JP6359771B2 - 静圧型ガスフローティングデカップリング装置に基づく3次元標準振動台 - Google Patents

静圧型ガスフローティングデカップリング装置に基づく3次元標準振動台 Download PDF

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Description

本発明は静圧型ガスフローティングデカップリング装置(aerostatic gas−floating decoupling device)に基づく3次元標準振動台に関する。
現在、三次元振動測定センサの校正は、一次元振動校正システムを採用して3つの測定軸に対して順に行うことが多い。しかし、この方法は、時間がかかり、データ処理が複雑であり、且つ三次元センサの各次元間の相互結合を考慮する場合、該方法は、次元間の結合関係を反映する感度マトリクスを得難い。そのため、三次元振動測定センサの三軸方向を同時に励振できる3次元標準振動台を開発することは、振動測定センサの校正技術の発展及びその業界の技術進歩に対し、重要な理論及び実際の意義を有する。
中国特許出願201110207297.5には、ロックキャッチ式デカップリング装置に基づく3次元標準振動台を開示しており、ベースと、X方向電磁振動台と、Y方向電磁振動台と、Z方向電磁振動台と、三次元の振動プラットフォームとを含み、それぞれの電磁振動台は、いずれも、運動デカップリング装置により三次元の振動プラットフォームに接続する。運動デカップリング装置は、第1フレームと第2フレームを含み、第1フレームと第2フレームとは互いに結合し、第1フレームと第2フレームのそれぞれは、外辺、内辺、外辺と内辺との間における第1接続側辺及び第2接続側辺からなり、フレームの外辺と内辺とが対向し、フレームの内辺が他のフレームに挿入する。第1フレームの内辺にはガス流路とガス流路に連通する通気孔とが設けられ、通気孔が外界に連通する。第1フレームの内辺及び第2フレームの内辺と外辺との間のそれぞれには、細かい隙間が設けられ、細かい隙間は、第1フレームの内辺のガスフローティングガイドレールを形成する。第2フレームの内辺と第1フレームの外辺との間には、第2フレームが第1フレームの外辺に接触することを防止する間隔が設けられている。ガス流路と外部圧縮空気源は連通している。第1フレームの外辺と電磁振動台は接続し、第2フレームの外辺と三次元の振動プラットフォームとは接続している。この振動台は、ロックキャッチ式構成及び静圧型ガスフローティング支持を採用して力の伝達を実現し、3次元運動デカップリングの問題を解決している。
該振動台は、以下のような欠点を有する。1、振動台に第1フレームを固定し、三次元の振動プラットフォームに第2フレームを固定し、第1フレームと第2フレームとが互いに結合されてロックキャッチ式構成を成しているため、第1フレームと第2フレームとの取付け精度に対する要求が高い。また、第1フレームと第2フレームとのガス膜の面積が制限され、かつ第2フレームの存在により、三次元の振動プラットフォームの質量を増加させてしまう。
2、振動台が往復して振動するときに、いずれも、ロックキャッチ式構成により三次元の振動プラットフォームを引き込む必要があるため、ロックキャッチ式構成は、変形しやすく、振動台の負荷が大きい。
3、小さい孔による絞りに基づく静圧型ガスフローティング技術を採用する場合、小さい孔による絞り方式は、通常、絞り孔の出口箇所にガスキャビティを設けてその耐荷能力を向上する。しかしながら、ガスキャビティであるため、静圧型ガスフローティングシステムが特定の周波数帯に「空気ハンマー」振動現象を発生することは回避できない。静圧型ガスフローティングシステムの支持安定性及び最大使用頻度を低減する。また、小さい絞り孔のサイズ及び加工精度の制限により、それぞれの絞り孔間の耐荷能力の均一性を保証することができず、それにより、支持される振動台運動部材が傾斜して回転し、3次元振動台運動デカップリングに影響を及ぼす。
本発明は、従来の小さい孔による絞り技術が3次元標準振動台運動デカップリング装置に用いられるときに、よい耐荷能力及び比較的高い支持安定性を取得することができないと共に、及び支持均一性が悪いことで振動台運動部材が傾斜し回転するという欠陥を克服するために、耐荷能力が大きく、支持が安定であり、かつ支持均一性がよい静圧型ガスフローティングデカップリング装置に基づく3次元標準振動台を提供することを目的とする。
