JP6637335B2 - 電子機器および制御方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、電子機器および制御方法に関する。
近年、電磁誘導方式、磁気共鳴方式、電界結合方式などのワイヤレス給電技術を利用したワイヤレス給電システムが実用化されている。ワイヤレス給電機能(受電機能)が付加された電子機器の場合、ユーザは、たとえば(ワイヤレス送電機能を有する)ワイヤレス給電ユニットの上に置くだけで、その電子機器への給電を行うことができる。つまり、ACアダプタを接続するといった手間を省くことができる。
特開2013−150531号公報
たとえばノート型のPC(Personal Computer)などのバッテリ駆動可能なPCにワイヤレス給電機能(受電機能)を付加した場合を想定する。PCでは、一般的に、様々な省電力機能が実現されているため、ユーザの使用状況により、消費電力が動的に変化する。PCが省電力状態の場合、ワイヤレス給電は、効率(送電側の入力に対する受電側の出力の比)が低い状態で行われることになる。
本発明が解決しようとする課題は、ワイヤレス給電を適応的に制御する電子機器および制御方法を提供することである。
実施形態によれば、電子機器は、受電回路、バッテリー駆動用の2次電池、電源回路、測定手段および前記受電回路における前記ワイヤレス給電ユニットからの前記ワイヤレス給電を制御する制御手段を具備する。前記受電回路は、ワイヤレス給電ユニットからワイヤレス給電を受ける。前記電源回路は、前記受電回路と前記2次電池とが接続され、前記電子機器に内蔵される回路に電力を供給する。前記測定手段は、前記電力を測定する。前記制御手段は、前記ワイヤレス給電ユニットからワイヤレス給電を受け得る状況下で、前記電子機器が電源オンされたとき、前記ワイヤレス給電ユニットからワイヤレス給電を受けるための制御を行い、前記測定手段から取得した前記電力のある期間における平均値が第1設定値以下の場合、前記受電回路における前記ワイヤレス給電ユニットからの前記ワイヤレス給電を停止する一方、前記ワイヤレス給電ユニットからワイヤレス給電を受け得る状況下で、前記電子機器が電源オフ状態のとき、前記2次電池が満充電状態でない場合、前記ワイヤレス給電される前記受電回路からの出力を継続させ、前記2次電池が満充電状態である場合、前記受電回路からの出力を停止する
第1実施形態の電子機器の外観を示す斜視図。 第1実施形態の電子機器のシステム構成を示す図。 第1実施形態の電子機器のワイヤレス給電機能(受電機能)およびワイヤレス給電ユニットのワイヤレス給電機能(送電機能)に関する機能ブロック図。 ワイヤレス給電による受信電力と効率との関係の一例を示す図。 第1実施形態の電子機器の電源オン状態におけるワイヤレス給電に関する制御の流れを示すフローチャート。 第2実施形態の電子機器の電源オフ状態におけるワイヤレス給電に関する基本的な制御の流れを示すフローチャート。 第2実施形態の電子機器の電源オフ状態におけるワイヤレス給電に関する(第2実施形態の電子機器に固有の)制御の流れを示すフローチャート。 第3実施形態の電子機器において定められるワイヤレス給電の効率に関する2点の境界値の一例を示す図。 第3実施形態の電子機器の電源オン状態におけるワイヤレス給電に関する制御の流れを示すフローチャート。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の電子機器の外観を示す図である。ここでは、電子機器が、ノート型のPC1として実現されているものと想定する。
図1は、ワイヤレス送電機能を有するワイヤレス給電ユニット2上に置かれた状態であって、ディスプレイユニットを開いた状態のPC1を正面側から見た斜視図である。PC1は、電気的には非接触な状態のワイヤレス給電ユニット2と、バッテリパックなどと称される2次電池ユニット21とのいずれからも、動作用の電力を受けることが可能なように構成されている。即ち、PC1は、ワイヤレス給電機能(受電機能)を有している。
PC1は、本体11とディスプレイユニット12とを備える。ディスプレイユニット12には、LCD(Liquid Crystal Display)31等の表示装置が組み込まれている。また、ディスプレイユニット12の上端部には、カメラ(Webカメラ)32が配置されている。
ディスプレイユニット12は、本体11の上面が露出される開放位置と本体11の上面がディスプレイユニット12で覆われる閉塞位置との間を回動自在に本体11に取り付けられている。
