JP6358010B2 - 機器制御システム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、機器制御システムに関する。
近年、建物内に設けられ、建物内に設置された照明装置等の機器を遠隔操作することを可能にするネットワークシステムが登場してきている。ネットワークを介して機器を遠隔操作することで、機器の利便性を高めることができる。しかしながら、ネットワークシステム内の機器に異常が起きた際に、スムーズに対応することができない。
特開2013−120749号公報
本発明が解決しようとする課題は、ネットワークシステム内の機器に異常が起きた際に、スムーズに対応できる機器制御システムを提供することである。
実施形態の一例に係る機器制御システムは、ネットワーク接続可能な機器と、前記機器の動作を制御するとともに、前記機器の動作状況を所定のネットワークを介してサーバ装置へ送信する制御部と、前記機器から前記制御部及び前記所定のネットワークを介して受信した前記機器の動作状況を蓄積し、蓄積した動作状況から前記機器の状態を判定し、判定した結果に応じて、前記機器ごとのコンテンツを前記所定のネットワークを介して送信する前記サーバ装置と、前記サーバ装置から前記所定のネットワークを介して送信されたコンテンツを出力する出力装置とを具備する。
実施形態の一例に係る機器制御システムによれば、ネットワークシステム内の機器に異常が起きた際に、スムーズに対応できる。
図1は、実施形態1に係る機器制御システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、実施形態1に係る照明装置の構成の一例を示すブロック図である。 図3Aは、実施形態1に係る照明装置が記憶する製造情報の一例を示す図である。 図3Bは、実施形態1に係る照明装置が記憶する稼働情報の一例を示す図である。 図4は、実施形態1に係る制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 図5は、実施形態1に係る管理サーバの構成の一例を示すブロック図である。 図6は、実施形態1に係る管理サーバが蓄積する稼働情報の一例を示す図である。 図7Aは、実施形態1に係る管理サーバが記憶する判定基準の一例を示す図である。 図7Bは、実施形態1に係る管理サーバが記憶する対処情報の一例を示す図である。 図8は、実施形態1に係る管理サーバが記憶するコンテンツデータを格納するコンテンツデータテーブルの一例を示す図である。 図9は、実施形態1に係る機器制御システムにおける機器制御処理の一例を示すフローチャートである。 図10Aは、実施形態1に係るユーザ端末において出力される報知画像の一例を示す図である。 図10Bは、実施形態1に係るユーザ端末において出力される報知画像の一例を示す図である。 図10Cは、実施形態1に係るユーザ端末において出力される報知画像の一例を示す図である。 図10Dは、実施形態1に係るユーザ端末において出力される報知画像の一例を示す図である。 図10Eは、実施形態1に係る機器制御システムにおいて出力される報知画像の一例を示す図である。 図10Fは、実施形態1に係るユーザ端末において出力される報知画像の一例を示す図である。 図10Gは、実施形態1に係るユーザ端末において出力される報知画像の一例を示す図である。 図11は、実施形態2に係る管理サーバが記憶する対処情報の一例を示す図である。 図12は、実施形態2に係る機器制御システムにおける機器制御処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、実施形態に係る機器制御システムを説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明する機器制御システムは、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。例えば、以下の実施形態では、機器制御システムが制御対象とする機器は、建物の天井に設置される照明装置である。しかし、機器制御システムが制御対象とする機器は、家庭電気製品、AV(Audio‐Visual)機器、コンピュータ、スマートフォン、タブレット等の情報機器、ゲーム機器、発電制御機器、蓄電制御機器等、ネットワーク接続可能な機器全般を含む。そして、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
以下の第1の実施態様に係る機器制御システムは、ネットワーク接続可能な機器と、前記機器の動作を制御するとともに、前記機器の動作状況を所定のネットワークを介してサーバ装置へ送信する制御部と、前記機器から前記制御部及び前記所定のネットワークを介して受信した前記機器の動作状況を蓄積し、蓄積した動作状況から前記機器の状態を判定し、判定した結果に応じて、前記機器ごとのコンテンツを前記所定のネットワークを介して送信する前記サーバ装置と、前記サーバ装置から前記所定のネットワークを介して送信されたコンテンツを出力する出力装置とを具備する。
また、以下の第2の実施態様に係る機器制御システムは、さらに、前記機器ごとのコンテンツは、前記機器ごとの制御指示及び/又は前記機器ごとの報知コンテンツを含み、前記制御部は、前記サーバ装置から前記機器ごとの制御指示を受信すると、受信した制御指示に従って前記機器を制御し、前記出力装置は、前記サーバ装置から前記機器ごとの報知コンテンツを受信すると、受信した報知コンテンツを出力する。
