JP6362668B2 - X線診断装置 - Google Patents

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本発明は、略C形アームを備えた回転撮影の可能なX線診断装置に関する。
肝臓の腫瘍を診断するためにCTHA(肝動脈造影下CT)、Single level Dynamic CTAと言う検査手技がある。これは肝動脈を造影しながらCT(コンピュータトモグラフィ)に撮影する方法である。しかし双方同じ肝動脈から造影するにも関わらず、通常これらの検査は別々の造影で行われ、患者の負担増加の一因となっている。
一方回転撮影技術としては既に造影剤注入後2回の連続した回転撮影機能は存在する。しかしこの撮影はあくまで血流と血管形状を観察するためだけのものであり、時間制御としては精度を全く必要としない。そのため1回目の回転撮影は造影注入開始時間を起点として撮影開始時間を設定しているが、2回目の回転撮影は1回目の撮影終了時間を起点として撮影開始時間を設定している。三次元画像再構成のためには、再構成の関心対象部に撮影中継続して造影剤が充満していることが必要であり、撮影開始時間制御には観察用の撮影以上の精度を必要とする。特に回転撮影時間は主に回転速度及び加減速時間によって変わってしまうが、回転速度は再構成の注目領域に造影剤が滞留する時間や、要求される画質レベルによって変更する必要がある。例えば動脈のように流れの速い部位ではC型アームを高速に回転する必要があり、僅かなコントラストの違いを観察する場合には細かい角度サンプリングピッチでデータを取得する必要があり、このような場合C型アームを低速に回転する必要がある。さらに加減速時間は回転を駆動するベルトの張りなどにより変わることがある。このような背景から1回目の撮影終了時間を起点として2回目撮影開始時間を設定することは困難であり、その結果再構成の関心対象部に造影剤が充満しない内に、もしくは逆に再構成の関心対象部に事前に造影剤が充満してしまって撮影終了時には再構成の関心対象部から造影剤が既に抜けてしまっているなどの危険性がある。この誤差は回転撮影回数が多くなればなるほど顕著となる。
本発明の目的は、2回以上の造影回転撮影を行う際に被検体の造影負担を低減すること及び2回目以降の撮影開始時間を精度良く、且つ簡易に同定するインターフェースを提供することにある。
本実施形態に係るX線診断装置は、X線を発生させるX線管と、前記X線を検出するX線検出器と、前記X線管と前記X線検出器とを、互いに対向するように保持するアームと、前記アームを回転自在に支持する支持機構と、前記アームの回転を駆動する回転駆動部と、前記X線管からX線を発生させるために高電圧を発生する高電圧発生部と、前記アームを回転させながら前記X線管からX線を連続的又は断続的に発生させ、前記X線検出器でX線検出を繰り返すように、前記支持機構、前記高電圧発生部及び前記X線検出器の動作を制御する回転撮影制御部と、を具備し、前記回転撮影制御部は、第1の再構成像を得るための第1の回転撮影動作と、第2の再構成像を得るための回転撮影動作であって前記第1の回転撮影動作よりもサンプリングピッチが狭い第2の回転撮影動作とを、単一の造影剤注入時刻を起点とした時間により時間制御管理して行なう、ものである。
本発明によれば、2回以上の造影回転撮影を行う際に被検体に生じる造影負担を低減することができ、2回目以降の撮影開始時間を精度良く行うことにより再構成像の画質を安定して適切に確保することができ、且つ撮影開始時間を簡易に同定することができる。