本体11は、薄い箱形の筐体を有しており、その上面には、キーボード13、タッチパッド14、クリックボタン15A,15B、PC1を電源オン/電源オフするための電源スイッチ16、いくつかの機能ボタン17、スピーカ18A,18Bなどが配置されている。また、本体11の後端部には、2次電池ユニット21を取り外し自在に装着するための装着部が設けられている。2次電池ユニット21は、本体11に内蔵されるものであってもよい。即ち、2次電池ユニット21の収容部は、PC1のどこに設けられても構わない。さらに、本体11の側面部には、いくつかのUSBポート22、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)出力端子23、VGA(Video Graphics Array:RGB)ポート24、(図示されない)LAN(Local Area Network)コネクタ25などが設けられている。
一方、ワイヤレス給電ユニット2の側面、たとえば左側面部には、電源コネクタ41が設けられている。電源コネクタ41には、外部電源装置が取り外し自在に接続される。外部電源装置としては、ACアダプタを用いることができる。ACアダプタは商用電源(AC電力)をDC電力に変換する電源装置である。
電源コネクタ41に外部電源装置が接続されているワイヤレス給電ユニット2上に置かれている場合、PC1は、ワイヤレス給電ユニット2からの電力により動作する。ワイヤレス給電ユニット2からの電力は、2次電池ユニット21の充電にも用いられる。ワイヤレス給電ユニット2上からの給電を受けていない期間中は、PC1は、2次電池ユニット21からの電力により動作する。
図2は、PC1のシステム構成を示している。PC1は、CPU(Central Processing Unit)111、システムコントローラ112、主メモリ113、GPU(Graphics Processing Unit)114、サウンドコーデック115、BIOS(Basic Input/Output System)−ROM(Read Only Memory)116、HDD(Hard Disk Drive)117、ODD(Optical Disc Drive)118、BT(Bluetooth(登録商標))モジュール120、無線LANモジュール121、LANモジュール122、SD(Secure Digital)カードコントローラ123、PCI(Peripheral Component Interconnect) Expressカードコントローラ124、EC(Embedded Controller)/KBC(Keyboard Controller)130、パネル開閉スイッチ131、ワイヤレス給電用受電回路141、電源回路142等を備えている。
CPU111は、PC1の各コンポーネントの動作を制御するプロセッサである。CPU111は、HDD117やODD118などから主メモリ113にロードされる各種ソフトウェアを実行する。各種ソフトウェアには、OS(Operating System)201や省電力ユーティリティプログラム202が含まれている。OS201は、たとえば、一定期間以上キーボード13やタッチパッド14などが操作されない場合にLCD31を消灯したり、一定期間以上CPU111がアイドル状態の場合にCPU111の動作周波数を低下させたりといった省電力機能を有する。省電力ユーティリティプログラム202は、OS201の省電力機能の他に、様々な省電力機能を提供するプログラムである。
また、CPU111は、不揮発性メモリであるBIOS−ROM116に格納されたBIOSも実行する。BIOSは、ハードウェア制御のためのシステムプログラムである。
GPU114は、ディスプレイユニット12に組み込まれたLCD31を制御する表示コントローラである。GPU114は、VRAM(Video RAM [Random Access Memory])114Aに格納された表示データからLCD31に供給すべき表示信号(LVDS[Low Voltage Differential Signaling]信号)を生成する。GPU114は、表示データからアナログRGB信号およびHDMIビデオ信号を生成することもできる。アナログRGB信号はVGAポート24を介して外部表示装置に供給される。HDMI出力端子23は、HDMIビデオ信号(非圧縮のデジタル映像信号)と、デジタルオーディオ信号とを1本のケーブルで外部ディスプレイに送出することができる。HDMI制御回路119は、HDMIビデオ信号とデジタルオーディオ信号とを、HDMI出力端子23を介して外部表示装置に送出するためのインタフェースである。