静圧型ガスフローティングデカップリング装置に基づく3次元標準振動台は、ベースを含み、前記ベースには、X軸方向の振動台及びX軸方向の復帰装置と、Y軸方向の振動台及びY軸方向の復帰装置と、Z軸方向の振動台と、三次元の振動プラットフォームとが設けられている。
X軸方向の振動台は、三次元の振動プラットフォームを挟んでX軸方向の復帰装置に対向し、Y軸方向の振動台は、三次元の振動プラットフォームを挟んでY軸方向の復帰装置に対向している。
X軸方向の振動台とY軸方向の振動台は、それぞれの振動台側の静圧型ガスフローティング板にそれぞれ固定され、振動台側の静圧型ガスフローティング板と三次元の振動プラットフォームとの間には、ガス膜を形成することができる隙間を有する。
X軸方向の復帰装置とY軸方向の復帰装置は、それぞれの復帰ばねとばね側静圧型ガスフローティング板とがからなり、復帰ばねとばね側静圧型ガスフローティング板とは固定され、Z軸方向の振動台とZ軸方向のガスフローティングデカップリング装置とは固定され、Z軸方向のガスフローティングデカップリング装置と三次元の振動プラットフォームとの間にはガス膜を形成することができる隙間を有する。
さらに、ばね側静圧型ガスフローティング板と振動台側静圧型ガスフローティング板とは、対称して三次元の振動プラットフォーム両側に設けられている。
X軸方向の振動台とX軸方向の復帰装置は、協働して前記三次元の振動プラットフォームのX軸方向に沿う振動を実現し、Y軸方向の振動台とY軸方向の復帰装置は、協同的作用で前記三次元の振動プラットフォームのY軸方向に沿う振動を実現し、Z軸方向の振動台は、前記三次元の振動プラットフォームのZ軸方向に沿う振動を実現することに用いられる。
X軸方向の振動台及びX軸方向の復帰装置は、三次元の振動プラットフォームのX軸方向に沿う振動を推進することを例として説明する。X軸方向の振動台が三次元の振動プラットフォームに近接して運動するとき、X軸方向の振動台及びそれと三次元の振動プラットフォームとの間のガス膜は、三次元の振動プラットフォームを推進してX軸方向の復帰装置方向へ運動させ、この際、X軸方向の復帰ばねは圧縮される。X軸方向の振動台が戻すとき、三次元の振動プラットフォームは、X軸方向の振動台の推進力を失い、X軸方向の復帰ばねが戻し、それにより、三次元の振動プラットフォームをX軸方向戻させる。Y軸方向の振動台とY軸方向の復帰装置とが三次元の振動プラットフォームのY軸方向に沿う振動を推進する方向は、X軸方向と同じである。
X軸方向の復帰ばねとY軸方向の復帰ばねのそれぞれは、空気ばねである。
さらに、ばね側静圧型ガスフローティング板と振動台側静圧型ガスフローティング板それぞれは、それぞれの基板と基板に固定される多孔質絞り機構(porous restrictor)とがからなり、基板には多孔質絞り機構と連通するガス流路が設けられている。高圧ガスは、ガス流路と多孔質絞り機構を介して静圧型ガスフローティング板と三次元の振動プラットフォームとの間に均一なガス膜を形成する。
さらに、多孔質絞り機構は、複数あり、多孔質絞り機構は、基板に均一に分布している。
X軸方向のばね側静圧型ガスフローティング板と振動台側静圧型ガスフローティング板とは、X軸方向のガスフローティングデカップリング装置を形成し、Y軸方向のばね側静圧型ガスフローティング板と振動台側静圧型ガスフローティング板とは、Y軸方向のガスフローティングデカップリング装置を形成する。
さらに、Z軸方向のガスフローティングデカップリング装置は、第1接続板、第2接続板、調節パッド、Z軸静圧型ガスフローティング板からなり、調節パッドは、第1接続板と第2接続板との間に位置し、第1接続板、第2接続板および調節パッドは、剛性接続してかつガスフローティングキャビティを形成するように取り囲み、Z軸方向の静圧型ガスフローティング板は、ガスフローティングキャビティに放置される。第2接続板には切り欠が設けられ、三次元の振動プラットフォームは、切り欠を介してZ軸方向の静圧型ガスフローティング板に固定され、第1接続板と第2接続板それぞれには、それぞれのガス流路及び多孔質絞り機構が設けられ、それぞれの接続板のガス流路と多孔質絞り機構とは連通している。