第1実施形態に係るX線診断装置の構成図である。 図1のX線撮影機構の外観図である。 第1実施形態の第1の撮影手順を示す図である。 図3の2回目の回転撮影で限局される領域を示す図である。 第1実施形態の第3の撮影手順を示す図である。 第1実施形態の第4の撮影手順を示す図である。 第2実施形態の撮影手順を示す図である。 第2実施形態に係るX線診断装置の構成図である。 図8の撮影シミュレーション部による造影剤注入開始タイミングと各回転撮影タイミングの設定支援するための縮小DSA画像(縮小ディジタルサブトラクションアンジオ画像)の一覧表示例を示す図である。 図8の撮影シミュレーション部による各回転撮影タイミングと各縮小DSA画像との関連付けを示すためのタイミングチャートと縮小DSA画像の一覧表示との一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明に係るX線診断装置を好ましい実施形態により説明する。
(第1実施形態)
図1に示すように、X線診断装置は、X線撮影機構10を有する。X線撮影機構10は、図2に示すように、X線管12とX線検出器14とを有する。X線検出器14は、典型的には、マトリクス状に配列された半導体検出素子を有するフラットパネルディテクタ(FPD:平面型X線検出器)で構成される。X線管12は、X線検出器14とともに、互いに対向する向きで略C形アーム60に搭載される。寝台天板50上の被検体は、X線管12と検出器14との間に配置される。画像メモリ25は、X線検出器14から出力され、典型的には前処理されたデータ(ここでは、画像データという)を全て記憶するために設けられる。
C形アーム60は、回転支持機構22に直交3軸XYZに関して回転可能に支持される。回転支持機構22は、天井吊り下げ式、または床置き式のいずれでもよい。回転駆動部23は、C形アーム60を軸XYZ各々について個別に回転するために構成される。回転撮影に際しては、C形アーム60は、軸Z又は軸Xを回転中心軸として回転される。
X線診断装置は、X線撮影機構10とともに、回転撮影コントローラ20、検出器コントローラ21、回転駆動部23、画像メモリ25、サブトラクション部27、画像拡大移動などを行うアフィン変換部32、3次元再構成部34、3次元画像処理部35、D/A変換部36、表示部37を有する。造影剤注入装置24は、X線診断装置の構成要素である又は構成要素でなく外部装置を構成するものであってもよい。
回転撮影コントローラ20は、造影剤注入装置24から造影剤注入開始時に出力される造影剤注入開始信号を契機として、1回(単一)の造影剤注入の後に回転撮影を複数回繰り返させ、これら複数回の回転撮影動作各々を単一の造影剤注入の時刻を起点とした時間(経過時間)により時間制御管理をする。それによれば、1回の造影後に複数の回転撮影動作を行うことができるようになり、2回以上の造影回転撮影を行う際に生じる被検体の造影負担を低減することが可能となる。
回転撮影コントローラ20は、回転撮影において、回転駆動部23を制御して高速にC形アーム60を回転させ、その回転期間中に高電圧発生部26を制御してX線管12からX線を連続的又は断続的に発生させ、また検出器コントローラ21を制御してX線検出器14でデータ収集を繰り返し実行させる。この回転撮影で撮影が繰り返され、その撮影の角度間隔をサンプリングピッチと定義する。
図3に本実施形態の典型的な回転撮影シーケンスを示している。ここでは2回の回転撮影の例で説明する。造影剤注入装置24から被検体に造影剤の注入が開始されると、造影剤注入開始を表す信号が造影剤注入装置24から出力される。回転撮影コントローラ20は当該信号を受けると、その時刻を時間管理制御の起点に設定する。
造影剤注入時刻から第1の時間が経過した時点で、回転撮影コントローラ20の制御により、回転駆動部23はC形アーム60を順方向に一定速度で回転する。回転角度は例えば200度に設定される。それとともに、造影剤注入時刻から第1の時間が経過した時点で、回転撮影コントローラ20の制御により、高電圧発生部26はX線管12への高電圧(管電圧)の連続的又は断続的な印加を開始する。それによりX線管12から連続的又は断続的にX線が発生開始される。発生されたX線はコリメータ装置16で成形され、被検体を透過してX線検出器14で検出される。X線検出器14では、回転撮影コントローラ20の制御下にある検出器コントローラ21の制御により、X線発生及びC形アーム60の回転に同期して信号蓄積/信号読み出しを繰り返す。それによりX線検出器14から画像データが繰り返し出力される。この1回目の回転撮影では、サンプリングピッチは例えば0.5度に設定され、1回目の回転撮影期間中には400フレームの画像データが取得される。