システムコントローラ112は、CPU111と各コンポーネントとの間を接続するブリッジデバイスである。システムコントローラ112は、HDD117およびODD118を制御するためのシリアルATA(AT Attachment)コントローラを内蔵している。さらに、システムコントローラ112は、LPC(Low Pin Count)バス上の各デバイスとの通信を実行する。
EC/KBC130は、LPCバスに接続されている。EC/KBC130は、キーボード13、タッチパッド14、クリックボタン15A,15B、電源スイッチ16などからの入力を制御するキーボードコントローラを内蔵したワンチップマイクロコンピュータとして実現されている。また、EC/KBC130は、PC1の電力管理を実行するための電力管理コントローラとしても機能し、PSC(Power Supply Controller)130Aを内蔵している。PSC130Aは、I2Cバスのようなシリアルバスを介して2次電池ユニット21と接続され、2次電池ユニット21内に設けられる電池残容量IC(ガスゲージIC)と通信することができる。また、PSC130Aは、ワイヤレス給電用受電回路141および電源回路142とも接続されており、ワイヤレス給電用受電回路141および電源回路142の制御を行う。本実施形態のPC1は、PSC130Aが、PC1の状況に応じて、ワイヤレス給電用受電回路141および電源回路142を適切に制御することで、ワイヤレス給電を適応的に制御するようにしたものである。この点については後述する。なお、PSC130Aは、EC/KBC130とは別に、単独のマイクロコントローラとして設けられるものであってもよい。
また、PSC130Aは、ユーザによる電源スイッチ16の操作に応じて、PC1を電源オンまたは電源オフする制御を行う。具体的には、PSC130Aは、電源回路142を制御することで、PC1を電源オンまたは電源オフする。
ワイヤレス給電用受電回路141は、ワイヤレス給電ユニット2からの給電を受けるためのモジュールであって、たとえば、ワイヤレス給電ユニット2側のコイルが発生させる磁束を通過させるためのコイル、または、ワイヤレス給電ユニット2側のコイルと共鳴させるためのコイルなどを備えている。なお、ワイヤレス給電ユニット2のコイルと、ワイヤレス給電用受電回路141のコイルは、コイルの中心軸を一致させて、互いに対向させた配置となっている。
電源回路142は、ワイヤレス給電用受電回路141により受電されるワイヤレス給電ユニット2からの電力または2次電池ユニット21からの電力を用いて、各コンポーネントへ供給すべき電力(動作電源)を生成する。電源回路142は、ワイヤレス給電用受電回路141により受電されるワイヤレス給電ユニット2からの電力を用いて、2次電池ユニット21を充電する機能も有している。
なお、EC/KBC130および電源回路142は、PC1が電源オフされている期間中も、ワイヤレス給電用受電回路141により受電されるワイヤレス給電ユニット2からの電力または2次電池ユニット21からの電力によって動作する。
また、EC/KBC130は、ディスプレイユニット12の開閉を検出するように構成されたパネル開閉スイッチ131に接続されている。パネル開閉スイッチ131によってディスプレイユニット12のオープンが検出された場合にも、PSC130Aは、PC1を電源オンすることができる。
図3は、PC1のワイヤレス給電機能(受電機能)に関する機能ブロック図である。図3には、ワイヤレス給電ユニット2のワイヤレス給電機能(送電機能)に関する機能ブロックも併せて示されている。
図3中、符号a1で示される線は、2次電池ユニット21の充放電電源線であり、符号a2で示される線は、ワイヤレス給電用受電回路141からの電源出力線である。符号a3で示される線は、PSC130Aがワイヤレス給電用受電回路141の出力/出力停止を制御するための制御線であり、符号a4で示される線は、PSC130Aと電源回路142とを繋ぐ通信バス信号線である。符号a5で示される線は、PC部分の回路向けの電源線であり、符号a6で示される線は、PSC130Aと2次電池ユニット21とを繋ぐ通信バス信号線(図2におけるI2Cバス)である。PCの電源オン時には、電源回路142は、ワイヤレス給電用受電回路141の最大出力電力よりもPC部分の回路への供給電力の方が小さい場合、その差分の電力を用いて、2次電池ユニット21の充電を行う。PCの電源オフ時には、電源回路142は、ワイヤレス給電用受電回路141の出力電力を用いて、2次電池ユニット21の充電を行う。
