JP2012243238A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】USBコネクタを備える電子機器において、USB機器の接続を検出するためのシステムを稼動させること無く、電源オフ時にUSBコネクタに接続されたUSB機器に対してUSB充電できるようにする。
【解決手段】USB(Universal Serial Bus)コネクタ60を備え、外部電源を接続しつつユーザーの起動指示を監視するサブCPU50にのみ給電するオフ状態と、外部電源を接続しつつサブCPU50以外にも給電するオン状態と、を切換え可能な電子機器100において、サブCPU50は、オフ状態において外部電源に基づいて生成される駆動電圧を供給され、USBコネクタ60の電源端子に給電するDC/DCコンバーター30の電源入力端子31は、サブCPU50に対する駆動電圧の供給ラインLBに直接に接続される。
【選択図】図1
【解決手段】USB(Universal Serial Bus)コネクタ60を備え、外部電源を接続しつつユーザーの起動指示を監視するサブCPU50にのみ給電するオフ状態と、外部電源を接続しつつサブCPU50以外にも給電するオン状態と、を切換え可能な電子機器100において、サブCPU50は、オフ状態において外部電源に基づいて生成される駆動電圧を供給され、USBコネクタ60の電源端子に給電するDC/DCコンバーター30の電源入力端子31は、サブCPU50に対する駆動電圧の供給ラインLBに直接に接続される。
【選択図】図1
Description
本発明は電子機器に関し、特に、USB(Universal Serial Bus)コネクタを備え、当該電子機器に外部電源を接続しつつユーザーの起動指示を監視する監視部にのみ給電するオフ状態と、当該電子機器に外部電源を接続しつつ前記監視部以外にも給電するオン状態と、を切り換え可能な電子機器に関する。
従来、パソコンやテレビ等の電子機器にはUSBコネクタを備えるものがあり、当該USBコネクタに接続されたUSB機器に対し、当該USBコネクタを介してバスパワーにより充電する機能(以下、このような充電をUSB充電と記載する。)を備えるものも多い(特許文献1〜5参照)。
ところで、一般的な電子機器においては、外部電源(商用の交流電源、バッテリーパック等)に機器を接続した電源接続状態と外部電源に機器を接続しない電源未接続状態とがあり、更に、電源接続状態にはオフ状態とオン状態とがある。オン状態は、電子機器のほぼ全ての構成に通電され、当該電子機器としての機能を発揮している状態であり、オフ状態は、一部の構成(例えばサブマイコン)にのみ通電しつつユーザーの所定の操作(例えば、電源オンを示す操作)を待機する状態である。このようなオフ状態は、スタンバイ状態や省電力状態等を含む概念である。
ここで、電子機器がUSBコネクタを備える場合、オン状態でUSB充電できる機器は多いが、オフ状態ではUSB充電できないものが多い。また、仮にオフ状態でUSB充電できる機器であっても、USBコネクタにUSB機器が接続されたことを検出するシステムが稼動している必要があった(特許文献1〜4参照)。
ここで、電子機器がUSBコネクタを備える場合、オン状態でUSB充電できる機器は多いが、オフ状態ではUSB充電できないものが多い。また、仮にオフ状態でUSB充電できる機器であっても、USBコネクタにUSB機器が接続されたことを検出するシステムが稼動している必要があった(特許文献1〜4参照)。
本発明は前記課題に鑑みてなされたものであり、USBコネクタを備える電子機器であって、オフ状態においてUSB機器の接続を検出するためのシステムを稼動させずにUSBコネクタに接続されたUSB機器に対してUSB充電することが可能な電子機器を提供することを目的とする。
本発明の態様の1つは、USB(Universal Serial Bus)コネクタを備え、当該電子機器に外部電源を接続しつつユーザーの起動指示を監視する監視部にのみ給電するオフ状態と、当該電子機器に外部電源を接続しつつ前記監視部以外にも給電するオン状態と、を切換え可能な電子機器において、前記監視部は、前記オフ状態において前記外部電源に基づいて生成される駆動電圧を供給され、前記USBコネクタの電源端子に給電するDC/DCコンバーターの電源入力端子は、前記監視部に対する前記駆動電圧の供給ラインに直接に接続される構成とされる。
上述した電子機器は、他の機器に組み込まれた状態で実施されたり他の方法とともに実施されたりする等の各種の態様を含む。また、本発明は前記電子機器を備えるシステム、上述した電子機器の製造方法、等としても実現可能である。