1回目の回転撮影が終了した後、C形アーム60は、逆方向に回転され、1回目の回転撮影の開始位置に戻される。
次に、造影剤注入時刻から第1の時間より長い第2の時間が経過した時点で、回転撮影コントローラ20の制御により、回転駆動部23はC形アーム60を順方向に第1の回転撮影と同じ速度で定速回転する。回転角度は1回目の回転撮影と同じ200度に設定される。それとともに、造影剤注入時刻から第2の時間が経過した時点で、回転撮影コントローラ20の制御により、高電圧発生部26はX線管12への高電圧の連続的又は1回目の回転撮影と同じ周期で断続的な印加を開始する。それによりX線管12から連続的又は、1回目の回転撮影と同じ周期で断続的にX線が発生開始される。発生されたX線はコリメータ装置16で成形され、被検体を透過してX線検出器14で検出される。X線検出器14では、回転撮影コントローラ20の制御下にある検出器コントローラ21の制御により、X線発生及びC形アーム60の回転に同期して1回目の回転撮影と同じ周期で信号蓄積/信号読み出しを繰り返す。それによりX線検出器14から画像データが繰り返し出力される。この2回目の回転撮影でも、1回目の回転撮影と同じサンプリングピッチ0.5度で、400フレームの画像データが取得される。
2回目の回転撮影ではコリメータ装置16のコリメータ開度は、例えば図4に示すように、1回目の回転撮影のそれよりも特定の関心部位だけを視野に収めるように上下方向に狭く絞り込まれても良い。典型的には1回目の回転撮影ではコリメータ開度は撮影視野FOVの全域をカバーするようにし、2回目の回転撮影では肝細胞癌の存在する特定の領域に、上下方向に狭く絞られる。関心部位は、直前の撮影画像を用いても良いし、また1回目の撮影画像を用いて、画像上で撮影範囲をマウスなどの図示しない入力デバイスで決定する。
以上で単一の造影剤注入後に行われる2回の回転撮影が終了する。
1回目の回転撮影では、典型的にはCTHA(肝動脈造影下CT)の撮影が用いられる。2回目の回転撮影では、典型的には、Single level dynamic CTA の代わりとなる肝細胞癌の周りのコロナ陰影を撮影するのに用いられる。
CTHAでは造影剤注入後1回目の回転撮影動作により収集した複数の画像(2次元)に対し、散乱線補正処理を適用し、その後、画像ムラ補正用画像からサブトラクション部でサブトラクション処理を行い、ビームハードニング補正部でビームハードニング補正を実施する。得られた複数の補正画像(2次元)から、3次元再構成部でCTHA画像(3次元)を再構成する。ここで画像ムラ補正画像は数ヶ月に一度のキャリブレーション作業の中で収集されるもので、X線管と検出器の間に何もない状態で撮影した画像である。
コロナ陰影撮影画像では、造影剤注入後2回目の回転撮影動作により収集した複数の画像(2次元)に対し、前記と同様に散乱線補正、サブトラクション処理、ビームハードニング処理を施した上で、3次元再構成部でコロナ陰影画像(3次元)を再構成する。
3次元画像処理部は、上記CTHA画像とコロナ陰影画像をMPR画像、MIP(Maximum Intensity Projection)画像、Volume Rendering 画像などの表示様態で切り替え表示する。またCTHA画像とコロナ陰影画像とをサブトラクション部でサブトラクションし、サブトラクション画像をCTHA画像、もしくはコロナ陰影画像と色を変えて合成表示することにより、肝細胞癌の周辺にコロナ陰影が存在していることが容易に確認することができるようになり、肝細胞癌の診断に有用な情報となる。
