JP2011091944A - 電源装置及び電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子機器に接続された交流電源コードがコンセントから抜かれた状態にある場合、給電が遮断された電子機器の停止状態を確実に実現して、消費電力を削減することが可能な電源装置及び電子機器を提供する。
【解決手段】電圧検出回路17は、交流電源AからMPU15に供給される電圧を検出する。バックアップ電源用スイッチ18は、一端がレギュレータ14a及びMPU15の間に接続され、他端がバックアップ用コンデンサ16に接続されている。電圧検出回路17により検出された電圧が所定の値より低い場合、MPU15はバックアップ電源用スイッチ18を切断する。
【選択図】図2
【解決手段】電圧検出回路17は、交流電源AからMPU15に供給される電圧を検出する。バックアップ電源用スイッチ18は、一端がレギュレータ14a及びMPU15の間に接続され、他端がバックアップ用コンデンサ16に接続されている。電圧検出回路17により検出された電圧が所定の値より低い場合、MPU15はバックアップ電源用スイッチ18を切断する。
【選択図】図2
Description
本発明は、消費電力を抑える電源装置及び電子機器に関する。
電子機器が待機状態にある場合、消費電力を抑えるために、電子機器を制御するMPU(Micro Processing Unit)、待機状態を示す表示ランプ等をバックアップ電源により動作させ、電子機器の主要動作に必要な給電は遮断される。例えば、特許文献1には、待機時の消費電力を極力抑える電源回路が開示されている。
しかしながら、特許文献1の電源回路では、電子機器に接続された交流電源コードがコンセントから抜かれた状態であっても、バックアップ電源の放電電圧がMPUの駆動に必要な電圧を下回るまで、待機状態を示す表示ランプが点灯した状態であったり、リモコンからの操作信号を受け付ける状態であったりする。そのため、待機状態を維持することにバックアップ電源が無駄に消費される。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、電子機器に接続された交流電源コードがコンセントから抜かれた状態にある場合、給電が遮断された電子機器の停止状態を確実に実現して、消費電力を削減することが可能な電源装置及び電子機器を提供することである。
本発明に係る電源装置は、外部電源から給電される電源回路と、該電源回路からの給電により蓄電される蓄電部と、該蓄電部から給電され、内部又は外部の負荷への給電を制御する制御部とを備える電源装置において、前記外部電源からの電圧を検出する電圧検出手段と、前記蓄電部及び制御部の間に介挿されたスイッチと、前記電圧検出手段により検出された電圧が所定の値より低い場合、前記スイッチを切断するスイッチ切断手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る電源装置は、前記蓄電部は、外部の負荷へ給電する給電線を備え、前記電圧検出手段により検出された電圧が所定の値より低い場合、前記外部の負荷への給電を遮断する外部負荷用スイッチ手段を備えることを特徴とする。
本発明に係る電源装置は、前記スイッチ切断手段は、前記外部負荷用スイッチ手段が前記外部の負荷への給電を遮断した場合、前記スイッチを切断するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る電子機器は、前述の電源装置と、消費電力が大きい動作状態及び消費電力が小さい待機状態で前記電源装置の電源回路から給電される電子部品と、前記蓄電部から給電され、かつ前記電子部品の待機状態を示す発光体とを備えることを特徴とする。
本発明に係る電子機器は、前記電子部品は、映像音声信号を送信する送信器又は受信する受信器を含むことを特徴とする。
本発明にあっては、外部電源から電力供給される電源回路と、電源回路からの電力供給により蓄電される蓄電部と、蓄電部からの電力供給により駆動され、内部又は外部の負荷への電力供給を制御する制御部とを備えている。電圧検出手段は、外部電源からの電圧を検出する。スイッチは、蓄電部及び制御部の間に介挿されている。スイッチ切断手段は、電圧検出手段により検出された電圧が所定の値より低い場合、スイッチを切断する。
本発明にあっては、蓄電部は、外部の負荷へ電力を供給する給電線を備えている。外部負荷用スイッチ手段は、電圧検出手段により検出された電圧が所定の値より低い場合、外部の負荷への電力供給を遮断する。
本発明にあっては、外部負荷用スイッチ手段が外部の負荷への給電を遮断した場合、スイッチ切断手段がスイッチを切断する。
本発明にあっては、前述の電源装置を備えている。電子部品は、消費電力が大きい動作状態及び消費電力が小さい待機状態で電源装置の電源回路から電力供給を受け、発光体は蓄電部から給電を受け、かつ電子部品の待機状態を示す。
本発明にあっては、電子部品は映像音声信号を送信する送信器又は受信する受信器である。
本発明によれば、電子機器に接続された交流電源コードがコンセントから抜かれた状態にある場合、給電が遮断された電子機器の停止状態を確実に実現して、消費電力を削減することができる。
以下、本発明を実施の形態に係る図面に基づいて詳述する。
実施の形態1
図1は、実施の形態1に係る電子機器の構成を示すブロック図である。
実施の形態1に係る電子機器は、例えばシアターラック(テレビ台)、テレビ、DVD(Digital Versatile Disc)プレーヤ、BD(Blu-ray Disc)プレーヤ及びオーディオ機器等の電子機器である。当該電子機器には、電源装置1が組み込まれている。以下、電子機器は、実施の形態1に係る電源装置1が組み込まれた電子機器を示す。