前述したように、PC1は、ワイヤレス給電用受電回路141を有しており、また、図3に示されるように、ワイヤレス給電ユニット2は、ワイヤレス給電用送電回路301を有している。ワイヤレス給電ユニット2からPC1への給電が、たとえば電磁誘導方式によって行われる場合を想定すると、ワイヤレス給電ユニット2の電源コネクタ41に接続されているACアダプタ3からの電力により、ワイヤレス給電ユニット2のワイヤレス給電用送電回路301側のコイルに交流電流が流れて磁束が発生する。この磁束がPC1のワイヤレス給電用受電回路141側のコイルを通過すると、磁束の変化により、このコイルにも電流が流れる。このように受電される電力は、ワイヤレス給電用受電回路141から電源回路142に出力される。PSC130Aの制御の下、電源回路142は、ワイヤレス給電用受電回路141から受け取った電力を各コンポーネントへ供給し、また、この電力を用いて2次電池ユニット21を充電する。なお、ワイヤレス給電ユニット2からPC1への給電は、電磁誘導方式に限定されるものではなく、たとえば磁気共鳴方式や電界結合方式などであってもよい。
ここで、ワイヤレス給電による受信電力と効率との関係について考える。図4に、ワイヤレス給電による受信電力と効率との関係の一例を示す。効率は、送電回路側の入力に対する受電回路側の出力の比を意味する。図4に示されるように、最大受信電力に近い受信電力値で効率が高い状態となり、受信電力が小さい場合、効率が低い状態となる。
前述したように、PC1では様々な省電力機能が実現されている。そのため、ユーザの使用状況により、消費電力が動的に変化する。たとえば、アプリケーションプログラムを実行していない状態や、実行していてもキーボード13などからの入力待ちの状態、または、アプリケーションプログラムの起動待ちでLCD31が消灯されている状態などでは、消費電力は低い。一方、CPU111やGPU114に対する処理負荷が大きいアプリケーションプログラムが実行されたり、USBポート22から外部機器へ電力供給したりすると、消費電力は増加する。つまり、PC1の消費電力は、PC1の使われ方に大きく依存し、動的に変化する。
このような背景により、PC1の消費電力は動的に大きく変化するため、PC1が省電力状態の場合、ワイヤレス給電ユニット2からPC1へのワイヤレス給電は、効率が低い状態で行われることになる。この場合、損失電力が大きくなるため、結果的に入力電力が大きくなり、PC1としての消費電力が小さくても、無駄な電力消費が大きくなることがある。さらに、入力電力と受信電力の差は、熱として放出されるため、最大入力電力で使用した場合より発熱量が多くなる場合もあり、必要以上に、放熱するための機構を持たざるを得なくなる可能性もある。
そこで、本実施形態のPC1では、PSC130Aが、PC1の状況に応じて、ワイヤレス給電用受電回路141および電源回路142を適切に制御することで、ワイヤレス給電を適応的に制御する。以下、この点について詳述する。
本実施形態においては、図4に示されるように、前述した効率が低い状態の境界値の効率をηaとし、その時の受信電力Paを設定値として定める。境界値の決定方法は、特定の方法に限定されない。また、図3に示される、PC部分の回路への供給電力と2次電池ユニット21への充電電力との合計である消費電力をPonとする。電源回路142は、消費電力Ponを測定する消費電力測定部142Aを有している。PSC130Aは、電源回路142との通信により、消費電力Ponを取得することができる。また、PSC130Aは、設定値Paを保持する機能を有している。
さらに、2次電池ユニット21の充電電力量(残量)について、満充電時の電力量を100%として、充電電力量の比率をY%とし、また、予め定めた充電電力量の比率の境界値をX%とする。PSC130Aは、2次電池ユニット21(ガスゲージIC21A)との通信により、2次電池ユニット21の満充電時の電力量と充電電力量とを取得することができ、充電電力量の比率Y%を算出することができる。また、PSC130Aは、境界値X%を保持する機能も有している。
ワイヤレス給電ユニット2からの給電を受け得る状況下で、PC1が電源オンされた場合、つまりPC1の電源オン直後において、PSC130Aは、ワイヤレス給電用受電回路141からの出力が行われるように、ワイヤレス給電用受電回路141を制御する。換言すると、ワイヤレス給電用受電回路141は、ワイヤレス給電ユニット2からの給電を受けるための動作を行う。
PC1が電源オンされてから一定期間経過後、PSC130Aは、消費電力Ponが設定値Pa以下となっていないかを調べる。消費電力Ponが設定値Paを超えている場合、PSC130Aは、ワイヤレス給電用受電回路141からの出力を継続させる。