このように1回(単一)の造影剤注入の後に回転撮影を複数回繰り返すことができ、2回以上の造影回転撮影を行う際に被検体の造影負担を低減することが可能となる。
図5には、撮影対象がCTHAと同様に肝動脈の場合の変形例を示している。この場合造影剤注入開始前に造影効果のない回転マスク画像を収集し、造影剤注入後1回目の回転撮影ではCTHAと同様に肝動脈の画像を1度毎に収集し、全体で200フレーム、2回目はコロナ陰影画像を0.5度毎に収集し、全体で400フレーム収集する。肝動脈画像は回転マスク画像とサブトラクションした後、3次元再構成部で再構成し、3次元肝動脈画像を得る。コロナ陰影画像は前例と同様に、散乱線補正、サブトラクション処理、ビームハードニング処理を施した上で、3次元再構成部でコロナ陰影画像(3次元)を再構成する。予め収集したマスク画像とサブトラクションすることにより血管情報のみを抽出することができるため、プロジェクション数が少なくても対象となる腫瘍を描出することができる。そのため患者に注入する造影剤量を少なくすることができると言うメリットがこの変形例にはある。コロナ陰影は淡い陰影であり再構成するには十分なプロジェクション数が必要であるが、血流によって殆ど変化しないので、この描出のための造影剤量の増加は必要ない。
図6には、撮影対象がCTHAと同様に肝動脈の場合のもう一つの変形例を示している。この場合も造影剤注入開始前に造影効果のない回転マスク画像を収集し、造影剤注入後1回目の回転撮影ではCTHAと同様に肝動脈の画像を0.5度毎に収集し、全体で400フレーム、2回目は静脈画像を1度毎に収集し、全体で200フレーム収集する。肝動脈画像は前例と同様に、散乱線補正、サブトラクション処理、ビームハードニング処理を施した上で、3次元再構成部でCTHA画像(3次元)を再構成する。静脈画像は、回転マスク画像とサブトラクションした後、3次元再構成部で再構成し、3次元静脈画像を得る。静脈は造影剤濃度が薄まってしまう問題があるが、予め収集したマスク画像とサブトラクションすることにより血管情報のみを抽出することができるため、静脈を特に造影剤量を増やすことなく描出できる。1回目の回転撮影のサンプリングピッチと、2回目の回転撮影のサンプリングピッチとは同じに設定しても良いし、各撮影対象や撮影モードに応じて個々に設定して相違させるようにしても良い。
また、図示しないが、円柱形の撮影視野FOVの大きさ(通常は半径で扱われる)についても、1回目の回転撮影と2回目の回転撮影とで同じに設定しても良いし、各撮影対象や撮影モードに応じて個々に設定して相違させるようにしてもよい。撮影視野FOVが小さいときは、X線管12及びX線検出器14をX軸方向にシフトさせて高解像度を確保するようにしてもよい。
このように本実施形態では、2回以上の造影回転撮影を行う際に被検体の造影負担を低減することができる。
(第2実施形態)
図7には第2実施形態による撮影手順を示している。図8には第2実施形態による装置構成を示している。図1と同じ部分には同じ符号を付して説明は省略する。本実施形態では、典型的には脳動脈への適用が考えられる。
造影剤注入時刻から第1の時間が経過した時点で、回転コントローラ20の制御により、回転駆動部23はC形アーム60を順方向に一定速度で回転する。この1回目の回転撮影では、血流速度の速い動脈部を注目領域としているため、回転速度は例えば50度/secに設定される。回転角度は例えば200度に設定される。それとともに、造影剤注入時刻から第1の時間が経過した時点で、回転撮影コントローラ20の制御により、高電圧発生部26はX線管12への高電圧(管電圧)の連続的又は断続的な印加を開始する。それによりX線管12から連続的又は断続的にX線が発生開始される。
発生されたX線はコリメータ装置16で成形され、被検体を透過してX線検出器14で検出される。X線検出器14では、回転撮影コントローラ20の制御下にある検出器コントローラ21の制御により、X線発生及びC形アーム60の回転に同期して信号蓄積/信号読み出しを繰り返す。それによりX線検出器14から画像データが繰り返し出力される。動脈部では濃度分解能はそれほど必要としていないため、ここで被曝線量を考慮しサンプリングピッチは例えば2度に設定され、1回目の回転撮影期間中には100フレームの画像データが取得される。
次に、造影剤注入時刻から第1の時間より長い第2の時間が経過した時点で、回転コントローラ20の制御により、回転駆動部23はC形アーム60を逆方向に一定速度で回転する。この2回目の回転撮影では、1回目の回転撮影の撮影部位とは異なり、毛細血管部を注目領域として設定し、静脈の影響を抑えるために回転速度は、1回目の回転撮影の回転速度と同等の例えば50度/secに設定される。回転角度は例えば200度に設定される。それとともに、造影剤注入時刻から第2の時間が経過した時点で、回転撮影コントローラ20の制御により、高電圧発生部26はX線管12への高電圧(管電圧)の連続的又は断続的印加を開始する。それによりX線管12から連続的又は断続的にX線が発生開始される。発生されたX線はコリメータ装置16で成形され、被検体を透過してX線検出器14で検出される。
X線検出器14では、回転撮影コントローラ20の制御下にある検出器コントローラ21の制御により、X線発生及びC形アーム60の回転に同期して信号蓄積/信号読み出しを繰り返す。それによりX線検出器14から画像データが繰り返し出力される。毛細血管部では動脈部と同様に造影剤の流れは速いが、濃度分解能は高いレベルを必要とするため、ここでは、1回目の回転撮影のフレームレートより速いフレームレートに設定され、それによるサンプリングピッチは例えば0.85度に設定され、2回目の回転撮影期間中には250フレームの画像データが取得される。
次ぎに造影剤注入時刻から第2の時間より長い第3の時間が経過した時点で、回転コントローラ20の制御により、回転駆動部23はC形アーム60を順方向に一定速度で回転する。この3回目の回転撮影では、1回目、2回目の回転撮影の撮影部位とは異なり、毛細血管部と静脈部の両方を注目領域として設定し、より細かい濃度変化を捉える必要があるため、回転速度は、1回目の回転撮影及び2回目の回転撮影の回転速度よりも遅く、例えば30度/secに設定される。回転角度は例えば200度に設定される。それとともに、造影剤注入時刻から第3の時間が経過した時点で、回転撮影コントローラ20の制御により、高電圧発生部26はX線管12への高電圧(管電圧)の連続的又は断続的な印加を開始する。それによりX線管12から連続的又は断続的にX線が発生開始される。発生されたX線はコリメータ装置16で成形され、被検体を透過してX線検出器14で検出される。X線検出器14では、回転撮影コントローラの制御下にある検出器コントローラ21の制御により、X線発生及びC形アーム60の回転に同期して信号蓄積/信号読み出しを繰り返す。それによりX線検出器14から画像データが繰り返し出力される。毛細血管部と静脈部では濃度分解能はかなり高いレベルが必要とされるため、ここではサンプリングピッチは例えば0.5度に設定され、2回目の回転撮影期間中には400フレームの画像データが取得される。
動脈再構成では、造影剤注入後1回目の回転撮影動作により収集した複数の画像(2次元)を造影剤注入前に収集した画像(2次元マスク画像)とサブトラクション部27でサブトラクション処理し、得られた複数のサブトラクション画像(2次元)から、3次元再構成部で動脈画像(3次元)を再構成する。2次元マスク画像を収集しない場合では、造影剤注入後1回目の回転撮影動作により収集した複数の画像(2次元)に対し、散乱線補正部により散乱線補正処理を適用し、その後、画像ムラ補正用画像からサブトラクション部でサブトラクション処理を行い、ビームハードニング補正部でビームハードニング補正を実施する。得られた複数の補正画像(2次元)から、3次元再構成部でAngio CT画像(3次元)を再構成する。
毛細血管画像では、造影剤注入後2回目の回転撮影動作により収集した複数の画像(2次元)に対し、前記と同様に散乱線補正、サブトラクション処理、ビームハードニング処理を施した上で、3次元再構成部で毛細血管画像(3次元)を再構成する。毛細血管画像は一般に造影剤濃度情報が非常に薄いため、動脈と同様に再構成するとS/Nが悪くなる。その問題を解決するため、再構成フィルターを変更し、高周波強調を抑えたフィルターをかけることでノイズを抑制できる。なお再構成は動脈と同様に行い、表示の段階で低域フィルター(ローパスフィルター)をかけても同じ効果を得ることができる。
毛細血管と静脈画像では、造影剤注入後3回目の回転撮影動作により収集した複数の画像(2次元)に対し、前記と同様に散乱線補正、サブトラクション処理、ビームハードニング処理を施した上で、3次元再構成部で毛細血管・静脈画像(3次元)を再構成する。毛細血管・静脈画像も造影剤濃度情報が非常に薄いため、動脈と同様に再構成するとS/Nが悪くなる。その問題を解決するため、再構成フィルターを変更し、高周波強調を抑えたフィルターをかけることでノイズを抑制できる。高周波強調の程度から言うと、動脈再構成時が最も高周波強調が高く、次に毛細血管・静脈画像再構成時、もっとも低域フィルターに近いのが毛細血管画像の再構成時である。なお再構成は動脈と同様に行い、表示の段階で低域フィルター(ローパスフィルター)をかけても同じ効果を得ることができる。
3次元画像処理部は、上記動脈画像、Angio CT画像あるいは毛細血管画像、毛細血管・静脈画像をMPR画像、MIP (Maxim Intensity Projection) 画像、Volume Rendering 面像などの表示様態で切り替え表示する。また動脈画像もしくはAngio CT画像から抽出した動脈情報を、毛細血管画像、毛細血管・静脈画像と色を変えて合成表示することにより、動脈とその近辺の毛細血管部の血流とを理解するのに有用である。さらに毛細血管・静脈画像と毛細血管画像とをサブトラクション部でサブトラクションし、サブトラクション画像を毛細血管画像、もしくは毛細血管・静脈画像と色を変えて合成表示することにより、毛細血管部における時間的な濃度変化が大雑把に確認することができるようになり、毛細血管部における塞栓の疑いや機能低下の疑いについて有用な情報となる。
複数の回転撮影を実施する場合、特に造影注入開始時間から各回転撮影への時間が長くなるほど、血流速度の個体差による影響を受け易くなり、さらに各回転撮影の条件が変わってくると、撮影手順を明確化し、造影注入開始時間から各回転撮影開始までの時間を決めるのが難しくなる。本実施形態に係る装置は、撮影手順の設定を支援する撮影シミュレーション部39を装備している。以下の説明は、撮影シミュレーション部39の支援のもとで行われる撮影手順の設定手順を簡便化する方法である。
1)撮影プログラム上で、「撮影シーケンス設定ナビ」スイッチを押す。
2)直前の撮影画像を縮小DSA画像で多数表示する。
3)造影開始タイミングに相当するフレームを同定する。自動造影剤注入器を用いて注入した場合は、自動造影剤注入器に造影開始信号を送ったタイミングをDSA画像と関連付けて記憶させておき、そのタイミングを造影開始タイミングとして同定する。注射器で注入した場合は、マウスで造影開始に相当するフレームを選択(左クリック)し、プルダウンメニューから「造影開始タイミングを選択する」を指定することで造影開始タイミングを同定する。例えばここでは図9の(1、3)(第1行目の第3列目の画像100)が造影開始タイミングに収集された画像であると同定する。