電源装置1は、電子機器が待機状態である場合、電子機器を制御するMPU15へ交流電源Aを直流電源に変換して供給する待機電源回路10aと、待機状態の電源を制御する待機電源制御部10bと、交流電源AからMPU15へ電源が供給されているか否かMPU15が監視するための交流電源監視回路20と、電子機器が動作状態である場合、電子機器の主要動作に必要な各種回路2a、2b、2cへ交流電源Aから直流電源を供給する主電源回路30とを含んで構成される。交流電源Aは、商用電源であり、実施の形態1に係る電源装置1と差込プラグ付き電源コードを介して接続される。
実施の形態1
図1は、実施の形態1に係る電子機器の構成を示すブロック図である。
実施の形態1に係る電子機器は、例えばシアターラック(テレビ台)、テレビ、DVD(Digital Versatile Disc)プレーヤ、BD(Blu-ray Disc)プレーヤ及びオーディオ機器等の電子機器である。当該電子機器には、電源装置1が組み込まれている。以下、電子機器は、実施の形態1に係る電源装置1が組み込まれた電子機器を示す。
電源装置1は、電子機器が待機状態である場合、電子機器を制御するMPU15へ交流電源Aを直流電源に変換して供給する待機電源回路10aと、待機状態の電源を制御する待機電源制御部10bと、交流電源AからMPU15へ電源が供給されているか否かMPU15が監視するための交流電源監視回路20と、電子機器が動作状態である場合、電子機器の主要動作に必要な各種回路2a、2b、2cへ交流電源Aから直流電源を供給する主電源回路30とを含んで構成される。交流電源Aは、商用電源であり、実施の形態1に係る電源装置1と差込プラグ付き電源コードを介して接続される。
図2は、待機電源回路10a、待機電源制御部10b及び交流電源監視回路20の構成を示すブロック図である。
待機電源回路10aは、待機電源スイッチ11、サブ電源トランス12、整流平滑回路13及びレギュレータ14a、14bを含んで構成される。
待機電源スイッチ11、サブ電源トランス12、整流平滑回路13及び、レギュレータ14aは、直列に接続され、レギュレータ14bは、整流平滑回路13及びレギュレータ14aの間から分岐し、レギュレータ14aに対して並列に接続されている。
待機電源回路10aは、待機電源スイッチ11、サブ電源トランス12、整流平滑回路13及びレギュレータ14a、14bを含んで構成される。
待機電源スイッチ11、サブ電源トランス12、整流平滑回路13及び、レギュレータ14aは、直列に接続され、レギュレータ14bは、整流平滑回路13及びレギュレータ14aの間から分岐し、レギュレータ14aに対して並列に接続されている。
待機電源スイッチ11は、待機電源回路10aに対して、交流電源Aを供給又は遮断する。待機電源スイッチ11は、MPU15の制御により切断又は接続される。
サブ電源トランス12は、一次側と二次側とに所定の巻線を有し、待機電源スイッチ11を介して入力した交流電力から所定の二次電圧を得るものである。
整流平滑回路13は、整流回路及び電解コンデンサからなる。整流平滑回路13は、サブ電源トランス12の二次巻線に発生する交流電力に対して、整流及び平滑を行い、得られた直流電力をレギュレータ14a、14bへ出力する。
レギュレータ14aは、受け付けた直流電力をさらに安定化して、待機電源制御部10bのMPU15へ供給する。レギュレータ14bは、受け付けた直流電力をさらに安定化して、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)送受信部19へ供給する。
整流平滑回路13は、整流回路及び電解コンデンサからなる。整流平滑回路13は、サブ電源トランス12の二次巻線に発生する交流電力に対して、整流及び平滑を行い、得られた直流電力をレギュレータ14a、14bへ出力する。
レギュレータ14aは、受け付けた直流電力をさらに安定化して、待機電源制御部10bのMPU15へ供給する。レギュレータ14bは、受け付けた直流電力をさらに安定化して、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)送受信部19へ供給する。
待機電源制御部10bは、MPU15、バックアップ用コンデンサ(蓄電部)16、電圧検出回路17及びバックアップ電源用スイッチ18を含んで構成される。
MPU15は、電子機器全般の制御を行う構成部であり、待機電源スイッチ11、バックアップ電源用スイッチ18等の各スイッチの切断又は接続も行う。また、MPU15は、HDMIコネクタ3を介して接続された外部機器からのCEC(Consumer Electronics Control)コマンドを監視している。
MPU15は、電子機器全般の制御を行う構成部であり、待機電源スイッチ11、バックアップ電源用スイッチ18等の各スイッチの切断又は接続も行う。また、MPU15は、HDMIコネクタ3を介して接続された外部機器からのCEC(Consumer Electronics Control)コマンドを監視している。
バックアップ用コンデンサ16は、例えば電気2重層コンデンサであり、電子機器が待機状態である場合にMPU15、LED(Light Emitting Diode)4、リモコン(リモートコントローラ)受光部5等へ電力を供給する。バックアップ用コンデンサ16の一接続点はバックアップ電源用スイッチ18に接続され、他接続点は接地されている。バックアップ用コンデンサ16は、バックアップ電源の一例であり、例えば充電可能な二次電池を用いてもよい。
電圧検出回路17は、MPU15がバックアップ用コンデンサ16の充電電力量を検出するための回路である。電圧検出回路17の一接続点はバックアップ用コンデンサ16に接続され、他接続点はMPU15に接続されている。
