JP6362094B2 - 印刷検品装置、印刷検品方法及びプログラム - Google Patents

印刷検品装置、印刷検品方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6362094B2
JP6362094B2 JP2014124304A JP2014124304A JP6362094B2 JP 6362094 B2 JP6362094 B2 JP 6362094B2 JP 2014124304 A JP2014124304 A JP 2014124304A JP 2014124304 A JP2014124304 A JP 2014124304A JP 6362094 B2 JP6362094 B2 JP 6362094B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
printing
placeholder
unit
variable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014124304A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016004419A (ja
JP2016004419A5 (ja
Inventor
敦 猪瀬
敦 猪瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2014124304A priority Critical patent/JP6362094B2/ja
Priority to US14/738,653 priority patent/US9940075B2/en
Publication of JP2016004419A publication Critical patent/JP2016004419A/ja
Publication of JP2016004419A5 publication Critical patent/JP2016004419A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6362094B2 publication Critical patent/JP6362094B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • G06F3/1201Dedicated interfaces to print systems
    • G06F3/1202Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to achieve a particular effect
    • G06F3/121Facilitating exception or error detection and recovery, e.g. fault, media or consumables depleted
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • G06F3/1201Dedicated interfaces to print systems
    • G06F3/1223Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to use a particular technique
    • G06F3/1237Print job management
    • G06F3/1242Image or content composition onto a page
    • G06F3/1243Variable data printing, e.g. document forms, templates, labels, coupons, advertisements, logos, watermarks, transactional printing, fixed content versioning
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • G06F3/1201Dedicated interfaces to print systems
    • G06F3/1223Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to use a particular technique
    • G06F3/1237Print job management
    • G06F3/1253Configuration of print job parameters, e.g. using UI at the client
    • G06F3/1256User feedback, e.g. print preview, test print, proofing, pre-flight checks
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • G06F3/1201Dedicated interfaces to print systems
    • G06F3/1278Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to adopt a particular infrastructure
    • G06F3/1285Remote printer device, e.g. being remote from client or server
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/0002Inspection of images, e.g. flaw detection
    • G06T7/0004Industrial image inspection
    • G06T7/001Industrial image inspection using an image reference approach
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30108Industrial image inspection
    • G06T2207/30144Printing quality

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Description

本発明は、印刷検品装置、印刷検品方法及びプログラムに関し、特に、使用するバリアブルオブジェクトを印刷直前に決定しながら印刷を行うバリアブル印刷の印刷検品に関する。
近年、電子写真方式やインクジェット方式のデジタルプリンタの高速化・高画質化に伴い、プリント・オン・デマンド(Print On Demand;以下、PODと表記する)市場が拡大している。PODは、従来のオフセット印刷などに比べ、比較的小ロットの印刷ジョブを短納期で行うことができ、電子データを用いる特性を生かして、バリアブルデータ印刷(Variable Data Printing;以下、VDPと表記する)が行なわれている。VDPの文書では、固定部分のオブジェクト(以下、固定オブジェクトと表記する)と可変部分のオブジェクト(以下、可変オブジェクトと表記する)を有し、可変オブジェクトを顧客ごとに変えて印刷を行うことでそれぞれ内容の異なる印刷を可能としている。バリアブル印刷用の言語仕様としてISO16612−2 PDF/VT(Variable data and Transactional)が発行されている。
PDF/VTは、PDFをベースとしたPDLであるため、PDF(Portable Document Format)を印刷データとして扱うワークフローに対して親和性が高い。一般的に、VDPではデータソースのレコード数が非常に多い。具体的には、例えば、1レコードあたり20ページで、1000個のレコードがある場合、PDF/VTは、20000ページものページ情報を有することになる。すなわち、ページ情報1つのデータ量は、そのページの複雑さ(描画データの量など)に依存するため、一概には予測できないものの、レコード数の多いVDPの場合、ページ情報の数が多くなり、結果として、全体のデータ量が非常に大きくなってしまう。
そこで、VDPデータを、印刷データとデータソースに分け、印刷時に印刷データとデータソースを合成する方法が開示されている(特許文献1)。この方法は、印刷データを1レコード分のページ情報とレコード毎に動的に変化する可変部分の構成情報で構成し、印刷時に可変部分の構成情報をデータソースと合成するため、データ量を1レコード分に削減する。
また、印刷する対象の印刷用画像と、印刷物をスキャナ等で読取り、両者を比較することで、正常に印刷できたか否かを判定する印刷検品技術がある。上記印刷検品技術とバリアブル印刷技術を使用し、固定部分と可変部分に対し異なる判定基準で比較する方法が開示されている(特許文献2)。
特開2013−134748号公報 特開2012−000876号公報
しかしながら、特許文献1に示す方法では、従来のようにすべての合成処理が完了した後に印刷する場合と違い、合成処理において画像合成が正常に終了しないことがある。また、印刷直前に画像合成を行うバリアブル印刷では、画像合成は正常に作成されていること前提としている。そのため、印刷用画像の合成処理においてエラーが発生しても、エラーとなった異常データをそのまま印刷用画像とし、その印刷用画像に基づき印刷した印刷物をスキャナで読み取った画像は、印刷用画像と比較・検品しても同一のため検品エラーにならない。つまり、従来と同じやり方で検品処理を行うと検品エラーのチェックが機能しなくなってしまうという恐れがある。
本発明は、上記課題を鑑みて、印刷直前に画像合成を行うバリアブル印刷において画像合成の際にエラーなどが発生した場合であっても、印刷物の検品処理においてエラーを検出することができる印刷検品装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の印刷検品装置は、バリアブル印刷の印刷物の検品を行う印刷検品装置であって、保存手段に保存されている前記バリアブル印刷で使用するオブジェクトを取得し、前記取得したオブジェクトを合成して合成画像を生成する合成手段と、前記合成手段により前記合成画像が正常に生成された場合は、当該合成画像を印刷用画像と照合用画像との両方に設定し、前記合成手段により前記合成画像が正常に生成されなかった場合は、前記印刷用画像と前記照合用画像とに互いに異なる画像を設定する画像設定手段と、前記画像設定手段で設定された前記印刷用画像を印刷するようプリンタに指示することにより前記印刷物を生成する印刷手段と、前記生成された印刷物をスキャナで読取って画像データを取得する取得手段と、前記取得手段で取得された前記画像データと、前記画像設定手段で設定された前記照合用画像とを比較することにより、前記印刷物の検品を行う比較手段と、を備え、前記画像設定手段は、前記合成手段により前記合成画像が正常に生成されなかった場合、前記印刷用画像として白紙画像を設定し、前記照合用画像として白紙と対照的な色の画像を設定することを特徴とする。