消費電力Ponが設定値Pa以下の場合、PSC130Aは、基本的には、ワイヤレス給電用受電回路141からの出力を停止させるべく、ワイヤレス給電用受電回路141を制御する。換言すると、ワイヤレス給電用受電回路141は、ワイヤレス給電ユニット2からの給電を受けるための動作を停止する。ワイヤレス給電用受電回路141からの出力が停止した場合、PC1は、2次電池ユニット21からの電力で動作するバッテリ駆動状態となる。PC1側で受電動作を停止した場合、PC1とワイヤレス給電ユニット2との間の通信により、ワイヤレス給電ユニット2側での送電動作も停止する。ここでは、PC1とワイヤレス給電ユニット2との協働に関する説明は省略する。具体的には、ワイヤレス給電ユニット2側の動作の詳細については、その説明を省略する。
上述のワイヤレス給電用受電回路141からの出力を停止する前に、2次電池の充電電力量が少ない状態では、大電力の供給が必要となった場合に、電力供給ができなくなることがあるため、次のように2次電池の充電電力量を調べ、制御する。
ワイヤレス給電用受電回路141からの出力が停止すると、PC1がバッテリ駆動状態となることから、PSC130Aは、消費電力Ponが設定値Pa以下の場合、2次電池ユニット21の充電電力量の比率Y%が境界値X%以下となっていないかを調べる。比率Y%が境界値X%以下の場合、PSC130Aは、(消費電力Ponが設定値Pa以下であっても)ワイヤレス給電用受電回路141からの出力を継続させる。
これにより、本実施形態のPC1は、PC1の動作に影響を与えることなく、効率が低い状態でワイヤレス給電が行われることを適応的に抑止する。なお、PC1の消費電力は、ソフトウェアのCPU111やGPU114に対する負荷変動や、OS201等による省電力制御等により動的に変わることから、消費電力Ponを設定値Paと瞬間的に比較すると、マイクロ秒あるいはミリ秒単位のような短時間に、ワイヤレス給電用受電回路141からの出力と、ワイヤレス給電用受電回路141からの出力の停止とを、頻繁に切り替える制御が発生する可能性がある。これを避けるために、PSC130Aは、消費電力Ponを、一定期間における平均値として算出するようにしてもよい。
図5は、本実施形態のPC1が電源オン状態におけるPSC130Aによるワイヤレス給電に関する制御の流れを示すフローチャートである。ここでは、PC1が、ワイヤレス給電ユニット2からの給電を受け得る状況下にあることを想定する。
PSC130Aは、PC1の電源オン直後においては、ワイヤレス給電用受電回路141からの出力が行われるように、ワイヤレス給電用受電回路141を制御する(ブロックA1)。一定期間経過後、PSC130Aは、PC1の消費電力Ponが設定値Pa以下となっていないかを調べる(ブロックA2)。消費電力Ponが設定値Paを超えている場合(ブロックA2のNo)、PSC130Aは、ワイヤレス給電用受電回路141からの出力を継続させる(ブロックA3)。
消費電力Ponが設定値Pa以下の場合(ブロックA2のYes)、PSC130Aは、続いて、2次電池ユニット21の充電電力量の比率Y%が境界値X%以下となっていないかを調べる(ブロックA4)。比率Y%が境界値X%以下の場合(ブロックA4のYes)、消費電力Ponが設定値Pa以下であっても、PSC130Aは、ワイヤレス給電用受電回路141からの出力を継続させる(ブロックA3)。一方、比率Y%が境界値X%を超えている場合(ブロックA4のNo)、PSC130Aは、ワイヤレス給電用受電回路141からの出力を停止させるべく、ワイヤレス給電用受電回路141を制御する(ブロックA5)。
このように、本実施形態のPC1によれば、ワイヤレス給電を適応的に制御することが実現される。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。
本実施形態の電子機器も、第1実施形態と同様、ノート型のPC1として実現されているものと想定する。そこで、システム構成等についての説明は省略し、第1実施形態と同一の構成要素については、第1実施形態で用いた符号と同一の符号を用いる。
第1実施形態で説明したように、PC1が電源オフされている期間中も、EC/KBC130および電源回路142は、ワイヤレス給電用受電回路141により受電されるワイヤレス給電ユニット2からの電力または2次電池ユニット21からの電力によって動作する。ここでは、PC1が、ワイヤレス給電ユニット2からの給電を受け得る状況下で電源オフ状態にあることを想定する。
このような場合、PC1は、基本的には、2次電池ユニット21が満充電でなければ、ワイヤレス給電用受電回路141からの出力により2次電池ユニット21を充電し、満充電であれば、ワイヤレス給電用受電回路141からの出力を停止する。図6に、PC1が電源オフ状態におけるPSC130Aによるワイヤレス給電に関する基本的な制御の流れを示す。