前記三次元の振動プラットフォームには接続角柱が設けられ、前記第2接続板には直角切り欠が設けられ、協働して前記三次元の振動プラットフォームと第2接続板とを接続し、かつ前記第1接続板との間に間隔を形成すると共に、前記垂直静圧型ガスフローティング板と前記調節パッドとの間も間隔を空いており、前記各間隔なので、三次元の振動プラットフォームは、X、Y軸方向に沿って自由に振動することができる。
前記X、Y、Z軸方向のガスフローティングデカップリング装置は、共同に多孔質静圧型ガスフローティングデカップリング装置を構成し、設計される三軸方向の標準振動台の出力三軸方向の運動デカップリングを実現することに用いられる。
本発明の作動過程は、以下の通りである。ある軸方向の振動台が運動する時に、対応する軸方向の振動台及び空気ばねがガスフローティングデカップリング装置との間にボルトを介して剛性接続するので、振動は、まず、該振動台及び空気ばねに接続するガスフローティングデカップリング装置に伝達し、さらに、対応する軸方向のガスフローティングデカップリング装置が発生した均一な静圧型ガス膜により、振動を三次元の振動プラットフォームに伝達させる。前記均一な静圧型ガス膜の対応する軸方向運動力に対する伝達性が優れ、かつ別の2つの軸方向における運動に対する抵抗力が小さく、運動デカップリングの要件によく満たす。そのため、三次元の振動プラットフォームが出力する運動は、X、Y、Z三軸方向の振動台が出力する振動の合成である。
本発明は、以下のメリットを有する。1、X軸方向及びY軸方向のガス膜は、静圧型ガスフローティング板と三次元の振動プラットフォームとの間に位置し、ガス膜のカバー面積が大きい。
2、三次元の振動プラットフォームのX軸方向及びY軸方向における振動過程において、振動台と復帰装置とは、交替して三次元の振動プラットフォームを駆動し、振動台の負荷を減少する。X軸方向及びY軸方向における静圧型ガスフローティング板全体と振動台又は復帰ばねとは固定し、変形する問題を発生しない。
3、多孔質静圧型ガスフローティングデカップリング装置は、振動力の伝達をよく実現すると共に、非伝達の運動に対する干渉を避け、3次元振動台が3次元運動を出力するデカップリングをよく完了する。多孔質絞り機構の絞り面積は、従来の小さい孔による絞り方式よりはるかに大きく、より大きい耐荷能力を提供すると共に、安定で、かつ均一の支持性能を有し、従来の小さい孔による絞りが発生する「空気ハンマー」振動及び振動台運動部材の傾斜・回転などの問題を有効的に解決する。
図1は、3次元標準振動台の構成を示す図である。 図2は、X軸方向の振動台の接続を示す図である。 図3は、X軸方向の復帰装置の接続を示す図である。 図4は、Z軸方向の振動台の接続を示す図である。 図5は、Z軸方向のガスフローティングデカップリング装置の構成を示す図であり、(a)は、ガスフローティングデカップリング装置の正面図であり、(b)は(a)のA−A断面図である。 図6は、三次元の振動プラットフォームの取り付けを示す図である。
(実施例一)
静圧型ガスフローティングデカップリング装置に基づく3次元標準振動台は、図1に示されるように、ベース1を含み、ベース1にはX軸方向に沿って振動するX軸方向の振動台2及びX軸方向の復帰装置6と、Y軸方向に沿って振動するY軸方向の振動台3及びY軸方向の復帰装置7、Z軸方向に沿って振動するZ軸方向の振動台4と、振動台及び復帰装置に接続する三次元の振動プラットフォーム5が設けられている。X軸方向の振動台2とX軸方向の復帰装置6とは、協働して三次元の振動プラットフォーム5のX軸方向に沿う振動を実現する。Y軸方向の振動台3とY軸方向の復帰装置7とは、協働して三次元の振動プラットフォーム5のY軸方向に沿う振動を実現する。Z軸方向の振動台4は、三次元の振動プラットフォーム5のZ軸方向に沿う振動を実現することに用いられる。
図2に示されるように、X軸方向の振動台2と振動台側静圧型ガスフローティング板21とは、固定され、図3に示されるように、X軸方向の復帰装置6は、X軸方向の空気ばね61及びばね側静圧型ガスフローティング板62からなる。X軸方向の振動台2とX軸方向の復帰装置6とは、それぞれ、振動台側静圧型ガスフローティング板21及びばね側静圧型ガスフローティング板62を介して三次元の振動プラットフォーム5との間にガス膜を形成し、X軸方向の振動を伝達することに用いられる。