バックアップ電源用スイッチ18は、一端はレギュレータ14a及びMPU15の間に接続され、他端はバックアップ用コンデンサ16に接続されている。バックアップ電源用スイッチ18は、MPU15の制御により切断又は接続される。バックアップ電源用スイッチ18は、例えばトランジスタスイッチであってもよい。
バックアップ電源用スイッチ18は、一端はレギュレータ14a及びMPU15の間に接続され、他端はバックアップ用コンデンサ16に接続されている。バックアップ電源用スイッチ18は、MPU15の制御により切断又は接続される。バックアップ電源用スイッチ18は、例えばトランジスタスイッチであってもよい。
レギュレータ14b及びHDMI送受信部19は、待機電源回路10aの整流平滑回路13及びレギュレータ14aの間から分岐して、直列に接続されている。
HDMI送受信部19は、外部機器との間で入出力するデジタルの映像又は音声信号をHDMI規格に準拠した形式の映像又は音声信号に変換する。
HDMI送受信部19は、外部機器との間で入出力するデジタルの映像又は音声信号をHDMI規格に準拠した形式の映像又は音声信号に変換する。
LED4は、電子機器が待機状態である場合に点灯するランプである。
リモコン受光部5は、外部のリモコンから電子機器を操作する赤外線信号を受信し、電気信号に変換してMPU15へ出力する。
LED4及びリモコン受光部5は、電子機器が待機状態である場合、MPU15を経由してバックアップ用コンデンサ16の電力により駆動される。
あるいは、LED4及びリモコン受光部5は、電子機器が待機状態である場合、MPU15を経由して、バックアップ用コンデンサ16の電力により駆動されてもよい。
バックアップ用コンデンサ16からLED4及びリモコン受光部5への給電は、MPU15により制御される。
図2において、太線はバックアップ用コンデンサ16からLED4及びリモコン受光部5への給電線10b1を示している。
リモコン受光部5は、外部のリモコンから電子機器を操作する赤外線信号を受信し、電気信号に変換してMPU15へ出力する。
LED4及びリモコン受光部5は、電子機器が待機状態である場合、MPU15を経由してバックアップ用コンデンサ16の電力により駆動される。
あるいは、LED4及びリモコン受光部5は、電子機器が待機状態である場合、MPU15を経由して、バックアップ用コンデンサ16の電力により駆動されてもよい。
バックアップ用コンデンサ16からLED4及びリモコン受光部5への給電は、MPU15により制御される。
図2において、太線はバックアップ用コンデンサ16からLED4及びリモコン受光部5への給電線10b1を示している。
図3は、交流電源監視回路20の回路図である。
交流電源監視回路20は、整流平滑回路23及び分圧回路24を含んで構成される。整流平滑回路23は、整流回路及び平滑回路からなり、夫々整流及び平滑を行う。
整流回路は、4個のダイオード23a、23b、23c、23dからなるダイオードブリッジである。ダイオード23a、23bは、ダイオード23aのアノードとダイオード23bのカソードとで直列に接続されている。ダイオード23c、23dは、ダイオード23cのアノードとダイオード23dのカソードとで直列に接続されている。
交流電源監視回路20は、整流平滑回路23及び分圧回路24を含んで構成される。整流平滑回路23は、整流回路及び平滑回路からなり、夫々整流及び平滑を行う。
整流回路は、4個のダイオード23a、23b、23c、23dからなるダイオードブリッジである。ダイオード23a、23bは、ダイオード23aのアノードとダイオード23bのカソードとで直列に接続されている。ダイオード23c、23dは、ダイオード23cのアノードとダイオード23dのカソードとで直列に接続されている。
交流電源Aの入力端子in1は、ダイオード23a、23bの中間接続点に接続され、交流電源Aの他の入力端子in2は、ダイオード23c、23dの中間接続点に接続されている。また、ダイオード23aのカソードは、ダイオード23cのカソードと接続され、ダイオード23bのアノードはダイオード23dのアノードと接続されている。
平滑回路は、整流回路に並列接続された1個の電解コンデンサ23eを備えている。電解コンデンサ23eの陽極端子はダイオード23a、23cのカソードに接続され、陰極端子はダイオード23b、23dのアノードに接続されている。
平滑回路は、整流回路に並列接続された1個の電解コンデンサ23eを備えている。電解コンデンサ23eの陽極端子はダイオード23a、23cのカソードに接続され、陰極端子はダイオード23b、23dのアノードに接続されている。
分圧回路24は、整流平滑回路23から出力された電圧を分圧する電気抵抗器24a、24bを備えている。電気抵抗器24a、24bは、電解コンデンサ23eの陽極端子と接地電位との間に直列に接続され、電気抵抗器24a、24bの接続接点は、MPU15に直流電圧を供給する出力端子outに接続されている。分圧回路24は、整流された直流電圧をMPU15に入力可能な電圧まで下げる。
MPU15は、MPU15が受け付けた交流電源監視回路20の直流電圧を監視することにより、電子機器に接続された交流電源コードがコンセントから抜かれた状態にあるか否か判断する。すなわち、MPU15は、交流電源監視回路20を介して交流電源Aが電源装置1に入力されているか否か判断する。
図1に示すように、主電源回路30は、主電源スイッチ31、電源トランス32、整流平滑回路33a、33b、33c、レギュレータ34a、34b、34cを含んで構成される。主電源スイッチ31及び電源トランス32は直列に接続され、各整流平滑回路33a、33b、33c及び各レギュレータ34a、34b、34cも直列に接続されている。整流平滑回路33a及びレギュレータ34a、整流平滑回路33b及びレギュレータ34b、整流平滑回路33c及び各レギュレータ34cは電源トランス32から分岐して、並列に接続されている。