本発明によれば、印刷直前に画像合成を行うバリアブル印刷において画像合成時に異常(エラー)などが発生した場合であっても、印刷物の検品処理においてエラーを検出することができる印刷検品装置を提供することができる。
印刷検品装置および印刷する用紙の一例を示す全体構成図である。 印刷検品装置の概略構成を示すブロック図である。 印刷検品処理の全体処理を示すフローチャートである。 印刷検品処理において使用するデータの具体例を示す図である。 使用画像決定処理の詳細な処理を示すフローチャートである。 画像検品処理において使用するデータの具体例を示す図である。 第2実施形態に係る印刷検品処理におけるデータの一例を示す図である。 第2実施形態に係る画像合成処理を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る印刷検品処理におけるデータの一例を示す図である。 第3実施形態に係る画像合成処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面などを参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態に係る印刷検品装置および印刷検品装置が印刷する用紙の一例を示す全体構成図である。以下、図1を参照して、印刷検品装置100の概要を説明する。図1において、印刷検品装置100は、ハードウェア部として、リーダ120と、プリンタ121と、スキャナ122と、スピーカ123とを備える。また、ソフトウェア・データ部として、識別子解析部110と、バリアブルオブジェクト取得部111と、画像合成部112と、を備える。さらに、使用画像決定部(画像設定手段)113と、印刷部114と、実績画像取得部115と、比較検品部116と、検品結果出力部117と、データ保持部118とを備える。なお、印刷検品装置100は、ライン上のカット用紙またはロール紙などの連帳印刷用紙である用紙140を対象とし、印刷用紙140にある識別子の読取り、印刷、印刷物のスキャンおよび検品を実施し、検品結果を出力する。
図1において、領域1(130−1)から領域6(130−6)は、用紙140が置かれている位置を表すために説明上表示している。用紙140は、領域1(130−1)から領域2(130−2)へ、領域2(130−2)から領域3(130−3)へと移動し、領域6(130−6)に至る。以下、用紙140を対象に説明を行うが、用紙140が領域6(130−6)にある時は、領域1(130−1)から領域5(130−5)には別の用紙があってもよい。
また、リーダ120は、用紙140がリーダの読取り領域(領域1(130−1)の位置)に存在する時に、用紙140を識別する識別子の読込を行う。なお、本実施形態では、識別子は、用紙140の右上に予め印字されているバーコードで説明するが、別の識別子であってもよい。プリンタ121は、用紙140がプリンタの出力領域(領域3(130−3)の位置)にある時に、印刷を行う。スキャナ122は、用紙140がスキャナの読取り領域(領域5(130−5)の位置)にある時に、用紙のスキャニングを行う。スピーカ123は、検品結果において、エラーとなった場合にエラー発生を知らせる音を発する。
用紙140は、右から左に、例えば、1m/s(秒速1メートル)の速度で移動している。用紙140の幅と同じく領域1(130−1)から領域6(130−6)の各々の幅が10cm(センチメートル)とすると、用紙140が領域1つ分移動するのに要する時間は、100ms(ミリ秒)となる。すなわち、領域1(130−1)の位置にある用紙が領域2(130−2)の位置に移動するのに100msの時間を要する。領域1(130−1)の位置にあった用紙140は、200ms後に領域3(130−3)の位置に移動し、さらにその200ms後(すなわち、トータルで400ms後)には、領域5(130−5)の位置に移動する。なお、本実施形態では、用紙140の移動速度に基づき移動時間を計算することで、リーダ120が処理した後の経過時間によって、上記3つの位置にある用紙の同期を取っている。つまり、領域1(130−1)で読み込んだ用紙140は、200ms後に領域3(130−3)の位置で印刷が行われ、さらに200ms後(すなわち、トータルで400ms後)に領域5(130−5)の位置で読取りが行われる。
識別子解析部110は、リーダ120が読み込んだ用紙の識別子を解析し、識別子解析情報を作成する。ここで、識別子解析情報とは、識別子を解析した結果のデータであり、本実施形態では、後述の図6(C)で示すように、idを1件有する。また、識別子解析情報は、バリアブルオブジェクトを一意に識別することが可能な情報である。バリアブルオブジェクト取得部111は、識別子解析情報を受け取り、データ保持部118から識別子解析情報をキーとして該当するバリアブルオブジェクトを取得する。
画像合成部112は、データ保持部118にあるテンプレートを取得する。そして、画像合成部112は、取得したテンプレートと、バリアブルオブジェクト取得部111で取得したバリアブルオブジェクトとで合成を行い、合成画像を作成する。また、テンプレートは、常に一定の情報を印刷する固定部分(固定オブジェクト)と、可変情報を印刷する可変部分(可変オブジェクト)を有する。具体的には、テンプレート上の可変部分であるプレースホルダに対し、バリアブルオブジェクトを配置し画像として作成する。
使用画像決定部113は、画像合成部112で合成画像が正常に生成されたか否かの情報を受け、印刷用と照合用に使用する画像を決定する。印刷部114は、使用画像決定部113で決定した印刷用画像を使用し、プリンタ121に対し印刷を指示する。実績画像取得部115は、領域5(130−5)の位置にある用紙を、スキャナ122を介してスキャニングした結果の画像を実績画像として取得する。比較検品部116は、実績画像取得部115で取得した実績画像と使用画像決定部113で決定した照合用画像の比較を行う。そして、比較の結果相違がある場合、検品エラーとなる。検品結果出力部117は、比較検品部116からの検品結果を受け、検品決結果がエラーの場合、スピーカ123に対してエラー発生時に発する音声等の出力を行う。データ保持部118は、バリアブル印刷の固定部分、可変部分を持つテンプレートと、データソースと、エラー発生時に使用する印刷用画像と、エラー発生時に使用する照合用画像を保持している。エラー発生時に使用する印刷用画像と、エラー発生時に使用する照合用画像は、具体例を示し後述で説明を行う。
図2は、本実施形態に係る画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。図2において、Central Processing Unit(CPU)201は、ROM202、記憶装置203に格納された制御プログラムに基づいてCPUデバイスに接続された各デバイスを制御する。Read Only Memory(ROM)202は、各種の制御プログラムやデータを保持する。Random Access Memory(RAM)204は、CPU201のワーク領域、エラー処理時のデータの退避領域、制御プログラムのロード領域等を有する。記憶装置203は、各種制御プログラムや各種データを保存する。ネットワーク・インターフェイス(Net−IF)205は、他の情報装置等とネットワーク206を介して通信を行うことができる。
CPU201に対する制御プログラムの提供は、ROM202、記憶装置203から行ってもよく、ネットワーク206を介して他の情報装置等から行ってもよい。デバイスとの入力インターフェイス211は、装置に対しデータの入力を行う。出力インターフェイス207は、装置で生成したデータ及び保持するデータやネットワーク206を介して供給されたデータを出力する。入力インターフェイス211は、スキャナ122およびリーダ120の入力デバイスと接続されている。出力インターフェイス207は、スピーカ123とプリンタ121の出力デバイスと接続されている。CPUバス214は、アドレスバス、データバスおよびコントロールバスを含む。また、CPUバス214は、入力インターフェイス211、出力インターフェイス207、Net−IF205、CPU201、ROM202、RAM204、記憶装置203と接続している。
なお、本実施形態では、本発明内容を含む情報処理プログラムコードが記憶装置203に格納されており、CPU201によって実行される。リーダ120やスキャナ122から取得したデータは、入力インターフェイス209を介し、RAM204に保管される。CPU201は、制御プログラムに基づきRAM204の内容の認識と解析を行う。解析された結果は、必要に応じてRAM204、記憶装置203を介し、スピーカ123、プリンタ121およびNet−IF205、ネットワーク206を介して他の装置に伝えられる。
図3は、本実施形態に係る処理フロー図である。以下、複数の図を用いて、印刷検品装置の処理フローおよびデータの具体例について説明する。図3(B)は、図1のデータ保持部118が保持するデータの詳細を示す。図3(B)は、データソース321、テンプレートデータ322、エラー発生時印刷用画像323、エラー発生時照合用画像324を保持する。図3(A)、(C)、および(D)は、処理フローである。なお、図3(A)、3(C)、および3(D)の各処理フローは、並列した処理が可能である。図3(A)のステップS306の処理で作成した合成画像を図3(C)で使用する。図3(C)のステップS310で生成した照合用画像を図3(D)で使用する。図3(C)および(D)の処理フローは、図3(A)の処理開始後、一定時間経過後に(一定時間間隔で)処理を実行する。従って、図3(C)および(D)の処理開始時に図3(A)および(C)で作成するデータ(画像)が間に合わない場合が発生する。処理開始のタイミングとデータが間に合わない場合については、後述する。なお、具体的な処理フローについては、他の図と共に後述する。