4)第1の時間に相当するフレームを同定する。第1の時間に相当するフレームを選択(左クリック)し、プルダウンメニューから「第1の回転画像撮影タイミングを選択する」を指定することで第1の時間に相当するフレームを同定する。例えばここでは図9の(1、5)(第1行目の第5列目の画像101)が第1の回転画像撮影タイミングに収集された画像であると同定する。
5)第2の時間に相当するフレームを同定する。第2の時間に相当するフレームを選択(左クリック)し、プルダウンメニューから「第2の回転画像撮影タイミングを選択する」を指定することで第2の時間に相当するフレームを同定する。例えばここでは図9の(2、5)(第2行目の第5列目の画像102)が第2の回転画像撮影タイミングに収集された画像であると同定する。
6)第3の時間に相当するフレームを同定する。第3の時間に相当するフレームを選択(左クリック)し、プルダウンメニューから「第3の回転画像撮影タイミングを選択する」を指定することで第3の時間に相当するフレームを同定する。例えばここでは図9の(5、4)(第5行目の第4列目の画像103)が第3の回転画像撮影タイミングに収集された画像であると同定する。
7)全てのタイミングが同定されると、撮影シミュレーション部39により、タイミングチャートが作成され、図10に例示するように、表示される。タイミングチャート上の時間と、縮小DSA画像とが関連付けられる。具体的にはタイミングチャート上で1回目の回転撮影に相当する部分は赤(図10では右斜線部分)で表示され、その1回目の回転撮影で収集された画像が赤枠で囲んで表示される。2回目の回転撮影に相当する部分は青(図10では左斜線部分)で表示され、その2回目の回転撮影で収集された画像が青枠で囲んで表示される。3回目の回転撮影に相当する部分は黄緑(図10では網掛け部分)で表示され、その3回目の回転撮影で収集された画像が黄緑枠で囲んで表示される。
8)この段階で動画表示を操作者が指示すると、造影剤注入開始以後に収集された全フレームが動画表示対象に設定され、動画再生中において各回転撮影で収集された画像が表示された時には、例えば「1回目の回転撮影中」、「2回目の回転撮影中」、「3回目の回転撮影中」のメッセージなどの状態を区別する情報が表示される。
9)タイミングチャート上で1回目の回転撮影に相当する部分をクリックすると、1回目の回転撮影で収集した画像を囲む赤枠のみが鮮明に表示され、他の2、3回目の回転撮影で収集した画像を囲む青枠及び黄緑枠がそれぞれ灰色との混色で表示される。
10)この段階で動画表示を操作者が指示すると、1回目の回転撮影で収集された画像が動画表示対象に設定され、1回目の回転撮影で収集された画像だけが動画表示される。
11)任意のフレームをクリックすると、その画像を囲む枠が強調され、その時間に相当するタイミングがタイミングチャート上で矢印で表示される。
12)撮影開始タイミングをタイミングチャート、縮小DSA画像上で修正することができる。具体的には例えば1回目の回転撮影に当たる部分(赤枠)をドラッグしたまま、左右に移動する。もしくは縮小DSA画像上で変更したいフレームをクリックし、各撮影の開始をプルダウンメニューから再度選択する。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明は、2回以上の造影回転撮影を行う際に被検体の造影負担を低減すること及び2回目以降の撮影開始時間を精度良く、且つ簡易に同定するインターフェースを提供する分野に利用可能性がある。
12…X線管、14…X線検出器、20…回転撮影コントローラ、21…検出器コントーラ、22…回転支持機構、23…回転駆動部、24…造影剤注入装置、25…画像メモリ、26…高電圧発生部、27…サブトラクション部、32…アフィン変換部、34…3次元再構成部、35…3次元画像処理部、36…D/A変換部、37…表示部、60…C形アーム。

Claims (12)

  1. X線を発生させるX線管と、
    前記X線を検出するX線検出器と、