本発明によれば、オフ状態の電子機器にUSB接続されたUSB機器に対し、当該電子機器を起動したり、当該電子機器においてUSB機器の接続を検出するためのシステムを稼動させたりすることなく、充電することができる電子機器を提供することができる。
請求項2にかかる発明によれば、オフ状態でのUSB充電のオンオフをユーザー設定に応じて自動的に切り換えることが可能となる。
請求項3にかかる発明によれば、オフ状態でのUSB充電のオンオフをユーザー設定に応じて自動的に切換りえつつ、オン状態では、USB機器の接続状況に応じてUSB充電のオンオフを自動的に切り換えることが可能となる。
請求項2にかかる発明によれば、オフ状態でのUSB充電のオンオフをユーザー設定に応じて自動的に切り換えることが可能となる。
請求項3にかかる発明によれば、オフ状態でのUSB充電のオンオフをユーザー設定に応じて自動的に切換りえつつ、オン状態では、USB機器の接続状況に応じてUSB充電のオンオフを自動的に切り換えることが可能となる。
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
(1)本実施形態の構成:
(2)各種変形例:
(1)本実施形態の構成:
(2)各種変形例:
(1)本実施形態の構成:
図1は、本実施形態にかかる電子機器100のブロック図である。なお、同図ではUSB充電に関係しない構成や電源回路の詳細な構成については、図示を省略してある。同図において、電子機器100は、電源回路10、DC/DCコンバーター20、DC/DCコンバーター30、オン状態において電子機器100の全体を制御するメインCPU40、オフ状態においてユーザーの操作入力を監視するサブCPU50、USBコネクタ60(Universal Serial Busコネクタ60)、を備えている。なお、本実施形態においては、サブCPU50が監視部を構成する。
図1は、本実施形態にかかる電子機器100のブロック図である。なお、同図ではUSB充電に関係しない構成や電源回路の詳細な構成については、図示を省略してある。同図において、電子機器100は、電源回路10、DC/DCコンバーター20、DC/DCコンバーター30、オン状態において電子機器100の全体を制御するメインCPU40、オフ状態においてユーザーの操作入力を監視するサブCPU50、USBコネクタ60(Universal Serial Busコネクタ60)、を備えている。なお、本実施形態においては、サブCPU50が監視部を構成する。
電源回路10はスイッチング電源回路の構成とされ、商用の交流電源等の外部電源に接続するACプラグ11を備えており、ACプラグ11を介して入力される交流を整流回路12やスイッチングトランス13を用いて所望の直流に変換して出力する。同図に示すように、電源回路10は、スイッチングトランス13の出力に基づいて24Vの直流と4.3Vの直流を生成しており、伝送ラインLAは24Vの直流を伝送し、伝送ラインをLBは4.3Vの直流を伝送している。伝送ラインLAを介して伝送される24VはDC/DCコンバーター20の入力端子21に入力され、伝送ラインLBを介して伝送される4.3VはサブCPU50の電源端子51に入力されている。
DC/DCコンバーター20は、上述した入力端子21に加えて出力制御端子22と出力端子23a,23b,・・・を備えている。出力制御端子22はサブCPU50の端子52に接続されている。DC/DCコンバーター20は、出力制御端子22に所定の制御信号が入力されると、伝送ラインLAから入力された24Vに基づいて生成した直流をそれぞれ出力端子23a,23b,・・・から出力し、出力制御端子22に対する所定の制御信号の入力が停止すると、出力端子23a,23b,・・・からの直流出力を停止する。各出力端子23a,23b,・・・から出力する直流は電子機器100の各部の駆動電源とされ、同図では、出力端子23aから出力される3.3VがメインCPU40の駆動電源として電源端子41に入力されている。従って、メインCPU40は、DC/DCコンバーター20が直流の出力を開始すると起動し、DC/DCコンバーター20が直流の出力を停止すると停止する。
サブCPU50は、上述した電源端子51や端子52に加えて端子53を備えており、端子53はユーザーの操作にかかる操作信号が入力される。サブCPU50は、端子53に電源オンを示す操作信号を入力されると、DC/DCコンバーター20の出力制御端子22に所定の制御信号を入力し、端子53に電源オフを示す操作信号を入力されると、DC/DCコンバーター20の出力制御端子22に対する所定の制御信号の入力を停止する。なお、ユーザーの操作にかかる操作信号は、例えば、不図示のリモコンから不図示のリモコン受信回路が受信したリモコン信号等とされる。このようにして、ユーザーは電子機器100に対する操作により、サブCPU50にのみ給電するオフ状態と、サブCPU50以外にも給電するオン状態と、を切り換え可能となっている。