図4は、図3を用いた処理フローの際に使用するデータ(画像)の具体例である。図4(A)は、テンプレートデータ322の1つの具体例のテンプレートである。テンプレート台紙401上に、可変部分であるプレースホルダ1(402)、プレースホルダ2(404)および固定部分である画像403が配置されている。図4(B)は、図3データソース321の具体例である。図4(B)は、id411、PH1(412)、PH2(413)から成るデータおよびそのデータ値が示す画像等のデータを有する。id411がC001の値である行は、行414である。id411がC002の値である行は、行415である。id411がC003の値である行は、行416である。行414では、PH1(412)は「a.jpeg」、PH2(413)は「こんにちは」の値を有する。行415では、PH1(412)は「b.png」、PH2(413)は「拝啓」の値を有する。行416では、PH1(412)は「c.tiff」、PH2(413)は、「はじめまして」の値を有する。画像418は、「a.jpeg」が指す画像ファイルであり、画像419は、「b.png」が指す画像ファイルである。なお、本実施形態では、「c.tiff」が指す画像ファイルは存在していない。
図4(C)は、エラー発生時に使用する印刷用画像である。図4(D)は、エラー発生時に使用する照合用画像である。図4(C)は、白紙(白紙画像)であるため、エラー発生時の印刷では、何も印刷しなくて済み、インクやトナー等が節約できる。また、何も印刷されないため、印刷結果の中からエラーが発生した印刷結果を探すことが容易となる。図4(D)は、図4(C)と相違した画像であれば何でもよいが、本実施形態では、図4(C)の白紙とは対照的な色である黒紙(黒紙画像)とする。図4(E)は、プレースホルダ1(402)に関する情報を記載したプレースホルダ情報1である。プレースホルダ情報1には、プレースホルダの配置位置及び範囲を示すBoxの値、配置するオブジェクトのタイプを示すObjectTypeの値としてIMAGE(画像)を、データソースの列を示すColumnの値としてPH1を有する。
図4(F)は、プレースホルダ2(404)に関する情報を記載したプレースホルダ情報2である。プレースホルダ情報2には、プレースホルダの配置位置及び範囲を示すBoxの値、配置するオブジェクトのタイプを示すObjectTypeの値としてTEXT(文言)を、データソースの列を示すColumnの値としてPH2を有する。プレースホルダ情報は、テンプレート内に保持してよく、またはテンプレートとは別に管理してもよい。
図6は、同じく図3を用いた処理フローの説明の際に使用するデータの具体例である。図6(A)は、領域1(130−1)、領域2(130−2)の位置にある時の用紙140である。図6(A)の用紙601は、印刷対象の用紙である。また、識別子602は、印刷対象の用紙601にある識別子であり、本実施形態では、バーコードである。図6(B)の合成画像611は、画像合成部112で作成した合成画像である。また、バリアブルオブジェクト613および614は、用紙601の識別子に基づき図4(B)のデータソースから取得したバリアブルオブジェクトである。画像612は、図4(A)テンプレートに固定部分として配置されていた画像403である。図6(C)は、識別子解析情報の一例である。なお、本実施形態では、idとしてC001という値を有する。
次に、図4および図6を参照して、図3に示す処理フローについて具体的に説明する。図3(A)のステップS301で、識別子解析処理が開始される。次に、ステップS301で、識別子解析部110は、リーダ120が読み込んだ領域1(130−1)の位置にある用紙140の識別子を解析し、識別子解析情報を作成する。なお、ステップS301で開始する識別子解析処理は、用紙140が領域1(130−1)の位置にある場合に処理を開始する。ステップS302で作成された識別子解析情報は、図6(C)に示す値を有する。ステップS302で識別子解析情報を作成、出力した後、ステップS303へ進み、バリアブルオブジェクト取得処理を行う。
そして、ステップS303のバリアブルオブジェクト取得処理で、バリアブルオブジェクト取得部111は、ステップS302で作成した識別子解析情報を読み、データソース321から、idがC001のバリアブルオブジェクトを取得する。ここで、図4に示すように、id411がC001の値である行は、行414である。行414では、PH1には「a.jpeg」、PH2には「こんにちは」の値がある。そして、図4(E)および(F)のプレースホルダ情報のColumnを基に値を求めると、プレースホルダ1用にはPH1の値「a.jpeg」が、プレースホルダ2用にはPH2の値「こんにちは」が、求まる。PH1の値「a.jpeg」は画像ファイル名であり、プレースホルダ情報1のPH1は、IMAGE(画像)がオブジェクトタイプであるため、画像ファイル名が示す画像418が取得すべきバリアブルオブジェクトとなる。プレースホルダ情報2のPH2は、TEXT(文言)がオブジェクトタイプであるため、PH2の値「こんにちは」はオブジェクトタイプに合致している。そのためこの文言がそのまま取得すべきバリアブルオブジェクトとなる。すなわち、ステップS303のバリアブルオブジェクト取得処理では、データソース321からPH1をプレースホルダ1(402)用に、PH2をプレースホルダ2(404)用に、各々バリアブルオブジェクトを取得する。そして、ステップS304で、取得したバリアブルオブジェクトをRAM204に出力する。ステップS304でバリアブルオブジェクトを作成した後、ステップS305へ進み、画像合成処理を行う。
次に、ステップS305の画像合成処理で、画像合成部112は、テンプレートデータ322からテンプレートを取得する。そして、ステップS306で、ステップS304でRAM204から取得したバリアブルオブジェクトを該テンプレートのプレースホルダに配置し合成した画像を作成する。具体的には、バリアブルオブジェクトは、プレースホルダ1(402)用に画像418が、プレースホルダ2(404)用に文言「こんにちは」が存在している。従って、画像418をプレースホルダ1(402)に配置し、文言「こんにちは」をプレースホルダ2(404)に配置し、固定部分である画像403を合成させて合成画像を生成する。なお、図3(A)に示す一連の処理が正常に終了した場合、ステップS306で作成した合成画像が出力され記憶装置203に保存される。このとき、例えば、合成画像に識別情報や生成時間などの情報を一緒に保存することで、後述のステップS307における使用画像決定処理において、合成画像が存在するか否かの判定が容易になる。一方、正常に終了しなかった場合、合成画像が出力されない。例えば、合成画像が正常に出力されないケースとして、以下の3つがある。
まず第1に、識別子解析情報に誤りが存在した場合である。すなわち、ステップS301において識別子の読み込みや解析が誤って行われた結果、ステップS302において識別子解析情報に、例えば、id=Z999のような誤ったidの値が入ってしまった場合である。この場合、データソース321に該当するidのデータが存在しないため、バリアブルオブジェクトを取得することができず、ステップS303において、正常な値を有するバリアブルオブジェクトを取得することができない。そのため、ステップS306の画像合成処理において合成対象となるバリアブルオブジェクトが存在しないため画像合成がエラーとなる。
第2に、データソース321に正しい値が入っていない場合である。すなわち、ステップS301の読み込みや解析が正常に行われ、ステップS302において識別子解析情報がid=C003の値の場合である。id411がC003の値である行416は、PH1の値「c.tiff」、PH2の値「はじめまして」を有する。idがC003のバリアブルオブジェクトを取得しようとすると、「c.tiff」に該当する画像は、図4(B)に存在していない。そのため、プレースホルダ1用の画像が存在しないことになる。従って、画像が存在しないため、ステップS303において、正常な値を有するバリアブルオブジェクトを出力することはできない。この場合、ステップS306の画像合成処理において合成対象となるバリアブルオブジェクトが存在しないため画像合成がエラーとなる。
第3に、合成画像の生成が間に合わなかった場合である。すなわち、ステップS301の読み込みや解析が正常に行われ、ステップS302における識別子解析情報がid=C002の値の場合である。この場合、データソース321から、idがC002のバリアブルオブジェクトを取得しようとすると、id411がC002の値である行415には、PH1は「b.png」、PH2は「拝啓」である。図4(B)に「b.png」に該当する画像は存在している。しかしながら、その画像サイズが巨大等の理由により、ステップS303における取得処理で非常に時間が掛かる場合がある。この場合、ステップS304におけるバリアブルオブジェクトを出力するのに時間が掛かってしまう恐れがある。そのため、ステップS305の画像合成処理の開始時刻が遅れてしまう。後述するようにステップS307の使用画像決定処理は、ステップS306における合成画像の作成を待って実行するのではなく、時刻によって開始される。そのため、ステップS305の画像合成処理の開始時刻が遅れると、ステップS306における合成画像の作成が完了する前に、ステップS307の使用画像決定処理が実行される場合があり、このような状況が合成画像の生成が間に合わなかった場合となる。
本実施形態に係る印刷検品装置は、時刻に応じて処理を行っている。そのため、リーダ120で読み込み後、200ms後には後述のステップS309の印刷処理を完了する必要がある。従って、ステップS307の使用画像決定処理の開始時刻は、印刷処理にかかる時刻を考慮した上で、200ms経過前に開始する。しかしながら、上述したように開始時刻に合成画像306が存在していない場合もあり得る。この場合、ステップS307の使用画像決定処理で、使用画像決定部113は、時刻により処理を開始する。処理の開始時に、記憶装置203にステップS306における合成画像が存在する場合(正常に処理された)と合成画像が存在しない場合(正常に処理されなかった)がある。そこで、ステップS307の使用画像決定処理において正常の場合と正常でない場合に対応した印刷用画像と照合用画像を設定するために、具体的に図5に示すフローを実行する。以下、図5を用いて説明を行う。