    前記X線管と前記X線検出器とを、互いに対向するように保持するアームと、
    前記アームを回転自在に支持する支持機構と、
    前記アームの回転を駆動する回転駆動部と、
    前記X線管からX線を発生させるために高電圧を発生する高電圧発生部と、
    前記アームを回転させながら前記X線管からX線を連続的又は断続的に発生させ、前記X線検出器でX線検出を繰り返すように、前記支持機構、前記高電圧発生部及び前記X線検出器の動作を制御する回転撮影制御部と、
    を具備し、
    前記回転撮影制御部は、第1の再構成像を得るための第1の回転撮影動作と、第2の再構成像を得るための回転撮影動作であって前記第1の回転撮影動作よりもサンプリングピッチが狭い第2の回転撮影動作とを、単一の造影剤注入時刻を点とした時間により時間制御管理して行なう、X線診断装置。
  2. 前記回転撮影制御部は、前記第1の回転撮影動作が終わった後に間隔を設けて前記第2の回転撮影動作を行なうよう前記時間制御管理をする、請求項1に記載のX線診断装置。
  3. 前記回転駆動部は、順方向において前記第1の回転撮影動作が行なわれた後、前記アームが前記第1の回転撮影動作の開始位置まで戻るように逆方向に制御され、その後、前記順方向において前記第2の回転撮影動作が行なわれるように制御される、請求項2に記載のX線診断装置。
  4. 前記回転駆動部は、順方向において前記第1の回転撮影動作が行なわれた後、逆方向において前記第2の回転撮影動作が行なわれるように制御される、請求項2に記載のX線診断装置。
  5. 前記第1の回転撮影動作及び前記第2の回転撮影動作を制御するため、前記時間を設定するためのインターフェース部をさらに備え、
    前記インターフェース部は、
    事前に収集した撮影画像を参照画像として表示する表示部と、
    前記表示した撮影画像又はその検査情報から造影開始時間を同定する造影開始時間同定部と、
    前記第1の回転撮影動作及び前記第2の回転撮影動作の開始時間を別々に設定する撮影開始時間設定部と、
    を有する、請求項1から4のうちいずれか一項に記載のX線診断装置。
  6. 前記事前に収集した撮影画像は複数であって、前記複数の前記事前に収集した撮影画像から、前記造影開始時間に撮影時間が最も近い撮影画像を前記参照画像として同定する参照画像同定部をさらに備える、請求項5に記載のX線診断装置。
  7. 前記X線管からのX線照射野を制限する可変のコリメータ装置をさらに備え、前記第1の回転撮影動作におけるX線照射野が、第2の回転撮影動作におけるX線照射野よりも狭く又は広くなるように前記コリメータ装置を制御する、請求項1から6のうちいずれか一項に記載のX線診断装置。
  8. 前記第2の回転撮影動作で撮影した画像を、前記第1の回転撮影動作で撮影した画像と区別する態様で表示する表示部をさらに備える、請求項1から7のうちいずれか一項に記載のX線診断装置。
  9. 前記第1の回転撮影動作及び前記第2の回転撮影動作の各々の撮影開始タイミングを操作者指示に従ってタイミングチャート上で変更する変更部をさらに備える、請求項1から8のうちいずれか一項に記載のX線診断装置。
  10. 前記第1の回転撮影動作及び前記第2の回転撮影動作は、撮影視野が相違する、請求項1から9のうちいずれか一項に記載のX線診断装置。
  11. 前記第1の回転撮影動作及び前記第2の回転撮影動作には、肝動脈造影下CTスキャンと、静脈相CTスキャンとが含まれる、請求項1から10のうちいずれか一項に記載のX線診断装置。
  12. 前記回転撮影制御部は、さらに、第3の回転撮影動作を、前記単一の造影剤注入時刻を点とした時間により時間制御管理して行なう請求項1から11のうちいずれか一項に記載のX線診断装置。
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