ここで、ユーザーが電源オンを示す操作を行うとDC/DCコンバーター20が負荷に対する電源供給を開始することにより電源回路10に接続される負荷の量が増加し、ユーザーが電源オフを示す操作を行うとDC/DCコンバーター20が負荷に対する電源供給を停止することにより電源回路10に接続される負荷の量が減少する。
電源回路10は、いわゆるオートスタンバイ機能を有している。すなわち、DC/DCコンバーター20から出力が行われていて電源回路10に接続されている負荷がある閾値よりも重い場合は連続発振を行い、DC/DCコンバーター20の出力が停止されて電源回路10に接続されている負荷がある閾値よりも軽くなると間欠発振を行う。すなわち、ユーザーが電源オンを示す操作を行うと電源回路10は連続発振を行い、ユーザーが電源オフを示す操作を行うと電源回路10は間欠発振を行う。なお、電源回路10に接続されている負荷の大小は、例えば、センス抵抗を用いてスイッチングトランス13の1次巻線に流れる電流を監視することにより検出することができる。
メインCPU40は、上述した電源端子41に加えて端子43,44を備え、端子43はUSBコネクタ60のD+端子に接続され、端子44はUSBコネクタのD−端子に接続されている。メインCPU40は、端子43,44を監視することにより、USBコネクタ60に対するUSB機器の接続状況を検知することができる。なお、本実施形態において、USBコネクタ60に対するUSB機器の接続状況を検出するメインCPU40は、検出部を構成する。
DC/DCコンバーター30は、電源入力端子31と出力端子33とを備えている。電源入力端子31はサブCPU50に電源を供給する伝送ラインLBと直接に接続され、出力端子33はUSBコネクタ60の電源端子に接続されている。すなわち、USBコネクタ60の電源端子には、伝送ラインLBを介してサブCPU50に供給される駆動電圧をDC/DC変換して生成した電圧が、オフ状態とオン状態の双方で供給される。従って、電子機器100をオフ状態からオン状態に移行(起動)させたり、オフ状態の電子機器100においてUSB機器の接続を検出するためのシステムを稼動させたりすることなく、オフ状態の電子機器100にUSB接続されたUSB機器に対しUSB充電を行うことができる。なお、本実施形態では、USBコネクタ60の電源端子に供給すべき電圧(5V)よりも伝送ラインLBの電圧(4.3V)が低いため、DC/DCコンバーター30は昇圧型とされる。
(2)各種変形例:
(2−1)変形例1:
図2は、変形例1にかかる電子機器200のブロック図である。なお、同図においてもUSB充電に関係しない構成や電源回路の詳細な構成については、図示を省略してある。同図において、電子機器200は、電源回路210、DC/DCコンバーター220、DC/DCコンバーター230、メインCPU240、サブCPU250、USBコネクタ260、メモリー270、を備えている。なお、電源回路210、DC/DCコンバーター220、DC/DCコンバーター230、メインCPU240、サブCPU250、USBコネクタ260は、上述した実施形態にかかる10〜60とほぼ同様であり、以下では相違点のみを説明する。なお、本変形例1においてメモリー270は記憶部を構成する。
(2−1)変形例1:
図2は、変形例1にかかる電子機器200のブロック図である。なお、同図においてもUSB充電に関係しない構成や電源回路の詳細な構成については、図示を省略してある。同図において、電子機器200は、電源回路210、DC/DCコンバーター220、DC/DCコンバーター230、メインCPU240、サブCPU250、USBコネクタ260、メモリー270、を備えている。なお、電源回路210、DC/DCコンバーター220、DC/DCコンバーター230、メインCPU240、サブCPU250、USBコネクタ260は、上述した実施形態にかかる10〜60とほぼ同様であり、以下では相違点のみを説明する。なお、本変形例1においてメモリー270は記憶部を構成する。
メモリー270は、オフ状態においても記憶されている情報を維持する記憶媒体である。メモリー270には、オフ状態におけるUSB充電の要否にかかる設定値が記憶される。この設定値は、ユーザーが電子機器200に対して所定の操作を行うことにより設定される。一例を挙げると、例えば電子機器200がテレビジョンであれば、テレビジョンがオン状態のときにユーザーがリモコンを操作して画面に設定メニューのOSD(オンスクリーンディスプレイ)を表示させ、オフ状態におけるUSB充電の要否にかかる設定メニュー項目に対して所定の操作を行って設定を保存することにより、設定することができる。