振動台側静圧型ガスフローティング板21は、板状構造であり、その上に第1伝達面211、第2伝達面212を構成する。振動台側静圧型ガスフローティング板21とX軸方向の振動台2の運動部材は、ボルトを介して接続し、X軸方向の振動台2の出力する振動を振動台側静圧型ガスフローティング板21に伝達し、第2伝達面212と三次元の振動プラットフォーム5との間には細かい隙間があり、かつこの細かい隙間はガス膜を発生し、ガス膜により、さらにX軸方向の振動台2の出力する振動を三次元の振動プラットフォーム5に伝達する。
第2伝達面212には、複数の絞り器取付孔が設けられ、多孔質絞り機構213を、接着方式により振動台側静圧型ガスフローティング板21に取り付けることに用いられる。振動台側静圧型ガスフローティング板21の内部には、多孔質絞り機構213にガスを供給する気体路構成を設置し、振動台側静圧型ガスフローティング板21へ外部圧縮空気を供給する時に、多孔質絞り機構213の絞り作用で、三次元の振動プラットフォーム5と第2伝達面212との間に均一な静圧型ガス膜を実現し、振動伝達を実現する。
ばね側静圧型ガスフローティング板62と振動台側静圧型ガスフローティング板21とは、構成が同じであり、その上に第3伝達面621、第4伝達面622を構成する。ばね側静圧型ガスフローティング板62とX軸方向空気ばね61とは、ボルトを介して接続し、X軸方向空気ばね61が提供する復帰力をばね側静圧型ガスフローティング板62に伝達することを実現する。第四伝達面622と三次元の振動プラットフォーム5との間には細かい隙間が存在し、かつこの隙間はガス膜を発生し、ガス膜により、さらにX軸方向の空気ばね61が提供する復帰力を三次元の振動プラットフォーム5に伝達する。
第4伝達面622には、複数の絞り器取付孔が設けられ、多孔質絞り機構213を、接着方式により、ばね側静圧型ガスフローティング板62に取り付けることに用いられ、ばね側静圧型ガスフローティング板62の内部には、多孔質絞り機構213にガスを供給する気体路構成を設置し、ばね側静圧型ガスフローティング板62へ外部圧縮空気を供給するとき、多孔質絞り機構213の絞り作用で、三次元の振動プラットフォーム5と第4伝達面622との間に均一な静圧型ガス膜を形成し、振動伝達を実現する。
振動台側静圧型ガスフローティング板21とばね側静圧型ガスフローティング板62とは、協働してX軸方向のガスフローティングデカップリング装置を構成する。
X軸方向のガスフローティングデカップリング装置が発生する均一な静圧型ガス膜の伝達作用により、X軸方向の振動台2とX軸方向空気ばね61とは、協働してX軸方向の振動台2の出力する振動を三次元の振動プラットフォーム5に伝達し、三次元の振動プラットフォーム5のX軸方向に沿う励振を完了する。
Y軸方向のガスフローティングデカップリング装置とX軸方向のガスフローティングデカップリング装置とは、構成が同じであり、Y軸方向の振動台3とX軸方向の振動台2とは、構成が同じであり、Y軸方向空気ばねとX軸方向空気ばね61とは、構成が同じであり、同様に、Y軸方向のガスフローティングデカップリング装置が発生する均一な静圧型ガス膜の伝達作用で、Y軸方向の振動台3とY軸方向空気ばねとは、協働してY軸方向の振動台の出力する振動を三次元の振動プラットフォーム5に伝達し、三次元の振動プラットフォーム5のY軸方向に沿う励振を完了する。
図4に示されるように、Z軸方向の振動台4とZ軸方向のガスフローティングデカップリング装置41とは固定される。Z軸方向のガスフローティングデカップリング装置41は、第1接続板411、第2接続板412、調節パッド413、Z軸方向の静圧型ガスフローティング板414などからなる。