図5は、ステップS307の使用画像決定処理の詳細なフローである。まず、ステップS501で、使用画像決定部113は、合成画像が正常に生成されたか否かを判定する。上述のように、ステップS306で合成画像が存在する場合を正常、合成画像が存在しない場合を正常ではない、として判定する。ステップS501で、使用画像決定部113は、正常(合成画像が存在する)と判定した場合(はい)、ステップS502に進む。そして、ステップS502で、使用画像決定部113は、合成画像をステップS308にて印刷用画像に設定する。次に、ステップS503で、合成画像をステップS310にて照合用画像に設定する。すなわち、印刷用画像と照合用画像の両方に合成画像を設定する。
一方、ステップS501で、使用画像決定部113は、正常でない(合成画像が存在しない)と判定した場合(いいえ)、ステップS504に進む。そして、ステップS504で、使用画像決定部113は、図3(B)におけるエラー発生時印刷用画像323からエラー発生時印刷用画像を取得し、ステップS308における印刷用画像に設定する。次に、ステップS505で、使用画像決定部113は、図3(B)におけるエラー発生時照合用画像324からエラー発生時照合用画像を取得し、ステップS310における照合用画像に設定する。エラー発生時印刷用画像323の具体例は、図4(C)である。エラー発生時照合用画像324の具体例は、図4(D)である。なお、本実施形態において、図4(C)の画像と4(D)の画像は、互いに異なる画像である。
ステップS308で設定した印刷用画像とステップS310で設定した照合用画像は、RAM204に保存する。ステップS503またはステップS505の処理が終了したら、ステップS307の使用画像決定処理が終了する。そして、図3に戻って、ステップS308で印刷用画像を出力し、ステップS310で照合用画像を出力する。次に、ステップS309で、印刷部114は、出力された印刷用画像を用いて印刷処理を行う。
次に、ステップS311の実績画像取得処理で、実績画像取得部115は、印刷された実物に対しスキャニングを行い、ステップS312で、その結果を画像として実績画像(画像データ)を出力する。ステップS311の実績画像取得処理は、リーダ120で読み込みから400ms後、すなわち、用紙140が領域5(130−5)にある時に実行する。次に、ステップS313の比較検品処理で、比較検品部116は、ステップS310で出力された照合用画像とステップS312で出力された実績画像の比較を行う。比較の結果、画像が合致していた場合は正常とし、合致していない場合は異常として、ステップS314で、検品結果を出力する。次に、ステップS315の検品結果出力処理で、検品結果出力部117は、ステップS314で出力された検品結果が異常である場合、検品エラーが発生したことを知らせるため、スピーカ123に対し、エラー発生時に発する音声の出力を行う。
以上、本実施形態によれば、合成処理でエラーが発生した場合、画像合成処理のエラー発生時用の印刷画像と、照合用画像が互いに異なる画像に設定されるため、画像合成処理でエラーが発生したことを検出することが可能となる。従って、画像合成処理のエラー発生時に誤った合成画像を印刷することがなくなる。また、画像合成処理のエラー発生時には、印刷用画像と照合用画像が互いに異なる画像なので、検品時に検品エラーの検知をすることができる。さらに、画像合成処理のエラー発生時には、印刷処理で何も印刷されることがないため、他の印刷済み用紙の中から容易にエラーとなった用紙を見つけることが可能となる。また、エラーとなる原因を除去後にその用紙に対し最初から処理を実行することで紙を無駄にすることなく、エラーの回復ができる。
上述したように、画像合成処理のエラー発生時に随時印刷処理を停止する必要はないが、必要であれば、エラー発生時に印刷処理を停止してもよい。本実施形態では、用紙140は、識別子としてバーコードを使用していたが、これに限定することなく、例えば、2次元コードやRFID(Radio Frequency IDentification)等識別可能なものであればよい。また、検品結果出力部117は、スピーカ123を通じて音声を発しているが、これに限定しない。例えば、検品エラーの結果は、メール上に発生時刻、発生識別子解析情報を記載したものを担当作業員のメールアドレスに対し送信することや、モニター上に同情報を表示するなどであってもよい。
また、本実施形態では、ステップS305の画像合成処理でエラーが発生した場合、合成画像を生成しないとしたが、これに限定しない。例えば、合成画像とは別に、エラー情報を生成し、該エラー情報内にエラーとなった識別子解析情報やエラー対象のプレースホルダ名やエラーの原因について記載してもよい。また、エラー情報を照合用画像と共に比較検品処理から検品結果に含ませることで、ステップS315の検品結果出力処理にて、それらのエラー情報を表示、伝達することが可能となる。本実施形態では、印刷対象は用紙としたが、これに限定することなく、例えば、プラスチックカードやフィギュアなどプリンタが印字できるものであればよい。
さらに、本実施形態では、リーダ120、スキャナ122で、それぞれ読み込みを行ったがこれに限定することなく、例えば、スチルカメラやビデオカメラ等などの撮像装置でもよい。また、図3(C)および3(D)に示す処理は、図3(A)の開始後の所定時間経過後に実行されたが、これに限定しない。例えば、プリンタ121およびスキャナ122にそれぞれリーダを付属させ、リーダが識別子を読み込んだタイミングで処理を行ってもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。本実施形態の構成及び処理の流れは第1実施形態に準じる。第1実施形態においては、合成画像が正常に生成されないケースとして3つケースについて説明をした。これに対して、本実施形態では、3つのケースの内、第1と第2の場合については、合成画像を生成できる場合があることについて説明する。
図7を参照して、第1実施形態と異なる点について説明する。図7は、本実施形態で使用するデータの具体例である。図7(A)は、本実施形態におけるテンプレートである。図7(A)に示すテンプレートは、テンプレート台紙701と、可変部分であるプレースホルダ3(702)(PH3)と、固定部分である文言703と、可変部分であるプレースホルダ4(704)(PH4)とを含む。プレースホルダ3(702)には、デフォルトデータとして文言「貴方へ」が記載されている。なお。デフォルトデータとは、バリアブルオブジェクトが取得できなかった場合に使用する文言あるいは画像等である。また、デフォルトデータは、必ずしもテンプレート上にある必要はなく、別に管理してもよい。プレースホルダ4(704)には、「旅行のご案内」の文言が記載されている。なお、本実施形態では、識別子はバーコードではなく、RFIDを使用する。従って、図1に示すリーダ120は、本実施形態ではバーコードリーダではなく、RFIDリーダである。
図7(B)および7(C)は、本実施形態におけるデータソースである。図7(B)は、性別と「PH3」712から構成されている。性別711が「1」の値である行は、行713であり、性別711が「2」の値である行は、行714である。図7(C)は、年収ランク721と「PH4」722とから構成されている。年収ランク721が「A」の値である行は、行723であり、年収ランク721が「B」の値である行は、行724であり、年収ランク721が「C」の値である行は、行725である。
図7(D)は、本実施形態における識別子解析情報である。識別子解析情報は、id731、性別732、年収ランク733から構成されている。id731が「D001」の値である行は行734であり、id731が「D002」の値である行は行735である。行734の年収ランク733は、「B」であり、行735の年収ランク733は、「−」である。ここで、値「−」は、識別子の読み込み、解析が正常に行われなかった場合に入る値を示す。
図7(E)は、本実施形態において、識別子解析情報のid731が「D001」の場合に作成される合成画像である。台紙741上に、プレースホルダ3(742)領域に文言「貴方へ」が、固定部分743には「旅行のご案内」が、プレースホルダ4(744)領域に文言「リーズナブルな旅行」が記載されている。なお、図7(E)のの合成画像の作成処理については、図8の処理フローを用いて後述する。図7(F)は、本実施形態におけるプレースホルダ別のデフォルト値の使用の許可、不許可を管理するデータである。図7(F)は、対象PH751とデフォルト値使用752から構成されている。対象PH751が「PH3」の値である行は、行753であり、対象PH751が「PH4」の値である行は、行754である。
図7(G)は、プレースホルダ3(702)に関する情報を記載したプレースホルダ情報3である。プレースホルダ情報3には、プレースホルダの配置位置および範囲を示すBoxの値、配置するオブジェクトのタイプを示すObjectTypeの値としてTEXT(文言)を、データソースの列を示すColumnの値としてPH3が含まれる。図7(H)は、プレースホルダ4(704)に関する情報を記載したプレースホルダ情報4である。プレースホルダ情報4には、プレースホルダの配置位置および範囲を示すBoxの値、配置するオブジェクトのタイプを示すObjectTypeの値としてTEXT(文言)を、データソースの列を示すColumnの値としてPH4が含まれる。
次に、図8に示す本実施形態の画像合成処理について説明する。まず、ステップS802で、該当プレースホルダのバリアブルオブジェクトが正常に取得されたか否かを判定する。正常に取得された場合(「はい」)、ステップS806に進み、正常に取得されなかった場合(「いいえ」)、ステップS803に進む。次に、ステップS803で、該当プレースホルダのデフォルト使用が許可されているか(使用可能か)否かを判定する。許可されている場合(「はい」)、ステップS804に進み、許可されていない場合(「いいえ」)、ステップS807に進む。そして、ステップS804で、該当プレースホルダにデフォルトオブジェクトを使用する。
一方、ステップS806で、バリアブルオブジェクトが正常に取得されたので、該当プレースホルダには、取得したバリアブルオブジェクトを使用する。また、ステップS807では、デフォルト使用が許可されていないことから、異常終了となり、合成画像を生成しない。ステップS804またはステップS806では正常終了となり、ステップS808で、合成画像を生成する。以上、この処理を終了する。