DC/DCコンバーター230は出力制御端子232を備えており、メモリー270は出力制御端子232に接続されている。メモリー270は、オフ状態におけるUSB充電が必要との設定値が記憶されている場合は、出力制御端子232に所定の制御信号を入力し、オフ状態におけるUSB充電が不要との設定値が記憶されている場合は、出力制御端子232に所定の制御信号を入力しない。このように、オフ状態におけるUSB充電の要否にかかる設定値に基づいてDC/DCコンバーター230を制御するメモリー270は、本変形例1において給電制御部を構成する。
DC/DCコンバーター230は、出力制御端子232に所定の制御信号を入力されている間は出力端子233から出力し、出力制御端子232に所定の制御信号を入力されないときは出力端子233からの出力を行わない。なお、例えば、出力制御端子232に入力する所定の制御信号は正論理とされ、所定の制御信号を入力しないときは出力制御端子232が負論理となるように構成することができる。
以上のように構成された電子機器100において、DC/DCコンバーター230は、ユーザーがオフ状態におけるUSB充電が必要と設定した場合は、USBコネクタ260の電源端子に対して出力端子233から給電し、ユーザーがオフ状態におけるUSB充電が不要と設定した場合は、USBコネクタ260の電源端子に対して出力端子233から給電しない。よって、オフ状態でのUSB充電のオンオフをユーザー設定に応じて自動的に切り換えることが可能となる。
(2−2)変形例2:
図3は、変形例2にかかる電子機器300のブロック図である。なお、同図においてもUSB充電に関係しない構成や電源回路の詳細な構成については、図示を省略してある。同図において、電子機器300は、電源回路310、DC/DCコンバーター320、DC/DCコンバーター330、メインCPU340、サブCPU350、USBコネクタ360、を備えている。なお、電源回路310、DC/DCコンバーター320、DC/DCコンバーター330、メインCPU340、サブCPU350、USBコネクタ360は、上述した実施形態にかかる10〜60とほぼ同様であり、以下では相違点のみを説明する。
図3は、変形例2にかかる電子機器300のブロック図である。なお、同図においてもUSB充電に関係しない構成や電源回路の詳細な構成については、図示を省略してある。同図において、電子機器300は、電源回路310、DC/DCコンバーター320、DC/DCコンバーター330、メインCPU340、サブCPU350、USBコネクタ360、を備えている。なお、電源回路310、DC/DCコンバーター320、DC/DCコンバーター330、メインCPU340、サブCPU350、USBコネクタ360は、上述した実施形態にかかる10〜60とほぼ同様であり、以下では相違点のみを説明する。
DC/DCコンバーター330は、上述した変形例1にかかる出力制御端子232と同様の出力制御端子332を備えており、出力制御端子332は、メインCPU340の端子342に接続されている。メインCPU340は、端子342から所定の制御信号を出力可能である。なお、例えば、端子342の出力する所定の制御信号は正論理とされ、所定の制御信号を出力しないときは負論理を出力する構成とされる。
上述した実施形態と同様に、メインCPU340は、USBコネクタ360に対するUSB機器の接続状況を検知することが可能であり、USB機器がUSBコネクタ360に接続されているときは、端子342から出力制御端子332に所定の制御信号を入力し、USB機器がUSBコネクタ360に接続されているときは、端子342から出力制御端子332に所定の制御信号を入力しない。
従って、DC/DCコンバーター330は、オフ状態においてはUSBコネクタ360の電源端子に給電し、オン状態においては、USB機器がUSBコネクタ360に接続されているときはUSBコネクタ360の電源端子に給電し、USB機器がUSBコネクタ360に接続されていないときはUSBコネクタ360の電源端子に給電しない。よって、電子機器100をオフ状態からオン状態に移行(起動)させたり、オフ状態の電子機器100においてUSB機器の接続を検出するためのシステムを稼動させたりすることなく、オフ状態の電子機器100にUSB接続されたUSB機器に対しUSB充電を行うことができ、さらに、オン状態では、USB充電のオンオフをUSB機器の接続状況に応じて自動的に切り換えることが可能となる。
(2−3)変形例3:
図4は、変形例3にかかる電子機器400のブロック図である。なお、同図においてもUSB充電に関係しない構成や電源回路の詳細な構成については、図示を省略してある。同図において、電子機器400は、電源回路410、DC/DCコンバーター420、DC/DCコンバーター430、メインCPU440、サブCPU450、USBコネクタ460、メモリー470、論理和回路480、を備えている。なお、電源回路410、DC/DCコンバーター420、DC/DCコンバーター430、メインCPU440、サブCPU450、USBコネクタ460は、上述した実施形態にかかる10〜60とほぼ同様であり、以下では相違点のみを説明する。なお、本変形例3においてメモリー470は記憶部を構成する。
図4は、変形例3にかかる電子機器400のブロック図である。なお、同図においてもUSB充電に関係しない構成や電源回路の詳細な構成については、図示を省略してある。同図において、電子機器400は、電源回路410、DC/DCコンバーター420、DC/DCコンバーター430、メインCPU440、サブCPU450、USBコネクタ460、メモリー470、論理和回路480、を備えている。なお、電源回路410、DC/DCコンバーター420、DC/DCコンバーター430、メインCPU440、サブCPU450、USBコネクタ460は、上述した実施形態にかかる10〜60とほぼ同様であり、以下では相違点のみを説明する。なお、本変形例3においてメモリー470は記憶部を構成する。
メモリー470は、上述した変形例1にかかるメモリー270と同様に、オフ状態におけるUSB充電の要否にかかる設定値が記憶される記憶媒体である。また、メモリー470は、上述した変形例1にかかるメモリー270と同様に、本変形例3において給電制御部を構成する。また、メインCPU440は、上述した変形例2にかかるメインCPU340と同様に、所定の制御信号を出力可能な端子442を備えている。また、DC/DCコンバーター430は、上述した変形例1の出力制御端子232と同様の、出力制御端子432を備えている。なお、本変形例3においては、メモリー470は、所定の制御信号として正論理を出力し、正論理を出力しないときは負論理を出力するように構成され、メインCPU440は、端子442から所定の制御信号として正論理を出力し、正論理を出力しないときは負論理を出力するように構成される。
論理和回路480は、入力端子481,482と出力端子483を備え、入力端子481にメモリー470を接続され、入力端子482に端子442を接続され、出力端子483に出力制御端子432を接続されている。論理和回路480は、入力端子481,482の少なくとも一方に正論理が入力されると出力(上述した実施形態における所定の制御信号に相当する信号)を行い、入力端子481,482のいずれにも正論理が入力されないときは出力を行わない。なお、本変形例3において、入力端子481は第1入力端子を構成し、入力端子482は第2入力端子を構成する。
従って、DC/DCコンバーター430は、ユーザーがオフ状態におけるUSB充電が必要と設定した場合は、オフ状態においてUSBコネクタ460の電源端子に対して出力端子433から給電し、ユーザーがオフ状態におけるUSB充電が不要と設定した場合は、オフ状態においてUSBコネクタ460の電源端子に対して出力端子433から給電しない。また、DC/DCコンバーター430は、オン状態においてUSB機器がUSBコネクタ460に接続されているときはUSBコネクタ460の電源端子に給電し、オン状態においてUSB機器がUSBコネクタ460に接続されていないときはUSBコネクタ460の電源端子に給電しない。よって、オフ状態でのUSB充電のオンオフをユーザー設定に応じて自動的に切り換えることが可能となり、さらに、オン状態では、USB充電のオンオフをUSB機器の接続状況に応じて自動的に切り換えることが可能となる。
(2−4)変形例4:
図5は、変形例4にかかる電子機器500のブロック図である。なお、同図においてもUSB充電に関係しない構成や電源回路の詳細な構成については、図示を省略してある。同図において、電子機器500は、電源回路510、DC/DCコンバーター520、DC/DCコンバーター530、メインCPU540、サブCPU550、USBコネクタ560、メモリー570、論理和回路580、を備えている。なお、電源回路510、DC/DCコンバーター520、DC/DCコンバーター530、メインCPU540、サブCPU550、USBコネクタ560、メモリー570、論理和回路580は、上述した変形例3にかかる410〜480とほぼ同様であり、以下では相違点のみを説明する。