PC1が電源オフの場合、PSC130Aは、まず、ワイヤレス給電用受電回路141からの出力が行われるように、ワイヤレス給電用受電回路141を制御する(ブロックB1)。その出力を受けて電源回路142による2次電池ユニット21の充電が行われる。
そこで、PSC130Aは、2次電池ユニット21が満充電となっていないかを監視する(ブロックB2)。満充電でなければ(ブロックB2のNo)、PSC130Aは、ワイヤレス給電用受電回路141からの出力を継続させる(ブロックB1)。一方、満充電の場合(ブロックB2のYes)、ワイヤレス給電用受電回路141からの出力を停止させるべく、ワイヤレス給電用受電回路141を制御する(ブロックB3)。
ところで、昨今、バッテリ駆動可能な電子機器のバッテリには、リチウムイオン電池が広く使用されている。本実施形態のPC1でも、リチウムイオン電池が2次電池ユニット21に適用されていることを想定する。一般的に、リチウムイオン電池の充電は、充電初期の段階では、定電流充電が行われ、電池電圧が一定の電圧に達した後、定電圧充電に切り替える方式を採用している。定電圧充電に切り替わると、徐々に、充電電流は低下し、所定の充電電流値となったところで満充電となる。
したがって、満充電に近い段階で、充電電流が低下することから、充電電力が小さくなり、満充電に近い状態では、ワイヤレス給電は、効率が悪い状態で行われることとなる。
この状態を回避するために、本実施形態のPC1では、満充電になる前に、ある程度の充電電力量で、充電を停止する。
本実施形態においては、電源オフ時における2次電池ユニット21への充電電力をPoffとし、充電電流が低下してくる際の充電電力を設定値Pcとして、充電電力Poffが設定値Pc以下となったら受電を停止する。また、2次電池ユニット21の充電電力量の比率Y%が予め定めた設定値Z%まで低下したら、充電を再開する。
図7は、本実施形態のPC1が電源オフ状態におけるPSC130Aによるワイヤレス給電に関する(本実施形態のPC1に固有の)制御の流れを示すフローチャートである。
PC1が電源オフの場合、PSC130Aは、まず、ワイヤレス給電用受電回路141からの出力が行われるように、ワイヤレス給電用受電回路141を制御する(ブロックC1)。PSC130Aは、充電電力Poffが設定値Pc以下となっていないかを調べる(ブロックC2)。
充電電力Poffが設定値Pcを超えている場合(ブロックC2のNo)、PSC130Aは、ワイヤレス給電用受電回路141からの出力を継続させる(ブロックC1)。一方、充電電力Poffが設定値Pc以下の場合(ブロックC2のYes)、PSC130Aは、ワイヤレス給電用受電回路141からの出力を停止させるべく、ワイヤレス給電用受電回路141を制御する(ブロックC3)。
また、ワイヤレス給電用受電回路141からの出力を停止させた場合、PSC130Aは、2次電池ユニット21の充電電力量の比率Y%が設定値Z%以下となっていないかを監視する(ブロックC4)。充電電力量の比率Y%が設定値Z%以下の場合(ブロックC4のYes)、PSC130Aは、ワイヤレス給電用受電回路141からの出力を再開させるべく、ワイヤレス給電用受電回路141を制御する(ブロックC1)。
このように、本実施形態のPC1によれば、さらに、ワイヤレス給電を適応的に制御することが実現される。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。
本実施形態の電子機器も、第1実施形態と同様、ノート型のPC1として実現されているものと想定する。そこで、システム構成等についての説明は省略し、第1実施形態と同一の構成要素については、第1実施形態で用いた符号と同一の符号を用いる。
第1実施形態で説明したように、ワイヤレス給電用受電回路141からの出力と、ワイヤレス給電用受電回路141からの出力の停止とが、頻繁に切り替わることを防止するために、PSC130Aは、消費電力Ponを、一定期間における平均値として算出するようにしてもよい。しかしながら、平均値による制御だけでは、受電の出力や出力停止が頻繁に発生するような場合が考えられなくはない。
そこで、本実施形態においては、ヒステリシスを持った制御を行う。即ち、第1実施形態では、消費電力Ponが設定値Pa以下か、消費電力Ponが設定値Paを超えているかにより、ワイヤレス給電用受電回路141からの出力と、ワイヤレス給電用受電回路141からの出力の停止とを切り換えるべく制御することとしていたが、本実施形態では、図8に示されるように、効率に関して、予め値の異なる2点の境界値を定める。これらをηa,ηb(ηa<ηb)とし、また、これらのそれぞれに対する受信電力をPa,Pbとする(Pa<Pb)。
