コンピュータ10は、コンピュータ10のシステム状態に応じて、コンピュータ10に接続された外部機器に供給する電圧を、コンピュータ10の各コンポーネントに供給するに適した電圧から当該外部機器に供給するに適した電圧に切替可能な構成を備えている。すなわち、複数の充電方式をサポートすることができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…コンピュータ、300…DC出力切替回路、301,302…リファレンス回路、301A,302A…デバイス検出/電流制御IC、301B,302B,305,306…MOS−FET、303…DC−DCコンバータ、304…平滑回路、C1,C2…コンデンサ、R1,R2,R3,R4…抵抗、L…インダクタ。

Claims (10)

  1. 外部機器を接続するためのポートと、
    電子機器内の複数のコンポーネントに供給するのに適した第1電圧と、前記外部機器に供給するのに適した電圧であり前記第1電圧とは異なる第2電圧とを生成可能な電源制御回路と
    を具備し、
    前記電源制御回路は、
    電子機器の状態が通常の稼働状態である場合、前記ポートに接続された前記外部機器に前記第1電圧を供給し、
    前記電子機器の状態がシャットダウン状態又はスリープ状態である場合、前記ポートに接続された前記外部機器に前記第2電圧を供給する
    電子機器。
  2. 電源制御回路は、
    前記第1電圧を生成可能な第1リファレンス回路と、前記第2電圧を生成可能な第2リファレンス回路とを有し、
    前記電子機器の状態が通常の稼働状態である場合、前記第1リファレンス回路によって生成された前記第1電圧を前記外部機器に供給し、
    前記電子機器の状態がシャットダウン状態又はスリープ状態である場合、前記第2リファレンス回路によって生成された前記第2電圧を前記外部機器に供給する
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第1リファレンス回路によって生成された前記第1電圧、および、前記第2リファレンス回路によって生成された前記第2電圧は、電圧リプルを抑制するための平滑回路を介して前記外部機器に供給される請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記第1リファレンス回路と前記第2リファレンス回路との切り替え制御は、電力管理を司るキーボードコントローラからの指令によって実行される請求項2に記載の電子機器。
  5. 前記電源制御回路は、
    前記電子機器の状態がシャットダウン状態又はスリープ状態であり、かつ前記外部機器に供給する電圧を切り替えてよい旨の設定がユーザによって予めなされている場合に、前記第1リファレンス回路からの前記第1電圧を前記第2リファレンス回路からの前記第2電圧に切り替える請求項2に記載の電子機器。
  6. 外部機器を接続するためのポートと、電子機器内の複数のコンポーネントに供給するのに適した第1電圧と、前記外部機器に供給するのに適した電圧であり前記第1電圧とは異なる第2電圧とを生成可能な電源制御回路とを備える電子機器に適用する方法であって、
    電子機器の状態が通常の稼働状態である場合、前記ポートに接続された前記外部機器に前記第1電圧を供給し、
    前記電子機器の状態がシャットダウン状態又はスリープ状態である場合、前記ポートに接続された前記外部機器に前記第2電圧を供給する
    方法。
  7. 前記電源制御回路は、前記第1電圧を生成可能な第1リファレンス回路と、前記第2電圧を生成可能な第2リファレンス回路と更に有し、
    前記電子機器の状態が通常の稼働状態である場合、前記第1リファレンス回路によって生成された前記第1電圧を前記外部機器に供給し、
    前記電子機器の状態がシャットダウン状態又はスリープ状態である場合、前記第2リファレンス回路によって生成された前記第2電圧を前記外部機器に供給する
    請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1リファレンス回路によって生成された前記第1電圧、および、前記第2リファレンス回路によって生成された前記第2電圧は、電圧リプルを抑制するための平滑回路を介して前記外部機器に供給される請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1リファレンス回路と前記第2リファレンス回路との切り替え制御は、電力管理を司るキーボードコントローラからの指令によって実行される請求項7に記載の方法。
  10. 前記電子機器の状態がシャットダウン状態又はスリープ状態であり、かつ前記外部機器に供給する電圧を切り替えてよい旨の設定がユーザによって予めなされている場合に、前記第1リファレンス回路からの前記第1電圧を前記第2リファレンス回路からの前記第2電圧に切り替える請求項7に記載の方法。
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