次に、図8を参照して、第1実施形態における図3の画像合成処理の処理と相違する点について説明する。まず、図7(D)の行734を例に処理内容を具体的に説明する。本実施形態では、図7(A)のプレースホルダ3(702)とプレースホルダ4(704)に対し処理を行う。
まず、該当のプレースホルダがプレースホルダ3(702)である場合の処理について説明する。ステップS802で、画像合成部112は、バリアブルオブジェクト取得部111が正常にバリアブルオブジェクトを取得できたか否かを判定する。この場合、該当のプレースホルダはプレースホルダ3(702)であり、図7(G)のプレースホルダ情報3に基づき、図7(B)の「PH3」(712)の列の値が求める値である。図7(B)の「PH3」712の列の値を求めるため、識別子解析情報である図7(D)の行734の性別732をキーとして、図7(B)の性別711の検索を行うことで、バリアブルオブジェクトの取得を行う。
図7(D)の行734の性別732は、「−」であるので、図7(B)のデータソースに対しバリアブルオブジェクトの取得を試みても、図7(B)の性別711には、「−」という値のデータはないため、エラーとなる。この場合、バリアブルオブジェクトの取得が正常に行われなかったと判定され、ステップS802で「いいえ」となり、ステップS803に進む。
次に、ステップS803で、画像合成部112は、該当プレースホルダでデフォルト値の使用が許可されているか否かを判定する。ステップS803では、図7(D)のプレースホルダ別デフォルト値使用許可管理データを読み、プレースホルダ3(702)でデフォルト値の使用が許可されているか否かの情報を取得する。図7(F)の行753は、対象PH751が「PH3」で、デフォルト値使用752は、「許可」となる。従って、ステップS803では、「はい」となり、ステップS804へ進む。次に、ステップS804で、プレースホルダ3(702)には、デフォルトデータを用いるので、テンプレート上にある文言「貴方へ」を使用する。
次に、該当のプレースホルダがプレースホルダ4(704)である場合の処理について説明する。ステップS802で、画像合成部112は、該当プレースホルダのバリアブルオブジェクトが正常に取得されているか否かを判定する。ステップS802で、画像合成部112は、識別子解析情報である図7(D)の行734の年収ランク733を読み、バリアブルオブジェクトの取得を行う。バリアブルオブジェクトの具体的な取得方法は、以下の通りである。この場合、該当プレースホルダはプレースホルダ4(704)であり、図7(H)のプレースホルダ情報4に基づき、図7(B)の「PH4」722の列の値が求める値であることがわかる。図7(C)の「PH4」722の列の値を求めるため、識別子解析情報である図7(D)の行734の年収ランク733をキーとして、図7(C)中年収ランク721の検索を実施することで、バリアブルオブジェクトの取得を行う。図7(B)の行734の年収ランク733は、「B」という値のため、図7(C)で、「リーズナブルな旅行」がマッチし、これをバリアブルオブジェクトとして取得する。ステップS802において、正常にバリアブルオブジェクトが取得されていると判定され(「はい」)、ステップS806へ進む。
次に、ステップS806で、画像合成部112は、ステップS802で取得した図7(C)の文言「リーズナブルな旅行」を使用することを決定する。そして、ステップS808に進み、使用することが決定したバリアブルオブジェクトを各プレースホルダに用いて、図7(E)の合成画像を生成する。以上のように、デフォルト値の使用が許可されている場合は、デフォルト値の使用でも差し支えないプレースホルダにおいてエラーが発生した場合に、エラーとせず正常に画像が生成され、印刷・検品することが可能になる。
次に、図7(D)の行735において処理を行った場合は、行734の場合と異なるため、行735の場合について説明する。まず、該当のプレースホルダがプレースホルダ3(702)である場合の処理について説明する。
ステップS802で、該当プレースホルダのバリアブルオブジェクトが正常に取得されているか否かを判定する。図7(D)の行735では、性別732は「2」が入っている。性別が「2」で図7(B)のデータソースに対し文言の取得を行うと「貴女へ」という文言がバリアブルオブジェクトとして正常に取得できる。従って、ステップS802では、「はい」となり、ステップS806に進む。次に、ステップS806で、該当プレースホルダに対し文言「貴女へ」を使用する。
次に、該当のプレースホルダがプレースホルダ4(704)である場合の処理について説明する。図7(D)の行735では、年収ランク733は「−」が入っているため、バリアブルオブジェクトの取得ができず、スッテプS802で、「いいえ」となり、ステップS803へ進む。次に、ステップS803では、該当プレースホルダでデフォルト値の使用が許可されているか否かを判定する。ステップS803では、図7(F)のプレースホルダ別デフォルト値使用許可管理データから、プレースホルダ4(704)でデフォル値の使用が許可されているか否かの情報を取得する。図7(D)において行754は、対象PH751が「PH4」で、デフォルト値使用752は、「不許可」となる。従って、ステップS803では、「いいえ」となり、ステップS807へ進む。次に、ステップS807で、エラー発生時に、デフォルト値の使用が許可されていないプレースホルダがあったため、異常終了となり、合成画像の生成は行わず、処理が終了する。
以上の処理により、バリアブルオブジェクトの取得ができない(識別子解析情報が異常、あるいは、バリアブルオブジェクトが存在しない)場合に、デフォルト値の許可および不許可を制御することが可能となる。そのため、本実施形態では、エラーの頻度を減少させながら、適切なデータを印刷することが可能なバリアブル印刷を提供できる。
(第3実施形態)
次に第3実施形態について説明する。本実施形態の構成及び処理の流れは第2実施形態に準じる。以下第2実施形態と異なる点について図を用いて説明する。図9は、本実施形態におけるデータの具体例である。まず、図9(A)は、本実施形態における識別子解析情報である。識別子解析情報は、id901、性別902、年収ランク903から構成されている。行904は、id=「E001」の行であり、行905は、id=「E002」の行であり、行906は、id=「E003」の行である。行904の性別902は、「0」であり、年収ランク903は、「−」である。また、行905の性別902は、「−」であり、年収ランク903は、「0」である。そして、行906の性別902は、「1」であり、年収ランク903は、「A」である。
識別子解析情報における、値「0」は、バリアブルオブジェクトとして、デフォルトデータの使用を指示する特別な値である。したがって、値「0」の場合は、データソース321からバリアブルオブジェクトを取得する必要はない。また、値「0」の場合は、バリアブルオブジェクト取得部111がS302にてバリアブルオブジェクト取得を試みてもデータソースにはその値のデータは格納していないため必ずエラーとなる。本実施形態では、値「0」の場合は後者の処理を行うので、必ずバリアブルオブジェクトの取得は正常に行われない。
図9(B)は、本実施形態におけるプレースホルダ別にデフォルト値の使用の許可、不許可を管理するデータである。第2実施形態では、エラー時のみデフォルト値の使用許可制御が可能であったが、本実施形態では、指定によりデフォルト値を使用することの使用許可についても制御を可能にしている。図9(B)は、対象PH911と指定によるデフォルト値使用912とエラー時のデフォルト値使用913から構成されている。対象PHが「PH5」の値である行は、行914であり、対象PHが「PH6」の値である行は、行915である。
図9(C)は、本実施形態で使用するテンプレートである。図9(C)に示すテンプレートは、テンプレート台紙921と、可変部分であるプレースホルダ5(922)(PH5)と、固定部分である文言923と、可変部分であるプレースホルダ6(924)(PH6)とを含む。プレースホルダ5(922)には、デフォルトデータとして文言「貴方へ」が記載されている。固定部分923は、「旅行のご案内」の文言が記載されている。プレースホルダ6(924)には、デフォルトデータとして文言「今が季節の旅行」が記載されている。
図9(D)は、本実施形態において、識別子解析情報のid901が「E001」の場合に、作成される合成画像である。台紙931上には、PH5(932)領域に文言「貴方へ」が、固定部分933には「旅行のご案内」が、PH6(934)領域に文言「今が季節の旅行」が記載されている。
図9(E)および9(F)は、本実施形態におけるデータソースである。図9(E)は、性別941と「PH5」942から構成されている。性別941が「1」の値である行は、行943であり、性別941が「2」の値である行は、行944である。図9(F)は、年収ランク951と「PH6」952とから構成されている。年収ランク951が「A」の値である行は、行953であり、年収ランク951が「B」の値である行は、行954であり、年収ランク951が「C」の値である行は、行955である。
図9(G)は、プレースホルダ5(922)に関する情報を記載したプレースホルダ情報5である。プレースホルダ情報5には、プレースホルダの配置位置および範囲を示すBoxの値、配置するオブジェクトのタイプを示すObjectTypeの値としてTEXT(文言)を、データソースの列を示すColumnの値としてPH5を有する。すなわち、プレースホルダ5(922)には、図9(F)の「PH5」942の値をバリアブルオブジェクトとして配置することが定義されている。
図9(H)は、プレースホルダ6(924)に関する情報を記載したプレースホルダ情報6である。プレースホルダ情報6には、プレースホルダの配置位置および範囲を示すBoxの値、配置するオブジェクトのタイプを示すObjectTypeの値としてTEXT(文言)を、データソースの列を示すColumnの値としてPH6を有する。すなわち、プレースホルダ6(924)には、図9(G)の「PH6」952の値をバリアブルオブジェクトとして配置することが定義されている。