図5に示されるように、第1接続板411には第1接続面4111と第2接続面4112とが設けられている。第2接続板412には第3接続面4121と第4接続面4122とが設けられている。垂直静圧型ガスフローティング板414には第1ガスフローティング面4141と第2ガスフローティング面4142とが設けられている。第1接続板411とZ軸方向の振動台4とは、ボルトを介して接続し、Z軸方向の振動台4の出力する振動を第1接続板411に伝達する。第1接続板411、調節パッド413及び第2接続板412は、ボルトを介して接続し、かつ第2接続面4112、第3接続面4121及び調節パッド413によりガスフローティングキャビティ415になるように取り囲む。Z軸静圧型ガスフローティング板414は、ガスフローティングキャビティ415に設けられ、第1ガスフローティング面4141と第2接続面4112とが対向し、第2ガスフローティング面4142と第三接続面4121とは対向し、調節パッド413のサイズを調節することにより、第2ガスフローティング面4142と第三接続面4121との間に細かい隙間を形成することができる。
第2接続面4112と第3接続面4121には、共に複数の絞り器取付孔が設けられ、多孔質絞り機構213を、接着方式により第1接続板411及び第2接続板412上に取り付けることに用いられる。第1接続板411と第2接続板412の内部には、共に、多孔質絞り機構213にガスを供給する気体路構成を設置し、第1接続板411及び第2接続板412に外部圧縮空気を供給するとき、第2ガスフローティング面4142と第三接続面4121との間の細かい隙間なので、及び多孔質絞り機構213の絞り作用で、第2接続面4112と第1ガスフローティング面4141との間及び第三接続面4121と第2ガスフローティング面4142との間に、共に均一な静圧型ガス膜を形成する。
図6に示されるように、三次元の振動プラットフォーム5には接続角柱51が設けられ、第2接続板412には直角切り欠が設けられ、協働して三次元の振動プラットフォーム5と第2ガスフローティング面4142との接続を実現し、かつ第四接続面4122との間に間隔を実現する。それと同時に、図5に示されるように、Z軸静圧型ガスフローティング板414と調節パッド413との間も間隔があり、間隔なので、三次元の振動プラットフォーム5は、X、Y軸方向に沿って自由に振動することができる。
第2接続面4112と第1ガスフローティング面4141との間及び第三接続面4121と第2ガスフローティング面4142との間に形成する均一な静圧型ガス膜の共同作用で、さらに、Z軸方向の振動台4の出力する振動を三次元の振動プラットフォーム5に伝達し、三次元の振動プラットフォーム5のZ軸方向に沿う励振を完了する。
X、Y、Z軸方向のガスフローティングデカップリング装置は、共同に多孔質静圧型ガスフローティングデカップリング装置を構成し、設計される三軸方向標準振動台が三軸方向の運動を出力するデカップリングを実現することに用いられる。
本発明の作動過程は、以下の通りである。ある軸方向の振動台が運動する時に、対応する軸方向の振動台及び空気ばねは、ガスフローティングデカップリング装置との間にボルトを介して剛性接続するので、振動は、まず、該振動台及び空気ばねに接続するガスフローティングデカップリング装置に伝達し、さらに、対応する軸方向のガスフローティングデカップリング装置が発生した均一な静圧型ガス膜により、振動を三次元の振動プラットフォーム5に伝達させる。均一な静圧型ガス膜の対応する軸方向運動力に対する伝達性が優れ、かつ別の2つの軸方向における運動に対する抵抗力が小さく、運動デカップリングの要件によく合わせる。そのため、三次元の振動プラットフォーム5が出力する運動は、X、Y、Z三軸方向の振動台が出力する振動の合成である。
本発明は、以下のメリットを有する。1、X軸方向及びY軸方向のガス膜は、静圧型ガスフローティング板と三次元の振動プラットフォームとの間に位置し、ガス膜のカバー面積が大きい。
2、三次元の振動プラットフォームのX軸方向及びY軸方向における振動過程において、振動台と復帰装置とは、交替して三次元の振動プラットフォームを駆動し、振動台の負荷を減少する。X軸方向及びY軸方向における静圧型ガスフローティング板全体と振動台又は復帰ばねとは、固定し、変形する問題を発生しない。
3、多孔質静圧型ガスフローティングデカップリング装置は、振動力の伝達をよく実現すると共に、非伝達の運動に対する干渉を避け、3次元振動台が3次元運動を出力するデカップリングをよく完了する。多孔質絞り機構の絞り面積は、従来の小さい孔による絞り方式よりはるかに大きく、より大きい耐荷能力を提供すると共に、安定で、かつ均一の支持性能を有し、従来の小さい孔による絞りが発生する「空気ハンマー」振動及び振動台運動部材の傾斜・回転などの問題を有効的に解決する。
(実施例二)