図5は、変形例4にかかる電子機器500のブロック図である。なお、同図においてもUSB充電に関係しない構成や電源回路の詳細な構成については、図示を省略してある。同図において、電子機器500は、電源回路510、DC/DCコンバーター520、DC/DCコンバーター530、メインCPU540、サブCPU550、USBコネクタ560、メモリー570、論理和回路580、を備えている。なお、電源回路510、DC/DCコンバーター520、DC/DCコンバーター530、メインCPU540、サブCPU550、USBコネクタ560、メモリー570、論理和回路580は、上述した変形例3にかかる410〜480とほぼ同様であり、以下では相違点のみを説明する。
DC/DCコンバーター520は、出力端子523cを備えており、出力端子523cはDC/DCコンバーター530の電源入力端子531に接続されている。むろん、電源入力端子531は、上述した実施形態と同様に、サブCPU550に電源を供給する伝送ラインLBと直接に接続されている。DC/DCコンバーター520と電源入力端子531とを接続するラインLCと、伝送ラインLBと電源入力端子531とを接続するラインLDのそれぞれには、逆流防止の整流素子が介挿されている。具体的には、ラインLC上には、アノードをDC/DCコンバーター520に向けつつカソードをDC/DCコンバーター530に向けてダイオードが介挿されており、ラインLD上には、アノードを伝送ラインLBに向けつつカソードをDC/DCコンバーター530に向けてダイオードが介挿されている。
上述した実施形態や変形例にて説明したように、DC/DCコンバーター520はオン状態においては出力を行うがオフ状態において出力を停止し、伝送ラインLBはオン状態とオフ状態の双方で直流を発生している。また、伝送ラインLAの電圧は、伝送ラインLBよりも高い。従って、全体的に負荷が低下したオフ状態においては、サブCPU550を駆動するための電源を利用してUSBコネクタ560への給電を行い、全体的に負荷が上昇したオン状態においては、出力の高いDC/DCコンバーター520の出力を利用してUSBコネクタ560への給電を行う。よって、USBコネクタ560への給電が安定する。
なお、本発明は前記実施例や変形例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・前記実施例や変形例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例や変形例の中で開示されていないが、公知技術であって前記実施例や変形例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例や変形例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が前記実施例や変形例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
・前記実施例や変形例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例や変形例の中で開示されていないが、公知技術であって前記実施例や変形例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例や変形例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が前記実施例や変形例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
10…電源回路、11…ACプラグ、12…整流回路、13…スイッチングトランス、20…DC/DCコンバーター、21…入力端子、22…出力制御端子、23a…出力端子、23b…出力端子、30…DC/DCコンバーター、31…電源入力端子、33…出力端子、40…メインCPU、41…電源端子、43…端子、44…端子、50…サブCPU、51…電源端子、52…端子、53…端子、60…USBコネクタ、100…電子機器、200…電子機器、210…電源回路、220…DC/DCコンバーター、230…DC/DCコンバーター、232…出力制御端子、233…出力端子、240…メインCPU、250…サブCPU、260…USBコネクタ、270…メモリー、300…電子機器、310…電源回路、320…DC/DCコンバーター、330…DC/DCコンバーター、332…出力制御端子、340…メインCPU、342…端子、350…サブCPU、360…USBコネクタ、400…電子機器、410…電源回路、420…DC/DCコンバーター、430…DC/DCコンバーター、432…出力制御端子、433…出力端子、440…メインCPU、442…端子、450…サブCPU、460…USBコネクタ、470…メモリー、480…論理和回路、481…入力端子、482…入力端子、483…出力端子、500…電子機器、510…電源回路、520…DC/DCコンバーター、523c…出力端子、530…DC/DCコンバーター、531…電源入力端子、540…メインCPU、550…サブCPU、560…USBコネクタ、570…メモリー、580…論理和回路、LA…伝送ライン、LB…伝送ライン