次に、図10に示す本実施形態の画像合成処理について説明する。まず、ステップS1002で、該当のプレースホルダのバリアブルオブジェクトが正常に取得されたか否かを判定する。正常に取得された場合(はい)、ステップS1007に進み、ステップS1007で、画像合成部112は、該当プレースホルダにバリアブルオブジェクトを使用する。一方、正常に取得されない場合(いいえ)、ステップS1003に進む。そして、ステップS1003で、該当プレースホルダでデフォルト値の使用が許可されているか否かを判定する。すなわち、該当プレースホルダで、識別子情報の該等値が「0」か否かを判定する。デフォルト値の使用が許可されている場合(はい)、ステップS1005に進み、デフォルト値の使用が許可されていない場合(いいえ)、ステップS1008に進む。
ステップS1008で、プレースホルダ別デフォルト値使用許可管理データから、該当プレースホルダでエラー時のデフォルト値の使用が許可されているか否かを判定する。エラー時のデフォルト値の使用が許可されている場合(はい)、ステップS1005に進む。一方、エラー時のデフォルト値の使用が許可されていない場合(いいえ)、ステップS1010に進み、画像合成部112は、エラー発生時にデフォルト値の使用が許可されていないプレースホルダがあったため、異常終了したと見なし、合成画像の生成を行わない。
ステップS1005で、画像合成部112は、該当プレースホルダには、デフォルト値を用いるので、デフォルトオブジェクトを使用する。ステップS1009で、使用する文言を各プレースホルダに用いて、図9(D)の合成画像を生成する。以上で、画像合成処理を終了する。
次に、図10を用いて、図3におけるステップS305の画像合成処理の具体例について、第2実施形態と本実施形態で相違する点について説明する。先に説明した識別子解析情報図9(A)において処理を行った場合について具体的に説明する。まず、識別子解析情報図9(A)の行904を用いて説明する。なお、本実施形態では、図9(C)のプレースホルダ5(922)とプレースホルダ6(924)に対し処理を行う。
まず、該当プレースホルダがプレースホルダ5(922)の場合について説明する。ステップS1002で、画像合成部112は、該当プレースホルダのバリアブルオブジェクトが正常に取得されているか否かを判定する。該当プレースホルダがプレースホルダ5(922)である。図9(A)の行904では、性別は「0」が入っている。性別が「0」の場合、エラーとなりバリアブルオブジェクトの取得は正常に行われない。従って、ステップS1002では、「いいえ」となり、ステップS1003に進む。
次に、ステップS1003で、画像合成部112は、該当プレースホルダでデフォルト値の使用が許可されているか否かを判定する。ステップS1003では、図9(A)の識別子解析情報の行904の性別が「0」(デフォルトデータの使用指示)か否かを判定する。行904の性別は、「0」のため、ステップS1003で「はい」となり、ステップS1004へ進む。
次に、ステップS1004で、画像合成部112は、図9(B)のプレースホルダ別デフォルト値使用許可管理データから、プレースホルダ5(922)におけるデフォルト値の使用が許可されているか否かの情報を取得する。図9(B)において対象PH911が「PH5」では、指定によるデフォルト値の使用912は、「許可」となる。従って、ステップS1004では、「はい」となり、ステップS1005へ進む。そして、ステップS1005で、画像合成部112は、プレースホルダ5(922)には、デフォルト値を用いるので、テンプレート上にある文言「貴方へ」を使用する。
次に、該当プレースホルダがプレースホルダ6(924)の場合について説明する。図9(A)の行904では、年収ランクは「−」が記載されている。年収ランクが「−」の場合、エラーとなりバリアブルオブジェクトの取得は正常に行われない。従って、ステップS1002で、画像合成部112は、「いいえ」と判定し、ステップS1003に進む。次に、ステップS1003で、画像合成部112は、該当プレースホルダでデフォルト値の使用が許可されているか否かを判定する。ステップS1003では、図9(A)の識別子解析情報の行905の年収ランクが「0」か否かを判定する。行904の性別は、「−」のため「いいえ」と判定され、ステップS1008へ進む。
次に、ステップS1008で、画像合成部112は、図9(B)のプレースホルダ別デフォルト値使用許可管理データから、プレースホルダ6(924)でエラー時のデフォルト値の使用が許可されているか否かの情報を取得する。図9(B)において対象PH911が「PH6」では、エラー時のデフォルト値使用913は、「許可」となる。従って、ステップS1008では、「はい」と判定され、ステップS1005へ進む。
次に、ステップS1005で、画像合成部112は、プレースホルダ6(924)にはデフォルトデータを用いるので、テンプレート上にある文言「今が季節の旅行」を使用する。そして、ステップS1009に進み、使用する文言を各プレースホルダに用いて、図9(D)の合成画像を生成する。
次に、図9(A)の識別子解析情報の行905を用いて説明する。図9(C)のプレースホルダ5(922)とプレースホルダ6(924)に対し順次処理を行う。まず、図10のステップS1002で、画像合成部112は、該当プレースホルダのバリアブルオブジェクトが正常に取得されているか否かの判定を行う。ここで、該当プレースホルダがプレースホルダ5(922)である場合の処理について説明する。
図9(A)の行905では、性別は「−」が入っている。性別が「−」の場合、エラーとなりバリアブルオブジェクトの取得は正常に行われない。従って、ステップS1002では、「いいえ」となり、ステップS1003に進む。次に、ステップS1003で、画像合成部112は、該当プレースホルダでデフォルト値の使用が許可されているか否かを判定する。ステップS1003では、図9(A)の識別子解析情報の行904の性別が「0」か否かを判定する。行904の性別は、「−」のため「いいえ」となり、ステップS1008へ進む。
次に、ステップS1008で、画像合成部112は、図9(B)のプレースホルダ別デフォルト値使用許可管理データから、プレースホルダ5(922)でエラー時のデフォルト値の使用が許可されているか否かの情報を取得する。図9(B)において、対象PH911が「PH5」の場合、エラー時のデフォルト値使用913は、「不許可」となる。従って、ステップS1008では、「いいえ」と判定され、ステップS1010へ進む。そして、ステップS1010で、画像合成部112は、エラー発生時に、デフォルト値の使用が許可されていないプレースホルダがあったため、異常終了したと見なし、合成画像の生成を行わない。
次に、図9(A)の識別子解析情報の行906を用いて説明する。本実施形態では、図9(C)のプレースホルダ5(92)とプレースホルダ6(924)に対し処理を行う。ステップS1002で、画像合成部112は、該当プレースホルダのバリアブルオブジェクトが正常に取得されているか否かを判定する。まず、該当プレースホルダがプレースホルダ5(922)である場合について説明する。図9(G)によって、プレースホルダ5(922)は、図9(E)の「PH5」942の関連付けが定義されている。図9(A)の行904では、性別は「1」が入っている。図9(E)の性別とマッチする行943が存在する。従って、バリアブルオブジェクトとしては、行943の「PH5」の値である「貴男へ」が取得される。そのため、ステップS1002で、画像合成部112は、「はい」と判定し、ステップS1007へ進む。次に、ステップS1007で、画像合成部112は、プレースホルダ5(922)にバリアブルオブジェクト「貴男へ」の使用を決定する。
次に、該当プレースホルダがプレースホルダ6(924)である場合について説明する。図9(G)によって、プレースホルダ6(924)は、図9(F)中の「PH6」952の関連付けが定義されている。図9(A)の行904では、年収ランクは「A」が入っている。図9(F)の年収ランクとマッチする行953が存在する。従って、バリアブルオブジェクトとしては、行953の「PH6」の値である「ゴージャスな旅行」が取得される。そのため、ステップS1002で、画像合成部112は、「はい」と判定し、ステップS1007へ進む。そして、ステップS1007で、画像合成部112は、プレースホル6(924)にバリアブルオブジェクト「ゴージャスな旅行」の使用を決定する。正常終了した後、ステップS1009に進み、使用する文言を各プレースホルダに用いて、図9(D)の合成画像を生成する。
以上の処理により、バリアブルオブジェクトの取得ができない場合のデフォルト値の許可および不許可の制御に加え、明示的にデフォルト値の使用が指定することが可能となった。以上により、エラーの頻度を減少させながら、より適切なデータを選択し印刷することが可能なバリアブル印刷が提供できる。
(他の実施例)
本発明は、上述した実施形態を適宜組み合わせることにより構成された装置あるいはシステムやその方法も含まれるものとする。
ここで、本発明は、上述した実施形態の機能を実現する1以上のソフトウェア(プログラム)を実行する主体となる装置あるいはシステムである。また、その装置あるいはシステムで実行される上述した実施形態を実現するための方法も本発明の一つである。また、そのプログラムは、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給され、そのシステム或いは装置の1以上のコンピュータ(CPUやMPU等)によりそのプログラムが読み出され、実行される。つまり、本発明の一つとして、さらにそのプログラム自体、あるいは該プログラムを格納したコンピュータにより読み取り可能な各種記憶媒体も含むものとする。また、上述した実施形態の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても、本発明は実現可能である。
また、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。