本実施例が実施例一との相違は、以下の通りである。振動台側静圧型ガスフローティング板21、ばね側静圧型ガスフローティング板62、第1接続板411及び第2接続板412には、いずれも、1つの絞り器取付孔が設けられ、接着方式により、全体の多孔質絞り機構213を取り付け、絞り作用を実現する。
本明細書の実施例に記載する内容は、本発明の構想の実現形式の例であり、本発明の保護範囲は、実施例に記載する具体な記載に限定されず、本発明の保護範囲は、当業者が本発明の思想に基づいて想到する均等な技術手段に基づくものである。

Claims (5)

  1. ベースを含み、前記ベースには、X軸方向の振動台及びX軸方向の復帰装置と、Y軸方向の振動台及びY軸方向の復帰装置と、Z軸方向の振動台と、三次元の振動プラットフォームとが設けられている静圧型ガスフローティングデカップリング装置(aerostatic gas−floating decoupling device)に基づく3次元標準振動台であって、
    X軸方向の振動台は、三次元の振動プラットフォームを挟んでX軸方向の復帰装置に対向し、Y軸方向の振動台は、三次元の振動プラットフォームを挟んでY軸方向の復帰装置に対向し、
    X軸方向の振動台とY軸方向の振動台は、それぞれの振動台側の静圧型ガスフローティング板にそれぞれ固定され、振動台側の静圧型ガスフローティング板と三次元の振動プラットフォームとの間には、ガス膜を形成することができる隙間を有し、
    X軸方向の復帰装置とY軸方向の復帰装置のそれぞれは、それぞれの復帰ばねとばね側静圧型ガスフローティング板とからなり、復帰ばねとばね側静圧型ガスフローティング板とは固定され、Z軸方向の振動台とZ軸方向のガスフローティングデカップリング装置とは固定され、前記Z軸方向のガスフローティングデカップリング装置は、第1接続板、第2接続板、調節パッド、Z軸静圧型ガスフローティング板からなり、調節パッドは、第1接続板と第2接続板との間に位置し、第1接続板、第2接続板および調節パッドは、剛性接続してかつガスフローティングキャビティを形成するように取り囲み、Z軸静圧型ガスフローティング板は、ガスフローティングキャビティに放置され、第2接続板には切り欠が設けられ、三次元の振動プラットフォームは、切り欠を介してZ軸静圧型ガスフローティング板に固定され、第1接続板と第2接続板それぞれには、それぞれのガス流路及び多孔質絞り機構が設けられ、それぞれの接続板のガス流路と多孔質絞り機構とは連通しており、
    第1接続板とZ軸静圧型ガスフローティング板との間及び第2接続板とZ軸静圧型ガスフローティング板との間にはガス膜を形成することができる隙間を有することを特徴とする静圧型ガスフローティングデカップリング装置に基づく3次元標準振動台。
  2. ばね側静圧型ガスフローティング板と振動台側静圧型ガスフローティング板とは、対称して三次元の振動プラットフォーム両側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の静圧型ガスフローティングデカップリング装置に基づく3次元標準振動台。
  3. X軸方向の復帰ばねとY軸方向の復帰ばねとは、共に空気ばねであることを特徴とする請求項2に記載の静圧型ガスフローティングデカップリング装置に基づく3次元標準振動台。
  4. ばね側静圧型ガスフローティング板と振動台側静圧型ガスフローティング板それぞれは、それぞれの基板と基板に固定される多孔質絞り機構(porous restrictor)とからなり、基板には多孔質絞り機構と連通するガス流路が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の静圧型ガスフローティングデカップリング装置に基づく3次元標準振動台。
  5. 多孔質絞り機構は、複数があり、多孔質絞り機構は、基板に均一に分布していることを特徴とする請求項4に記載の静圧型ガスフローティングデカップリング装置に基づく3次元標準振動台。
JP2017525104A 2015-01-15 2015-08-18 静圧型ガスフローティングデカップリング装置に基づく3次元標準振動台 Active JP6359771B2 (ja)

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