図9のフローチャートを参照しながら、本実施形態のPC1が電源オン状態におけるPSC130Aによるワイヤレス給電に関する制御の流れを説明する。
PSC130Aは、PC1の電源オン直後においては、ワイヤレス給電用受電回路141からの出力が行われるように、ワイヤレス給電用受電回路141を制御する(ブロックD1)。一定期間経過後、PSC130Aは、PC1の消費電力Ponが設定値Pa以下となっていないかを調べる(ブロックD2)。消費電力Ponが設定値Paを超えている場合(ブロックD2のNo)、PSC130Aは、ワイヤレス給電用受電回路141からの出力を継続させる(ブロックD3)。
消費電力Ponが設定値Pa以下の場合(ブロックD2のYes)、PSC130Aは、続いて、2次電池ユニット21の充電電力量の比率Y%が境界値X%以下となっていないかを調べる(ブロックD4)。比率Y%が境界値X%以下の場合(ブロックD4のYes)、消費電力Ponが設定値Pa以下であっても、PSC130Aは、ワイヤレス給電用受電回路141からの出力を継続させる(ブロックD3)。一方、比率Y%が境界値X%を超えている場合(ブロックA4のNo)、PSC130Aは、ワイヤレス給電用受電回路141からの出力を停止させるべく、ワイヤレス給電用受電回路141を制御する(ブロックD5)。
また、ワイヤレス給電用受電回路141からの出力を停止させた場合、PSC130Aは、PC1の消費電力Ponが(設定値Paよりも大きい)設定値Pbを超えていないかを監視する(ブロックD6)。消費電力Ponが設定値Pbを超えている場合(ブロックD6のYes)、PSC130Aは、ワイヤレス給電用受電回路141からの出力を再開させるべく、ワイヤレス給電用受電回路141を制御する(ブロックD3)。ワイヤレス給電用受電回路141からの出力を停止させた場合、PSC130Aは、2次電池ユニット21の充電電力量の比率Y%が境界値X%以下となっていないかについても監視を行い、比率Y%が境界値X%以下の場合には、消費電力Ponが設定値Pbを超えていなくとも、ワイヤレス給電用受電回路141からの出力を再開させる。
このように、本実施形態のPC1によれば、さらに、ワイヤレス給電を適応的に制御することが実現される。
本実施形態に記載された様々な機能の各々は、処理回路によって実現されてもよい。処理回路の例には、中央処理装置(CPU)のような、プログラムされたプロセッサが含まれる。このプロセッサは、メモリに格納されたプログラムを実行することによって、記載された機能それぞれを実行する。このプロセッサは、電気回路を含むマイクロプロセッサであってもよい。処理回路の例は、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、マイクロコントローラ、コントローラ、他の電気回路部品も含む。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…PC、2…ワイヤレス給電ユニット、3…ACアダプタ、21…2次電池ユニット、21A…電池残容量IC(ガスゲージIC)、41…電源コネクタ、130…EC/KBC、130A…PSC、141…ワイヤレス給電用受電回路、142…電源回路、142A…消費電力測定部、301…ワイヤレス給電用送信回路。

Claims (8)

  1. 電子機器であって、
    ワイヤレス給電ユニットからワイヤレス給電を受けるための受電回路と、
    バッテリー駆動用の2次電池と、
    前記受電回路と前記2次電池とが接続され、前記電子機器に内蔵される回路に電力を供給する電源回路と、
    前記電力を測定する測定手段と、
    前記受電回路における前記ワイヤレス給電ユニットからの前記ワイヤレス給電を制御する制御手段と、
    を具備し、
    前記制御手段は、
    前記ワイヤレス給電ユニットからワイヤレス給電を受け得る状況下で、前記電子機器が電源オンされたとき、前記ワイヤレス給電ユニットからワイヤレス給電を受けるための制御を行い、前記測定手段から取得した前記電力のある期間における平均値が第1設定値以下の場合、前記受電回路における前記ワイヤレス給電ユニットからの前記ワイヤレス給電を停止する一方、
    前記ワイヤレス給電ユニットからワイヤレス給電を受け得る状況下で、前記電子機器が電源オフ状態のとき、前記2次電池が満充電状態でない場合、前記ワイヤレス給電される前記受電回路からの出力を継続させ、前記2次電池が満充電状態である場合、前記受電回路からの出力を停止する