また、以下の第3の実施態様に係る機器制御システムは、さらに、前記制御部は、前記出力装置により出力された報知コンテンツに応じてユーザが決定した制御に応じて前記機器を制御する。
また、以下の第4の実施態様に係る機器制御システムは、さらに、前記サーバ装置は、前記動作状況を重要度でレベル分けして蓄積し、蓄積した動作状況から前記機器の状態を判定する際に、蓄積した動作状況のレベルの合計値が所定閾値を超えた場合に、前記機器ごとのコンテンツを送信する。
また、以下の第5の実施態様に係る機器制御システムは、さらに、前記機器ごとのコンテンツは、前記機器ごとの連絡先情報を含み、前記サーバ装置は、受信した前記機器の動作状況、又は、蓄積した前記動作状況を判定した結果に応じて、前記機器ごとの連絡先へ通知する。
[実施形態1]
(実施形態1に係る照明システムの構成)
図1は、実施形態1に係る機器制御システムの構成の一例を示すブロック図である。実施形態1に係る機器制御システム10は、機器を接続した、例えばHEMS(Home Energy Management System)ネットワークである。なお、機器制御システム10は、HEMSに限らず、BEMS(Building Energy Management System)、FEMS(Factory Energy Management System)、CEMS(Community Energy Management System)であってもよい。機器制御システム10は、ネットワークシステム1及び管理サーバ7が、後述するネットワークシステム1のゲートウェイ装置4及び公衆網6を介して接続されている。公衆網6は、例えばインターネットである。機器制御システム10は、例えばクラウドシステムの一例である。
ネットワークシステム1は、複数の照明装置2、制御部としての制御装置3、ゲートウェイ装置4、ユーザ端末5を有する。各照明装置2は、制御装置3と通信可能に接続される。制御装置3及びゲートウェイ装置4は、通信可能に接続される。ゲートウェイ装置4は、公衆網6を介して、管理サーバ7と通信可能に接続される。また、ゲートウェイ装置4は、ユーザ端末5と通信可能に接続される。
制御装置3は、各照明装置2の動作を制御する。また、制御装置3は、各照明装置2の稼働状況を示す各照明装置2の稼働情報を収集し、収集した稼働情報を、ゲートウェイ装置4及び公衆網6を介して、管理サーバ7へ送信する。また、制御装置3は、各照明装置2の動作の制御指示を、ゲートウェイ装置4及び公衆網6を介して、管理サーバ7から受信する。そして、制御装置3は、管理サーバ7から受信した各照明装置2の動作の制御指示に応じて、各照明装置2の動作の制御、例えば、調光制御、点灯制御、消灯制御、機器無効制御等を行う。なお、制御装置3は照明装置2と一体的に構成し、照明装置2がゲートウェイ装置4を介して直接管理サーバ7と通信するように構成してもよい。すなわち、制御部を照明装置2に設け、照明装置2を管理サーバ7で直接制御および監視するように構成してもよい。
ゲートウェイ装置4は、制御装置3及びユーザ端末5を、公衆網6を介して、管理サーバ7と接続するためのルータ機能を有する関門装置である。管理サーバ7は、各照明装置2の稼働情報を、ゲートウェイ装置4及び公衆網6を介して、制御装置3から受信する。そして、管理サーバ7は、受信した各照明装置2の稼働情報を、自装置へ蓄積する。管理サーバ7は、自装置へ蓄積した各照明装置2の稼働情報に基づき、各種の制御指示を、公衆網6及びゲートウェイ装置4を介して、制御装置3へ送信する。なお、ゲートウェイ装置4は、制御装置3と一体的に構成してもよいし、さらにルータ機能を別体として設けてもよい。つまり、制御部がゲートウェイ装置4に設けられていてもよい。
また、管理サーバ7は、自装置へ蓄積した各照明装置2の稼働情報に基づき、ユーザへ各照明装置2に関する情報を通知するための各種のコンテンツを、公衆網6及びゲートウェイ装置4を介して、ユーザ端末5へ送信する。ユーザ端末5は、管理サーバ7から受信した各種のコンテンツを、図示しない出力部から出力する。
なお、図1に示すネットワークシステム1、管理サーバ7の数は、一例を示すに過ぎず、機器制御システム10の構成に応じて適宜変更可能である。また、図1に示すネットワークシステム1における照明装置2、制御装置3、ゲートウェイ装置4、ユーザ端末5の数も、一例を示すに過ぎず、ネットワークシステム1の構成に応じて適宜変更可能である。
(実施形態1に係る照明装置の構成)
図2は、実施形態1に係る照明装置の構成の一例を示すブロック図である。実施形態1に係る照明装置2は、通信部21、制御部22、光源部23、操作受付部24、電源部25、記憶部26を有する。記憶部26は、当該照明装置2の製造に関する属性情報である製造情報26a、当該照明装置2の稼働状況及び状態検知データである稼働情報26b、当該照明装置2を制御するために制御部22が解析実行するソフトウェアであるファームウェア26cを記憶する。製造情報26a、稼働情報26bの詳細は、後述する。
通信部21は、照明装置2が制御装置3又はゲートウェイ装置4と通信するための通信インターフェースである。制御部22は、ファームウェア26cを解析実行して、照明装置2の全体制御を行う。制御部22は、操作受付部24から受け付けたユーザによる照明装置2の操作に応じて、照明装置2の電源入切、調光制御等を行う。