Claims (3)
- USBコネクタ(Universal Serial Busコネクタ)を備え、当該電子機器に外部電源を接続しつつユーザーの起動指示を監視する監視部にのみ給電するオフ状態と、当該電子機器に外部電源を接続しつつ前記監視部以外にも給電するオン状態と、を切り換え可能な電子機器において、
前記監視部は、前記オフ状態において前記外部電源に基づいて生成される駆動電圧を供給され、
前記USBコネクタの電源端子に給電するDC/DCコンバーターの電源入力端子は、前記監視部に対する前記駆動電圧の供給ラインに直接に接続されることを特徴とする電子機器。 - 前記オフ状態におけるUSB充電の要否の設定値を記憶し、前記オフ状態においても当該記憶を維持する記憶部と、
前記記憶部の記憶に基づいて前記DC/DCコンバーターを制御し、前記USB充電が必要なときは前記USBコネクタの電源端子に対する給電を行わせ、前記USB充電が不要なときは前記USBコネクタの電源端子に対する給電を行わせない給電制御部と、
を備えることを特徴とするする請求項1に記載の電子機器。 - 前記オン状態において、前記外部電源に基づいて生成される駆動電圧を供給され、前記USBコネクタに対するUSB機器の接続を検出する検出部と、
前記DC/DCコンバーターの出力制御端子に出力端子を接続された論理和回路と、
を更に備え、
前記DC/DCコンバーターは、出力制御端子に正論理を入力されている間は前記電源端子に給電し、出力制御端子に負論理を入力されている間は前記電源端子に給電せず、
前記給電制御部は、前記USB充電が必要なときは前記論理和回路の第1入力端子に正論理を入力し、前記USB充電が不要なときは前記第1入力端子に負論理を入力し、
前記オン状態において前記検出部は、前記USBコネクタにUSB機器が接続されているときは前記論理和回路の第2入力端子に正論理を入力し、前記USBコネクタにUSB機器が接続されていないときは前記第2入力端子に負論理を入力することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011115586A JP2012243238A (ja) | 2011-05-24 | 2011-05-24 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011115586A JP2012243238A (ja) | 2011-05-24 | 2011-05-24 | 電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012243238A true JP2012243238A (ja) | 2012-12-10 |
Family
ID=47464839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011115586A Withdrawn JP2012243238A (ja) | 2011-05-24 | 2011-05-24 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012243238A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016038699A (ja) * | 2014-08-07 | 2016-03-22 | 株式会社東芝 | 電子機器及び方法 |
CN115756133A (zh) * | 2022-11-03 | 2023-03-07 | 南京微智新科技有限公司 | 一种智能切换的输出供电电路及电子设备 |
-
2011
- 2011-05-24 JP JP2011115586A patent/JP2012243238A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016038699A (ja) * | 2014-08-07 | 2016-03-22 | 株式会社東芝 | 電子機器及び方法 |
CN115756133A (zh) * | 2022-11-03 | 2023-03-07 | 南京微智新科技有限公司 | 一种智能切换的输出供电电路及电子设备 |
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Legal Events
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