    電子機器。
  2. 前記制御手段は、前記ワイヤレス給電を停止する前に前記2次電池の充電電力量を調べ、当該充電電力量が十分でなければ、前記電力のある期間における平均値が前記第1設定値以下の場合であっても、前記受電回路における前記ワイヤレス給電を継続する請求項1に記載の電子機器。
  3. 電子機器であって、
    ワイヤレス給電ユニットからワイヤレス給電を受けるための受電回路と、
    バッテリー駆動用の2次電池と、
    前記受電回路と前記2次電池とが接続され、前記電子機器に内蔵される回路に電力を供給する電源回路と、
    前記電力を測定する測定手段と、
    前記受電回路における前記ワイヤレス給電ユニットからの前記ワイヤレス給電を制御する制御手段と、
    を具備し、
    前記制御手段は、
    前記ワイヤレス給電ユニットからワイヤレス給電を受け得る状況下で、前記電子機器が電源オンされたとき、前記ワイヤレス給電ユニットからワイヤレス給電を受けるための制御を行い、一定期間後に、前記測定手段で測定された前記電源回路の前記電力が第1設定値以下の場合、前記2次電池の充電電力量に基づき、前記受電回路における前記ワイヤレス給電ユニットからの前記ワイヤレス給電を停止し、
    前記電子機器が電源オフ状態のとき、前記2次電池の充電電力量の比率が第2設定値以下である場合、前記受電回路からの出力を継続させ、前記2次電池の充電電力量の比率が前記第2設定値を超えている場合、前記受電回路からの出力を停止する
    電子機器。
  4. 前記制御手段は、前記2次電池の充電電力量の比率が第3設定値以下となっていないかを監視し、前記第3設定値以下の場合は前記受電回路からの出力を再開させる請求項に記載の電子機器。
  5. ワイヤレス給電ユニットからワイヤレス給電を受けるための受電回路と、バッテリー駆動用の2次電池と、前記受電回路と前記2次電池とが接続され、電子機器に内蔵される回路に電力を供給する電源回路と、前記電力を測定する測定手段とを有する電子機器の制御方法であって、
    前記ワイヤレス給電ユニットからワイヤレス給電を受け得る状況下で、前記電子機器が電源オンされたとき、前記ワイヤレス給電ユニットからワイヤレス給電を受けるための制御を行い、
    一定期間後に、前記測定手段から取得した前記電力のある期間における平均値が第1設定値以下の場合、前記受電回路における前記ワイヤレス給電ユニットからの前記ワイヤレス給電を停止する一方前記ワイヤレス給電ユニットからワイヤレス給電を受け得る状況下で、前記電子機器が電源オフ状態のとき、前記2次電池が満充電状態でない場合、前記ワイヤレス給電される前記受電回路からの出力を継続させ、前記2次電池が満充電状態である場合、前記受電回路からの出力を停止する
    制御方法。
  6. 前記ワイヤレス給電を停止する前に前記電源回路に接続されるバッテリー駆動用の2次電池の充電電力量を調べ、当該充電電力量が十分でなければ、前記電力のある期間における平均値が前記第1設定値以下の場合であっても、前記受電回路における前記ワイヤレス給電を継続する請求項に記載の制御方法。
  7. ワイヤレス給電ユニットからワイヤレス給電を受けるための受電回路と、バッテリー駆動用の2次電池と、前記受電回路と前記2次電池とが接続され、電子機器に内蔵される回路に電力を供給する電源回路と、前記電力を測定する測定手段と、前記受電回路における前記ワイヤレス給電ユニットからの前記ワイヤレス給電を制御する制御手段とを有する電子機器の制御方法であって、
    前記ワイヤレス給電ユニットからワイヤレス給電を受け得る状況下で、前記電子機器が電源オンされたとき、前記ワイヤレス給電ユニットからワイヤレス給電を受けるための制御を行い、一定期間後に、前記測定手段で測定された前記電源回路の前記電力が第1設定値以下の場合、前記2次電池の充電電力量に基づき、前記受電回路における前記ワイヤレス給電ユニットからの前記ワイヤレス給電を停止し、
    前記電子機器が電源オフ状態のとき、前記2次電池の充電電力量の比率が第2設定値以下である場合、前記受電回路からの出力を継続させ、前記2次電池の充電電力量の比率が前記第2設定値を超えている場合、前記受電回路からの出力を停止する
    制御方法。
  8. 前記2次電池の充電電力量の比率が第3設定値以下となっていないかを監視し、前記第3設定値以下の場合は前記受電回路からの出力を再開させる請求項に記載の制御方法。
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