Claims (8)

  1. バリアブル印刷の印刷物の検品を行う印刷検品装置であって、
    保存手段に保存されている前記バリアブル印刷で使用するオブジェクトを取得し、前記取得したオブジェクトを合成して合成画像を生成する合成手段と、
    前記合成手段により前記合成画像が正常に生成された場合は、当該合成画像を印刷用画像と照合用画像との両方に設定し、前記合成手段により前記合成画像が正常に生成されなかった場合は、前記印刷用画像と前記照合用画像とに互いに異なる画像を設定する画像設定手段と、
    前記画像設定手段で設定された前記印刷用画像を印刷するようプリンタに指示することにより前記印刷物を生成する印刷手段と、
    前記生成された印刷物をスキャナで読取って画像データを取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得された前記画像データと、前記画像設定手段で設定された前記照合用画像とを比較することにより、前記印刷物の検品を行う比較手段と、
    を備え
    前記画像設定手段は、前記合成手段により前記合成画像が正常に生成されなかった場合、前記印刷用画像として白紙画像を設定し、前記照合用画像として白紙と対照的な色の画像を設定す
    ことを特徴とする印刷検品装置。
  2. 記合成手段により前記合成画像が正常に生成されなかった場合、前記印刷用画像として白紙画像を設定し、前記照合用画像として黒紙画像を設定する
    ことを特徴とする請求項に記載の印刷検品装置。
  3. 前記合成手段は、前記保存手段から前記オブジェクトを取得できなかった場合、予め指定されたオブジェクトが使用可能であるか否かを判断し、
    前記合成手段は、前記予め指定されたオブジェクトが使用可能であると判断した場合、前記予め指定されたオブジェクトを合成することにより前記合成画像を生成し、前記予め指定されたオブジェクトが使用可能でないと判断した場合、前記合成画像を生成しない
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の印刷検品装置。
  4. 前記比較手段で比較した結果、前記取得手段で取得された画像データと前記照合用画像が異なる場合、エラー情報を出力する出力手段
    をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の印刷検品装置。
  5. 前記オブジェクトは、前記バリアブル印刷における固定オブジェクトと、印刷ごとに可変の可変オブジェクトとを含む
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の印刷検品装置。
  6. 前記合成画像が正常に生成されたか否かに関わらず、前記画像設定手段による前記画像の設定および前記比較手段による前記検品は、一定時間間隔で行われる
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の印刷検品装置。
  7. バリアブル印刷の印刷物の検品を行う印刷検品方法であって、
    保存手段に保存されている前記バリアブル印刷で使用するオブジェクトを取得し、前記取得したオブジェクトを合成して合成画像を生成する合成工程と、
    前記合成工程において前記合成画像が正常に生成された場合は、前記合成画像を印刷用画像と照合用画像との両方に設定し、前記合成工程において前記合成画像が正常に生成されなかった場合は、前記印刷用画像と前記照合用画像とに互いに異なる画像を設定する画像設定工程と、
    前記画像設定工程で設定された前記印刷用画像を印刷するようプリンタに指示することにより前記印刷物を生成する印刷工程と、
    前記生成された印刷物をスキャナで読取って画像データを取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得された前記画像データと、前記画像設定工程で設定された前記照合用画像とを比較することにより、前記印刷物の検品を行う比較工程と、
    を備え
    前記画像設定工程では、前記合成工程で前記合成画像が正常に生成されなかった場合、前記印刷用画像として白紙画像を設定し、前記照合用画像として白紙と対照的な色の画像を設定す
    ことを特徴とする印刷検品方法。
  8. 請求項1〜のいずれか1項に記載の印刷検品装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
JP2014124304A 2014-06-17 2014-06-17 印刷検品装置、印刷検品方法及びプログラム Expired - Fee Related JP6362094B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014124304A JP6362094B2 (ja) 2014-06-17 2014-06-17 印刷検品装置、印刷検品方法及びプログラム
US14/738,653 US9940075B2 (en) 2014-06-17 2015-06-12 Print inspection apparatus and print inspection method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014124304A JP6362094B2 (ja) 2014-06-17 2014-06-17 印刷検品装置、印刷検品方法及びプログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016004419A JP2016004419A (ja) 2016-01-12
JP2016004419A5 JP2016004419A5 (ja) 2017-07-27
JP6362094B2 true JP6362094B2 (ja) 2018-07-25