制御部22は、操作受付部24から受け付けたユーザによる照明装置2の操作に応じて、照明装置2を制御する。例えば、制御には、照明装置2の電源入切、調光操作等がある。また、制御部22は、操作受付部24から受け付けたユーザによる照明装置2の操作の際の、照明装置2の電源入切、調光操作等を含む操作情報、操作に基づく照明装置2の調光度及び照明装置2へ供給する電流値を含む稼働状況、並びに、状態検知データを含む「稼働情報」を、記憶部26の稼働情報26bへ記憶させる。そして、制御部22は、通信部21及び制御装置3を介して、定期的に、若しくは、緊急度が高い異常検知であればその都度、稼働情報26bに記憶される情報を、管理サーバ7へ送信する。
また、制御部22は、管理サーバ7から受信した制御指示に応じて、照明装置2の電源入切、調光度調整等の制御を行う。
光源部23は、LED(Light Emission Diode)等の半導体発光素子である。光源部23は、電源部25からの供給電流を受け、発光する。なお、電源部25は、通信部21、制御部22へも電流を供給する。
(実施形態1に係る照明装置が記憶する製造情報)
図3Aは、実施形態1に係る照明装置が記憶する製造情報の一例を示す図である。図3Aに示すように、実施形態1に係る照明装置2が記憶する製造情報26aは、「製品型番」「ロット番号」「製造番号」「製造者」「製造場所」「製造年月日」「ファームウェアバージョン」のカラムを含む。「製品型番」は、照明装置2の製品型番である。「ロット番号」は、照明装置2の製品ロット番号である。「製造者」は、照明装置2のメーカである。「製造場所」は、照明装置2の製造工場名又は製造拠点の所在地である。「製造年月日」は、照明装置2が製造された年月日である。「ファームウェアバージョン」は、照明装置2の記憶部26に記憶されるファームウェア26cの版数である。
(実施形態1に係る照明装置が記憶する稼働情報)
図3Bは、実施形態1に係る照明装置が記憶する稼働情報の一例を示す図である。図3Bに示すように、実施形態1に係る照明装置2が記憶する稼働情報26bは、「調光度履歴」「電流値履歴」「通電履歴」「累積点灯時間」のカラムを含む。例えば、「調光度履歴」は、「日時」及び「調光度」のカラムを含む。例えば、「調光度履歴」は、当該照明装置2の調光度のデータを、日時に対応付けて管理する。また、例えば、「電流値履歴」は、「日時」及び「電流値」のカラムを含む。また、例えば、「電流値履歴」は、当該照明装置2へ供給された電流値のデータを、日時に対応付けて管理する。また、例えば、「通電履歴」は、「日時」及び「操作」のカラムを含む。また、例えば、「通電履歴」は、当該照明装置2に対してなされた通電操作、つまり当該照明装置2のオンオフ操作を、日時に対応付けて管理する。また、例えば、「電流値履歴」は、「通電履歴」に基づき計算される、当該照明装置2の累積点灯時間である。制御部22は、通信部21及び制御装置3を介して、定期的に、若しくは、緊急度が高い異常検知であればその都度、稼働情報26bに記憶される情報を、管理サーバ7へ送信する。
(実施形態1に係る制御装置の構成)
図4は、実施形態1に係る制御装置の構成の一例を示すブロック図である。実施形態1に係る制御装置3は、制御装置3の全体制御を司る制御部31、通信部32を有する。さらに、制御部31は、照明装置制御部31a、監視部31bを有する。通信部32は、制御装置3が、各照明装置2及び管理サーバ7と通信を行うための通信インターフェースである。
照明装置制御部31aは、管理サーバ7からの制御指示に応じて、通信部32を介して、照明装置2に対して制御指示を送信する。監視部31bは、各照明装置2から送信される、上記操作情報及び上記稼働情報を、通信部32を介して、管理サーバ7へ送信する。
(実施形態1に係る管理サーバの構成)
図5は、実施形態1に係る管理サーバの構成の一例を示すブロック図である。実施形態1に係る管理サーバ7は、管理サーバ7の全体制御を司る制御部71、通信部72、稼働情報蓄積部73、判定基準記憶部74、コンテンツ記憶部75を有する。稼働情報蓄積部73は、稼働情報73aを蓄積する。判定基準記憶部74は、判定基準74a及び対処情報74bを記憶する。コンテンツ記憶部75は、実データであるコンテンツデータを記憶する。
さらに、制御部71は、照明装置制御部71a、判定部71b、コンテンツ配信制御部71cを有する。照明装置制御部71aは、制御装置3又は照明装置2から受信した各照明装置2の「稼働情報」を稼働情報蓄積部73へ蓄積する。なお、照明装置制御部71aは、「稼働情報」を稼働情報蓄積部73へ蓄積する際に、制御装置3から受信した各照明装置2の「操作情報」も含めて蓄積する。照明装置制御部71aが、稼働情報蓄積部73へ蓄積する「稼働情報」の一例は、後述する。
判定部71bは、稼働情報蓄積部73へ蓄積された「稼働情報」を照明装置2ごとに集計し、判定基準記憶部74に記憶される判定基準74aに基づき判定する。そして、判定部71bは、判定結果に応じて必要とされる対処を、対処情報74bを参照して取得し、照明装置制御部71aへ通知する。照明装置制御部71aは、判定部71bから通知された対処に応じた対処通知及び/又はコンテンツの配信を、ゲートウェイ装置4に対して送信する。
ゲートウェイ装置4は、管理サーバ7から対処通知を通知された場合、対処通知を制御装置3へ転送する。制御装置3は、ゲートウェイ装置4から転送された対処通知に応じて、照明装置2に対して必要な対処又は制御を行う。また、ゲートウェイ装置4は、管理サーバ7からコンテンツの配信を受けた場合、ユーザ端末5に対して、図示しない出力部から、当該コンテンツの出力を指示する。コンテンツの出力指示を受けたユーザ端末5は、当該コンテンツを、図示しない出力部から出力する。
(実施形態1に係る管理サーバが蓄積する稼働情報)
図6は、実施形態1に係る管理サーバが蓄積する稼働情報の一例を示す図である。図6に示すように、実施形態1に係る管理サーバ7が蓄積する稼働情報73aは、「ゲートウェイ装置IPアドレス」「製品型番」「製造番号」「履歴」のカラムを有する。
「ゲートウェイ装置IPアドレス」は、各ネットワークシステム1を識別する、各ゲートウェイ装置4のIP(Internet Protocol)アドレスである。「製品型番」は、各ゲートウェイ装置4の「ゲートウェイ装置IPアドレス」で識別される各ネットワークシステム1に属する各照明装置2の製造情報26aに含まれる「製品型番」である。「製造番号」は、各ゲートウェイ装置4の「ゲートウェイ装置IPアドレス」で識別される各ネットワークシステム1に属する各照明装置2の製造情報26aに含まれる「製造番号」である。「履歴」は、「ゲートウェイ装置IPアドレス」「製品型番」「製造番号」で特定される照明装置2の「稼働情報」の履歴である。「履歴」は、各制御装置3から、その配下の照明装置2についての情報として受信した情報である。
例えば、「履歴」は、各照明装置2の「調光度履歴」「電流値履歴」「通電履歴」「累積点灯時間」のカラムを含む。例えば、「調光度履歴」は、「日時」及び「調光度」のカラムを含む。例えば、「調光度履歴」は、制御装置3から受信した、当該照明装置2の調光度のデータを、日時に対応付けて管理する。
また、例えば、「電流値履歴」は、「日時」及び「電流値」のカラムを含む。「電流値履歴」は、制御装置3から受信した、当該照明装置2へ供給された電流値のデータを、日時に対応付けて管理する。また、例えば、「通電履歴」は、「日時」及び「操作」のカラムを含む。「通電履歴」は、当該照明装置2に対してなされた通電操作、つまり当該照明装置2のオンオフ操作を、日時に対応付けて管理する。また、例えば、「電流値履歴」は、「通電履歴」に基づき計算される、当該照明装置2の累積点灯時間である。
このように、管理サーバ7は、稼働情報73aにて、「ゲートウェイ装置IPアドレス」「製品型番」「製造番号」ごとに「履歴」を蓄積管理することで、各照明装置2の稼働状況を一元的に把握できる。
(実施形態1に係る管理サーバが記憶する判定基準及びコンテンツデータ)
図7Aは、実施形態1に係る管理サーバが記憶する判定基準の一例を示す図である。また、図7Bは、実施形態1に係る管理サーバが記憶する対処情報の一例を示す図である。図8は、実施形態1に係る管理サーバが記憶するコンテンツデータを格納するコンテンツデータテーブルの一例を示す図である。
実施形態1に係る管理サーバ7が記憶する判定基準74aは、「判定要素」「加重係数」のカラムを有する。「判定要素」は、図6に示す稼働情報73aにおける照明装置2ごとの「履歴」の各カラム(「調光度履歴」「電流値履歴」「通電履歴」「累積点灯時間」)に対応する。なお、図示は省略しているが、判定基準74aは、照明装置2の種類(「製品型番」「ロット番号」「製造番号」「製造者」「製造場所」等の、照明装置2を管理し対処する際に照明装置2を区別する各項目)ごとにそれぞれ定められる。
管理サーバ7の判定部71bは、照明装置2ごとに、「調光度履歴」「電流値履歴」「通電履歴」「累積点灯時間」の各値から算出できる“累積調光回数”“通電電流累積値”“入切回数”“累積点灯時間”の各算出値に、対応する加重係数を乗算した結果(以下、「稼働スコア」と呼ぶ)が、所定閾値以上であるか否かを判定する。
そして、判定部71bは、「稼働スコア」が、所定閾値以上である場合、その旨を、照明装置制御部71a及び/又はコンテンツ配信制御部71cへ通知する。
照明装置制御部71aは、判定部71bから通知された情報に基づき、対処情報74bを参照し、該当する「条件」に合致するエントリがある場合、当該条件に対応する対処(制御内容)を、制御装置3へ通知する。また、コンテンツ配信制御部71cは、判定部71bから通知された情報に基づき、対処情報74bを参照し、該当する条件に合致するエントリがある場合、当該条件に対応するコンテンツID(Identifier)に対応するコンテンツを、コンテンツ記憶部75から取得し、ゲートウェイ装置4へ配信する。
ネットワークシステム1の制御装置3は、管理サーバ7の照明装置制御部71aから通知された対処(制御内容)に応じて、照明装置2を制御する。また、ネットワークシステム1のゲートウェイ装置4は、管理サーバ7のコンテンツ配信制御部71cから配信されたコンテンツを、図示しない出力部から出力する。
また、判定部71bは、各照明装置2又は各制御装置3から、都度通知される事象について、対処情報74bを参照し、該当する条件に合致するエントリがある場合、当該条件に対応する対処(制御内容)を、制御装置3へ通知する。また、判定部71bは、各照明装置2又は各制御装置3から、都度通知される事象について、対処情報74bを参照し、該当する条件に合致するエントリがある場合、当該条件に対応するコンテンツIDに対応するコンテンツを、コンテンツ記憶部75から取得し、ゲートウェイ装置4へ配信する。
図7Bに示すように、対処情報74bは、「レベル」「事象」「条件」「対処」「コンテンツID」を対応付けて管理する。「レベル」は、各「事象」の緊急度を示す数値である。「レベル」の数値が大きいほど、「事象」緊急度が高い。「事象」は、各ネットワークシステム1において発生したインシデントの内容を示す。「条件」は、「事象」が発生したと判定される際に充たされるべき所定の条件である。「対処」は、「事象」が発生した場合に、管理サーバ7が取るべき対処内容を示す。「コンテンツID」は、「事象」が発生した場合に、管理サーバ7が取るべき「対処」が“コンテンツの配信”を含む場合に、コンテンツ記憶部75から対応するコンテンツを取得するためのコンテンツのIDを示す。
なお、図7Bに示す「コンテンツID」は、図8のコンテンツデータテーブル75aに示す「コンテンツID」に該当する。管理サーバ7は、図7Bに示す「コンテンツID」が選択された場合に、この「コンテンツID」に該当する、図8のコンテンツデータテーブル75aに示す「コンテンツID」に対応する「コンテンツデータ」を取得し、ユーザ端末55に出力させる。
なお、実施形態1でいう「コンテンツ」は、「事象」が発生した場合に、管理サーバ7が制御装置3へ指示する制御指示及び管理サーバ7がユーザ端末5に出力される画像、音声、情報提供のためのWebページ若しくはWebページのURL(Uniform Resource Locator)、電子メール等を含む報知コンテンツを包含する。
図7Bに示す例では、例えば、「レベル」“6”の「事象」“ネットワークシステム故障”は、「条件」が“システム無応答”であり、「対処」が“システム停止報知コンテンツ通知及びシステム停止制御”である。この場合、管理サーバ7は、ネットワークシステム1の制御装置3又はゲートウェイ装置4に対して死活監視を行った結果、応答がない場合、「コンテンツID」に対応するコンテンツをコンテンツ記憶部75から取得してユーザ端末5から出力させるとともに、その後、制御装置3又はゲートウェイ装置4に対して、ネットワークシステム1全体の停止を指示する。制御装置3又はゲートウェイ装置4は、管理サーバ7からネットワークシステム1全体の停止を指示されると、ネットワークシステム1全体の稼働を停止させる。
また、図7Bに示す例では、例えば、「レベル」“5”の「事象」“照明装置故障”は、「条件」が“照明装置故障検知又はリコール”であり、「対処」が“照明装置停止報知コンテンツ通知及び照明装置停止制御”である。この場合、管理サーバ7は、照明装置2から故障検知の通知を受信する、若しくは、管理サーバ7へ該当照明装置2のリコール情報が入力されると、「コンテンツID」に対応するコンテンツをコンテンツ記憶部75から取得してユーザ端末5から出力させるとともに、その後、制御装置3に対して、該当照明装置2の動作の停止を指示する。制御装置3は、管理サーバ7から照明装置2の停止を指示されると、該当照明装置2の稼働を停止させる。
また、図7Bに示す例では、例えば、「レベル」“4”の「事象」“異常”は、「条件」が“ネットワークシステム又は照明装置の異常検知”であり、「対処」が“ネットワークシステム又は照明装置の異常報知のコンテンツ通知”である。この場合、管理サーバ7は、ネットワークシステム1又は照明装置2から異常検知の通知を受信すると、「コンテンツID」に対応するコンテンツをコンテンツ記憶部75から取得してユーザ端末5から出力させる。
また、図7Bに示す例では、例えば、「レベル」“3”の「事象」“照明装置寿命”は、「条件」が“A≦稼働スコア(“A”は所定閾値)”であり、「対処」が“交換報知コンテンツ通知”である。この場合、管理サーバ7は、“A≦稼働スコア”の「条件」が満たされると、「コンテンツID」に対応するコンテンツをコンテンツ記憶部75から取得してユーザ端末5から出力させる。
また、図7Bに示す例では、例えば、「レベル」“2”の「事象」“交換推奨”は、「条件」が“B≦稼働スコア<A(“A”“B”は所定閾値)”であり、「対処」が“交換推奨コンテンツ通知”である。この場合、管理サーバ7は、“B≦稼働スコア<A”の「条件」が満たされると、「コンテンツID」に対応するコンテンツをコンテンツ記憶部75から取得してユーザ端末5から出力させる。
また、図7Bに示す例では、例えば、「レベル」“1”の「事象」“省エネ推奨”は、「条件」が“C≦累積点灯時間(“C”は所定閾値)”であり、「対処」が“省エネ報知コンテンツ通知”である。この場合、管理サーバ7は、“C≦累積点灯時間”の「条件」が満たされると、「コンテンツID」に対応するコンテンツをコンテンツ記憶部75から取得してユーザ端末5から出力させる。“省エネ報知コンテンツ”は、各照明装置2の累計点灯時間又は1つのネットワークシステム1内の照明装置2の累計点灯時間の合計値が、所定閾値を超える場合に、照明装置2による電力消費量が多いとして、ユーザへ、省エネルギーを推奨するコンテンツである。
また、図7Bに示す例では、例えば、「レベル」“1”の「事象」“ファームウェアアップデート”は、「条件」が“ファームウェアアップデート発生”であり、「対処」が“ファームウェアアップデート報知コンテンツ通知及びアップデートデータ送信”である。この場合、管理サーバ7は、“ファームウェアアップデート発生”の「条件」が満たされると、「コンテンツID」に対応するコンテンツをコンテンツ記憶部75から取得してユーザ端末5から出力させるとともに、ファームウェアのアップデートデータを該当照明装置2へ送信する。照明装置2は、ファームウェアのアップデートデータを受信すると、自装置のファームウェアを、受信したアップデートデータで更新する。
なお、実施形態1では、「レベル」は、管理サーバ7が「事象」に対して「対処」を行う際の直接の判断要因とはしていない。しかし、これに限らず、管理サーバ7は、通知される照明装置2ごとの「事象」の「レベル」を累計し、累計値が所定値以上である場合に、対応する措置を取るようにしてもよい。例えば、「レベル」の累計値が“5”以上である場合に、所定の報知を行うとしてもよい。この場合、例えば、「レベル」“1”の「事象」“省エネ推奨”の1回の発生のみでは報知対象とはならないが、「レベル」“1”の「事象」“省エネ推奨”が3回発生し、「レベル」“2”の「交換推奨」が1回発生した場合に、「レベル」の累計値が“5”となるので、合わせて報知するようにしてもよい。なお、「レベル」の累計値が“5”以上である場合に、所定の報知を行うとする場合には、「事象」“ネットワークシステム故障”及び“照明装置故障”は、1回の発生で、直ちに報知対象となる。
(実施形態1に係る機器制御システムにおける機器制御処理)
図9は、実施形態1に係る機器制御システムにおける機器制御処理の一例を示すフローチャートである。先ず、管理サーバ7は、制御装置3に対して状態監視を行う(ステップS71)。また、制御装置3は、照明装置2に対して状態監視を行い、管理サーバ7へ監視結果を報告する(ステップS31)。
管理サーバ7は、ステップS71及びステップS31による状態監視の結果を、稼働履歴として、稼働情報蓄積部73へ蓄積する(ステップS72)。次に、管理サーバ7は、稼働情報に基づき、レベル判定を行う(ステップS73)。次に、管理サーバ7は、ステップS73のレベル判定の結果に応じて、レベル及び事象に応じたコンテンツの報知を、ユーザ端末5及び/又は制御装置3に対して行う(ステップS74)。なお、ステップS74の報知は、コンテンツが制御装置3への照明装置2に対する制御指示を含む場合は、ユーザ端末5及び制御装置3に対してコンテンツの報知を行い、コンテンツが制御装置3への照明装置2に対する制御指示を含まない場合は、ユーザ端末5のみに対してコンテンツの報知を行う。
ユーザ端末5は、ステップS74で報知されたコンテンツを出力する。そして、ユーザ端末5は、出力したコンテンツがユーザ入力を要求するものである場合に、ユーザにより入力された応答を、管理サーバ7へ送信する(ステップS51)。管理サーバ7は、ステップS51でユーザ端末5から受信した応答に応じて、「事象」に応じた制御を制御装置3に対して指示する(ステップS75)。制御装置3は、管理サーバ7から「事象」に応じた制御指示を受信すると、制御指示に応じて照明装置2を制御する(ステップS32)。
(実施形態1に係るユーザ端末において出力される報知画像)
図10A〜図10Gは、実施形態1に係るユーザ端末において出力される報知画像(通知コンテンツ)の一例を示す図である。例えば、図10Aに示す報知画像5a−1は、図7Bに示す「事象」“ネットワークシステム故障”の発生時に、ユーザ端末5から出力される報知画像である。管理サーバ7は、ユーザ端末5にこの報知画像を表示させた後、制御装置3又はゲートウェイ装置4に対して、ネットワークシステム1の停止制御を指示する。
また、例えば、図10Bに示す報知画像5a−2は、図7Bに示す「事象」“照明装置故障”の発生時に、ユーザ端末5から出力される報知画像である。管理サーバ7は、ユーザ端末5にこの報知画像を表示させた後、制御装置3に対して、該当照明装置2の停止制御を指示する。
また、例えば、図10Cに示す報知画像5a−3は、図7Bに示す「事象」“異常”の発生時に、ユーザ端末5から出力される報知画像である。管理サーバ7は、ユーザ端末5にこの報知画像を表示させた後、制御装置3に対して該当照明装置2の停止制御を指示する、又は、制御装置3若しくはゲートウェイ装置4に対して該当ネットワークシステム1の停止制御を指示する。
また、例えば、図10Dに示す報知画像5a−4は、図7Bに示す「事象」“照明装置寿命”の発生時に、ユーザ端末5から出力される報知画像である。管理サーバ7は、ユーザ端末5にこの報知画像を表示させた後、適切な連絡先へ該当照明装置2の交換を要請する連絡を行う。
また、例えば、図10Eに示す報知画像5a−5は、図7Bに示す「事象」“交換推奨”の発生時に、ユーザ端末5から出力される報知画像である。なお、報知画像5a−5は、ボタンy1及びボタンn1を含む。なお、ユーザにより、“はい(サービスセンタへ連絡)”のボタンy1が押下されると、ユーザ端末5から管理サーバ7へ、ユーザによる該当照明装置2の交換要請が通知される。管理サーバ7は、この交換要請に応じて、適切な連絡先へ該当照明装置2の交換を要請する連絡を行う。一方、ユーザにより、“いいえ”のボタンn1が押下されると、ユーザ端末5から管理サーバ7へ、該当照明装置2の交換不要が通知される。管理サーバ7は、この交換不要の通知に応じて、対処は行わない。図5に示す報知により、ユーザは、照明装置2を継続して使用するか否かを選択することができる。
また、例えば、図10Fに示す報知画像5a−6は、図7Bに示す「事象」“省エネ推奨”の発生時に、ユーザ端末5から出力される報知画像である。
また、例えば、図10Gに示す報知画像5a−7は、図7Bに示す「事象」“ファームウェアアップデート”の発生時に、ユーザ端末5から出力される報知画像である。なお、報知画像5a−7は、ボタンy2及びボタンn2を含む。なお、ユーザにより、“はい(ダウンロード)”のボタンy2が押下されると、ユーザ端末5から管理サーバ7へ、ユーザによる該当照明装置2のファーウェアアップデートデータの送信要請が通知される。管理サーバ7は、この送信要請に応じて、該当照明装置2のファームウェアのアップデートデータを該当照明装置2へ送信する。一方、ユーザにより、“いいえ”のボタンn2が押下されると、ユーザ端末5から管理サーバ7へ、該当照明装置2のファームウェアアップデート不要が通知される。管理サーバ7は、このファームウェアアップデート不要の通知に応じて、対処は行わない。
(実施形態1の変形実施形態)
実施形態1は、照明装置2が、自装置の稼働情報26bを管理記憶し、稼働情報26bを、定期的に、若しくは、緊急度が高い異常検知であればその都度、稼働情報26bに記憶される情報を、管理サーバ7へ送信するとする。しかし、これに限らず、照明装置2が、自装置の稼働情報26bを管理記憶せず、稼働情報を生成する都度、管理サーバ7へ送信するとしてもよい。これにより、照明装置2は、自装置が記憶する情報量を削減できる。
(実施形態1の効果)
実施形態1は、クラウドを利用した機器制御システムにおいて、故障若しくは故障予見に関して、ユーザに対するリスクをレベル分けして管理し、各レベルにコンテンツを対応付け、各機器やシステムの状態検知データを蓄積し、各レベルの制御情報の基準に達したら、使用者に対してコンテンツの提供を行う。また、実施形態1は、各機器の状態検知データを蓄積し、機器ごとの蓄積データが機器種類で決定される寿命の基準に達したら、ユーザに対して警告を行い、使用者が機器を使用するかしないかどうかを選択することを可能とする。これにより、実施形態1は、システム内の機器に異常が発生した際に、スムーズに対応できる。
[実施形態2]
実施形態1は、機器制御システム10における管理サーバ7が管理する対処情報74bにおいて、「レベル」「事象」「条件」に「対処」及び「コンテンツID」を対応付け、「条件」に合致する「事象」が発生した場合に、管理サーバ7が、「対処」に規定される対処及び「コンテンツID」に規定されるコンテンツの通知を行うとした。これに対し、実施形態2では、機器制御システム10−1(図1参照)における管理サーバ7−1(図1、図5参照)が管理する対処情報74b−1(図11参照)において、「レベル」「事象」「条件」に「連絡先」を対応付け、「条件」に合致する「事象」が発生した場合に、管理サーバ7−1(図1、図5参照)が、「連絡先」に規定される連絡先に通報する点が異なる。
(実施形態2に係る管理サーバが記憶する対処情報)
図11は、実施形態2に係る管理サーバが記憶する対処情報の一例を示す図である。実施形態2に係る管理サーバ7−1が記憶する対処情報74b−1は、「レベル」「事象」「条件」「連絡先」を対応付けて管理する。「連絡先」は、「条件」に合致する「事象」が発生した場合に、管理サーバ7−1が通報する連絡先及びその電話番号、電子メールアドレス若しくは通報出力先機器のネットワークアドレス等である。
管理サーバ7の照明装置制御部71aは、判定部71bから通知された情報に基づき、対処情報74b−1を参照し、該当する「条件」に合致するエントリがある場合、当該「条件」に対応する「連絡先」へ、当該「事象」を通報する。
図11に示す例では、例えば、「レベル」“6”の「事象」“ネットワークシステム故障”は、「条件」が“D≦システム無応答回数(“D”は所定閾値)”であり、「連絡先」が“システム管理会社”である。この場合、管理サーバ7は、ネットワークシステム1の制御装置3又はゲートウェイ装置4に対して死活監視を行った結果、一定回数応答がない場合、「連絡先」“システム管理会社”へ、当該「事象」を通知する。システム管理会社は、この通知により、ネットワークシステム1の故障を認識できる。
また、図11に示す例では、例えば、「レベル」“5”の「事象」“照明装置故障”は、「条件」が“照明装置故障検知又はE≦照明装置無応答回数(“E”は所定閾値)”であり、「連絡先」が“ビル管理会社”である。この場合、管理サーバ7は、ネットワークシステム1の制御装置3を介して照明装置2に対して死活監視を行った結果、一定回数応答がない場合、「連絡先」“ビル管理会社”へ、当該「事象」を通知する。ビル管理会社は、この通知により、照明装置2の故障を認識できる。
また、図11に示す例では、例えば、「レベル」“4”の「事象」“異常”は、「条件」が“ネットワークシステム又は照明装置の異常検知”であり、「連絡先」が“ビル管理会社”である。この場合、管理サーバ7は、「連絡先」“ビル管理会社”へ、当該「事象」を通知する。ビル管理会社は、この通知により、ネットワークシステム1又は照明装置2の異常を認識できる。
また、図11に示す例では、例えば、「レベル」“3”の「事象」“照明装置寿命”は、「条件」が“A≦稼働スコア(“A”は所定閾値)”であり、「連絡先」が“ビル管理会社”である。この場合、管理サーバ7は、「連絡先」“ビル管理会社”へ、当該「事象」を通知する。ビル管理会社は、この通知により、照明装置2の交換の必要性を認識できる。
また、図11に示す例では、例えば、「レベル」“2”の「事象」“交換推奨”は、「条件」が“B≦稼働スコア<A(“A”“B”は所定閾値)”であり、「連絡先」が“ユーザ”である。この場合、管理サーバ7は、「連絡先」“ユーザ”へ、当該「事象」を通知する。ユーザは、この通知により、照明装置2の交換を要する時期が近いことを認識できる。
また、図11に示す例では、例えば、「レベル」“1”の「事象」“省エネ推奨”は、「条件」が“C≦累積点灯時間(“C”は所定閾値)”であり、「連絡先」が“ユーザ”である。この場合、管理サーバ7は、「連絡先」“ユーザ”へ、当該「事象」を通知する。ユーザは、この通知により、照明装置2をこまめに消灯する省エネルギーを意識できる。
また、図11に示す例では、例えば、「レベル」“1”の「事象」“ファームウェアアップデート”は、「条件」が“ファームウェアアップデート発生”であり、「連絡先」が“ユーザ”である。この場合、管理サーバ7は、「連絡先」“ユーザ”へ、当該「事象」を通知する。ユーザは、この通知により、照明装置2のファームウェアアップデートを認識できる。
(実施形態2に係る機器制御システムにおける機器制御処理)
図12は、実施形態2に係る機器制御システムにおける機器制御処理の一例を示すフローチャートである。図12に示す実施形態2に係る機器制御システムにおける機器制御処理は、図9に示す実施形態1に係る機器制御システムにおける機器制御処理と比べ、ステップS51及びステップS74に代えてステップS51−1及びステップS74−1をそれぞれ実行し、ステップS75を実行しない点が異なる。
管理サーバ7−1は、ステップS73のレベル判定(照明装置2の動作状況、又は、蓄積した稼働情報を判定)した結果に応じて、レベル及び事象に応じた「連絡先」へ、発生した「事象」を通知する(ステップS74−1)。この際、「連絡先」が“ユーザ”である場合には、管理サーバ7−1は、ユーザ端末5へ、発生した「事象」を通知する。そして、ユーザ端末5は、受け付けたユーザ操作により照明装置2及び/又は制御装置3を制御可能な場合には、受け付けたユーザ操作により、照明装置2及び/又は制御装置3を制御する(ステップS51−1)。制御装置3は、管理サーバ7から「事象」に応じた制御指示を受信すると、制御指示に応じて照明装置2を制御する(ステップS32)。
なお、実施形態2でも、実施形態1と同様に、通知される照明装置2ごとの「事象」の「レベル」を累計し、累計値が所定値以上である場合に、対応する「連絡先」へ通知するとしてもよい。また、照明装置2ごとの「事象」の「レベル」を累計値が所定値以上である場合に、対応する「連絡先」へ通知する際、累計値(「事象」の発生件数)を合わせて通知するとしてもよい。
(実施形態2の効果)
実施形態2は、クラウドを利用した機器制御システムにおいて、故障若しくは故障予見に関して、ユーザに対するリスクをレベル分けして管理し、各レベルに応じた連絡先を対応付け、各機器やシステムの状態検知データを蓄積し、各レベルの制御情報の基準に達したら、連絡先に対して通知を行う。これにより、実施形態2は、システム内の機器に異常が発生した際に、スムーズに対応できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 ネットワークシステム
2 照明装置
3 制御装置
4 ゲートウェイ装置
5 ユーザ端末
5a 報知画像
6 公衆網
7、7−1 管理サーバ
10、10−1 機器制御システム
21 通信部
22 制御部
23 光源部
24 操作受付部
25 電源部
26 記憶部
26a 製造情報
26b 稼働情報
26c ファームウェア
31 制御部
31a 照明装置制御部
31b 監視部
32 通信部
71 制御部
71a 照明装置制御部
71b 判定部
71c コンテンツ配信制御部
72 通信部
73 稼働情報蓄積部
73a 稼働情報
74 判定基準記憶部
74a 判定基準
74b 対処情報
75 コンテンツ記憶部
y1、y2、n1、n2 ボタン

Claims (4)

  1. ネットワーク接続可能な機器と;
    前記機器の動作を制御するとともに、前記機器の動作状況を所定のネットワークを介してサーバ装置へ送信する制御部と;
    前記所定のネットワークを介して受信した前記機器の動作状況を蓄積し、蓄積した動作状況から前記機器の状態を判定し、判定した結果に応じて、前記機器ごとのコンテンツを前記所定のネットワークを介して送信する前記サーバ装置と;
    前記サーバ装置から前記所定のネットワークを介して送信されたコンテンツを出力する出力装置としてユーザに利用されるユーザ端末と;
    を具備し、
    前記機器ごとのコンテンツは、前記機器ごとの連絡先情報を含み、
    前記サーバ装置は、受信した前記機器の動作状況、又は、蓄積した前記動作状況を判定した結果に応じて、前記出力装置に前記機器ごとの連絡先へ通知するか否かを通知し、前記出力装置により出力された前記コンテンツに応じてユーザが決定した制御に応じて前記機器ごとの連絡先へ通知する
    機器制御システム。
  2. さらに、
    前記機器ごとのコンテンツは、前記機器ごとの制御指示及び/又は前記機器ごとの報知コンテンツを含み、
    前記制御部は、前記サーバ装置から前記機器ごとの制御指示を受信すると、受信した制御指示に従って前記機器を制御し、
    前記出力装置は、前記サーバ装置から前記機器ごとの報知コンテンツを受信すると、受信した報知コンテンツを出力する
    請求項1に記載の機器制御システム。
  3. さらに、
    前記制御部は、前記出力装置により出力された報知コンテンツに応じてユーザが決定した制御に応じて前記機器を制御する
    請求項2に記載の機器制御システム。
  4. さらに、
    前記サーバ装置は、前記動作状況を重要度でレベル分けして蓄積し、蓄積した動作状況から前記機器の状態を判定する際に、蓄積した動作状況のレベルの合計値が所定閾値を超えた場合に、前記機器ごとのコンテンツを送信する
    請求項1、2又は3に記載の機器制御システム。
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