主電源スイッチ31は、主電源回路30に対して、交流電源Aを供給又は遮断する。主電源スイッチ31は、MPU15の制御により切断又は接続される。
電源トランス32は、一次側と二次側とに所定の巻線を有し、主電源スイッチ31を介して入力した交流電力から所定の二次電圧を得るものである。
主電源回路30の電源トランス32及び待機電源回路10aのサブ電源トランス12は、共に電圧変換機能を有する構成部の例示であり、例えば電圧を変換するトランジスタであってもよい。
電源トランス32は、一次側と二次側とに所定の巻線を有し、主電源スイッチ31を介して入力した交流電力から所定の二次電圧を得るものである。
主電源回路30の電源トランス32及び待機電源回路10aのサブ電源トランス12は、共に電圧変換機能を有する構成部の例示であり、例えば電圧を変換するトランジスタであってもよい。
整流平滑回路33a、33b、33cは、夫々整流回路及び電解コンデンサからなる。整流平滑回路33a、33b、33cは、電源トランス32の二次巻線に発生する交流電力に対して、整流及び平滑を行い、得られた直流電力を夫々レギュレータ34a、34b、34cへ出力する。
レギュレータ34a、34b、34cは、受け付けた直流電力をさらに安定化して、各種回路へ供給する。
なお、待機電源スイッチ11、バックアップ電源用スイッチ18及び主電源スイッチ31は、リレースイッチでもよいし、半導体スイッチでもよい。
レギュレータ34a、34b、34cは、受け付けた直流電力をさらに安定化して、各種回路へ供給する。
なお、待機電源スイッチ11、バックアップ電源用スイッチ18及び主電源スイッチ31は、リレースイッチでもよいし、半導体スイッチでもよい。
次に、実施の形態1に係る電源装置1の動作について説明する。
MPU15は交流電源監視回路20を介して交流電源Aが電源装置1に入力されているか常に監視している。ユーザが電子機器の主電源をオフする操作をして、この電子機器が動作状態から待機状態へ遷移した場合、MPU15は交流電源Aが電源装置1に入力されているか否か判断する。MPU15は、交流電源Aが電源装置1に入力されていないと判断した場合、電子機器の終了処理を行う。この終了処理は、例えば音声ラインのミュート、電子機器の現状態のメモリへの格納、表示装置への電源供給が遮断されることの表示、電源スイッチの制御等である。また、MPU15はLED4の消灯、リモコン受光部5からの信号受付停止等の処理を行う。これにより、電子機器は交流電源Aが切断された停止状態を確実に実現することができる。
MPU15は交流電源監視回路20を介して交流電源Aが電源装置1に入力されているか常に監視している。ユーザが電子機器の主電源をオフする操作をして、この電子機器が動作状態から待機状態へ遷移した場合、MPU15は交流電源Aが電源装置1に入力されているか否か判断する。MPU15は、交流電源Aが電源装置1に入力されていないと判断した場合、電子機器の終了処理を行う。この終了処理は、例えば音声ラインのミュート、電子機器の現状態のメモリへの格納、表示装置への電源供給が遮断されることの表示、電源スイッチの制御等である。また、MPU15はLED4の消灯、リモコン受光部5からの信号受付停止等の処理を行う。これにより、電子機器は交流電源Aが切断された停止状態を確実に実現することができる。
その後、MPU15は、バックアップ電源用スイッチ18を切断する。これにより、バックアップ用コンデンサ16の荷電減少が阻止され、次回のバックアップ用コンデンサ16の充電に要する消費電力が削減される。
電子機器が動作状態から待機状態へ遷移し、MPU15により交流電源Aが電源装置1に入力されていると判断された場合、MPU15は主電源回路30の主電源スイッチ31を切断する。これにより、消費電力は大幅に減少する。
主電源回路30の主電源スイッチ31が切断され、待機状態に入る場合、本来ならば省電のために、待機電源回路10aの待機電源スイッチ11も切断すべきである。しかし、HDMI送受信部19を動作させておくモードへのCECコマンドが入力された場合、その動作の電力確保のために、終了のCECコマンドが入力されるまで、待機電源回路10aの待機電源スイッチ11は切断すべきではない。また、バックアップ用コンデンサ16の充電が待機状態のMPU15を動作させるのに十分でない場合、バックアップ用コンデンサ16を充電してから待機電源回路10aの待機電源スイッチ11を切断すべきである。
図4は、HDMI接続の例を示す説明図である。
上記のHDMI送受信部19を動作させておくモードとは、例えば図4のシアターラック7に該当する状態である。BDプレーヤ6とシアターラック7とがHDMIコネクタ6a、7aを介して接続され、シアターラック7とテレビ8とがHDMIコネクタ7b、8aを介して接続された状態で、BDプレーヤ6の再生が開始される。BDプレーヤ6の映像信号は、シアターラック7を通過してテレビ8に送信され、テレビ8にBDプレーヤ6の再生映像が表示される。
シアターラック7が実施の形態1に係る電源装置1を搭載した電子機器である場合に、待機電源スイッチ11を切断するとき、HDMI送受信部19への給電が遮断されるため、映像信号はBDプレーヤ6からテレビ8へ送信されなくなる。
上記のHDMI送受信部19を動作させておくモードとは、例えば図4のシアターラック7に該当する状態である。BDプレーヤ6とシアターラック7とがHDMIコネクタ6a、7aを介して接続され、シアターラック7とテレビ8とがHDMIコネクタ7b、8aを介して接続された状態で、BDプレーヤ6の再生が開始される。BDプレーヤ6の映像信号は、シアターラック7を通過してテレビ8に送信され、テレビ8にBDプレーヤ6の再生映像が表示される。
シアターラック7が実施の形態1に係る電源装置1を搭載した電子機器である場合に、待機電源スイッチ11を切断するとき、HDMI送受信部19への給電が遮断されるため、映像信号はBDプレーヤ6からテレビ8へ送信されなくなる。
主電源回路30の主電源スイッチ31を切断した待機状態であっても、HDMIコネクタ3で接続された外部機器からのCECコマンドに対応するために、MPU15はCECコマンドの入力を監視している。HDMI送受信部19を動作させておくモードへのCECコマンドが入力された場合、MPU15は待機電源スイッチ11を接続した状態に維持する。そして、HDMIの終了のCECコマンドが入力された場合、MPU15は以下の処理に移行する。また、HDMI送受信部19を動作させておくモードへのCECコマンドが入力されない場合も、MPU15は以下の処理に移行する。
MPU15は、バックアップ電源用スイッチ18を切断し、電圧検出回路17を介して、バックアップ用コンデンサ16の電圧を検出する。MPU15は、バックアップ用コンデンサ16の充電が検出した電圧から十分であると判断した場合、バックアップ電源用スイッチ18を接続し、待機電源回路10aの待機電源スイッチ11を切断する。一方、MPU15は、バックアップ用コンデンサ16の充電が検出した電圧から十分でないと判断した場合、バックアップ電源用スイッチ18を接続し、一定時間バックアップ用コンデンサ16を充電してから、待機電源回路10aの待機電源スイッチ11を切断する。
図5及び図6は、待機中のMPUの処理の手順を示すフローチャートである。
MPU15は、電子機器の主電源オフ操作を受け付ける(ステップS501)。MPU15は、MPU15に交流電源Aから電源が入力されているか否か判断する(ステップS502)。MPU15は、MPU15に交流電源Aから電源が入力されていないと判断した場合(ステップS502:NO)、終了処理をする(ステップS503)。MPU15は、バックアップ電源用スイッチ18を切断して(ステップS504)、処理を終える。
MPU15は、電子機器の主電源オフ操作を受け付ける(ステップS501)。MPU15は、MPU15に交流電源Aから電源が入力されているか否か判断する(ステップS502)。MPU15は、MPU15に交流電源Aから電源が入力されていないと判断した場合(ステップS502:NO)、終了処理をする(ステップS503)。MPU15は、バックアップ電源用スイッチ18を切断して(ステップS504)、処理を終える。
終了処理を行うことにより、交流電源コードがコンセントから抜かれているにもかかわらず、LED4が点灯を継続したり、リモコンからの制御信号に応答して何らかの処理をMPU15が実行することを阻止することができる。
また、バックアップ電源用スイッチ18の切断により、これ以上バックアップ用コンデンサ16の電力が消費されないようにすることができる。このことは、消費電力削減に資する。
また、バックアップ電源用スイッチ18の切断により、これ以上バックアップ用コンデンサ16の電力が消費されないようにすることができる。このことは、消費電力削減に資する。
MPU15は、MPU15に交流電源Aから電源が入力されていると判断した場合(ステップS502:YES)、主電源スイッチ31を切断する(ステップS505)。MPU15は、HDMI待機終了処理を実行する(ステップS506)。
MPU15は、バックアップ電源用スイッチ18を切断する(ステップS507)。MPU15は、バックアップ用コンデンサ16の電圧が所定の値以上か否か判断する(ステップS508)。MPU15は、バックアップ用コンデンサ16の電圧が所定の値以上ではないと判断した場合(ステップS508:NO)、バックアップ電源用スイッチ18を接続する(ステップS509)。MPU15は、所定時間待機し(ステップS510)、ステップS507へ処理を戻す。ステップS510の間、バックアップ用コンデンサ16の充電が行われる。
MPU15は、バックアップ用コンデンサ16の電圧が所定の値以上であると判断した場合(ステップS508:YES)、バックアップ電源用スイッチ18を接続する(ステップS511)。MPU15は、待機電源スイッチ11を切断する(ステップS512)。MPU15は、バックアップ用コンデンサ16の電圧が所定の値以上か否か判断する(ステップS513)。MPU15は、バックアップ用コンデンサ16の電圧が所定の値以上であると判断した場合(ステップS513:YES)、ステップS513へ処理を戻す。MPU15は、バックアップ用コンデンサ16の電圧が所定の値以上ではないと判断した場合(ステップS513:NO)、待機電源スイッチ11を接続して(ステップS514)、ステップS507へ処理を戻す。
ステップS507からステップS514までの処理により、バックアップ用コンデンサ16の自動充電が行われる。また、バックアップ用コンデンサ16の充電が十分である場合には、待機電源スイッチ11を切断することにより、交流電源Aの省電が行われる。
図7は、HDMI待機終了処理の手順を示すフローチャートである。図7の手順は、電子機器が待機状態にあっても、HDMIコネクタ3で接続された外部機器からのCECコマンドに対応する処理の手順である。
MPU15は、HDMI送受信部19を動作させておくCECコマンド入力があるか否か判断する(ステップS71)。MPU15は、HDMI送受信部19を動作させておくCECコマンドの入力がないと判断した場合(ステップS71:NO)、ステップS507へ処理を復帰させる。
MPU15は、HDMI送受信部19を動作させておくCECコマンド入力があるか否か判断する(ステップS71)。MPU15は、HDMI送受信部19を動作させておくCECコマンドの入力がないと判断した場合(ステップS71:NO)、ステップS507へ処理を復帰させる。
MPU15は、HDMI送受信部19を動作させておくCECコマンドの入力があると判断した場合(ステップS71:YES)、待機電源スイッチ11の接続状態を維持する(ステップS72)。MPU15は、HDMI送受信部19の動作を終了させるCECコマンドの入力があるか否か判断する(ステップS73)。MPU15は、HDMI送受信部19の動作を終了させるCECコマンドの入力がないと判断した場合(ステップS73:NO)、ステップS73へ処理を戻す。MPU15は、HDMI送受信部19の動作を終了させるCECコマンドの入力があると判断した場合(ステップS73:YES)、ステップS507へ処理を復帰させる。
HDMI送受信部19の動作を終了させるCECコマンドの入力があるまで、待機電源スイッチ11を接続した状態にしているので、MPU15はHDMIコネクタ3で接続された外部機器からのCECコマンド要求に対応することができる。
実施の形態1に係る電源装置1によれば、電子機器に接続された交流電源コードがコンセントから抜かれた状態にある場合、終了処理をした後に、バックアップ電源用スイッチ18を切断することにより、バックアップ用コンデンサ16の電力消費が停止され、省電効果を奏する。
省電のために、夜間は電子機器に接続された交流電源コードをコンセントから抜くユーザに対して、交流電源コードがコンセントから抜かれているにもかかわらず、待機状態を示す表示ランプが点灯した状態であることは、奇異な印象を抱かせる。そのため、電子機器の交流電源コードが抜かれているにもかかわらず、LED4が点灯した状態を維持している場合、ユーザは電子機器の主電源を入れる操作をするかも知れない。かかる場合、MPU15は電子機器のパワーオン処理を実行しようとするが、交流電源Aが入力されていないため、パワーオン処理を完了することができない。実施の形態1に係る電源装置1によれば、電子機器の交流電源コードがコンセントから抜かれた場合、LED4は消灯されるため、ユーザが電子機器の主電源を入れる操作を行うことはほとんどなくなる。
省電のために、夜間は電子機器に接続された交流電源コードをコンセントから抜くユーザに対して、交流電源コードがコンセントから抜かれているにもかかわらず、待機状態を示す表示ランプが点灯した状態であることは、奇異な印象を抱かせる。そのため、電子機器の交流電源コードが抜かれているにもかかわらず、LED4が点灯した状態を維持している場合、ユーザは電子機器の主電源を入れる操作をするかも知れない。かかる場合、MPU15は電子機器のパワーオン処理を実行しようとするが、交流電源Aが入力されていないため、パワーオン処理を完了することができない。実施の形態1に係る電源装置1によれば、電子機器の交流電源コードがコンセントから抜かれた場合、LED4は消灯されるため、ユーザが電子機器の主電源を入れる操作を行うことはほとんどなくなる。
実施の形態2
実施の形態2は、実施の形態1に係る電源装置1のバックアップ電源用スイッチよりもよりバックアップ用コンデンサ16に近い位置に新たな切断スイッチを追加する形態に関する。
図8は、実施の形態2に係る待機電源回路10a、待機電源制御部10b及び交流電源監視回路20の構成を示すブロック図である。切断スイッチ18aの一端はバックアップ電源用スイッチ18及び電圧検出回路17の間に接続され、他端はバックアップ用コンデンサ16に接続されている。
実施の形態2は、実施の形態1に係る電源装置1のバックアップ電源用スイッチよりもよりバックアップ用コンデンサ16に近い位置に新たな切断スイッチを追加する形態に関する。
図8は、実施の形態2に係る待機電源回路10a、待機電源制御部10b及び交流電源監視回路20の構成を示すブロック図である。切断スイッチ18aの一端はバックアップ電源用スイッチ18及び電圧検出回路17の間に接続され、他端はバックアップ用コンデンサ16に接続されている。
切断スイッチ18aは、例えばトランジスタスイッチであり、MPU15の制御により切断又は接続される。
実施の形態2では、図5のステップS504の処理が実施の形態1と異なる。実施の形態1ではMPU15がバックアップ電源用スイッチ18を切断するが、実施の形態2ではMPU15が切断スイッチ18aを切断する。
実施の形態2では、図5のステップS504の処理が実施の形態1と異なる。実施の形態1ではMPU15がバックアップ電源用スイッチ18を切断するが、実施の形態2ではMPU15が切断スイッチ18aを切断する。
実施の形態1の場合、バックアップ電源用スイッチ18を切断しても、電圧検出回路17がバックアップ用コンデンサ16の充電電力を消費する。そこで、バックアップ用コンデンサ16及び電圧検出回路17の間に介挿された切断スイッチ18aを切断することにより、電圧検出回路17がバックアップ用コンデンサ16の充電電力を消費することはなくなる。
これにより、後に電子機器の交流電源コードがコンセントにさされた場合の省電効果が高まる。
バックアップ用コンデンサ16の充電が十分な場合、待機電力を0.01W程度に削減することができる。しかし、実施の形態1乃至2の構成を採らない場合、待機電力は0.2W程度である。
これにより、後に電子機器の交流電源コードがコンセントにさされた場合の省電効果が高まる。
バックアップ用コンデンサ16の充電が十分な場合、待機電力を0.01W程度に削減することができる。しかし、実施の形態1乃至2の構成を採らない場合、待機電力は0.2W程度である。
実施の形態2は以上の如き構成としてあり、その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態3
実施の形態3は、電子機器の待機状態においてバックアップ用コンデンサ16が自動充電されている間に交流電源コードがコンセントから抜かれた場合、省電を実行する形態に関する。
実施の形態3は、電子機器の待機状態においてバックアップ用コンデンサ16が自動充電されている間に交流電源コードがコンセントから抜かれた場合、省電を実行する形態に関する。
電子機器が待機状態にある場合、バックアップ用コンデンサ16の自動充電が行われる。しかし、この自動充電中にユーザが交流電源コードをコンセントから抜くかも知れない。かかる場合、バックアップ電源用スイッチ18は接続状態にあるため、バックアップ用コンデンサ16の電源が無駄に放電されてしまう。そこで、実施の形態4では、バックアップ用コンデンサ16の自動充電中も、交流電源コードをコンセントから抜かれたか監視し、交流電源コードをコンセントから抜かれたと判断した場合、終了処理をして、バックアップ電源用スイッチ18を切断する。
図9及び図10は、実施の形態3に係る待機中のMPUの処理の手順を示すフローチャートである。
MPU15は、実施の形態3に係る電源装置1が搭載された電子機器の主電源オフ操作を受け付ける(ステップS901)。MPU15は、MPU15に交流電源Aから電源が入力されているか否か判断する(ステップS902)。MPU15は、MPU15に交流電源Aから電源が入力されていないと判断した場合(ステップS902:NO)、終了処理及びバックアップ電源用スイッチ切断処理をして(ステップS903)、処理を終える。図9のステップS903は、図5のステップS503及びステップS504をまとめて、簡略表示したものである。
MPU15は、実施の形態3に係る電源装置1が搭載された電子機器の主電源オフ操作を受け付ける(ステップS901)。MPU15は、MPU15に交流電源Aから電源が入力されているか否か判断する(ステップS902)。MPU15は、MPU15に交流電源Aから電源が入力されていないと判断した場合(ステップS902:NO)、終了処理及びバックアップ電源用スイッチ切断処理をして(ステップS903)、処理を終える。図9のステップS903は、図5のステップS503及びステップS504をまとめて、簡略表示したものである。
MPU15は、MPU15に交流電源Aから電源が入力されていると判断した場合(ステップS902:YES)、主電源スイッチ31を切断する(ステップS904)。MPU15は、HDMI待機終了処理を実行する(ステップS905)。ステップS905は、図5におけるステップS506と同一である。
MPU15は、バックアップ電源用スイッチ18を切断する(ステップS906)。MPU15は、バックアップ用コンデンサ16の電圧が所定の値以上か否か判断する(ステップS907)。MPU15は、バックアップ用コンデンサ16の電圧が所定の値以上ではないと判断した場合(ステップS907:NO)、バックアップ電源用スイッチ18を接続する(ステップS908)。MPU15は、所定時間待機し(ステップS909)、ステップS916へ処理を移行する。ステップS909の間、バックアップ用コンデンサ16の充電が行われる。
MPU15は、バックアップ用コンデンサ16の電圧が所定の値以上であると判断した場合(ステップS907:YES)、バックアップ電源用スイッチ18を接続する(ステップS910)。MPU15は、待機電源スイッチ11を切断する(ステップS911)。MPU15は、バックアップ用コンデンサ16の電圧が所定の値以上か否か判断する(ステップS912)。MPU15は、バックアップ用コンデンサ16の電圧が所定の値以上ではないと判断した場合(ステップS912:NO)、待機電源スイッチ11を接続して(ステップS913)、ステップS916へ処理を移行する。
MPU15は、バックアップ用コンデンサ16の電圧が所定の値以上であると判断した場合(ステップS912:YES)、MPU15に交流電源Aから電源が入力されているか否か判断する(ステップS914)。MPU15は、MPU15に交流電源Aから電源が入力されていると判断した場合(ステップS914:YES)、ステップS912へ処理を戻す。MPU15は、MPU15に交流電源Aから電源が入力されていないと判断した場合(ステップS914:NO)、終了処理及びバックアップ電源用スイッチ切断処理をして(ステップS915)、処理を終える。
MPU15は、ステップS909及びステップS913の後に、ステップS916を実行する。MPU15は、MPU15に交流電源Aから電源が入力されているか否か判断する(ステップS916)。MPU15は、MPU15に交流電源Aから電源が入力されていると判断した場合(ステップS916:YES)、ステップS906へ処理を戻す。MPU15は、MPU15に交流電源Aから電源が入力されていないと判断した場合(ステップS916:NO)、終了処理及びバックアップ電源用スイッチ切断処理をして(ステップS917)、処理を終える。
図10のステップS906から始まり、ステップS906へ戻ってくる繰り返し処理では、バックアップ用コンデンサ16の充電が行われる。すなわち、バックアップ用コンデンサ16の電圧が所定の値以上でない場合(ステップS907、ステップS912)、バックアップ電源用スイッチ18を接続して、バックアップ用コンデンサ16を充電する(ステップS909)。バックアップ用コンデンサ16の充電中に、あるいはその前後に、ユーザが交流電源コードをコンセントから抜いた場合(ステップS916:NO)、終了処理をして、バックアップ電源用スイッチ18を切断する。
これにより、バックアップ用コンデンサ16の電力が減少するのを防ぐことができる。
これにより、バックアップ用コンデンサ16の電力が減少するのを防ぐことができる。
バックアップ用コンデンサ16の電圧が所定の値以上と判断された場合でも、バックアップ用コンデンサ16の電圧は少しずつ減少していく。そこで、バックアップ電源用スイッチ18を接続状態にして、バックアップ用コンデンサ16の電圧が所定の値を下回らないか監視している(ステップS912)。この監視中にユーザが交流電源コードをコンセントから抜いた場合(ステップS914:NO)、終了処理をして、バックアップ電源用スイッチ18を切断する。
これにより、バックアップ用コンデンサ16の電力が減少するのを防ぐことができる。
これにより、バックアップ用コンデンサ16の電力が減少するのを防ぐことができる。
実施の形態3に係る電源装置1によれば、電子機器が待機状態にあり、バックアップ用コンデンサ16の自動充電中にユーザが交流電源コードをコンセントから抜いた場合であっても、終了処理をした後に、バックアップ電源用スイッチ18を切断することにより、バックアップ用コンデンサ16の電力消費が停止され、省電効果を奏する。
実施の形態3は以上の如き構成としてあり、その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
本実施の形態1乃至3は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 電源装置
10a 待機電源回路
10b 待機電源制御部
12 サブ電源トランス
13 整流平滑回路
14a レギュレータ
15 MPU(内部の負荷)
16 バックアップ用コンデンサ
18 バックアップ電源用スイッチ
18a 切断スイッチ
20 交流電源監視回路(電圧検出手段)
4 LED(外部の負荷、発光体)
5 リモコン受光部(外部の負荷)
10a 待機電源回路
10b 待機電源制御部
12 サブ電源トランス
13 整流平滑回路
14a レギュレータ
15 MPU(内部の負荷)
16 バックアップ用コンデンサ
18 バックアップ電源用スイッチ
18a 切断スイッチ
20 交流電源監視回路(電圧検出手段)
4 LED(外部の負荷、発光体)
5 リモコン受光部(外部の負荷)
Claims (5)
- 外部電源から給電される電源回路と、
該電源回路からの給電により蓄電される蓄電部と、
該蓄電部から給電され、内部又は外部の負荷への給電を制御する制御部と
を備える電源装置において、
前記外部電源からの電圧を検出する電圧検出手段と、
前記蓄電部及び制御部の間に介挿されたスイッチと、
前記電圧検出手段により検出された電圧が所定の値より低い場合、前記スイッチを切断するスイッチ切断手段と
を備える
ことを特徴とする電源装置。 - 前記蓄電部は、外部の負荷へ給電する給電線を備え、
前記電圧検出手段により検出された電圧が所定の値より低い場合、前記外部の負荷への給電を遮断する外部負荷用スイッチ手段
を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。 - 前記スイッチ切断手段は、
前記外部負荷用スイッチ手段が前記外部の負荷への給電を遮断した場合、前記スイッチを切断するようにしてある
ことを特徴とする請求項2に記載の電源装置。 - 請求項2又は請求項3に記載の電源装置と、
消費電力が大きい動作状態及び消費電力が小さい待機状態で前記電源装置の電源回路から給電される電子部品と、
前記蓄電部から給電され、かつ前記電子部品の待機状態を示す発光体と
を備えることを特徴とする電子機器。 - 前記電子部品は、映像音声信号を送信する送信器又は受信する受信器を含む
ことを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009243754A JP2011091944A (ja) | 2009-10-22 | 2009-10-22 | 電源装置及び電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009243754A JP2011091944A (ja) | 2009-10-22 | 2009-10-22 | 電源装置及び電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011091944A true JP2011091944A (ja) | 2011-05-06 |
Family
ID=44109662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009243754A Pending JP2011091944A (ja) | 2009-10-22 | 2009-10-22 | 電源装置及び電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011091944A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103475080A (zh) * | 2012-06-06 | 2013-12-25 | 三菱电机株式会社 | 电源供给装置和视频显示装置 |
JP2014123187A (ja) * | 2012-12-20 | 2014-07-03 | Fuji Electric Co Ltd | プログラマブルコントローラおよび電源切断対処方法 |
JP2020025562A (ja) * | 2018-08-09 | 2020-02-20 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
JP2020025563A (ja) * | 2018-08-09 | 2020-02-20 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
-
2009
- 2009-10-22 JP JP2009243754A patent/JP2011091944A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7085203B2 (ja) | 2018-08-09 | 2022-06-16 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
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