Family

ID=54836175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014124304A Expired - Fee Related JP6362094B2 (ja) 2014-06-17 2014-06-17 印刷検品装置、印刷検品方法及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9940075B2 (ja)
JP (1) JP6362094B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017099616A (ja) * 2015-12-01 2017-06-08 ソニー株式会社 手術用制御装置、手術用制御方法、およびプログラム、並びに手術システム
JP2017154367A (ja) * 2016-03-01 2017-09-07 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成方法および画像形成管理装置
JP7247515B2 (ja) * 2018-10-23 2023-03-29 コニカミノルタ株式会社 画像検査装置および画像検査プログラム
JP2022128230A (ja) * 2021-02-22 2022-09-01 キヤノン株式会社 印刷システム、印刷装置と情報処理装置及びそれらの制御方法、並びにプログラム
US11720303B1 (en) * 2022-03-14 2023-08-08 Kyocera Document Solutions Inc. Social media influenced personalized printing

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6738153B1 (en) * 2000-02-08 2004-05-18 International Business Machines Corporation Method, system, and program for error checking raster objects
JP4530012B2 (ja) * 2007-09-18 2010-08-25 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置及びプログラム
US8089644B2 (en) * 2007-09-18 2012-01-03 Fuji Xerox Co., Ltd. Image-processing device, recording medium, and method
US8619278B2 (en) * 2009-12-04 2013-12-31 Ricoh Company, Limited Printed matter examination apparatus, printed matter examination method, and printed matter examination system
JP2011123556A (ja) * 2009-12-08 2011-06-23 Canon Inc 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP5334902B2 (ja) * 2010-03-30 2013-11-06 大日本スクリーン製造株式会社 印刷装置およびカメラ位置調整方法
JP2012000876A (ja) 2010-06-17 2012-01-05 Konica Minolta Business Technologies Inc バリアブル印刷検品装置及びバリアブル印刷検品方法
US20130117100A1 (en) * 2011-11-04 2013-05-09 Neal Harley Landers System for Distributing Advertisements to Multiple Locations
JP5733201B2 (ja) 2011-12-27 2015-06-10 コニカミノルタ株式会社 印刷制御装置、印刷制御プログラム
JP2013162422A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Canon Inc 画像形成装置、その制御方法、及びプログラム
JP5987386B2 (ja) * 2012-03-22 2016-09-07 株式会社リコー 画像検査装置及び画像検査方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016004419A (ja) 2016-01-12
US9940075B2 (en) 2018-04-10
US20150363138A1 (en) 2015-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6362094B2 (ja) 印刷検品装置、印刷検品方法及びプログラム
US7982918B2 (en) Image annotation using barcodes
US9454696B2 (en) Dynamically generating table of contents for printable or scanned content
US8736864B2 (en) System and method for producing and inspecting prints having static and variable contents
JP2008140377A (ja) 情報検索装置、方法およびプログラム
JP6221661B2 (ja) 検査装置、検査システムおよび検査方法、ならびに、印刷システム
CN101010694A (zh) 检索系统以及检索方法
US10313536B2 (en) Information processing system, electronic apparatus, information processing apparatus, information processing method, electronic apparatus processing method and non-transitory computer readable medium to confirm difference in meeting contents using sound information
US10803233B2 (en) Method and system of extracting structured data from a document
JP4943354B2 (ja) 情報識別装置、情報識別方法、プログラム及び記録媒体
JP2017138975A (ja) 電子商取引装置、電子商取引方法および電子商取引プログラム
JP2014107695A (ja) ジョブ処理装置、ジョブ処理装置のジョブ処理方法、及びプログラム
JP2010225038A (ja) バーコード情報管理装置、印刷装置
US8711377B2 (en) Image forming apparatus, control method of image forming apparatus, and storage medium
US20100238506A1 (en) Document processing system, search apparatus, information searching method, document processing method and computer readable medium
US9087287B2 (en) Individualizing reduction of original pages in N-up copying or printing
US8040552B2 (en) Variable data image generating device, variable data image forming system and computer readable storage medium
US20070140568A1 (en) History control apparatus
CN111753850A (zh) 文档处理方法、装置、计算机设备及计算机可读存储介质
JP6281739B2 (ja) 処理装置及びプログラム
US20100060932A1 (en) Image processing apparatus, information processing method, and computer program product
US11989468B1 (en) Systems and methods for identifying printers using Voronoi diagrams
JP4305343B2 (ja) 画像処理装置
JP4626610B2 (ja) 画像処理装置、画像処理システム、画像処理プログラム、画像処理方法
JP2018180631A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム、並びに出荷検品システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170613

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170613

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180416

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180522

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180619

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6362094

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees